JPH0425859A - 地肌濃度制御複写装置 - Google Patents

地肌濃度制御複写装置

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JPH0425859A
JPH0425859A JP2131085A JP13108590A JPH0425859A JP H0425859 A JPH0425859 A JP H0425859A JP 2131085 A JP2131085 A JP 2131085A JP 13108590 A JP13108590 A JP 13108590A JP H0425859 A JPH0425859 A JP H0425859A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式の複写装置に関し、特に、原稿
地肌濃度を検出してこれに対応して現像バイアス電圧を
制御して、コピー上の原稿地肌部トナー濃度を抑制する
。地肌濃度制御に関する。
〔従来の技術〕
コピー画像上の地肌部のトナーはいわゆる地肌汚れと呼
ばれ1M稿の地色(原稿紙の色や変色あるいは全面的な
汚れ)が暗いと地肌汚れが大きく現われる。これを抑制
するために、従来は1M稿の地肌濃度を光センサで検出
しこれに対応して現像バイアス電圧を制御している(例
えば特開昭5・1−36725号公報および特開昭63
−100474号公報)。
〔発明が解決しようとする。II!題〕しかしながら、
原稿の地肌ばかりでなく、例えば、感光体又は露光ラン
プの劣化など複写機能要素の特性変化によっても地肌汚
れが生ずる。この感光体又は露光ランプの劣化による地
肌汚れは、標準反射濃度面(白色面)の反射光で感光体
を露光し、それによって生じた静電潜像を現像しそして
感光体上のその部位の現像濃度を光センサで検出して、
この検出値が基準値(感光体面地汚れなしの値)になる
ように露光ランプの電圧を調整することにより防止又は
抑制される。
ところが、この露光ランプの電圧調整を行なうと、原稿
の地肌濃度を検出する前述の光センサの受光レベルが変
化し、同一地肌濃度でも検出信号レベルがシフトし、こ
れにより前述の現像バイアス制御による地肌濃度制御が
乱れ、露光ランプの電圧調整を原因として現像バイアス
制御を行なっているにもかかわらず地肌汚れが現われる
ようになる。
本発明は、原稿の地色に原因するコピー上の地肌汚れな
らびに感光体や露光ランプの劣化などに原因する地肌汚
れを同時に抑制することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の地肌濃度制御複写装置は、感光体(2)。
感光体(2)を−様に荷電する手段(3)、原稿を照明
する照明光源(31)、原稿の反射光で感光体(2)を
露光し感光体(2)に原稿画像対応の静電潜像を形成す
る光学手段(30)、該静電潜像をトナーで現像する現
像手段(5)、照明光源(31)で照明された原稿の地
肌濃度を検出しこれを示す濃度信号を発生する第1検出
手段(220,225)、および、該濃度信号に応じて
現像手段(5)の現像バイアス電圧を制御する第1制御
手段(100)、を含む画像形成装置;感光体(2)上
のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段(6,23
0) ;原稿領域外の第1および第2基準濃度面(16
aおよび16b) ;前記画像形成装置で、第1基準濃
度面(16a)のトナー画像を感光体(2)に形成し、
このトナー画像の、第2検出手段(6,230)による
検出濃度を基準範囲内とするように照明光源(3工)の
印加電圧(V L )を補正する第2制御手段(+00
) ;および、第2制御手段(100)が照明光源(3
1)の印加電圧(v L )を補正したとき、照明光源
(31)で照明した第2基準濃度面(16b)の反射光
を第1検出手段(220,225)で検出しその濃度信
号(νo01)が示すレベルが基準値(2,0)となる
ように、第1検出手段(220,225)の、受光レベ
ルに対する濃度信号レベルの関係を、補正する第3制御
手段(100) ;を備える。
なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述する実施例の
対応要素又は対応事項を示す。
〔作用〕
第2制御手段(+00)が画像形成装置で、第1基準濃
度面(16a)のトナー画像を感光体(2)に形成し。
このトナー画像の、第2検出手段(6,230)による
検出濃度を基準範囲内とするように照明光源(31)の
印加電圧(V L )を補正するので、前述の、感光体
又は露光ランプの劣化など複写機能要素の特性変化によ
る地肌汚れが防止又は抑制される。
照明光源(31)の印加電圧(V L )の補正により
、原稿が同一地肌濃度でも第1検出手段(220,22
5)の濃度信号(Vooi)レベルがシフトするが、こ
のとき第3制御手段(100)が、照明光源(31)で
照明した第2基準濃度面(16b)の反射光を第1検出
手段(220,225)で検出しその濃度信号(VOo
+)が示すレベルが基準値(2,0)となるように、第
1検出手段(220,225)の、受光レベルに対する
濃度信号しベルの関係を補正するので、照明光源(31
)の発光光量の変化にかかわらず、第1検出手段(22
0゜225)の濃度信号(VOOl)が示すレベルが基
準値(2,0)となり、第1制御手段(100)による
該濃度信号に応じた現像手段(5)の現像バイアス電圧
制御は、原稿地肌の汚れ等にもかかわらずコピー上では
地肌汚れを現わさないものとなる。
以上の結果、感光体や露光ランプの劣化や汚れによるコ
ピー上での地肌汚れが防止又は抑制されると同時に、原
稿地肌の色や汚れによるコピー上での地肌汚れが防止又
は抑制される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に、本発明の一実施例の機構構成の概略を示す。
この複写装置は、複写機本体と、ADF (自動原稿給
徘装置)60.ソータ70.自動両面処理ユニツ)−8
0,If[ユニツ)−170,180等のオプションユ
ニット群で構成されている。
記録シートを供給する給紙系は5段になっている。即ち
、第1給紙系及び第2給紙系は複写装置本体に備わって
おり、第3給紙系である第2給紙ユニット及び第4給紙
系と第5給紙系を含む第3給紙ユニットが複写装置本体
に接続されている。
21.22.23及び24はそれぞれ第1給紙系、第2
給紙系、第3給紙系及び第4給紙系に設けられたカセッ
トであり、25が第5給紙系のトレイである。
複写装置本体の最上部に、原稿を載置するコンタクトガ
ラス1が備わっている。コンタクトガラス1の下方には
光学走査系30が備わっている。
光学走査系30は、露光ランプ319反射板13、第1
ミラー32.第2ミラー33.第3ミラー34.レンズ
35.第4ミラー36.スリット37等で構成されてい
る。
原稿の読取走査を行う場合には、露光ランプ31 、 
反射板13.第1ミラー32を搭載した第1キヤリツジ
と第2ミラー33及び第3ミラー34を搭載した第2キ
ヤリツジとが、2:lの相対速度比で機械的に走査駆動
され、光路長が一定に保たれる。第1.第2キヤリツジ
の移動方向、すなわち副走査方向は第1図の左右方向で
あり、副走査開始位置は左端である。副走査開始位置で
は、図示しないホームポジションセンサが第2キヤリツ
ジを検知してオンとなる。
レンズ35はズームレンズであり、モータにより駆動さ
れてコピー倍率を変えることができる。
露光ランプ31から出た光は、原稿表面で反射し4第1
ミラー32.第2ミラー33.第3ミラー34、レンズ
35.第4ミラー36及びスリット37を介して、感光
体ドラム2上に結像される。
感光体ドラム2の周囲には、メインチャージャ3、イレ
ーザ4.現像カートリッジ59反射型フォトセンサ(以
下Pセンサという)6.転写チャージャ7、分離チャー
ジャ8.ダニ−リングユニット9等が配置されている。
コピープロセスを簡単に説明する。
感光体ドラム2は図に矢印で示す方向に回転し、その表
面は、メインチャージャ3の直下を通過するときその放
電によって所定の高電位に一様に帯電され、イレーザ4
の直下を通過するときコピー作成に利用されない部分の
電荷が消去される。感光体ドラム2の帯電した面に、原
稿からの反射光(潜像形成光)が照射されると、照射さ
れる光の強度に応じて、その部分の電位が変化(露光除
電)する。
光学走査系30は、感光体ドラム2の周面速度に同期し
て原稿面を順次走査するので、感光体ドラム2の表面に
は、原稿像の濃度(光反射率)分布に応じた電位分布、
即ち静電潜像が形成される。
静電潜像が形成された部分が現像カートリッジ5の近傍
を通ると、電位分布に応じて現像カートリ・フジ5内の
トナーが感光体2の表面に静電吸着されて静電潜像に応
じた可視像が感光体ドラム2上に形成される(現像)。
一方、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系
のいずれか選択されたものから記録シトが供給される。
この記録シートは、レジストローラ27を介して、所定
のタイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように送
り込まれて、転写チャージャ7により感光体ドラム2上
の可視像(トナー像)が転写され、更に分離チャージャ
8によって、可視像が転写された記録シートが感光体ド
ラム2から分離される。分離された記録シートは、搬送
ベルト11により定着器12まで搬送される。定着器1
2を通ると、記録シート上のトナー像は、定着器I2内
の熱によって記録シート上に定着される。定着を終えた
記録シートは、所定の排紙経路を通って、ソータ70ま
たは自動両面ユニット80に排出される。
なお、第1キヤリツジには受光端14があり、この受光
端14に露光ランプ31からスリット13aを通して放
射され原稿から反射した光が到来する。この光は光ファ
イバ15によって受光素子225(第2図)に導びかれ
る。原稿のコピーのときには、原稿画像の感光体への露
光に先行して受光素子が原稿の濃度を検出する。この濃
度検出信号に基づいて原稿の地肌濃度が検出されこれに
基づいて地肌濃度に対して現像バイアス電圧VBが補正
される(自動地肌濃度調整:ADS)。自動地肌濃度調
整(A D S )は、例えば等倍時では原稿濃度セン
サ14で原稿の先端より12mmから検出を開始し、キ
ャリッジの移動により距離50nonまでの範囲を検出
しこの中で一番多く検出された光量(原稿の一番きれい
な地肌部)に基づいた電圧Voo(ADSデータ値)で
第5b図に示すように現像バイアス電圧VBを補正し、
地肌部のきれいなコピーを得るものである(このとき、
露光ランプ電圧VLは固定されている)。例えば原稿反
射濃度が0.2であれば現像バイアス電圧V8は380
■とされる。
また、コンタクトガラス1の先方には第1基市白色板1
6a (反射濃度=0.2)および第2基準白色板16
b(反射濃度=0.2)が配置されている。第1基準白
色板1.6 aと第2基準白色板1、6 bの反射濃度
を本実施例では等しくしているが、特にこれに限ること
なく異なる反射濃度の基準白色板を使用してもよい。第
1基準白色板16aは後述する露光ランプ31の電圧補
正時に使用され、第2基準白色板16bは後述する原稿
濃度センサの信号レベル校正(ADS基準データ値V 
o 01設定)のために使用される。
第2図に、第1図に示す複写装置の電気回路構成の概略
を示す。主制御ボード100には、CPU1.10.R
AM]、20および時計130が備わっCいる。RAM
 120および時計130はバッテリで常時バックアッ
プされており、複写機電源がオフの間も1時計130は
計時を継続し、RAM120はメモリデータを保持する
主制御ボード100に、露光ランプ用電圧制御装置21
0.AGC回路220.A/Dコンバータ230.現像
バイアス電源240.スキャナ駆動制御装置250.そ
の他各人力260および各出ツノ270が装着されてい
る。
露光ランプ用電圧制御装置210は、露光ランプ31の
印加電圧VL(露光ランプ電圧)を、主制御ボート10
0より指定された値に定める。
AGC回路220は、原稿濃度センサ14の検出信号を
増幅する回路であるが、ゲイン側盤回路を内蔵し、増幅
ゲインが可調整である。後述するように、原稿濃度セン
サ(受光素子225+ A G C回路220)の濃度
検出信号レベルの校正のときには、キャリッジが第4b
図に示すように、受光端14が第2基準白色板1.6 
bの反射光を受ける位置に駆動され、これにより受光素
子225が第2基準白色板16bの反射光レベル対応の
レベルの電気信号を発生し、このときのAGC回路22
0の出力信号レベルVo01が基準電圧(ADS基準デ
ータ値)2.OVになるようにAGC回路220のゲイ
ンが設定される。なお、fM稿のコピーを得る画像走査
のときには、AGC回路220のゲインは設定された値
に固定である。
Pセンサ6は、感光体ドラム2上のトナー濃度を検出し
、A/Dコンバータ230は、Pセンサ6の出力電圧V
spをデジタル信号(感光体トラム2上の1−ナー濃度
データ)に変換する。
現像バイアス電源240は、現像バイアス電圧v8を主
制御ボード100が指示したものに定める。
スキャナ駆動制御装置250は、第1.第2キヤリツジ
の駆動を制御する。
第3a図および第3b図に、第2図に示した主制御ボー
ド100のCPUI 10の制御動作の概略を示す。
CPU110は、電源が投入される(ステップ1:以下
、カッコ内ではステップという語を省略する)と、初期
化を実行して内部レジスタ、フラグ等をクリアする(2
)。CPUll0は次に。
バッテリによりバックアップされた時計130の計時デ
ータを読んで、電源が前回オフされてから2時間以上経
過したか否かをチエツクする(3)。
この理由は、感光体2の感度特性が休止時間に依存し2
時間以上の休止時間で安定すること、および後述する感
光体2の感度補正のための露光ランプ電圧VLの補正は
本来1日の間で何回も実施すべきものではなく毎日1回
でも充分であり電源投入後に実施するのが効率がよいた
めである。
ステップ3で、複写機の電源オフ時間が2時間以上であ
ると、バッテリによりバックアップされたRAM120
に書込まれた露光ランプ電圧VLを呼出しく4)、その
データに基づいて露光ランプ用電圧制御装置210を駆
動して露光ランプ31を点灯させる(5)。
次に第4a図に示すように、感光体トラム2に投影する
光が第1基準画像パターン16aの反射光となる位置に
キャリッジを駆動する。そして第1基準画像パターン1
.6 aを光学走査系30を介して感光体ドラム2に投
影してその静電潜像を形成し、原稿コピーのときと同様
の「作像処理」(7)を行う。「作像処理」 (7)を
実行し第1基準画像パターンi 6 aの静電潜像を現
像すると。
その濃度をPセンサ6にて読込む(8)。
ここで、Pセンサ6によって読込れたデータV s p
と感光体表面電位Vsと露光ランプ電圧VLとの関係は
第5a図に示す特性を有し、例えば初期状態(複写機に
新規に装着したとき)の感光体ドラム2において概略露
光ランプ電圧VL=60Vの時、表面電位V s = 
200V 、 V s p = 2.OVとなる(第1
基準白色板16aの反射濃度=0.2の時)が、感光体
ドラム2の感度、又は露光ランプ31の光量は経時的に
劣化するので、経時的には表面電位Vsが上昇し、いわ
ゆる地肌汚れが現われるコピーとなる。
この地肌汚れを自動的に防止するためにVspが所定の
範囲(1,9〜2.IV)に入るように露光ランプ電圧
■、を調整する。すなわち、Vspが1.9〜2.1V
の範囲にあるかをチエツクしく9)、該範囲にないとV
spが1.9vより小さいかをチエツクしく1.0)、
1.9Vより小さいと(通常経時的な劣化の場合は、1
.9vより小さくなる)、露光ランプ電圧VLをIV高
く更新しく11)、Vspがが2.】Vより大きいとき
は、VLを0.5V低く更新する(I2)。そして、露
光ランプ電圧VLが補正されたことを示すフラグFを1
にセット(フラグFは、初期化(2)においてクリアさ
れている)して(13) 、前述した「作像処理」 (
7)を実施し、V5ρを読込み1.9〜2.1vの範囲
にあるが再チエツクする(8.9)。そして、該範囲に
入らなれば、以後ステップ10→11 (又は12)→
13→7→8→9→1o・・・なるループをVspが1
.9〜2.1vの範囲に入るまで繰返す。
以上のようにして、Vspが所定範囲であると、又は、
所定範囲に入ると、次にフラグFが1にセットされてい
るかをチエツクする(14)。露光ランプ電圧VLが更
新されたときにはフラグFが1にセットされているので
(13) 、このときの露光ランプ電圧VLをRAMI
20にi込み(15)、これが終了するとランプ電圧肩
整のための1作像処理」を終了する(16) 。
なお、ステップ12における補正値を0.5V(ステッ
プ11のときの補正値IVの172)としたのは、例え
ばVspが1.9vより小さい場合にステップIIの補
正を続けたとき露光ランプ電圧VLをIVずつプラスし
ているのでVspが1.9〜2.1■の範囲に入らない
可能性があり、これを防止するためである。
このように露光ランプ電圧VLの調整により露光ランプ
電圧VLが変化すると、原稿濃度センサ(受光素子22
5 + AGC回路22o)の、受光レベルに対する濃
度検出信号レベルの関係が変化しているので、第5b図
に示す原稿反射濃度に応じた現像バイアス電圧VBの補
正が適正でなくなる。そこで受光レベルに対する濃度検
出信レベルの関係を校正する。
すなわち、まず第4b図に示すように第2基準白色板1
6bの反射光を受光端14(受光素子225)が検出す
る位置(ADS補正位置)にキャリッジを駆動する(1
7)。そして、受光素子225が検出しAGC回路22
5で増幅し、これをCPU1、10がデジタル変換して
読込んだ濃度検出デー夕Vo01が、基準値2.Ovで
あるかをチエツクしく18)、2.0V−許容値未満で
あるとAGC回路220のゲインを1ステップ高く更新
し、2.OV+許容値を越えると1ステップ低く更新し
、また受光素子225の検出信号をデジタル変換して読
込み、それVoolが2.0V士許容値の範囲に入って
いるかをチエツクする。このようにして、AGC回路2
20のゲインを、その出力Vo01が2.0■±許容値
の範囲に入る値に更新する。
つまり、露光ランプ電圧vLを変更すると、これにより
原稿濃度が同一であっても受光素子225の受光レベル
が変わって現像バイアス電圧制御が乱れるので、これを
補償するためにゲインを調整する。これにより露光ラン
プ電圧VLを調整しても、第5b図に示す現像バイアス
電圧特性が維持される。
次に、露光ランプ31をオフとしく20)、スキャナを
コピー準備位置(ホームポジション)に戻す(21)。
その後、コピー動作可能となるまで待機しく22)、コ
ピー動作可能となりコピースター1〜指示があると(2
3)、原稿に対して地肌のきれいなコピーが得られるよ
うに前述した自動地肌濃度調整(A、DS>を行う。す
なわち、原稿の反射光から得られるADSデータvO0
から現像バイアス電圧VBを第5b図の関係より設定し
、通常のコピー動作をコピー終了まで行う(24゜25
)。
また、ステップ3で、電源オフ時間が2時間未満のとき
、又は、2時間以上であっても露光ランプ電圧■、の変
更が無かったとき(14)には、AGC回路220のゲ
イン調整(]9)は行わない。
なお上記実施例では、ランプ電圧調整のためのキャリッ
ジ位W(第4a図)と、原稿濃度センサ(225,22
0)の検出信号レベル校正のためのキャリッジ位W(第
4b図)とが異っている。これはキャリッジの所要移動
領域を短くするためである。この領域をやや広げてもよ
い場合には、ランプ電圧調整のためのキャリッジ位置(
第4a図)において、受光端14が対向する位置に第2
基準白色板16bを配置するのが良い。この場合には、
ランプ電圧S整を終えるとキャリッジを(第4b図に示
す位置に)駆動することなく、即座に原稿濃度センサ(
225,220)の検出信号レベル校正を開始すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、第2制御手段(100)
が画像形成装置で、第1基準濃度面(+6a)のトナー
画像を感光体(2)に形成し、このトナー画像の、第2
検出手段(6,230)による検出濃度を基準範囲内と
するように照明光源(31)の印加電圧(V−を補正す
るので、前述の、感光体又は露光ランプの劣化など複写
機能要素の特性変化による地肌汚れが防止又は抑制され
る。
照明光源(31)の印加電圧(V L )の補正により
、原稿が同一地肌濃度でも第1検出手段(220,22
5)の濃度信号(VOot)レベルがシフトするが、こ
のとき第3制御手段(100)が、照明光源(31)で
照明した第2基準濃度面(+6b)の反射光を第1検出
手段(220,225)で検出しその濃度信号(VOD
I)が示すレベルが基準値(2,0)となるように、第
】検出手段(220,225)の、受光レベルに対する
濃度信号レベルの関係を補正するので、照明光源(31
)の発光光量の変化にかかわらず、第1検出手段(22
0゜225)の濃度信号(Vool)が示すレベルが基
準値(2,0)となり、第1制御手段(ioo)による
該濃度信号に応じた現像手段(5)の現像バイアス電圧
制御は、原稿地肌の汚れ等にもかかわらずコピー上では
地肌汚れを現わさないものとなる。
以上の結果、感光体や露光ランプの劣化や汚れによるコ
ピー上での地肌汚れが防止又は抑制されると同時に、原
稿地肌の色や汚れによるコピー北での地肌汚れが防止又
は抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は0本発明の一実施例の機構構成を示す横断面図
である。 第2図は、第1図に示す複写機の電気系統の構成概要を
示すブロック図である。 第3a図および第3b図は、第2図に示すマイクロコン
ピュータ110の制御動作を示すフローチャートである
。 第4a図は、マイクロコンピュータ110が露光ランプ
電圧を調整するときの、露光ランプ31を搭載したキャ
リッジの位置を示す拡大横断面図である。 第4b図は、マイクロコンピュータ110が原稿濃度セ
ンサ(225、220)の受光レベルに対する検出信号
レベルの関係を校正するときの、露光ランプ31を搭載
したキャリッジの位置を示す拡大横断面図である。 第5a図は、露光ランプ31印加電圧と、それによって
感光体ドラム2上に形成された第1基準白色板16aの
トナー像の濃度検出電圧Vspとの関係を示すグラフで
ある。 第5b図は、原稿地肌の反射濃度とこれに対応して現像
カートリッジ5に加える現像バイアス電圧との関係を示
すグラフである。 1:コンタクトガラス   2:感光体ドラム(感光体
)3:メインチャージャ(荷電する手段)4:イレーザ
       5:現像カートリッジ(現像手段)6:
Pセンサ(6,230:第2検出手段)7:転写チャー
ジャ    8:分離チャージャI2:定着器    
    I3:反射板13aニスリツト      1
・1:受光端15:光ファイバ     16a:第]
基準白色板(第1基準濃度面)16b:第2基準白色板
(第2基準濃度面)21〜24:給紙力セント   2
5:給紙トレイ27:17ジストローラ    30:
光学走査系(光学手段)3】:露光ランプ(照明光源)
  32,33,34 :ミラー35:レンズ    
    60:自動原稿給徘装置70:ソータ    
    80:自動両面処理装置100:主制御ボード
(第1制御手段、第2制御手段、第3制御手段)110
:CPU        120:RAM130:時計
        170,180 :給紙ユニット21
0:露光ランプ用電圧制御装置 220:AGC回路    225:受光素子(220
,225:第1検出手段)230 : A/Dコンバー
タ  240:現像バイアス電源250:スキャナ駆動
制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 感光体、感光体を一様に荷電する手段、原稿を照明する
    照明光源、原稿の反射光で感光体を露光し感光体に原稿
    画像対応の静電潜像を形成する光学手段、該静電潜像を
    トナーで現像する現像手段、照明光源で照明された原稿
    の地肌濃度を検出しこれを示す濃度信号を発生する第1
    検出手段、および、該濃度信号に応じて現像手段の現像
    バイアス電圧を制御する第1制御手段、を含む画像形成
    装置; 感光体上のトナー画像の濃度を検出する第2検出手段; 原稿領域外の第1および第2基準濃度面; 前記画像形成装置で、第1基準濃度面のトナー画像を前
    記感光体に形成し、このトナー画像の、第2検出手段に
    よる検出濃度を基準範囲内とするように前記照明光源の
    印加電圧を補正する第2制御手段;および、 第2制御手段が照明光源の印加電圧を補正したとき、前
    記照明光源で照明した第2基準濃度面の反射光を第1検
    出手段で検出しその濃度信号が示すレベルが基準値とな
    るように、第1検出手段の、受光レベルに対する濃度信
    号レベルの関係を、補正する第3制御手段; を備える、地肌濃度制御複写装置。
JP2131085A 1990-05-21 1990-05-21 地肌濃度制御複写装置 Expired - Fee Related JP2968311B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606464B2 (en) * 1999-12-28 2003-08-12 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image reading and image forming, with shading operation control for increased throughput

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