JPH04258330A - 帯材の加工機械への装入を制御する方法並びにそのための装置 - Google Patents

帯材の加工機械への装入を制御する方法並びにそのための装置

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JPH04258330A
JPH04258330A JP3264540A JP26454091A JPH04258330A JP H04258330 A JPH04258330 A JP H04258330A JP 3264540 A JP3264540 A JP 3264540A JP 26454091 A JP26454091 A JP 26454091A JP H04258330 A JPH04258330 A JP H04258330A
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JP
Japan
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strip
rolls
coil
pair
processing machine
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Withdrawn
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JP3264540A
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English (en)
Inventor
Ingomar J K Summerauer
インゴマール ヨット・カー・ズマラウアー
Thomas Hartwig
トーマス ハルトヴィッヒ
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Bruderer AG
Original Assignee
Bruderer AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/20Storage arrangements; Piling or unpiling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念に
記載の、水平に置いたコイルから帯材の先端を引き出し
ロールにより引き出し、帯材送りねじり区間にてねじり
ながら、引き込みローラに送り、ループを形成した後で
最後に加工機械に供給する、帯材の加工機械への装入を
制御する方法、及び請求項6の上位概念に記載の、コイ
ルキャリヤと該コイルキャリヤに後置した引き出しねじ
り装置を備え、これで帯材をコイルから引き出し、次に
その長軸を中心に90°のねじりを与える、本発明の方
法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法がFR−A−23401
49又はEP−A−0267357により公知である。 その第1の場合は溶接機械への装入、第2の場合は打抜
き機に関する。フランス特許の構成では、帯材を運転開
始時にコイルから手動で引き出し、同じく手動でねじり
区間に送り、ここには一対のガイドローラを旋回するた
めの手動レバーが設けてあった。次にもう一つの一対の
ガイドローラを通過した後に、1個のせん断機と溶接機
があり、これで次々に送られてくる帯材の端部がお互い
に溶接され、こうして加工機械への再度の装入を避ける
ことができた。この後に一対の駆動可能の引き込みロー
ルがあり、これで帯材を順々に自動的に先き送りするこ
とが可能であった。
【0003】これに対して前記欧州特許による構成は、
1個のカセットに収めたコイルに接続して引き出しねじ
り区間が設けてあり、その自動化の程度は前者よりも高
い。この引き出しねじり区間が、コイルカセットから突
き出た帯材の先端を掴んで、ねじり機構のクランプが掴
むことのできる位置まで帯材を引き出し、次にねじり機
構が帯材を更に引き出しながらその長軸を中心に90°
ねじる。しかしカセットから突き出た帯材の先端の長さ
はまちまちで、非常に短い場合もあって、そのため何回
も装置が掴みを繰り返す必要があり、そのため制御に手
間が掛かり、装入工程が遅くなった。
【0004】US−A−3834204により、帯材の
ひねりを無くそうとした装入装置が公知である。しかし
この場合には、前述のEP−A−0267357装置に
記載の全ての欠点を甘受する必要があり、これらの欠点
の解決にはコイル軸を垂直にしなければならない。所が
US−A−3834204では、コイル軸が  −  
ねじりなしに  −  加工機械のローラレベラにより
水平に装入しなければならない帯材の面と同じ方向にあ
るため、コイル軸は必然的に水平に配置されている。
【0005】この場合帯材が一旦このローラレベラの引
き込みロールに達すると、このUS−A−383420
4の記載によれば、帯材の張力を一様に分布させる意味
で同期化が実施しなければならないとある。しかしこれ
は、一対の引き出しロールと一対の引き込みロールとの
間に張力の負荷が掛かっていない間は、同期化が確保で
きなかったことを意味する。普通電動機は無負荷の状態
では回転数が高くなるので、この公知の装置では一対の
引き込みロールが帯材の先端を掴んだ時にこれが帯材に
望ましくない衝撃的運動を与え、そのためずれや装入工
程の失敗を生ずることさえあった。もし反対に何かの理
由で引き込みロールの回転数が引き出しロールの回転数
より低くなった時には、必ず帯材のループが形成され、
帯材のもつれを引き起こす恐れがあった。
【0006】勿論同期化配置も基本的には公知であり、
例えばUS−A−4047416にはそのような同期化
装置  −  但しローラレベラの出口側と後置のプレ
スとの間の同期化で引き出しロールと引き込みロールと
の間の同期化ではない−  が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は装入工
程を迅速に確実に実施し、少なくとも大部分の手作業を
不要にするような簡単な自動化を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1の
特徴、即ち引き込みロールを、少なくとも帯材の先端が
帯材送りねじり区間を経て加工機械(18)に達するま
で、コイルの周辺に配置された一対の引き出しロールと
同期に駆動し、更に帯材の送り出しをコイルの回転駆動
装置と引き出しロールとを同期に駆動して行うか、及び
/又は後置のロールを手前のロールより僅かに大きい表
面速度で駆動するか、及び/又はコイルと引き出しロー
ルとの間にループ用センサを設ける方法により達成され
る。
【0009】これまで説明した課題の解決の他に上記手
段の有利な効果として、引き出した帯材の内部応力が少
なく、そのため製品の品質が向上したことが実証された
【0010】帯材を、コイルの最初の直径とは関係なく
確実に引き出し区間に送るためには、請求項2の特徴に
よる、コイルと引き出しロールとの間の帯材の張力に相
当するパラメータによる制御が有効で、その他の駆動装
置又は一対の引き出しロールにより引き出し区間の所定
の位置に帯材が確実に送られる。
【0011】本発明の方法を実施するための本発明の装
置は請求項6の特徴として、コイルキャリヤに配置した
回転駆動装置と駆動制御装置に接続したコイルの周速度
を一定に保つための検知装置とを有する。
【0012】帯材せん断用装置とその制御を記載した請
求項9の特徴も効果がある。この説得力のある特徴によ
れば、特に故障の場合或いは他の工具を取り付ける場合
に加工機械の工具を迅速に取り外すことができ、又場合
によっては帯材を切断後に帯材の残りを加工し終わるた
めに加工機械の稼働時間を更に追加する必要がなく、従
って本発明の方法、本発明の装置とは関係のない場合に
も有効である。そのような帯材の残りは、直接機械の範
囲で行われる切断によって除かれる。加工の終了と再度
の装入とは、又補助的特徴の使用により促進することが
できる。
【0013】更に、場合によっては本発明の方法や請求
項6の装置と切り離しても有利な、ループ形成に関する
特徴が請求項10に記載してある。ループ区間と引き出
しねじり区間とは普通同時に運転されず、帯材の先端を
ねじった後でループ区間に於いて、後続の帯材が自動的
に、特に張力を掛けずに(!)帯材の長軸を中心に90
°ねじられるようになるので、この両方の装置をある箇
所で組み合わせることは一方では場所の節約になる。
【0014】
【実施例】次に本発明の詳細を図面をもとにして記載し
た実施例により説明する。ここで図1はコイルから帯材
を送り出すアンコイルステーションとその操作制御装置
並びにこれに後置した装置キャリヤ及びローラレベラ(
左から右に見て)、図2は引き出しロール、せん断機及
び心出し装置付きのねじり区間とループ区間との組合せ
並びに帯材を加工機械例えば高速打抜き機へ挿入する装
置、図3は加工機械自体の範囲を示す、何れも概略断面
図である。
【0015】図1に於いてアンコイルステーション1は
昇降装置3に保管したコイル2用である。昇降装置3と
その制御方法の詳細は、本発明者が同日に提出した特許
出願『加工機械へ精密心出し工程を用いて装入する方法
とそのための装置』に記載してあり、その内容はこれに
より開示されたものとする。
【0016】コイル2に巻かれた帯材4はコイル軸5に
相当して垂直面上にあり、アンコイルステーション1に
設けた回転盤7をモータ8により駆動して帯材を送り出
す際に、帯材の両縁が先ずガイドローラ6で導かれる。
【0017】アンコイルステーション1の直後に一対の
引き出しロール9が、図面では紙面に平行に相前後して
設けてある。この一対の引き出しロール9には、コラム
12に固定したブラケット11に取り付けた駆動モータ
10が付属している。
【0018】この一対の引き出しロール9がコイル2の
ごく近く、即ちコイルの周辺範囲にあるので、後述する
コイル用の駆動装置8を作動した際にコイル2から引き
出しロール9への帯材先端の自動的引き渡しが簡単に確
実に行われ、こうして帯材4を自動的に装置に導入する
ことができる。それには特に、固定せずに置かれたパレ
ットリール又はコイル保管装置(マガジンユニット)の
コラム12の何れかに固定した装置キャリヤ23が有効
で、このキャリヤには少なくとも帯材4をその中心軸M
に精密心出しするユニット6、場合によっては更に前述
の引き出しロール9及び/又は帯材4をせん断するせん
断機14をそれぞれモジュール構造として配置すること
ができる。
【0019】図1の右から左に続く図面にせん断機14
が示してあるが、この表示並びに図2の表示は、当然実
際には紙面上の一つの水平の線を中心に90°回してな
ければならない。このせん断機14自体は省略できるが
、後述の説明で明らかにされるように、加工終了時の作
業工程の促進に有効である。
【0020】帯材4をローラレベラ22(図1)に水平
の位置で送り込む必要があるので、更に好ましくは密閉
した囲いに収めた引き出しねじり装置20を設け、これ
はEP−A−0267357に記載の装置(その図9参
照)と同様に構成することができる。場合によってはこ
の引き出しねじり装置20用として、後述の説明で明ら
かにされるように、モータ又は油圧駆動付きの高さ調節
装置(又は側方の位置調節装置)を取り付けてもよい。 しかし一般にはこの装置20を固定して配置すれば充分
である。図2に示すように、又EP−A−026735
7により公知のように、このねじり装置20には、帯材
4を張力を掛けて引き出すために、即ち引き出しロール
9からローラレベラ22の手前の一対の引き込みロール
21に送る(図1)か、又はローラレベラ22がない場
合には直接加工機械18に送る(図2)ために、少なく
とも1個の駆動装置が必要である。一対の引き込みロー
ル21は、場合によってはモジュールとして構成された
専用のサイドコラム54に取り付けるのが好ましい。
【0021】なお、本発明によれば帯材4のねじりは右
向きにも左向きにも実施することができ、これは特殊の
保管の場合に有利である。即ち例えばせん断時のばりを
特定の側に向けて保管する場合に、巻き直しの必要がな
い。
【0022】回転盤7に載ったコイル2は送り出しによ
り次第に小さくなるので、帯材4の引き出し速度を一定
に保つためには場合によってはモータ8で駆動されるコ
イルの回転数を徐々に高める必要がある。それには検知
器26によりコイル2の外周を検知して、それに応じて
モータ8の回転数を制御することも考えられるが、実際
にはこの検知器26は、同じ出願人が同時に提出した特
許出願に記載の他の目的に使用される。
【0023】本実施例では即ち、図1により前述した引
き出しロール9を用いた別の帯材引き出し機構を利用し
ている。このロールを駆動するモータ10の回転は制御
回路27により一定の回転数に制御されているので、帯
材4は最終的にローラレベラ22又は加工機械18に一
様に送り込まれる。即ち、駆動モータ8は帯材を、調整
作用のあるループを挟まずに、直接次の定駆動装置に送
り出す。なお、ループの形成は本出願の範疇で同様に可
能である。
【0024】制御回路27に目標値発信器29を付けて
、これでモータ10の回転数を調節するのが好ましい。 心出しロール6の範囲に他の帯材ガイド装置が設けてあ
り、例えばEP−A−0267357に記載のようにコ
イルがカセットに収めてあることを前提とすれば、ロー
ラレベラ22又は加工機械18へ装入するためのコイル
の送り出しを、コイル2を回転盤7に置いてからその後
は完全に自動的に行わせることができる。
【0025】ここで両方の駆動モータ8と10との間の
調整をとるために、モータ10の方に1個のセンサを接
続し、その出力信号をモータ8の制御回路31に入力す
る。このセンサとしては例えば  −  図1に示すよ
うに  −  電圧又は電流消費量のような少なくとも
1個の出力パラメータ用センサ、例えば電流センサでも
よい。しかし、この方法では出力損失が大きくなって、
出力消費量では極めて不正確な制御しかできない場合の
あることを考慮する必要があり、そのような場合は従来
のセンサの方が好ましい。
【0026】全自動運転を確実に行うために例えばマイ
クロプロセッサのようなプログラム制御装置32を設け
るのが望ましい。各図面のこの装置32には、それぞれ
の図面を理解するために必要な接続のみを示した。この
プログラム制御装置32は、場合によっては制御回路2
7と31のようなほかの図示した回路も取り入れること
ができ、それぞれスイッチS1とS2を介して接続する
二つの入力を有する。その都度のコイル2を回転盤7の
上に置いた後でスイッチS1により装入プログラム開始
用のプログラムが始動し、スイッチS2により『装入終
了』プログラムが始まる。スイッチS1が入ると直ちに
両方の制御回路27と31との機能によりモータ8と1
0とが始動し、モータ8はセンサ30のセンサ信号に依
存して制御される。従ってモータ8には直流又は同期電
動機が適している。
【0027】帯材4が引き出しロール9を出るとすぐに
、せん断機14の比較的狭い間隙(図では誇張して示し
た)を通過する。帯材送りねじり装置は、EP−A−0
267357に記載のように、1個の掴み機構を有し、
引き出しロール9の範囲から引き込みロール21まで帯
材4を送るために、この掴み機構は1個の送り駆動に連
結してある。同時に90°のねじりが行われるが、これ
は移動の際に1個のカム機構(従って専用のモータなし
で)により行うか、或いは好ましくは1個の別の電動機
で行う。上述の機能に応じてねじり装置20には2個の
制御回路33と34とが設けられ(図2)、その内例え
ば制御回路33は、特に油圧式、場合に寄っては電気式
の送り駆動を制御し、制御回路34はねじり駆動を制御
する。
【0028】この装置にローラレベラ22が設けてあれ
ば(図1)、帯材4はねじられるけれどもループを形成
せずにこのローラレベラ22に送られる。しかし特別の
場合には、ローラレベラ22の手前にループ区間を設け
て、その走査により駆動モータ8又は10を制御して、
同期制御を容易にするのが望ましい。ローラレベラ22
には普通複数の上ローラ50、下ローラ51があり、帯
材4は内部応力を除くためにその間で(ローラ50、5
1を中心とした曲げ角度を次第に小さくして)繰り返し
曲げられる。ローラ50、51の駆動装置52の制御回
路(図示せず)は、(引き出しロール9の)モータ10
と(引き込みロール10の)モータ40とに同期化させ
るために同期化回路45(図2)と接続してあり、これ
は有利な方法である。
【0029】これに対してローラレベラ22なしで帯材
送りねじり装置20を運転する場合には、本発明によれ
ばループ24が形成できるようにこの装置を下向きに開
いておく。帯材4のねじりとループの形成は、ループと
ねじりとを組み合わせた区間で行われる。
【0030】ある装置に於いて、ループ区間を組み合わ
せて使用するかしないかは、加工すべき帯材4の種類と
寸法によってきまる。薄い及び/又は狭い帯材では、ロ
ーラレベラの必要がないので、組み合わせたループ区間
の使用が望ましい。幅の広い及び/又は剛い帯材ではね
じり区間は(図1のように)直線的であり、ローラレベ
ラ22が必要となる。
【0031】形成したループ24の重量が充分大きい場
合には、状況によっては引き出しロール9なしで、回転
盤7だけを駆動することもできるが、それにはブレーキ
が必要になる。
【0032】ガイド装置として形成された2個のローラ
ケージ25には、一対の引き出しロール9から送られた
帯材先端を受け取った瞬間の帯材ガイド25の下降を制
御するため、それぞれ1個のシリンダユニット35が付
属している。モータ10の電流消費量が無負荷運転時の
電流消費量より変化して、帯材4のこの位置への到達を
知らせると、プログラム制御装置は直ちに回線36より
信号を発信し、一方では回線37より帯材ガイド25の
下降のため、シリンダ制御回路38に始動信号を発信す
る。帯材4の引き渡しを例えば遅らして行う必要がある
場合、或いはほかの理由で光学的、誘導型又は容量型の
センサ(空気圧型も考えられる)が望ましい場合には、
上記の2重の目的に使用した電流消費量のセンサ30の
代わりに他の各種のセンサが使用できることは勿論であ
る。
【0033】下降と同時又はその後でねじり装置20の
駆動装置を始動する信号が回線39から送られる。掴み
ねじり装置20が帯材4を引き込みロール21まで運ぶ
と、この到着が再びセンサによりプログラム制御装置3
2に通知される。これは、例えばここでも引き込みロー
ルの駆動モータ40用の制御回路39に1個の出力セン
サを組み合わせてあるので、次のステップで行われる。
【0034】プログラム制御装置32は先ず引き出しね
じり駆動用の制御回路33、34のスイッチを切る。場
合によっては相当する駆動装置(図示せず)のスイッチ
を装置20が静止位置に達するまで入れる。それから帯
材ガイド25を図示の位置に戻すためにシリンダ35を
再び作動する。続いてループ形成プログラム用のサブル
ーチンが始まる。
【0035】ここで、引き出しロール9の回転数を引き
込みロール21の回転数より高くする必要があり、即ち
最もよいのは後者を全く止めて、その際帯材4をそのロ
ールの間にクランプしておく。この引き込みロール21
の両方のロールを例えば1個のソレノイド(又は他の任
意の装置で)により相互に押しつける。このソレノイド
には、プログラムの開始時に(スイッチS1)、更によ
いのは帯材4が引き出しロール9に届いてから(センサ
30)、場合によっては掴みねじり装置20がある所定
の場所に達してから、プログラム制御装置32と出力回
線42によって電流が送られる。
【0036】即ち、引き込みロール21の駆動が止まっ
て、引き出しロールの方が帯材4をループガイドに送り
続けると、帯材4のループは次第に大きくなって、遂に
は光スイッチとして形成されたループ検知装置28が帯
材4によって遮断され、負の信号が回線43からプログ
ラム制御装置に送られる。これで、ループ形成プログラ
ム用のサブルーチンが終わる。
【0037】ループ形成が終了した後で、帯材4を加工
機械18(2図)に送るために、引き込みロール21の
駆動装置40に再びスイッチが入る。このために、相当
するコマンドがプログラム制御装置32から一つの回線
を通じてモータ制御回路39に送られ、その際同期化回
路45が両方のモータ10と40との同期化を制御する
【0038】これに対して、図1の直線状のねじり区間
20では、ローラレベラ22の後の(図示していない)
ループ形成が終了した後で、引き込みロール21用の駆
動装置40のスイッチは入ったままであり、ループとね
じりを組み合わせた区間24に使用したのと同様のセン
サにより同期的に制御される。
【0039】その場合更に、ロール9又は21を単に摩
擦のみで駆動したのではスリップが発生し易い点に注意
する必要がある。従ってループの大きさを保持するため
には、引き込みロール21の周速度を引き出しロール9
の周速度よりごく僅か大きくすべきで、これは種々の方
法で実施できる。一方では、光スイッチが更に大きく遮
蔽された場合にプログラム制御装置を通じてモータ40
の回転数をもっと急速に高めるようにするために、ルー
プ監視装置28の信号を利用することができる。しかし
又、モータ40の方を意識して例えば約2%だけ高い周
速度で回転するように、即ち『準同期化』するように、
同期化装置45を構成することも可能であろう。しかし
最も簡単なのは、ロール21の直径を(引き出しロール
9に比べて)僅か大きくしてその周速度をあげる方法で
、こうすれば電気的制御が簡単になる。このようにして
ループ形成の前に、或いは図1の場合に、引き出しロー
ル9と引き込みロール21との間の帯材の張りが確保さ
れる。
【0040】しかし、これまで何回か言及した同時出願
に記載したような高さ調節装置をこの図示の装置が備え
ている場合には、ループ形成サブルーチンが始まる前に
心出しサブルーチンを導入することができる。この場合
には、ねじり装置20を作動する前に又停止した引き込
みロール21の間に帯材を挟んで固定する前に、回線4
6を通じて制御回路47に心出しサブルーチンを開始す
るコマンドを出すことができる。この時両方の心出しロ
ーラ6(図1)はモータ16(図2)により、帯材を機
械18(図2)に相当する中心面M(所謂帯材4の中立
軸)にもたらすために、帯材4の両縁に向かって移動す
る。何回か言及した同時出願には、この場合この中心面
に達するように、アンコイルステーション1側のローラ
ケージ25が回転盤7(図1)と共に移動することが記
載してある。しかし心出しをEP−A−0267357
に記載の方法で実施する場合には、この心出し工程は行
われない。心出し装置6がその作業を終えると、その心
出しされた位置とそれによるこのサブルーチンの終了と
がセンサにより確認される。
【0041】ここで帯材4が引き込みロール21に達し
てループ24が形成されると、同期化装置45がモータ
10と40との同期化駆動を制御する。この場合引き込
みロール21のスイッチを切ったときに同期化回路45
も作動しなくなるように、この回路を回線49によりプ
ログラム制御装置32と接続しておくのが望ましい。
【0042】帯材がローラレベラ22を出ると、帯材4
のねじりなしに設計した簡単なループ区間(図示せず)
を通過する。ここではループを形成するために前にルー
プ区間24の場合に説明したのと同じサブプログラムが
行われる。それから帯材は加工機械18に入る。加工機
械は例えば  −  大きなストローク数のために防音
囲い19に収めた  −  高速打抜き機である。これ
には防音囲い19の入口側に一対の引き込みロール55
(図3)を配置することもでき、帯材4はループプログ
ラムに続いてこのロールに導かれる。しかしループは又
他の任意の方法でつくることができる。引き込みロール
55は又加工工程の終わりに加工機械18から帯材の残
りを戻すのにも使用できる。
【0043】ローラレベラ22のない配置が好ましけれ
ば、一対の引き込みロール55の機能を引き込みロール
21が引き受けることができる。この装置をローラレベ
ラ22付き或いはなしで随意に配置でき、ローラレベラ
なしの場合に引き込みロール55を停止することができ
るように、引き込みロール55の両方のロールも1個の
駆動装置、例えばソレノイド41(図2)によりお互い
に押しつけるようにしてもよい。同様に図3に示すよう
に、引き込みロール用モータ56を設け、その制御回路
57をプログラム制御装置32又は同期化回路45によ
り制御又は同期化してもよい。
【0044】原理的には、帯材4の加工機械18への装
入が一旦完了すれば、なお一対の引き込みロールだけが
必要である。従ってプログラム制御装置32に帯材4が
引き込みロール55に届いたことを知らせるために、制
御回路57に1個の負荷センサを接続してもよい。これ
は他の種類のセンサでも実施できる。次にソレノイド4
1(図2)の電流を切ると、引き込みロール21の上側
のロールは引張りばね58の作用で下側のロールから持
ち上げられ、引き込みロール21は作用しなくなる。帯
材4は、59の所に組み込まれたストロークカウンタが
予め設定した打抜き部品数に達したことを示して、(図
2のスイッチS2の代わりに)『終了』信号がプログラ
ム制御装置32に送られるか、或いはスイッチS2を手
動で切るまで、通常のように打抜き機18で加工される
【0045】このカウンタ又は手動の『終了』信号はプ
ログラム制御装置32の特殊のサブルーチンを始動する
。先ず帯材4をせん断する必要がある。これは種々の方
法で行うことができる。例えばせん断機14(図1、図
2)を用い、帯材の残りを打抜き機18まで送って加工
する。この方法が何らかの理由で不可能の場合には、加
工機械18自体にせん断工具62、63を設けることも
できる。これらのせん断工具62、63は直接加工機械
18に取り付けられ、せん断機14でせん断された帯材
の末端が(加工ロットの終了の際に)引き込みロール5
5(ローラレベラ22のない場合は21)の間に達した
時に作動を始める。引き込みロール55又は21は短い
帯材の残りを引き戻し、こうして次の帯材の先端が再び
自動的に供給できるようになる。
【0046】加工機械18内に設けたせん断工具62、
63は又、故障が起こった時、又は特に高価な例えば銀
めっきした帯材の場合にも作動させることができる。こ
の場合は帯材4はループ区間24全体を通って引き戻さ
れる。
【0047】従ってせん断工具を打抜き工具60、61
の近くに配置するのが特に有利である。図3には2個の
せん断工具62、63が概念的に示してある。その内上
側の打抜き工具60に取り付けたせん断工具62は固定
してあり、もう一方のせん断工具63は、作動しない位
置をとり、両方の工具62、63の間を帯材4が通過す
る時に妨げにならないような静止の位置から、片方の工
具62と連動して帯材4をせん断する作業位置まで移動
できるように形成されている。
【0048】この移動には1個の駆動ソレノイド64(
又は他の任意の例えば流体圧駆動装置)を設け、これを
、後で任意の打抜き工具61を取り付けることができる
ように、せん断工具63用の他の部品と共に一つの構成
ユニットとして取付け板65に配置するのが好ましい。 同じようにせん断工具62(これは場合によっては別の
形に必要ならば移動可能に構成してもよい)は上側の打
抜き工具60に固定される。
【0049】従って、プログラム制御装置32は『終了
』信号を受け取ると、帯材4のせん断を行うために短時
間ソレノイド64を励磁するので、打抜き工具の中だけ
に帯材の残りが残留する。これに対して帯材の残りをコ
イル2に戻すには、二つの方法が考えられる。帯材4を
せん断した後でプログラム制御装置がモータ制御回路に
回転方向を逆転するコマンドを送って、帯材の残りを全
てコイル2に戻してこれに巻き取る。その場合ローラレ
ベラのローラ50、51はその間を開いて(そのための
駆動装置は図示せず)、巻き戻しを容易にする。
【0050】このような巻き戻しのプログラムは普通時
間が掛かり、この時間が取れないことが多いので、せん
断工具62、63の他に更にせん断工具14を設けて、
これがプログラム制御装置32から帯材せん断のコマン
ドを同時に受け取るようにする。引き出しロール9は停
止していてもよいが、これに後置した駆動装置、即ちモ
ータ56(引き込みロール55が設けてあり、これで引
き込みロール21を置き換えた場合)、モータ52(ロ
ーラレベラが設けてあり、そのローラ50、51が開い
ている場合)及び何れにせよモータ40が帯材4を逆方
向に移動するコマンドを受け取る。この作業を実施でき
るように、せん断工具14は、概略図示した例えば流体
圧又は場合によっては電動式(スピンドル駆動)のせん
断工具駆動装置67(図2)の制御回路66を介してプ
ログラム制御装置32により動かされる。尚明らかなよ
うに、ソレノイド64の励磁電流が切れると、せん断工
具63は戻しばね68により実線で示した静止の位置に
戻されるので、せん断工具62、63を作動する時間は
短い。ここでせん断工具63のら旋状の形状は、この種
の曲線(又は他の弓形)がせん断工具によくみられるよ
うに、切断を容易にする。
【0051】ループ区間24の下側には受け容器69(
図2)が設けてあり、これは、帯材の残りを図示してい
ないコンベヤに移せるように、例えば一つの軸70を中
心に旋回可能である。それには、例えばソレノイド型の
駆動装置71が設けてあり、帯材4を受け容器に戻し終
わったら、好ましくはプログラム制御装置32のクロッ
ク発信器により定められた充分の時間が経過した後で、
受け容器を傾けて、帯材の残りを上述のコンベヤか廃物
容器に空ける。こうして、本装置では新たな装入プログ
ラムの実施の準備が完了する。
【0052】ループ区間24とねじり区間20との組合
せが特に有利であることは容易に理解できよう。帯材4
の先端を帯材送りねじり装置20でねじり、一対の引き
込みロール21又は55に引渡した後で、ループ区間2
4が、図1、図2より判るように、垂直の面でループ区
間24に入ってくる帯材4をその長軸を中心に次々に、
自動的に特に応力が掛からないように90°ねじる。勿
論この効果はそれ自体引っ張りのかかった帯材でも作れ
るけれども、ねじりにより縁部の異なる圧力がそれぞれ
の対をなすローラに掛かり、例えば一方の縁の一方のロ
ールに掛かる圧力が他方の縁の他方のロールに掛かる圧
力より大きく、そのためスリップの状況が変わって帯材
に再び内部応力を生ずる結果にもなる。この影響は、そ
れぞれの対をなすロール9又は21がねじりにより引き
離されるような作用を受けるときには更に大きくなる。 従って、帯材4の引き出しをモータ8ではなく、従来の
方法で行った場合にもこのループとねじり区間との組合
せは有利である。
【0053】その場合、一対の引き出しロールのモータ
を同期化装置に接続して、このロールとそのような帯材
送りねじり区間に配置した引き出しクランプチャックと
を同期化するのが好ましい。この点を説明するのに、米
国特許4863112(EP−A0267367に相当
)の開示とその図9を引用する。この開示は引用により
本明細書に含めるものとする。この図9には引き出しク
ランプチャックcpが示してあり、これが帯材を引き出
すために先ずコイルまで動き、そこでそのチャックを閉
じて帯材の先端の範囲を掴んでから、一対の引き出しロ
ールroに向かって移動する。この移動(その間に同時
に帯材は90°ねじられる)は、前述の同期化装置によ
り一対の引き出しロール9のモータと同期化する必要が
ある。
【0054】自動化の程度によりプログラム制御装置に
前述の機能の内の一部又は全部を行わせる。即ち、本発
明の範疇に於いて勿論上述の全ての接続を実現する必要
はない。
【0055】尚、図3により説明した、打抜き工具の付
近に配置し静止位置から作動位置に移動可能のせん断工
具の利点は、コイル2をモータ8以外の方法、例えば単
に引き出しロール9で引き出して駆動する場合にも勿論
利用できる。そのようなせん断工具は又、ただ1個の可
動の刃63を有し、これがその作動位置で打抜き工具の
刃先自体と連動するようにすることも可能で、工具の方
には必要ならば可動の刃が移動できる研磨したガイド面
(例えば溝)を設けるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイルから帯材を送り出すアンコイルステーシ
ョンとその操作制御装置並びにこれに後置した装置キャ
リヤ及びローラレベラ(左から右に見て)の概略断面図
である。
【図2】引き出しロール、せん断機及び心出し装置付き
のねじり区間とループ区間との組合せ並びに帯材を加工
機械例えば高速打抜き機械へ挿入する装置の概略断面図
である。
【図3】加工機械自体の範囲を示す概略断面図である。
【符号の説明】 1  アンコイラステーション 2  コイル 5  回転軸 7  コイルキャリヤ 8  回転駆動装置 9  引き出しロール 10  引き出しロール用駆動モータ 14  せん断機 18  加工機械 20  帯材送りねじり装置 21、55  引き込みロール 22  ローラレベラ 24  ループ 30  検知装置 31  駆動制御装置 32  プログラム制御装置 40、56  引き込みロール用駆動モータ41  ソ
レノイド 45  同期化装置 60、61  打抜き工具 62、63  せん断工具

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくともほぼ垂直の回転軸(5)を
    有するコイル(2)を少なくともほぼ水平に置いて回転
    しながらアンコイルし、その際始めに帯材の先端を、駆
    動装置(10)を備えた一対の引き出しロール(9)で
    掴み、帯材送りねじり区間(20)にてねじりながら、
    駆動装置(40又は56)を備えた一対の引き込みロー
    ル(21又は55)に供給し、最後にループ(24)を
    形成した後で加工機械(18)に供給する、コイル(2
    )からの帯材(4)の加工機械(18)への装入を制御
    する方法に於いて、前記の一対の引き込みロール(21
    又は55)を、少なくとも帯材の先端が前記帯材送りね
    じり区間(20)を経て前記加工機械(18)に達する
    まで、コイル(2)の周辺に配置された前記の一対の引
    き出しロール(9)と同期に駆動し、更に次の工程の少
    なくとも一つを実施することを特徴とする帯材の加工機
    械への装入を制御する方法。 a)帯材の送りをコイル(2)の回転駆動装置(8)に
    よって行い、帯材の先端を、前記帯材送りねじり装置(
    20)が掴む前に既に、コイル駆動装置(8)の始動に
    より、好ましくは一対の引き出しロール(9)と同期し
    て送り出す。 b)起こるかもしれないスリップを相殺するために、帯
    材の移動方向に配置された一対のロール(21、55)
    がそれよりも前にある一対のロール(9、21)より僅
    かに大きい表面速度で駆動される。 c)コイル(2)と一対の引き出しロール(9)との間
    にループの形成を防ぐための検知器を設ける。
  2. 【請求項2】  前記駆動装置(8、10、40、56
    )並びに場合によっては前記帯材送りねじり装置(20
    )に後置されたローラレベラ(22)の駆動装置(52
    )を同期化するために、コイル(2)とその周辺範囲に
    置かれた一対の引き出しロール(9)との間の帯材の張
    力に相当するパラメータ、特に、 a)帯材(4)が加工機械(18)に入る前に形成され
    たループ(24)の大きさを1個の走査装置により検知
    し、及び/又は b)一対の引き出しロール(9)の駆動装置(10)の
    少なくとも一つの出力パラメータ、好ましくは電流消費
    量を絶えず測定し、このパラメータの一つの限界値に近
    づくか、又はそのような一つの限界値を超えた場合には
    、他の駆動装置(8、40、52、56)の少なくとも
    一つを再調整することを特徴とする、請求項1記載の帯
    材の加工機械への装入を制御する方法。
  3. 【請求項3】  帯材(4)が並んだ一対のロール(9
    、21、55)のどれか又は加工機械(18)の自動引
    き込み装置に達したならば直ちに、その前の駆動装置(
    8、10、40、56)の少なくとも一つを無効にする
    、例えばどれかの一対のロール(9、21、55)の間
    隔を開けることを特徴とする、請求項1又は2記載の帯
    材の加工機械への装入を制御する方法。
  4. 【請求項4】  一つの加工工程の最後に当たって、帯
    材(4)をコイル(2)の直後で切断し、残りの帯材を
    加工機械(18)に通すことを特徴とする、請求項1か
    ら3の何れか1項に記載の帯材の加工機械への装入を制
    御する方法。
  5. 【請求項5】  一つの加工工程の終了後、加工機械(
    18)の中の帯材(4)を切断し、残りの帯材をその移
    動方向と反対側にある一対の引き込みロール(21又は
    55)により加工機械(18)から取り除くことを特徴
    とする、請求項1から4の何れか1項に記載の帯材の加
    工機械への装入を制御する方法。
  6. 【請求項6】  回転可能の1個のコイルキャリヤ(7
    )と該コイルキャリヤに後置した1個の引き出しねじり
    装置(20)を備え、これで帯材(4)をコイル(2)
    から引き出し、次にその長軸を中心に90°のねじりを
    与える、前記請求項の何れか1項の方法を実施する装置
    に於いて、コイルキャリヤ(7)に1個の回転駆動装置
    (8)が配置してあり、前記帯材送りねじり装置(20
    )とコイル(2)を含む範囲に、コイル(2)の周速度
    を少なくともほぼ一定に保つための検知装置(30)を
    配置し、これが駆動制御装置(31)と接続してあるこ
    とを特徴とする帯材の加工機械への装入を制御する装置
  7. 【請求項7】  前記帯材送りねじり装置(20)と駆
    動可能のコイル(2)との間に1個のモータ(10)で
    駆動可能の一対の引き出しロール(9)を配置し、この
    モータ(10)とコイル(2)の駆動モータ(8)とを
    、前記検知装置(30)により少なくともほぼ同期化し
    、好ましくはその際前記検知装置(30)の出力信号(
    30)を再調整のためにコイル(2)の駆動モータ(8
    )にのみ伝え、一方一対の引き出しロール(9)の駆動
    を実質的に一定に保持し、更に好ましくは前記検知装置
    (30)が、一対の引き出しロール(9)を駆動するモ
    ータ(10)の少なくとも1個の出力パラメータ用、特
    に電流消費量用のセンサを有することを特徴とする、請
    求項6記載の帯材の加工機械への装入を制御する装置。
  8. 【請求項8】  1個の同期化装置(45)を備え、こ
    れがコイル(2)の周辺範囲に配置された一対の引き出
    しロール(9)の駆動モータ(10)と、後置のロール
    (21、50、51、55)用の駆動モータ(40、5
    2、56)の少なくとも一つ、特に少なくとも一対の引
    き込みロール(21又は55)の駆動モータとに、この
    両方の駆動装置を同期化するために接続してあり、且つ
    好ましくは他のローラ(9)又はロールの対(21、5
    0、51、55)に後置された一対の引き込みロール(
    21又は55)少なくとも一つがそれより前にあるロー
    ル又はローラの対よりもごくわずかだけ大きい直径を有
    することを特徴とする、請求項7記載の帯材の加工機械
    への装入を制御する装置。
  9. 【請求項9】  前記加工機械(18)の範囲、特に工
    具(60、61)それ自体に、加工終了後に帯材(4)
    をせん断するせん断工具(62、63)を取り付け、好
    ましくは該せん断工具(62、63)に、作動しない静
    止の位置からせん断位置に選択的に移動するための操作
    駆動装置(64)を設け、且つ好ましくは1個の始動可
    能のプログラム制御装置(24)を介して、好ましくは
    前記せん断工具(62、63)の操作駆動装置(64)
    にスイッチを入れてプログラムが始動可能になった後で
    、前記加工機械(18)のフィードにある残りの帯材を
    引き戻すためにループ区間(24)の最後に置かれた一
    対の引き込みロール(21又は55)が逆方向に駆動し
    得るように形成されていることを特徴とする、請求項6
    乃至8の何れか1項に記載の帯材の加工機械への装入を
    制御する装置。
  10. 【請求項10】  前記帯材送り又はねじり装置(20
    )の範囲に、1個のループガイド(25)、特に少なく
    とも1個のローラケージを備えた1個のループ区間(2
    4)を配置し、該ループ区間(24)及び/又は引き出
    し又はねじり装置(20)の部品(25)の少なくとも
    一つを、その空間がその都度他の装置に解放された静止
    位置から運転位置にもたらし得るように形成されている
    ことを特徴とする、請求項6乃至9の何れか1項に記載
    の帯材の加工機械への装入を制御する装置。
  11. 【請求項11】  1個のプログラムユニット(32)
    が設けてあり、これにより先ず帯材の先端をコイル(2
    )から一対の引き込みロール(21)まで引き出すこと
    ができ、続いて引き出しロール(9)により帯材(4)
    をループの形に送り出すことができ、その際引き出しロ
    ール(9)はループ区間の反対側の端部にある引き込み
    ロール(21)よりも高速で駆動することができ、特に
    引き込みロール(21)は停止することが可能で、且つ
    好ましくはループの形成後に引き出しロール(9)と引
    き込みロール(21)との同期駆動を前記プログラムユ
    ニット(32)により始動することができ、続いて帯材
    (4)の先端が加工機械(18)のフィードに届いた後
    でソレノイド(41)を操作して引き込みロール(21
    )の掴みを解除し得るように形成されていることを特徴
    とする、請求項6乃至10の何れか1項に記載の帯材の
    加工機械への装入を制御する装置。
  12. 【請求項12】  前記帯材送りねじり装置(20)と
    駆動可能のコイル(2)との間に1個のモータ(10)
    により駆動可能の一対の引き出しロール(9)が配置し
    てあり、且つこの一対の引き出しロール(9)のモータ
    (10)と、帯材(4)をその先端の部分で掴み一対の
    引き出しロール(9)から先に送ってその際ねじりを与
    える帯材送りねじり装置(20)の引き出しクランプチ
    ャックとを同期化して帯材の送りの同期化を達成するた
    めの1個の同期化装置が設けられていることを特徴とす
    る、請求項6乃至11の何れか1項に記載の帯材の加工
    機械への装入を制御する装置。
JP3264540A 1990-10-12 1991-10-14 帯材の加工機械への装入を制御する方法並びにそのための装置 Withdrawn JPH04258330A (ja)

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