JPH04258329A - 帯材を加工機械へ精密心出し工程を用いて装入する方法並びにそのための装置 - Google Patents

帯材を加工機械へ精密心出し工程を用いて装入する方法並びにそのための装置

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JPH04258329A
JPH04258329A JP3264539A JP26453991A JPH04258329A JP H04258329 A JPH04258329 A JP H04258329A JP 3264539 A JP3264539 A JP 3264539A JP 26453991 A JP26453991 A JP 26453991A JP H04258329 A JPH04258329 A JP H04258329A
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strip
processing machine
centering
loading
coil
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Withdrawn
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JP3264539A
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English (en)
Inventor
Ingomar J K Summerauer
インゴマール ヨット・カー・ズマラウアー
Georg Laager
ゲオルグ ラアガー
Thomas Hartwig
トーマス ハルトヴィッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bruderer AG
Original Assignee
Bruderer AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/021Control or correction devices in association with moving strips
    • B21D43/023Centering devices, e.g. edge guiding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念に
記載の、水平に置いたコイルから帯材を引き出し、これ
をその長軸を中心に約90°ねじって水平とし、心出し
工程によりその長軸を中心面に揃えて加工機械に挿入す
る方法、並びに請求項2又は11の上位概念に記載の、
上記の方法を実施するための、回転可能のコイルキャリ
ヤと帯材送りねじり装置とを備えた装置、或いはフレー
ムに囲まれた回転可能のコイルキャリヤを備え、そのフ
レームに帯材クランプ装置を設けた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法の一つがEP−A−02
67357により公知となった。即ち垂直の軸付きのコ
イルを回転可能の敷板又は回転盤の上に置き、このコイ
ルより帯材の先端を送り出し、帯材を90°回転してほ
ぼ水平の平面上にもたらしてから、最後に加工機械によ
って設定された軸に心出しする。
【0003】同様な工程が、FR−A−2340149
によれば、但し手動で行われる。即ち手動のねじり装置
と後置の駆動された一対のローラとにより引き出しねじ
り装置が形成されていて、その際選定した配置上の理由
で、コイルの面に対してある一定の角度を持たせた方が
得策であると見なされたため、その始めのコイルの位置
はわざと心の出ていない位置であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この方法並びにそのた
めの装置が一般には実際に成果を収めたにしても、その
際加工機械により製作された加工品には時として内部応
力を生じ、これが高度の製品の場合には問題となる。勿
論このような内部応力は帯状の材料、一般には帯鋼には
、既にその製作の際又はコイルの巻き取りの際などにも
発生するので、何処でこの内部応力が発生したかを確認
するのは困難である。従って普通加工機械の手前に所謂
ローラレベラを置いて、帯材をこのお互いにかみ合った
ローラの間を通してこのような応力を除去する。その他
の時々発生する現象として、心出し区間の後に配置した
帯材ガイドの片側だけが摩耗することがあった。
【0005】このような欠点はこの専門分野に於いて、
DE−B−1296475の発明の詳細な説明の冒頭に
記載してあるように、これまでにも明らかにされていた
。しかしこの特許による解決方法では、帯材の一方の縁
のみしか考慮していないのでこれも同様に大まかな心出
しに関するものであった。一般にコイルは種々の幅の帯
材を処理するので、帯材の中心軸は  −  その一方
の縁のみで位置を設定した場合には  −  帯材の幅
によっては、加工機械に相当する所要の位置からずれて
くる。 そのため、以前から知られていたこの欠点はこの構造に
よっても除くことはできなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の段階と
して上述の現象の少なくともその一部は心出しに原因が
あるとの知見から出発して、改良された心出し方法を提
供し、設備費を低減し、装置の設置長さを短縮すること
を目的とした。この目的は本発明によれば、請求項1の
特徴、即ち帯材の両端の位置を考慮した精密心出し工程
をねじり工程の手前の所で、特にコイルの高さの調節に
より実施するという手段で意外にも簡単に達成できた。
【0007】即ち帯材のコイル側の端部は公知の方法で
は、コイルの位置により、また多分帯材を抑えて挟む面
によって固定されており、そのため正確な心出しが妨げ
られていたが、本発明の手段によりこの影響は排除され
た。本発明の実施に有利な構成は請求項2乃至10の特
徴部に記載してある。
【0008】アンコイルステーションの中のコイルに設
けられた帯材クランプ装置を確実に操作する目的は、請
求項11又は12の装置により達成することができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の詳細を図面をもとにして記載し
た実施例により説明する。ここで図1はローラレベラ付
きの本発明の装入装置、図2はローラレベラなしの本発
明の装入装置付きの打抜き機、図3は昇降プラットホー
ムを示すための図1の部分拡大図、図4は異なる2平面
に於ける図3のIV−IV断面の平面図、図5は本発明
の心出し装置、図6は全てモジュール構造の本発明の帯
材心出しユニット、場合によっては引き出しロール、更
にせん断機を載せるための装置キャリヤで、図7A、図
7Bは線A、B  −  A、Bに相当する二つの位置
に於ける帯材クランプ用操作装置の拡大図、図8及び図
9はコイル用昇降装置の二つの変形の斜視図、図10は
アンコイルステーションの好ましい一つの実施態様の軸
測投影図である。
【0010】図1において帯材4はローラレベラ22に
送られる。この帯材4は図1の右側のアンコイルステー
ション1のコイル2から送り出され、その際図示のよう
に、コイル2は垂直の回転軸5によりアンコイルされる
ので、コイル2から送り出された帯材4は垂直面上にあ
って、帯材送りねじり装置20に送られる。この装置は
EP−A−0267357の図10に示したように構成
してあってもよい。その手前で帯材4は心出しローラ6
により引き込みロール21の中央に向けられる。この心
出しローラは  −  帯材4の移動方向で  −  
場合によっては直接コイル2から帯材を引き出す一対の
引き出しロール9に後置される。この場合引き出しロー
ル9は(帯材の面がここでは垂直であるから)垂直の軸
を有するが、一方引き込みロール21の軸は、引き出し
機構を兼ね備えた帯材送りねじり装置20による90°
のねじりの後になるので、水平である。
【0011】引き込みロール21と場合によっては  
−  帯材4を水平面で心出しするための  −  一
対の垂直の心出しローラ(図示せず)とをモジュール構
造に形成したサイドコラム54に取り付けるようにする
のが得策である。この心出しローラは図5の心出しロー
ラと同様な構造とするが、但し勿論90°回して配置す
る。
【0012】帯材4はそれから、必要な場合には、帯材
を上下に曲げるローラの列50、51を有するローラレ
ベラ22並びにループ区間(図示せず)を通ってから加
工機械18、例えば溶接機、ここでは高速打抜きプレス
(高速打抜きのためのカウンタウエイトを配置した、防
音囲い19に収めた高速打抜きプレス)に送られる。そ
のループ区間はローラレベラ22を使用しない場合には
、ループとねじりとを組み合わせた区間24で置き換え
ることもできる。これらのループ区間のいずれにも光ス
イッチ28を設けてループの大きさを制御するのがよい
。更に各ループ区間には、普通はローラの列から構成さ
れた適当なループガイド25を設ける。
【0013】コイル2は積載用プラットホーム3付きの
昇降台に置かれる。昇降台3の代わりに垂直に移動可能
な他の形状のスライドを用いてもよい。昇降台3に配置
した回転盤7には、コイル置き場からの個々のコイル2
を、好ましくはそれ自体公知のカセット(図示せず)、
例えばこれで開示されたと見なされるWO90/099
45によるカセットに入れておいてもよい。或いは例え
ば一つの注文を実施するために次々に加工する複数のコ
イルを重ねて配置した在来のパレットリールを用いるこ
ともできる。特にこの場合引き出しロール9の高さに正
しく心出しするために、コイル2の上縁用のエッジセン
サ26を設けるのが得策である。勿論これではコイル2
の帯材の幅が考慮されていないので、これは実際には大
まかな心出しであるが、パレットリールにはこれで充分
であり、例えばDE−B−1296475では光電変換
器を用いた方法が提案されている。
【0014】この大まかな心出しの場合、コイルの交換
の手間を最小にする、更にはこの交換を自動的にするこ
とが既に可能である。それにはただ、昇降台を大きな荷
重に耐えるように構成し、その駆動をセンサ26によっ
て制御するようにするのが必要である。昇降台3には回
転盤7を載せ、その上でその都度のコイル2が送り出し
の方向に、場合によっては巻き取りの方向にも駆動でき
るようにする。昇降装置と送り出し機構によりアンコイ
ルステーション1が構成される。その上部はその他のコ
イル15のマガジンとして構成することができる。
【0015】アンコイルステーションは少なくとも2個
、好ましくは3乃至4個のコラム12を有し、これには
所定の間隔で、例えば縦の2列に、家具の場合に見られ
るような固定具用の穴12aが開けてある。この穴には
固定具12bが掛けられ、水平のカセット87(図3、
EP−A−0267357参照)又はコイル15(図1
)の敷板72(図1、図3)を支える。図1に示すよう
に、穴12aの間隔より幅の広いコイルの場合でも、コ
イルの直径が  −  図1の高いコイル15(幅の広
い帯材)に見られるように  −  その敷板よりも小
さく(これはEP−A−0267357に記載済である
)、固定具12bの間を通れるので、固定具12bの取
り付け位置を変える必要がなく、従ってこの構造はコイ
ルの保管に適用する場合に好適である。この中間のコイ
ル15は図示のマガジンラックの重なった二つの場所を
占めている。この配置は、前述の心出し装置とは切り離
しても、それだけで勿論効果がある。
【0016】前述の固定具用の穴12aを配置したコラ
ム12(場合によっては他の構成も可能であろう)は又
アンコイルステーションの改造又は拡張にも使用できる
。即ち、EP−A−0267357に記載のような従来
のアンコイルステーションを昇降装置付きの上記のよう
な構造で置き換えたい場合には、専用のフレームの必要
がなく直接前記のコラム12に掛けるようにすることが
できる。
【0017】勿論昇降装置の構成には種々の方法が可能
で、例えば液圧シリンダを用いてもよい。しかし重要な
点は3ヶ所以上の位置に持ち上げ得ることである。例え
ば、アンコイルステーション1の床に3個以上の油圧シ
リンダを設け、これでプラットホーム3の周縁又は縁部
の範囲を押し上げるようにすることも考えられ、こうす
れば垂直移動の際の傾きを防いで、送り出しの際にプラ
ットホーム3(これは単に格子状の架構で構成してもよ
い)の水平位置を確保できる利点があり、目的とする心
出し位置がプラットホームの傾きによって狂うことが避
けられる。
【0018】しかし、構造の占有容積を小さくし、穴付
きコラムへの取り付けを容易にするには、昇降装置に長
い引張り部品、例えばケーブル又は(好ましくは)チェ
ーン73を使用し、この装置を固定バー74により穴1
2aに固定するか、或いは更に良いのは図3に示すよう
に、コラム12又はその間をつなぐ連結壁(図示せず)
に強固に取り付けたブロック13に固定するのが有効で
ある。
【0019】更に、プラットホーム3自体に少なくとも
1個の駆動モータ8又は76を配置するのが有効である
。その内モータ8は回転盤7の駆動用であり、一方昇降
装置の駆動軸は減速機77(図3)を介してモータ76
により駆動されるので、この種の昇降装置の取付けにそ
の他の装置は必要がない。減速機77は逆転不能のよう
に、例えばウォームギヤとして構成するのがよい。モー
タ76とエレベータの制御に類似の昇降制御(図示せず
)とをエッジセンサ26の出力回線に接続する。このエ
ッジセンサは、スイッチを作動するために  −  エ
レベータの制御の場合にそれ自体は公知の  −  レ
バーの一端にローラを付けた機械的センサとして形成し
てもよい。
【0020】前述のように傾きのない位置決めが重要で
あるので、回転盤7の周縁の範囲を支えるガイドローラ
80(図4ではその内の2個のみ図示)をプラットホー
ム3に配置するのも有効である。更に図ではレール81
の形の装入ガイドが昇降装置に取り付けてあれば、必要
な部品を載せたプラットホーム3をただ昇降装置に押し
込めばよいので、その交換が容易になる。
【0021】装入ガイド81に関しては、これを  −
  その上に大きな静止荷重が加わるという点からして
  −  できるだけ摩擦係数の少ない構造にしなけれ
ばならないことは明らかである。それには机などの引き
出しのガイドに用いられるローラガイドも考えられるが
、滑材特にプラスチック製の滑材を貼り付けた構造の方
がより簡単で安定である。
【0022】チェーン73に関しては、これを一種の滑
車装置として配置するのが好適であり、その目的には1
個の軸82に2個のスプロケット83を固定し(図3、
図8)、これとこの軸82に平行な軸のプーリ84とが
連携して働くようにする。図3に示すように更にプーリ
85、86が配置されている。
【0023】むきだしのコイルだけでなく、コイル駆動
用の貫通穴の付いたカセット(図3の87で、一点鎖線
で示してある)に入れたコイルも使用できるように、駆
動アダプタを使用するのが有効である。この駆動アダプ
タは実際には図3及び図4に示したローラパケット88
を用いたキャリヤから成る。図3では右側にはその断面
図、左側にはその側面図を示した。この場合各々のロー
ラは回転盤7のその都度の回転数に合わせて回転し、回
転盤の回転を摩擦なしにその上のコイル2又は15を載
せたコイル敷板72に伝える。こうすれば円錐ローラの
場合のように回転盤を特にそのための斜めのテーパ面に
形成する必要がなくなる。
【0024】駆動モータ8にはギヤボックス89が設け
てあり、その上に回転盤7用の固定ピン71付きの回転
板90が配置してある。上述のように帯材4は引き出し
ロール9によりコイルから引き出されるので、コイル用
の駆動装置8は必ずしも必要ではない。むしろ帯材4は
単にロール9により、テープレコーダのキャプスタン駆
動の場合のように引き出すこともできる。しかしこれを
、本出願人が同時に出願した『帯材の加工機械への装入
を制御する方法とそのための装置』の中で開示したよう
な方法で実施するのが好ましい。
【0025】本発明によれば、垂直の面としてコイル2
から引き出された帯材4は水平の位置にねじられる前に
図5に示すように心出しを受ける。この図で92はフレ
ームで、これに好ましくは2個のガイドコラム93が垂
直の位置に固定してある。更に図示してあるように、図
5の装置は実際には、プラットホーム3の高さの調節を
制御して、帯材4が中心面M上にこの位置で送り出され
るようにする、一種の測定装置である。
【0026】中心面Mに垂直に走る一つの列に、例えば
誘導型、容量型、或いは─  好ましくは  −  光
電型の変換器のような複数のセンサを配置することが先
ず考えられる。最初に挙げた変換器の例では帯材が実際
に存在する範囲のセンサが増幅した信号を発信し、最後
の例では弱められた信号を発信するか全く信号を出さな
いので、作動したセンサの数によって帯材の幅が求まる
。これと同じ効果は、ただ1個のセンサを中心面Mに垂
直に動かすことによっても達成できよう。
【0027】しかし図5の好ましい実施態様はこれとは
異なる方法である。即ち、対向した好ましくは心出しロ
ーラ6の形の心出し面を、駆動装置16によりこの面が
帯材4の片方の縁に当たるまでお互いに近づくように動
かし、その際の相当する信号を昇降用モータ76に出力
し、もう一方の心出し面もまた帯材の対向する縁に当た
るまで動かして、これでプラットホーム3を心出し位置
に相当する高さに上げる。
【0028】心出しローラ6の駆動にはそれ自体は任意
の手段、例えば流体も使用できる。しかし、例えば中心
面Mまで一方は左ねじ、もう一方は右ねじを有するウォ
ーム97をモータ16により駆動するのが好ましい。こ
うすれば、複雑な同期化装置を使用せずに両方のローラ
6を同じ量だけ同じ速度で近づくように動かすことがで
きる。
【0029】ウォーム97の両方のねじにより2個の可
動キャリヤ98が連動する。即ちこの可動キャリヤの(
図5の)右端にはウォーム97とかみあう内ねじ97’
があり、可動キャリヤの動きはガイドコラム93によっ
て導かれる。それぞれの可動キャリヤ98は軸95を有
し、これに心出しローラ6が回転自在に支持されており
、ローラが帯材4に当たった時にも帯材の長手方向の動
きは妨げられない。その際ウォーム97は両方の可動キ
ャリヤ98の動きに対する同期化装置として働くので、
例えばそれぞれの可動キャリヤ98を専用のシリンダ又
はモータで駆動する場合には、このウォームを任意の同
期化装置で置き換え得ることが理解されよう。
【0030】それぞれの心出しローラ6に可動キャリヤ
98と共に動くセンサが接続している。これらのセンサ
はここでは  −  反射器付きの  −  光スイッ
チ28aとして形成されている。従ってそれぞれの可動
キャリヤ98が心出ししようとする帯材4に近づく時、
ローラ6が対応する帯材の縁に触れた瞬間に光スイッチ
の光が遮断される。帯材の縁との接触を、例えばモータ
16の電流値の増加を測定して検知することも確かに可
能ではあるが、この方法では帯材4に望ましくない張力
を加えるとになるので、図示の配置の方が有利である。
【0031】一方の光スイッチの光が遮断されても、モ
ータ16及びウォーム97は回転を続ける。そのため最
初に帯材の縁に触れた心出しローラ6は帯材を中心面M
の方に押す。しかし、この出力は排他的論理ゲート(e
xclusive−OR−gate)99に接続してお
り、これはセンサの内1個だけが信号を発信した場合、
即ち片方のローラは未だその縁に達しない場合にのみ信
号を出力する。この排他的論理ゲートの出力信号が昇降
装置のモータ76の制御回路91をトリガするので、モ
ータ76は心出しロール6の一方が帯材の縁に触れると
回転を始める。その際その回転速度或いは後置された減
速機の回転速度は、昇降装置が帯材4の中心面Mに向か
う移動と同じ速度で移動するように調節される。
【0032】一方の心出しローラ6が一方の縁に触れる
ということは、明らかにその際のコイル2がそれに相当
する平面上にあって尚昇降装置を動かしてこれを移動す
る必要があることを意味する。2番目の心出しローラ6
がその対応する縁に触れた時に初めてその光スイッチの
光も遮断される。それに応じて論理積(AND)機能の
論理素子94(誘導型又は容量型のセンサでは AND
ゲート、この場合のような光電型又は空気圧型センサで
は否定積(NAND)ゲート)が、モータ76の制御回
路91並びにモータ16の制御回路96に、心出し工程
の終了を知らせて、両方のモータのスイッチを切る。こ
うして精密心出しが達成できる。これは理論的には機械
的センサ26による大まかな心出しがなくとも実現でき
る筈であり、特に昇降装置がいくつかのコイルの幅にわ
たって移動する必要がない場合、即ち1種類のコイルの
受け入れに適している場合には大まかな心出しを省略で
きる。反対にセンサ26により行われる大まかな心出し
で充分な場合も多い。何れにせよ重要な点は、帯材4は
心出しローラ6の範囲では自由に動き得るが、その他の
範囲では一時的にしか中心の位置にもたらすことができ
ないという点である。
【0033】前述のように加工機械18に入る手前に、
何れにせよループ区間を設けるべきであり、これは  
−  図2に示すように  −  ループガイド25付
きのループ区間とねじり区間とを組み合わせた構成24
が好ましい。この構成には入口側ローラケージ48と出
口側ローラケージ48’とが設けてある。ループ区間に
は、図2で既に説明したループの大きさを検知するルー
プセンサ28がある。帯材4に張力の掛からないこのル
ープ区間24が心出し装置に後置してあるので、場所を
とらずに又特別の対策なしに、心出しの際の帯材の自由
な上下の動きが確保される。
【0034】従来の装置と異なり更に、ローラケージ4
8、48’の少なくとも片方、特に両方を、加工機械1
8の寸法で規定される中心面Mに揃えた心出し位置にも
たらすために、ループガイト25又はローラケージ48
、48’の少なくとも片方を昇降する駆動装置、この場
合には好ましくは例えば空気圧シリンダ35のような流
体使用のシリンダユニットが設けてある。
【0035】前述の点から明らかなように、両方のシリ
ンダ35を心出し装置のその他の部分と共通に制御する
のが望ましい。このために、図5の回路は、入力側が両
方の論理素子90、94の出力側にある1個のフリップ
フロップ100又は類似のフリップフロップ回路を有し
、その出力Qは両方のシリンダ35の制御回路38に接
続している。
【0036】排他的論理ゲート99がスイッチオンの信
号を送ると、出力Qに切り替わり、即ちリレー弁を有す
る制御回路38が、このリレー弁を開く信号を受けるの
で、シリンダ35の下側に空気が供給される。この機能
は、プラットホーム3が中心面Mに相当する目標位置よ
りも普通いくらか低い位置にあるように、センサ26が
調節してある場合を前提とする。そうでない場合には、
昇降装置又はローラケージの下降用にも相当する制御素
子が存在するという意味で、実際には図示した回路を二
重にしなければならない。勿論モータ76は回転方向を
逆転できる必要がある。
【0037】否定積ゲート94が『終了』シグナルを発
信すると、フリップフロップ100はその出力Qに切り
替わり、即ち出力Qはスイッチオフされ、シリンダ35
はその際の位置に留まる。
【0038】本発明の範疇内で多くの変形が可能である
。例えば前述のように固定システム付きコラムは心出し
装置がない場合にも有利に使用できる。センサ26の代
わりに例えばテレビカメラのような他のセンサを使用し
、これに種々の目的用の、特にコントラスト検知回路と
して公知になった縁の検知回路を接続することも当然考
えられる。後の場合に縁の測定(テレビカメラ以外の方
法でも可能)から中心面Mが計算されれば、精密心出し
を昇降装置を用いて実施することも場合によっては可能
であろう。
【0039】どの箇所で精密心出しを実施するかとは全
く関係なく、昇降装置3、73〜77の特殊な構成、特
に昇降台3の周縁の支持に関しては、中央に設けた昇降
用ピストンによる公知の昇降装置よりも遙かに一様な送
り出しと、場所をとらない構成とを考慮すべきであり、
公知の装置では傾いたり幾らか斜めの位置をとる恐れが
ある。スピンドルの数を増やせば、高価な同期化装置が
必要になるが、これは必然的に同期化が行われるチェー
ンを用いた本発明の好ましい構成の場合は必要がない。
【0040】前述の説明では、アンコイルステーション
1の出口の所に一連の装置6、9、14を設けているが
、ここには場合によっては帯材カセットの装置も置かれ
、これらの装置には接近できる必要がある。この接近を
容易にし、個々の取り外し可能に連結できるユニットか
ら成るモジュール構造を可能にするために、一対の引き
出しロール9及び/又は帯材心出し装置6、16、28
aを図6に示した運転位置に取り外し可能に固定するこ
とが望ましい。これは本実施例では、キャリヤ23を丁
番17を中心に旋回できるようにして実現しており、こ
の方法により帯材及び帯材用の装置のみならず、このキ
ャリヤ23に載せたユニット(好ましくはせん断機14
を含む)にも接近し易くなっている。更に従来のアンコ
イルステーションも本発明のように改造することができ
、そうすれば全体の装置をキャリヤ23に予め搭載して
あるので送り出し時間が短縮できる。
【0041】前述の手段により、好ましくはコイル(図
6には図示せず)と回転可能のキャリヤとを支えるフレ
ーム(出願WO90/09945参照)fに取り付けた
、固定クランプチャックc1と可動クランプチャックc
2とを備えた帯材クランプ装置cへの接近も確保できる
。同様に、このフレーム側に固定した帯材クランプ装置
のクランプ操作装置aへも接近できる。この操作装置の
二つの位置を図7A、図7Bに示した。
【0042】これらの図の帯材クランプ装置は、WO9
0/09945に記載の装置とは、特に使用したトグル
レバーシステムのレバーの内の一つに延長pを設けた点
が異なっている。この延長pは操作始動部として作用す
る。しかし、ここでフレームfは挿入枠dr内にその平
面上で挿入されるが、操作はアンコイルステーション側
でそこに固定したクランプ操作装置aにより行われるの
で、この両方の装置を正しく結合するように考慮する必
要がある。
【0043】この正しい結合には種々の方法が考えられ
る。例えば操作始動部pを漏斗状に収斂した面で上下か
らはさみ、これらの面の移動により所定の位置まで動か
す方法もあるが、遙かに場所を取らない方法としては、
クランプ操作装置aに、連結用開口部oを形成するよう
にある間隔を置いて配置した2個の鉤C11、C12を
設け、その間隔を図6Aに示すように操作始動部pの幅
よりも少なくとも20%の許容差、好ましくは25%の
許容差だけ大きい寸法に設定する。こうして鉤C11、
C12及び/又は始動部pが挿入方向(図6の二重矢印
52)に相当する幅を有するならば、フレームfが運転
位置にある時確実に結合し(図6ではこれは始動部pの
相当する幅により確保される)、全ての条件で確実な機
能が保証される。
【0044】特に図7Bに示したように、鉤部は固定軸
xを中心に旋回でき、流体接続hc(図7B)を備え固
定軸x1を中心に旋回可能のピストン・シリンダ・ユニ
ットpcのピストンロッドrにより、図7Aのクランプ
した位置(フレームfを挿入する位置)から帯材4がチ
ャックc1、c2の間に挟まれていない図7Bの開いた
位置にもたらされる。鉤C11、C12は再度クランプ
する場合には図6Aの破線で示した位置をとり、この位
置は、操作始動部pを図7Aのクランプ位置に確実にも
たらすことができるように、又始動部pが開口部oの中
心に向けて幾らか移動できるような静止位置をとれるよ
うに、両方の部品pとC11、C12又はoとの連結の
ための実線で示した静止位置よりもいくらかずらしてあ
る。
【0045】図8に示したように、チェ−ン73は異な
る4個の部分73/1乃至73/4から成り、73/1
と73/3、73/2と73/4とはそれぞれ同じよう
に導かれている。チェーンの各部73/1乃至73/4
の一端は昇降台3の上方でコラム12(図1)の固定点
Pに固定してあり、チェーンの各部73/1乃至73/
4のもう一方の端は昇降台3の下方で床面の固定点P’
に固定してある。その間でチェーン部分73/1と73
/3は(点Pから)スプロケット83並びにスプロケッ
ト84と同じ軸に固定したプーリ84’を通る。一方チ
ェーン部分73/2と73/4は上部の点Pからスプロ
ケット84並びにスプロケット83と同じ軸に配置した
プーリ83’に導かれる。ここで各チェーン部分はそれ
自体では勿論昇降台3の安定した位置を確保するわけで
はないので、チェーンがスプロケットの歯に確実に嵌ま
ることが必要である。駆動軸82がモータ76により駆
動され、その動きはスプロケット83よりスプロケット
84に伝えられる。
【0046】同じ理由で図9に示したようなチェーン駆
動の別の形も使用できる。ここでは4個のチェーン部分
123/1乃至123/4が用いられ、その内末尾が偶
数のチェーン部分と末尾が奇数のチェーン部分とはそれ
ぞれ同じように導かれる。各チェーン部分123/1乃
至123/4の一端は床面の点P’、他端は昇降台3に
固定してある。その間で、チェーン部分123/1、1
23/3は昇降台3の固定点からまず上方に向かいプー
リ85により下降する。スプロケット83と同軸に第1
のプーリ83’が昇降台3に固定してあり、このプーリ
からチェーン部分123/1、123/3はほぼ水平の
方向に、スプロケット84と同軸に配置されたプーリ8
4’まで延び、ここから点P’に向けて下降する。
【0047】チェーン部分123/2、123/4も同
様にその昇降台3上の固定点から先ず上向きに固定箇所
のプーリ86に達し、そこから再びスプロケット84ま
で下がる。ここでチェーン部分123/2又は123/
4は90°方向を変えてほぼ水平に駆動軸83に向かい
、そこから点P’に向けて下降する。
【0048】この後者の構成は滑車装置の特徴を備えて
いるのでこの方が好ましい。
【0049】近接の問題に就いては既に図6〜7B及び
装置キャリヤ23により説明した。しかしこの問題は、
事故の危険を避けるため(特に重いコイル2を高速度で
送り出す場合)アンコイルステーションを第三者の立ち
入りや操作に対してできるだけ防止することが望まれる
ので、更に面倒になる。従来この問題は、公知のパレッ
トリールの場合その周囲を保護格子で囲む方法で解決し
てきたが、これでは取り外しが簡単であれば保護が不十
分で、取り外しが面倒ならばアンコイルステーションへ
の接近が困難になる。
【0050】図10に一つの満足すべき解決方法を示す
。ここでは全体のアンコイルステーション101を壁体
wで構成した囲いhoの中に収め、これを例えば格子状
のカバー61で塞ぐようにする。この際引き出しロール
9及び/又は心出しロール6、更に場合によってはせん
断機14を囲いhoの一方の側に、好ましくは上述のキ
ャリヤ23に載せて配置し、その反対側に図示した扉d
のような少なくとも1個の覆いにより閉鎖できる挿入用
開口部30を設けて、取扱を容易にした構成が好ましい
(これまでの図面に示した引き出しロール9に直角な装
入と比較)。このような構成では更に、このようなアン
コイルステーション101を複数一列にならべ、場合に
よってはその間の側部にマガジンを設けことが可能で、
こうすれば全てのアンコイルステーション101への装
入を一回の共通の挿入工程で、好ましくは制御付き取扱
装置で行うことができ、これらの装置の制御が簡単にな
る。図10にはいくつかのコイル2を重ねた公知のパレ
ットリールを示したが、簡単に取り外せるように固定し
たユニット付きのモジュール構造であるから、上述のフ
レームfによるカセット運転への切り換えが容易に行え
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラレベラ付きの本発明の装入装置の説明図
である。
【図2】ローラレベラなしの本発明の装入装置付きの打
抜き機の説明図である。
【図3】昇降プラットホームを示すための図1の部分拡
大図である。
【図4】異なる2平面に於ける図3のIV−IV断面の
平面図である。
【図5】本発明の心出し装置説明図である。
【図6】全てモジュール構造の本発明の帯材心出しユニ
ット、場合によっては引き出しロール、更にせん断機を
載せるための装置キャリヤの図である。
【図7】(A) 、(B) は、線A、B  −  A
、Bに相当する二つの位置に於ける帯材クランプ用操作
装置の拡大図である。
【図8】コイル用昇降装置の変形例の斜視図である。
【図9】コイル用昇降装置の別の変形例の斜視図である
【図10】アンコイルステーションの好ましい一つの実
施態様の軸測投影図である。
【符号の説明】
1  アンコイルステーション 2、15  コイル 3  スライド 4  帯材 5  回転軸 6  心出しローラ 7  回転盤、コイルキャリヤ 8  駆動モータ 9  引き出しロール 12  コラム 14  せん断機 18  加工機械 20  帯材送りねじり装置 21  引き込みロール 23  装置キャリヤ 25  ループガイド 26  縁部位置センサ 28  光電変換器 38  高さ調節装置 54  サイドコラム 73〜77  ホイスト 81  装入ガイド 91、94、96、99  制御装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくともほぼ垂直の送り出し軸(5
    )を有するコイル(2、15)を少なくともほぼ水平に
    置いて回転しながらアンコイルし、その際帯材(4)の
    面が最初は少なくともほぼ垂直であり、次のねじり工程
    において帯材をその長軸を中心に約90°ねじり、更に
    加工機械(18)の手前において精密心出し工程により
    一つの中心面(M)に揃えた所定の位置に前記帯材(4
    )の長軸をもたらすようにした、コイル(2、15)か
    ら帯材(4)を加工機械(18)に装入する方法におい
    て、前記帯材の両縁の位置を考慮した精密心出し工程を
    ねじり工程の手前の所で、特にコイル(2、15)の高
    さの調節により実施することを特徴とする帯材を加工機
    械へ精密心出し工程を用いて装入する方法。
  2. 【請求項2】  1個の回転自在のコイルキャリヤ(7
    )と、該コイルキャリヤ(7)に後置して、1個の帯材
    (4)をコイル(2、15)から引き出して次にその長
    軸を中心に90°ねじることできる1個の帯材送りねじ
    り装置(20)とを備えた、少なくともほぼ垂直の回転
    軸(5)を有するコイル(2、15)を少なくともほぼ
    水平に置いて回転しながらアンコイルする、コイル(2
    、15)から帯材(4)を加工機械(18)に装入する
    装置において、前記帯材送りねじり装置(20)の手前
    に  −  コイルキャリヤ(7)の直後に  −  
    但しこれとは別個に、1個の帯材心出しユニット(6、
    16、28a)及び/又は1対の引き出しロール(9)
    とを載せた、運転位置に取外し可能に固定し得るモジュ
    ール構造ユニットとして構成された装置キャリヤ(23
    )を設けたことを特徴とする帯材を加工機械へ精密心出
    し工程を用いて装入する装置。
  3. 【請求項3】  次の特徴の少なくとも一つを備えてい
    ることを特徴とする、請求項2記載の帯材を加工機械へ
    精密心出し工程を用いて装入する装置。 a)前記装置キャリヤ(23)にその他に、場合によっ
    ては別個のモジュール構造ユニットとして構成されたせ
    ん断機(14)が配置または取外し可能に固定してある
    。 b)前記帯材送りねじり装置(20)に、同様にモジュ
    ール構造ユニットとして構成された、少なくとも1対の
    引き込みロール(21)を有するサイドコラム(54)
    が後置してあり、場合によってはこれに中立軸(M)に
    帯材を心出しする心出しローラが設けてある。
  4. 【請求項4】  垂直の回転軸(5)を有する1個の回
    転自在の敷板(7)を備えた1個のアンコイルステーシ
    ョン(1)と、帯材(4)用の帯材送りねじり装置(2
    0)を備えた1個のねじり区間と、該帯材(4)用の帯
    材心出しユニット(6、16、28a)とを設けた、請
    求項1の方法を実施するための装置において、ねじり区
    間の手前の、前記帯材(4)の高さをその自由端により
    調節し得る位置に、前記心出し装置(6、16、28)
    が配置してあることを特徴とする帯材を加工機械へ精密
    心出し工程を用いて装入する装置。
  5. 【請求項5】  帯材心出しユニット(6、16、28
    a)が、前記帯材(4)の対向する縁部に対して調節可
    能の少なくとも2個の心出しローラ(6)を備え、かつ
    好ましくは次の特徴の少なくとも一つを備えていること
    を特徴とする、請求項2乃至4の何れか1項に記載の帯
    材を加工機械へ精密心出し工程を用いて装入する装置。 a)心出し操作を自動化するために、前記帯材(4)の
    少なくとも1縁、特に上縁に、少なくとも1個の縁部位
    置センサ(26、28a)、例えば機械的センサ(26
    )及び/又は少なくとも1個の光電変換器(28a)が
    配置してあり、2個の縁部位置センサを設けた場合には
    その各々を好ましくはそのセンサが配置されたそれぞれ
    の心出しローラ(6)と連結し、これを縁部に対して調
    節可能にする。 b)両方の心出しローラ(6)に、その動きを同期化す
    るために1個の同期化駆動装置(6)を連結し、それに
    は好ましくは1個の駆動モータ(16)がリードの方向
    の異なる複数のねじを有する1個のウォーム(97)を
    備えている。
  6. 【請求項6】  前記アンコイルステーション(1)が
    、昇降可能の、3個以上の異なる高さの位置で固定でき
    る、アンコイルステーション(1)の回転盤(7)用の
    スライド(3)を備えた昇降装置(3、73〜77)を
    有し、該スライド(3)はその周縁の少なくとも3箇所
    で1個のホイスト(73〜77)に連結してあり、該ホ
    イストは長いつり具(73)、特にチェーン(73)を
    有し、場合によっては逆転不能の駆動装置、例えばウォ
    ーム駆動装置によって駆動可能か及び/又は一種の滑車
    装置として配置され構成されていることを特徴とする、
    請求項2乃至5の何れか1項に記載の帯材を加工機械へ
    精密心出し工程を用いて装入する装置。
  7. 【請求項7】  次の特徴の少なくとも一つを備えてい
    ることを特徴とする、請求項6記載の帯材を加工機械へ
    精密心出し工程を用いて装入する装置。 a)前記スライド(3)はプラットホームの形で形成さ
    れ、回転盤(7)駆動用及び/又は昇降駆動用の少なく
    とも1個の駆動モータ(8または76)を載せる。 b)前記スライド(3)には、前記回転盤(7)の周縁
    の範囲に当接する1個の回転ガイド(88)、特に複数
    のローラ(80)付きの回転ガイドが設けてある。 c)特に摩擦係数の小さい、例えばプラスチック製滑材
    を張った1個の装入ガイド(81)がスライド又はプラ
    ットホーム(3)を挿入するために前記ホイスト(73
    〜77)に取り付けてある。
  8. 【請求項8】  前記アンコイルステーション(1)に
    は、間隔を置いて配置した固定装置(12a)、特にコ
    イル(2、15)を載せたカセット(87)又は敷板(
    72)を支えるための固定具(12b)を挿入するため
    の穴を備えた少なくとも2個のコラム(12)が設けて
    あり、一方前記昇降装置(3、73〜77)は好ましく
    はコラム(12)又はその連結壁に取り付けたブロック
    (13)に固定し得るようにしてあることを特徴とする
    、請求項2乃至7の何れか1項記載の帯材を加工機械へ
    精密心出し工程を用いて装入する装置。
  9. 【請求項9】  前記帯材心出しユニット(6、16、
    28a)の直後に、入口側及び出口側ガイド(25)付
    きのループ区間(24)、特に帯材(4)が上下に自由
    に動けるようにした入口側ローラゲージ(48)を備え
    たループ区間を配置し、このローラゲージ(48)を好
    ましくはその高さを調節できるようにし、更に好ましく
    は入口側ガイド(48)の高さを回転可能の敷板(7)
    の高さの調節と同様に調節し得るように、この高さ調節
    装置(38)をアンコイルステーション(1)の昇降装
    置(3、73〜77)の相当する調節装置(91、94
    、96、99)と連動するようにしてあることを特徴と
    する、請求項2乃至8の何れか1項記載の帯材を加工機
    械へ精密心出し工程を用いて装入する装置。
  10. 【請求項10】  回転可能のコイルキャリヤ(7)と
    引き出しロール(9)とを有する1個のアンコイルステ
    ーション(101)を密閉した構造体として形成し、好
    ましくは少なくとも1個の構造体の閉鎖手段で覆うこと
    のできる装入用開口部を引き出しロール(9)を支える
    壁の向かい側に配置したことを特徴とする、請求項2乃
    至9の何れか1項記載の帯材を加工機械へ精密心出し工
    程を用いて装入する装置。
  11. 【請求項11】  少なくともほぼ垂直の回転軸(5)
    を有するコイル(2、15)を少なくともほぼ水平に置
    いて回転しながらアンコイルする装置にして、1個のフ
    レームに囲まれた1個の回転可能のコイルキャリヤ(7
    )を備え、そのフレームには帯材クランプ装置が設けて
    あり、これらの部品を前記コイルキャリヤ(7)を駆動
    するアンコイルステーション、特に前記請求項の何れか
    1項のアンコイルステーションに必要に応じて取り付け
    得るようにした、コイル(2、15)から帯材(8)を
    加工機械(18)に挿入する装置において、フレームを
    アンコイルステーションに収める際に、フレーム側の帯
    材クランプ装置の操作部分を受け入れる1個の連結用開
    口部を有する一個のクランプ操作装置を前記アンコイル
    ステーションに設けたことを特徴とする帯材を加工機械
    へ精密心出し工程を用いて装入する装置。
  12. 【請求項12】  前記クランプ操作装置が、連結用開
    口部を形成する対向した2個の操作用つめを備え、好ま
    しくは次の特徴の少なくとも一つを有することを特徴と
    する、請求項11記載の帯材を加工機械へ精密心出し工
    程を用いて装入する装置。 a)操作用つめによって限定された操作部を入れるため
    の連結用開口部が、該操作部自体の寸法に少なくとも2
    5%の許容差を加えた寸法である。 b)操作用つめが、好ましくは挿入可能のフレームをア
    ンコイルステーションに挿入する方向と直角をなす平面
    上にある。
JP3264539A 1990-10-12 1991-10-14 帯材を加工機械へ精密心出し工程を用いて装入する方法並びにそのための装置 Withdrawn JPH04258329A (ja)

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