JPH04258258A - 可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法 - Google Patents

可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法

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Publication number
JPH04258258A
JPH04258258A JP3104044A JP10404491A JPH04258258A JP H04258258 A JPH04258258 A JP H04258258A JP 3104044 A JP3104044 A JP 3104044A JP 10404491 A JP10404491 A JP 10404491A JP H04258258 A JPH04258258 A JP H04258258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice cream
aqueous solution
cream
edible granules
ice
Prior art date
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Pending
Application number
JP3104044A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Ono
小野 敬一
Hiroshi Kato
博 加藤
Takashi Wake
孝 和気
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP3104044A priority Critical patent/JPH04258258A/ja
Publication of JPH04258258A publication Critical patent/JPH04258258A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランチやナッツ類等
の可食性顆粒物で被覆したアイスクリーム及びその製造
法に関するものであって、特に、可食性顆粒物をアイス
クリーム表面に付着させるための接着剤として従来のよ
うにチョコレートのような高脂肪成分を使用しない点を
その大きな特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可食性顆粒物(クランチやナツツ
類)をアイス表面に付着させる方法として、でき上がっ
たスティックアイスを適度に加温されたチョコレートま
たは油脂類の中に浸漬し直ちに引き上げ、表面にコーテ
ィングされたチョコレートまたは油脂類が完全に固化す
る前に可食性顆粒物を表面に押し付けたり、吹き付けた
りすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では可食性
顆粒物をスティックアイスクリーム表面に付着させるた
めの接着剤の大部分が脂肪であるため、でき上がった製
品は油っぽくしつこい風味になり、さっぱりした軽い風
味の製品を従来の方法で製造することは不可能であった
。また、従来の製品はカロリーが高いため、この点の改
良も業界において望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した業界の
ニーズに応える目的でなされたものであって、さっぱり
した軽い風味のままスティックアイスの表面に可食性顆
粒物を付着させる方法を検討した結果、粘性水溶液また
はアイスクリームミックスを使用する方法を見出し、こ
の新知見に基づき更に研究した結果、この発明の完成に
到ったものである。
【0005】すなわち本発明は、可食性顆粒物をその表
面に付着せしめたスティックアイスクリームを製造する
に際して、スティックアイスクリームの表面に可食性顆
粒物を付着させるための接着剤として、チョコレートや
油脂類を使用するのではなく、粘性水溶液を使用するこ
とを基本的技術思想とするものである。
【0006】粘性水溶液としては、増粘剤及び/又は乳
製品の水溶液、懸濁液、乳化液等水性液が使用でき、場
合によっては増粘剤や乳製品をそのまま使用することが
可能である。
【0007】増粘剤としては、糊料、シックナー等合成
又は天然の増粘剤が広く使用可能であって、その非限定
例としては次のものが挙げられる:アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル、繊維素グリコール酸カルシウム
、同ナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、デ
ンプンリン酸エステルナトリウム、メチルセルロース、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ア
ルギン酸ナトリウム、ゼラチン、ペクチン、カゼイン、
カゼインナトリウム、トラガントガム、アラビアガム、
ローカストビーンガム、カラギーナン、キサンタンガム
、ファーセレラングルコース、スターチ、水アメ等。
【0008】乳製品としては、クリーム、牛乳、練乳、
アイスクリームミックス、アイスミルクミックス、ラク
トアイスミックス、粉乳、脱脂乳、濃縮乳等粘性を有す
る乳製品がすべて単独又は併合して使用することが可能
である。乳製品は、そのまま、あるいは加水してあるい
は減水して粘性水溶液として使用することができる。
【0009】本発明を実施するには、スティックアイス
クリーム表面上に粘性水溶液を全体的又は部分的に適用
した後、可食性顆粒物を付着せしめればよい。粘性水溶
液の適用方法としては、粘性水溶液をスティックアイス
クリームにスプレーしたり、塗布したり、あるいは粘性
水溶液中にスティックアイスクリームを浸漬する等、両
者が接触する方法であればすべてのものが適宜使用され
る。
【0010】可食性顆粒物としては、アイスクリームに
従来より添加使用されているトッピングその他の食品が
すべて使用可能であり、クランチ、ナッツ、クレープチ
ップ、カステラチップその他が適宜使用される。本発明
においては、顆粒物とは、顆粒物のほか、細砕物、粉状
物、粗砕物、フレーク、スライス等を広く包含するほか
、本来、小粒の食品であれば上記のように加工処理する
ことなく、そのまま使用することができる。本発明にお
いては、これらの可食性顆粒物は、予じめアイスクリー
ムに粘性水溶液が適用されているので、容易に付着せし
めることができる。その方法としては、例えば、可食性
顆粒物を押しつけたりするほか、スプレーしたり、ふり
かけたり、まぶしたり、その他付着せしめる方法が適宜
使用できる。
【0011】具体的には、例えば、でき上がったアイス
ステックを粘性水溶液(アイスクリームミックス等)に
浸漬し、すぐに引き上げたのち、粘性水溶液が凍結する
前に可食性顆粒物を押し付けることにより達成される。 粘性水溶液は、微生物の増殖を抑制することと、アイス
クリーム自体の融けを防止する意味で0〜10℃程度に
冷却されるのが好ましい。また粘性水溶液はアイスクリ
ーム表面に付着するため、アイスクリーム自体とあまり
組成が異ったものにすると食感に異和感を感じるのでア
イスクリームミックスに近いものにすることが好ましい
【0012】また、接着剤として使用している粘性水溶
液の粘度や濃度を変化させることで、粘性水溶液の付着
量や凍結するまでの時間、可食性顆粒物の付着量をコン
トロールすることができる。また粘性水溶液の温度やア
イスクリーム自体の温度なども影響を与える要因の1つ
であるので、これらをコントロールすることによって本
発明を更に効率的に実施することができる。
【0013】以下、本発明をスティックアイスクリーム
の実施例について更に説明するが、本発明はスティック
アイスクリームのみならず、カップ入りアイスクリーム
、各種形状に成形したアイスクリームも包含するほか、
アイスミルク、ラクトアイス、氷菓等の各種組成のもの
も広く包含するものである。
【0014】
【実施例1】次の配合のアイスクリームミックス(脱脂
粉乳8部、バター6部、糖類20部、乳化安定剤0.4
部、香料0.1部、水65.5部)を用いて常法にした
がい、オーバーラン30%入りのスティックアイスクリ
ームを製造した。これを全く同じ配合のミックスに浸漬
し、引き上げ約10秒後、乾燥したクレープのチップを
アイスクリーム表面に強く押し付けた。これによりアイ
スクリーム表面全体をクレープチップで被覆することが
できた。この被覆をさらに強固なものとするため、液体
窒素の中にこの被覆したアイスクリームを浸漬し、引上
げ、製品とした。この製品を1日冷凍庫で保管し試食し
たところ、クレープチップがアイスクリーム表面の水分
を吸収し、しっとりとした食べやすい食感になっていた
【0015】これに対して、チョコレートや油脂を接着
剤として使用したものは、アイスクリーム表面に明らか
にチョコレートや油脂の層ができるためアイスクリーム
を食べる時このチョコレートや油脂のパリパリした食感
を感じ、また油脂類のしつこさも残るが、この製品は、
アイスクリーム表面の接着剤として使ったものが中のア
イスクリームと同じ組成であるため、全く異和感を感じ
ず、また軽いさっぱりした味に仕上げることができた。
【0016】
【実施例2】実施例1によって製造したスティックアイ
スクリームの表面上に2%アルギン酸ナトリウム水溶液
をスプレーし、これにアーモンドスライスを付着せしめ
、これを実施例1と同様に処理してアーモンドスライス
で全体をコーテングしたスティックアイスクリーム製品
を得た。得られた製品はアイスクリーム本来の風味食感
に加え、アーモンドの佳良な食味を呈し、非常に美味で
あるのみならず、アーモンドスライス片は、その剥離も
認められずアイスクリーム表面に強固に付着しているこ
とも確認された。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るアイスクリームは、アイス
クリーム全体がチョコや油脂で覆われていないため、油
っぽいしつこい風味が除かれ、アイスクリーム表面の油
脂のパリパリした食感のないさっぱりした軽い風味のア
イスクリームとなり、そのカロリーも大幅に低下してい
るため、現代の食生活のニーズによく適合している。ま
た製品の保存中に付着させた可食性顆粒物が接着剤とし
て使用したアイスクリームミックスの水分を吸収するた
め、可食性顆粒物がやわらかく、しっとりとした食感と
なり、さっぱりした軽い風味と相まって相乗効果を発揮
する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可食性顆粒物をアイスクリーム表面に
    付着させるための接着剤として粘性水溶液を使用するこ
    とを特徴とする可食性顆粒物で被覆したスティックアイ
    スクリームの製造法。
  2. 【請求項2】  粘性水溶液として、クリーム、牛乳、
    練乳及び/又はアイスクリームミックスそれ自体あるい
    はそ(れら)の水溶液を使用すること、を特徴とする請
    求項1の製造法。
  3. 【請求項3】  粘性水溶液として合成及び/又は天然
    の増粘剤の水性液を使用することを特徴とする請求項1
    の製造法。
  4. 【請求項4】  請求項1〜請求項3のいずれか1項の
    製造法で製造されてなる可食性顆粒物で被覆したスティ
    ックアイスクリーム。
JP3104044A 1991-02-13 1991-02-13 可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法 Pending JPH04258258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3104044A JPH04258258A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法

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JP3104044A JPH04258258A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04258258A true JPH04258258A (ja) 1992-09-14

Family

ID=14370222

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JP3104044A Pending JPH04258258A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 可食性顆粒物で被覆したステイック アイスクリーム及びその製造法

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JP (1) JPH04258258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506396A (ja) * 2004-07-20 2008-03-06 ネステク ソシエテ アノニム 乾燥パターンが形成されるコーティング方法及び製品
JP2011000087A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Akihiko Yamamura 可食吸収体を備える保持棒付き複合冷菓

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506396A (ja) * 2004-07-20 2008-03-06 ネステク ソシエテ アノニム 乾燥パターンが形成されるコーティング方法及び製品
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