JPH0425786Y2 - - Google Patents

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JPH0425786Y2
JPH0425786Y2 JP1986120357U JP12035786U JPH0425786Y2 JP H0425786 Y2 JPH0425786 Y2 JP H0425786Y2 JP 1986120357 U JP1986120357 U JP 1986120357U JP 12035786 U JP12035786 U JP 12035786U JP H0425786 Y2 JPH0425786 Y2 JP H0425786Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、可動接点が転動移動するボール若し
くはロールなどからなるスイツチ装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来のこの種のスイツチ装置としては、所謂板
ばねからなる可動接点を使用したものがある。し
かしながら、このスイツチ装置には、可動接点の
板ばねの弾性劣化による固定接点との接触不良、
又は板ばねの折れによるスイツチ機能の喪失など
の問題がある。
そこで、可動接点としてボールなどを使用した
スイツチ装置(実開昭50−461号)が出願された。
以下、このスイツチ装置を第10図乃至第12図
を参照して説明する。
図において、100は絶縁性の基板である。こ
の基板100に3本の固定端子101を直線上に
並設し、この3本の固定端子101の上端部(基
板100の上面より突出する部分)を半円形に湾
曲させる。102は前記基板100上を移動する
絶縁性の可動体である。この可動体102を保持
体103に移動可能に支持させ、その保持体10
3の上壁に設けた長孔104から操作つまみ10
5を上方に突出させる。106は導電性ボールで
ある。このボール106を前記可動体102に設
けたボール孔107に収容し、ばね108により
前記ボール106を前記固定端子101に圧接さ
せる。
かくして、ボール106が第10図中の実線に
示すように、右側の固定端子101,101Rと
中側の固定端子101,101Cとにそれぞれ圧
接している状態において、可動体102を矢印方
向に移動させると、前記ボール106が転動して
第10図中の二点鎖線に示すように、中側の固定
端子101,101Cと左側の固定端子101,
101Lとにそれぞれ圧接している状態に切り替
わる。また、ボール106が二点鎖線の状態にお
いて、可動体102を矢印と反対方向に移動させ
ると、ボール106が転動して実線の状態に切り
替わる。
かかるボール106を可動接点として使用した
スイツチ装置は、板ばねを可動接点として使用し
たスイツチ装置と比較して、可動接点の板ばねの
弾性劣化による固定接点との接触不良、又は板ば
ねの折れによるスイツチ機能の喪失などの虞がな
い。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述のボール106を可動接点とし
て使用した従来のスイツチ装置は、1個のボール
106で2個の固定端子101の間を接続するも
のであるから、第11図中の実線に示すように、
1個のボール106が2個の固定端子101に同
時に接触した状態でなければ、2個の固定端子1
01の間を接続することができない。仮に、第1
1図中の二点鎖線に示すように、1個のボール1
06が2個の固定端子101のうち何れか一方か
ら離れると、その2個の固定端子101の間を接
続することができない。従つて、1個のボール1
06と2個の固定端子101との接続点109を
結ぶ方向、すなわちボール106の転動方向(第
11図中の矢印方向)におけるボール106と固
定端子101との接触ずれ(接触不良)が起こり
易い。
また、上述の従来のスイツチ装置は、1個のボ
ール106で2個の固定端子101の間を接続す
るものであるから、第12図に示すような、2個
の固定端子111を基板100中に固定端子11
1の上面と基板100の上面とが面一となるよう
に、埋設したスイツチ構造には使用することがで
きない。
すなわち、基板100の上面及び2個の固定端
子111の上面からなる同一平面と、1個のボー
ル106との接触点110は、第12図に示すよ
うに、一点であるから、1個のボール106が基
板100と同一平面上の2個の固定端子111に
同時に接触することができない。このために、1
個のボール106で2個の固定端子111を接続
することができないので、その1個のボール10
6及び2個の固定端子111より構成される回路
の開閉、特に「閉」を行なうことができない。
従つて、従来のスイツチ装置では、2個の固定
端子111を基板100中に、固定端子111の
上面と基板100の上面とが面一となるように、
埋設したスイツチ構造には使用することができな
い。
本考案の目的は、可動接点の転動方向の接触不
良の虞がなく、しかも固定端子の上面と基体の上
面とが面一のスイツチ構造であつても使用するこ
とができるスイツチ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の問題を解決するために、基板
の一面に複数個の固定接点を、基体の表面と複数
個の固定接点の表面とが同一平面となるように固
定し、その基体上に複数個の可動接点を転動可能
に設け、前記基体上に2個ののスライダをスライ
ド可能に設け、その2個のスライダの前記可動接
点と当接する箇所に傾斜面を、前記可動接点の転
動方向に対してそれぞれ傾斜させて設け、前記2
個のスライダのスライド方向をガイド体によりガ
イドし、そのガイド体と前記2個のスライダのう
ち何れか一方との間に弾性部材を介装する。前記
2個のスライダをスライドさせて、前記複数個の
可動接点を接触させた状態で転動させることによ
り、前記複数個の可動接点と前記複数個の固定接
点とにより構成される回路を開閉したり切り替え
たりすることができるように構成したことを特徴
とする。
[作用] 本考案は、上記の構成により、弾性部材の弾性
力が2個のスライダの傾斜面を介して、複数個の
可動接点間の押圧力、並びに複数個の可動接点の
基体及び固定接点への押圧力として作用する。こ
の結果、2個のスライダをスライドさせることに
より、複数個の可動接点を接触させた状態で転動
させて、複数個の可動接点と複数個の固定接点と
により構成される回路を開閉したり切り替えたり
することができる。
このように、本考案は、互に接触する複数個の
可動接点で複数個の固定接点の間を接続するもの
であるから、ある1個の可動接点とある1個の固
定接点との有効接触範囲は、固定接点の幅のうち
可動接点の転動移動方向の幅の分ある。従つて、
可動接点の転動移動方向のずれによる接触不良な
どの虞がない。
また、本考案は、複数個の可動接点で複数個の
固定接点の間を接続するものであるから、基体の
表面及び複数個の固定接点の表面からなる同一平
面と、複数個の可動接点との接触点は、可動接点
の数の分あるので、複数個の可動接点で複数個の
固定接点の間を接続することができる。従つて、
固定接点を基体中に、基体の表面と複数個の固定
接点の表面とが同一平面となるように、埋設して
なるスイツチ構造であつても、本考案のスイツチ
装置は使用することができる。
[実施例] 以下、本考案に係るスイツチ装置の実施例の内
の3例を第1図乃至第9図を参照して説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係るスイツチ装置
の第1の実施例を示し、第1図は操作の途中状態
を示した断面図、第2図は可動接点及び操作体の
斜視図、第3図は固定接点が2個の場合の回路構
成を示した説明図である。
図において、1は基体であつて、この例ではプ
リント回路板(P,C,B)である。この基体1
の上面に、複数個、この例では2個の長方形状の
固定接点10を、後述する可動接点6の転動方向
1−1上に、かつ基体1の表面と2個の固定接点
10の表面とが同一平面となるように、埋設して
固定する。
6は前記基体1の上面上に転動可能に設けた複
数個、この例では2個の可動接点である。この2
個の可動接点6は、導電性の材質からなり、表面
が滑らかな球体形状をなし、前記基体1の上面上
を1−1方向に転動することにより、この2個の
可動接点6と前記2個の固定接点10とから構成
される回路を開閉したり切り替えたりすることが
できる。
3及び4は前記基体1の上面上を前記可動接点
6の転動方向1−1と同方向にスライド可能に設
けた第1スライダ及び第2スライダである。この
第1スライダ3及び第2スライダ4は、絶縁性の
材質からなり、直方体形状をなす。この第1スラ
イダ3及び第2スライダ4の対向する内側面から
底面にかけて前記可動接点6と当接する箇所に傾
斜面31及び41を、前記可動接点6の転動方向
1−1に対してほぼ45°それぞれ傾斜させて設け
る。かつ、この第1スライダ3及び第2スライダ
4の対向する内側面と反対側の外側面に突部30
及び40を外方に一体に突設する。この第1スラ
イダ3及び第2スライダ4は、前記2個の可動接
点6を接触させた状態で転動させるものである。
2は底面を開口した中空状の直方体形状をなす
ケース形のガイド体である。このガイド体2を前
記基体1に前記固定接点10を覆うように取付け
て、前記2個の可動接点6及び前記第1スライダ
3及び第2スライダ4及び後述するスプリング5
を収納する空間21を形成する。かつ、このガイ
ド体2の両端に透孔20をそれぞれ開設し、その
ガイド体2の透孔20に前記第1スライダ3及び
第2スライダ4の突部30及び40をそれぞれ挿
入する。このガイド体2は、前記第1スライダ3
及び第2スライダ4のスライド方向(前記可動接
点6の転動方向1−1)をガイドするものであ
る。
5は弾性部材としてのスプリングであつて、こ
の例では圧縮ばねを使用する。このスプリング5
を前記第2スライダ4の突部40に外嵌し、かつ
その第2スライダ4の外側面とガイド体2の内側
面との間に介装する。このスプリング5は、前記
第1スライダ3及び第2スライダ4を第1図中の
矢印と反対方向に常時付勢させ、この第1スライ
ダ3及び第2スライダ4の傾斜面31及び41を
介して、前記2個の可動接点6間の押圧力、並び
に前記2個の可動接点6の前記基体1及び固定接
点10への押圧力を生じさせるものである。
前記第1スライダ3の突部30にストツパ付の
操作ノブ(図示せず)を装備する。
この実施例における本考案のスイツチ装置は、
以上の如き構成よりなり、以下その操作について
説明する。
まず、常態においては、スプリング5のばね力
により、第1スライダ3及び第2スライダ4は第
1図中の矢印と反対方向に押され、第1スライダ
3がガイド体2に当接し、2個の可動接点6は第
3図に示すイの位置に位置する。すなわち、左側
の可動接点6,6Lは基体1上に位置し、かつ右
側の可動接点6,6Rは左側の固定接点10,1
0L上に位置し、回路「開」の状態にある。この
とき、スプリング5のばね力が第2スライダ4に
作用し、その力は第2スライダ4の傾斜面41と
右側の可動接点6との当接点において、垂直に作
用する力と水平に作用する力とに分割され、垂直
に作用する力は右側の可動接点6の固定接点10
(及び基体1)への押圧力として作用し、一方水
平に作用する力は右側の可動接点6と左側の可動
接点6との間の押圧力として作用する。右側の可
動接点6から左側の可動接点6に伝わつた力は、
第1スライダ3の傾斜面31と左側の可動接点6
の当接点において、垂直に作用する力と水平に作
用する力とに分割され、その垂直に作用する力は
左側の可動接点6の基体1(及び固定接点10)
への押圧力として作用し、一方水平に作用する力
は右側の可動接点6と左側の可動接点6との間の
押圧力として作用する。
次に、操作ノブを操作し、第1スライダ3及び
第2スライダ4をスプリング5のばね力に抗して
矢印方向にスライドさせ、その第1スライダ3及
び第2スライダ4を介して2個の可動接点6を転
動させて第3図に示すロの位置に位置させる。こ
の結果、左側の可動接点6,6Lは左側の固定接
点10,10L上に位置し、かつ右側の可動接点
6,6Rは右側の固定接点10,10R上に位置
し、回路は「開」から「閉」と切り替わる。この
とき、第1スライダ3にスプリング5のばね力に
抗して矢印方向の力が加えられるので、その力は
上述の力の伝達順序と逆に左側の可動接点6と右
側の可動接点6とにそれぞれ伝わり、その2個の
可動接点6相互間の押圧力、並びに2個の可動接
点6の基体1及び固定接点10への押圧力として
それぞれ作用する。
再び操作ノブを逆操作すると、第1スライダ
3,第2スライダ4及び2個の可動接点6は、ス
プリング5のばね復帰力により上述の常態の位置
に復帰し、回路は「開」に切り替わる。
以上のように、本考案のスイツチ装置は、スプ
リング5のばね力が2個のスライダ3及び4の傾
斜面31及び41を介して、複数個(2個)の可
動接点6の間の押圧力、並びに前記2個の可動接
点6の基体1及び固定接点10への押圧力として
作用する。この結果、2個のスライダ3及び4を
スライドさせて、2個の可動接点6を接触させた
状態で転動させることにより、この2個の可動接
点6と前記2個の固定接点10とから構成される
回路を開閉したり切り替えたりすることができ
る。
このように本考案のスイツチ装置は、第9図に
示すように、互に接触する2個の可動接点6で2
個の固定接点10の間を接続するものであるか
ら、ある可動接点6とある固定接点10とは、固
定接点10の幅のうち可動接点6の転動移動方向
の幅の分T、有効に接触し得る状態にある。従つ
て、可動接点6の転動移動方向のずれによる接触
不良などの虞がない。
また、基体1の表面及び2個の固定接点10の
表面からなる同一平面と、2個の可動接点6との
接触点は、第9図に示すように、可動接点6の数
の分あるので、互に接触する2個の可動接点6で
2個の固定接点10の間を接続することができ
る。従つて、第9図に示すような固定接点10を
基体1中に、基体1の表面と2個の固定接点10
の表面とが同一平面となるように、埋設してなる
スイツチ構造であつても、本考案のスイツチ装置
は使用することができる。
第4図は上述の第1の実施例の変形例であつ
て、固定接点10が3個の場合の回路構成を示し
た説明図である。
まず、常態においては、2個の可動接点6は第
4図に示すイの位置に位置する。すなわち、左側
の可動接点6,6Lは左側の固定接点10,10
L上に位置し、右側の可動接点6,6Rは中側の
固定接点10,10C上に位置し、回路「イ」を
構成する。
次に、操作ノブを操作して2個の可動接点6を
第4図に示すロの位置に位置させる。この結果、
左側の可動接点6,6Lは中側の固定接点10,
10C上に位置し、かつ右側の可動接点6,6R
は右側の固定接点10,10R上に位置し、回路
「イ」が回路「ロ」に切り替わる。
再び操作ノブを逆操作すると、第1スライダ
3,第2スライダ4及び2個の可動接点6は、ス
プリング5のばね復帰力により上述の常態の位置
に復帰し、回路は「ロ」から「イ」に切り替わ
る。
なお、この実施例における可動接点6は球体形
状をなすので、固定接点10への接触は点接触と
なる。
第5図乃至第7図は本考案に係るスイツチ装置
の第2の実施例を示し、第5図は可動接点及び操
作体の斜視図、第6図は固定接点が2個の場合の
回路構成を示した説明図、第7図は固定接点が3
個の場合の回路構成を示した説明図である。
図中、第1図乃至第4図と同符号は同一のもの
を示す。図において、7は可動接点であつて、こ
の可動接点7は導電性の材質からなり、表面が滑
らかで、直径が上述の第1の実施例の可動接点6
の直径とほぼ等しく、かつ高さが空間21の巾よ
り若干小さい円柱体形状をなす。
この実施例における本考案のスイツチ装置は、
上述の第1の実施例のものと同様の作用効果を達
成することができる。なお、この実施例における
可動接点7は円柱体形状をなすので、固定接点1
0との接触は線接触となる。
第8図は本考案に係るスイツチ装置の第3の実
施例を示した回路図である。
この実施例における本考案のスイツチ装置は、
上述の第1の実施例のスイツチ装置(固定接点1
0が3個のもの)を2台使用してモータMを正
転,反転させるものである。
左側の固定接点10,10Lにマイナス電源−
を接続し、右側の固定接点10,10RNIプラ
ス電源+を接続し、中側の固定接点10,10C
にモータMを接続する。図中、8はシーソ形の操
作ノブである。
次に、その操作について説明する。
まず、常態においては、操作ノブ8は実線に示
す状態にあり、上のスイツチ装置において、左側
の可動接点6,6Lは左側の固定接点10,10
L上に位置し、右側の可動接点6,6Rは中側の
固定接点10,10C上に位置し、回路「A」を
構成する。一方、下のスイツチ装置において、左
側の可動接点6,6Lは左側の固定接点10,1
0L上に位置し、右側の可動接点6,6Rは中側
の固定接点10,10C上に位置し、回路「C」
を構成する。この結果、モータMの両端にはマイ
ナス電源−がそれぞれ接続されており、モータM
は停止状態にある。
次に、操作ノブ8を一点鎖線に示すように操作
する。この結果、操作ノブ8,8′により、上の
スイツチ装置において、左側の可動接点6,6L
が中側の固定接点10,10C上に位置し、右側
の可動接点6,6Rが右側の固定接点10,10
R上に位置し、回路「A」から「B」に切替わ
り、一方下のスイツチ装置においては回路「C」
のままである。この結果、モータMの両端にはプ
ラス電源+とマイナス電源−とがそれぞれ接続さ
れることとなり、モータMは回転する。
また、操作ノブ8を実線に示す状態から二点鎖
線に示すように操作する。この結果、操作ノブ
8,8”により、下のスイツチ装置において、左
側の可動接点6,6Lが中側の固定接点10,1
0C上に位置4、右側の可動接点6,6Rが右側
の固定接点10,10R上に位置し、回路「C」
から「D」に切替わり、一方下のスイツチ装置に
おいては回路「A」のままである。この結果、モ
ータMの両端にはマイナス電源−とプラス電源+
とがそれぞれ接続されることとなり、上述の操作
ノブ8の一点鎖線に示す操作と逆にモータMが反
転する。
なお、上述の実施例において、可動接点6を2
個使用したものであるが、可動接点6を3個以上
使用しても良い。このとき、固定接点10の数は
可動接点6の数と同等若しくはそれ以上とする。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案のスイツチ装
置は、可動接点の転動移動方向のずれによる接触
不良などの虞がない。また、固定端子を基体に、
固定端子の表面と基体の表面とが同一平面となる
ように、固定したスイツチ構造であつても、本考
案のスイツチ装置は使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係るスイツチ装置
の第1の実施例を示し、第1図は操作の途中状態
を示した断面図、第2図は可動接点及び操作体の
斜視図、第3図は固定接点が2個の場合の回路構
成を示した説明図、第4図は固定接点が3個の場
合の回路構成を示した説明図である。第5図乃至
第7図は本考案に係るスイツチ装置の第2の実施
例を示し、第5図は可動接点及び操作体の斜視
図、第6図は固定接点が2個の場合の回路構成を
示した説明図、第7図は固定接点が3個の場合の
回路構成を示した説明図である。第8図は本考案
に係るスイツチ装置の第3の実施例を示した回路
図である。第9図は本考案のスイツチ装置の作用
効果を表した説明図である。第10図は従来のス
イツチ装置を示した断面図、第11図は従来のス
イツチ装置における可動接点の転動方向のずれに
よる不具合を表した説明図、第12図は同じく従
来のスイツチ装置における基体と同一平面の固定
接点と可動接点との接続不可能による不具合を表
した説明図である。 1……基体、10……固定接点、2……ガイド
体、21……空間、3……第1スライダ、4……
第2スライダ、31及び41……傾斜面、5……
スプリング(弾性部材)、6,7……可動接点、
8……操作ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、その基体の一面に表面が基体の表面と
    同一平面となるように固定した複数個の固定接点
    と、前記基体の表面上及び前記複数個の固定接点
    の表面上に転動可能に設け、その基体の表面上及
    び前記複数個の固定接点の表面上を転動させるこ
    とにより、前記複数個の固定接点と共に構成する
    回路を開閉したり切り替えたりする複数個の可動
    接点と、前記基体の一面上にスライド可能に設
    け、かつ前記可動接点と当接する箇所に前記可動
    接点の転動方向に対して傾斜する傾斜面をそれぞ
    れ設け、前記複数個の可動接点を接触させた状態
    で転動させる2個のスライダと、その2個のスラ
    イダのスライド方向をガイドするガイド体と、前
    記ガイド体と前記2個のスライダのうち何れか一
    方との間に介装し、前記2個のスライダの傾斜面
    により、前記複数個の可動接点間の押圧力、並び
    に前記複数個の可動接点の前記基体及び固定接点
    への押圧力を生じさせる弾性部材とを備えたこと
    を特徴とするスイツチ装置。
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