JPH0425716Y2 - - Google Patents

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JPH0425716Y2
JPH0425716Y2 JP1985072654U JP7265485U JPH0425716Y2 JP H0425716 Y2 JPH0425716 Y2 JP H0425716Y2 JP 1985072654 U JP1985072654 U JP 1985072654U JP 7265485 U JP7265485 U JP 7265485U JP H0425716 Y2 JPH0425716 Y2 JP H0425716Y2
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JP
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heating roller
temperature
temperature fuse
fuse
shield plate
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JP1985072654U
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JPS61188166U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は静電転写式複写機などの加熱ローラ定
着装置に関するものである。
従来の技術 従来の加熱ローラ定着装置を第3図に示す。
温度制御回路の故障などによる加熱ローラ1の
異常温度上昇を防ぐため、温度ヒユーズ2が設け
られている。
この加熱ローラ1の異常温度上昇に対しては溶
断し、通常の温度制御が働いている加熱ローラ1
に対しては溶断しない温度ヒユーズ2の温度ラン
クを決定する方法として、温度ヒユーズ2を加熱
ローラ1からの距離を変化させて設置する方法
と、既存の温度ランクのものの中から適切なもの
を選び出す方法とがある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記のような加熱ローラ定着装置
では次の項目を満足するような構成にすることが
困難である。
その第1は、温度ヒユーズの溶断温度は加熱ロ
ーラの異常温度上昇時に、火災および感電などの
安全規格を満足し、しかも加熱ローラを保護する
ように設定されていなければならないし、又その
2として、通常の制御された加熱ローラ温度では
溶断しないように設定しなければならない。とこ
ろが市販の温度ヒユーズは温度ランクが細分化さ
れていないため、この2つの項目を満足する設定
温度の温度ヒユーズが得られなかつた。
本考案は加熱ローラから温度ヒユーズへの輻射
熱を制御する遮熱板を加熱ローラと温度ヒユーズ
の間に設けることにより、市販の温度ランクの温
度ヒユーズを使いながら、前述の問題点を解決し
た加熱ローラ式定着装置を提供することを目的と
したものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、加熱ロー
ラから温度ヒーズへの幅射熱を制御する遮熱板を
加熱ローラと温度ヒユーズの間に設けたものであ
る。
作 用 本考案は上記のような構成にすることにより、
遮熱板の形状および加熱ローラから温度ヒユーズ
への熱放射範囲を制御することにより、加熱ロー
ラが異常に温度上昇しても、加熱ローラの損傷を
防ぎしかも通常の制御された加熱ローラ温度では
温度ヒーユーズが溶断しない構造にすることがで
きる。
実施例 以下本考案の実施例について第1図および第2
図を参照して説明する。第1図は本考案に係る加
熱ローラ定着装置の要素拡大断面図、第2図は斜
視図である。
第1図において加熱ローラ6の上面と上カバー
7のほぼ中央に温度ヒユーズ5が電極板9に固定
されている。また絶縁板10は温度ヒユーズ5の
両端の電極板9,9′を絶縁するとともに支持棒
11により保持されている。さらに遮熱板8は絶
縁板10と支持棒11とで挾持されている。
通常状態では、加熱ローラ定着装置を使用した
複写機に電源が投入されると加熱ローラ6に貫設
した定着ランプ13が点灯し加熱ローラ6表面の
温度が上昇するが、加熱ローラ6に極めて接近さ
れたサーミスタ12と定着温度コントロール回路
により一定温度以上となると定着ランプ13が消
える。また定着ランプ13が消えると加熱ローラ
6表面温度が下がりサーミスタ12と定着温度コ
ントロール回路が働き定着ランプ13が点灯する
ような構成になつている。そのためこの2つの動
作の繰り返しで加熱ローラ6の表面はいつも、コ
ピー状態でもまた待機中でもつねに一定した温度
となつている。
一方異常時にこのサーミスタ12又は定着温度
コントロール回路の故障が起きた場合には、定着
ランプ13が点灯し続け加熱ローラ6が増々温度
上昇するが、定着ランプ13と直列に配線された
温度ヒユーズ5が溶断するため、加熱ローラ6や
定着ランプ13の破損を防ぐことができる。
一般に通常時と異常時の温度ヒユーズ5の表面
温度は20度程度しかないため既存の温度ランクの
温度ヒユーズを使用しようとすると難しいが、温
度ヒユーズ5と加熱ローラ6の間に遮熱板8を設
けることにより、前者の通常時には、周辺温度と
かコピー枚数などの条件が変つても温度ヒユーズ
5が溶断することなく、逆に後者の異常時には温
度ヒユーズ5が溶断するような温度ヒユーズ5の
表面温度を設定することが可能となる。これは遮
熱板8を挾着させ加熱ローラ6から温度ヒユーズ
5への輻射熱を制御することにより温度ヒユーズ
5の表面温度を変化できるからである。
輻射熱を制御する方法としては、遮熱板の面積
を変化させるか、遮熱板8が加熱ローラ6の軸方
向と垂直方向に動かすことによつて加熱ローラ6
から温度ヒユーズ5への輻射熱範囲を変化させる
構造になつておればよい。また遮熱板8の材質は
金属性でなくても耐熱樹脂であつてもよい。
考案の効果 以上記述した如く本考案によれば加熱ローラと
温度ヒユーズの間に遮熱板を設けることにより、
温度ヒユーズの表面温度を制御することが可能と
なり、通常コピー時では周辺温度やコピー枚数に
関係なしに温度ヒユーズは溶断することなく加熱
ローラ定着装置が正常に動作し、また一方では異
常に加熱ローラが温度上昇しても、加熱ローラを
破損させない温度で溶断できるような構造にする
ことができる。
さらに、上記のような構造にすることによつ
て、加熱ローラや定着ランプが破損すると言つた
ことがないため、市場に設置された複写機などの
加熱ローラ定着装置を修理する場合でもメンテナ
ンスが容易にできるといつた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る加熱ローラ定
着装置の要部拡大断面図、第2図は本考案に係る
加熱ローラ定着装置を示す斜視図、第3図は従来
の加熱ローラ定着装置の縦断面図である。 5……温度ヒユーズ、6……加熱ローラ、7…
…上カバー、8……遮熱板、9,9′……電極板、
10……絶縁板、11……支持棒、12……サー
ミスタ、13……定着ランプ、14……圧着ロー
ラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱ローラ及び圧着ローラと、前記加熱ローラ
    に接近して配設し、前記加熱ローラの異常温度上
    昇を防ぐ温度ヒユーズと、前記加熱ローラから前
    記温度ヒユーズへの輻射熱を制御する遮熱板とを
    備えたことを特徴とする加熱ローラ定着装置。
JP1985072654U 1985-05-16 1985-05-16 Expired JPH0425716Y2 (ja)

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JP1985072654U JPH0425716Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JP1985072654U JPH0425716Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JPS61188166U JPS61188166U (ja) 1986-11-22
JPH0425716Y2 true JPH0425716Y2 (ja) 1992-06-19

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ID=30611266

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960457A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Canon Inc 定着装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133688U (ja) * 1977-03-29 1978-10-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960457A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Canon Inc 定着装置

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JPS61188166U (ja) 1986-11-22

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