JPH0425689B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0425689B2 JPH0425689B2 JP58061126A JP6112683A JPH0425689B2 JP H0425689 B2 JPH0425689 B2 JP H0425689B2 JP 58061126 A JP58061126 A JP 58061126A JP 6112683 A JP6112683 A JP 6112683A JP H0425689 B2 JPH0425689 B2 JP H0425689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- protrusion
- high voltage
- collar
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 40
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 4
- 238000005470 impregnation Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関用同時点火コイルに関する。
従来のものは第１図に示す如く、複数の溝を有
する高圧ボビン３の各々の溝に２次巻線４を巻付
け、その巻終り線端末を高圧ボビン３のツバに設
けた溝３ｃに入れて固定支持した後、巻始めて側
端面部に設けた高圧ターミナルに巻付結線してい
た。ここで、溝３ｃは高圧ボビン３の半径方向Ｐ
に設けられているため、フライヤー式自動巻線機
で巻線端末４ａを溝３ｃに入れ込む時、突起３ｄ
に干渉し、端末４ａが溝に入らないという不具合
があつた。また、突起部３ｄとケース１との隙間
が小さく、注型樹脂２を流し込む際樹脂のまわり
が悪く、含浸不良を起す原因となつていた。
する高圧ボビン３の各々の溝に２次巻線４を巻付
け、その巻終り線端末を高圧ボビン３のツバに設
けた溝３ｃに入れて固定支持した後、巻始めて側
端面部に設けた高圧ターミナルに巻付結線してい
た。ここで、溝３ｃは高圧ボビン３の半径方向Ｐ
に設けられているため、フライヤー式自動巻線機
で巻線端末４ａを溝３ｃに入れ込む時、突起３ｄ
に干渉し、端末４ａが溝に入らないという不具合
があつた。また、突起部３ｄとケース１との隙間
が小さく、注型樹脂２を流し込む際樹脂のまわり
が悪く、含浸不良を起す原因となつていた。
そこで、本発明は上記従来の不具合点である溝
に端末が入らない、含浸不良が発生しやすい等の
問題を解消することを目的とする。
に端末が入らない、含浸不良が発生しやすい等の
問題を解消することを目的とする。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第２〜４図において、１は点火コイル全体を
おおう樹脂ケース、２はケース１内に注入されコ
イルの絶縁及び固定を行う注型樹脂、３は複数の
巻溝を軸方向に連ねてなる高圧ボビン、４は上記
高圧ボビン３に巻かれた２次巻線、５ａ，５ｂは
巻線端末を巻付け固定する高圧ターミナルで、高
圧ボビン３の巻始め側端面に一体に設けた穴に圧
入固定されており、巻始め側用５ａと巻終り側用
５ｂとの２ケ設けてある。６は鉄心、７は１次巻
線を巻回した１次ボビンである。
る。第２〜４図において、１は点火コイル全体を
おおう樹脂ケース、２はケース１内に注入されコ
イルの絶縁及び固定を行う注型樹脂、３は複数の
巻溝を軸方向に連ねてなる高圧ボビン、４は上記
高圧ボビン３に巻かれた２次巻線、５ａ，５ｂは
巻線端末を巻付け固定する高圧ターミナルで、高
圧ボビン３の巻始め側端面に一体に設けた穴に圧
入固定されており、巻始め側用５ａと巻終り側用
５ｂとの２ケ設けてある。６は鉄心、７は１次巻
線を巻回した１次ボビンである。
上記構成において、高圧ボビン３のツバ先端に
は第１、第２の突起３ａ，３ｂが交互に設けられ
ており、第１の突起３ａはツバの周方向とほぼ平
行に形成した突出面３ａ１と第１の小突起３ａ２
とからなり、第２の突起３ｂはツバ外周接線上に
設けた第２の小突起３ｂ１とツバの接線方向に対
しほぼ直角な面３２ｂとからなる。尚、各突起３
ａと３ｂとは各ツバに交互に設けられており、巻
終り側溝に接するツバには第２の突起３ｂがその
隣りに第１の突起３ａがという順に交互に設けら
れ、各突起３ａ，３ｂを軸方向から透視すると、
ツバ外径に凹溝があるように構成される。なお、
第３図中の矢印は巻線方向を示す。
は第１、第２の突起３ａ，３ｂが交互に設けられ
ており、第１の突起３ａはツバの周方向とほぼ平
行に形成した突出面３ａ１と第１の小突起３ａ２
とからなり、第２の突起３ｂはツバ外周接線上に
設けた第２の小突起３ｂ１とツバの接線方向に対
しほぼ直角な面３２ｂとからなる。尚、各突起３
ａと３ｂとは各ツバに交互に設けられており、巻
終り側溝に接するツバには第２の突起３ｂがその
隣りに第１の突起３ａがという順に交互に設けら
れ、各突起３ａ，３ｂを軸方向から透視すると、
ツバ外径に凹溝があるように構成される。なお、
第３図中の矢印は巻線方向を示す。
工程は
電線を３〜５回折り返してからより合せたよ
り線作りを巻線機の前に設置されたツイスト装
置にて適当な長さ行う。
り線作りを巻線機の前に設置されたツイスト装
置にて適当な長さ行う。
上記より線を高圧ターミナル５ａのからげ部
５ａ１に２〜５回からげてから第１溝３１に約
0.5回巻付けた後、ツバに形成した切欠き３２
を通つて第２溝３３に巻かれる。ここで、で
作られたより線は溝３３に0.5回以上巻付がで
きるような長さに作られている。
５ａ１に２〜５回からげてから第１溝３１に約
0.5回巻付けた後、ツバに形成した切欠き３２
を通つて第２溝３３に巻かれる。ここで、で
作られたより線は溝３３に0.5回以上巻付がで
きるような長さに作られている。
溝３３より順次巻線され溝３ｅまで巻線さ
れ、溝３ｅの巻終り側0.5回以上にと同様な
より線が巻付けられるようツイスト装置により
作られている。
れ、溝３ｅの巻終り側0.5回以上にと同様な
より線が巻付けられるようツイスト装置により
作られている。
溝３ｅの巻終り線４ａは第２の突起３ｂの面
３ｂ２に当接して軸方向に折り曲げられ、第２
の小突起３ｂ１は線４ａが外方向にいかないよ
うに働いている。
３ｂ２に当接して軸方向に折り曲げられ、第２
の小突起３ｂ１は線４ａが外方向にいかないよ
うに働いている。
次に巻終り線４ａは第１の突起３ａの突出面
３ａ１に当接してささえられ、第１の小突起３
ａ２により線４ａが巻線側にいかないよう働い
ている。
３ａ１に当接してささえられ、第１の小突起３
ａ２により線４ａが巻線側にいかないよう働い
ている。
上記、にてささえられるように順次巻始
め側までもどつた線４ａはボビン３の巻始め側
端面に固定された高圧ターミナル５ｂのからげ
部５ｂ１に２〜５回からげられる。
め側までもどつた線４ａはボビン３の巻始め側
端面に固定された高圧ターミナル５ｂのからげ
部５ｂ１に２〜５回からげられる。
なお、上述した実施例においては、第１、第２
の突起５ａ，５ｂを各ツバに交互に設けたが、す
べてのツバに対して交互に設ける必要はなく、１
つ飛びや２つ飛びで設けたりしてもよく、少なく
とも一対以上設ければよい。
の突起５ａ，５ｂを各ツバに交互に設けたが、す
べてのツバに対して交互に設ける必要はなく、１
つ飛びや２つ飛びで設けたりしてもよく、少なく
とも一対以上設ければよい。
また、ケース１は円筒形に形成され、その側内
面に各突起５ａ，５ｂを収納する凹部１ａが形成
されている。
面に各突起５ａ，５ｂを収納する凹部１ａが形成
されている。
以上述べたように本発明においては、巻終り線
４ａを巻線ツバの接線方向にほぼ直角な面３ｂ２
と巻線ツバの周方向と平行な突出面３ａ１とで固
定するようにしたので、フライヤー巻線機での溝
通しが容易になり、溝に巻終り線４ａが入らない
という様な不具合がなくなると共に、突起が部分
的に欠落しているので、注型樹脂が流れやすくな
り、含浸不良が発生するのを防止しつつ、２次巻
線の巻終わり端末を高圧ボビンのツバ部に良好に
固定支持することができるという優れた交互があ
る。
４ａを巻線ツバの接線方向にほぼ直角な面３ｂ２
と巻線ツバの周方向と平行な突出面３ａ１とで固
定するようにしたので、フライヤー巻線機での溝
通しが容易になり、溝に巻終り線４ａが入らない
という様な不具合がなくなると共に、突起が部分
的に欠落しているので、注型樹脂が流れやすくな
り、含浸不良が発生するのを防止しつつ、２次巻
線の巻終わり端末を高圧ボビンのツバ部に良好に
固定支持することができるという優れた交互があ
る。
第１図は従来コイルを示す横断面図、第２図は
本発明コイルの一実施例を示す縦断面図、第３図
は第２図図示のＡ−Ａ線に沿う横断面図、第４図
は第２図図示のＢ−Ｂ線に沿う横断面図である。 １……ケース，２……注型樹脂、３……高圧ボ
ビン、３ａ，３ｂ……第１，第２の突起、３ａ１
……突出面、３ａ２，３ｂ１……第１，第２の小
突起、３ｂ２……ほぼ直角な面、４……２次巻
線、４ａ……巻終り線。
本発明コイルの一実施例を示す縦断面図、第３図
は第２図図示のＡ−Ａ線に沿う横断面図、第４図
は第２図図示のＢ−Ｂ線に沿う横断面図である。 １……ケース，２……注型樹脂、３……高圧ボ
ビン、３ａ，３ｂ……第１，第２の突起、３ａ１
……突出面、３ａ２，３ｂ１……第１，第２の小
突起、３ｂ２……ほぼ直角な面、４……２次巻
線、４ａ……巻終り線。
Claims (1)
- １ 複数のツバにより分割された高圧ボビンに２
次巻線を巻回し、この巻線両端を交互に点火出力
として出力する同時点火コイルにおいて、前記高
圧ボビンの巻始め側端面に２カ所一体形成で設け
られた高圧ターミナル固定部とその各々に固定さ
れた高圧ターミナルとを有し、この各高圧ターミ
ナルの一方に前記２次巻線の巻始め側端末を接続
すると共に、前記高圧ボビンのツバ外形部にこの
ツバの周方向の面とほぼ平行に形成した突出面と
この突出面の巻線方向終端に突出した第１の小突
起とで構成される第１の突起を設け、前記ツバの
外周接線上に設けた第２の小突起と前記ツバの外
周接線方向に対してほぼ直角な面とで構成される
第２の突起を設け、これら第１、第２の突起を１
組以上形成すると共に、前記２次巻線の巻終わり
側溝に接するツバに前記第２の突起が形成され、
かつ前記第１、第２の突起は軸方向に透視したと
き、前記ツバ外径に凹溝を形成し、この凹溝形状
部に、前記各高圧ターミナルの他端に接続される
前記２次巻線の巻終わり側端末を固定支持した同
時点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58061126A JPS59186317A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 同時点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58061126A JPS59186317A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 同時点火コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186317A JPS59186317A (ja) | 1984-10-23 |
| JPH0425689B2 true JPH0425689B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=13162072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58061126A Granted JPS59186317A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 同時点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186317A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165310A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | Hitachi Ltd | Simultaneous firing ignition coil for internal combustion engine |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5282848U (ja) * | 1975-12-18 | 1977-06-21 |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP58061126A patent/JPS59186317A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165310A (en) * | 1980-05-23 | 1981-12-18 | Hitachi Ltd | Simultaneous firing ignition coil for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59186317A (ja) | 1984-10-23 |
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