JPH0425674A - 弁体摺動用ガイド付弁 - Google Patents

弁体摺動用ガイド付弁

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JPH0425674A
JPH0425674A JP12762990A JP12762990A JPH0425674A JP H0425674 A JPH0425674 A JP H0425674A JP 12762990 A JP12762990 A JP 12762990A JP 12762990 A JP12762990 A JP 12762990A JP H0425674 A JPH0425674 A JP H0425674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
guide
valve
flow path
guide rib
Prior art date
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Pending
Application number
JP12762990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Shimokawa
下川 広美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH0425674A publication Critical patent/JPH0425674A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高圧流体回路で用いられる弁体摺動用ガイド付
弁に係り、特に流体による弁体の振動を抑制するに好適
な弁の構造に関する。
〔従来の技術〕
発電プラントや化学プラントでは高圧流体の仕切弁とし
て、弁箱内に弁体摺動用のガイドを備えた弁を使用する
ことにより信頼性の高い仕切機能の確保を図っている。
第4図は一般に用いられている高圧流体隔離弁の管路設
置状態を示す。高圧流体隔離弁は高圧流体を完全に隔離
する為に通常。
配管路にまとめて2〜3個直列に設置して高圧流体系の
安全確保を図っている。また当該弁は隔離時の流体の圧
力衝撃を軽減するため、水平配管に対し45°の傾斜を
つけて、設置されている。
第5図に従来の高圧流体隔離弁の構造を示すにの隔離弁
は、弁箱3とその内部の弁体1と弁体1の駆動機構2か
ら構成されている。さらに弁箱3は、流路3aと、その
中の流体の流れと逆方向に45°に交叉するように設け
られ弁体1を収納する収納部3bと、流路3aに設けら
れたシート面3cとを有する。弁体1は略円筒状で、そ
の先端の蓋部を、隔離信号を受けて作動する駆動機構2
により、シート面3aに押圧されて、流体を隔離する構
造である。弁体1は、開状態から閉状態に作動する際に
円滑な作動と確実なシート面3Cへの着座をするために
、上流側で流路3aを二等分して横切るガイドリブ4の
エツジに設けられた案内面に、弁体1の外周面を摺動さ
せて移動する。
第6図は第5図のA−A断面で、弁体1と収納部3cの
軸直角断面を示す。第6図において、弁体1の外周面は
、ガイドリブ4のガイドリブ摺動面5と収納部3cの内
面に設けられた2個のガイド面6,7との合計3面によ
り支持されている。
ガイドリブ摺動面5及びガイド面6,7はそれぞれ弁体
1の軸方向に延びている。これらの面の位置関係は、ガ
イドリブ4の幅中心と弁体1の中心を結ぶ線に対して左
右対称にガイド面6,7は配置されている。すなわち、
摺動面5とガイド面6゜ガイド面7の各中心を結ぶ関係
は正三角形となっている。
このような従来型のガイド構成は、弁閉動作時に弁体1
が安定した動作で弁内部の圧力変動を吸収しながら、か
つ流体圧力に打ちかってシート面に着座することと、通
常の弁開状態にあっては流体の流路損失を小さくするこ
との両面の機能を兼ね備えたものとなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以下に弁体が振動することによって生じた従来技術の問
題点と本発明で解決しようとする技術的な課題について
第7図を用いて説明する。
第7図は第5図のA−A断面で流体と弁体の挙動を示す
図である。通常、弁が“開″状態における弁体1には弁
体1上下流の圧力差による上向きの押上げ力と弁体自重
による下向きの力が働き。
弁体自重を弁体上流側のガイドリブ4が支えている。ま
た、流体中の弁体1には弁体の左右にかかる圧力差によ
る力、すなわち交番力8が流体の流れと直角方向に作用
している。この交番力8は、弁体上流側での流体自身の
体積変化や管路の形状およびガイドリブ4によって発生
した乱流が原因となって弁体1の左右に交互の力を受け
る為、弁体1が振動する。この為弁体1とガイドリブ4
が繰り返し接触し、弁体1およびガイドリブ4の接触面
に摩耗が発生する。ガイドリブ4の弁体1との接触部は
硬化肉盛が施しであるがこの部分の摩耗が特に激しい、
この摩耗が進行すると弁体1のガイドリブ4に対する摺
動抵抗が増加し、ついに弁体挿入力を上回って弁体1の
閉動作が不可能となる。この高圧流体隔離弁は通常、そ
の機能的要求から弁開状態に曝される時間が長いため上
記の現象が生じ易いという問題があった。
本発明の目的は、流体による弁体の振動を抑制し、その
弁体の接するガイド面の摩耗を防止することにより、寿
命の長い信頼性の高い機能を有する弁体摺動用ガイド付
丼を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の弁体摺動用ガイド
付弁は、ほぼ直進する流路と該流路に斜めに交叉する穴
とを設けた弁箱と、前記穴に沿って可動し前記流路を開
閉する弁体と、該弁体の上流側流路の断面、を部分しか
つ前記弁体の可動方向に延びるガイドリブとを備え、前
記弁体は前記ガイドリブの端面に設けられたガイドリブ
摺動面と前記穴の内面から凸出し弁体の可動方向に延び
る2つのガイド面に支持されて移動する弁体摺動用ガイ
ド付弁において、前記2つのガイド面は互いに前記流路
の軸心及び前記穴の軸心を含む仮想平面に対し対称に位
置させ、前記ガイドリブ摺動面の中心は前記仮想平面か
ら偏心させたことを特徴としている。
また本発明の別の弁体摺動用ガイド付弁は、ほぼ直進す
る流路と該流路に斜めに交叉する穴とを設けた弁箱と、
前記穴に沿って可動し前記流路を開閉する弁体と、該弁
体の上流側流路の断面を部分しかつ前記弁体の可動方向
に延びるガイドリブとを備え、前記弁体は前記ガイドリ
ブの端面に設けられたガイドリブ摺動面と前記穴の内面
から凸出し弁体の可動方向に延びる2つのガイド面に支
持されて移動する弁体摺動用ガイド付弁において、前記
ガイドリブ摺動面中心は前記流路の軸心及び前記穴の軸
心を含む仮想平面内にあり、前記2つのガイド面は互い
に前記仮想平面に対し非対称に位置させたことを特徴と
している。
〔作用〕
本発明の弁体摺動用ガイド付弁において、ガイドリブは
、流路及び穴の軸心を含む仮想平面からはずれて、2つ
のうちの一方のガイド面により近くに位置するので、ガ
イドリブとガイドリブがより近付いた一方のガイド面に
より弁体回りに形成された第1の流路は、ガイドリブと
他方のガイド面により弁体回りに形成された第2の流路
より、流路断面積が小さくなる。したがって、流路断面
−積の小さい第1の流路では、第2の流路におけるより
も、流体が流れにくい、逆に流体の静圧はより大きくな
るために、第1流路の静圧と第2流路の静圧の差分が、
弁体1を第2の流路側にすなわち他方のガイド面とガイ
ドリブ摺動面に押し付ける。
また本発明の別の弁体摺動用ガイド付弁においては、ガ
イドリブ摺動面が仮想平面に対して対称で、2つのガイ
ド面が仮想平面に対し非対称であるので、上記と同様に
、流路断面積の小さい第1の流路と流路断面積が大きい
第2の流路が形成され、弁体は他方のガイド面とガイド
リブ摺動面に押し付けられる。
以上のように弁体が1つのガイド面とガイドリブ摺動面
に押し付けられるので、乱流による弁体の振動が抑制さ
れる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図〜第3図を用いて説明する
。第1図は本発明の一実施例の弁体摺動用ガイド付弁の
構造を示し、流体の流れ方向に切断した断面図である。
この弁体摺動用ガイド付弁の構成要素は第5図に示す従
来の高圧流体隔離弁とほぼ同じであり、そしてこの弁体
摺動用ガイド付弁と従来の流体隔離弁との相違点は弁体
が摺動するガイドの位置が異なることにある。弁体摺動
用ガイド付弁は、弁箱3と、弁箱3の内部に収納された
弁体1と、弁箱3の外にあって弁体1を移動させる駆動
機構2から構成されている。さらに弁箱3は、ほぼ直線
の流路軸を持つ流路3aと、流路3aの上流に向かつて
流路軸と45°に交叉するように設けられた収納部3b
と、流路3a回りに設けられたシート面3cとからなり
、収納部3内の弁体1は駆動機構2により駆動されて、
流路3aを45°に横切って移動し、流路3aを開閉す
る。弁体lは略円筒状で、その先端の蓋部を駆動機構2
によりシート面3aに押圧されて、流体を隔離する構造
である。弁体1は、開状態から閉状態に作動する際に、
弁体1の上流側に設けられたガイドリブ4エツジの案内
面に弁体1の外周面を摺動させて移動する。
第2図は本発明の一実施例を示す図で、第1図のA−A
断面における弁体1とそれを収納する収納部3cの構造
を示す。第2図において、弁体1の外周面は、上流側で
ガイドリブ4のガイドリブ摺動面5により、また下流側
で収納部3cの内面に設けられた2個のガイド面6,7
により、3方向で支持されている。ガイドリブ摺動面5
及びガイド面6,7は、それぞれ弁体1の軸方向に延び
ている。
これらガイドリブ摺動面5およびガイド面6゜7の位置
関係を、流路3aの軸心と収納部3bの軸心とを含む弁
中心面からみると、ガイドリブ摺動面5の幅中心は、弁
中心面から外れており、かつガイド面6,7は互いにそ
の弁中心面に対し対称の位置に配置されている。図中、
ガイドリブ摺動面5とガイド面6の隣り合うエツジの距
離、ガイド面6,7の隣り合うエツジの距離およびガイ
ド面7と摺動面5の隣り合うエツジの距離をそれぞれA
o、Q2.Q、とすると、Q x < 12 < Q 
3としている。
本実施例によれば弁体lの左右の流路における流路断面
積(Sし:左側流路、SR:右側流路)および静圧(P
L:左側流路、PR:右側流路)の関係は以下の様にな
る。
流路断面積  SL>SR 流路静圧 PL<PR つまり弁体1は、ガイドリブ摺動面5が流路中心より右
側に偏心した分、弁体1の左側流路が大きくなる。流路
断面が大きくなることによって流体は流れ易くなり、今
度は流れ易くなった分、静圧が減少する。一方、弁体1
の右側流路は逆に流路断面が小さくなるため、流体はそ
の分、流れ難くなり静圧も増加する。つまり弁体l左右
の流路における静圧の関係から、弁体lには左右流路静
圧差分の力が右側から左側に向かって作用し常に弁体1
をガイドリブ5とガイド6へ押し付けることによって弁
体1がしっかりと固定される。この為、弁体1上流で乱
流が発生しても、弁体1のところでは常に流体の流れ易
い右側から流れ難い左側そって力が作用する為、乱流に
よる弁体振動を防止できることになる。
第3図は本発明の別の実施例の弁体摺動用ガイド付弁を
示す図である。第3図において、ガイドリブ摺動面5の
幅中心は弁中心面に一致して配置され、一方ガイド面6
,7は互いに弁中心面に対し非対称に配置されている。
すなわち、ガイドリブ摺動面5とガイド面6の隣り合う
エツジの距離ρ3が、ガイドリブ摺動面5とガイド面7
の隣り合うエツジの距mρ、より長くなるように、ガイ
ド面6,7が配置されている6 本実施例においても第2図に示したのと同様に弁体1の
左側流路断面が大きくなる為、左右の静圧差分の力がガ
イドリブ5とガイド6の方向に働き弁体1が押しつけら
れて振動が防止できる。
なお、第2図とは反対にガイドリブ摺動面5を弁中心面
よりも左側に偏心させても、また第3図とは反対にQl
>Q、としても、上記同様に弁体の振動を防止できるこ
とが容易に理解されるところである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高圧流体の乱流に伴う弁体の振動を、
ひいては弁体とガイドリブの繰返し接触を防止すること
ができ、ガイドリブの摩耗を抑制できるので、試験時又
は弁開閉要求信号に対して信頼性の高い機能を確保でき
るとともに弁体の寿命が伸びる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体構造図、第2図は本発明
の弁体摺動用ガイド付弁の実施例を示す断面図、第3図
は本発明の別の弁体摺動用ガイド付弁の実施例を示す断
面図、第4図は高圧流体隔離弁の管路への設置状況を示
す図、第5図は従来の高圧流体隔離弁の全体構造図、第
6図は第5図のA−A断面図、第7図は従来の高圧流体
隔離弁の問題点を説明する図である。 1・・・弁体、2・・・駆動機構、3・・・弁箱、3a
・・・流路、3b・・・収納部、3c・・・シート面、
4・・・ガイドリブ、5・・・ガイドリブ摺動面。 6.7・・・ガイド面、8・・・交番力。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ほぼ直進する流路と該流路に斜めに交叉する穴とを
    設けた弁箱と、前記穴に沿って可動し前記流路を開閉す
    る弁体と、該弁体の上流側流路の断面を二分しかつ前記
    弁体の可動方向に延びるガイドリブとを備え、前記弁体
    は前記ガイドリブの端面に設けられたガイドリブ摺動面
    と前記穴の内面から凸出し弁体の可動方向に延びる2つ
    のガイド面に支持されて移動する弁体摺動用ガイド付弁
    において、前記2つのガイド面は互いに前記流路の軸心
    及び前記穴の軸心を含む仮想平面に対し対称に位置させ
    、前記ガイドリブ摺動面の中心は前記仮想平面から偏心
    させたことを特徴とする弁体摺動用ガイド付弁。 2、ほぼ直進する流路と該流路に斜めに交叉する穴とを
    設けた弁箱と、前記穴に沿って可動し前記流路を開閉す
    る弁体と、該弁体の上流側流路の断面を二分しかつ前記
    弁体の可動方向に延びるガイドリブとを備え、前記弁体
    は前記ガイドリブの端面に設けられたガイドリブ摺動面
    と前記穴の内面から凸出し弁体の可動方向に延びる2つ
    のガイド面に支持されて移動する弁体摺動用ガイド付弁
    において、前記ガイドリブ摺動面中心は前記流路の軸心
    及び前記穴の軸心を含む仮想平面内にあり、前記2つの
    ガイド面は互いに前記仮想平面に対し非対称に位置させ
    たことを特徴とする弁体摺動用ガイド付弁。
JP12762990A 1990-05-17 1990-05-17 弁体摺動用ガイド付弁 Pending JPH0425674A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108626404A (zh) * 2017-03-16 2018-10-09 费希尔控制产品国际有限公司 具有整体平衡通路的阀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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