JPH04256595A - 産業用ロボット装置 - Google Patents

産業用ロボット装置

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JPH04256595A
JPH04256595A JP3769691A JP3769691A JPH04256595A JP H04256595 A JPH04256595 A JP H04256595A JP 3769691 A JP3769691 A JP 3769691A JP 3769691 A JP3769691 A JP 3769691A JP H04256595 A JPH04256595 A JP H04256595A
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JP
Japan
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motor
position detector
robot
driven
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP3769691A
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English (en)
Inventor
Yuji Ono
小野 雄司
Masayuki Oshiro
昌之 大城
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Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの制御に必要
な位置検出器が駆動用モータに直接取付けられている産
業用ロボットに係り、特に多関節型のマニプレータを有
するロボットに好適な産業用ロボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットでは、そのロボット本体
(マニプレータ)駆動用のアクチュエータとして電動機
(モータ)を用いた、いわゆる電動型ロボットが主流を
占めているが、この場合、モータはロボット本体に内蔵
されるのが通例であり、このため、ロボットが動作中、
モータにかなりの温度上昇が現れることが多い。
【0003】そこで、例えば特開平1−103290号
公報では、冷却用のファンを設け、モータの放熱を図る
ようにした技術について開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
産業用ロボットの制御には、ロボット本体の位置(姿勢
)の連続的な検出を要し、このため、通常、駆動用のモ
ータに直接、位置検出器を設け、位置データを得るよう
になっている。
【0005】しかるに、上記従来技術は、このような、
駆動用モータに直接、位置検出器が設けられている場合
での位置検出器の温度上昇について配慮がされておらず
、このため、そのモータに許容されている耐温度性能が
充分に活用できず、ロボットの小形化、軽量化の促進の
点で問題があった。
【0006】すなわち、上記したように、位置検出器が
モータに直接取付られている場合には、モータと位置検
出器とは殆ど同じ温度になってしまうが、位置検出器は
電子機器の一種であるため、その耐熱性はモータのそれ
に比して一般にかなり劣っているのが通例であり、従っ
て、使用中でのモータの発熱により温度が上昇した場合
、モータの許容温度上昇にはまだ余裕があるうちに、位
置検出器は既に許容温度を越えてしまい、これを防ぐた
めには、モータの電力損失を抑えなければならず、この
ためにはモータの出力を制限する必要があり、結局、そ
のモータに許容されている耐温度性能が充分に活用でき
ないことになり、ロボットの小形化、軽量化が充分に得
られなくなってしまうのである。
【0007】本発明は、位置検出器に許容されている温
度上昇限度に殆ど影響されることなく、モータの性能を
充分に発揮させることができ、小形化、軽量化が充分に
図れるようにした産業用ロボット制御装置の提供を目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、モータからロボット本体の可動部材に駆動
力を伝達するための動力伝達機構により、別途、回転駆
動される被駆動軸を設け、この被駆動軸により位置検出
器の近傍に設置してあるファンが駆動されるようにした
ものである。
【0009】
【作用】被駆動軸は、動力伝達機構から離れた任意の場
所にあるファンの駆動を可能にするので、ロボット本体
の本来の動力伝達機構系に殆ど変更を与えること無く、
モータに直接取付けてある位置検出器を重点的に冷却す
るように働く。
【0010】従って、モータの温度上昇がかなりの程度
に達しても、位置検出器の温度は使用限界以下に抑えら
れ、モータの性能を充分に活用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による産業用ロボット装置につ
いて、図示の実施例により詳細に説明する。
【0012】まず、以下の説明で、本発明の一実施例が
適用対象としているのは、多関節型の産業用ロボットで
あり、これは、そのロボット本体(マニプレータ)とし
て、例えば図3に示すように、ベースA上で旋回可能に
保持された回転体Bに上腕Cと、前腕D、それに手首E
とを備えており、本発明の一実施例は、この図3におけ
る前腕Dに適用されたもので、図1は、その一方から見
た断面図で、図2は、図1のX−X線による断面であり
、これらの図において、1は前腕Dのフレームであり、
これに手首駆動用のモータ2が取付けてあり、その軸1
9から2枚の傘歯車4、5を介してプーリ軸6に回転力
が伝達される。このプーリ軸6は2個のベアリング20
により軸支され、これに駆動側のプーリ(スプロケット
)7が取付けてあり、このプーリ7と手首Eの駆動軸1
5に取付けてある手首側のプーリ(スプロケット)12
との間に歯付きベルト8が巻掛けられ、モータ1から駆
動軸15に動力が伝達されるようになっている。なお、
この実施例では、プーリ7、12と、歯付きベルト8を
用いた巻掛伝達機構を用いているが、チェーンによる巻
掛伝達機構を用いてもよい。
【0013】モータ1の軸9とは反対側には位置検出器
3が取付けてあり、これによりモータ1の回転位置の検
出が行われ、この検出結果が図示してないロボット制御
装置に取り込まれ、ロボットの制御が行われることにな
る。なお、以上の構成は従来技術でも同様である。
【0014】次に、これら図1、2において、9はファ
ン駆動軸(被駆動軸)、10はプーリ(スプロケット)
、11はファン、22はベアリング、23は保持部材、
そして24はフレーム1に形成してある貫通孔である。
【0015】まず、ファン駆動軸9はベアリング22に
より保持部材23に軸支され、その一端にプーリ10が
、そして他端にファン11が取付けられている。他方、
貫通孔24は、図示の通りほぼ円形をなし、位置検出器
3の側面に丁度位置するようにしてフレーム1の所定の
部分に形成されており、この貫通孔24のほぼ中心にフ
ァン駆動軸9が位置し、且つ、このファン駆動軸9の他
端にあるプーリ10が巻掛伝達機構の歯付きベルト8の
歯付き面に係合するようにして、保持部材23がフレー
ム1に取付られている。なお、14は前腕のカバーで、
組立、点検、保守などに際して取外しができるようにな
っている。
【0016】従って、この実施例では、ファン11は位
置検出器3の側面近傍に位置するようにされ、この結果
、巻掛伝達機構を介して、モータ2により手首Eの駆動
が行われると、歯付きベルト8に噛み合っているプーリ
10が回転し、これによりファン11が回転駆動され、
矢印13で示すような、位置検出器3周りでの空気の流
れが発生されることになる。
【0017】ところで、位置検出器3は、図示の通り、
モータ2に直接取付けられており、従って、モータ2の
温度上昇に伴って同じように温度が上昇しようとする。
【0018】しかるに、この実施例では、上記したよう
に、ファン11が回転駆動され、矢印13で示すような
、位置検出器3周りでの空気の流れが発生するので、こ
の空気流により位置検出器3が重点的に冷却されること
になり、モータ2の温度上昇に比して充分に位置検出器
3の温度を低く抑えることができる。そして、この結果
、この実施例によれば、モータ2に許されている温度上
昇限度一杯まで、このモータ2の出力が利用出来ること
になり、同じ駆動力を小形のモータにより容易に得るこ
とができ、ロボットの小形化、軽量化を充分に進めるこ
とができることになる。
【0019】そして、この実施例によれば、これら図1
、図2から明らかなように、位置検出器3の近傍でファ
ン11を回転駆動させるのに、ロボット本来の駆動力伝
達機構に対してほとんど変更を要することなく、比較的
簡単な構成の付加だけで対応が可能であり、従って、コ
ストアップの要因を最小限に抑えることができるという
効果がある。
【0020】また、この実施例では、ファン11の回転
数、ひいてはそれによる風量は、モータ2の回転速度で
決まる。一方、このモータ2の温度上昇も、やはり、そ
の回転速度で決まり、それにほぼ比例すると考えて良い
。従って、この実施例によれば、モータ2の温度上昇の
増加に応じてファン11による冷却能力が増して行くこ
とになり、極めて合理的な冷却機能が自動的に得られる
という効果がある。
【0021】次に、図4は本発明の別の一実施例で、図
5は同じく図4のY−Y線による断面を示したもので、
これらの図から明らかなように、この実施例は、モータ
2の軸9が、手首E(図示してない)の駆動軸15とほ
ぼ平行に配置する方式のロボットに本発明を適用した場
合のもので、モータ側のプーリ7はモータ2の軸19に
直接取付られており、従って、モータ2による回転駆動
力は、このプーリ7から歯付きベルト8を介してプーリ
12にから駆動軸15に伝達され、さらに減速機構18
を介して手首駆動部(図示してない)に伝達されるよう
になっている。
【0022】そして、ファン11が取付けられている被
駆動軸9も、モータ2の軸19と平行に配置してあり、
且つ、それの一端に取付けてあるファン11が、モータ
2に直接取付けられている位置検出器3の側方近傍に位
置すると共に、他端にあるプーリ10が歯付きベルト8
と係合するようにして、フレーム1にベアリング22に
より軸支されている。
【0023】従って、この実施例でも、モータ2による
手首の駆動が行われると、これに応じてファン11が回
転駆動され、位置検出器3周りに空気の流れ13が発生
するので、モータ2の温度上昇に比して充分に位置検出
器3の温度を低く抑えることができ、モータ2に許され
ている温度上昇限度一杯まで、このモータ2の出力が利
用出来ることになり、同じ駆動力をさらに小形のモータ
により容易に得ることができ、ロボットの小形化、軽量
化を充分に進めることができるなど、図1、図2で説明
した実施例と同様な効果を得ることができる。
【0024】ところで、以上の実施例のうち、特に図1
、図2で説明した実施例では、モータ2の回転方向が反
転したときには、空気の流れ13も反転してしまうので
、場合によっては充分な冷却作用が得られないことも考
えられる。
【0025】そこで、このような場合を想定して被駆動
軸9を複数本、例えば2本設け、羽根のひねりが反対に
なったファンを、それぞれ位置検出器3の近傍に設ける
ようにしてもよい。
【0026】なお、以上の実施例では、何れも本発明を
多関節型ロボットの前腕内に設置した、手首駆動用のモ
ータに取付られている位置検出器を対象にして説明した
が、本発明はロボット本体の形式や、駆動対象に限定さ
れることなく適用可能なことはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、モータによりロボット
の駆動が行われると、これに応じて位置検出器の近傍に
設置してあるファンが回転駆動され、位置検出器の周辺
に空気の流れが発生するようにしたので、モータの温度
上昇に比して位置検出器の温度上昇を低く抑えることが
でき、ロボットの小形化、軽量化が充分に図れる上、以
下に説明するような効果がある。
【0028】■  ロボット本体の動力伝達系から、一
旦、被駆動軸に動力を取り出すようにしているので、位
置検出器の近傍に容易にファンを設置することができ、
効率的な冷却作用を確実に得ることができる。
【0029】■  冷却用ファンがロボット駆動用のモ
ータで駆動されるため、別途、専用の駆動源を要せず、
コストアップを容易に抑えることができ、且つ、冷却能
力がモータの発熱量に応じて増加するため、効率的な冷
却作用を自動的に得ることができる。
【0030】■  ファンによる冷却作用は、位置検出
器だけでなくモータにも及ぶから、モータの温度上昇も
抑えられ、モータを小形化できるので、さらにロボット
の小形化、軽量化を、より一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による産業用ロボット装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】図1のX−X線による断面図である。
【図3】本発明による産業用ロボット装置の一実施例が
適用されたロボット本体の一例を示す外観図である。
【図4】本発明による産業用ロボット装置の他の一実施
例を示す断面図である。
【図5】図2のY−Y線による断面図である。
【符号の説明】
1  多関節型ロボットの前腕のフレーム2  手首駆
動用のモータ 3  位置検出器 4、5  傘歯車 6  プーリ軸 7  駆動側のプーリ(スプロケット)8  歯付きベ
ルト 9  ファン駆動軸(被駆動軸) 10  プーリ(スプロケット) 11  ファン 12  手首側のプーリ(スプロケット)13  空気
の流れ 14  カバー 18  減速機構 19  モータの軸 20、22  ベアリング 23  保持部材 24  貫通孔 A  ベース B  回転体 C  上腕 D  前腕 E  手首

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロボット本体の可動部材を、該ロボッ
    ト本体内の一部に設置した位置検出器付駆動用モータか
    ら動力伝達機構を介して駆動する方式の産業用ロボット
    において、上記動力伝達機構による動力伝達動作に応じ
    て回転駆動される被駆動軸と、上記位置検出器の近傍に
    設置され上記被駆動軸により回転駆動されるファンとを
    設け、このファンの回転により引き起こされる空気流に
    より上記位置検出器の温度上昇を抑えるように構成した
    ことを特徴とする産業用ロボット装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の発明において、上記動力伝
    達機構が歯付ベルト又はチェーンによる巻掛伝達機構を
    含み、上記被駆動軸が上記歯付ベルト又はチェーンに噛
    み合ったスプロケットを有することを特徴とする産業用
    ロボット装置。
  3. 【請求項3】  請求項1の発明において、上記上記被
    駆動軸が少なくとも2軸設置してあり、上記ファンの少
    なくとも1個が他のファンと逆のひねりを持っているこ
    とを特徴とする産業用ロボット装置。
  4. 【請求項4】  請求項1の発明において、上記ロボッ
    ト本体の可動部材が多関節型ロボットの手首部材であり
    、上記駆動用モータが前腕部材内に設置されていること
    を特徴とする産業用ロボット装置。
JP3769691A 1991-02-08 1991-02-08 産業用ロボット装置 Pending JPH04256595A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104942798A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 佳能株式会社 机器人装置和机器人装置的控制方法
WO2021189686A1 (zh) * 2020-03-23 2021-09-30 路邦康建有限公司 一种体温监控协助机器人
WO2023062777A1 (ja) * 2021-10-14 2023-04-20 ヤマハ発動機株式会社 ロボット

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