JPH0425651B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425651B2 JPH0425651B2 JP57178623A JP17862382A JPH0425651B2 JP H0425651 B2 JPH0425651 B2 JP H0425651B2 JP 57178623 A JP57178623 A JP 57178623A JP 17862382 A JP17862382 A JP 17862382A JP H0425651 B2 JPH0425651 B2 JP H0425651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable electrode
- sponge material
- cap
- key switch
- conductive pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子タイプライター、電卓等に使用さ
れるキースイツチに関するものである。
れるキースイツチに関するものである。
キースイツチ、特に可変容量型キースイツチの
可動電極を構成しているスポンジ材と導電性膜及
び弾性シート部材とを固着する粘着剤がスポンジ
材内部へ浸透してスポンジ材が弾力性を喪失する
ことを防止するためには、ポリエステル膜をスポ
ンジ材両面にラミネートしたり、或いはスポンジ
材の両面を加熱、圧縮加工した後、導電性膜及び
弾性シート部材との固着を行なうことが考えられ
る。
可動電極を構成しているスポンジ材と導電性膜及
び弾性シート部材とを固着する粘着剤がスポンジ
材内部へ浸透してスポンジ材が弾力性を喪失する
ことを防止するためには、ポリエステル膜をスポ
ンジ材両面にラミネートしたり、或いはスポンジ
材の両面を加熱、圧縮加工した後、導電性膜及び
弾性シート部材との固着を行なうことが考えられ
る。
しかし、上述の工程は手間がかかり、コスト低
減への障害にもなつている。
減への障害にもなつている。
さらに個々のキースイツチの接着剤の層が均一
かつ適量でないと、接着時に余剰の接着剤がスポ
ンジ材に染み込むことにより、スポンジ材の弾性
が損なわれることがある。そのため接着材層の厚
さを一定かつ適量にし得る構成が要望されている
が、従来その様な構成は案出されていなかつた。
かつ適量でないと、接着時に余剰の接着剤がスポ
ンジ材に染み込むことにより、スポンジ材の弾性
が損なわれることがある。そのため接着材層の厚
さを一定かつ適量にし得る構成が要望されている
が、従来その様な構成は案出されていなかつた。
本発明の目的は、前記従来の欠点を改良し、ス
イツチング動作が確実で簡潔な製造工程による生
産が可能なコストの低く、かつ均一な品質を有す
るキースイツチを提供しようとするにある。
イツチング動作が確実で簡潔な製造工程による生
産が可能なコストの低く、かつ均一な品質を有す
るキースイツチを提供しようとするにある。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び
第3図a乃至cに基づいて詳細に説明する。
第3図a乃至cに基づいて詳細に説明する。
第1図は本実施例に係わる可変容量型キースイ
ツチの側断面図を示す。図において、基板1上に
は一対の平面状導電パターン電極2,2が互いに
平行に印刷され、その一方が送信側、他方が受信
側とされている。可動電極3は中央部がキヤツプ
状に突出成形された薄いゴム体4の天井面4aに
ポリエチレン系感熱接着剤5により取り付けられ
ており、上面にアルミ6が蒸着されたポリエステ
ル膜7を前記平面状導電パターン電極2,2に対
面させている。キヤツプ状のゴム体4はキーアク
シヨンを持たせるものであり、その上方に載置さ
れたキートツプ8を常に上方に付勢しており、キ
ートツプ8はキーボード9の透孔9aを貫通し、
その下部が鍔状に形成され、キーボード9の下面
に当接し、全体がキーボード9外に離脱しない様
になつている。
ツチの側断面図を示す。図において、基板1上に
は一対の平面状導電パターン電極2,2が互いに
平行に印刷され、その一方が送信側、他方が受信
側とされている。可動電極3は中央部がキヤツプ
状に突出成形された薄いゴム体4の天井面4aに
ポリエチレン系感熱接着剤5により取り付けられ
ており、上面にアルミ6が蒸着されたポリエステ
ル膜7を前記平面状導電パターン電極2,2に対
面させている。キヤツプ状のゴム体4はキーアク
シヨンを持たせるものであり、その上方に載置さ
れたキートツプ8を常に上方に付勢しており、キ
ートツプ8はキーボード9の透孔9aを貫通し、
その下部が鍔状に形成され、キーボード9の下面
に当接し、全体がキーボード9外に離脱しない様
になつている。
平面状導電パターン電極2,2と静電容量的に
対向する可動電極3は、スポンジ材10及び片面
にアルミ6が蒸着されたポリエステル膜7を主体
とするものであり、以下に第2図及び第3図a乃
至cを参照してその製造方法を説明する。
対向する可動電極3は、スポンジ材10及び片面
にアルミ6が蒸着されたポリエステル膜7を主体
とするものであり、以下に第2図及び第3図a乃
至cを参照してその製造方法を説明する。
1 加熱用の給電ケーブルが接続されている基台
11上に配置されたポリウレタンフオームから
成るシート状のスポンジ材10(溶融温度184
度)の上へ回転軸12に巻回されそこから供給
されるポリエチレン系感熱接着剤のシート13
(溶融温度130度)、更にその上へ回転軸14に
巻回されそこから供給される片面にアルミ6が
蒸着されたポリエステル膜7のシート15(溶
融温度230度)をアルミ蒸着面側6を下にして
重ね、これらを加熱押圧プレート16で加熱し
ながら圧縮して可動電極材を作成する。(第2
図参照) 2 前述の1の工程で作成した可動電極材を所定
の大きさに打ち抜いて円板状の可動電極3を作
成する。
11上に配置されたポリウレタンフオームから
成るシート状のスポンジ材10(溶融温度184
度)の上へ回転軸12に巻回されそこから供給
されるポリエチレン系感熱接着剤のシート13
(溶融温度130度)、更にその上へ回転軸14に
巻回されそこから供給される片面にアルミ6が
蒸着されたポリエステル膜7のシート15(溶
融温度230度)をアルミ蒸着面側6を下にして
重ね、これらを加熱押圧プレート16で加熱し
ながら圧縮して可動電極材を作成する。(第2
図参照) 2 前述の1の工程で作成した可動電極材を所定
の大きさに打ち抜いて円板状の可動電極3を作
成する。
3 キヤツプ状ゴム体4の天井部4aへシート状
のポリエチレン系感熱接着剤5、その上へ前述
の2の工程で打ち抜きによつて作成した可動電
極3をそのアルミ蒸着面側6を上にして重ね、
第3図において示したような加熱押圧棒17で
加熱しながら圧縮して可動電極をキヤツプ状ゴ
ム体4の天井部4aへ固着する。
のポリエチレン系感熱接着剤5、その上へ前述
の2の工程で打ち抜きによつて作成した可動電
極3をそのアルミ蒸着面側6を上にして重ね、
第3図において示したような加熱押圧棒17で
加熱しながら圧縮して可動電極をキヤツプ状ゴ
ム体4の天井部4aへ固着する。
次にこのキースイツチによるスイツチング動作
を説明する。
を説明する。
先ず、キートツプ8をキヤツプ状ゴム体4の弾
性力に抗して押し下げる。これによりキヤツプ状
ゴム体4の天井面4aに取り付けられた可動電極
3も一体的に押し下げられ、アルミ蒸着面6はス
ポンジ材10の衝撃緩和力により、ポリエステル
膜7を介して平面状導電パターン電極2,2に確
実に密着される。これにより、両導電パターン電
極2,2間の静電容量が大きくなり、所定の交流
信号が送信側から受信側に伝送される。その後、
キートツプ8の押圧を解除すると可動電極3はキ
ヤツプ状ゴム体4の復元力により上方へ移動し所
定位置に保持される。これによりアルミ蒸着面6
は平面状導電パターン電極2,2から離開し交流
信号の伝送がストツプされる。
性力に抗して押し下げる。これによりキヤツプ状
ゴム体4の天井面4aに取り付けられた可動電極
3も一体的に押し下げられ、アルミ蒸着面6はス
ポンジ材10の衝撃緩和力により、ポリエステル
膜7を介して平面状導電パターン電極2,2に確
実に密着される。これにより、両導電パターン電
極2,2間の静電容量が大きくなり、所定の交流
信号が送信側から受信側に伝送される。その後、
キートツプ8の押圧を解除すると可動電極3はキ
ヤツプ状ゴム体4の復元力により上方へ移動し所
定位置に保持される。これによりアルミ蒸着面6
は平面状導電パターン電極2,2から離開し交流
信号の伝送がストツプされる。
以上に詳述した通り、本発明によるキースイツ
チにおいては、スポンジ材10とキヤツプ状ゴム
体4及びポリエステル膜7との固着にポリエチレ
ン系感熱接着剤を使用しているため、粘着剤を使
用した場合におけるその粘着剤のスポンジ材10
への浸透による硬化層のようなものが形成され
ず、長期間の使用においてアルミ蒸着面6がポリ
エステル膜7を介して平面状導電パターン電極
2,2表面に確実に密着し、安定したスイツチン
グ動作が得られる。また、スポンジ材10の上下
両面からの粘着材の浸透を防止する作業工程を省
くことができ、製造作業上の手間を大幅に削減し
得る。
チにおいては、スポンジ材10とキヤツプ状ゴム
体4及びポリエステル膜7との固着にポリエチレ
ン系感熱接着剤を使用しているため、粘着剤を使
用した場合におけるその粘着剤のスポンジ材10
への浸透による硬化層のようなものが形成され
ず、長期間の使用においてアルミ蒸着面6がポリ
エステル膜7を介して平面状導電パターン電極
2,2表面に確実に密着し、安定したスイツチン
グ動作が得られる。また、スポンジ材10の上下
両面からの粘着材の浸透を防止する作業工程を省
くことができ、製造作業上の手間を大幅に削減し
得る。
さらに感熱接着剤のシートを用いているため
に、その接着剤の量をほぼ一定にし得る。そのた
め、本発明の構成を有する個々のキースイツチ
は、ほぼ同一のキーの押圧感触を実現できるとい
つた効果もある。
に、その接着剤の量をほぼ一定にし得る。そのた
め、本発明の構成を有する個々のキースイツチ
は、ほぼ同一のキーの押圧感触を実現できるとい
つた効果もある。
第1図は、本発明の一実施例におけるキースイ
ツチの側断面図、第2図は可動電極材の製造工程
の一例を示す斜面図、第3図a乃至cは可動電極
3の取り付け工程を示す側断面図である。 図中、1は基板、2は平面状導電パターン電
極、3は可動電極、4はキヤツプ状ゴム体、5は
ポリエチレン系感熱接着剤、6はアルミ蒸着面、
10はスポンジ材、13はポリエチレン系感熱接
着材のシート(接着剤層)、16は加熱押圧プレ
ート、17は加熱押圧棒である。
ツチの側断面図、第2図は可動電極材の製造工程
の一例を示す斜面図、第3図a乃至cは可動電極
3の取り付け工程を示す側断面図である。 図中、1は基板、2は平面状導電パターン電
極、3は可動電極、4はキヤツプ状ゴム体、5は
ポリエチレン系感熱接着剤、6はアルミ蒸着面、
10はスポンジ材、13はポリエチレン系感熱接
着材のシート(接着剤層)、16は加熱押圧プレ
ート、17は加熱押圧棒である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上に設けられた一対の平面状導電パター
ン電極と、前記平面状導電パターン電極と対向す
るように前記基板上に配置された弾性シート部材
と、スポンジ材から成り、キヤツプ状部の内上壁
に固着されると共にその固着面と反対側に導電性
膜が貼着された可動電極とを備えたキースイツチ
において、 前記スポンジ材と前記導電性膜との貼着面間
に、前記スポンジ材よりも溶融温度の低くかつ溶
着後にスポンジ材表面に目止め効果を与え得る感
熱接着剤のシートを加熱溶融させた後に固化させ
ることにより形成される接着剤層を備えることを
特徴とするキースイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17862382A JPS5968120A (ja) | 1982-10-09 | 1982-10-09 | キ−スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17862382A JPS5968120A (ja) | 1982-10-09 | 1982-10-09 | キ−スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5968120A JPS5968120A (ja) | 1984-04-18 |
JPH0425651B2 true JPH0425651B2 (ja) | 1992-05-01 |
Family
ID=16051680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17862382A Granted JPS5968120A (ja) | 1982-10-09 | 1982-10-09 | キ−スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5968120A (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6217241Y2 (ja) * | 1979-04-27 | 1987-05-01 | ||
JPS612028Y2 (ja) * | 1980-05-24 | 1986-01-23 |
-
1982
- 1982-10-09 JP JP17862382A patent/JPS5968120A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5968120A (ja) | 1984-04-18 |
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