JPH0425611B2 - - Google Patents

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JPH0425611B2
JPH0425611B2 JP58067367A JP6736783A JPH0425611B2 JP H0425611 B2 JPH0425611 B2 JP H0425611B2 JP 58067367 A JP58067367 A JP 58067367A JP 6736783 A JP6736783 A JP 6736783A JP H0425611 B2 JPH0425611 B2 JP H0425611B2
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JP
Japan
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focus
error signal
lens
offset
signal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58067367A
Other languages
English (en)
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JPS59191141A (ja
Inventor
Yasuhiro Kashiwagi
Kazuo Hirasawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6736783A priority Critical patent/JPS59191141A/ja
Publication of JPS59191141A publication Critical patent/JPS59191141A/ja
Publication of JPH0425611B2 publication Critical patent/JPH0425611B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフオーカスサーボ装置に関するもの
で、特に光学的情報読出装置における光ピツクア
ツプのフオーカスサーボ装置に関する。
光学的ビデオデイスクやPCMオーデイオデイ
スクなどの光学的に読取り可能な情報記録媒体上
に記録された情報を、光学的に読出す方法とし
て、光ピツクアツプなどの光学的情報読取装置が
用いられている。
光ピツクアツプなどを用いてこのような情報読
出しを行なう場合、情報記録媒体上には、通常、
高密度の記録トラツクが形成されており、これら
に情報信号が記録されているため、情報読出しの
ための光スポツトを精密に記録媒体上の記録トラ
ツクに集光しなければならない。
すなわち光ピツクアツプの集光レンズと記録媒
体との相対距離(以下「デイスク−レンズ間距
離」という)は、常に集光レンズの合焦点状態に
保つ必要がある。
このため前記デイスク−レンズ間距離が合焦点
距離から離れた場合に、このずれをフオーカスセ
ンサなどの変位検出手段を用いて検出し、その検
出出力に基づいて集光レンズの位置を修正するフ
オーカスサーボ装置が利用される。
第1図に従来のフオーカスサーボ装置の構成の
概略を、第2図にフオーカスセンサの検出出力特
性を示す。
第1図、第2図に基づいて従来のフオーカスサ
ーボ装置について説明する。
光源51は情報記録媒体(以下「デイスク」と
いう)から情報を読出すための光たとえばレーザ
光線を出射するものである。光源51から出射さ
れたレーザ光線は、ハーフミラー52によつて反
射されて光束の方向が変えられる。方向が変えら
れたレーザ光線は集光レンズ54によつて集光さ
れ、デイスク53に照射される。この集光レンズ
54にはアクチユエータ55が取付けられ、アク
チユエータ55は集光レンズ54とともに集光レ
ンズ54の光軸方向に移動し得るようになつてい
る。このアクチユエータ55は集光レンズ54の
集光位置を光軸方向に移動させるものである。デ
イスク53で反射されたレーザ光線は集光レンズ
54、ハーフミラー52およびシリンダレンズ5
6を介して光検知器たとえばフオーカスセンサ5
7に入射される。シリンダレンズ56は従来より
知られているシリンダレンズ法によつてフオーカ
ス作用を生じさせるためのものである。フオーカ
スセンサ57は検知面がたとえば4つに分割され
ており、各部分からの出力がフオーカス信号処理
回路58に入力される。フオーカス信号処理回路
58では4つのフオーカスセンサ出力のうちそれ
ぞれ対角方向の素子同士の和をとつた後、それら
の和信号の差を求め、これをフオーカスエラー信
号αとしてフオーカスサーボ系を安定させるため
の利得位相補償回路1に出力する。利得位相補償
回路1の出力はフオーカスサーボ系をON/OFF
するためのフオーカスサーボスイツチ2を通し
て、集光レンズのアクチユエータ駆動回路3に入
力され、増幅される。アクチユエータ駆動回路3
の出力はアクチユエータ55の駆動信号βであ
り、この信号によつてアクチユエータ55を移動
させる。これによつて帰還ループが成立し、集光
レンズ54を合焦点状態へ引込む。
次にフオーカスエラー信号αのデイスク−レン
ズ距離依存性(フオーカスセンサ特性)と、フオ
ーカスサーボ系の動作との関係を第2図を参照し
て説明する。第2図のフオーカスセンサ特性は、
合焦点Fを挟む距離領域A1においてのみ有限の
フオーカスエラー信号を持ち、それよりも近距離
領域B1および遠距離領域C1においては、実質
的に0で平坦な特性を持つものである。このよう
なフオーカスサーボ装置にあつては、デイスク−
レンズ距離がごく限られた領域A1に属するとき
にはフオーカスサーボ系が有効に機能する。しか
し、デイスクの厚さ誤差、デイスク取付けのメカ
ニカル精度の限界によつてデイスク−レンズ間距
離が領B1またはC1に属することとなつた場合
は、光ピツクアツプを合焦点に引込むためのフオ
ーカスエラー信号が得られないために、フオーカ
スサーボ系をOFFからONにしたとき、集光レン
ズを合焦点に引込むことができない。
通常光ピツクアツプのフオーカス制御を行なう
場合、フオーカスエラー信号のゼロクロス点の近
傍がフオーカスサーボループの目標制御値にな
る。しかし、光学系やピツクアツプを取付けてい
るメカニズムの精度等の原因などにより、フオー
カスエラー信号のゼロクロス点の近傍よりずれた
ところが最適の再生信号を得られるポイントにな
ることがある。この場合、最良の再生信号を得る
ためには、フオーカスサーボループに直流的なオ
フセツトを加算してフオーカスサーボループの動
作点を変えることが必要になる。このように、最
適合焦点としてフオーカスセンサ特性にオフセツ
トを要する場合があるが、この場合オフセツトが
正値であるとき(第3図a)、負値であるとき
(第3図b)のいずれにおいても、近距離領域B
2,B3および遠距離領域C2,C3でフオーカ
スセンサ特性は有限の値を持つ平坦な特性とな
る。このうち、オフセツトによつてフオーカスエ
ラー信号の0レベルを越して、隣接する電圧ピー
クの符号とは反対の電圧符号領域に入り込んだ部
分C2,B3では、フオーカスエラー信号として
アクチユエータ55を合焦点方向とは逆の方向へ
駆動する電圧を発生し、合焦点でないところへフ
オーカスサーボ系を誤り引込ませる。また、オフ
セツトによつて隣接電圧ピークと同符号の電圧領
域で電圧が増大させられた領B2,C3では、ア
クチユエータ55を合焦点方向へ駆動するための
電圧が長時間にわたり印加されるためアクチユエ
ータ55の移動速度が過剰となつて、合焦点通過
後逆符号のフオーカスエラー信号で制御すること
が困難となり、合焦点に関して反対側の領B3,
C2までアクチユエータ55が移動し、フオーカ
スサーボの誤り引込みを起こすという欠点があつ
た。
本発明はこのような欠点を除去するためになさ
れたもので、フオーカスエラー信号がデイスク−
レンズ間距離の限られた領域内でのみ有限値とし
て得られるようなフオーカスセンサ特性を持つた
光ピツクアツプを用いた場合や、最適合焦点にす
るためにフオーカスセンサ特性上にフオーカスを
持つ場合のフオーカスサーボ系においても、広範
囲かつ確実にフオーカス引込み可能なフオーカス
サーボ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るフオーカスサーボ装置は、光
源、光学的に読取り可能な情報を含む記録トラツ
クが形成された記録媒体、記録媒体上に光源から
の光を集光させるレンズ、およびレンズを光軸方
向に移動させるアクチエータを備える。また、そ
のフオーカスサーボ装置は、誤差信号発生手段、
開始信号発生手段、アクチユエータ駆動手段、誤
差信号付与手段、オフセツト切換手段、および利
得補償手段を備える。誤差信号発生手段は、レン
ズの合焦点位置からのずれを検出し、そのずれに
対応する誤差信号を発生する。開始信号発生手段
は、所定の開始信号を発生する。アクチユエータ
駆動手段は、誤差信号に応答してレンズが合焦点
位置にくるようにそのレンズを移動させる。誤差
信号付与手段は、開始信号に応答して誤差信号を
アクチユエータ駆動手段に付与する。オフセツト
切換手段は、レンズが合焦点位置にくるまでの
間、アクチユエータ駆動手段に付与される誤差信
号に含まれるオフセツト電圧をキヤンセルし、レ
ンズが合焦点位置にきた後、オフセツト電圧のキ
ヤンセルを解除する。利得補償手段は、アクチユ
エータ駆動手段に付与される誤差信号の利得を補
償する。
利得補償手段は、レンズが合焦点位置にくるま
での間、誤差信号の利得を所定の値よりも低く
し、レンズが合焦点位置にきた後、誤差信号の利
得を所定の値に戻してもよい。
また、利得補償手段は、誤差信号の利得補償を
サーボ帯域の低周波領域でのみ行なつてもよい。
この発明に係るフオーカスサーボ装置による
と、誤差信号に含まれるオフセツト電圧がフオー
カス引込み動作時にキヤンセルされるので、フオ
ーカス引込みを広範囲にかつ確に行なうことがで
きる。また、合焦点状態への引込み後、オフセツ
ト電圧が元の状態に戻されるので、最良な再生信
号が得られる。
また、ON/OFF信号発生手段の出力に応答し
て変位検出手段の出力値を変化させる出力値変化
手段を設けることにより、フオーカスセンサ特性
上にオフセツトを持つ場合のフオーカスサーボ系
においても、フオーカス引込みを広範囲かつ確実
に行なおうとするものである。
次に図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
第4図は本発明の一実施例であるフオーカスサ
ーボ装置の構成の概略を示したものである。
第4図において、本装置は利得位相補償回路
1、フオーカスサーボスイツチ2およびアクチユ
エータ駆動回路3のほかに、オフセツト切換装置
4、フオーカス引込回路5、フオーカス引込信号
スイツチ11およびフオーカス引込開始信号発生
器Sを具備している。フオーカスセンサ57の出
力を処理して得られ、デイスク−レンズ間距離に
応じた値を持つフオーカスエラー信号αは、フオ
ーカスエラー信号αのオフセツト分を取り除くた
めのフオーカス切換装置4を通り、利得位相補償
回路1による補償を受けた後フオーカスサーボス
イツチ2に入力される。一方、フオーカス引込み
動作を開始させるための信号(フオーカス引込開
始信号γ)は、ON/OFF信号発生手段としての
フオーカス引込開始信号発生器Sで発生する。こ
れは情報読取開始スイツチ(図示せず)がON状
態となると、これに応答してステツプ信号を発生
するものである。フオーカス引込開始信号γはシ
ーケンス回路6に入力され、シーケンス回路はフ
オーカス引込信号γに応答して、以下に示す時間
的順序に従つて、ON/OFF制御信号7によつて
オフセツト切換装置4を;ON/OFF制御信号8
によつてフオーカスサーボスイツチ2を;ON/
OFF制御信号10によつてフオーカス引込回路
5を;ON/OFF制御信号9によつてフオーカス
引込信号スイツチ11を;それぞれ制御する。フ
オーカス引込み時にアクチユエータ55を移動さ
せる信号を発生する、移動信号発生手段としての
フオーカス引込回路5の出力はフオーカス引込信
号スイツチ11を通つた後、フオーカスサーボス
イツチ2の出力と重畳され、アクチユエータ駆動
回路3に入力される。アクチユエータ駆動回路3
の出力βにより集光レンズのアクチユエータ55
が駆動される。
第7図に第4図の実施例の具体的な回路構成を
示す。上記のように、最良の再生信号を得るため
にフオーカスセンサ特性にオフセツトを要する場
合があるが、この実施例では、フオーカスサーボ
系のオフセツト調整機能をオフセツト切換装置4
の中に持たせており、これによりフオーカスサー
ボ系のオフセツトを調整することができる。
第7図において、オフセツト切換装置4でオフ
セツトエラー信号αにオフセツトが加算され、直
流的にオフセツトが加えられる。すると、第2図
に示す波形であつたフオーカスエラー信号は、オ
フセツトを加えられて第3図aまたはbに示すよ
うな波形になる。
オフセツト切換装置4内のオフセツト切換スイ
ツチ12は、通常はクローズ(接続)状態になつ
ており、信号を再生している最中はクローズ(接
続)状態のまま使用される。
第5図は第4図の実施例に対するタイムチヤー
トである。それぞれのタイムステツプにおける動
作を順次説明する。
(イ) 期間a 情報読取装置が起動する前はフオーカス引込開
始信号γがOFFであり、フオーカスサーボスイ
ツチ2、フオーカス引込スイツチ11もともに
OFFであり、フオーカスサーボ系は停止状態と
なつている。
(ロ) 期間b 情報読取開始スイツチがONとなるとフオーカ
ス引込開始信号γが発生してON状態になり、フ
オーカス引込信号スイツチ11に対する制御信号
9によりフオーカス引込信号スイツチ11がON
になる。同時に、フオーカス制御信号10に応答
して、フオーカス引込回路5からは集光レンズ5
4のアクチユエータ55をデイスクから遠ざける
方向または近づける方向へ駆動する信号が出力さ
れ、アクチユエータ駆動回路3に送られる。この
際、アクチユエータ55をデイスクに近づける方
向にするか遠ざける方向にするかは任意であり、
効果は同じであるため、以下デイスクを近づける
方向に移動させた場合についてのみ説明する。ア
クチユエータ駆動回路3の出力によつて、集光レ
ンズ54のアクチユエータ55はデイスク方向に
近づきフオーカスセンサ特性として第2図B1、
第3図B2,B3の領域に入る。フオーカスセン
サ特性に第3図a,bのようなオフセツト分が加
わつている場合にはフオーカスサーボ系のオフセ
ツト分をキヤンセルするようオフセツト切換装置
4を設定しておく。これにより、第3図a,bの
ようなフオーカスセンサ特性を持つたフオーカス
サーボ系も第2図のフオーカスセンサ特性を持つ
たフオーカスサーボ系と等価になる。
(ハ) 期間c アクチユエータ55が第2図B1、第3図B
2,B3領域に入つた後、シーケンス回路6から
の制御信号8によつてフオーカスサーボスイツチ
2をONにする。フオーカスサーボスイツチ2は
制御信号8のパルスの立下がりに同期してONし
ている。また同時に、制御信号10によつて、フ
オーカス引込回路5の出力をアクチユエータ55
がデイスクに近付く方向から遠ざかる方向へ反転
移動させるように変化させる。この際、フオーカ
ス引込回路5の出力が過大であることに起因し
て、アクチユエータ55の駆動速度が過剰にな
り、合焦点を通り越して制御不能とならぬよう、
この変化を緩かに行なう出力を生じさせるものと
する。この実施例では、フオーカス引込回路5の
出力信号はシーケンス回路6からのパルス信号を
積分することによつて得ている。アクチユエータ
駆動回路3の出力には、光学的引込回路5の出力
と利得位相補償回路1の出力の和が現われる。フ
オーカスセンサ特性が第2図の形を持つておりア
クチユエータ55が第2図B1の領域に属してい
る間は利得位相補償回路1の出力は0に等しく、
アクチユエータ駆動回路1の出力にはフオーカス
引込回路5の出力がそのまま出る(第6図a)。
フオーカスセンサ特性がオフセツトを持つてい
る場合(第3図a,b)において、オフセツト切
換装置4が存在しない場合には、第3図aのB2
領域、第3図bのB3領域のオフセツトがアクチ
ユエータ駆動回路3の出力に重畳され、アクチユ
エータ駆動回路3の出力はcの期間において一様
に減少(第6図b)または増加(第6図c)す
る。この減少が生じた場合(第6図b)にはアク
チユエータ55は高速にてデイスクに近づく方向
から遠ざかる方向へ移動し、合焦点を通過し、合
焦点へフオーカスサーボ系を引込むことはできな
い。また増加が生じた場合(第6図c)には、ア
クチユエータ55をデイスクに近づく方向から遠
ざかる方向に充分に移動させることができず、ア
クチユエータ55を合焦点まで駆動できないこと
がある。したがつてオフセツト切換装置4が必要
になるものであり、期間cにおいてオフセツトを
キヤンセルすることにより第3図a,bのフオー
カスセンサ特性を有する場合でも、第2図のフオ
ーカスセンサ特性を持つ場合と同様の動作を行な
わせることができる。
これらの動作によつてアクチユエータ55がB
1,B2,B3領域からA1,A2,A3領域に
移動するにつれ、A1,A2,A3領域における
フオーカスエラー信号αがアクチユエータ駆動回
路3の出力βに重畳されてゆき、フオーカスサー
ボ系は合焦点近傍に引込まれることになる。
また、第7図において、もし仮に、オフセツト
切換装置4内にオフセツト切換スイツチ12がな
かつたならば、オフセツト電圧が加算されたフオ
ーカスエラー信号が第7図の利得位相補償回路1
を通過して電圧増幅され、アクチユエータ駆動回
路3に送られる。このとき、フオーカス引込回路
5により発生している出力信号に、オフセツトを
持つたフオーカスエラー信号が加算されることに
なる。したがつて、フオーカスサーチの期間cの
間、フオーカスサーボループを閉じているため、
アクチユエータ駆動回路3の出力βには、オフセ
ツト電圧が加えられたフオーカスエラー信号が、
そのまま出力されることになる。
一方、この実施例のように、オフセツト切換装
置4にオフセツト切換スイツチ12があると、フ
オーカスサーチの期間cの間は、フオーカスサー
ボループにオフセツト電圧が加わらないようにオ
フセツト切換スイツチ12がオープン(非接続)
にされる。このため、オフセツト調整によりフオ
ーカスサーボループにオフセツトが存在するよう
な場合でも、フオーカスセンサ特性は、フオーカ
スサーチの期間cの間には、あたかもフオーカス
サーボループにオフセツトが存在しないような波
形になる。つまり、従来の装置ではフオーカスエ
ラー信号が第3図a,bに示すような波形になる
場合も、この実施例では、第6図c,bに示すよ
うに出力信号にオフセツト電圧が重畳することは
なく、出力波形は第6図aに示すようになる。
(ニ) 期間d 期間cの動作によつてフオーカス引込み完了
後、フオーカスサーボ系のオフセツトを最良点に
するため、フオーカス引込回路スイツチ11を
OFFとし、オフセツト切換装置4内のオフセツ
ト切換スイツチ12を制御信号7により接続状態
にし、オフセツト切換装置4をフオーカスサーボ
系のオフセツトが最良になるように調整する。制
御信号7の切換えはフオーカス引込開始信号γま
たは制御信号8より一定時間後に行なつている。
以上でフオーカス引込み動作を完了する。
上記実施例ではフオーカス引込み時のフオーカ
スサーボ系のオフセツトをキヤンセルするために
オフセツト切換装置4を使用したが、オフセツト
調整に際して調整誤差や粗調にも充分な効果を得
るために、オフセツト切換装置4と併用してフオ
ーカスサーボ系の利得を切換えることも有効であ
る。すなわち、オフセツト切換装置4を制御して
いる制御信号7を利用して、利得位相補償回路1
に制御信号7′を入力し、第5図において制御信
号7がH状態(オフセツト・キヤンセル状態)の
ときフオーカスサーボ系の全帯域の利得を適正な
利得より下げ、制御信号7がL状態(オフセツ
ト・キヤンセル解除状態)のときに適正な利得と
なるように第7図に示すスイツチ13を切換え
る。すると、フオーカス引込み時にフオーカスサ
ーボ系のオフセツトの値を小さくし、オフセツト
調整誤差や粗調に耐えるフオーカス引込装置を得
ることができる。
また本フオーカスサーボ装置ではB2,B3領
域にアクチユエータ55が滞在している時間が長
く、かつB2,B3領域におけるフオーカスエラ
ー信号のレベルはほぼ一定値をとるため、フオー
カスサーボ系の低域の利得が高いほどフオーカス
サーボ系のオフセツトはフオーカス引込み時に影
響を与えることになる。そこでオフセツト切換装
置4の制御信号7が第5図のH状態にありフオー
カス引込みが行なわれる時期にフオーカスサーボ
系の低域の利得のみ下げ、フオーカス引込みが終
了して制御信号7が第5図のL状態となつたとき
にフオーカスサーボ系の利得を元に戻すよう構成
することによつて、さらにオフセツト調整誤差や
粗調に対しても対処できるフオーカス引込装置を
実現できる。低域利得補償が行なわれているフオ
ーカスサーボ系の場合はフオーカス引込み時には
低域利得補償を取り除きフオーカス引込み後に低
域利得補償を行なうように構成しても同様な効果
が得られる。
さらにフオーカス引込開始信号γの発生に関し
ては、情報読取装置の起動時に限らず読取り中に
おいても、デイスク−レンズ間距離がA1,A
2,A3の範囲外になつたとき、これを検知しス
テツプ信号を発生させるよう構成することができ
る。この検知・制御はたとえばマイコンを組込む
ことにより行なわれる。
以上のように本発明は、光学式情報読出装置に
おけるフオーカス引込みに関し、フオーカスエラ
ー信号がデイスク−レンズ間距離の限られた領域
内においてのみ有限値として得られるようなフオ
ーカスセンサ特性を持つた場合、および最適合焦
点にするためにフオーカスセンサ特性上にオフセ
ツトを持つ場合のフオーカスサーボ系において
も、広範囲かつ確実にフオーカス引込み可能なフ
オーカスサーボ装置を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフオーカスサーボ装置の構成の
例を示すブロツク図である。第2図はフオーカス
センサ特性の例を示す図である。第3図aは正の
オフセツト分を持つたフオーカスセンサ特性を、
第3図bは負のオフセツト分を持つたフオーカス
センサ特性の例をそれぞれ示す図である。第4図
は本発明の実施例の構成の概略を示すブロツク図
である。第5図は本発明の実施例における各部の
波形を示すタイムチヤートである。第6図はフオ
ーカスセンサ特性上のオフセツトのアクチユエー
タ駆動回路3の出力に対する影響を示す図であ
る。第7図は第4図の実施例の具体的な回路構成
を示す回路図である。 図において1は利得位相補償回路を、2はフオ
ーカスサーボスイツチを、3はアクチユエータ駆
動回路を、4はオフセツト切換装置を、5はフオ
ーカス引込装置を、6はシーケンス回路を、7は
オフセツト切換装置の制御信号を、7′は利得位
相補償回路の制御信号を、8はフオーカスサーボ
装置の制御信号を、9はフオーカス引込信号スイ
ツチの制御信号を、10はフオーカス引込回路の
制御信号を、11はフオーカス引込信号スイツチ
を、αはフオーカスエラー信号を、βはアクチユ
エータ駆動回路の出力を、γはフオーカス引込開
始信号を、Fは合焦点を、Sはフオーカス引込開
始信号発生器を、51は光源を、52はハーフミ
ラーを、53はデイスクを、54は集光レンズ
を、55はアクチユエータを、56はシリンダレ
ンズを、57はフオーカスセンサを、58はフオ
ーカス信号処理回路を、それぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源、 光学的に読取り可能な情報を含む記録トラツク
    が形成された記録媒体、 前記記録媒体上に前記光源からの光を集光させ
    るレンズ、 前記レンズを光軸方向に移動させるアクチユエ
    ータ、 前記レンズの合焦点位置からのずれを検出し、
    前記ずれに対応する誤差信号を発生する誤差信号
    発生手段、 所定の開始信号を発生する開始信号発生手段、 前記誤差信号に応答して前記レンズが前記合焦
    点位置にくるように前記レンズを移動させるため
    のアクチユエータ駆動手段、 前記開始信号に応答して前記誤差信号を前記ア
    クチユエータ駆動手段に付与する誤差信号付与手
    段、 前記レンズが前記合焦点位置にくるまでの間、
    前記アクチユエータ駆動手段に付与される前記誤
    差信号に含まれるオフセツト電圧をキヤンセル
    し、前記レンズが前記合焦点位置にきた後、前記
    オフセツト電圧のキヤンセルを解除するオフセツ
    ト切換手段、および 前記アクチユエータ駆動手段に付与される前記
    誤差信号の利得を補償する利得補償手段を備え
    た、フオーカスサーボ装置。 2 前記利得補償手段は、前記レンズが前記合焦
    点位置にくるまでの間、前記誤差信号の利得を所
    定の値よりも低くし、前記レンズが前記合焦点位
    置にきた後、前記誤差信号の利得を前記所定の値
    に戻す、特許請求の範囲第1項記載のフオーカス
    サーボ装置。 3 前記利得補償手段は、前記誤差信号の利得補
    償をサーボ帯域の低周波領域でのみ行なう、特許
    請求の範囲第2項記載のフオーカスサーボ装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54128707A (en) * 1978-03-27 1979-10-05 Mca Disco Vision Focus servo device
JPS585303A (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 Asahi Chem Ind Co Ltd 水添重合体の製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54128707A (en) * 1978-03-27 1979-10-05 Mca Disco Vision Focus servo device
JPS585303A (ja) * 1981-07-01 1983-01-12 Asahi Chem Ind Co Ltd 水添重合体の製法

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