JPH042559Y2 - - Google Patents

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JPH042559Y2
JPH042559Y2 JP11628985U JP11628985U JPH042559Y2 JP H042559 Y2 JPH042559 Y2 JP H042559Y2 JP 11628985 U JP11628985 U JP 11628985U JP 11628985 U JP11628985 U JP 11628985U JP H042559 Y2 JPH042559 Y2 JP H042559Y2
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JP
Japan
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cylindrical
magnet
center
pole
yoke
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JP11628985U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は防磁型磁気回路に関し、さらに詳し
くは、AV装置に用いるスピーカシステムに適し
た防磁型磁気回路に関する。
【従来の技術】
AV装置の普及に伴い防磁型スピーカシステム
が要求されており、そのための防磁型磁気回路の
代表的なものとして、第3図に示されるものがあ
る。 この図において、円筒状のセンタポール1が一
体に設けられた円板状のヨーク2を有しており、
センタポール1と同心関係にメインマグネツト3
が配設され、センタポール1との間でエアーギヤ
ツプを構成するための円形の窓孔を有する円板状
のトツププレート4が設けられている。 一方、中空円筒状の縁部と窓孔を底部中央に設
けられた深い有底円筒形状のシールドキヤツプ5
の底部にはサブマグネツト6が取り付けられてい
る。 このように構成された2個の磁気回路をメイン
マグネツト3とサブマグネツト6とでヨーク2を
挾持することにより、防磁型磁気回路が構成され
ている。 このような構造の磁気回路の製造に当たつて
は、初めにセンターポール1とメインマグネツト
3とトツププレート4とを所定の関係に構成し、
センターポール1とトツププレート4の間に形成
されるギヤツプを通る磁気回路が形成されるよう
に、例えばセンターポール1及びヨーク2がN極
にトツププレート4がS極になるように、メイン
マグネツト3が着磁される。次に、シールドキヤ
ツプ5に上記磁気回路の磁束を補強するような磁
束を発生するように、例えばシールドキヤツプ5
がS極にヨーク2がN極になるように、着磁され
たサブマグネツト6を所定の関係に取り付ける。
最後にこれらを組み立てて防磁型磁気回路を構成
している。
【考案が解決しようとする問題点】
上述のような構造の防磁型磁気回路において
は、メインマグネツト3とサブマグネツト6は
別々に着磁しなければならないため、最適な状態
に着磁することが困難である。また、着磁行程が
2回必要であるため生産性が悪い。 一方、トツププレート4が円板状であるため、
シールドキヤツプ5は深い有底円筒形状に形成さ
れている。 このシールドキヤツプ5はプレス加工により製
造されるため薄板である必要があり、磁気抵抗が
低くシールド効果の大きい厚板を用いることがで
きない。
【問題点を解決するための手段】
そこで、本願においては最適な着磁を行うこと
ができ、しかも製造が容易な防磁型磁気回路すな
わち、「円柱状のセンターポールが一体に設けら
れた円板状のヨークと、円筒状のメインマグネツ
トと、円筒状のサブマグネツトと、センターポー
ルとの間でエアーギヤツプを構成するための窓孔
が中央に設けられた頂部を有する円筒状のトツプ
プレートと、着磁ポールを挿入するための窓孔が
中央に設けられた底部を有する円筒状のバツクプ
レートとからなり、メインマグネツトはセンター
ポールと同心状に配設され、サブマグネツトはヨ
ークを挟んでメインマグネツトと同軸状に配設さ
れ、トツププレートの円筒状部の縁部とバツクプ
レートの円筒状部の円舞が突合せされて固定され
ていることを特徴とする防磁型磁気回路」である
ことを構成に欠くことができない事項とする考案
を提供する。
【実施例】
以下、この考案の構成を添付した第1図、及
び、第2図の図面について説明する。 第1図に示す防磁型磁気回路は、円板状のヨー
ク12には円柱状のセンターポール11が一体に
設けられており、円筒序のメインマグネツト13
がこのセンターポール11と同心状に配設され、
円筒状のサブマグネツト14がヨーク12を挟ん
で同軸状に配設されている。 また、センターポール11との間でエアーギヤ
ツプを構成するための窓孔21bが中央に設けら
れた頂部を有する円筒状のトツププレート21
と、着磁ポールを挿入するための窓孔22bが中
央に設けられた底部を有する円筒状のバツクプレ
ート22が各々その円筒状部の縁部21aと縁部
22aが突合せされて固定されている。 そして、センターポール11と窓孔21bとの
間には図示しないボイスコイルを挿入するための
エアーギヤツプが形成されている。 そして、センターポール11と窓孔21bとの
間には図示しないボイスコイルを挿入するための
エアーギヤツプが形成されている。 第2図により、着磁作業を説明する。 磁気回路の組立てが終了した後、初めにセンタ
ーポール11に着磁ポール32を、トツププレー
ト21に着磁ヨーク33を、窓孔22bの奥にあ
るヨーク12の中央部に着磁ポール42を、バツ
クプレート22に着磁ヨーク43を、各々当接す
る。その後、着磁コイル31,41に所用の電流
を流すと、メインマグネツト13及びサブマグネ
ツト14が着磁され、防磁型磁気回路が完成す
る。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の防磁
型磁気回路の着磁作業は組立て終了後に1回すれ
ばよいから、着磁作業工程を減らすことができる
ばかりでなく、バラつきのない最適な着磁を行う
ことができる。 また、窓孔21bを加工する前のトツププレー
ト21及びバツクプレート22は同一形状の有底
円筒でよいから、これらは単一プレス型によつて
成形することが可能である。そして、これら有底
円筒形状プレートの深さは従来のものと比較して
半分であるから、磁気抵抗が低くシールド効果の
大きい厚板材料をプレス成形して使用することが
でき、磁束補強効果及び防磁効果を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による防磁型磁気回路の縦断
面図、第2図は同着磁状態を示す縦断面図、第3
図は従来の防磁型磁気回路の縦断面図である。 11……センタポール、12……ヨーク、13
……メインマグネツト、14……サブマグネツ
ト、21……トツププレート、22……バツクプ
レート、21a,22a……縁部、21b,22
b……窓孔、31,41……着磁コイル、32,
42……着磁ポール、33,43……着磁ヨー
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱状のセンターポール11が一体に設けられ
    た円板状のヨーク12と、円筒状のメインマグネ
    ツト13と、円筒状のサブマグネツト14と、セ
    ンターポール11との間でエアーギヤツプを構成
    するための窓孔21bが中央に設けられた頂部を
    有する円筒状のトツププレート21と、着磁ポー
    ルを挿入するための窓孔22bが中央に設けられ
    た底部を有する円筒状のバツクプレート22とか
    らなり、メインマグネツト13はセンターポール
    11と同心状に配設され、サブマグネツト14は
    ヨーク12を挟んでメインマグネツト13と同軸
    状に配設され、トツププレート21の円筒状部の
    縁部21aとバツクプレート22の円筒状部の縁
    部22aが突合せされて固定されていることを特
    徴とする防磁型磁気回路。
JP11628985U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH042559Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11628985U JPH042559Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JP11628985U JPH042559Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6224597U JPS6224597U (ja) 1987-02-14
JPH042559Y2 true JPH042559Y2 (ja) 1992-01-28

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ID=31000737

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JP11628985U Expired JPH042559Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JPS6224597U (ja) 1987-02-14

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