JPH04255633A - 蛍光表示管用フィルタの形成方法 - Google Patents
蛍光表示管用フィルタの形成方法Info
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- JPH04255633A JPH04255633A JP1786891A JP1786891A JPH04255633A JP H04255633 A JPH04255633 A JP H04255633A JP 1786891 A JP1786891 A JP 1786891A JP 1786891 A JP1786891 A JP 1786891A JP H04255633 A JPH04255633 A JP H04255633A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光表示管用フィルタの
形成方法に関する。
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蛍光表示管用フィルタ(
以下、フィルタと記す)は、表示面ガラス上に、紫外線
硬化型着色インキを用いてスクリーン印刷を行った後、
紫外線照射により着色インキを硬化させ、40μm前後
の厚みのフィルタ層を形成していた。
以下、フィルタと記す)は、表示面ガラス上に、紫外線
硬化型着色インキを用いてスクリーン印刷を行った後、
紫外線照射により着色インキを硬化させ、40μm前後
の厚みのフィルタ層を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフィル
タは、スクリーン印刷法により直接表示面ガラス上に印
刷する為に、膜厚が厚くなり、フィルタの透過率が悪く
、又、膜厚もばらつきやすく、さらには、充分な表示面
ガラスとの密着性が得られないという欠点があった。
タは、スクリーン印刷法により直接表示面ガラス上に印
刷する為に、膜厚が厚くなり、フィルタの透過率が悪く
、又、膜厚もばらつきやすく、さらには、充分な表示面
ガラスとの密着性が得られないという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、膜厚が薄く均一で、表示
面ガラスとの充分な密着性が得られるフィルタを提供す
ることにある。
面ガラスとの充分な密着性が得られるフィルタを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽極基板と、
該陽極基板上に形成された蛍光体層と、電子を放出し前
記蛍光体層に射突させて発光表示を行う陰極と、前記陽
極基板に封着され真空容器を形成する表示面ガラスと、
該表示面ガラス上に形成された蛍光表示管用フィルタと
を有する蛍光表示管の蛍光表示管用フィルタの形成方法
において、離型層と着色層とヒートシール層を各々グラ
ビア印刷法にて形成したフィルムを用いて前記表示面ガ
ラス上に転写することを特徴とする。
該陽極基板上に形成された蛍光体層と、電子を放出し前
記蛍光体層に射突させて発光表示を行う陰極と、前記陽
極基板に封着され真空容器を形成する表示面ガラスと、
該表示面ガラス上に形成された蛍光表示管用フィルタと
を有する蛍光表示管の蛍光表示管用フィルタの形成方法
において、離型層と着色層とヒートシール層を各々グラ
ビア印刷法にて形成したフィルムを用いて前記表示面ガ
ラス上に転写することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は、本発明の第1の実施例に使用する
熱転写フィルムの形成方法を説明する断面図である。
熱転写フィルムの形成方法を説明する断面図である。
【0008】第1の実施例の熱転写フィルムは、図1に
示すように、100μm厚のポリエステルフィルム1上
にエチルセルロース…1重量部,ポリエチレンワックス
…3重量部,トルエン…60重量部,イソプロピルアル
コール…36重量部からなる離型剤をグラビア印刷で形
成し、乾燥後、厚さ3μmの離型層2を得た。この離型
層2上に、表1に示す組成のレッドインキを用いて、同
様に印刷,乾燥した後、厚さ2μmのレッドの着色層3
を得た。
示すように、100μm厚のポリエステルフィルム1上
にエチルセルロース…1重量部,ポリエチレンワックス
…3重量部,トルエン…60重量部,イソプロピルアル
コール…36重量部からなる離型剤をグラビア印刷で形
成し、乾燥後、厚さ3μmの離型層2を得た。この離型
層2上に、表1に示す組成のレッドインキを用いて、同
様に印刷,乾燥した後、厚さ2μmのレッドの着色層3
を得た。
【0009】
【0010】このレッドの着色層3の硬化を促進する為
、50℃のオーブン内に10min放置した。この着色
層3上に、さらに、ポリビニルブチラール(MP60℃
)3重量部,トルエン60重量部,酢酸エチル37重量
部からなるヒートシール剤を用いて同様に印刷,乾燥し
た後、厚さ3μmのヒートシール層4を得た。
、50℃のオーブン内に10min放置した。この着色
層3上に、さらに、ポリビニルブチラール(MP60℃
)3重量部,トルエン60重量部,酢酸エチル37重量
部からなるヒートシール剤を用いて同様に印刷,乾燥し
た後、厚さ3μmのヒートシール層4を得た。
【0011】図2は、図1のフィルムを蛍光表示管の表
示面ガラスに転写する方法を説明する断面図である。
示面ガラスに転写する方法を説明する断面図である。
【0012】こうして得られたフィルムを用いて、図2
に示す様に、約80℃に熱せられた蛍光表示管の表示面
ガラス5上に加圧器6により、均一な熱転写を施し、レ
ッドのフィルタのパターンを形成した。
に示す様に、約80℃に熱せられた蛍光表示管の表示面
ガラス5上に加圧器6により、均一な熱転写を施し、レ
ッドのフィルタのパターンを形成した。
【0013】このレッドのフィルタを評価する為に、分
光光度計により最大の吸収波長λa における各フィル
タの透過率を測定した。又、発光輝度についても測定し
、表2に従来のフィルタと比較して示した。
光光度計により最大の吸収波長λa における各フィル
タの透過率を測定した。又、発光輝度についても測定し
、表2に従来のフィルタと比較して示した。
【0014】
【0015】この結果、透過率は、22%改善され、輝
度についても、20ft−Lの向上が確認された。
度についても、20ft−Lの向上が確認された。
【0016】尚、X−Y色座標については問題となる様
な有意差は見られなかった。
な有意差は見られなかった。
【0017】さらに、フィルタの下地との密着性は良好
であり、又、膜厚のばらつきも1μm以内にあり大幅に
改善された。
であり、又、膜厚のばらつきも1μm以内にあり大幅に
改善された。
【0018】第2の実施例はブルーのフィルタを形成し
た場合の例である。
た場合の例である。
【0019】着色剤として、フタロシアニン染料を用い
、表1で示す配合にて充分攪拌してブルーのインキとし
た。
、表1で示す配合にて充分攪拌してブルーのインキとし
た。
【0020】このブルーのインキにより、第1の実施例
と全く同様にして、熱転写を行った結果、表2に示す様
に、最大吸収波長λa における透過率は92%向上し
、発光輝度も12ftL向上した。
と全く同様にして、熱転写を行った結果、表2に示す様
に、最大吸収波長λa における透過率は92%向上し
、発光輝度も12ftL向上した。
【0021】又、色座標,密着性においても全く問題は
なかった。
なかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、離型層,
着色層,ヒートシール層からなるフィルムシートを用い
て、表示面ガラス上に熱転写方式でフィルタを形成する
ことにより、フィルタの膜厚が2〜3μmと薄くなり、
透過率、即ち、蛍光表示管の発光輝度が向上する効果が
得られた。
着色層,ヒートシール層からなるフィルムシートを用い
て、表示面ガラス上に熱転写方式でフィルタを形成する
ことにより、フィルタの膜厚が2〜3μmと薄くなり、
透過率、即ち、蛍光表示管の発光輝度が向上する効果が
得られた。
【0023】さらに、表示面ガラスとの密着性,フィル
タの膜厚のばらつきが改善される効果もある。
タの膜厚のばらつきが改善される効果もある。
【図1】本発明の第1の実施例に使用する熱転写フィル
ムの形成方法を説明する断面図である。
ムの形成方法を説明する断面図である。
【図2】図1のフィルムを蛍光表示管の表示面ガラスに
転写する方法を説明する断面図である。
転写する方法を説明する断面図である。
1 ポリエステルフィルム
2 離型層
3 着色層
4 ヒートシール層
5 表示面ガラス
6 加圧器
Claims (1)
- 【請求項1】 陽極基板と、該陽極基板上に形成され
た蛍光体層と、電子を放出し前記蛍光体層に射突させて
発光表示を行う陰極と、前記陽極基板に封着され真空容
器を形成する表示面ガラスと、該表示面ガラス上に形成
された蛍光表示管用フィルタとを有する蛍光表示管の蛍
光表示管用フィルタの形成方法において、離型層と着色
層とヒートシール層を各々グラビア印刷法にて形成した
フィルムを用いて前記表示面ガラス上に転写することを
特徴とする蛍光表示管用フィルタの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1786891A JPH04255633A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 蛍光表示管用フィルタの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1786891A JPH04255633A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 蛍光表示管用フィルタの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255633A true JPH04255633A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=11955652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1786891A Pending JPH04255633A (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 蛍光表示管用フィルタの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04255633A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994020974A1 (en) * | 1993-03-11 | 1994-09-15 | Sony Corporation | Method for forming fluorescent film, and transfer material for formation of the fluorescent film |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1786891A patent/JPH04255633A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994020974A1 (en) * | 1993-03-11 | 1994-09-15 | Sony Corporation | Method for forming fluorescent film, and transfer material for formation of the fluorescent film |
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