JPH0425425A - 射出成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形品の製造方法

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JPH0425425A
JPH0425425A JP13221190A JP13221190A JPH0425425A JP H0425425 A JPH0425425 A JP H0425425A JP 13221190 A JP13221190 A JP 13221190A JP 13221190 A JP13221190 A JP 13221190A JP H0425425 A JPH0425425 A JP H0425425A
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JP
Japan
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temperature
temp
resin
mold
weld line
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JP13221190A
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English (en)
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Shigeo Matsumaru
松丸 重雄
Hiroshi Tamura
弘 田村
Kouichi Warino
孝一 割野
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数ゲート射出成形品の製造方法に関し、更に
詳しくはウェルドラインのV溝を消滅させるための非晶
性樹脂射出成形品の製造方法に関する。
〔従来の技術及び解決しようとする課題〕複数ゲートよ
りキャビティ内に樹脂を射出流入させ成形品を製造する
際に溶融樹脂の流動先端が合流してウェルドラインが発
生し、その強弱により外観不良となったり機械的強度が
低下する原因となったりする。このためウェルドライン
の発生は射出成形品の商品価値を低下させ、長期間使用
の品質上の信幀性を失わせるものとして実用上大きな問
題となっている。
このウェルドラインの問題を解決する方法として、(1
)射出成形品の一部の肉厚を変更してウェルド位置で流
動先端を平行流にする、(2)通常の製造条件の範囲で
最適条件にする(例えば高いシリンダー温度、金型温度
、短かい充てん時間、高い保圧力、長い保圧時間にする
) 、(3)ウェルド発生位置の金型に加熱ヒーターを
埋設する等の方法が従来行われていた。しかしながら、
上記(1)の方法では、特定の形状の射出成形品にのみ
その実施が制限され一般的でないという問題があった。
また上記(2)の方法では、高温・高圧で成形するため
パリを生じたり、ウェルドライン付近の残留歪によるク
ラックや加熱変形が生じるため射出条件が制限されたり
などするばかりでな(、ウェルドラインの■溝が約10
μ迄しか軽減出来ず不十分であった。さらに上記(3)
の方法では、ウェルドライン以外の品質対策として射出
条件を変更した場合、流動先端の溶融樹脂温度の変化に
対応した加熱ヒーターによる調整方法が確立しておらず
、収率が低下するなど実用的な問題解決に至っていない
という問題があった。
このように、これら従来技術によるウェルド問題の解決
は不十分で、ウェルドラインの軽減は出来ても実質的消
滅もしくは完全消滅に到っていないのが実情であった。
したがって、本発明の目的は、前述した従来の方法で複
数ゲート射出成形品を製造したときに不可避なウェルド
ライン■溝の発生を抑え、ウェルド部の強度保持性に優
れた射出成形品を製造することの出来る新規な方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは前記目的を達成するために鋭意検討を加え
た結果、先ず射出成形条件を変更することによってウェ
ルドラインを軽減する従来の技術思想を踏襲しつつ、さ
らに進んで流動先端の溶融樹脂温度を使用樹脂の熱変形
温度以上の所定の温度にすることによりウェルドライン
V溝が消滅することを見出し、次にウェルド発生位置に
埋設した加熱装置で、金型表面温度を熱変形温度と流動
停止温度の範囲でウェルドラインの■溝が消滅する温度
にすることにより、ウェルドライン■溝のない射出成形
品が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の上記目的は、複数ゲートよリキャビ
ティ内に樹脂を射出流入させ成形品を製造する方法にお
いて、ウェルドライン発生位置の金型表面温度が使用樹
脂の熱変形温度から流動停止温度の範囲内の温度にある
キャビティ内に非晶性樹脂を射出充填する射出成形品の
製造方法により達成することができる。以下本発明の詳
細な説明する。
本発明は、複数ゲートよりキャビティ内に樹脂を射出流
入させ成形品を製造するに際し、ウェルドライン発生位
置の金型表面温度が使用樹脂の熱変形温度と流動停止温
度の範囲内の温度にあるキャビティ内に非晶性樹脂を射
出充填することを特徴とし、これにより互いに隣りのゲ
ートから流入し合流する時の溶融樹脂の温度がウェルド
ラインが実質的に若しくは完全に消滅する温度(以下ウ
ェルドライン消滅温度という)に到達し、ウェルドライ
ン■溝の発生を抑え、強度保持性に優れた射出成形品を
製造することができる。ウェルドラインを消滅させるた
めには、ウェルドライン消滅温度が使用樹脂の(熱変形
温度十流動停止温度)/2から流動停止温度の範囲内の
温度であることが好ましい。ここでいうウェルドライン
消滅温度は、ウェルドライン発生位置金型表面からキャ
ビティ厚み方向の中心に1′″′″〜2″′″突出た温
度センサーにより検出され、溶融樹脂が互いに隣りのゲ
ートから流入、合流した時の表層部温度が1成形サイク
ルの中で最も高い温度で■溝が実質的に若しくは完全に
消滅する温度のことである。
ここで本発明の基本的事項を説明する。本発明者らは複
数ゲートよりキャビティ内に樹脂を射出流入させ成形品
を製造するに際して、非晶性樹脂の射出成形におけるシ
リンダー温度、金型温度、充てん時間、保圧条件等の成
形条件を種々変化させて得られた成形品のウェルドライ
ンの外観、■溝深さ、幅、ウェルド強度の測定を行い、
前記成形条件とこれらウェルド特性の相関性を詳細に検
討した。その結果、従来のウェルドラインの■溝の深さ
は1μ〜10μで応力集中クラックの原因となっており
、またそのV溝巾は10μ〜50μで外観不良の原因と
なっていたが、これは金型がらの冷却により形成する凝
固表層部厚さと関係があり、■溝消滅に対して金型温度
の影響が大きいこと、および流動先端が合流する時の溶
融樹脂表層部温度を高くすることにより、凝固表層部厚
さも薄くすることができることを把握した。
すなわち、流動先端の合流する時の溶融樹脂表層部温度
が使用樹脂の熱変形温度未満の場合は、従来通りのウェ
ルドラインの形状及び寸法を有するV溝が生成するが、
該溶融樹脂表層部温度が熱変形温度以上の場合ではウェ
ルドラインは実質的に消滅し、特に使用樹脂の流動停止
温度に近づ(につれて、ウェルドラインのV溝は完全に
消滅することができることを見出した。本発明は上記し
た基本的事項の解明に基づいてなされたものである。
本発明における非晶性樹脂としては、メタクリル樹脂、
メチルメタクリレート−スチレン樹脂、アクリルニトリ
ル−スチレン樹脂、アクリルニトリル−ブタジェン−ス
チレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられるが、
非晶性樹脂で射出成形できるものであれば特に制限はな
い。非晶性樹脂の場合は、射出・保圧工程の条件設定に
よりウェルドラインの軽減・・消滅そしてウェルド強度
の向上ができるが、結晶性樹脂の場合は、射出・保圧工
程の他に冷却工程の広範囲で、複雑な条件設定が必要と
なるばかりでなく、結晶収縮によるウェルド問題があり
本発明による方法では解決できない。
本発明のウェルドライン発生位置の金型表面温度を非晶
性樹脂の熱変形温度から流動停止温度の範囲内にする方
法としては、金型全体の温度を昇温させる方法、ウェル
ドライン発生位置近傍の金型に埋設したヒーターにより
加熱する方法などが挙げられる。ここで、熱変形温度と
はプラスチックを一定荷重下に置いて、一定速度で温度
上昇させたときに所定の変形を示めす温度であり、AS
TMD64Bによって測定した温度をいい、また流動停
止温度とはプラスチック材料を一定荷重下に置いて、一
定速度で温度上昇させたときに樹脂が流れ出す直前の温
度をいい、高化式フローテスタを用いて等速昇温法によ
って測定した流動曲線において軟化領域、停止領域を経
てプランジャーが鋒下し始める直前の温度をいう。
本発明におけるウェルド発生位置に埋設する加熱ヒータ
ーとしては例えばカートリッヂヒーターが用いられるが
、当該ヒーターはキャビティ表面から5′″″〜25″
′″に設置され、連続射出成形できる成形条件下、ウェ
ルドライン発生位置の金型表面温度が使用樹脂の熱変形
温度と流動停止温度の範囲に入るヒーター容量をもつも
のである。加熱手段としては、熱媒体循環、サーモパイ
プ、超音波加熱、誘電加熱、スチーム加熱等が挙げられ
るが、この他局所加熱に適していればそれを用いても差
し支えない。この加熱ヒーターは冷却工程終了から次の
冷却工程開始まで作動させる。
本発明における流動先端の合流する時の溶融樹脂温度の
測定はサーモカップル、サーミスターなどの温度センサ
ーによる測定が一般的であるが、その他キャビティ内溶
融樹脂温度を測れる手段であればどれを用いても良いこ
とはもちろんである。
赤外線温度計は肉厚方向の温度の平均値を示すので好ま
しくない。また金型表面温度は、射出成形が定常状態に
なった後の金型開放直後、素早く表面温度計(例アンリ
ッ製、熱電対)でウェルドライン発生位置の金型表面を
測定した温度であり、好ましくは金型温調媒体と同温度
である。
以下図面に基づいて本発明の実施態様例をさらに具体的
に説明する。
第1図は本発明の射出成形に使用する金型のキャビティ
のモデルを示し、1は固定側の型板、2は可動側型板、
3は可動側ダンベル形平板キャビティ、4は対向した位
置2ケ所からキャビティへ充てんできるランナー及びゲ
ート、5は可動側キャビティ表面からキャビティに1.
51突出た熱電対(1,6φ、板目電線(株)製)、6
は射出、保圧工程中作動し冷却工程開始止するウェルド
発生位置加熱用カートリッヂヒーター(6φ×50L9
00V、300W斉藤工11(株)製)である。
第1図に示されていないが実際の金型にはキャビティ表
面近傍に金型温度制御用として、媒体循環孔が設置され
ている。また第2図は第1図の樹脂流入経路を示す図で
あり、7はスプルーである。
次に第3図および第4図は温度と射出成形シーケンスの
関係を示す図であるが、以下l成形サイクル中2段階に
変化する金型温度A、1成形サイクル中一定に設定した
金型全体温度B、加熱ヒーターにより変化するウェルド
ライン発生位置の金型表面温度B +、および流動先端
の表層部樹脂温度Cとの関連で成形状態を説明する。
先ず第3図の金型全体を昇降温させる成形について説明
する。前回の成形サイクルで成形された製品の取出しに
際して、金型温度Aは取出し温度T0より低い温度にな
っているので、次の射出に備えて射出時金型温度を熱変
形温度T、より高いT2〜T3に設定するようにして金
型を閉じ、金型温度が上昇しはじめて時刻t1で金型温
度T2〜T3に達したら、その時、流動状態の高温溶融
非晶性樹脂を2ケ所のゲート4から、キャビティ3に射
出(充填・保圧)する。樹脂温度Cはキャビティ充填と
共に低下し、時刻t3直前に流動停止温度T3以下T2
〜T3の範囲迄低下したことを熱電対5で検出する。次
いで時刻し、で冷却に移り、取出し温度T0より低い金
型温度になる様に設定し、所定の形状を形成する。時刻
L4で製品を取り出す。
次に第4図の金型表面温度を昇降温させる成形について
説明する。金型温度Aの場合と同様に、前回の成形サイ
クルで成形された製品の取出しに際して、金型全体温度
B及び金型表面温度B′は取出し温度T0より低い金型
温度になっているので、次の射出に備えて、ウェルド発
生位置金型表面温度B′がT2〜T3になる様に、固定
側埋設加熱ヒーターを作動調整して、金型を閉じる。金
型温度Bは成形サイクルを通して、取出し温度T0以下
、好ましくは熱変形温度T1より10〜20°C低い温
度に一定とする。金型温度B′が加熱ヒーター6作動に
より上昇しはじめて、T2〜T3に達する時刻1.に流
動状態の高温溶融非晶性樹脂を2ケ所のゲート4から、
キャビティ3に射出(充填・保圧)する。樹脂温度Cは
キャビティ充でんと共に低下するが、流動停止温度T3
以下でT2〜T3の範囲になった時刻L3で冷却に移る
時刻t、で加熱ヒーター6が停止し金型11度B′も徐
々に低下しはじめ、樹脂温度Cも、冷却終了、取出し前
に、取出し温度以下に達し、成形品が所定の形状を形成
する。時刻t4で製品を取り出す。
以上第3図、第4図に基づいて説明したように、ウェル
ドライン発生位置の金型温度が使用樹脂の熱変形温度か
ら流動停止温度の範囲内の温度にあるキャビティ内に非
晶性樹脂を射出充填・保圧するものであるから、流動先
端が合流する時の溶融樹脂温度がウェルドライン消滅温
度に到達し、ウェルドライン■溝の発生を抑え、強度保
持性に優れた射出成形品を得ることができる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をより詳細に説明する。
実施例1 図1に示す成形金型を用い、ダンベル成形品の中央にウ
ェルドラインを発生させ、■溝深さ、幅、目視外観、引
張強さ(ウェルド強度)を測定した。
成形条件及び性能測定方法は次のとおりである。
炭旭条許 使用樹脂:メタクリル樹脂((株)クラレ製バラペット
HR1熱変形温度103°C1流動停止温度167°C
) 成形機:東芝I S−60B シリンダー温度:230.250 270300(”C
) 金型温度:so、70,90.110 130(C) 充填時間1秒、射出時間10秒、冷却時間60秒成形圧
カニ650〜700kg/C11lなお1点ゲートとす
る場合は1点ゲート切換駒を使用した。
立里覆足方法 引張強さはオートグラフHG200OB (品性(株)
製)、■溝寸法は表面粗さ測定器(小板研究所製)で測
定。
得られた結果を第5〜8図に示した。
第5図は接合部樹脂温度の型温依存性を示すが、型温l
O°Cで接合部樹脂温度が8℃増加し、シリンダー温度
lO℃で2°C増加するのに比べ影響が大きいことがわ
かる。
第6図はウェルドラインの■溝深さ及びその幅の接合部
樹脂温度依存性を示すが、樹脂の熱変形温度より若干高
い108°Cの接合部樹脂温度で■溝深さは1μ顛とな
り目視ではかなり淡くなる。
さらに高温になるとほぼ直線的に減少し溝深さはゼロに
なり、目視では目立たなくなり消滅する。
パラペットHRの■溝消滅温度の下限は139°Cであ
った。
第7図はヒーター加熱の場合の接合部金型表面温度と接
合部樹脂温度の関係を示すが、金型表面温度に対し樹脂
温度は約25℃高い値を示していることがわかる。
第8図は引張強さの接合部樹脂温度依存性を示すが、接
合部樹脂温度の増加と共に2点ゲートダンベル成形品の
引張強さも増加し、1点ゲートダンベル成形品の値に対
する保持率も50%から■溝消滅時80%になることが
わかる。
実施例2〜4、比較例1〜4 第1表に示す成形条件で行うことの他は実施例1と同様
にして成形品を得た。得られた成形品について測定した
ウェルド溝及びウェルド強度を第1表に合せて示した。
以下余白 〔発明の効果〕 以上述べてきたように本発明によれば、従来1μ〜10
μ深さ、10μ〜50μ幅のウェルドライン■溝が消滅
するために、特に非晶性透明樹脂射出成形品の外観がき
れいになり商品価値が付加され、大型成形品である車両
ドアバイザー、リヤーパネルの車体取付状態でのウェル
ド部加熱変形のない、ワックスリムーバーによるクラン
クのない形状寸法の安定した射出成形品を高生産、低コ
ストで供給でき有利である。またウェルド発生位置金型
表面のみを加熱することもできるのでウェルドライン付
近の残留歪が小さく、ウェルド強度が高くなるため、加
熱冷却、吸温乾燥の疲労破壊しにくく、その間溶削アタ
ックを受けても、亀裂発生、破壊がなく、その結果品質
信転性も高くなり、品質保証試験費、クレーム調査費の
節約になるという効果がある。更に本発明によるウェル
ド発生位置の金型表面を加熱する方法は、充てん時間、
保圧時間を自由に設定出来るので、生産条件の設定制御
がしやすく、生産効率が向上し、大型成形品形状の制限
を与えないなど有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法に使用される金型の要部断面
図、第2図はスプルー、ランナー、ケート・キャビティ
を示す平面図、第3図及び第4図は1成形サイクル中の
温度と射出成形シーケンスの関係を示す説明図、第5図
は接合部樹脂温度の型温依存性を示す図、第6図はウェ
ルドラインの■溝深さ及び幅の接合部樹脂温度依存性を
示す図、第7図はヒーター加熱の場合の接合部金型表面
温度と接合部樹脂温度の関係図、第8図は引張強さと接
合部樹脂温度の関係を示す図である。 1.2・・・型板、3・・・キャビティ、4・・・ラン
ナーゲート、5・・・熱電対、6・・・カートリッヂヒ
ーター7・・・スプルー、A・・・金型温度、B・・・
金型全体温度、B′・・・ウェルドライン発生位置の金
型表面温度、C・・・樹脂温度、T、・・・取出温度、
T、・・・熱変形温度、T3・・・流動停止温度。 第 図 第 図 第 図 時 間(sec) 第 図 時 間 (=eC) 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数ゲートよりキャビティ内に樹脂を射出流入さ
    せ成形品を製造する方法において、ウエルドライン発生
    位置の金型表面温度が使用樹脂の熱変形温度から流動停
    止温度の範囲内の温度にあるキャビティ内に非晶性樹脂
    を射出充填することを特徴とする射出成形品の製造方法
  2. (2)さらにウエルドライン消滅温度が、使用樹脂の(
    熱変形温度+流動停止温度)/2から流動停止温度の範
    囲内の温度であることを特徴とする請求項1記載の製造
    方法。
  3. (3)非晶性樹脂がメタクリル樹脂、スチレン樹脂又は
    ポリカーボネート樹脂である請求項1又は2記載の製造
    方法。
  4. (4)ウエルド発生位置の金型表面温度をウエルドライ
    ン発生位置近傍の金型に埋設したヒーターにより加熱す
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載の製造方法。
JP13221190A 1990-05-21 1990-05-21 射出成形品の製造方法 Pending JPH0425425A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5656228A (en) * 1994-06-21 1997-08-12 Konica Corporation Injection molding method
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JP2017109321A (ja) * 2015-12-14 2017-06-22 旭化成株式会社 ポリオキシメチレン樹脂成形体及びその製造方法

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