JPH04252968A - 電圧歪み測定装置 - Google Patents
電圧歪み測定装置Info
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- JPH04252968A JPH04252968A JP889391A JP889391A JPH04252968A JP H04252968 A JPH04252968 A JP H04252968A JP 889391 A JP889391 A JP 889391A JP 889391 A JP889391 A JP 889391A JP H04252968 A JPH04252968 A JP H04252968A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アーク炉のフリッカ等
に対して一般に使用される電圧歪み測定装置に関し、特
に、任意の時間に電圧変動を算出できる電圧歪み測定装
置に関する。
に対して一般に使用される電圧歪み測定装置に関し、特
に、任意の時間に電圧変動を算出できる電圧歪み測定装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】アーク炉のフリッカに対して最も一般的
に使用される表示尺度は、電圧の歪みΔＶ１０である。 これは、１００Ｖ，６０Ｗ白熱電灯の電圧変動による光
束変化とそれが人間の視覚に及ぼすチラつき感を織り込
んでいて、次の如く決められる。即ち、電圧変動を１分
間につき周波数分析すると変動周波数ｆｎに対応する成
分の振幅ΔＶｎが得られるが、チラつき視感度係数をａ
ｎとすると、ΔＶ１０は次式で演算される。
に使用される表示尺度は、電圧の歪みΔＶ１０である。 これは、１００Ｖ，６０Ｗ白熱電灯の電圧変動による光
束変化とそれが人間の視覚に及ぼすチラつき感を織り込
んでいて、次の如く決められる。即ち、電圧変動を１分
間につき周波数分析すると変動周波数ｆｎに対応する成
分の振幅ΔＶｎが得られるが、チラつき視感度係数をａ
ｎとすると、ΔＶ１０は次式で演算される。
【０００３】
【数１】
【０００４】第３図は、チラつき視感度係数ａｎを示す
曲線図で、１００Ｖ，６０Ｗの白熱電灯を用い、各変動
周波数の正弦波電圧変動の振幅を１とし、同じチラつき
感を与える変動周波数１０Ｈｚの正弦波電圧変動の振幅
の比率をグラフにしたものである。上式で振幅ΔＶｎは
、第４図に示す周波数ｆｎの正弦波電圧変動の包絡線の
変動幅で、斜線域で示される商用周波電圧の波形計測は
実効値計器で行われ、最大値と最小値の差がΔＶｎであ
る。従って、計測される電圧は、変動を除いた実効値が
１００Ｖになるように調整されなければならない。
曲線図で、１００Ｖ，６０Ｗの白熱電灯を用い、各変動
周波数の正弦波電圧変動の振幅を１とし、同じチラつき
感を与える変動周波数１０Ｈｚの正弦波電圧変動の振幅
の比率をグラフにしたものである。上式で振幅ΔＶｎは
、第４図に示す周波数ｆｎの正弦波電圧変動の包絡線の
変動幅で、斜線域で示される商用周波電圧の波形計測は
実効値計器で行われ、最大値と最小値の差がΔＶｎであ
る。従って、計測される電圧は、変動を除いた実効値が
１００Ｖになるように調整されなければならない。
【０００５】第５図は、上式を実現するための従来例の
回路図である。図において、５１は補助変圧器Ｔｒによ
り絶縁されたフリッカ検出部で、自乗器５２、零点検出
手段５３、タイミング回路５４、積分器５５、サンプル
ホールド回路５６、開閉器５７及びフィルタ５８で成り
、電圧ｖを入力され、積分器５９を介して、電圧歪みΔ
Ｖ１０を出力する。ここで、電圧ｖを
回路図である。図において、５１は補助変圧器Ｔｒによ
り絶縁されたフリッカ検出部で、自乗器５２、零点検出
手段５３、タイミング回路５４、積分器５５、サンプル
ホールド回路５６、開閉器５７及びフィルタ５８で成り
、電圧ｖを入力され、積分器５９を介して、電圧歪みΔ
Ｖ１０を出力する。ここで、電圧ｖを
【０００６】
【数２】
【０００７】とすると、変動する商用周波電圧の瞬時値
は図６に実線で示す如くになり、その包絡線は点線で示
す如くになる。変動周波数をｆｎ、供給電圧の周波数を
ｆとすると、 Ｐｎ＝２πｆｎ ω＝２πｆ であり、前記フリッカ検出部５１は、まず自乗器５２で
２乗した入力υを積分器５５に入力し、零点検出手段５
３及びタイミング回路５４で検出した１サイクル（又は
１／２サイクル）の積分を行うと、図７に示す仮の実効
値が得られる。これをサンプルホールド回路５６で１サ
イクルＴ（又は１／２サイクル）保持し、開閉器５７を
開閉して取り出す。
は図６に実線で示す如くになり、その包絡線は点線で示
す如くになる。変動周波数をｆｎ、供給電圧の周波数を
ｆとすると、 Ｐｎ＝２πｆｎ ω＝２πｆ であり、前記フリッカ検出部５１は、まず自乗器５２で
２乗した入力υを積分器５５に入力し、零点検出手段５
３及びタイミング回路５４で検出した１サイクル（又は
１／２サイクル）の積分を行うと、図７に示す仮の実効
値が得られる。これをサンプルホールド回路５６で１サ
イクルＴ（又は１／２サイクル）保持し、開閉器５７を
開閉して取り出す。
【０００８】
【数３】
【０００９】これが図８に示す段状の出力であり、これ
に視感度フィルタ５８による重み付けを行うと実効値Σ
ａｎΔＶｎ′になる（但し、フィルタ５８の出力中心を
０ｖとする）。これを前記積分器５９により１分間の積
分を行うと、電圧歪みΔＶ１０が下式により出力される
。
に視感度フィルタ５８による重み付けを行うと実効値Σ
ａｎΔＶｎ′になる（但し、フィルタ５８の出力中心を
０ｖとする）。これを前記積分器５９により１分間の積
分を行うと、電圧歪みΔＶ１０が下式により出力される
。
【００１０】
【数４】
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電圧歪み測定装置は、最終段の積分器が１分間積分
のため、図９に示す如く、出力結果ΔＶ１０が１分毎に
しか得られない。
来の電圧歪み測定装置は、最終段の積分器が１分間積分
のため、図９に示す如く、出力結果ΔＶ１０が１分毎に
しか得られない。
【００１２】本発明は、このような課題に鑑みて創案さ
れたもので、任意の時間に電圧変動を算出でき、電圧歪
みの短時間の変化が判る電圧歪み測定装置を提供するこ
とを目的としている。
れたもので、任意の時間に電圧変動を算出でき、電圧歪
みの短時間の変化が判る電圧歪み測定装置を提供するこ
とを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明における上記課題
を解決するための手段は、電圧値を２乗する自乗器と、
該電圧の零点検出及びタイミングによるサイクルで前記
自乗値を積分する積分器と、その積分値を保留するサン
プルホールド回路と、該サンプルホールド回路から電圧
の実効値を取り出す開閉器と、その実効値に重み付けを
行う視感度フィルタとを補助変圧器で絶縁して成るフリ
ッカ検出部の出力から電圧歪みを算出する電圧歪み測定
装置において、前記フリッカ検出部を複数個配設し、そ
れぞれの出力を保留する複数のサンプルホールド回路と
、それらの出力を選択するマルチプレクサと、その結果
をディジタル化するＡ／Ｄ変換器とを備え、所定の期間
にサンプリングされたディジタルデータの平均値より電
圧歪みを算出する電圧歪み測定装置とするものである。
を解決するための手段は、電圧値を２乗する自乗器と、
該電圧の零点検出及びタイミングによるサイクルで前記
自乗値を積分する積分器と、その積分値を保留するサン
プルホールド回路と、該サンプルホールド回路から電圧
の実効値を取り出す開閉器と、その実効値に重み付けを
行う視感度フィルタとを補助変圧器で絶縁して成るフリ
ッカ検出部の出力から電圧歪みを算出する電圧歪み測定
装置において、前記フリッカ検出部を複数個配設し、そ
れぞれの出力を保留する複数のサンプルホールド回路と
、それらの出力を選択するマルチプレクサと、その結果
をディジタル化するＡ／Ｄ変換器とを備え、所定の期間
にサンプリングされたディジタルデータの平均値より電
圧歪みを算出する電圧歪み測定装置とするものである。
【００１４】
【作用】本発明は、電圧の実効値に視感度フィルタで重
み付けしたデータを１分間積分する代わりに、そのデー
タを複数個サンプリングし、ディジタル化して、所定期
間の平均値より電圧歪みを算出するものである。そのた
め、本発明では、補助変圧器で絶縁して成るフリッカ検
出部を複数個配設し、それぞれにサンプルホールド回路
を接続し、それらの出力を選択するマルチプレクサとそ
の結果をディジタル化するＡ／Ｄ変換器とを備えること
とする。
み付けしたデータを１分間積分する代わりに、そのデー
タを複数個サンプリングし、ディジタル化して、所定期
間の平均値より電圧歪みを算出するものである。そのた
め、本発明では、補助変圧器で絶縁して成るフリッカ検
出部を複数個配設し、それぞれにサンプルホールド回路
を接続し、それらの出力を選択するマルチプレクサとそ
の結果をディジタル化するＡ／Ｄ変換器とを備えること
とする。
【００１５】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図１は、本発明の一実施例の構成図であ
る。同図において、１１ａ〜１１ｎは従来例と同じフリ
ッカ検出部、１２ａ〜１２ｎは該フリッカ検出部１１ａ
〜１１ｎに接続され、それぞれの出力を保留するサンプ
ルホールド回路、１３はサンプルホールド回路１２ａ〜
１２ｎの出力を選択するマルチプレクサ、１４はマルチ
プレクサ１３の選択結果をディジタル化するＡ／Ｄ変換
器、１５は所定の期間にサンプリングされたディジタル
データの平均値より電圧歪みを算出するマイクロプロセ
サである。
細に説明する。図１は、本発明の一実施例の構成図であ
る。同図において、１１ａ〜１１ｎは従来例と同じフリ
ッカ検出部、１２ａ〜１２ｎは該フリッカ検出部１１ａ
〜１１ｎに接続され、それぞれの出力を保留するサンプ
ルホールド回路、１３はサンプルホールド回路１２ａ〜
１２ｎの出力を選択するマルチプレクサ、１４はマルチ
プレクサ１３の選択結果をディジタル化するＡ／Ｄ変換
器、１５は所定の期間にサンプリングされたディジタル
データの平均値より電圧歪みを算出するマイクロプロセ
サである。
【００１６】サンプリング周波数ｆｏとすると、１分間
データは６０×ｆｏ個で、ｉ番目のサンプリング実効値
は下記の如く演算される。
データは６０×ｆｏ個で、ｉ番目のサンプリング実効値
は下記の如く演算される。
【００１７】
【数５】
【００１８】となり、図２に示す如く、演算結果ΔＶ１
０をＭΔＴ毎に出力することも可能である。また、多数
の入力があった場合でも、同時に演算を行うことができ
る。
０をＭΔＴ毎に出力することも可能である。また、多数
の入力があった場合でも、同時に演算を行うことができ
る。
【００１９】本実施例は下記の結果が明らかである。
【００２０】（１）ディジタル処理によって記憶が容易
になり、任意の時間における電圧歪みの演算結果を求め
ることができ、電圧歪みの短時間の変化が判る。
になり、任意の時間における電圧歪みの演算結果を求め
ることができ、電圧歪みの短時間の変化が判る。
【００２１】（２）多数の入力を同時に処理することが
できる。
できる。
【００２２】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれば
、任意の時間に電圧変動を算出でき、電圧歪みの短時間
の変化が判る電圧歪み測定装置を提供することができる
。
、任意の時間に電圧変動を算出でき、電圧歪みの短時間
の変化が判る電圧歪み測定装置を提供することができる
。
【図１】本発明の一実施例の構成図。
【図２】実施例の波形図。
【図３】チラつき視感度係数の曲線図。
【図４】正弦波電圧変動の波形図。
【図５】従来例の構成図。
【図６】変動電圧瞬時値の波形図。
【図７】変動電圧実効値の波形図。
【図８】変動電圧演算の説明図。
【図９】従来例の波形図。
１１，５１…フリッカ検出部
１２，５６…サンプルホールド回路
１３…マルチプレクサ
１４…Ａ／Ｄ変換器
１５…マイクロプロセサ
５２…自乗器
５３…零点検出手段
５４…タイミング回路
５５，５９…積分器
５７…開閉器
５８…フィルタ
Claims (1)
- 【請求項１】 電圧値を２乗する自乗器と、該電圧の
零点検出及びタイミングによるサイクルで前記自乗値を
積分する積分器と、その積分値を保留するサンプルホー
ルド回路と、該サンプルホールド回路から電圧の実効値
を取り出す開閉器と、その実効値に重み付けを行う視感
度フィルタとを補助変圧器で絶縁して成るフリッカ検出
部の出力から電圧歪みを算出する電圧歪み測定装置にお
いて、前記フリッカ検出部を複数個配設し、それぞれの
出力を保留する複数のサンプルホールド回路とそれらの
出力を選択するマルチプレクサとその結果をディジタル
化するＡ／Ｄ変換器とを備え、所定の期間にサンプリン
グされたディジタルデータの平均値より電圧歪みを算出
することを特徴とする電圧歪み測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008893A JP2990807B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 電圧歪み測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008893A JP2990807B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 電圧歪み測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04252968A true JPH04252968A (ja) | 1992-09-08 |
| JP2990807B2 JP2990807B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=11705359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3008893A Expired - Fee Related JP2990807B2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 電圧歪み測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990807B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP3008893A patent/JP2990807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2990807B2 (ja) | 1999-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 Year of fee payment: 8 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 9 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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