JP3000775B2 - 高電圧位相差測定方法及び装置 - Google Patents

高電圧位相差測定方法及び装置

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JP3000775B2
JP3000775B2 JP4000349A JP34992A JP3000775B2 JP 3000775 B2 JP3000775 B2 JP 3000775B2 JP 4000349 A JP4000349 A JP 4000349A JP 34992 A JP34992 A JP 34992A JP 3000775 B2 JP3000775 B2 JP 3000775B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧波形を矩形波信号
に変換して、商用周波数高電圧が課電された2箇所の被
測定箇所の電圧位相差を検出する高電圧位相差測定方法
及び装置に係り、特に、矩形波信号のデューティ比に左
右されずに電圧位相差を正確に測定し、且つ電圧位相差
の正負をも測定できる高電圧位相差測定方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所等の工事のために、課電中の電力
ケーブルをバイパスさせることがある。その際には、3
相の電力ケーブルに3本のバイパスケーブルのそれぞれ
一端を接続し、工事箇所等を迂回させて他端をそれぞれ
の相の電力ケーブルに接続する。この時、バイパスケー
ブルは、既に一端が各相の電力ケーブルに接続されてい
るので、同一相のケーブル同士を接続しなければならな
い。もし、異相のケーブルを接続してしまうと大事故に
なるので、接続する前に接続する両ケーブルの同相、異
相を確認する必要がある。従来、一般に、このような商
用周波数高電圧が課電された2箇所の被測定箇所の高電
圧位相差を測定するには、これらの交流電圧をデューテ
ィ比50%の矩形波に変換した後、2つの矩形波の排他
的論理和による波形を合成し、この波形の電圧平均値か
ら位相差を求めていた。これは、2つの矩形波が共にデ
ューティ比50%であるため、位相の異なる期間だけが
排他的論理和を真の論理にするからで、1周期の間に
は、位相差の2倍の期間が真の論理を表す電圧レベルと
なり、他の期間は偽の論理を表す0電圧となる。この期
間を時間的に測定する代わりに、排他的論理和の波形を
平滑して直流とすれば、その電圧が位相差を表すことに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記2箇所
の被測定箇所が同相であるときには通常、位相差が−2
0°から20°であり、異相であるときには通常、位相
差が100°から140°である。従って、上記2つの
矩形波の排他的論理和波形の電圧平均値から求めた位相
差に対して、60°程度のところに敷居値を設定してお
き、これにより同相、異相を区別することができる。し
かし、何等かの異常により位相差が通常の範囲にない場
合、例えば30°の場合にはこの異常を検知する必要が
ある。このためには、位相差の測定が正確である必要が
ある。そして、位相差を正確に測定して、同相、異相の
判定には、位相差が−20°から20°の場合には同
相、位相差が100°から140°の場合には異相とす
るのが好ましい。
【0004】しかしながら、上記デューティ比50%の
矩形波のデューティ比が正確に50%で得られないと、
排他的論理和による波形が正確でなくなり、位相差が正
確に測定できないという問題があった。
【0005】また、デューティ比50%の矩形波を得る
ためには、コンパレータ等を使用して被測定電圧と0レ
ベルとを比較し、その結果を矩形波としていた。従っ
て、デューティ比を正確に50%にするには、正確に0
レベルを検出する必要があり、このためのセンサには、
正負の電源が必要であり、その消費電力が大きく、セン
サ微調整が必要であり、回路が複雑である等の問題があ
った。
【0006】また、従来の方法では、位相差の正負は判
別できない。
【0007】また、電圧を測定するためには、大掛かり
なポテンシャルデバイダを用いるか、電圧センサをケー
ブルに取り付け、光ファイバ等でセンサ出力を送信して
大地電位にある測定装置で測定するなど、困難な方法し
かなかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、矩形波信号のデューティ比に左右されずに電圧位相
差を正確に測定し、且つ電圧位相差の正負、電圧値など
も測定できる高電圧位相差測定方法及び装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、商用周波数高電圧が課電された2箇所の被
測定箇所の電圧を各々あらかじめ設定したしきい値を越
えるかどうかで矩形波信号に変換し、これらの矩形波か
らフーリエ展開により基本波成分をそれぞれ抽出し、こ
れら基本波成分を比較することにより、2箇所の被測定
箇所の電圧位相差を検出するようにしたものである。
【0010】また、電圧位相差が第一の角度範囲内のと
き、電圧が同相であることを表示し、第二の角度範囲内
のとき、電圧が異相であることを表示することもできる
ようにした。
【0011】さらに、矩形波信号のパルス幅が電圧の大
きさで変調され、パルス幅から高電圧交流の電圧を検出
すると共にこの検出された電圧が所定値以上であると
き、課電中であることを表示するようにした。
【0012】また、このための装置には、商用周波数高
電圧が課電された2箇所の被測定箇所に接触或いは近接
させてそれぞれの電圧波形を抽出する電圧抽出部とこれ
らの電圧波形をあらかじめ設定したしきい値を越えるか
どうかで変換した矩形波信号を発生する矩形波発生部と
を有する一対のセンサ部と、これらセンサ部からの矩形
波信号をフーリエ展開してその基本波成分を抽出し、こ
れら基本波成分を比較することにより、2箇所の被測定
箇所の電圧位相差を検出する位相差計測表示部とを設け
た。
【0013】上記センサ部は、電圧抽出部と並列に接続
され矩形波発生部に商用周波数の2倍の周波数を発生す
る発振手段を有し、この発振手段を作動させるテストス
イッチを有して構成してもよい。
【0014】センサ部が、先端部から基端部までの長さ
が調節自在なる中空の絶縁棒の先端部に設けられ、且つ
上記矩形波信号に応じて矩形波光を発光する発光素子を
有し、位相差計測表示部が、上記発光素子からの矩形波
光を受光する受光素子を有し、上記発光素子と上記受光
素子とが、上記絶縁棒中空部内に対向させて設られる
構成としてもよい。
【0015】
【作用】上記構成により、被測定箇所から得られた矩形
波信号は、そのデューティ比は50%とは限らないが、
周波数は商用周波数に等しく、被測定箇所の商用周波数
電圧の位相に対応した位相を有している。従って、2箇
所の被測定箇所から得られた矩形波信号は、共に商用周
波数に対応した周期を有し、これらの位相差は、互いの
被測定箇所の商用周波数電圧の位相差を表している。そ
れぞれの位相を求めるために、矩形波信号にフーリエ展
開を施す。
【0016】一般に、フーリエ展開は、数1に示す
(1)式で表される。
【0017】
【数1】
【0018】基本波成分及びその位相は、数2に示す
(2)式、(2a)式で表される。
【0019】
【数2】
【0020】(2a)式により、それぞれの位相を求め
ることができる。これらの差が、2箇所の被測定箇所の
位相差となる。
【0021】また、矩形波信号のパルス幅が電圧の大き
さで変調されているので、パルス幅から電圧を検出する
ことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0023】図1に本発明の一実施例による、高電圧位
相差測定装置の構成図を示す。また、図2には、センサ
部の詳細構成図を示す。
【0024】高電圧位相差測定装置1は、先端部2aか
ら基端部2bまでの長さが調節自在なる中空の絶縁棒
2、2と、絶縁棒2の先端部2aにそれぞれ設けられた
センサ部3、3と、絶縁棒2の基端部2bにそれぞれ設
けられた受光素子4、4と、受光素子4、4に接続され
マイクロコンピュータ等の演算処理回路を内蔵した位相
差計測表示部5とから構成されている。
【0025】絶縁棒2は、絶縁性材料で作られ口径が順
次異なる複数の管を、重ね合わせて伸縮自在に構成され
ている。絶縁棒2の伸長時の長さは、地上より伸長させ
て高所に位置するケーブルや母線バー等の課電部にセン
サ部3を接触させるに充分な長さ、例えば3から4メー
トルである。また、地上の作業者が感電しないように、
充分な絶縁性を有している。
【0026】絶縁棒2の先端部2aに設けられたセンサ
部3は、図2に示されるように、主に、商用周波数高電
圧が課電された被測定箇所に接触或いは近接させてそれ
ぞれの電圧波形を抽出する電圧抽出部6と、これらの電
を各々あらかじめ設定したしきい値を越えるかどうか
矩形波信号を発生する矩形波発生部7と、電圧抽出部
と並列に接続され矩形波発生部に商用周波数の2倍の周
波数を発生する発振手段8と、この発振手段を作動させ
るテストスイッチ9と、矩形波信号に応じて矩形波光を
発光する発光素子10とから構成されている。また、セ
ンサ部3は、センサ部3の基準電位を与える誘導電極1
1を備えている。電圧抽出部6は、被測定箇所に接触さ
せるための接触子12と、この接触子12と誘導電極1
1との間に設けた電圧波形を検出する検出抵抗13とか
らなる。接触子12は、導体材料で作られる。また、接
触子12は、本実施例にあっては、ケーブルや母線バー
等の課電部に係合できるようにフック状に形成されてい
る。矩形波発生部7は、本実施例にあっては、所定のゲ
ート電圧に応じてオンオフするFETで構成されてい
る。
【0027】発振手段8は、電源を内蔵し商用周波数の
2倍の周波数を発生する発振器である。テストスイッチ
9は、押釦スイッチ等で構成され、押釦がセンサ部3の
表面に設けられている。この押釦を押しているときに
は、発振手段8が作動して、矩形波発生部7に商用周波
数の2倍の周波数のテスト信号が与えられる。また、発
光素子10は、LED等で構成され、矩形波発生部7の
矩形波信号が一方の電圧レベルにあるとき発光するよう
に、電池等の電源14が接続されている。
【0028】発光素子10は、その発光方向が絶縁棒2
の中空内部に基端部2bに臨ませて設置されている。一
方、フォトダイオード、フォトトランジスタ等で構成さ
れる受光素子4は、発光素子10に対向させて設けられ
ており、発光素子10のオンオフによる矩形波光信号を
受光して、地上に設けられた位相差計測表示部5に矩形
波信号を伝えることができる。
【0029】位相差計測表示部5は、両センサ部3から
受光素子4を介して得た矩形波信号を所定のクロックで
サンプリングして、これを基に以下に述べる演算を行う
ことができる。ただし、サンプリングは、任意のタイミ
ングで両矩形波信号同時に開始され、商用周波数の1周
期分に亘って行われる。本実施例にあっては、サンプリ
ング値は、0または1の2値をとり、また、サンプリン
グ回数Kは、360回/1周期に設定する。
【0030】(1)式で示した、フーリエ展開の基本周
波数成分(商用周波数成分)を演算するために、通常、
数値積分で用いられる方法を用いる。即ち、数3に示さ
れる(3)式を用いる。
【0031】
【数3】
【0032】計算結果は、数4、数5に示すものとな
る。
【0033】
【数4】
【0034】
【数5】
【0035】ここで、cr 、sr は、それぞれcos成
分、sin成分を表している。また、absr は、商用
周波数成分の大きさを示し、phaseは位相を示して
いる。これらの演算はマイクロコンピュータを用いて容
易に実施できる。
【0036】次に実施例の作用を述べる。
【0037】一対の絶縁棒2を地上より伸長させて、ケ
ーブルや母線バー等の課電部の2箇所にそれぞれセンサ
部3を接触させる。このとき、センサ部の誘導電極11
は、大地との間に図2に示した浮遊容量15を有してい
るので、電圧抽出部6の検出抵抗13には、電圧波形が
検出される。矩形波発生部7は、この電圧波形がしきい
値を越える時に導通して、発光素子10を発光させる。
この発光の波形は、図3に示すように、電圧波形の周期
に等しい周期の矩形波となる。また、被測定箇所の電圧
波形31、32、33に対応して、矩形波31a、32
a、33aが得られる。そのパルス幅p(p1 、p2
3 )は、被測定箇所の電圧が高いほど、大きくなって
いる。
【0038】このように、被測定箇所の電圧波形の周期
に等しく、電圧に応じてデューティ比の異なる矩形光信
号を、受光素子10で受光して矩形波信号に変換し、位
相差計測表示部5に入力する。位相差計測表示部5は、
この矩形波信号をサンプリングし、数4、数5に示した
各式を演算して、2箇所の被測定箇所の位相差を計測
し、表示する。このとき、位相差が予め設定された同相
の角度範囲内であれば、同相であることを表示し、位相
差が予め設定された異相の角度範囲内であれば、異相で
あることを表示する。
【0039】また、数4におけるpは、矩形波信号がオ
ンである期間を表しており、これは、図3における矩形
波のパルス幅に等しい。従って、pの値は電圧の大きさ
に対応しているので、これを基に電圧を表示することが
できる。このとき、表示される電圧が、予め設定された
値以上であれば課電中であることを表示する。
【0040】次に、センサ部3の動作テストを行う場合
について述べる。なお、動作テストは、実際には測定作
業の最初に行う。
【0041】センサ部3の動作テストは、課電部に接触
させない状態で行われる。テストスイッチ9を押すと、
発振手段8が作動して、矩形波発生部7にテスト信号が
与えられる。このときの信号は商用周波数の2倍の周波
数の信号であり、商用周波数自体の信号は与えられな
い。従って、位相差計測表示部5には、商用周波数の2
倍の周波数の矩形波信号が入力されることになる。
【0042】ここで、フーリエ展開のテスト信号周波数
成分の計算結果は、数4、数5と同様に、数6に示す各
式となる。なお、数6中のSnは数4中のSnと同じも
のである。
【0043】
【数6】
【0044】ここで、ct 、st は、それぞれcos成
分、sin成分を表している。また、abst は、テス
ト周波数成分(すなわち商用周波数成分の2倍の周波数
成分)の大きさを示している。
【0045】いま、高電圧位相差測定装置1が正常に働
いているものとする。上記のようにして得られたテスト
周波数成分abst は、テストボタンを押したときに発
振手段8が与えた商用周波数の2倍の周波数に対応
る。このとき商用周波数自体の信号は与えられない(す
なわち、商用周波数成分は0である)。そこで、フーリ
エ展開の計算結果を基に、商用周波数の成分と商用周波
数の2倍の周波数成分とを比較する。テストボタンを押
して商用周波数の2倍の周波数成分の方が大きい時に
は、矩形波発生部7が正常に動作し、その信号が位相差
計測表示部5に正しく伝送され、マイクロコンピュータ
により信号の処理が正しく行われていると判断できるの
で、装置のテスト結果が良好であることを表示する。
【0046】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0047】(1)矩形波信号のデューティ比に左右さ
れずに電圧位相差を正確に測定できるので、装置が簡単
になる。
【0048】(2)電圧位相差が正確に測定できるの
で、同相、異相の判定が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す高電圧位相差測定装置
の構成図である。
【図2】図1の高電圧位相差測定装置のセンサ部の詳細
構成図である。
【図3】被測定箇所の電圧波形とセンサ部から得られる
矩形波の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 高電圧位相差測定装置 2 絶縁棒 3 センサ部 4 受光素子 5 位相差計測表示部 6 電圧抽出部 7 矩形波発生部 8 発振手段 9 テストスイッチ 10 発光素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−264267(JP,A) 特開 平4−58162(JP,A) 特開 平3−180770(JP,A) 特開 平3−85466(JP,A) 特開 昭64−73262(JP,A) 特開 昭58−156860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 25/00 G01R 15/00 G01R 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用周波数高電圧が課電された2箇所の被
    測定箇所の電圧を各々あらかじめ設定したしきい値を越
    えるかどうかで矩形波信号に変換し、これらの矩形波か
    らフーリエ展開により基本波成分をそれぞれ抽出し、こ
    れら基本波成分を比較することにより、2箇所の被測定
    箇所の電圧位相差を検出することを特徴とする高電圧位
    相差測定方法。
  2. 【請求項2】電圧位相差が第一の角度範囲内のとき、電
    圧が同相であることを表示し、第二の角度範囲内のと
    き、電圧が異相であることを表示することを特徴とする
    請求項1記載の高電圧位相差測定方法。
  3. 【請求項3】矩形波信号のパルス幅が電圧の大きさで変
    調され、パルス幅から高電圧交流の電圧を検出すると共
    にこの検出された電圧が所定値以上であるとき、課電中
    であることを表示することを特徴とする請求項1記載の
    高電圧位相差測定方法。
  4. 【請求項4】商用周波数高電圧が課電された2箇所の被
    測定箇所にそれぞれ接触或いは近接させて電圧波形を抽
    出する電圧抽出部を有し、これらの抽出した電圧波形
    あらかじめ設定したしきい値を越えるかどうかで変換し
    矩形波信号を発生する矩形波発生部とを有する一対の
    センサ部と、これらセンサ部からの矩形波信号をフーリ
    エ展開してその基本波成分を抽出し、これら基本波成分
    を比較することにより、2箇所の被測定箇所の電圧位相
    差を検出する位相差計測表示部とを備えたことを特徴と
    する高電圧位相差測定装置。
  5. 【請求項5】センサ部は、電圧抽出部と並列に接続され
    矩形波発生部に商用周波数の2倍の周波数を発生する発
    振手段を有し、この発振手段を作動させて装置をチェッ
    クするテストスイッチを有することを特徴とする請求項
    4記載の高電圧位相差測定装置。
  6. 【請求項6】センサ部が、先端部から基端部までの長さ
    が調節自在なる中空の絶縁棒の先端部に設けられ、且つ
    上記矩形波信号に応じて矩形波光を発光する発光素子を
    有し、位相差計測表示部が、上記発光素子からの矩形波
    光を受光する受光素子を有し、上記発光素子と上記受光
    素子とが、上記絶縁棒中空部内に対向させて設られる
    ことを特徴とする請求項5記載の高電圧位相差測定装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101561498B1 (ko) 2013-11-07 2015-10-30 이환현 도자기 가마의 화실 연소 배기장치

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KR101561498B1 (ko) 2013-11-07 2015-10-30 이환현 도자기 가마의 화실 연소 배기장치

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