JPH04252735A - インジケータの加工方法 - Google Patents

インジケータの加工方法

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JPH04252735A
JPH04252735A JP3009576A JP957691A JPH04252735A JP H04252735 A JPH04252735 A JP H04252735A JP 3009576 A JP3009576 A JP 3009576A JP 957691 A JP957691 A JP 957691A JP H04252735 A JPH04252735 A JP H04252735A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP3009576A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Imada
今田 俊信
Masatoshi Sakamitsu
阪光 正敏
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Daikyo Inc
Original Assignee
Daikyo Inc
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Publication date
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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インジケータの加工
方法、より詳しく言えば、インジケータの合成樹脂製表
示部に文字,図形あるいは記号等を表示するインジケー
タの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インジケータ、例えば図11に示
すようなオートマチック車のシフトレバー51のインジ
ケータ52では、一般に、透明もしくは半透明な合成樹
脂製表示部53の表面もしくは裏面に、例えば図12に
示すように、表示すべき文字P,R,N,D,S,L以
外の部分を、スクリーン印刷等によって黒色系の不透明
塗料で塗装することにより、上記表示部53の加工が行
なわれている。そして、昼間走行時等には、黒色部分と
比色して、透明もしくは適宜着色された表示文字P〜L
が視認できる一方、夜間走行時等には、ランプ54で下
方から照明することにより、透明もしくは適宜着色され
た表示文字P〜Lが視認できるようになっている。
【0003】ところで、近年では、上記のようなスクリ
ーン印刷に代えて、レーザマーキング方式により表示パ
ネルを製造する技術が開発されつつある。このレーザマ
ーキング方式は、黒以外の色の合成樹脂製部品の表面全
体もしくは表面の一部に黒色系の不透明塗料を塗装した
後、この塗装面を表示文字P〜Lの部分だけを光が通る
ように作られたマスクで覆い、このマスク側からレーザ
光を照明するもので、レーザ光が照射された部分の黒色
系の塗膜が瞬時に蒸発することにより、その部分に表示
文字P〜Lが形成される。
【0004】ところで、上記レーザマーキング方式では
、黒色系塗膜を除去するだけであるから、表示すべき文
字P〜Lは上記合成樹脂製部品の色、つまり透明もしく
は半透明な素材色または下地塗装色に限られるので、例
えば表示文字PとLのみを有彩色、例えば赤色に着色し
たい場合には、素材色または全面下地塗装色の上に、そ
の部分のみ赤色系塗料による重ね塗りを行う必要があり
、その上に黒色系塗膜を重ね塗りしても、赤色系塗膜の
周囲に段差が生じて見栄えが悪くなり、商品価値が低下
するという問題がある。
【0005】この問題に対して、本願出願人は、特願平
2−206446号において、透明もしくは半透明な合
成樹脂製部品の表面に、表示すべき複数の文字のうちの
一部の文字について、表示形状よりやや大きい形状を、
有彩色の半透明塗料で塗装する一方、表示すべき文字の
全てについて、各文字より少なくとも広い範囲を黒色系
の不透明塗料で塗装し、レーザ加工により、上記黒色系
の不透明塗料の塗膜を表示すべき文字毎にその文字形状
に沿って除去する方法を提案した。この方法によれば、
レーザマーキング方式を利用してインジケータの表示部
を加工するに際し、表示文字を簡単に多色化でき、しか
も、有彩色塗膜部分の形状と表示すべき文字輪郭形状と
が近似しているので、上記有彩色塗膜の周囲の段差が余
り目立たないようにすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、確かに、上記有彩色塗膜部分の周囲の段
差を小さくすることができるものの、基本的には、有彩
色塗膜の上に黒色系塗膜を重ね塗りするものであるので
、やはり上記有彩色塗膜の周囲にはある程度の段差が残
るという問題があった。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、インジケータの表示部を加工するに際
し、表示文字を簡単に多色化でき、しかも、有彩色塗膜
の周囲の段差を無くすることができるインジケータの加
工方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この発明方法
は、インジケータの表示部を加工するに際して、透明な
合成樹脂で形成された表示部の裏面側に、表示すべき文
字より大きい所望の色彩の半透明な着色層を設ける一方
、上記表示部の表面側には黒色系の不透明な着色層を設
け、該黒色系の不透明な着色層の被膜を、表示すべき文
字毎にその文字形状に沿って除去するようにしたもので
ある。
【0009】
【発明の効果】この発明方法によれば、上記黒色系の不
透明な着色層の被膜を、表示すべき文字毎にその文字形
状に沿って除去することにより、上記所望の色彩の表示
文字が表示部の表面側から見えるようになり、表示文字
の多色化が簡単にできる。
【0010】また、表示すべき文字より大きい所望の色
彩の半透明な着色層を表示部の裏面側に設けたので、従
来のように、表示部の表面側において有彩色の着色層の
上に上記黒色系の不透明着色層が積層されることはなく
、表示部の表面側に段差が生じることは無くなる。この
結果、インジケータ表示部の見栄えが向上し、商品価値
も高められる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を、例えば自動車の
シフトレバーのインジケータに適用した場合について、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図10は、本
実施例に係るオートマチック車のシフトレバー10のイ
ンジケータ11の正面説明図である。該インジケータ1
1は透明な合成樹脂で形成されており、その表示部 (
破線で囲む範囲)12の表面12aは、表示すべき文字
P (パーキング)、R (リバース)、N (ニユー
トラル)、D (ドライブ)、S (セカンド)、L 
(ロー)等以外の部分が、黒色系の不透明塗料で塗装さ
れている。 そして、PとRは例えば赤色の有彩色の表示文字で、残
りのN,D,S,Lは例えば白色の表示文字で表示され
ている。
【0012】次に、上記表示部12に表示文字P〜Lを
形成する方法を説明する。図1及び図2に示すように、
表示部12の裏面12bの所定の部位に、表示文字P,
Rよりやや大きい形状13を赤色の半透明塗料14で塗
装するとともに、表示文字N,D,S,Lよりやや大き
い形状15を白色の半透明塗料16で塗装する。尚、形
状13及び15は、例えば形状13について表示文字P
を例にとって説明すれば、より好ましくは、図3に示す
ように表示文字Pの輪郭にほぼ沿った形状に形成されて
いる。また、図4に示すように表示文字Pを含む四角形
状あるいは円形状でも良い。
【0013】ついで、図5に示すように、表示部12の
表面12aを含むインジケータ11の表面側全体を、レ
ーザ光線吸収性を有する黒色系の不透明塗料18で塗装
する。
【0014】上記表示部12の裏面12bに各塗料14
,16を塗装する方法は、従来のスクリーン印刷方式や
タンポ印刷方式で行える。スクリーン印刷方式は、印刷
 (塗装)すべき文字部分を打ち抜いたスクリーンを表
示部12の裏面12bに当てがって、スキージでスクリ
ーン上のインキ (塗料)を移動させることにより、イ
ンキが文字部分の透孔を通って表示部12の裏面12b
に印刷される。また、タンポ印刷方式は、文字部分を膜
厚分だけ凹ませたインキ皿にインキを流し込み、スキー
ジで文字部分以外のインキを除去した後、シリコンゴム
製のパッドをインキ皿に押し付けて文字部分のインキを
写し取り、このパッドを表示部12の裏面12bに押し
付けることにより、文字部分のインキが表示部12の裏
面12bに印刷される。
【0015】その後、レーザマーキング方式によるレー
ザ加工により、図6に示すように、上記表示部12の表
面12aの黒色系塗膜 (塗料18)を、表示すべき文
字毎にその文字形状に沿って除去すると、P,Rは赤色
で、またN,D,S,Lは白色で表示文字が形成される
【0016】尚、上記レーザマーキング方式には、マス
ク方式、スキャニング方式、及びマスク・スキャニング
方式がある。マスク方式は、図7に示すように、スライ
ドプロジェクタと同様の原理であり、例えば表示文字P
を形成したマスク20をレーザ光で照明し、レンズ21
でその像を表示部12の表面側の黒色系塗膜に結像させ
るものである。レーザ光が照射された部分の黒色系塗膜
が瞬時に蒸発して、その部分に表示文字Pが形成される
【0017】また、スキャニング方式は、図8に示すよ
うに、レーザ光をレンズ22で表示部12の表面12a
の黒色系塗膜 (塗料18)に集光し、光路上に載置し
たガルバノメータスキャナ23,24でビームスポット
を移動させ、一筆書きの要領でマーキングを行うもので
ある。
【0018】更に、マスク・スキャニング方式は、図9
に示すように、マスクとして1枚の大型ガラスマスク2
6を用い、そこに表示文字P〜Lを形成して、マスクパ
ターン選択用スキャナ27,28により、レンズ29で
集光されたレーザ発生器33のレーザ光を必要なマスク
パターンに合わせ、パターン上を部分的にラスタスキャ
ンする。このパターンは結像用レンズ30で表示部12
の表面12aの黒色系塗膜 (塗料18)上に転写され
る。マーキング位置は結像用レンズ30の後に設置した
スキャナ31により移動することができる。なお、マス
ク26の手前に設置されたフイールドレンズ32は、結
像系とビーム伝送系とのマッチングをとるものである。
【0019】以上、説明したように、本実施例によれば
、上記黒色系の不透明塗膜18を、レーザマーキング方
式によるレーザ加工を用いて、表示すべき文字毎にその
文字形状に沿って除去することにより、上記所望の色彩
(赤色及び白色)の各表示文字P〜Lが、表示部12の
表面12a側から見えるようになり、表示文字の多色化
が簡単にできる。
【0020】また、表示すべき文字より大きい所望の色
彩の半透明塗膜14及び16を表示部12の裏面12b
側に設けたので、従来のように、表示部の表面側におい
て有彩色の着色層の上に上記黒色系の不透明着色層が積
層されることはなく、表示部12の表面12a側に段差
が生じることは無くなる。この結果、インジケータ表示
部12の見栄えが向上し、商品価値も高められる。
【0021】尚、上記実施例では文字を表示する場合に
ついて説明したが、文字以外の図形、記号等の表示にも
本発明が応用できることは言うまでもない。また、上記
実施例では、表示部12を含むインジケータ11全体を
透明な合成樹脂で成形したが、この表示部12を別部品
として成形し、上記各処理の後、インジケータ本体11
に組込むようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係る有彩色の半透明塗料
を塗装したインジケータの表示部の正面図である。
【図2】  上記表示部の縦断面説明図である。
【図3】  有彩色の半透明塗料の塗装例を示す正面図
である。
【図4】  有彩色の半透明塗料の他の塗装例を示す正
面図である。
【図5】  黒色系の不透明塗料を塗装した上記表示部
の縦断面説明図である。
【図6】  レーザ加工後の上記表示部の縦断面説明図
である。
【図7】  マスク方式のレーザ加工装置の斜視図であ
る。
【図8】  スキャニング方式のレーザ加工装置の斜視
図である。
【図9】  マスク・スキャニング方式のレーザ加工装
置の斜視図である。
【図10】  上記実施例に係るオートマチック車のシ
フトレバーのインジケータの正面図である。
【図11】  従来例に係るオートマチック車のシフト
レバーのインジケータの縦断面図である。
【図12】  上記従来例に係るインジケータの表示部
の正面図である。
【符号の説明】
11…インジケータ 12…表示部 12a…表示部の表面 12b…表示部の裏面 14…赤色の半透明塗料 16…白色の半透明塗料 18…黒色系の不透明塗料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明な合成樹脂で形成された表示部の
    裏面側に、表示すべき文字より大きい所望の色彩の半透
    明な着色層を設ける一方、上記表示部の表面側には黒色
    系の不透明な着色層を設け、該黒色系の不透明な着色層
    の被膜を、表示すべき文字毎にその文字形状に沿って除
    去することを特徴とするインジケータの加工方法。
JP3009576A 1991-01-30 1991-01-30 インジケータの加工方法 Pending JPH04252735A (ja)

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