JPH04252590A - クロマ信号の微分利得補償回路 - Google Patents

クロマ信号の微分利得補償回路

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JPH04252590A
JPH04252590A JP3025129A JP2512991A JPH04252590A JP H04252590 A JPH04252590 A JP H04252590A JP 3025129 A JP3025129 A JP 3025129A JP 2512991 A JP2512991 A JP 2512991A JP H04252590 A JPH04252590 A JP H04252590A
Authority
JP
Japan
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signal
chroma
level
coefficient
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP3025129A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kimura
勝己 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3025129A priority Critical patent/JPH04252590A/ja
Publication of JPH04252590A publication Critical patent/JPH04252590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体として複数種
類の磁気テープを用いるクロマ低域変換記録方式のビデ
オテープレコーダにおけるクロマ信号の微分利得補償回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、民生用のビデオテープレコーダ
(VTR)においては、クロマ信号(搬送色信号)を低
域変換し、輝度信号を周波数変調し、これらを混合して
磁気テープに記録するようにしたクロマ低域変換記録方
式が採用されている。このようなクロマ低域変換記録方
式のVTRにおけるクロマ信号の微分利得(DG)は、
電磁変換系において、周波数変調された輝度信号のFM
キャリアのバイアス効果による影響を受ける。
【0003】すなわち、輝度信号のレベルが白側に大き
くなる程、FMキャリア周波数が高くなるので、この結
果、低域に重畳記録されるクロマ信号の再生レベルは、
バイアス効果により、輝度信号の白側に重畳されるもの
程大きくなる。
【0004】また、クロマ信号において、バースト信号
を基準レベルとして考えると、バースト信号は輝度信号
の黒レベルに重畳されるので、他の色信号は、バイアス
効果により、バーストレベルよりもレベルアップされる
ことになる。これは、モニター画像において、クロマ量
の増加となり、AMノイズの目立つ画像となる。さらに
、このような微分利得(DG)特性によるクロマ信号の
レベル差は、ダビングの繰り返しにより加算され、ビー
ド等妨害による画質劣化の原因となる。
【0005】従来、業務用VTRの一部には、輝度信号
のレベルに応じてクロマ信号のレベルを制御することに
より、微分利得(DG)を補償するようにしたものがあ
る。
【0006】また、従来より、民生用のVTRでは映像
帯域を広げて高画質化を図るようにした所謂ハイバンド
化が進められている。そして、例えばハイバンド化した
8mmVTRでは、蒸着型メタルテープ(MEテープ)
と蒸着型メタルテープ(MPテープ)を記録媒体として
用いることが規格化されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにクロマ低
域変換記録方式のVTRでは、クロマ信号のDG特性に
よるクロマ信号のレベル差が画像のAMノイズやビード
等妨害による画質劣化の原因となるので、民生用のVT
Rであっても、高画質の再生画像を得るためには、クロ
マ信号の微分利得(DG)を補償する必要がある。とこ
ろで、ハイバンド化した8mmVTR(所謂ハイバンド
8mmVTR)では、記録媒体としてMEテープを用い
る場合とMPテープを用いる場合とで、図2にMEテー
プに対する特性を実線で示し、また、MPテープに対す
る特性を破線で示すように、クロマ信号のDG特性が著
しく異なる。
【0008】そこで、本発明は、上述の如き従来のVT
Rの実情に鑑み、ハイバンド8mmVTRにおけるクロ
マ信号のDG特性による画質劣化を防止することを目的
とし、記録媒体として複数種類の磁気テープを用いるク
ロマ低域変換記録方式のVTRにおいて、使用する磁気
テープの種類に応じて、クロマ信号のDG特性を適正に
補償することができるようにした微分利得補償回路を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、記録媒体として複数種類の磁気テープ
を用いるクロマ低域変換記録方式のVTRにおけるクロ
マ信号の微分利得補償回路であって、磁気テープの種類
に応じて切り換えられる係数を輝度信号に乗算する係数
乗算手段と、上記係数乗算手段により磁気テープの種類
に応じた係数が乗算された輝度信号の信号レベルに応じ
てクロマ信号の信号レベルを制御するクロマレベル制御
手段とを備え、磁気テープの種類によって補償レベルを
切り換えるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明に係るクロマ信号の微分利得補償回路で
は、磁気テープの種類に応じた係数を係数乗算手段によ
り輝度信号に乗算し、この輝度信号の信号レベルに応じ
てクロマレベル制御手段によりクロマ信号の信号レベル
を制御して、クロマ信号のDG特性を補償する。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るクロマ信号の微分利得補
償回路の一実施例について図面を参照しながら詳細に説
明する。本発明に係るクロマ信号の微分利得補償回路は
、例えば図1に示すように構成される。
【0012】この図1に示すクロマ信号の微分利得補償
回路は、記録媒体としてMEテープとMPテープを使用
するハイバンド8mmVTRの再生系に本発明を適用し
たもので、クロマ低域変換された状態の再生クロマ信号
が供給される第1の信号入力端子1と、復調輝度信号が
供給される第2の信号入力端子2と、使用した磁気テー
プの種類を示すME/MP検出信号が供給される第3の
信号入力端子3の3個の信号入力端子1,2,3を有し
ている。
【0013】この実施例の微分利得補償回路において、
上記クロマ低域変換された状態の再生クロマ信号は、上
記第1の信号入力端子1からクロマレベル制御回路4を
介して周波数変換回路5に供給される。この周波数変換
回路5では、上記再生クロマ信号に対して搬送周波数を
低域搬送周波数(743kHz)から正規の色副搬送周
波数(3.58MHz)に変換する周波数変換処理を施
す。
【0014】上記周波数変換回路5により周波数変換さ
れた正規の色副搬送周波数のクロマ信号は、バンドパス
フィルタ6を介して取り出されて、信号出力端子7から
出力されるとともにクロマレベル検出回路8に供給され
る。上記クロマレベル検出回路8は、上記正規の色副搬
送周波数のクロマ信号の信号レベルを検出し、そのレベ
ル検出出力信号を所謂ACC信号として信号加算器9を
介して上記クロマレベル制御回路4に供給する。
【0015】また、この実施例の微分利得補償回路にお
いて、上記復調輝度信号は、上記第2の信号入力端子2
から係数乗算器10を介して上記信号加算器9に供給さ
れる。上記係数乗算器10は、上記ME/MP検出信号
が上記第3の信号入力端子3から供給されており、この
ME/MP検出信号により示される磁気テープの種類に
応じた第1の係数K1 又は第2の係数K2 を上記復
調輝度信号に乗算する。
【0016】ここで、上記ME/MP検出信号は、例え
ば磁気テープの種類に応じてテープカセットに設けられ
た検出穴に基づいて、上記磁気テープの種類を判別する
ことにより得ることができる。
【0017】上記係数乗算器10により上記復調輝度信
号に乗算する各係数K1 ,K2 は、ハイバンド8m
mVTRで使用する磁気テープに対応するDG特性を補
償する係数であって、上記第1の係数K1 はMEテー
プを用いた場合のDG特性の傾斜に応じて設定されてお
り、また、上記第2の係数K2 はMPテープを用いた
場合のDG特性の傾斜に応じて設定されている。
【0018】そして、上記信号加算器9は、上記クロマ
レベル検出回路8により得られるレベル検出出力信号と
、上記係数乗算器10により磁気テープの種類に応じた
第1の係数K1 又は第2の係数K2 を乗算した復調
輝度信号とを加算して、その加算出力信号により上記ク
ロマレベル制御回路4の利得制御を行う。
【0019】このような構成の微分利得補償回路では、
上記クロマレベル検出回路8により得られるレベル検出
出力信号に応じた上記クロマレベル制御回路4の利得制
御によって、上記クロマレベル制御回路4が再生クロマ
信号の信号レベルを自動的に制御する所謂ACC回路と
して機能する。
【0020】そして、このようにACC回路として機能
する上記クロマレベル制御回路4に対して、上記係数乗
算器10により第1の係数K1 又は第2の係数K2 
を乗算した復調輝度信号の信号レベルに応じて、利得制
御を行うことによって、上記クロマ信号のDG特性を補
償することができる。
【0021】さらに、上記係数乗算器10により復調輝
度信号に乗算する第1の係数K1 と第2の係数K2 
を上記ME/MP検出信号により示される磁気テープの
種類に応じて切り換えているので、MEテープを用いた
場合の上記クロマ信号のDG特性を上記第1の係数K1
 により適正に補償することができ、また、MPテープ
を用いた場合の上記クロマ信号のDG特性を上記第2の
係数K2 により適正に補償することができ、どちらの
磁気テープに対しても最適補償特性を得ることができる
【0022】従って、このような微分利得補償回路を再
生系に設けたハイバンド8mmVTRでは、輝度信号の
レベルによるクロマレベルの変動が抑えられ、AMノイ
ズが少なくS/Nの良好な状態で適切なクロマ量の画像
をモニター画面上に得ることができる。また、ダビング
を繰り返した場合にも、二次ビート成分等の発生が少な
く、さらに、色再現性も確保することができる。
【0023】なお、上述の実施例ではハイバンド8mm
VTRの再生系に微分利得補償回路を設けたが、本発明
に係るクロマ信号の微分利得補償回路は、記録系に設け
るようにしても良い。また、ACC回路として機能する
クロマレベル制御回路4によりクロマ信号の微分利得補
償を行うようにしたが、ACC回路とは独立した電圧制
御型の利得制御回路を設けて輝度信号の信号レベルに応
じた補償を行うようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るクロマ信号
の微分利得補償回路では、磁気テープの種類に応じた係
数を係数乗算手段により輝度信号に乗算し、この輝度信
号の信号レベルに応じてクロマレベル制御手段によりク
ロマ信号の信号レベルを制御することによって、各種磁
気テープに対してクロマ信号の最適補償特性を得ること
ができる。従って、このような微分利得補償回路をハイ
バンド8mmVTRに適用することにより、輝度信号の
レベルによるクロマレベルの変動が抑えられ、AMノイ
ズが少なくS/Nの良好な状態で適切なクロマ量の画像
をモニター画面上に得ることができる。また、ダビング
を繰り返した場合にも、二次ビート成分等の発生が少な
く、さらに、色再現性も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロマ信号の微分利得補償回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】ハイバンド化した8mmVTRにおいて、ME
テープを用いた場合のクロマ信号のDG特性と、MPテ
ープを用いた場合のクロマ信号のDG特性とを示す特性
線図である。
【符号の説明】
4・・・クロマレベル制御回路 5・・・周波数変換回路 8・・・クロマレベル検出回路 9・・・信号加算器 10・・・係数乗算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体として複数種類の磁気テープ
    を用いるクロマ低域変換記録方式のビデオテープレコー
    ダにおけるクロマ信号の微分利得補償回路であって、磁
    気テープの種類に応じて切り換えられる係数を輝度信号
    に乗算する係数乗算手段と、上記係数乗算手段により磁
    気テープの種類に応じた係数が乗算された輝度信号の信
    号レベルに応じてクロマ信号の信号レベルを制御するク
    ロマレベル制御手段とを備え、磁気テープの種類によっ
    て補償レベルを切り換えるようにしたことを特徴とする
    クロマ信号の微分利得補償回路。
JP3025129A 1991-01-28 1991-01-28 クロマ信号の微分利得補償回路 Pending JPH04252590A (ja)

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