JPH04252499A - 不揮発性dram記憶装置におけるeeprom閾値電圧測定のための方法及び装置 - Google Patents

不揮発性dram記憶装置におけるeeprom閾値電圧測定のための方法及び装置

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JPH04252499A
JPH04252499A JP3240042A JP24004291A JPH04252499A JP H04252499 A JPH04252499 A JP H04252499A JP 3240042 A JP3240042 A JP 3240042A JP 24004291 A JP24004291 A JP 24004291A JP H04252499 A JPH04252499 A JP H04252499A
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dram
eeprom
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Katsumi Fukumoto
福本 克巳
Deii Ebii Maikeru
マイケル ディー. エビイ
Jiee Gurifuasu Maikeru
マイケル ジェー. グリファス
Enu Fuamu Jiyao
ジャオ エヌ. ファム
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  • Dram (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概括的には集積された記
憶装置に関し、より具体的には、不揮発性DRAM(N
VDRAM)メモリセルのEEPROM部と関連した閾
値電圧を測定するための方法と装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】NVDRAMセルは以下の文献に記載さ
れている。(1)「A  New Architect
ure  for  the  NVDRAM−−An
  EEPROMBacked−up  Dynami
c  RAM」、IEEE  Journalof  
Solid  State  Circuits,Vo
l.23、No.1、1988年2月発行。(2)チャ
ン(Chuang)らの米国特許第4,611,309
号。(3)1989  International 
 Electron  Devices  Meeti
ng  Technical  Digestにおける
ヤマウチ(Yamauchi)らの「A  Versa
tileStacked  Storage  Cap
acitor  on  Flotox  Cellf
or  Megabit  NVDRAM  Appl
ications」、IEDM  89、第595〜5
98頁。これらの文献をここに援用する。
【0003】本発明の構成に関連した構成は、フクモト
(Fukumoto)らの「A  256ーbit  
Non−Volatile  Dynamic  RA
MWithECC  and  Redundancy
」と題された論文に記載されている。この文献をここに
援用する。
【0004】NVDRAMセルは、DRAMセルとEE
PROMセルを有する。DRAMセルは、通常は、スト
レージキャパシタと直列のMOSトランジスタからなり
、揮発性である。一方、EEPROMセルは、フローテ
ィングゲートMOSトランジスタのフローティングゲー
トに電荷の形でデータを記憶するものであり、不揮発性
である。NVDRAMの利点は、通常の動作時にはデー
タを迅速にDRAMから読み出し、DRAMに書き込む
ことができ、しかもパワーダウンの間は不揮発性EEP
ROMに記憶させ得ることである。しかし、NVDRA
MのEEPROMデータを直接アクセスすることはでき
ず、読み出しの前にDRAMに転送しなければならない
【0005】NVDRAM記憶装置は、複数のNVDR
AMメモリセルを備え、少なくとも以下の3つのモード
を有する。(1)NVDRAMが通常のDRAMと同様
に動作するDRAM読出し/書込みモード、(2)DR
AMデータがEEPROMに転送されて記憶される記憶
モード、および(3)EEPROMデータがDRAMに
転送されてアクセスされるリコールモード。
【0006】NVDRAMセルのDRAM読出し/書込
み動作モードでは、EEPROMトランジスタがオフに
され、通常の方法でDRAMセルに対するデータの書込
み、読出しが行われる。すなわち、DRAMストレージ
キャパシタに対してデータの記憶または読出しを行うと
きに、DRAMトランジスタがオンにされ、その他の場
合はオフにされる。
【0007】DRAMデータをEEPROMに記憶させ
る必要がある時、DRAMデータをEEPROMに転送
する記憶動作が行われる。そこで、データはEEPRO
Mトランジスタのフローティングゲートに電荷として記
憶される。EEPROMデータをDRAMにリコールす
る必要がある時、リコール動作が行われる。この動作は
、EEPROMの論理状態をセンスし、それに応じて、
完全な論理状態1または論理状態0の電圧レベルをDR
AMストレージキャパシタに与えることからなる。
【0008】集積記憶装置において、メモリトランジス
タの閾値電圧は装置の性能と信頼性の重要な指標となる
。トランジスタの閾値電圧は、トランジスタが非導通状
態であった後、電流の導通を開始する電圧である。トラ
ンジスタの導通および非導通状態は、それぞれ論理状態
0および1に関連しており、論理状態0と論理状態1の
閾値の差をトランジスタの「ウインドウ」と呼ぶ。より
小さい「ウインドウ」を有するトランジスタは、ランダ
ムな電圧の変動の結果、例えばノイズによって誤りを生
じやすくなり、意図しない論理の変動が生じることにな
る。従って、このウインドウの大きさは、一方の論理状
態に対応する信号と他方の論理状態に対応する信号とを
区別する時のメモリトランジスタの信頼性の尺度となる
【0009】フローティングゲートEEPROMトラン
ジスタにおいて、種々の量の電荷をフローティングゲー
トに注入することによって、閾値電圧を種々の値に「プ
ログラム化」することができる。このようにして、EE
PROMトランジスタのフローティングゲート上の、1
の論理状態に対応する電子の超過によって、そのトラン
ジスタをオンにするのに必要なゲート−ソース電圧の上
昇が生じる。逆に、フローティングゲート上の、0の論
理状態に対応する電子の不足によって、フローティング
ゲート上でより高い正の電位が生じ、そのトランジスタ
をオンにするのに必要なゲート−ソース電圧の減少が生
じる。
【0010】トランジスタのウインドウは経時的に変化
し得る。フローティングゲートEEPROMトランジス
タにおいて、電荷がトランジスタの酸化物領域において
通常の動作で経時的に増加し、ウインドウが減少する。 従って、論理状態0と論理状態1の閾値電圧を定期的に
測定することによって、EEPROMメモリトランジス
タの性能と信頼性を経時的に追跡できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタは通常は
、或る通常の動作点にバイアスされている。この動作点
が論理状態0か論理状態1かのいずれかの閾値電圧に近
過ぎると、トランジスタの偶発的なオフまたはオン動作
によって誤りが生じ得る。
【0012】さらに、通常の動作において、EEPRO
M電圧が、定常状態の閾値に達する前にセンスされて、
その論理状態が判断される。これは、論理状態0である
とセンスされた場合の実際のEEPROM電圧と論理状
態1であるとセンスされた場合のそれとの差であるトラ
ンジスタの通常の動作ウインドウが、論理状態0のDC
閾値から論理状態1のDC閾値まで測定された全体のウ
インドウよりも実際には小さいことを意味する。従って
、通常のバイアス条件でゲート−ソース電圧を測定する
ことによって、トランジスタの動作マージンについての
情報が得られる。マージンが小さくなると、或る論理状
態に対応すると推測されるEEPROM電圧が通常の動
作で反対の状態としてセンスされる可能性が高くなる。
【0013】従って、充分な動作マージンを与え、かつ
、装置の性能と信頼性を経時的にモニタするために、記
憶装置におけるメモリトランジスタの閾値電圧を知るこ
とが望ましい。
【0014】従来のEEPROM回路では(即ち、NV
DRAMにおいてではない)、EEPROMの閾値電圧
は容易に測定される。なぜならば、EEPROMを通る
電流をセンスするセンス回路とは独立してEEPROM
トランジスタの制御ゲートを操作できるからである。ま
ず、EEPROMが論理状態0または1のどちらかにプ
ログラム化される。次に、EEPROMトランジスタを
介して電流を流すために、EEPROMトランジスタの
1つのノードが高レベルに充電される。次いで、EEP
ROMを通る電流をモニタしながら、制御ゲート電圧を
調整する。電流のオフまたはオンの点での制御ゲート電
圧が、フローティングゲート上の電荷によってプログラ
ム化された閾値電圧である。
【0015】しかし、NVDRAMセルでは、EEPR
OMセルの制御ゲートはDRAMトランジスタのソース
に接続されている。センス回路の動作ではDRAMトラ
ンジスタのソースの電圧が或るレベルに維持されること
が必要であり、EEPROMトランジスタの制御ゲート
がこのレベルに電気的に接続されるので、センス回路を
能動化する間に同時に制御ゲート電圧を独立して制御す
ることはできない。従って、EEPROMの閾値電圧を
従来の方法で測定することはできない。
【0016】従って、本発明の目的は、NVDRAMメ
モリセルにおいてEEPROMフローティングゲートト
ランジスタに印加されたゲート−ソース電圧を測定する
ための方法と装置を提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、NVDRAMにおい
て、論理状態0と1に相当するEEPROMの閾値電圧
を決定して、トランジスタの閾値電圧ウインドウの大き
さを決定し経時的に追跡して検査できるようにするため
の方法と装置を提供することである。
【0018】本発明の更に他の目的は、通常の動作条件
でのEEPROMの動作電圧マージンとタイミングマー
ジンを決定して、トランジスタの信頼性と性能を確認し
経時的に追跡して検査できるようにするための方法と装
置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、DRA
MセルとEEPROMセルとを備え、DRAMトランジ
スタのソースがEEPROMフローティングゲートトラ
ンジスタのゲートに電気的に接続されているNVDRA
Mセルにおいて、EEPROMセルに対するゲート−ソ
ース電圧を測定するための方法であって、(a)基準線
を基準電圧にプリチャージするステップ、(b)該DR
AMセルを高電圧にプリチャージするステップ、(c)
該EEPROMをオンにし、DRAM電圧を該EEPR
OMを介してグランド方向に放電させ、該EEPROM
トランジスタがオフにされるEEPROMゲート−ソー
ス電圧の値に近づけるようにするステップ、並びに(d
)所定の時点で、基準電圧及びDRAM電圧のどちらが
より高いかを判断するステップを包含しており、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0020】上記方法に於いて、前記ステップ(a)〜
(d)を繰り返して、前記基準電圧が前記DRAM電圧
をクロスするまで、各繰り返し毎に該基準電圧を該DR
AM電圧の方向に調整するステップ(e)を更に包含す
ることもできる。
【0021】上記方法に於いて、前記ステップ(e)を
繰り返して、各繰り返し毎に前記ステップ(d)が行わ
れる所定の時点を変化させるステップ(f)を更に包含
するようにしてもよい。
【0022】前記ステップ(d)の所定の時点を前記D
RAM電圧が定常状態の値に達した後の時点に設定する
ことによって、前記EEPROMのDC閾値電圧が測定
されるようにしてもよい。
【0023】上記方法が、前記ステップ(d)の所定の
時点をDRAM電圧が基準電圧の半分の値に降下する以
前の時点になるように選択する、前記NVDRAMセル
に対する時間マージンを決定する方法を更に構成するこ
ともできる。
【0024】上記方法が、前記ステップ(d)が行われ
る所定の時点をDRAM電圧が定常状態の値に達した後
の時点に設定する、前記EEPROMに対し全体のウイ
ンドウを決定する方法を更に構成し、(g)EEPRO
Mゲートに対して、第1の論理状態と第2の論理状態の
各々に対して前記ステップ(a)〜(d)を行って、前
記第1の論理状態に対応する第1の閾値電圧、及び前記
第2の論理状態に対応する第2の閾値電圧を決定するス
テップ、並びに(h)該第1の閾値電圧と第2の閾値電
圧の差を決定するステップを更に包含することもできる
【0025】本発明の他の方法は、DRAMセルとEE
PROMセルとを備え、DRAMトランジスタのソース
がEEPROMフローティングゲートトランジスタのゲ
ートに電気的に接続されているNVDRAMセルの閾値
電圧マージンを決定する方法であって、(a)EEPR
OMゲートを第1の論理状態に設定するステップ、(b
)基準線を基準電圧にプリチャージするステップ、(c
)該DRAMセルを高電圧にプリチャージするステップ
、(d)該EEPROMをオンにして、DRAM電圧を
該EEPROMを介してグランド方向に放電させ、該E
EPROMトランジスタがオフにされるEEPROMゲ
ート−ソース電圧の値に近づけるようにするステップ、
(e)所定の時点で、基準電圧及びDRAM電圧のどち
らがより高いかを判断するステップ、(f)前記ステッ
プ(b)〜(e)を繰り返して、各繰り返しにおいて、
基準線を前回のものとは異なる基準電圧に充電すること
によって前記ステップ(b)を行うステップ、(g)該
基準電圧が該DRAM電圧をクロスする時を決定するこ
とによって、第1の論理状態に対する第1の閾値電圧を
決定するステップ、(h)EEPROMゲートを第2の
論理状態に設定するステップ、(i)第2の論理状態に
対して前記ステップ(b)から(g)を繰り返して、第
2の論理状態に対する第2の閾値電圧を決定するステッ
プ、並びに(j)前記第1と第2の閾値電圧の差を決定
するステップを包含している。
【0026】本発明の装置は、DRAMセルとEEPR
OMセルとを備え、DRAMトランジスタのソースがE
EPROMフローティングゲートトランジスタのゲート
に電気的に接続されているNVDRAMセルの閾値電圧
を決定するための装置であって、EEPROMゲートを
第1の論理状態に設定する手段、基準電圧に充電された
基準線、該DRAMセルを高電圧にプリチャージする手
段、該DRAMセルの電圧を放電する手段、該基準線と
該DRAMセルとに接続され、該DRAM電圧が該基準
電圧をクロスしたか否かを所定の時点で判断し、第1の
閾値電圧を決定するためのセンス増幅器を備えている。
【0027】前記設定手段が前記EEPROMゲートの
第2の論理状態への設定をも行い、前記センス増幅器が
前記所定の時点で前記DRAM電圧と前記基準電圧との
クロスを判断することによる第2の閾値電圧の決定をも
行い、更に、前記第1の閾値電圧と第2の閾値電圧との
差を判断して閾値電圧マージンを決定する手段を備えて
いてもよい。
【0028】
【作用】本発明は、NVDRAMメモリセルにおいてE
EPROMトランジスタに印加されたゲート−ソース電
圧を測定するための方法と回路に関する。この方法は、
メモリセルアレイの基準ビット線を基準電圧にプリチャ
ージし、NVDRAMのDRAMセルを高電位にプリチ
ャージし、DRAM電位をEEPROMフローティング
ゲートトランジスタを介してグランド方向に放電させ、
DRAM電圧が或る時点で基準電圧よりも高いか、低い
かをセンスすることを包含する。NVDRAMのDRA
M電圧はEEPROMのゲート−ソース電圧に等しい。
【0029】各論理状態に対応するEEPROM閾値電
圧はフローティングゲートに記憶された電荷量に依存す
るので、DRAM電圧は、どちらの閾値電圧がEEPR
OM上に「プログラム化」されていようとその閾値電圧
の方に漸近的に減少する。DRAM電圧は、この放電の
間の所望の時点でセンス動作を能動化することによって
基準電圧と比較される。このセンスのステップによって
、DRAM電圧が基準電圧よりも高いか、低いかが明ら
かになる。
【0030】この充電、放電、およびセンスのサイクル
を数回繰り返して基準電圧を変化させて、DRAM電圧
の方向に基準電圧を調整する毎に、本発明の方法によっ
て、測定中のDRAM電圧とクロスする点での基準電圧
の値が決定される。このクロス点は、センスステップに
よって、基準電圧がDRAM電圧よりも前回までは高か
った場合に、DRAM電圧よりも低くなったことが明ら
かになった点である。または、逆に、センスステップに
よって、基準電圧がDRAM電圧よりも前回までは低か
った場合に、DRAM電圧よりも高くなったことが明ら
かとなった点である。クロス点での基準電圧の値はDR
AM電圧に近づく。反復間での基準電圧の調整が小さく
なる程、測定の精度が高くなる。
【0031】EEPROM電圧の全体の放電経路は、上
記の反復的な方法を用いてEEPROM電圧放電経路に
沿って種々のセンス時点でEEPROM電圧を測定する
ことによって、DC閾値限界にプロット(plot)さ
れる。
【0032】本発明の方法は、NVDRAM装置の第4
のモード(通常のDRAM読出し/書込みモード、記憶
モード、およびリコールモードに加えられる)、即ち、
テストモードにおいて実現される。
【0033】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0034】図7は、テストされるメモリセル200の
アレイ(図2に関して後述する)を有し、マイクロコン
ピュータまたは他の従来の制御及びタイミング装置であ
る外部のテスト装置710に接続されたNVDRAM記
憶装置700を示す。テスト装置710は、記憶装置7
00に制御信号720を与えることによって記憶装置7
00の動作モード(そのうちの1つのモードは本発明の
テストモードである)を制御する。
【0035】図1は、センス増幅器(SAi)20の一
端に達するビット線(Bi)10に接続されたNVDR
AMメモリセル(MCi,j)5を示す。メモリセル5
は、図2に関して後述するように、ビット線iとワード
線jの交点にあるので、MCi,jと示されている。セ
ンス増幅器20の他方の端部にはビット線(Biバー)
30が接続されている。Biバーは、図2に関して後述
するように、Biに対する相補的なビット線である。
【0036】ビット線10はDRAMトランジスタ40
のドレインに接続され、このトランジスタ40のゲート
はワード線(WLj)50に接続されている。DRAM
ノード60として示されたDRAMトランジスタ40の
ソースはリコールトランジスタ70のドレインに接続さ
れ、トランジスタ70のゲートはリコール線(RLj)
80に接続されている。DRAMノード60はEEPR
OMトランジスタ90の制御ゲート65にも接続されて
いる。
【0037】リコールトランジスタ70のソースはEE
PROMトランジスタ90に接続されている。フローテ
ィングゲートMOSトランジスタであるトランジスタ9
0は、酸化物層を有するゲート部100、フローティン
グゲート110、及びフローティングゲート110とE
EPROM制御ゲート65との間のキャパシタ120を
有する。EEPROMフローティングゲートトランジス
タ90のソースはソース130として示されている。
【0038】DRAMノード60に接続されたEEPR
OMゲート65はDRAMストレージキャパシタ140
の一方の電極としても用いられる。キャパシタゲート1
50はDRAMキャパシタ140の他方の電極として用
いられる。
【0039】NVDRAMメモリセル5のDRAM部(
図1の一点鎖線で囲まれた部分)160は、DRAMス
トレージキャパシタ140と直列になったDRAMトラ
ンジスタ40を具備する。NVDRAMメモリセル5の
EEPROM部(図1の破線円内の部分)170はEE
PROMフローティングゲートトランジスタ90を具備
する。EEPROMデータはフローティングゲート11
0上に電荷として記憶される。
【0040】図2は、本発明のNVDRAM記憶装置7
00の一実施例における(メモリセル5と等しい)全て
のメモリセル200の論理的接続を示す。記憶装置70
0において、図2に詳細に示すように、2m本のビット
線220(B1〜Bm及びB1バー〜Bmバー)と2n
本のワード線240(WL1〜WLn+n)が設けられ
ている。 各ビット線はセンス増幅器の一端に接続され、センス増
幅器の他端は対応の反転ビット線に接続されている。例
えば、ビット線(Bi)10はセンス増幅器SAi20
の一端に接続され、SAi20の他端はビット線(Bi
バー)30に接続されている。
【0041】1本のビット線と1本のワード線を選択す
ることによって、これらの2本の線の交点のメモリセル
200が選択される。例えば、図1より、ビット線Bi
とワード線WLjを選択すると、メモリセル(MCi,
j)5が選択される。ビット線Biとワード線WLnを
選択すると、図2に示すメモリセル(MCi,n)21
0が選択される。
【0042】図3は、図2のメモリアレイにおけるビッ
ト線(Bi)10及びビット線(Biバー)30に接続
されたメモリセル300(MCi,1〜MCi,n+n
)の詳細図である。ビット線10と30は、トランジス
タ310を介して、またセンス増幅器SAi20(図1
に示すセンス増幅器20と同じもの)を介し互いに接続
されている。トランジスタ310は、ビット線10と3
0上の電荷を均一にするため、リコールおよびテスト動
作に於ける基準のプリチャージの間のみオンにされる。 電圧φ1によってオンにされるトランジスタ320と、
電圧φPRによってオンにされるトランジスタ330と
はビット線10に接続され、それぞれ、+Vdd又は基
準電圧340に充電するために用いられる。同様に、電
圧φ2とφPRによって制御されるトランジスタ350
と360はそれぞれ、+Vdd又は基準電圧340のど
ちらかに充電するために用いられる。通常の動作におい
て、基準電圧340は+1/2(Vdd)である。しか
し、所定値の範囲内で外部から基準電圧340を制御で
きる。
【0043】図1のNVDRAMメモリセル5は4つの
動作モードを有する。すなわち、(1)DRAM読出し
/書込みモード、(2)記憶モード、(3)リコールモ
ード、及び(4)テストモードである。外部テスト装置
710から記憶装置700に種々の制御信号720(図
7参照)を与えることによってこれらのモードが選択さ
れる。これらのモードを以下に順に説明する。
【0044】1.DRAM読出し/書込みモード通常の
DRAM読出し/書込み動作において、図1に示すリコ
ールトランジスタ70はリコール線80を低レベルにす
ることによってオフし、EEPROMトランジスタ90
をDRAM回路160から電気的に分離する。キャパシ
タゲート150は接地される。
【0045】ワード線50を高レベルにすることによっ
てメモリセル5を選択すると、DRAMトランジスタ4
0がオンになり、以下の2つのうちのいずれかが起こる
。ビット線10上のデータがDRAMストレージキャパ
シタ140に記憶される、または、キャパシタ140に
前もって記憶されたデータがビット線10に読み出され
る。メモリセル5におけるDRAM読出し/書込みは標
準的なDRAMセルに対する従来の方法で行われる。 DRAMストレージキャパシタ140の充電状態および
非充電状態はそれぞれ論理状態1および0に対応する。
【0046】2.記憶モード 図6に示すように、記憶動作によって、DRAMのデー
タがEEPROMに転送される。図6のケース1から4
は、DRAMセル160とEEPROMセル170に対
する全ての可能な最初の論理状態を示している。EEP
ROMトランジスタ90において、論理状態0はフロー
ティングゲート110上の電子の不足として現れる。従
って、フローティングゲート110は、ソース130が
接地されているならばEEPROMトランジスタ90を
オンにするのに充分な正の電位にある。逆に、論理状態
1はフローティングゲート110上の電子の過剰として
現れる。この場合、フローティングゲート110は、よ
り低い、非導通電位にある。
【0047】DRAMの論理状態0はDRAMキャパシ
タ140が低電位状態、DRAMの論理状態1はDRA
Mキャパシタ140が高電位状態として規定される。一
般に、DRAMの論理状態はキャパシタ140(または
ゲート65)上の電荷に対応する。
【0048】記憶動作の終了時に、EEPROMセル1
70の論理状態610はDRAMセル160の論理状態
620と整合する。従って、記憶動作の前にキャパシタ
140が充電されていない場合、記憶動作の後、フロー
ティングゲート110に電子の不足が生じる。キャパシ
タ140が記憶動作の前に充電されているならば、フロ
ーティングゲート110には記憶動作の後、電子の過剰
が起こる。
【0049】2つのステップを含む記憶動作の間、リコ
ール線80は低レベルに保たれる。先ず、キャパシタゲ
ート150が接地され、ソース130に0ボルトから+
Vpp(本実施例では、約+13V)のパルスが印加さ
れる。次に、ソース130が接地され、キャパシタゲー
ト150に0ボルトから+Vppのパルスが印加される
。DRAMセル160とEEPROMセル170の種々
の初期論理状態に於けるこの動作の効果は以下の通りで
ある。
【0050】(ケース1)  DRAMセル160とE
EPROMセル170が共に論理状態0の場合、フロー
ティングゲート110が電子の不足のためより高い電位
にあるので、第1のステップにおけるソース130のパ
ルス(すなわち、キャパシタ150の接地とソース13
0へのパルス印加)によっては、ソース130からフロ
ーティングゲート110に充分に大きい電圧差が生じな
いので、酸化膜100を通るトンネル効果が起こらない
。 従って、フローティングゲート110上の電荷は第1の
ステップの後も変わらない。
【0051】第2のステップにおけるキャパシタゲート
パルス(すなわち、ソース130の接地とキャパシタゲ
ート150へのパルス印加)によって、少しだけより高
い電圧がキャパシタ140と120を介してフローティ
ングゲート110に与えられる。しかし、その結果生じ
たフローティングゲート110からソース130に印加
される電圧は、酸化膜100を通るトンネル効果を生じ
させるには不十分である。何故ならば、DRAMノード
60が最初に接地されていたからである。従って、EE
PROMセル170は記憶動作後も論理状態0のままで
ある。
【0052】(ケース2)  DRAMセル160が論
理状態0でEEPROMセル170が論理状態1の場合
、フローティングゲート110がより低い電位にあるの
で、第1のステップのソースパルスが酸化膜100に対
し充分な電圧を与え、フローティングゲート110から
ソース130への電子のトンネル効果を生じさせる。従
って、前の論理状態1を示すフローティングゲート11
0上の過剰な電子は排出され、EEPROMセル170
が(その結果生じたフローティングゲート110上の電
子の不足に相当する)論理状態0を示す。
【0053】しかし、第2のステップのキャパシタゲー
トパルスは酸化膜100にトンネル効果を生じさせるに
は不十分である。DRAMノード60が低い電位にある
からである。フローティングゲート110は第1ステッ
プの前よりも高い電位にあるが、電位の上昇はトンネル
効果を生じさせるのには充分ではない。従って、EEP
ROMセル170は第2のステップの後も論理状態0の
ままであり、その結果、EEPROMセル170は記憶
動作前の論理状態1から記憶動作後の論理状態0に変化
する。
【0054】(ケース3)  DRAMセル160が論
理状態1でEEPROMセル170が論理状態0である
場合、ケース1と同様に、第1ステップのソースパルス
はトンネル効果を生じさせるには不充分である。
【0055】しかし、フローティングゲート110とD
RAMノード60が共に高電位であるので、第2のステ
ップのキャパシタゲートパルスによって、ソース130
からフローティングゲート110への電子のトンネル効
果を生じさせるのに充分な電圧を(キャパシタ140と
120を介して)フローティングゲート110に与える
。従って、記憶動作の後、EEPROMは論理状態1(
すなわち、電子の過剰状態)を含む。
【0056】(ケース4)  DRAMセル160とE
EPROMセル170が共に論理状態1にある場合、D
RAMノード60が高電位にあるので、第1ステップの
ソースパルスはフローティングゲート110からソース
130に電子のトンネル効果を生じさせるには不充分で
あり、フローティングゲート110上の電荷に対するソ
ース130でのパルスの効果が相殺される。従って、フ
ローティングゲート110上の電荷は第1のステップ後
も変わらない。
【0057】第2のステップにおけるキャパシタゲート
150のパルスによって、より高い電位がキャパシタ1
40と120を介してフローティングゲート110に与
えられる。しかし、フローティングゲート110が第1
のステップ後も低電位にあったため、キャパシタ150
のパルスによってフローティングゲート110に与えら
れた高電位は酸化膜100に対してトンネル効果を生じ
させるには不充分である。従って、フローティングゲー
ト110上の電荷は第2のステップ後も変化しない。フ
ローティングゲート110は、論理状態1に相当する過
剰電子で充電されたままである。
【0058】3.リコールモード リコール動作において、EEPROMセル170に記憶
されたデータがDRAMセル160に転送され、データ
へのアクセスが可能となる。図4はDRAMノード60
の電圧を時間との関係で示した図である。リコール動作
全体において、ワード線50が選択され(すなわち、ト
ランジスタ40をオンにするように高電圧に設定され)
、ソース130と制御ゲート150が接地される。
【0059】図4の時刻t0から時刻t1で、ビット線
10と30はそれぞれトランジスタ330と360を介
して基準電圧+1/2(Vdd)(例えば、+2.5V
)に予め充電される(図3を参照)。時刻t1で、トラ
ンジスタ330と360はオフにされる。トランジスタ
320は時刻t1から時刻t2の間オンにされ、ビット
線10とDRAMノード60を+Vdd(例えば、+5
V)に予め充電する。時刻t2で、トランジスタ320
がオフにされ、(リコール線80を高レベルにすること
によって)リコールトランジスタ70がオンにされる。
【0060】DRAMノード60からソース130への
経路が存在することになり、その結果、電流がEEPR
OMトランジスタ90を介して流れ始め、DRAMノー
ド60の電圧が降下し始める。
【0061】DRAMノード60がEEPROMトラン
ジスタ90のゲート65としても機能するので、回路が
そのままであるならば、或る時点で、DRAMノード6
0の電圧が充分に降下し、EEPROMトランジスタ9
0がオフになり、電流を遮断し、DRAMノード60の
電圧をその時の値に固定する。フローティングゲート1
10上の電荷量によって、この現象が起こるDRAMノ
ード60の電圧が決定される。
【0062】フローティングゲート110上に(高電位
を生じさせ、論理状態0に相当する)電子の不足がある
と、フローティングゲート110に電子の過剰がある場
合よりもDRAMノード60の電圧がさらに降下し、電
流の遮断を生じる。フローティングゲート110の最初
の電位が高いほど、フローティングゲート110とソー
ス130の間の電圧を、EEPROMトランジスタ90
をオンにするのに要求される電圧よりも低くするために
、DRAMノード60の電圧を低くしなければならない
【0063】従って、時刻t2以後のDRAMノード6
0の電圧は、いずれのDC閾値電圧がフローティングゲ
ート110上にプログラム化されていてもその電圧の方
に漸近的に減少する。フローティングゲート110は、
上記のように、異なった量の電荷を注入することによっ
て論理状態0の閾値または論理状態1の閾値のどちらか
にプログラム化される。時刻t3で、論理状態0に対し
て、DRAMノード60の電圧が基準電圧+1/2(V
dd)よりも降下する。DRAMノード電圧がプログラ
ム化されたDC閾値電圧レベルに達する前に、時刻t4
で、DRAMノード60の電圧のセンスが可能となる。 センス増幅器20は、DRAMノード60の電圧が+1
/2(Vdd)の基準電圧よりも高いか、低いかをセン
スする。高い場合は、センス増幅器20は完全な+Vd
dレベルをDRAMノード60に対してリストアする。 低い場合は、センス増幅器20はDRAMノード60を
接地させる。このレールからレールへ(rail−to
−rail)の(即ち、0から+Vddへの)リストア
は、DRAMノード60の電圧の劣化を相殺するのに必
要である。
【0064】4.テストモード テストモードでは、図4の時刻t4(時刻t4は自由に
調節可能)でDRAMノード60の電圧を測定すること
が含まれる。リコール動作の場合のようにDRAMノー
ド60の電圧を+1/2(Vdd)の基準電圧と1回比
較する代わりに、テスト手順では、リコールサイクルを
数回繰り返して、基準電圧を調節する。各リコールサイ
クルで、新しい基準電圧が所定の時刻t4でDRAMノ
ード60の電圧と比較される。基準電圧が最終的にDR
AMノード60の電圧とクロスすると、センス増幅器2
0は前の繰り返しとは逆の極性の信号を出力する。この
クロス時の基準電圧の値がその時刻t4のDRAMノー
ド60の電圧の値となる。
【0065】図5はこの繰り返して行われる処理を示す
フロー図である。図5の時間(即ち、時刻t1、時刻t
2等)は図4の同様に番号付けされた時間に対応する。 リコール動作における場合と同様に、ビット線10と基
準ビット線30は時刻t0で+1/2(Vdd)に予め
充電される(ステップ51)。時刻t1で(ステップ5
2)、リコールプリチャージの開始で、DRAMノード
60は+Vddに予め充電される。次に、リコールトラ
ンジスタ70は時刻t2でオンにされる(ステップ53
)。センス増幅器20は時刻t4で能動化される(ステ
ップ54)。
【0066】センス後、ステップ55で、テスト装置7
10はBi出力370からセンス増幅器20の出力を読
み出し、これを前回の繰り返しの出力と比較する。クロ
ス(即ち、逆の極性)がセンスされると、この特定のメ
モリセルのテストが終了する。それ以外の場合は、テス
ト装置710が基準電圧をDRAMノード60の電圧に
(所定量だけ)近づけるように調整し、ステップ56で
この新しい基準電圧を基準電圧入力340に送り、ステ
ップ52に戻り、さらに反復動作を行う。
【0067】上記の代わりに、時刻t4でDRAMノー
ド60の電圧を正確に測定しようとしないで、合格/不
合格の限界を確定し、これらの限界に対してEEPRO
Mトランジスタ90をテストするようにしてもよい。例
えば、EEPROMトランジスタ90を論理状態1にプ
ログラム化し、基準電圧を+3.5V(+1/2(Vd
d)を1ボルト上まわる値)に設定する。この場合、時
刻t4でのDRAMノード60の電圧が基準電圧よりも
高いならば、センス増幅器20は1の論理状態をセンス
し、トランジスタは合格する。しかし、時刻t4でのD
RAMノード60の電圧が基準電圧よりも低い場合(例
えば、+3V)、センス増幅器は0の論理状態をセンス
し、トランジスタは不合格となる。トランジスタの論理
状態0の閾値は同様に検査される。
【0068】他の種類の測定を行ってもよい。通常の動
作条件でのメモリセル5の「時間マージン」(すなわち
、通常動作時の図4の時刻t3と時刻t4の差)を決定
するために、フローティングゲート110を論理状態0
にプログラム化し、(DRAMノード60の電圧が論理
状態0に対して+1/2(Vdd)、すなわち通常の動
作の基準電圧とクロスする時である)時刻t3よりも前
にセンスが可能となる。実際、時刻t4は時刻t3より
も前に到来する。センス増幅器20は、種々の時刻t4
で測定を行って時刻t3の値を与えることによって、D
RAMノード60の電圧が+1/2(Vdd)とクロス
する時をセンスする。通常の動作の時刻t4から時刻t
3を減算することによって、メモリセル5に対する通常
の動作時の時間マージンが得られる。時間マージンが小
さすぎると、論理状態0信号のセンスが時刻t3の前に
誤って行われる恐れがあり、センス増幅器20が所望の
極性とは逆の極性の完全な電圧をセンスしてリストアさ
せる恐れを生じる。
【0069】他の例では、時刻t4でEEPROM90
の両方の論理状態に対してDRAMノード60の電圧レ
ベルをセンスするために、時刻t4を通常の動作点に維
持して基準電圧を上記のように反復して調整する。これ
らの電圧レベルと+1/2(Vdd)との差は、通常動
作時における(すなわち、通常動作センス時t4での)
各論理状態に対する閾値電圧マージンである。大きいマ
ージンは不正確な論理状態の偶発的なセンスを防止する
のに役立つが、基準値とのクロス(時刻t3)とセンス
の能動化(時刻t4)との間の時間が増加すると、メモ
リ回路の動作が遅くなる。従って、信頼性と速度との間
に最適のバランスを確立するように、マージンの情報に
よって時刻t4を選択し、通常のバイアス条件(通常の
基準電圧を+1/2(Vdd)から変化させることを含
み得る)を変化させることを可能とする。
【0070】さらに、時刻t4を連続した反復動作毎に
時間的に進ませて、DRAMノード60の電圧の実際の
減衰関数(decay  function)が、定常
状態のDC閾値電圧レベルに近づくに従ってプロットさ
れるようにしてもよい。減衰関数が実質的に水平状態に
なる時点を時刻t4が越える(すなわち、図4の右端を
越える)と、論理状態0と1に対応するEEPROMト
ランジスタ90のDC閾値電圧を決定することができる
。 これらの2つのDC閾値の差は、その減少を経時的に測
定できるEEPROMの全「ウインドウ」である。ウイ
ンドウが大きくなると、1の論理状態と0の論理状態と
の区別がより容易になる。
【0071】図3に関するテスト動作の例として、リコ
ールすべきメモリセルをビット線10が含むと仮定する
。このセルは、対応のワード線を高レベルにすることに
よって、選択される。従って、メモリセル300からメ
モリセルMCi,nを選択するには、ワード線WLnを
高レベルに設定する。図4の時刻t0から時刻t1への
基準のプリチャージの間、ビット線10と30はトラン
ジスタ330と360を介して+1/2(Vdd)に予
め充電される。トランジスタ310はこのプリチャージ
の間オンにされ、ビット線10と30上の電圧を均等に
し、その後時刻t1でオフにされる。
【0072】時刻t1から、ビット線10は+1/2(
Vdd)から+Vddに充電される。この間、基準ビッ
ト線であるビット線(Biバー)30は+1/2(Vd
d)のままである。時刻t2で、リコール線RLnが選
択される。メモリセルMCi,nにおける(図1のDR
AMノード60のような)DRAMノードがその対応の
EEPROMトランジスタ(図1のEEPROMトラン
ジスタ90を参照)を介して放電を開始する。時刻t4
で、センス増幅器20は、センス増幅器開始信号を入力
390に与えることによって能動化される。メモリセル
MCi,nのDRAMノード電圧が、ビット線30上の
基準電圧と比較され、リストア信号を回復入力380に
与えることによって、+Vddかグランドかのどちらか
かにレールされる(railed)。
【0073】フルレール(full  rail)電圧
はBi出力370にも現れる。相補されたフルレール電
圧はBiバー出力400に現れる。Bi出力370の電
圧は緩衝をうけてデータ出力730(図7参照)を生じ
る。 この出力は、その電圧と前回の結果とを比較するメモリ
テスト装置710の部分に送られる(図5のステップ5
5)。メモリテスト装置710はまた、次回に使用する
ために新しい基準電圧値を設定する。この新しい基準電
圧値は基準電圧入力340に入力される(ステップ56
)。
【0074】従って、メモリテスト装置710はNVD
RAM記憶装置700のメモリセル200をテストして
、セル200が充分な電圧およびタイミングマージンで
動作することを保障し、記憶装置700に起因する論理
誤差を防止する。さらに、セル200を周期的にテスト
することによって、信頼性と性能を経時的に検査できる
【0075】
【発明の効果】このように、本発明によれば、NVDR
AMメモリセルにおいてEEPROMフローティングゲ
ートトランジスタに印加されたゲート−ソース電圧を測
定することができる。また、NVDRAMにおいて、論
理状態0と1に相当するEEPROMの閾値電圧を決定
して、トランジスタの閾値電圧ウインドウの大きさを決
定し経時的に追跡して検査できる。更には、通常の動作
条件でのEEPROMの動作電圧マージンとタイミング
マージンを決定して、トランジスタの信頼性と性能を確
認し経時的に追跡して検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNVDRAMメモリセルの回路図であ
る。
【図2】本発明によるNVDRAM記憶装置におけるN
VDRAMメモリセルの論理配列を示す図である。
【図3】ビット線に接続された個々のNVDRAMセル
を示すブロック図である。
【図4】リコールまたはテスト動作の間のDRAMノー
ド電圧と時間の関係を示す図である。
【図5】記憶動作のフロー図である。
【図6】記憶動作時のDRAM部とEEPROM部の電
圧の関係を示す図である。
【図7】外部テスト装置に接続されたNVDRAM記憶
装置の主要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
5、200  メモリセル 10、30、220  ビット線 20  センス増幅器 40  DRAMトランジスタ 50、240  ワード線 60  DRAMノード 65  EEPROMゲート 70  リコールトランジスタ 80  リコール線 90  EEPROMフローティングゲートトランジス
タ100  酸化物層を有するゲート部 110  フローティングゲート 120  キャパシタ 130  ソース 140  DRAMストレージキャパシタ150  キ
ャパシタゲート 160  DRAM部 170  EEPROM部 340  基準電圧 700  NVDRAM記憶装置 710  外部テスト装置 730  データ出力

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DRAMセルとEEPROMセルとを備え
    、DRAMトランジスタのソースがEEPROMフロー
    ティングゲートトランジスタのゲートに電気的に接続さ
    れているNVDRAMセルにおいて、EEPROMセル
    に対するゲート−ソース電圧を測定するための方法であ
    って、(a)基準線を基準電圧にプリチャージするステ
    ップ、(b)該DRAMセルを高電圧にプリチャージす
    るステップ、(c)該EEPROMをオンにし、DRA
    M電圧を該EEPROMを介してグランド方向に放電さ
    せ、該EEPROMトランジスタがオフにされるEEP
    ROMゲート−ソース電圧の値に近づけるようにするス
    テップ、並びに(d)所定の時点で、基準電圧及びDR
    AM電圧のどちらがより高いかを判断するステップを包
    含する方法。
  2. 【請求項2】前記ステップ(a)〜(d)を繰り返して
    、前記基準電圧が前記DRAM電圧をクロスするまで、
    各繰り返し毎に該基準電圧を該DRAM電圧の方向に調
    整するステップ(e)を更に包含する請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】前記ステップ(e)を繰り返して、各繰り
    返し毎に前記ステップ(d)が行われる所定の時点を変
    化させるステップ(f)を更に包含する請求項2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ(d)の所定の時点を前記D
    RAM電圧が定常状態の値に達した後の時点に設定する
    ことによって、前記EEPROMのDC閾値電圧が測定
    される、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記方法が、前記ステップ(d)の所定の
    時点をDRAM電圧が基準電圧の半分の値に降下する以
    前の時点になるように選択する、前記NVDRAMセル
    に対する時間マージンを決定する方法を更に構成する、
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記方法が、前記ステップ(d)が行われ
    る所定の時点をDRAM電圧が定常状態の値に達した後
    の時点に設定する、前記EEPROMに対し全体のウイ
    ンドウを決定する方法を更に構成し、(g)EEPRO
    Mゲートに対して、第1の論理状態と第2の論理状態の
    各々に対して前記ステップ(a)〜(d)を行って、前
    記第1の論理状態に対応する第1の閾値電圧、及び前記
    第2の論理状態に対応する第2の閾値電圧を決定するス
    テップ、並びに(h)該第1の閾値電圧と第2の閾値電
    圧の差を決定するステップを更に包含する請求項1に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】DRAMセルとEEPROMセルとを備え
    、DRAMトランジスタのソースがEEPROMフロー
    ティングゲートトランジスタのゲートに電気的に接続さ
    れているNVDRAMセルの閾値電圧マージンを決定す
    る方法であって、(a)EEPROMゲートを第1の論
    理状態に設定するステップ、(b)基準線を基準電圧に
    プリチャージするステップ、(c)該DRAMセルを高
    電圧にプリチャージするステップ、(d)該EEPRO
    Mをオンにして、DRAM電圧を該EEPROMを介し
    てグランド方向に放電させ、該EEPROMトランジス
    タがオフにされるEEPROMゲート−ソース電圧の値
    に近づけるようにするステップ、(e)所定の時点で、
    基準電圧及びDRAM電圧のどちらがより高いかを判断
    するステップ、(f)前記ステップ(b)〜(e)を繰
    り返して、各繰り返しにおいて、基準線を前回のものと
    は異なる基準電圧に充電することによって前記ステップ
    (b)を行うステップ、(g)該基準電圧が該DRAM
    電圧をクロスする時を決定することによって、第1の論
    理状態に対する第1の閾値電圧を決定するステップ、(
    h)EEPROMゲートを第2の論理状態に設定するス
    テップ、(i)第2の論理状態に対して前記ステップ(
    b)から(g)を繰り返して、第2の論理状態に対する
    第2の閾値電圧を決定するステップ、並びに(j)前記
    第1と第2の閾値電圧の差を決定するステップを包含す
    る方法。
  8. 【請求項8】DRAMセルとEEPROMセルとを備え
    、DRAMトランジスタのソースがEEPROMフロー
    ティングゲートトランジスタのゲートに電気的に接続さ
    れているNVDRAMセルの閾値電圧を決定するための
    装置であって、EEPROMゲートを第1の論理状態に
    設定する手段、基準電圧に充電された基準線、該DRA
    Mセルを高電圧にプリチャージする手段、該DRAMセ
    ルの電圧を放電する手段、該基準線と該DRAMセルと
    に接続され、該DRAM電圧が該基準電圧をクロスした
    か否かを所定の時点で判断し、第1の閾値電圧を決定す
    るためのセンス増幅器を備えている装置。
  9. 【請求項9】前記設定手段が前記EEPROMゲートの
    第2の論理状態への設定をも行い、前記センス増幅器が
    前記所定の時点で前記DRAM電圧と前記基準電圧との
    クロスを判断することによる第2の閾値電圧の決定をも
    行い、更に、前記第1の閾値電圧と第2の閾値電圧との
    差を判断して閾値電圧マージンを決定する手段を備えて
    いる請求項8に記載の装置。
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