JPH04252445A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

光磁気記録再生装置

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JPH04252445A
JPH04252445A JP902291A JP902291A JPH04252445A JP H04252445 A JPH04252445 A JP H04252445A JP 902291 A JP902291 A JP 902291A JP 902291 A JP902291 A JP 902291A JP H04252445 A JPH04252445 A JP H04252445A
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JP
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magnetic field
magnetic
magneto
interference
coil
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JP902291A
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Akira Hashimoto
昭 橋本
Sanesuki Yabe
実透 矢部
Kenjiro Kime
健治朗 木目
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気記録媒体に外
部磁界発生手段により磁界を印加し、光ヘッドからの光
スポットにより温度を上昇させることによって光磁気記
録媒体の磁化の方向を変化させて信号の記録を行ない、
また記録時よりも低いパワーの光スポットを照射し、上
記した磁化の方向を光学的に読み取ることにより信号の
再生を行なう光磁気記録再生装置に関するものであり、
特にその外部磁界発生手段である磁気ヘッドの構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光磁気記録再生装置の構成を図1
0〜図15を参照して説明する。図10は従来装置の要
部を示す断面図、図11は従来装置に用いられる磁気ヘ
ッドの平面図、図12は図11のI−I線に沿う断面図
、図13(a),(b) は従来装置に用いられる距離
検出センサの部分構成図及び出力特性図、図14は磁気
ヘッドの半断面における磁力線図であり、図中一点鎖線
は中心軸を示す。図15は光磁気ディスクと磁気ヘッド
の距離の変化による光磁気ディスク記録面における磁界
強度変化を示す図である。
【0003】図において、1は光磁気ディスク、2は図
示されない光源から出射された光ビームを光磁気ディス
ク1の記録面上に集光する対物レンズ、3は光磁気ディ
スク1を介して対物レンズ2と対向して設けられた磁気
ヘッドで、光磁気ディスク1側に円環状の溝3eを有す
る円筒状の磁性コア3aと溝3eに収納された磁界発生
用コイル3bとからなる。4は発光ダイオード4aと2
分割光検知器4bとからなり、光磁気ディスク1と磁気
ヘッド3との距離dを検出する距離検出センサ、5は可
動ホルダ5aに磁気ヘッド3及び距離検出センサ4を搭
載し、かつ円筒状のヨーク5bとラジアル着磁された円
筒状のマグネット5cにより形成された磁気空隙中に可
動ホルダ5aの一端に巻装された駆動用コイル5dが配
され、距離検出センサ4の距離検出信号Dsに応じて可
動ホルダ5aを駆動して磁気ヘッド3と光磁気ディスク
1との距離dを一定に制御する磁気ヘッド駆動装置であ
る。
【0004】次に、上記した従来装置の動作について説
明する。光磁気ディスク1の記録面を対物レンズ2によ
って集光された光スポットにより加熱するとともに、こ
の記録面に磁気ヘッド3により磁界を印加し、かつこの
磁界を変調するかあるいは対物レンズ2に入射する光ビ
ームを変調することによって記録を行なう。記録の際に
必要な磁界強度は150〜200Oe程度であり、この
磁界強度を確保するためには距離dを0.2mm程度に
する必要がある。これは、光磁気ディスク1の記録面上
の磁気強度Hと距離dとの関係が図15に示すような関
係にあり、距離dが大きくなると磁界強度Hが小さくな
るからである。しかし、光磁気ディスク1は図示しない
モータにより回転されており、光磁気ディスク1の面倒
れ、たわみ等により光磁気ディスク1の変化量は±0.
7mm程度となる場合があり、磁気ヘッド3を固定した
場合、光磁気ディスク1と磁気ヘッド3が衝突したり、
必要磁界強度が得られない等の課題が生じた。このため
、距離検出センサ4と磁気ヘッド駆動装置5を設け、距
離dが一定となるように制御していた。即ち、距離検出
センサ4においては、発光ダイオード4aから斜めに出
射されて光磁気ディスク1で反射された光を2分割光検
知器4bで受光し、図13(a) に示すようにこの2
分割光検知器4bの出力を差動アンプ4cで差動増幅し
て図13(b) に示す距離検出信号Dsを得ており、
この距離検出信号Dsに応じた制御電流を駆動コイル5
dに与えることにより磁気ヘッド3を支持する可動ホル
ダ5aを駆動し、距離dが一定となるように制御してい
る。
【0005】なお、磁気ヘッド3の磁力線図は図14に
示すようになり、磁気ヘッド3の磁性コア3aの中央部
から出ている磁束線が磁性コア3aの外周部に回ってし
まい、磁性コア3aの上部に伸びていないことが判る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光磁気記録再生
装置は以上のように構成されており、磁気ヘッド3の中
央部上の磁気強度Hが得難く、光磁気ディスク1の記録
面上で必要な磁界強度を得るためには、磁気ヘッド3と
光磁気ディスク1との距離dを対物レンズ2と光磁気デ
ィスク1との距離(ワーキングディスタンス)WD=1
〜2mmに比べて非常に小さな値(0.2mm)としな
ければならなかった。このため、光磁気ディスク1に付
着した埃の影響を受けにくいとか可換性がある等の光デ
ィスク装置のメリットが失なわれるという課題があった
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、磁気ヘッドの効率を向上させ
、光磁気ディスクと磁気ヘッドとの距離dをWDと同程
度とすることができ、光ディスク装置のメリットを損な
わない光磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光磁気記
録再生装置は、光磁気記録媒体の光スポット位置に磁界
を印加する磁界発生手段を、光磁気記録媒体との対向側
に環状溝を有する磁性コアと、この環状溝内において磁
性コアの中央部との間にギャップを介して設けられた筒
状の磁性材からなる干渉部と、環状溝内において磁性コ
アの外周部と干渉部との間に設けられ、径方向厚さが干
渉部及び上記ギャップの個々の径方向厚さ以上である磁
界発生用コイルにより形成したものである。
【0009】
【作用】この発明による磁界発生手段においては、磁性
コアと磁界発生用コイルとの間に磁性材からなる干渉部
が設けられ、磁性コアの中央部から出射される磁束と干
渉部から出射される磁束が干渉(反発)し、磁性コアの
中央部から出射された磁束が遠方に伸び、光磁気記録媒
体上の磁界強度が向上する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による光磁気記録再生装置の要
部断面図、図2及び図3は磁気ヘッドの平面図及びその
II−II線断面図、図4は磁気ヘッドの半断面状態に
おける磁力線図、図5は光磁気ディスクと磁気ヘッドの
距離の変化による光磁気ディスク記録面における磁界強
度の変化を示す図であり、図中鎖線は従来の特性を示し
、実線はこの実施例の特性を示す。
【0011】図において、3dは磁性コア3aの環状溝
3e内の磁界発生用コイル3bの内周側で磁性コア3a
の中央部2aaに装着された円筒状の干渉用コイル、3
cはコイル3b,3cの間に設けられた磁性材からなる
円筒状の干渉用コアである。従って、磁界発生用コイル
3b、干渉用コア3c、干渉用コイル3dは磁性コア3
aの外周部3abと中央部3aaとの間に各々の周面が
接触するように設けられている。ここで、干渉用コイル
3dの径方向の厚さをTg、干渉用コア3cの径方向の
厚さTf、磁界発生用コイル3bの径方向の厚さをTc
とすると、Tf≦Tc、Tg≦Tcとなっている。又、
磁界発生用コイル3b、干渉用コア3c、干渉用コイル
3dの底面と円環溝3eの底面3eaとの間には隙間が
設けられている。なお、磁界発生用コイル3bと干渉用
コイル3dは直列に接続されており、同一方向に電流が
流れるようになっている。他の構成は従来と同様である
【0012】次に、動作について説明する。光磁気ディ
スク1の記録面を対物レンズ2によって集光された光ス
ポットにより加熱するとともに、この記録面に磁気ヘッ
ド3により磁界を印加し、この磁界を変調するかあるい
は対物レンズ2に入射する光ビームを変調することによ
って記録を行なう。磁界を変調する場合には、磁界発生
用コイル3bおよび干渉用コイル3dに供給する電流を
変調する。
【0013】この実施例での磁気ヘッド3の磁力線図は
図4に示すようになり、磁気ヘッド3の中央部3aaか
ら出た磁束線が干渉用コア3cから出た磁束線と反発(
干渉)して上方に伸びていることが判る。この磁気ヘッ
ド3の特性は図5の実線に示すようになり、従来の磁気
ヘッドの特性(鎖線)に比べて距離dの大きい所での磁
界強度Hが大きくなっており、効率が向上していること
が判る。なお、図5の特性においては、磁界発生用コイ
ル3bと干渉用コイル3dの合計断面積は従来の断面積
と同じであるが、体積は小さくなっており、同一体積に
するとさらに特性の差は大きくなる。このように、距離
dが大きい所での磁界強度Hが得やすくなっているので
、距離dを光磁気ディスク1と対物レンズ2との距離W
Dと同程度とすることができる。又、干渉用コア3cの
厚さTf及び干渉用コイル3dの厚さTgと発生磁界強
度Hとの関係は、Tfを大きくすると距離dが小さい所
での磁界強度Hが低下し、距離dが大きい所での磁界強
度Hは向上する傾向がある。一方、Tgを大きくすると
、距離dの大きい所での磁界強度Hが向上し、距離dの
小さい所での磁界強度Hが低下する傾向にある。従って
、Tf,Tgを調整することにより、所望の特性を得る
ことができる。
【0014】上記実施例では、干渉層として円筒状の干
渉用コア3cと干渉用コイル3dを用いたが、図6及び
図7に示すように、磁性コア3aの中央部3aaと外周
部3abとの間に円筒状の干渉部3acを一体に設け、
この干渉部3acと外周部3abとの間に磁界発生用コ
イル3bを収納する構造としても上記した第1の実施例
と同様の効果が得られる。なお、この場合、磁界発生用
コイル3bの内周面及び外周面は干渉部3acの外周面
及び外周部3abの内周面と接し、かつ磁界発生用コイ
ル3bの底面は環状溝3eaの底面と接触しないように
されている。又、干渉部3acの厚さTyと、中央部3
aaと干渉部3acとのギャップTygは、磁界発生用
コイル3bの厚さTcに対して、Ty≦Tc、Tyg≦
Tcとなっている。
【0015】図6、図7に示した第2の実施例において
は、磁気ヘッド3の磁力線図は図8に示すようになり、
磁気ヘッド3の中央部3aaから出た磁束線は干渉部3
acから出た磁束線と反発して上方に伸びていることが
判る。図中、一点鎖線は中心軸を示す。この場合の磁気
ヘッド3の特性は図9の実線で示すようになり(鎖線は
従来の特性)、光磁気ディスク1と磁気ヘッド3との距
離dの大きい所で磁界強度Hが従来より大きくなってお
り、効率が向上している。なお、図9の特性の場合、磁
界発生用コイル3bの断面積は従来と同じであるが、体
積は小さくなっており、同一の体積とするとさらに特性
の差が大きくなる。又、干渉部3acの厚さTyと、中
央部3aaと干渉部3acとのギャップTygは、磁界
強度Hに対して、Tyを大きくすると距離dの小さい所
の磁界強度Hが低下し、距離dが大きい所の磁界強度H
が向上する傾向があり、またTygを大きくすると距離
dが小さい所の磁界強度Hは低下し、距離dが大きい所
の磁界強度Hは向上する傾向にある。従って、所望の特
性に応じてTy,Tygを決める必要がある。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、磁性コ
アの中央部から出た磁束が干渉部から出た磁束と干渉し
て遠方まで伸び、光磁気記録媒体上の磁界強度が向上す
る。このため、磁界発生手段と光磁気記録媒体との距離
を集光手段と光磁気記録媒体との間のワーキングディス
タンスと同程度まで大きくすることができ、光磁気記録
媒体への埃の付着の影響を受け難く、可換性がある等の
光ディスク装置のメリットを損わないものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の第1の実施例による要部断面図
である。
【図2】この発明の第1の実施例による磁気ヘッドの平
面図である。
【図3】図2にII−II線断面図である。
【図4】この発明の第1の実施例による磁気ヘッドの半
断面状態の磁力線図である。
【図5】この発明の第1の実施例による磁気ヘッドの特
性図である。
【図6】この発明の第2の実施例による磁気ヘッドの平
面図である。
【図7】図6のIII −III 線断面図である。
【図8】この発明の第2の実施例による磁気ヘッドの半
断面状態の磁力線図である。
【図9】この発明の第2の実施例による磁気ヘッドの特
性図である。
【図10】従来装置の要部断面図である。
【図11】従来の磁気ヘッドの平面図である。
【図12】図11のI−I線断面図である。
【図13】(a) は距離検出センサの部分構成図であ
る。 (b) は距離検出センサの出力特性図である。
【図14】従来の磁気ヘッドの半断面状態の磁力線図で
ある。
【図15】従来の磁気ヘッドの特性図である。
【符号の説明】
1  光磁気ディスク 2  対物レンズ 3  磁気ヘッド 3a  磁性コア 3aa  中央部 3ab  外周部 3ac  干渉部 3b  磁界発生用コイル 3c  干渉用コア 3d  干渉用コイル 3e  環状溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光磁気記録媒体上に光ビームを集光し
    て光スポットを形成する集光手段と、光磁気記録媒体の
    光スポット位置に磁界を印加する磁界発生手段を備えた
    光磁気記録再生装置において、上記磁界発生手段を、光
    磁気記録媒体との対向側に環状溝を有する磁性コアと、
    この環状溝内において磁性コアの中央部との間にギャッ
    プを介して設けられた筒状の磁性材からなる干渉部と、
    上記環状溝内において磁性コアの外周部と干渉部との間
    に設けられ、径方向厚さが干渉部及び上記ギャップの個
    々の径方向厚さ以上である磁界発生用コイルにより形成
    したことを特徴とする光磁気記録再生装置。
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