JPH04252253A - オイルで伸ばした超高分子量エラストマー - Google Patents

オイルで伸ばした超高分子量エラストマー

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JPH04252253A
JPH04252253A JP3269016A JP26901691A JPH04252253A JP H04252253 A JPH04252253 A JP H04252253A JP 3269016 A JP3269016 A JP 3269016A JP 26901691 A JP26901691 A JP 26901691A JP H04252253 A JPH04252253 A JP H04252253A
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JP
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copolymer
molecular weight
oil
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alkyne
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JP3269016A
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English (en)
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Daburiyuu Kangu Jiyangu
ジヤング・ダブリユー・カング
Bii Shiibaa Geirii
ゲイリー・ビー・シーバー
Takatsugu Hashimoto
隆次 橋本
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F236/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/02Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/04Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F236/10Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with vinyl-aromatic monomers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/01Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • C08L9/06Copolymers with styrene

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、(A)共役ジエン類、例
えば1,3−ブタジエンと芳香族ビニル化合物、例えば
スチレンとの超高分子量共重合体および(B)エクステ
ンダーオイルを含むエラストマー組成物に関する。より
詳細には、本発明は、該共重合体がトリメタル化した(
trimetalated)1−アルキン触媒を用いて
製造されるところの、上記組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】オイルをエラストマー組成物中に混合し
てこのエラストマー組成物の特性を改良することは公知
である。多量のオイルを組み込むことが望ましい、何故
ならば、これにより一般に、より高いヒステリシス損が
得られるからである。しかしながら、ある場合には、多
量のオイルをエラストマー組成物に含有させる試みは、
他の望ましい特性、例えば破壊強度、耐摩耗性、および
耐熱性の損失をもたらす。
【0003】種々の開始剤系を用いて、共役ジエン、例
えば1,3−共役ジエン類を重合させエラストマー状の
ホモポリマー類およびコポリマー類を生じさせることは
知られている。例えば、このような重合は、金属がI族
の金属、例えばリチウムであるところの有機金属化合物
を用いて開始できる。共役ジエンのこれらのポリマー類
およびコポリマー類は、タイヤゴム、成型したゴム製品
、成型用コンパウンド、表面コーティングなどに有益で
ある。
【0004】共役ジエン類の重合および共重合に有益な
種々の有機金属化合物が文献中に記載されている。提案
されている触媒の中には、種々のアルカリ金属アセチリ
ド類がある。例えば、米国特許番号3,303,225
には、ビニリデン含有モノマー類重合において活性を示
す触媒としての、メタル化された1−アセチレン類の使
用が記載されている。1個以上の金属原子を含有してい
るアルカリ金属のアセチリド類は、最初にアセチレン系
水素原子そして次にそのアセチレン系結合に対してアル
ファ位にある炭素原子に付いている水素原子に対する、
段階的置換を行う条件下で、有機アルカリ金属化合物と
アセチレンとを反応させることによって製造される。
【0005】米国特許番号4,677,165には、次
に示すものを含む特にタイヤ踏み面に有益なゴム組成物
が記述されている:触媒として有機リチウム化合物を用
いた溶液重合技術によるスチレンと1,3−ブタジエン
とのランダム共重合によって製造されたスチレン−ブタ
ジエン共重合体ゴム;100〜400m2/gの表面積
を有するカーボンブラック80〜250phr;および
芳香族オイル30〜280phr。このスチレン−ブタ
ジエン共重合体は、この共重合体の分子末端もしくは鎖
中に導入した1個以上の特定基の存在を含むところの、
明細書および特許請求の範囲中に同定された6つの要求
を満足させる必要がある。
【0006】米国特許番号2,964,083には、硬
化可能なゴムのタイヤ踏み面ストックおよび上記ストッ
クから製造された踏み面部分を有する空気入りタイヤが
記述されている。この踏み面用ストックは、主要量の共
役ジオレフィン系化合物と副次的量の共重合モノオレフ
ィン系化合物、例えばスチレンと、補強用の微細な高摩
耗カーボンブラック、そしてこの共重合体100重量部
当たり少なくとも30重量部の相溶性を示すソフトオイ
ルとを含有している共重合体から成っている。
【0007】米国特許番号4,866,131中には、
異なるスチレン−ブタジエン共重合体のブレンド物から
成るスチレン−ブタジエンエラストマー類が高性能タイ
ヤの踏み面に有益であると記述されている。このエラス
トマー類は、オイルで伸ばしてヒステレシス損値を上昇
させることができる。ASTM D−2501に従う粘
度比重定数が0.900〜1.100の範囲の芳香族オ
イルが適切なであると記述されている。カーボンブラッ
クを充填したスチレン−ブタジエンゴムの特性を改良す
るため、低温可塑剤エステルおよび/またはナフテン系
もしくはパラフィン系軟化剤の使用が米国特許番号4,
748,199中に記述されている。
【0008】米国特許番号4,791,178には、共
役ジエンとモノビニル芳香族炭化水素との共重合体から
成る特定の混合物を含んでいるところの、タイヤ中に使
用するためのゴム組成物が記述されている。高ヒステレ
シス損を得るため、この特許権所有者は、このゴム組成
物100重量部を基準にして30〜200重量部の量の
エクステンダー油をゴム組成物にブレンドすることを提
案している。50〜200部の量の油が好適である。3
00Åを越えない平均粒子サイズを有するカーボンブラ
ック60〜200重量部の使用もまた、高ヒステレシス
損を有するゴム組成物製造として開示されている。
【0009】
【発明の要約】(A)重量平均分子量が約1,000,
000以上である、1,3−共役ジエンと芳香族ビニル
化合物との超高分子量共重合体組成物および(B)オイ
ルを含むエラストマー組成物を記述する。少なくとも約
4.0のテトラヒドロフラン中の固有粘度を有すること
によっても特徴づけられるこの超高分子量共重合体組成
物は、炭化水素溶媒中、1,3−共役ジエンとビニル芳
香族化合物とを、トリメタル化した1−アルキン触媒(
これは、少なくとも4個の炭素原子を有する1−アルキ
ンと有機金属化合物R0Mと1,3−共役ジエンとの反
応生成物から成り、R0はヒドロカルビル基であり、M
はアルカリ金属であり、R0Mと1−アルキンとのモル
比は約3:1であり、そして共役ジエンと1−アルキン
とのモル比は約2:1〜約30:1である)の存在下重
合させることを含む方法により製造できる。本発明の、
オイルで伸ばしたエラストマー組成物は、好適には、多
量のオイル、例えば共重合体100部当たり80部また
はそれ以上を含有している。
【0010】
【好適な具体例の説明】本発明のエラストマー組成物は
、(A)重量平均分子量が約1,000,000以上で
ある、1,3−共役ジエンと芳香族ビニル化合物との超
高分子量共重合体組成物および(B)オイルを含むもの
である。好適な具体例において、本発明のエラストマー
組成物は、多量の油、例えば共重合体(A)100重量
部当たり約30〜約300重量部の油を含有している。
【0011】(A)超高分子量共重合体本発明で有益な
共重合体は、一般的に、超高分子量共重合体組成物と呼
ばれている種類のものである。特に、該共重合体組成物
は、1,3−共役ジエンと芳香族ビニル化合物とを共重
合体させることによって得られる。本発明に従って得ら
れるこの超高分子量共重合体組成物は、本質的にゲルを
有しておらず、そしてこれらは更に、重量平均分子量が
約1,000,000以上であることによって特徴づけ
られる。1,100,000以上の重量平均分子量を有
する超高分子量共重合体組成物が、本発明の方法によっ
て製造できる。該超高分子量共重合体の他の特徴ある性
質には、ムーニー粘度計を用いて測定した、固有粘度、
希釈溶液粘度、および緩和パーセントが含まれる。1つ
の具体例において、該共重合体組成物は、テトラヒドロ
フラン中の固有粘度(η)が少なくとも4.0であるこ
とによって特徴づけられ、もう1つの具体例において、
本共重合体は、テトラヒドロフラン中の固有粘度が少な
くとも約4.5であることによって特徴づけられる。
【0012】本発明で有益な超高分子量組成物はまた、
以下に更に詳しく考察する操作によって測定される緩和
パーセントによって特徴づけられてもよい。1つの具体
例において、本組成物は、少なくとも約30%〜100
%の緩和パーセント値、より詳細には約30%〜約70
%の緩和を有することによって特徴づけられる。
【0013】この超高分子量組成物はまた、トルエン中
の希釈溶液粘度が少なくとも約3.5dl/gであるこ
とによって特徴づけられ、そして1つの具体例において
、本共重合体は少なくとも約4.0dl/gの希釈溶液
粘度を有する。この超高分子量共重合体は、一般に、少
なくとも約1.9、しばしば約2.0または2.5〜5
.0の間のMw/Mnを有することによって特徴づけら
れる。
【0014】この共重合体組成物はまた、それらの分子
量分布によって特徴づけられてもよい。本共重合体組成
物は、1,000,000以上の数平均分子量を有する
大きい画分の共重合体と、100,000以下の数平均
分子量を有する小さい画分の共重合体とを有している。 本発明の1つの具体例において、この共重合体は、1,
000,000以上の数平均分子量を有する画分を少な
くとも約30重量%、好適には約35重量%以上、そし
て100,000以下の数平均分子量を有する画分を約
8重量%以下、好適には約5重量%以下から成ることを
特徴とする。
【0015】本発明で有益な共重合体組成物は、1,3
−共役ジエンモノマーと芳香族ビニルモノマーとの共重
合体である。この共重合体中に含まれている共役ジエン
と芳香族ビニルモノマーとの相対的な量は、所望の共重
合体特性に応じて幅広い範囲で変化させ得る。このよう
に、この共重合体中の共役ジエンの量は10〜約90重
量%で変化させてもよく、芳香族ビニル化合物の量は約
10〜約90重量%である。より一般的には、この共重
合体は約50〜約90重量%、好適には約50〜約80
重量%の共役ジエンと、約10〜約50重量%、より好
適には約20〜約50重量%の芳香族ビニル化合物から
成る。
【0016】モノマー類 共重合体製造に有益な共役ジエンモノマー類は、一般に
、1,3−ジエン類であり、そしてそれらは、1分子当
たり4〜12個の炭素原子、好適には4〜8個の炭素原
子を有している。これらのジエン類の例には下記のもの
が含まれる;1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3
−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエ
ン(ピペリレン)、2−メチル−3−エチル−1,3−
ブタジエン、3−メチル−1,3−ペンタジエン、2−
エチル−1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン
、2−メチル−1,3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタ
ジエン、3−メチル−1,3−ヘプタジエン、1,3−
オクタジエン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、3
,4−ジメチル−1,3−ヘキサジエン、3−n−プロ
ピル−1,3−ペンタジエン、4,5−ジエチル−1,
3−ブタジエン、2,3−ジ−n−プロピル−1,3−
ブタジエン、2−メチル−3−イソプロピル−1,3−
ブタジエンなど。ジアルキルブタジエン類の中で、該ア
ルキル基が1〜3個の炭素原子を有するのが好ましい。 鎖に沿ったアルコキシ置換基を有する共役ジエン類、例
えば2−メトキシ−1,3−ブタジエン、2−エトキシ
−3−エチル−1,3−ブタジエン、および2−エトキ
シ−3−メチル−1,3−ヘキサジエンも使用できる。
【0017】該芳香族ビニル化合物には、スチレン、1
−ビニル−ナフタレン、2−ビニルナフタレン、並びに
置換基中の一緒にした全炭素原子数が一般に12を越え
ないところの、それらのアルキル、シクロアルキル、ア
リール、アルカリール、アラルキル、アルコキシ、アリ
ールオキシ、およびジアルキルアミノ誘導体が含まれる
。これらの芳香族モノマー類の例には、p−メチルスチ
レン、アルファ−メチルスチレン、3,5−ジエチルス
チレン、4−n−プロピルスチレン、2,4,6−トリ
メチルスチレン、4−ドデシルスチレン、3−メチル−
5−n−ヘキシルスチレン、4−シクロヘキシルスチレ
ン、4−フェニルスチレン、2−エチル−4−ベンジル
スチレン、4−p−トリルスチレン、2,3,4,5−
テトラメチルスチレン、4−(4−フェニル−n−ブチ
ル)スチレン、3−(4−n−ヘキシルフェニル)スチ
レン、4−メトキシスチレン、3,5−ジフェノキシス
チレン、2,6−ジメチル−4−ヘキソキシスチレン、
4−ジメチルアミノスチレン、3,5−ジエチルアミノ
スチレン、4−メトキシ−6−ジ−n−プロピルアミノ
スチレン、4,5−ジメチル−1−ビニルナフタレン、
3−エチル−1−ビニルナフタレン、6−イソプロピル
−1−ビニル−ナフタレン、2,4−ジイソプロピル−
1−ビニル−ナフタレン、3,4,5,6−テトラメチ
ル−1−ビニルナフタレン、3,6−ジ−n−ヘキシル
−1−ビニル−ナフタレン、8−フェニル−1−ビニル
−ナフタレン、5−(2,4,6−トリメチルフェニル
)−1−ビニルナフタレン、3,6−ジエチル−2−ビ
ニルナフタレン、7−ドデシル−2−ビニルナフタレン
、4−n−プロピル−5−n−ブチル−2−ビニルナフ
タレン、6−ベンジル−2−ビニルナフタレン、3−メ
チル−5,6−ジエチル−8−n−プロピル−2−ビニ
ル−ナフタレン、4−p−トリル−2−ビニルナフタレ
ン、5−(3−フェニル−n−プロピル)−2−ビニル
ナフタレン、4−メトキシ−1−ビニルナフタレン、6
−フェノキシ−1−ビニルナフタレン、3,6−ジメチ
ルアミノ−1−ビニルナフタレンなどが含まれる。ビニ
ル置換された芳香族化合物の他の例は、米国特許番号3
,377,404(これに関する開示はここでは参照に
入れられる)中に見いだされる。好適な芳香族ビニル化
合物には、スチレン類、特にスチレンが含まれる。
【0018】好適な共重合体は、1,3−ブタジエン、
イソプレンまたはピペリレンとスチレンとから得られる
共重合体である。より詳細には、1,3−ブタジエンと
スチレンとの共重合体が好適である。
【0019】触媒1つの具体例において、本発明で有益
な超高分子量共重合体は、トリメタル化された1−アル
キンである触媒の存在下、1,3−共役ジエンと芳香族
ビニル化合物とを重合させることによって得られる。こ
のトリメタル化1−アルキン触媒は、式
【0020】
【化1】 [式中、Rはヒドロカルビル基であり、Mはアルカリ金
属であり、R1は1,3−共役ジエンから誘導される部
分を含む二価のオリゴマー状ヒドロカルビル基であり、
そして式I中の全てのR1基中の1,3−共役ジエンか
ら誘導される部分の全数は約2〜約30である]によっ
て特徴づけられる。
【0021】ヒドロカルビル基Rは、一般に約20個以
下の炭素原子を有する、飽和脂肪族、飽和脂環式または
芳香族基であってもよい。1つの具体例において、Rは
1〜15個の炭素原子を有するアルキル基である。もう
1つの具体例において、Rは1〜6個の炭素原子を有す
るアルキル基である。更にもう1つの具体例において、
Rは約3〜約9個の炭素原子を有するアルキル基である
。Mは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム
、セシウム、およびフランシウムを含むアルカリ金属で
ある。リチウム、ナトリウムおよびカリウムが好適なア
ルカリ金属であり、そしてリチウムが最も好適なアルカ
リ金属である。
【0022】置換基R1は、1,3−共役ジエンから誘
導される部分を含む二価のオリゴマー状ヒドロカルビル
基である。この共役ジエン類は、1分子当たり4〜12
個の炭素原子、好適には4〜8個の炭素原子を含む種々
の1,3−共役ジエンのいずれかであってもよい。この
共役ジエン類の特定な例には、1,3−ブタジエン、イ
ソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1
,3−ペンタジエン(ピペリレン)、2−メチル−3−
エチル−1,3−ブタジエン、3−メチル−1,3−ペ
ンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2−メチル−1,
3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタジエン、1,3−オ
クタジエンなどが含まれる。1つの好適な具体例におい
て、このオリゴマー状の基R1の部分は、1,3−ブタ
ジエン、イソプレンまたはピペリレンから誘導される。
【0023】式Iの組成物のR1基中の共役ジエンから
誘導される部分の数は、2〜約30の範囲に渡って変化
させ得る。一般に、式Iの組成物中の2つのR1基中の
共役ジエンから誘導される部分の全数は約3〜約30で
ある。1つの好適な具体例において、式Iの組成物中の
R1基全ての中の共役ジエンから誘導される部分の全数
は約8〜約20である。このオリゴマー状の基R1中の
共役ジエンから誘導される部分の数は、式Iの組成物が
約200〜約3000の重量平均分子量を有するように
変化させ得る。1つの好適な具体例において、式Iの組
成物の重量平均分子量は約800〜約2000の範囲内
である。式Iによって特徴づけられる炭化水素可溶トリ
メタル化1−アルキン組成物は、少なくとも4個の炭素
原子を有する1−アルキン、有機金属化合物R0M、お
よび共役ジエンを、約70℃以上の温度で反応(ここで
、R0Mと1−アルキンとのモル比は約3:1である)
させることによって製造され得る。この1−アルキンは
、式
【0024】
【化2】RCH2C≡CH        (II)[
式中、Rは、ヒドロカルビル基である]で表されてもよ
い。上記1−アルキン化合物の代表的な例には、1−ブ
チン、1−ヘキシン、1−オクチン、1−デシン、1−
ドデシン、1−ヘキサデシン、1−オクタデシン、3−
メチル−1−ブチン、3−メチル−1−ペンチン、3−
エチル−1−ペンチン、3−プロピル−6−メチル−1
−ヘプチン、3−シクロペンチル−1−プロピンなどが
含まれる。
【0025】この有機金属化合物は、式R0M[式中、
R0は、飽和脂肪族基、飽和脂環式基、或は芳香族基で
あってもよいヒドロカルビルである]で表されてもよい
。一般に、R0は約20個以下の炭素原子を有する。 Mは、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、
セシウム、およびフランシウムを含むアルカリ金属であ
る。該有機金属化合物R0Mの代表的な例には、メチル
ナトリウム、エチルリチウム、プロピルリチウム、イソ
プロピルカリウム、n−ブチルリチウム、s−ブチルリ
チウム、t−ブチルカリウム、t−ブチルリチウム、ペ
ンチルリチウム、n−アミルルビジウム、tert−オ
クチルセシウム、フェニルリチウム、ナフチルリチウム
などが含まれる。該中間体と反応して所望の組成物を生
じる共役ジエン類は、好適には、既に上述した種類の1
,3−共役ジエン類である。
【0026】好適な具体例において、トリメタル化1−
アルキン触媒は、(a)1−アルキンと有機金属化合物
R0Mとを、約1:3のモル比で反応させて、中間体を
生じさせ、そして(b)  上記中間体と共役ジエンと
を少なくとも約70℃の温度で反応させる段階を含む方
法で製造される。この反応において、共役ジエンと1−
アルキンとのモル比は少なくとも約2:1であり、そし
て約30:1のように高くてもよい。より一般的には、
この比率は約8:1〜20:1の範囲である。
【0027】この1−アルキンと該有機金属化合物との
反応そしてそれに続く該共役ジエンとの反応は、不活性
希釈剤の存在下、特に炭化水素、例えば脂肪族、脂環式
または芳香族炭化水素の存在下で行われ得る。適切な炭
化水素希釈剤の代表的な例には、n−ブタン、n−ヘキ
サン、イソオクタン、デカン、ドデカン、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レンなどが含まれる。好適な炭化水素は、1分子当たり
4〜約10個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素である
。炭化水素の混合物もまた利用できる。
【0028】1−アルキンと有機金属化合物とを反応さ
せて中間体を生じさせる反応は20〜30℃の温度で行
うことができ、そしてこの反応は一般に不活性雰囲気中
、例えば窒素下で行われる。この反応は一般に大気圧下
で行われる。第一段階で得られる中間体は、炭化水素中
に不溶であるか或は若干のみ可溶なトリメタル化アルキ
ンである。
【0029】この中間体と共役ジエンとを反応させて炭
化水素に可溶な生成物を生じさせる反応は、約70℃以
上の温度、より一般的には約70℃〜約150℃の温度
で行われる。この反応は一般に約5時間以内で完結し、
この反応により、この溶液の色を黄色から赤色もしくは
赤褐色に変化させる。約80℃のとき、この反応は約3
時間で完結する。より高い温度のとき、この反応は3時
間以内に完結する。もしこの反応混合物をあまりに長い
時間加熱すると、得られる生成物の触媒活性が減少し得
る。この反応の生成物は、該共役ジエンから誘導される
部分を含んでいる2価のオリゴマー状ヒドロカルビル基
2個を有するトリメタル化されたアルキンである。第二
段階で、比較的少量の共役ジエンを該中間体と反応させ
る。該中間体中の、共役ジエンと1−アルキンとのモル
比は、少なくとも約2:1であり、30:1のように高
くてもよい。1つの好適な具体例において、共役ジエン
と1−アルキンとのモル比は約8:1〜約20:1の範
囲である。
【0030】本発明で用いられるトリメタル化化合物は
、活性を示す金属と示さない金属とを含有している。 本発明の組成物中に少なくとも2つの異なる種類の炭素
金属結合が存在していることは、化学的および物理的証
拠の両方によって示すことができる。臭化アリルを用い
たGilman滴定により、不活性な金属アセチリド(
−C≡C−M)と活性な他の炭素金属結合(−C−C−
M)とを区別できる、J. Organometal 
Chem.、 1(1963)8。本発明の組成物に関
する滴定において、トリメタル化されたアルキン類に相
当するところの、全炭素−金属結合の約67%が「活性
を示す」ことが示されている。本発明の組成物に対する
紫外および可視分光分析は、それぞれ、不活性および活
性金属結合に相当するところの、300〜340NMお
よび400〜450NMに最大吸収を示している。
【0031】これらの触媒組成物の重要な性質は、それ
らが炭化水素溶媒に可溶であることである。明細書およ
び特許の請求の範囲中で用いる言葉「炭化水素溶媒に可
溶」および「炭化水素可溶」は、約25℃の温度で、こ
の材料(ポリマー類)が、炭化水素、特にn−ヘキサン
の如き脂肪族炭化水素中に、溶媒100g当たり少なく
とも約5gの材料の度合で、溶解することを示している
。この溶液は、長期間に渡って不活性雰囲気中室温で安
定である。
【0032】次に示す実施例は、触媒として有益な炭化
水素可溶トリメタル化1−アルキン組成物の製造を説明
するものである。
【0033】有益な触媒の追加的例は、本出願と同じ日
に出願した共出願の米国出願連続番号        
  (代理人処理予定番号8912068;発明者J.
W.Kang、 G.B.Seaver、およびT.H
ashimoto)中に見いだされる。この共出願の開
示は、それに伴い、追加的触媒のその記述に関して参照
に入れられる。
【0034】次の実施例およびその他明細書および特許
請求の範囲中で特に示されていない限り、全ての部およ
びパーセントは重量であり、温度は摂氏で表し、そして
圧力は大気圧であるかほぼ大気圧である。
【0035】
【実施例】実施例A ゴム製ライナーおよび3つ穴王冠の備わった7オンスの
ボトルに入っている、乾燥ヘキサン中の1−オクチン0
.55mL(3.37mM)溶液に、窒素下室温で、使
い捨てシリンジを用い、n−ブチルリチウム7mL(1
1.2mM、1.6M溶液)を加える。得られるスラリ
ーを激しく振とうして反応を完結させた後、得られる淡
黄色の溶液を室温で約1時間放置する。この溶液に、ヘ
キサン中の1,3−ブタジエン25g(24.2%ブタ
ジエン、112mMブタジエン)を加える。この混合物
を、約80℃に加熱した浴槽中で3時間振とうし、そし
て得られる赤褐色の溶液を冷却した後、保存する。この
ようにして得た溶液をGilman技術で分析したとこ
ろ、63.6%の活性炭素−リチウム結合を示していた
。1,3,3−トリリチオ−オクチンを基にして計算し
た活性炭素−リチウム結合は66.7%である。
【0036】実施例B 温度計、撹拌機、加熱手段、加圧手段、導入口および排
出口の備わっている1ガロンの反応槽に、乾燥ヘキサン
450g、ヘキサン中のn−ブチルリチウム436g(
1008mM)(1.54M)、および乾燥ヘキサン3
5g中の1−オクチン37g(336.3mM)の溶液
を入れる。このn−ブチルリチウムおよびオクチンを反
応槽に加えるとき、この反応混合物を窒素雰囲気下に保
持する。上記材料を反応槽に加えた後、この混合物を室
温で窒素下30分間撹拌した後、この反応槽に、200
gの1,3−ブタジエンを含有している1,3−ブタジ
エン/ヘキサンのブレンド物816.5gを加える。 この混合物を85℃で120分間撹拌し、この時均一な
赤褐色溶液が得られる。この溶液を室温に冷却した後、
窒素雰囲気下保存用タンクに移す。Gilman滴定は
、0.2628モル濃度で、62.34%の活性炭素−
リチウム結合の存在を示していた。この計算した活性炭
素−リチウム結合は66.7%である。
【0037】抗酸化剤存在下(例えば1%のジ−第三ブ
チルパラクレゾール)の過剰メタノールを用いて、20
0gの触媒溶液を凝固させる。この得られる油状の生成
物を真空下50℃で乾燥する。この生成物のゲル浸透ク
ロマトグラフィー分析の結果1123Mwを示していた
【0038】重合 上述したトリメタル化1−アルキン触媒の存在下、炭化
水素溶媒中で共役ジエンとビニル芳香族化合物とを重合
させることによって、本発明で有益な共重合体を製造す
る。この重合温度は、約0℃〜約160℃またはそれ以
上の範囲でもよいが、一般に、この重合は約75℃〜1
50℃の温度で約10分〜2または3時間行う。好適な
具体例において、この重合は、約100℃近辺で約15
分〜1時間行う。所望の超高分子量共重合体が、一定し
て、この比較的高い温度そして比較的短い時間で得られ
る。約100%の変換率で1時間またはそれ以内に重合
を行うことは、この共重合の商業的生産における人工お
よび装置の使用を実質的に節約するため、より有効であ
る。この共重合体はランダムもしくはブロック共重合体
であってもよいが、ランダム共重合体が好適である。
【0039】この重合反応で用いられる実際上の温度は
、所望の重合速度、所望の製品、および使用する特別な
触媒もしくは触媒系に依存している。この重合は、モノ
マーおよび溶媒の損失を回避するため、特に、使用温度
がそれらのどちらかもしくは両方の沸点であるか或はそ
れ以上である場合、減圧もしくは加圧下で行い得る。 また、窒素の如き不活性雰囲気も使用でき、そして該触
媒を不活性化するか悪化させる水および空気の如き材料
を排除するための、通常の注意を払う必要がある。
【0040】この重合反応は、一般に、炭化水素溶媒も
しくは希釈剤中で行われる。脂肪族、脂環式および芳香
族炭化水素を含む種々の炭化水素溶媒が使用できる。1
つの具体例において、ヘキサンおよびシクロヘキサンの
如き脂肪族炭化水素が好適である。この重合反応におけ
る溶媒/希釈剤として有益な脂肪族炭化水素の例は、一
般に、約3〜約20個の炭素原子、より詳細には約5〜
約10個の炭素原子を有するものである。上記脂肪族炭
化水素の例には、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカンなどが含まれる。5〜20、好適
には5〜約10個の炭素原子を有するシクロアルカン類
もまた有益である。このようなシクロアルカン類の例に
は、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘ
キサンおよびシクロヘプタンが含まれる。使用できる芳
香族溶媒には、ベンゼン、トルエンおよびキシレンが含
まれる。単独の希釈剤が使用できるが、また炭化水素蒸
留画分の如き炭化水素の組み合わせも使用できる。
【0041】多くの用途において、フリーラジカル硬化
系における硬化速度を増大させる目的で、該共重合体中
の1,2−構造の比率を上昇させるのが望ましい。この
共重合体中の1,2−構造の量を上昇させるため、改質
組成物として本分野で示されている種々の組成物を該共
重合混合物中に含有させることができる。1,2−構造
の量が増大した超高分子量共重合体を製造するため、本
発明のトリメタル化1−アルキン触媒との組み合わせで
、従来技術中に記述されている改質組成物のいずれをも
が、本発明の方法で用いられ得る。トリメタル化1−ア
ルキン触媒との組み合わせで特に有益であることが見い
だされた改質用化合物は、線状および環状オリゴマーオ
クソラニル(oxolanyl)アルカン類から成る群
から選択されるものである。これらの種類の改質化合物
は米国特許番号4,429,091中に記述されており
、そして米国特許番号4,429,091の開示は特に
コラム3および4中の上記改質組成物に関係しており、
これらはそれにより参照に入れられる。このオクソラニ
ル改質剤は、例えば、2−または5−位のどちらかもし
くは両方が未置換のフランを、塩酸の如き酸の存在下、
アルデヒドまたはケトン(例えばアセトン)のどちらと
反応させることによって製造できる。この反応のパラメ
ーターを調節することによって、95%以下の二量体、
三量体および四量体を含有している生成物を生じさせる
。一度この線状オリゴマーもしくは環状構造物を生じさ
せた後、これらの反応生成物を、ニッケルを基とする触
媒の如き適切な水添触媒の存在下水素添加して、所望の
オクソラニル化合物を生じさせる。
【0042】本発明のトリメタル化1−アルキン触媒と
一緒に用いるオリゴマー状改質剤の例には、ビス(2−
オクソラニル)メタン、2,2−ビス(2−オクソラニ
ル)プロパン、1,1−ビス(2−オクソラニル)エタ
ン、2,2−ビス(2−オクソラニル)ブタン、2,2
−ビス(5−メチル−2−オクソラニル)プロパン、お
よび2,2−ビス(3,4,5−トリメチル−2−オク
ソラニル)プロパンが含まれる。
【0043】該オクソラニル改質剤と該トリメタル化1
−アルキン触媒とのモル比は、約1:20〜約20:1
の間で変化させることができ、しばしば、約1:10〜
10:1であり得る。1つの好適な具体例において、こ
のモル比は約0.5:1〜3:1である。
【0044】本発明の方法における改質剤として有益な
他の材料には、例えばエーテル類または第三級アミン類
であってもよいルイス塩基が含まれる。このような改質
剤の特定の例には、ジエチルエーテル、ジブチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、2−メトキシテトラヒドロフ
ラン、2−メトキシメチルテトラヒドロフラン、2,2
’−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテル、エチレングリコールジブチルエーテルなど、
トリエチルアミン、1,2−ジピペリジノエタン、ピリ
ジン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジア
ミン、N,N,N’,N’−テトラエチレンジアミン、
N−メチルモルホリン、トリエチレンジアミン、トリピ
ペリジノホスフィンオキサイドなどが含まれる。
【0045】この重合反応中に用いられるトリメタル化
1−アルキン触媒および任意の改質剤(類)の量は、上
述した所望の特性を有する共重合体を生じさせるように
設計された量である。特別な共重合反応中で用いる量は
、共重合すべきモノマー類の種類および量、所望の分子
量および分子量分布などを含む数多くの因子に依存して
いる。本発明の方法で用いる触媒の望ましい特徴の1つ
は、所望の共重合体製造のため、少量のみの触媒の使用
で充分であるばかりでなく、このことにより、経費の節
約をもたらすことである。
【0046】この共重合体製造で用いられるモノマー類
の重量に対する触媒のミリモル比は、モノマー100g
当たりの金属を基準とする触媒中の活性金属のミリモル
数(PHGM)として表される。該金属が1,3,3位
にあるところの、本発明のトリメタル化1−アルキン触
媒において、1位の金属は不活性である一方、3位の金
属が活性を示す金属である。一般に、活性金属のミリモ
ル比PHGMは約0.4〜約0.7の範囲であってもよ
い。より高い比率のとき、本発明の共重合体の重量平均
分子量は減少する傾向にある。従って、1つの好適な具
体例において、活性金属のミリモル比PHGMは約0.
45〜約0.65の範囲である。
【0047】本出願中で用いる言葉1,2−単位または
1,2−ミクロ構造は、共役ジエンモノマー単位を有す
る成長するポリマー鎖の付加様式を表している。1,2
−付加もしくは1,4−付加のどちらかが生じ得る。学
術用語において、これは、1,3−ブタジエンがモノマ
ーである場合、このポリマー鎖中のモノマー単位として
1,2−単位もしくはミクロ構造が生じる。イソプレン
がこのモノマーである場合、このポリマー鎖中に、少量
の1,2−ミクロ構造と共に最も一般的に3,4−ミク
ロ構造が生じる。1,2−付加から生じるポリマー構造
の命名は、従って、重合するモノマー類に依存している
。簡潔さのため、共役ジエンの1,2−付加の結果得ら
れるミクロ構造を測定するため、言葉1,2−単位もし
くは1,2−ミクロ構造を用いる。比較的高い量の1,
2単位(ビニル)、例えば30〜80重量%の1,2単
位を有する本発明で有益な共重合体が製造できる。
【0048】反応集合体の変換率(全固体量を測定する
ことによる)、色および特徴を測定するため、重合反応
中定期的に、反応槽からサンプルを取り出す。この重合
の反応時間は、重合温度および触媒濃度を含むいくつか
の要因に依存している。一般的なポリマーへの完結変換
は、約100℃の温度で約15分〜1時間内に得られる
【0049】この重合反応が所望程度に進行したら、生
成物を反応槽の底から排出させるか、或はメタノールま
たはイソプロパノールの如きアルコール或は該開始剤を
不活性化させる他の液状媒体を混合して、凝集させた後
、ポリマー生成物を沈澱させる。一般に、凝集および沈
澱を生じさせるためには、使用する希釈剤(例えばヘキ
サン)の重量と同量のイソプロパノールで充分である。 抗酸化剤、例えば約1%のジ−第三ブチルパラクレゾー
ルを該イソプロパノール中に含有させるのも一般的であ
りそして優位である。このポリマー生成物を回収した後
、乾燥して溶媒を除去する。
【0050】本発明の方法に従って得られるところの、
最初に生じた未抑制のポリマー溶液はそのポリマー分子
上に末端金属原子(例えばリチウム原子)を有している
ため、この未抑制ポリマーの溶液を種々の薬剤で処理し
て、該末端金属原子を置換することによって官能基を導
入することができる。例えば、この未抑制共重合体溶液
を種々の薬剤で処理して、例えば−SH、−OH、−C
OOH、ハロゲンなどの如き末端官能基を導入すること
ができる。二酸化炭素でこの未抑制溶液を処理すること
によってカルボキシル基を導入することができ、そして
エポキシ化合物でこの未抑制ポリマー溶液を処理するこ
とによってヒドロキシ基が導入できる。末端金属原子を
有する未抑制共重合体溶液中に上記基を導入する方法は
、本分野の技術者によく知られている。
【0051】ここに報告する共重合体に関する分子量お
よびトルエン中の希釈溶液粘度(DSV)は、本出願と
同じ日に出願した共出願の米国出願連続番号  (代理
人処理予定番号8912068)中に記述されている技
術によって測定する。分子量およびDSV測定に関する
開示は、それに伴い、参照に入れられる。
【0052】本発明の共重合体の固有粘度(η)は、こ
の固有粘度が4つの異なる濃度で得られる4つのデータ
点の平均であるのを除いて、DSVで用いられる一般的
な操作により測定される。
【0053】本発明で用いられる共重合体のガラス転移
温度(Tg)は、910差動走査比色計システムの備わ
っているDuPont 1090熱分析装置を用いそし
てこの製造者の推奨操作に従って測定する。オンセット
、インフェクションおよびオフセット温度を、インター
アクティブDSCデータ分析プログラムV2Dに従って
計算する。
【0054】本発明で用いられる共重合体の緩和特性は
、Bendix Scott STI/200ムーニー
粘度計を用い、そしてゴムおよびゴム状材料、例えばS
BRの「せん断粘度」を測定するための通常の方法を修
飾した方法を用いて測定する。この操作において、サン
プルを熱板の間に置いた後、これを密封する。このサン
プルを100℃で1分間温めた後、ローターのスイッチ
を入れる。4分後、ムーニー値(ML1+4)が測定さ
れ、そしてこのローターのスイッチを切る。この緩和の
測定が開始され、そしてトルクがムーニー値ML1+4
の20%(T80)に到達したときの緩和時間(AL8
0)を記録する。全体で10分後、このトルクを再び観
察して、AL1+4+5として記録し、そして熱板を開
ける。緩和パーセントを下記のように計算する:
【0055】
【数1】 この試験操作に関する、時間に対するトルクの典型的な
グラフを図中に示し、ここには、緩和パーセントの計算
で用いた種々の値、例えばML1+4およびAL1+4
+5も記入する。一般に、本発明で用いられる共重合体
は、上で定義した緩和パーセントが約20%〜約80%
であることで特徴づけられる。しばしば、この緩和パー
セントは約30%または40%〜約70%である。この
共重合体のムーニー粘度(ML1+4@100℃)は2
00以上である。
【0056】以下の実施例で、本発明で有益な共重合体
およびそれらの製造方法を説明する。共重合体の追加的
例は、本出願と同じ日に出願した共出願の米国出願連続
番号(代理人処理予定番号8912068)中に見いだ
される。この共出願の開示は、それに伴い、追加的共重
合体のその記述に関して参照に入れられる。
【0057】下記の実施例中およびその他明細書および
特許請求の範囲中特に指示されていない限り、数平均分
子量(Mn)および重量平均分子量(Mw)に関する値
は、上に記述したGPCを用い、テトラヒドロフラン中
で測定する。この共重合体のミクロ構造(例えば1,4
単位、1,2単位など)は、二硫化炭素中のプロトンN
MRで測定する。
【0058】実施例1 温度計、撹拌機、加熱手段、加圧手段、導入口および排
出口の備わっている2ガロンのステンレス鋼製反応槽を
窒素雰囲気下に保持しながら、これに、スチレン155
.3gおよび1,3−ブタジエン622.3gを含有し
ているスチレン/ブタジエン/ヘキサンブレンド物、ヘ
キサン20mL中の2,2’−ジ(テトラヒドロフリル
)プロパン9.25mL、および実施例Bの未凝集触媒
溶液17.5mL(ヘキサン中0.211モル溶液)を
入れる。重合を100℃で60分間行う。得られる共重
合体を、2ガロンのヘキサン、約1%のジ−第三ブチル
−パラ−クレゾールおよび25mLの重合停止剤が入っ
ているところの、ポリエチレンライナーの備わっている
5ガロンの容器に入れる。このようにして製造したポリ
マーの物性を下記の表IIに要約する。
【0059】
【表1】表II ML1+4(@100℃)           >2
00GPC分析 Mn(x10−4)                
 44.5Mw(x10−4)           
    111.4Mw/Mn           
               2.5[η]THF 
                        7
.55DSV                   
         6.72ゲル%         
                   0.00スチ
レン重量%                  21
.6ブロックスチレン重量%            
0.001.2重量%(ブタジエン基準)    46
.0Tg(℃)                  
   −49.9実施例2 4.43%のスチレン、14.18%の1,3−ブタジ
エン、81.39%のヘキサンから成るブレンド物(こ
の仕込んだブレンド物の全量は4287gである)を用
い、そして7.6mMの2,2’−ジ(テトラヒドロフ
リル)プロパンおよび3.8mMの実施例Bの触媒を用
いる以外は実質的に実施例1を繰り返す。
【0060】得られる共重合体は、スチレン含有量25
.2重量%、ブタジエン部分中の1,2−ミクロ構造含
有量48.3%(ブタジエン=100を基準);ゲル無
しでDSV5.12dl/g;5.98の[η]THF
;100℃のML1+4=>200;重量平均分子量(
Mw)1,191,358;GPCで測定したMw/M
n比2.99;および−45.7℃のTgを示している
【0061】実施例3〜4 各々の重合に関してブレンド組成を変化させる以外は実
質的に実施例1を繰り返す。表III中に示した量の、
ヘキサン、スチレンおよび1,3−ブタジエンを、窒素
雰囲気下2ガロンの反応槽に入れる。重合を表IIIに
示す条件下で60分間行う。
【0062】
【表2】                     表III 
                         
    3              4重合条件 ヘキサン(g)                37
45      3745スチレン(g)      
          154        2701
,3−ブタジエン             618 
       533改質剤(mM)        
         9.25       7.40開
始剤(mM)                 3.
69       3.08重合温度 開始温度(℃)                20
          20設定温度(℃)      
          110        120最
大温度(℃)                149
        140重合変換率(%)      
        100        100ポリマ
ーの特性 スチレン重量%                21
.6       35.71.2重量%(ブタジエン 100%基準)                52
.6       45.5ML1+4@100℃  
           >200      >200
実施例5〜7 各々の重合において、ブレンド物の組成を変化させる以
外は実質的に実施例1を繰り返す。ヘキサン、スチレン
および1,3−ブタジエンの量、並びに反応条件を表I
Vに示す。
【0063】
【表3】                     表IV  
                         
   5            6        
  7重合条件 ヘキサン(g)                37
45    3745    3745スチレン(g)
                270      
270      2701,3−ブタジエン(g) 
      533      533      5
33改質剤(mM)                
 8.68     5.20     8.70活性
Li(mM)               3.47
     3.47     2.76重合温度 開始温度(℃)                20
        20        20設定温度(
℃)                120    
  120      120最大温度(℃)    
            134      137 
     140重合変換率(%)         
     100      100      10
0ポリマーの特性 スチレン重量%                36
.1     35.5     35.41.2重量
%(ブタジエン 100%基準)                59
.2     45.9     45.6Mn(x1
0−4)               45.9  
   44.6     60.1Mw(x10−4)
               123.4   15
6.3   164.5Mw/Mn         
             2.69     3.5
0     2.74ML1+4@100℃     
        >200    >200    >
200実施例8 ブレンド物の組成を変化させる以外は実施例1の操作を
繰り返す。得られる共重合体は、スチレン含有量21.
6%、1,2−ミクロ構造含有量46.0%;7.35
の[η]THF;および100℃のML1+4=>20
0を示している。
【0064】(B)油(オイル) 本発明のエラストマー組成物の第二成分は、上述した共
重合体のエクステンダーとして働くオイルである。超高
分子量共重合体組成物に対して相溶性を示しそしてそれ
を伸ばすことができるいかなるオイルも、本発明のエラ
ストマー組成物の製造で使用できる。従って、このオイ
ルは天然もしくは合成オイルのどちらかでもよいが、但
しそれらが該共重合体に対して相溶性を示しそして該共
重合体を伸ばすことができることを条件とする。天然オ
イル、および特に石油を基とするオイル、例えば鉱油が
、本発明において有益で好適な種類のオイルである。 これらのオイルは、ナフテン系オイル、パラフィン系も
しくは芳香族オイルであってもよい。これらのオイルは
本質的に炭化水素オイルであり、しばしば炭化水素鉱物
油、通常石油を基とするオイルである。数多くの特定の
有益なオイルが米国特許番号2,964,083に開示
されており、特にコラム9〜12中の表1および米国特
許番号4,748,199のコラム5、27〜37行に
開示されている。 これらの特許は、それに伴い、本発明におけるエクステ
ンダー油として有益な特定オイルに関するそれらの開示
に対して参照に入れられる。
【0065】米国試験および材料学会(America
n Society for Testing and
 Materials)は、オイルの種類に関する下記
の分類分けを提案しそして出版している(ASTM表示
、D−2226)。
【0066】              アスファルテン     
極性化合物     飽和炭化水素  種類     
     最大%             最大% 
        炭素%101          0
.75            25        
  20最大102          0.5   
           12        20.1
〜35103          0.3      
          6        35.1〜6
5104          0.1        
        1          65最小高芳
香族、芳香族、ナフテン系、およびパラフィン系に関す
る代替分類分けは、それぞれ101、102、103お
よび104種に相当している。
【0067】しばしば、これらのオイルは、ナフテン系
、或はパラフィン系または芳香族オイルの種々の混合物
から成るブレンド物である。1つの具体例において、こ
のオイルは230℃以上、好適には290℃以上の沸点
を有するべきである。特にこのゴムが高含有量のスチレ
ンおよび他の芳香族成分を含有している場合、低いアニ
リン点または高い芳香族含有量を有する鉱物油が好適で
ある。芳香族オイルは、一般に、ASTM操作D−25
01で測定して、0.900〜1.100の粘度比重定
数(VGC)を有することによって特徴づけられる。 ナフテン系およびパラフィン系オイルは、一般に、0.
900未満のVGCを有している。
【0068】該共重合体と一緒にブレンドするために選
択される特別なオイルは、製造すべきゴム製品の意図し
た用途によって決定される。例えば、このオイルで伸ば
した組成物を寒冷地で使用するタイヤに用いるとき、こ
のゴム踏み面は低温柔軟性を有することが望まれ、そし
てこれは、低流動点を有する炭化水素オイルを用いるこ
とで達成され得る。このような場合、このオイルは上述
した230℃よりも低い沸点を有していてもよい。
【0069】非常に多量のオイルを含有しているところ
の、上述した共重合体およびオイルを含んでいる本発明
のエラストマーが製造でき、そして特に、望ましい特性
の損失を生じさせることなく、共重合体100部当たり
30または50〜約300部のオイルを含有していると
ころの、本発明のエラストマー組成物が製造できること
を見い出した。共重合体100部当たり80、100、
150または250部のオイルを含むブレンド物が容易
に製造され、そして望ましい有益な特性を示すことを見
い出した。
【0070】共重合体およびオイルのブレンド物から成
る本発明のエラストマー組成物は、本分野の技術者に公
知の技術いずれかを用いて製造できる。例えば、このブ
レンド物は、ロールミル上、或はバンバリミキサーの如
き内部ミキサー中で製造できる。高含有量のオイルを有
する本発明のエラストマー組成物を製造することが望ま
れている場合、このオイルと該共重合体とを、そのオイ
ルの添加を増加させながらか、或は1回のオイル添加で
、ブレンドしてもよい。二者択一的に、このオイルを、
該共重合体のラテックスに加えることができる。
【0071】共重合体(A)およびオイル(B)を含む
このエラストマー組成物は、種々の用途、例えば荷重支
持または制動材料、例えばタワーおよびビルの如き大き
な構造物のための制動子として利用され得るものに有益
である。本発明のエラストマー組成物を含む加硫可能組
成物は、タイヤ、フェンダー、ベルト、ホース、窓枠お
よび他の工業製品に利用できる。本発明のエラストマー
組成物はまた、硬化用でない組成物を成型するためにコ
ンパウンド化されてもよく、そしてこのような組成物は
、シーラント、コーキング剤、接着剤などの如き用途に
利用できる。
【0072】硬化剤を本発明のエラストマー組成物に混
合する場合、それらは通常の種類、例えば硫黄またはパ
ーオキサイドを基とする硬化系であってもよい。それら
は通常の量で用いられ、そして公知の技術および操作に
より、本発明の未硬化組成物中に混合する。充填剤を存
在させてもよく、そしてしばしば本分野の技術者に公知
なように存在させる。典型的な充填剤には、カーボンブ
ラック、ガラス、シリカ、タルクおよび細かく粉砕した
同様の鉱物材料が含まれる。この充填剤に加えて、従来
のゴム組成物中に通常用いられている他の材料、例えば
抗酸化剤、促進剤、遅延剤、助触媒なども、本発明の組
成物中に混合させてもよい。
【0073】本発明のエラストマー組成物を含有してい
る加硫可能(硬化可能)組成物は、本分野で公知の種々
の種類のミル、ブレンダーおよびミキサーを用いた通常
の技術により製造できる。この硬化した組成物は、上記
技術に続く硬化によって製造できる。
【0074】本発明のエラストマー組成物を調製するた
めに用いる温度は、周囲温度から本分野で用いられてい
る通常の温度、例えば75〜175度の範囲であるか、
或は加工すべき特別に修飾したエラストマー組成物に応
じてそれ以上であり得る。エラストマー組成物を調製す
るときせん断力が伴うため、この調製方法は発熱的であ
り、そして高温が通常である。
【0075】本発明の加硫ゴムは、本発明のエラストマ
ー組成物の少なくとも1種と、充填剤、通常の硬化系お
よび、硫黄、抗酸化剤、促進剤、遅延剤、カップリング
剤、助触媒などの如き薬剤とから成る混合物を加硫させ
ることによって製造される。この加硫ゴムは、本分野で
通常用いられている温度および時間の条件下、これらの
組成物を硬化させることによって製造される。典型的に
、該エラストマー組成物と充填剤とを混合し、硫黄およ
び促進剤を加えた後、この混合物を硬化する。
【0076】下記の実施例は、本発明の種々のエラスト
マー組成物を説明するものである。
【0077】実施例I 実施例1で得られるヘキサンで希釈した生成物を、該共
重合体100部当たり130部の芳香族オイルを用いて
伸ばした後、ドラム乾燥する。実施例1の共重合体のム
ーニー粘度(ML1+4@100℃)は200である一
方、この実施例のオイルで伸ばした共重合体のムーニー
粘度は31.5である。このオイルで伸ばした共重合体
のガラス転移温度は−47.5℃である。
【0078】実施例II 実施例2で製造した共重合体を、種々のオイルレベルで
、ナフテン系オイル(Exxon Oil Co.から
のFlexon 641)および芳香族油(Sun R
efining and Marketing Com
panyからのSundex 750T)を用いて伸ば
し、そして得られるエラストマーのムーニー粘度および
加工性を測定する。一定150℃の8インチロールのド
ラム乾燥機を用いて、このポリマーの加工性または作業
性を評価する。 5点方法に従ってポリマー回収の評価を行い、ここで、
点1(最悪)を、試験の最後でこのロール表面からサン
プルをはがすのが非常に困難になる程の高い粘着性を示
すサンプルに対して与える。異なるオイルレベルおよび
得られる結果を、下記の表Vに要約する。
【0079】
【表5】                          
 表V                      
        ML1+4        ポリマー
回収オイルの種類        PHR    @1
00℃*  (ドライ乾燥)ナテフン系オイル    
37.5        >200.0       
    5                    
60.0        68.3         
     5                   
 80.0        56.4        
      5                  
  100.0       40.1       
       4                 
   120.0       35.5      
        3芳香族系オイル      37.
5        >200.0          
 5                    60.
0        67.5            
  5                    80
.0        55.7           
   5                    1
00.0       46.1          
    5                    
120.0       39.0         
     4                   
 150.0       30.4        
      2*ムーニー粘度;Bendix Sco
tt STI/200 実施例III〜VI 実施例3〜7の共重合体を、表VIに示す種々の量のS
undex 750Tオイルと一緒にブレンドした後、
ポリマー回収率に対するムーニー粘度および加工性を測
定する。これらの測定の結果を下記の表VIに要約する
【0080】
【表6】                   表VI    
        実施例の      オイル実施例 
     共重合体    PHR    ML1+4
    ポリマー回収率  III         
 3          80       62.8
           5             
             100      42.
8           5            
              150      30
.4           2  IV       
    4          215      1
7.0           1  V       
     5          152      
24             2  VI     
      6          100     
 39             5  VII   
       7          150    
  28             3   好適な具体例に関して本発明を説明してきたが、本
明細書を理解するに当たって、本分野の技術者に種々の
修飾が明らかになるものと理解される。従って、ここに
開示した発明は付随する請求の範囲内に入る上記修飾を
包含させることを意図するものである。
【0081】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0082】1.  (A)重量平均分子量が約1,0
00,000以上である、1,3−共役ジエンと芳香族
ビニル化合物との超高分子量共重合体組成物;および(
B)該共重合体(A)100重量部当たり約30〜約3
00重量部のオイル;を含むエラストマー組成物。
【0083】2.  該オイルが少なくとも1種のナフ
テン系、パラフィン系または芳香族オイル、或はそれら
の混合物である第1項のエラストマー。
【0084】3.  エラストマー100重量部当たり
少なくとも約80重量部の該オイルを含む第1項のエラ
ストマー組成物。
【0085】4.  該共重合体(A)の該重量平均分
子量が1,100,000以上である第1項のエラスト
マー組成物。
【0086】5.  該共重合体(A)のテトラヒドロ
フラン中の固有粘度が少なくとも約4.0である第1項
のエラストマー組成物。
【0087】6.  該共重合体組成物のトルエン中の
希釈溶液粘度が少なくとも約3.5dl/gである第1
項のエラストマー組成物。
【0088】7.  数平均分子量が1,000,00
0以上である高分子量共重合体画分を少なくとも30重
量%と、数平均分子量が100,000未満の低分子量
共重合体画分を約8重量%未満とを、該共重合体(A)
が含有している第1項のエラストマー組成物。
【0089】8.  該共重合体(A)が、約50〜約
90重量%の共役ジエンと約10〜約50重量%の芳香
族ビニル化合物とを含有している第1項のエラストマー
組成物。
【0090】9.  (A)の該共役ジエンが1,3−
ブタジエン、イソプレンまたはピペリレンである第1項
のエラストマー組成物。
【0091】10.  (A)の該芳香族ビニル化合物
がスチレンである第1項のエラストマー組成物。
【0092】11.  共重合体(A)が、1,3−ブ
タジエンとスチレンとから成る混合物を重合することに
よって得られる第1項のエラストマー組成物。
【0093】12.  少なくとも4個の炭素原子を有
する1−アルキン、有機金属化合物R0Mおよび1,3
−共役ジエンを約70℃以上の温度で反応することによ
って得られるトリメタル化した1−アルキンを含む触媒
(ここで、該アルキンは、式
【0094】
【化3】RCH2C≡CH            (
II)[式中、Rはアルキル基である]で特徴づけられ
、R0はヒドロカルビル基であり、Mはアルカリ金属で
あり、R0Mと1−アルキンとのモル比は約3:1であ
り、そして共役ジエンと1−アルキンとのモル比は約2
:1〜30:1である)の存在下、共役ジエンと芳香族
ビニル化合物とを重合することによって、共重合体(A
)が得られるところの、第1項のエラストマー組成物。
【0095】13.  該アルカリ金属Mがリチウムで
ある第12項のエラストマー。
【0096】14.  該触媒を生じさせるために用い
る該共役ジエンが1,3−ブタジエンである第12項の
エラストマー。
【0097】15.  共役ジエンと1−アルキンとの
モル比が約8〜約20である第12項のエラストマー。
【0098】16.  Rが1〜約15個の炭素原子を
有するアルキル基である第12項のエラストマー。
【0099】17.  該1−アルキンが1−オクチン
である第12項のエラストマー。
【0100】18.  該共重合体組成物(A)が、ジ
エン、スチレン化合物、トリリチウム化した1−アルキ
ン触媒および炭化水素溶媒を含む混合物を重合[ここで
、該触媒は、少なくとも4個の炭素原子を有する1−ア
ルキン、有機リチウム化合物および脂肪族1,3−共役
ジエンを少なくとも70℃の温度で反応(ここで、有機
リチウムと1−アルキンとのモル比は約3:1であり、
そして共役ジエンと1−アルキンとのモル比は約3:1
〜約30:1である)させることによって得られる]す
ることによって製造される、1,3−ブタジエン、イソ
プレンまたはピペリレンから成る群から選択される1,
3−共役ジエンとスチレン化合物との共重合体である第
1項のエラストマー。
【0101】19.  (A)炭化水素溶媒中、1,3
−共役ジエンとビニル芳香族化合物とを、トリメタル化
した1−アルキン触媒(これは、少なくとも約70℃の
温度で製造された、少なくとも4個の炭素原子を有する
1−アルキンと有機金属化合物R0Mと1,3−共役ジ
エンとの反応生成物から成り、R0は脂肪族もしくは脂
環式基であり、Mはアルカリ金属であり、R0Mと1−
アルキンとのモル比は約3:1であり、そして共役ジエ
ンと1−アルキンとのモル比は約2:1〜約30:1で
ある)の存在下重合させることによって共重合体が得ら
れるところの、1,3−ブタジエン、イソプレンまたは
ピペリレンから成る群から選択される少なくとも1種の
1,3−共役ジエンとスチレン化合物とから成る超高分
子量共重合体組成物;および(B)共重合体(A)10
0部当たり約50〜約300重量部のオイル;を含むエ
ラストマー組成物。
【0102】20.  共重合体(A)100重量部当
たり少なくとも約80重量部のオイルを含有している第
19項のエラストマー組成物。
【0103】21.  共重合体A100部当たり少な
くとも約100重量部のオイルを含有している第19項
のエラストマー組成物。
【0104】22.  該共重合体(A)が、約50〜
約90重量%の1,3−ブタジエンと約10〜約50重
量%のスチレン化合物とを含有している第19項のエラ
ストマー組成物。
【0105】23.  該オイルが芳香族またはナフテ
ン系オイル、或はそれらの混合物である第19項のエラ
ストマー。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明で用いられる共重合体の緩和パ
ーセントを測定するための点MLin、ML1+4、A
L80およびAL1+4+5を同定する、時間に対する
トルクのグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)重量平均分子量が約1,000
    ,000以上である、1,3−共役ジエンと芳香族ビニ
    ル化合物との超高分子量共重合体組成物;および(B)
    該共重合体(A)100重量部当たり約30〜約300
    重量部のオイル;を含むエラストマー組成物。
  2. 【請求項2】  (A)炭化水素溶媒中、1,3−共役
    ジエンとビニル芳香族化合物とを、トリメタル化した1
    −アルキン触媒(これは、少なくとも約70℃の温度で
    製造された、少なくとも4個の炭素原子を有する1−ア
    ルキンと有機金属化合物R0Mと1,3−共役ジエンと
    の反応生成物から成り、R0は脂肪族もしくは脂環式基
    であり、Mはアルカリ金属であり、R0Mと1−アルキ
    ンとのモル比は約3:1であり、そして共役ジエンと1
    −アルキンとのモル比は約2:1〜約30:1である)
    の存在下重合させることを含む、1,3−共役ジエン類
    と芳香族ビニル化合物とを重合させることによって共重
    合体が得られるところの、1,3−ブタジエン、イソプ
    レンまたはピペリレンから成る群から選択される少なく
    とも1種の1,3−共役ジエンとスチレン化合物とから
    成る超高分子量共重合体組成物;および(B)共重合体
    (A)100重量部当たり約50〜約300重量部のオ
    イル;を含むエラストマー組成物。
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