JPH04251850A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

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JPH04251850A
JPH04251850A JP3211328A JP21132891A JPH04251850A JP H04251850 A JPH04251850 A JP H04251850A JP 3211328 A JP3211328 A JP 3211328A JP 21132891 A JP21132891 A JP 21132891A JP H04251850 A JPH04251850 A JP H04251850A
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JP
Japan
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acid
polymer
radiation
substituent
resist
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Pending
Application number
JP3211328A
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English (en)
Inventor
Anthony E Novembre
アンソニー エドワード ノベンバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by American Telephone and Telegraph Co Inc filed Critical American Telephone and Telegraph Co Inc
Publication of JPH04251850A publication Critical patent/JPH04251850A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/039Macromolecular compounds which are photodegradable, e.g. positive electron resists
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/167X-ray
    • Y10S430/168X-ray exposure process

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はリソグラフ法に関する。 更に詳細には、本発明は、例えば半導体素子の製造を含
むリソグラフ法に関する。 【0002】 【従来の技術】リソグラフ法は半導体デバイスの製造で
日常的に使用されている。利用可能なリソグラフ法のう
ち、光リソグラフ法が多用されている。光リソグラフ法
はブランケット露光技術に適しているという利点を有す
る。すなわち、照射光線に感光性の材料を、複数個のデ
バイスを製造するために加工している基板(例えば、シ
リコンウエハ)上に塗布する。次いで、塗布材料(すな
わち、レジスト)をマスク材料を通して露光し、下部の
基板に転写すべき所望のパターンに対応するレジストに
光を到達させる。露光は同時に全てのデバイスまたは基
板(例えば、シリコン基板)上で加工されている多数の
デバイスにも起こるので、この方法はブランケット露光
と考えられる。 【0003】レジストの露光に使用されるエネルギーが
電子ビームである場合に通常使用されるラスタスキャン
技術のような他の方法に比べて、ブランケット露光方法
は比較的速いので、ブランケット露光方法のほうが好都
合である。しかし、一般的に、紫外線または可視光線に
よるブランケット露光により得られる分解能は電子線リ
ソグラフィのような他の方法により得られる分解能より
も若干劣る。 【0004】ブランケット露光による優れた分解能は遠
紫外線またはX線を使用することにより得られる。X線
露光は遠紫外線による露光よりも優れた分解能を与える
可能性を有するが、広範囲にわたって研究されていない
。遠紫外線に対するホトレジスト感光性の一つの試みで
は、このような輻射線により照射された時に酸部分を生
成する化合物と共に、この生成酸と反応するポリマーを
使用する。 【0005】代表的な酸生成剤/酸過敏性ポリマーの組
合せは、例えば、感光性酸生成剤としてオニウム塩と、
反応性置換基を有するポリマーとしてポリ(4−t−ブ
トキシカルボニルオキシスチレン)のようなポリマーで
ある(米国特許第4491628号明細書参照)。化学
線により酸の分子が1個発生すると酸過敏性ポリマー中
の複数個の分子が反応を起こすので、このような系は一
般的に化学増幅系と呼ばれる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】酸生成剤/ポリマー併
用物の感度を高めるために、酸と反応性の置換基と、露
光された時に分子量の減少を伴う鎖切断を誘発するポリ
マー中に存在する部分との両方を含むポリマーの使用が
提唱されている。1988年10月30日〜11月2日
にニューヨーク州エレンビルで開かれた、“ソサエティ
  オブ  プラスチック  エンジニアーズ”のミッ
ド  ハドソン区域における、感光性ポリマー、原理、
方法および材料に関する地域テクニカル会議議事録の1
1頁にアール・ジー・タラスコン(R.G.Taras
con)らが記載したように、このような併用物は酸生
成剤と、主鎖中にスルホン部分を有するポリマーとを含
む。この併用物は優れた結果を与えるが、レジスト中に
2個以上の材料が存在すると加工および製造上の複雑化
の要因になる。このような単一レジスト材料を使用する
ことにより、従来の2成分系レジスト混合物の使用に伴
うデバイス製造上および加工上の様々な問題点の解決が
望まれていた。 【0007】 【課題を解決するための手段】電子線、X線または遠紫
外線で照射されると切断され、このような切断により酸
部分が生成される部分を主鎖中に含有する酸過敏性ポリ
マーを使用することにより単一材料のレジストを処方す
ることができる。その後、この酸部分は酸過敏性置換基
と化学反応を起こし、化学増幅反応を生起する。このよ
うなレジスト用として好適な材料は例えば、ポリ(4−
t−ブトキシカルボニルオキシスチレン−スルホン)な
どである。照射されたときに、この材料の一部分は切断
され、切断箇所にスルホン酸またはスルフィン酸末端基
を生成する。次いで、この酸は、加熱された場合、比較
的急速に、化学増幅モードで、4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシ部分と反応する。その結果、水性現像液に可
溶性のフェノール部分が生成される。この物質は比較的
感光性であり、例えば、15〜50mJ/cm2 のX
線感光性を有する。 【0008】 【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。本発明の材料は、遠紫外線(190〜260nm
の範囲内の波長を有する光)、X線(4〜150A(オ
ングストローム)範囲内の波長を有する光)および電子
線で露光することからなる電子および光リソグラフ法で
有用である。しかし、30A以上のX線または200n
m以下の紫外線の場合、レジスト膜の表面部分または表
面直下で吸収が起こるので、表面模写図が使用される(
ジー・エヌ・テイラー(G.N.Taylor)ら,“
ジャーナル  オブ  エレクトロケミカル  ソサエ
ティ”,131,1654(1984)参照)。 【0009】本発明の材料は前記の光線で照射されたと
きに酸を生成する追加物質が無くても有用であるが、遠
紫外線に対する感光性は大幅に低下する。特に、照射に
よりポリマー鎖中で切断を誘発し、この切断の結果、酸
部分が生成されるような部分がポリマー鎖中に存在する
材料が選択される。 【0010】このような材料は例えば、ポリ(4−t−
ブトキシカルボニルオキシスチレン−スルホン)である
。これは切断されると、スルホン酸またはスルフィン酸
末端基を有する低分子量ポリマーを生成する。露光レジ
ストが加熱処理された場合、すなわち、30秒間〜4分
間の期間にわたって90〜150℃の範囲内の温度に(
ホットプレート上で)曝された場合、この酸性媒体はポ
リマーの酸過敏性置換基(すなわち、前記の化合物例に
おけるt−ブトキシカルボニルオキシ置換基)と反応し
、フェノール部分を生成する。 【0011】このフェノール部分の濃度、従って、現像
中の溶解速度は、存在する鎖切断生成部分の数およびポ
リマーの切断後に生成された酸とポリマーの酸過敏性置
換基との反応速度の両方により左右される。露光領域と
未露光領域との間の溶解度の差は使用材料をネガ形レジ
ストおよびポジ形レジストの両方いずれの形でも使用可
能にする。 【0012】ポジ形レジストの場合、露光領域は未露光
領域用のものと異なる溶剤を使用することにより除去さ
れ、未露光領域は殆ど無傷で残る。ネガ形レジストの場
合、逆の特性の溶剤が使用される。 【0013】何れの場合も、照射後の放射線過敏性組成
物の溶解速度に比べて照射前の放射線過敏性組成物の溶
解速度の割合を1:nとした場合、nは2未満であって
はならず、ポジ形像の場合、nは10よりも大きいこと
が好ましい(ネガ形像の場合、0.5以下、好ましくは
、0.1未満である)。この範囲外の溶解比率は一般的
に、低コントラストで、しかも、劣化した像品質をもた
らす。ネガ形像の現像に使用される溶剤は、溶媒和の後
に残る材料中に膨潤を生じないようなものが選択され、
ネガ形像の現像に使用される溶剤は、未露光領域を殆ど
溶解しないようなものを選択しなければならない。 【0014】露光領域と未露光領域との間の溶解度に適
当な差を生じさせるための代表的な一例は、【0015
】 【化3】 【0016】(式中、DはSO2 のような鎖切断部分
であり、Rは酸過敏性部分であり、xおよびyは1:1
〜1:10の範囲内の比率である)のような材料が一般
的に望ましい。このような材料の具体例は前記化3の式
中、Rが種類(1)  【0017】 【化4】 【0018】(式中、−O−R1 は例えば、t−ブト
キシカルボニルオキシ、2−メチル−3−トリメチルシ
リル−2−プロパニルオキシカルボニルオキシまたはt
−アミルオキシカルボニルオキシのようなt−アルキル
カルボネートまたは、酸の存在下でR1 −O結合分解
を容易に受けるt−ブチル置換基であり、R2 は任意
置換基であるが露光輻射線の吸収を高めるために都合よ
く選択され、例えば、X線露光の場合にはClまたはB
rなどである。);非酸性の種類(2) G−O−R1
 (式中、Gは低級アルキルであり、R1 は前記に定
義した通りのものである);および種類(3)  【0019】 【化5】 【0020】(式中、Qは任意置換基であり、アリール
または低級アルキルであり、R4 はt−ブチルまたは
、その誘導体、例えば、−CH(CH3 )−φまたは
−C(CH3 )2 −φであり、この置換基は酸性で
はない。)などのものである。 【0021】この化3の材料はDのコポリマーおよび不
飽和モノマーとして示されているが、化3の表示は、R
がポリマー鎖中で変化するような3種類以上の異なるモ
ノマーから生成されたポリマーも含むことを意味する。 例えば、 【0022】 【化6】 【0023】(式中、R´は前記定義のRの種類(1)
 、(2) または(3) であり、R´´は前記定義
のRの種類(1) 、(2)または(3) であり、n
およびmは整数である。) 【0024】ポリマー中に十分な酸過敏性が残れば、R
´およびR´´のうちの若干のものは酸過敏性基である
必要はない。代替の非酸過敏性基は例えば、低級アルキ
ルまたはアリールなどである。更に、xおよびyは切断
誘発部分対酸過敏性基含有部分との相対的割合を示すた
めに使用され、鎖中のいかなる順序付も意味しない。す
なわち、切断誘発部分間の部分のタイプおよび部分の数
は鎖の長さに沿って同一である必要はない。従って、p
は化3のxおよびyに関する制約を満たすために、nお
よびyの値に関連してpは選択される。一般的に、R´
が低級アルキルまたはエーテルである場合、合成による
生成の理由のためにpは典型的には1である。 【0025】鎖中の切断誘発置換基は、暴露されたとき
に切断が約1のGS 値を十分に超える速度で起こるよ
うなものを選択することが好ましい。(GS の定義に
関しては、1984年にアメリカ化学会から発行された
エル・エフ・トンプソンら編著「ACSシンポジウムシ
リーズ」,No.266, 49頁に記載されたエム・
ジェー・ボーデン(M.J.Bowden)の“ミクロ
リソグラフィ用材料”を参照されたい。) 【0026】前記のような様々な酸過敏性置換基を利用
することにより、酸との所望の活性を得ることができる
。これらの置換基を選択することにより、酸の存在下で
カルボニウムイオンを生成させる。このカルボニウムイ
オンは利用可能なα−水素を離脱させるのに十分に安定
である。酸性でなく、照射されたときに酸性物質を生成
すれば、鎖切断部分の存在は必須要件ではない。 【0027】使用されるポリマーは、30℃よりも高い
、好ましくは、50℃よりも高いガラス転移温度Tgを
有しなければならない。Tgが30℃よりもかなり低い
場合、その後の二次加工中にレジストが流動し、その結
果、像形成が劣化しやすい。本発明のレジスト材料はピ
ンホールの無い連続的な被膜を形成しなければならない
。このような被膜は一般的に、0.3〜2μmの範囲内
の膜厚のポリマー被覆により得られる。 【0028】膜厚が2μmよりも厚い被膜では、一般的
に分解能が劣る。なぜなら、一層微細な線幅の図形は現
像パターン中に狭い柱状部を形成するが、この柱状部が
変形しやすいためである。一般的な加速電圧における電
子線ビーム照射用および遠紫外線照射用の一層厚い膜厚
の被膜も大きな吸収を起こし、像品質の劣化を生じる。 【0029】光照射の場合、照射波長範囲内における適
性な光学濃度はレジストの品質を高める。光学濃度が低
すぎる場合、照射放射線の低効率吸収が起こり、長時間
の照射時間を必要とする。一般的に、ポリマーに達する
化学線の少なくとも30%について、好ましくは0.5
未満の光学濃度を有する材料を使用することが好ましい
。 【0030】この範囲を超える光学濃度は一般的に、大
気/被膜ポリマー界面から最も遠いポリマー被膜の領域
に光を十分に到達させることができない。このような不
完全露光は像の品質を劣化させやすい。光学濃度はポリ
マー中の吸収種の濃度により左右され、ポリマーを形成
する構成モノマーの適当な相対濃度により調整される。 被膜の連続性に関して前記に説明したような膜厚の場合
、所望の光学濃度を維持すれば、有用な結果が得られる
。 【0031】広範囲にわたる分解能および過敏性はポリ
マーの重量平均分子量には殆ど左右されない。(重量平
均分子量という用語はビルメイヤー(Billmeye
r) により定義され、ジョン  ウイリー  アンド
  サンズ(J.Wiley & Sons)出版から
1971年に発行された「テキストブック  オブ  
ポリマー  サイエンス(Textbook of P
olymer Science) 」の6頁に記載され
ている。)しかし、分子量の分布およびポリマー中のモ
ノマーの相対的割合は分解能および過敏性に悪影響を及
ぼさない。酸反応性官能基を含有する部分に比べた鎖切
断誘発部分の相対的割合は前記で既に説明した。 【0032】比較的高い過敏性の場合、一般的に、10
以下、好ましくは4以下の分散性を有するポリマーを使
用することが好ましい。(分散性という用語はビルメイ
ヤーにより定義され、前掲書の6頁に記載されている。 )5×106 よりも大きな分子量および10よりも高
い分散性は、ポリマー溶解度およびレジストコントラス
トがそれぞれ低下するので望ましくない。ポリマーの分
子量は開始剤、モノマー濃度、溶剤および温度のような
重合反応条件により決定される。 【0033】これらのパラメータは相互に関連しあうの
で、対照のサンプルを使用し、所望の分子量を得るのに
必要な特定条件を決定する。(前記の化1におけるよう
な材料の合成に関する一般的な反応方法および条件は、
ジー・オーディアン(G.Odian) 著「プリンシ
プルス  オブ  ポリメリゼーション(Princi
ples of Polymerization)」第
2版,ウイリー・インターサイエンス(Wiley−I
nterscience)社1981年出版,米国継続
特許出願第316051号明細書(1989年2月24
日出願)およびケー・ジェー・イワン(K.J.Iva
n)およびジェー・ビー・ローズ(J.B.Rose)
の「アドバンシス  イン  マクロモレキュラー  
ケミストリー(Advances in Macrom
olecular Chemistry)」,1,33
5,(1968)などに開示されている。) 【0034】しかし、一般的に、所望の範囲内の分子量
を有するポリマーは、遊離基溶液重合技術により生成さ
れる。この遊離基溶液重合技術では、熱力学天井温度以
下の温度、鎖切断誘発モノマー対酸反応性モノマーの相
対的モル割合が1:1〜1:10、分解して遊離基のよ
うな開始基を生成する触媒、および、所望の化学量論お
よび分子量が得られるように調整された、反応媒体中の
これらモノマーの濃度などの条件を使用する。溶剤は所
望の濃度のモノマーを溶媒和しなけばならず、ポリマー
生成物を溶媒和しなければならず、しかも、重合反応を
停止させてはならない。(熱力学天井温度はジー・オー
ディアン(G.Odian) により定義され、前掲書
268頁に記載されている。) 【0035】分散性は主に重合技術により左右される。 所望の範囲内の分散性を得るためには、一般的に、遊離
基重合法が使用される。対照サンプルを使用し、特定の
所望分散性に必要な正確な条件を決定する。 【0036】レジスト材料は一般的に基板、例えば、半
導体デバイスを製造するのに加工されるシリコンウエハ
のような半導体系ウエハ表面に塗布される。前記のよう
に、塗布ウエハはその後、遠紫外線、電子線またはX線
で露光され、パターンが描画される。このパターンはそ
の後のエッチング(ウエットエッチングまたはプラズマ
エッチング)またはメタライゼーションのような二次加
工に使用される。この二次加工ではパターン付レジスト
をマスクとして使用する。 【0037】半導体ウエハの二次加工中に、半導体材料
、別のポリマー、シリコン酸化物のような絶縁層、金属
またはこれらの材料に組み合わせのようなものを有する
基板表面にレジストを堆積することにより放射線過敏性
本体を形成することができる。更に、例えば、クロムマ
スクブランクおよびX線マスクメンブランなどの光マス
クブランクのような基板上にこれらの材料を堆積するこ
ともできる。 【0038】塗布方法は常法通りである。一般的に、ポ
リマーはエチルエトキシプロピオネートのような適当な
溶剤に溶解させ、この溶液を濾過し、その後、ウエハ上
にスピンコートする。この方法により、0.1〜2.0
μmの範囲内の膜厚を有する被膜が形成される。塗布後
、この材料をプレベークし、残留溶剤を除去し、基板に
対するレジストの密着性を高めることが好ましい。90
〜140℃の範囲内の温度で10秒〜60分間にわたっ
てプレベークすることが望ましい。 【0039】照射線量はレジスト組成および露光後のポ
ストベーク条件により左右される。しかし、x=1であ
る化1の化合物のような材料を、露光後に、140℃の
ホットプレート上で2.5分間ポストベークする場合、
化1においてy=2の時は10〜100mJ/cm2 
の範囲内の線量のX線(4〜20Å)、化1においてy
=3の時は40KeVで60〜150μC/cm2 の
範囲内の線量の電子線、また、化1においてy=2の時
は1〜1.5J/cm2 の範囲内の線量の遠紫外線(
248nm)が好適である。1983年にアメリカ化学
会から発行されたエル・エフ・トンプソンら編著「AC
Sシンポジウムシリーズ」,No.219の“イントロ
ダクション  オブ  ミクロリソグラフィー(Int
roduction of Microlithogr
aphy)”に記載されているような常用の露光技術を
使用できる。 【0040】露光後のレジスト材料をポストベークし、
酸過敏性置換基との反応を促進させる。一般的に、90
〜150℃の範囲内の温度で10秒〜60分間にわたっ
てポストベークするのが効果的である。この露光後のポ
ストベーク用の好適な加熱手段としては、常用の加熱炉
、真空保持チャック機構を具備したホットプレートなど
が挙げられる。ホットプレート加熱源によれば、前記範
囲内の短いポストベーク時間で済む。露光像は一般的に
、水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液のような材料
中で現像される。一般的に、20秒間〜5分間にわたっ
て現像液中に浸漬すれば、所望の描画像が形成される。 【0041】以下、具体例によりパターンの描画に使用
される条件を例証する。 実施例1 8.5w/v%のエチルエトキシプロピオネート溶液を
使用し、5000rpm の回転速度で2分間スピンコ
ートすることにより、膜厚が0.5μmのポリ(4−t
−ブトキシカルボニルオキシスチレン−スルホン)被膜
を形成した。このスピンコートされたポリマー被膜は前
記の化1(但し、式中、x=1,y=2であり、Rは種
類(1) のタイプのものであり、R1 はt−ブトキ
シカルボニルであり、R2 は水素であり、重量平均分
子量は4.3×105 であり、分散性は2.1である
)に対応する組成を有していた。 【0042】スピンコート前にシリコンウエハをヘキサ
メチルジシラザンにより90℃で5分間処理した。スピ
ンコート終了後、ウエハをホットプレート上に載置し、
空気中で2分間にわたり105℃でベークした。ベーク
処理後、レジストを14Aに集束されたX線(4〜20
A)で露光した。一連の露光は、10〜120mJ/c
m2 の範囲内の照射線量により行った。露光後のウエ
ハをホットプレート上に載置し、空気中で2.5分間に
わたり140℃でポストベークした。0.17Nの水酸
化テトラメチルアンモニウム水溶液中に30秒間浸漬す
ることにより現像した。その後、脱イオン水で20秒間
濯いだ。 【0043】100×100μmの面積を完全に発現お
よび分離させるのに必要な線量は15mJ/cm2 で
あり、0.4μmの単離線幅を完全に発現および分離さ
せるのに必要な線量は30mJ/cm2 であった。 【0044】実施例2 前記の化1において、x=1およびy=3であること以
外は実施例1の方法に従って行った。一連の電子線ビー
ム露光は、加速電圧40KeV、スポット電流1nAで
30〜150μC/cm2 の範囲内の線量によりベク
トル走査システム上で行った。 【0045】0.25μmの線および空間パターンを完
全に発現および分離するのに必要な線量は150μC/
cm2 であり、完全に発現された2個の10×10μ
mパッド間に0.50μmの線を完全に発現および分離
させるのに必要な線量は80μC/cm2 であった。 【0046】実施例3 露光線源として遠紫外線(248nm)を使用し、被膜
の膜厚を0.7μmとしたこと以外は実施例1の方法に
従って行った。0.5〜1.5J/cm2 の範囲内の
線量により一連の照射を行った。 【0047】50μm2 よりも大きな面積を完全に発
現および分離するのに必要な線量は約1.25J/cm
2 であった。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、電子線、X線また
は遠紫外線で露光されると切断され、このような切断に
より酸部分が生成される部分を主鎖中に含有する酸過敏
性ポリマーを使用することにより単一材料のレジストを
処方することができる。その後、この酸部分は酸過敏性
置換基と化学反応を起こし、化学増幅反応を生起する。 このようなレジスト用として好適な材料は例えば、ポリ
(4−t−ブトキシカルボニルオキシスチレン−スルホ
ン)などである。このような単一レジスト材料を使用す
ることにより、従来の2成分系レジスト混合物の使用に
伴うデバイス製造上および加工上の様々な問題点が解決
される。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  放射線過敏性材料を所定のパターンで
    放射線に暴露し、前記材料中のパターンを現像し、製造
    工程中のその後の段階で前記材料中の前記パターンをマ
    スクとして使用することからなる半導体素子の製造方法
    において、前記放射線過敏性材料は主鎖とペンダント置
    換基とを有するポリマーからなり、前記主鎖の切断を誘
    発し、前記暴露および現像により酸を生成する部分が前
    記主鎖中に存在し、前記置換基は生成された酸と反応し
    、前記ポリマー以外には前記材料中に酸生成剤が全く存
    在しない、ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記放射線は電子線からなる請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】  前記放射線はX線からなる請求項1の
    方法。
  4. 【請求項4】  前記現像は高温でベークした後、溶剤
    で処理することからなる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】  前記部分はスルホン官能基である請求
    項1の方法。
  6. 【請求項6】  前記置換基は 【化1】 からなる群から選択される員からなる請求項5の方法。
  7. 【請求項7】  前記置換基は 【化2】 からなる群から選択される員からなる請求項1の方法。
  8. 【請求項8】  前記ポリマーはスチレン−スルホンか
    らなる請求項1の方法。
  9. 【請求項9】  前記事後工程はプラズマエッチングか
    らなる請求項1の方法。
JP3211328A 1990-07-31 1991-07-30 半導体素子の製造方法 Pending JPH04251850A (ja)

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