JPH04251043A - 写真感光材料供給装置 - Google Patents

写真感光材料供給装置

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JPH04251043A
JPH04251043A JP14898791A JP14898791A JPH04251043A JP H04251043 A JPH04251043 A JP H04251043A JP 14898791 A JP14898791 A JP 14898791A JP 14898791 A JP14898791 A JP 14898791A JP H04251043 A JPH04251043 A JP H04251043A
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sheet
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photosensitive material
shutter
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Nobuyuki Torisawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動現像装置等
にシート体を一枚ずつ供給するためのシート体供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば画像記録終了後の写真感光材料等
のシート体を、一枚ずつ取り出して自動現像装置に供給
するために、シート体供給装置が一般に使用されている
【0003】このシート体供給装置では、積層状態のシ
ート体がシート体配置部位に装填された後、最上位のシ
ート体が吸着盤(枚葉手段)の吸着作用下にこのシート
体配置部位から取り出される。さらに、前記シート体は
、搬送手段を介して排出口に搬送されるとともに、この
排出口のシャッターが開かれて前記排出口から自動現像
装置内に供給される。
【0004】ところで、前記シート体供給装置から自動
現像装置にシート体が供給されている際に、この自動現
像装置で他のシート体を緊急に現像したい場合がある。 また、シート体供給装置に障害が発生し、自動現像装置
に対するシート体の供給が不可能となる事態の生じるお
それもある。例えば、シャッターの開閉機構に障害が発
生し、シート体の排出が不可能となるような場合である
【0005】この場合、従来のシート体供給装置では、
例えば、このシート体供給装置を自動現像装置より離脱
させシート体を直接自動現像装置に装填したり、前記シ
ート体供給装置内のシャッターを常時手動で開閉する構
成とすることにより、電気的若しくは機械的な故障の発
生を回避するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シート体供給装置を自動現像装置から離脱さ
せる作業が相当に煩雑なものとなってしまい、これによ
りシート体の供給作業全体を効率的に遂行することがで
きないという問題がある。また、シャッターの開閉作業
が極めて煩雑となる問題がある。
【0007】本発明はこの種の問題を解決するためにな
されたものであり、シート体供給装置から自動現像装置
等にシート体の供給作業が行われている際に、緊急のシ
ート体をこの自動現像装置等に容易にかつ効率的に搬入
することができるとともに、前記シート体供給装置の故
障にも迅速に対応することが可能なシート体供給装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シート体配置部位に積層されているシ
ート体の最上層のシート体を取り出すための枚葉手段と
、前記取り出されたシート体を排出口まで搬送するため
の搬送手段と、前記排出口を開閉自在なシャッター手段
と、装置外のシート体を前記排出口に直接導入させるた
めのシート体挿入口とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るシート体供給装置では、積層され
ているシート体が、枚葉手段の駆動作用下に一枚ずつ取
り出された後に、搬送手段を介して排出口に搬送される
とともに、この排出口がシャッター手段を介して開放さ
れており、前記シート体はこの排出口から自動現像装置
等に供給される。そして、このシート体供給作業中に、
緊急に現像等が必要なシート体がある場合、あるいはシ
ート体供給装置が故障したような場合、このシート体を
シート体挿入口から排出口に直接導入して、自動現像装
置等に迅速に供給することができる。また、積層された
シート体とは別のロール状のシート体を処理する場合に
も、前記シート体供給装置を用いることができる。なお
、排出口に設けたシャッター手段は把手によって手動で
開閉可能であり、シャッターの故障に対しても対応する
ことができる。
【0010】
【実施例】本発明に係るシート体供給装置について実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0011】図1において、参照符号10は、本実施例
に係るシート体供給装置を示す。このシート体供給装置
10は、シート体配置部位11に積層されている画像記
録終了後の写真感光材料(シート体)12を一枚ずつ取
り出すための吸着盤(枚葉手段)14と、前記取り出さ
れた写真感光材料12を排出口16まで搬送するための
搬送手段18と、前記排出口16を開閉自在なシャッタ
ー手段20と、装置外の写真感光材料12aを前記排出
口16に直接導入させるためのシート体挿入口22とを
備える。
【0012】シート体供給装置10の上部には、積層状
態の写真感光材料12をシート体配置部位11に装填す
るためのシート体装填口24を開閉自在な第1開閉蓋2
6と、前記シート体挿入口22を開閉自在な第2開閉蓋
28とが装着される(図2および図3参照)。
【0013】吸着盤14は、駆動手段32を介して進退
および揺動変位する。この駆動手段32は、回転駆動源
34を備え、この回転駆動源34に連結された回転軸3
6には、ガイドバー38が挿入されてこのガイドバー3
8にホルダ40が固定されるとともに、このホルダ40
に配置されるロッド42の端部は、略L字状のガイド溝
44に挿入されており、このロッド42の端部に移動部
材45が係合する。移動部材45は、ベルト46に固定
されており、このベルト46がプーリ48a、48bに
掛け渡されるとともに、このプーリ48aに回転駆動源
50が連結される。
【0014】図1に示すように、搬送手段18は、回転
駆動源54により回転される比較的大径なドラム56を
備え、このドラム56の外周面に第1ベルト58aと第
2ベルト58bとが接するとともに、この第1および第
2ベルト58a、58bは、複数のローラ60に掛け渡
されている。排出口16に近接してガイド板62が配設
され、写真感光材料12が、このガイド板62を介して
排出口16から自動現像装置64に送り込まれ、搬送ロ
ーラ対66を介してこの自動現像装置64内に搬送され
る。
【0015】シャッター手段20は、図4に示すように
、シャッター板70の第2開閉蓋28側の壁面に取着し
た把手72と、シャッター板70を上下方向に指向して
移動させるモータ74(駆動源)とを含む。なお、把手
72は、シャッター板70と別構造であるが、一体構造
であってもよい。シャッター板70は、その両側部にガ
イド80a、80bを有し、このガイド80a、80b
がシート体供給装置10側に固定された保持板81a、
81bによって保持される。また、ガイド80a、80
bにはラック78a、78bが取着されている。なお、
前記保持板81aには、ラック78aが当接することで
シャッター板70の位置を検出するリミットスイッチ9
4a、94bが取着される。一方、シート体供給装置1
0にブラケット82を介して取着されたモータ74の駆
動軸には第1はすば歯車90が軸着されており、この第
1はすば歯車90に対して第2はすば歯車92が噛合す
る。第2はすば歯車92は回転軸86の端部に固定され
ている。そして、前記回転軸86には、ラック78a、
78bに噛合するピニオン88a、88bが軸着される
。なお、回転軸86はその両端部側がブラケット82お
よび84によって軸支される。
【0016】次に、このように構成されるシート体供給
装置10の動作について説明する。
【0017】先ず、第1開閉蓋26が上方に揺動されて
シート体装填口24が開放された後、このシート体装填
口24から積層された状態の複数枚の写真感光材料12
がシート体配置部位11に装填される。
【0018】そこで、駆動手段32を構成する回転駆動
源50の作用下にロッド42が、プーリ48a、48b
、ベルト46および移動部材45を介してガイド溝44
に沿って最上位の写真感光材料12側に変位する。そし
て、吸着盤14が、所定の高さ位置で吸引を開始するこ
とにより、この吸着盤14により前記最上位の写真感光
材料12が吸着保持される。
【0019】次いで、回転駆動源50が前記とは逆方向
に駆動されて、ロッド42がガイド溝44に沿って上昇
すると、吸着盤14に吸着保持されている最上位の写真
感光材料12が上方に取り出される。ロッド42が、ガ
イド溝44の角部に至ると、回転駆動源50が滅勢され
るとともに、回転駆動源34の駆動作用下に回転軸36
が回転され、このロッド42が所定の角度範囲で揺動し
(図1中、二点鎖線参照)、吸着盤14に吸着保持され
ている写真感光材料12が、搬送手段18側に送り出さ
れる。
【0020】吸着盤14による写真感光材料12の吸着
作用が解除される一方、搬送手段18を構成する回転駆
動源54の駆動作用下にドラム56が矢印方向に回転さ
れ、この写真感光材料12が、このドラム56、第1ベ
ルト58aおよび第2ベルト58bを介して所定の角度
位置まで搬送される。次に、回転駆動源54を介してド
ラム56が矢印とは逆方向に回転され、このドラム56
に保持されている写真感光材料12が、ガイド板62を
介して排出口16側へ搬送される。その際、排出口16
に配置されているシャッター板70は、モータ74の駆
動作用下に回転軸86のピニオン88a、88bとラッ
ク78a、78bによって上方に移動し、この排出口1
6を開放している。なお、この開放状態はリミットスイ
ッチ94aによって検知されている。そこで、前記写真
感光材料12は、排出口16より自動現像装置64に送
り出される。
【0021】自動現像装置64内では、前記搬入された
写真感光材料12が搬送ローラ対66の回転作用下に所
定の軌跡に沿って搬送され、現像処理が施される。
【0022】シート体供給装置10から自動現像装置6
4に写真感光材料12が供給された後、回転軸86に第
1および第2のはすば歯車90、92を介して連結され
ているモータ74が前記とは逆方向に駆動されて、ラッ
ク78a、78bの変位によってシャッター板70が下
方に移動し、排出口16が閉塞される。これにより、自
動現像装置64内に発生するガスが、シート体供給装置
10内に進入することを阻止できる。なお、シャッター
板70の閉塞状態はリミットスイッチ94bによって検
知されている。
【0023】ところで、シート体配置部位11に積層さ
れている写真感光材料12を、吸着盤14および搬送手
段18の作用下に自動現像装置64に供給する作業が行
われている間に、他の写真感光材料12aを緊急に現像
処理する必要が生じる場合がある。その際、本実施例で
は、駆動手段32および搬送手段18の駆動が停止され
た後、第2開閉蓋28が上方に揺動されてシート体挿入
口22が開放されるとともに、モータ74の駆動作用下
に回転軸86のピニオン88a、88bとシャッター板
70のラック78a、78bを介してシャッター板70
が上昇し、排出口16が開放される。そして、写真感光
材料12aが、このシート体挿入口22からシート体供
給装置10内に挿入されてその先端を排出口16に直接
挿入させることができる(図3参照)。このため、写真
感光材料12aの先端部が自動現像装置64内の搬送ロ
ーラ対66に保持され、この搬送ローラ対66の回転作
用下に前記写真感光材料12aが現像処理工程へと送り
出される。
【0024】また、例えば、モータ74やリミットスイ
ッチ94a、94b等の故障によってシャッター手段2
0が作動しなくなった場合には、第2開閉蓋28を上方
に揺動してシャッター板70の壁面に設けた把手72を
持って上方に手動で移動させることにより、排出口16
を開放することができる。そして写真感光材料12、1
2aをガイド板62を介して排出口16から自動現像装
置64に送り込むことができる。シート体供給装置10
から自動現像装置64に写真感光材料12、12aが供
給された後、把手72を持って下方に押し下げシャッタ
ー板70をガイド板62に密着させて排出口16を閉塞
する。この操作を繰り返すことにより、シャッター手段
20に故障がある場合であってもシート体供給装置10
より自動現像装置に対して写真感光材料12aを供給す
ることができるという効果が得られる。
【0025】このように、本実施例では、シート体供給
装置10の第2開閉蓋28を開放して写真感光材料12
aをシート体挿入口22から排出口16に直接挿入する
ことができるため、この写真感光材料12aを迅速に自
動現像装置64に供給して効率的な現像処理が施される
という効果が得られる。また、シート体供給装置10が
故障した場合、特に、シャッター手段20が故障した場
合であっても、シャッター板70を手動で引き上げるこ
とでシート体供給装置10を駆動させる必要がなく、写
真感光材料12、12aを支障なく自動現像装置64へ
と供給することができる。
【0026】なお、本実施例では、シャッター手段20
の開閉をモータ74に連結された回転軸86の回転作用
下に上下方向に指向して変位するシャッター板70によ
り行っているが、例えば第2開閉蓋28の開閉動作に連
動するリンク機構や歯車列等により機械的に行うことも
できる。
【0027】また、本実施例においては、装置外のシー
ト体としてシート状の写真感光材料12aを用いた例を
示したが、図5に示すようなロール状の写真感光材料1
2bを用いることもできる。
【0028】すなわち、図5において、参照符号102
はロールフイルム用マガジンを示し、写真感光材料12
bが、巻芯106にロール状に巻かれて遮光状態でこの
マガジン102内に収容されており、その先端部を遮光
用ローラ108に挟持されて開口110から引き出され
る。
【0029】そこで、第2開閉蓋28が開放された状態
で、マガジン102がシート体挿入口22に対応して載
置される。次に、写真感光材料12bの先端部がマガジ
ン102から引き出されて搬送ローラ対66に挟持され
、この搬送ローラ対66の作用下に自動現像装置64内
に送り込まれる。これにより、シート状の写真感光材料
12aの代わりにロール状の写真感光材料12bも処理
することができる。この場合、図5の破線で示される上
方に凸状の第2開閉蓋28aを用い、ロールフイルム用
マガジン102を内部に収容して第2開閉蓋28aを閉
蓋すれば、明室下でロール状の写真感光材料12bを自
動現像装置64内へ送給することができる。
【0030】また、ロールフイルム用マガジン102を
内部に収容する別の実施例を図6に示す。
【0031】すなわち、図6において、シート体配置部
位11にマガジン受け台120が配設されており、第1
開閉蓋26が開放された状態で、マガジン102が前記
マガジン受け台120に載置される。次に、ロール状の
写真感光材料12bの先端部を遮光用ローラ108に挟
持されて開口110から引き出されてローラ対122に
挟持される。
【0032】そこで、第2開閉蓋28が開放された状態
で、前記ロール状の写真感光材料12bの先端部がガイ
ド板1244上を引かれ、搬送ローラ対66に挟持され
、この搬送ローラ対66の作用下に自動現像装置64内
に送り込まれる。
【0033】また、本実施例では、画像記録終了後の写
真感光材料12を自動現像装置64に搬送する場合につ
いて説明したが、未露光の写真感光材料12を一枚ずつ
画像記録装置に搬送する場合にも、同様に使用すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るシート体供給装置によれば
、以下の効果が得られる。
【0035】積層されているシート体が、枚葉手段およ
び搬送手段を介して自動現像装置等に供給されている際
に、緊急に現像等が必要なシート体がある場合やシャッ
ター手段が故障した場合、このシート体をシート体挿入
口から排出口に直接導入させることができ、また、シャ
ッター手段を手動によって開閉させることができるため
、シート体供給装置の状態によらず迅速に現像処理が遂
行される。これによって、シート体の供給作業が円滑に
かつ効率的に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート体供給装置の概略構成図で
ある。
【図2】前記シート体供給装置の要部説明図である。
【図3】前記シート体供給装置の動作説明図である。
【図4】前記シート体供給装置のシャッター手段の正面
図である。
【図5】他の実施例に係るシート体供給装置の要部説明
図である。
【図6】他の実施例に係るシート体供給装置の要部説明
図である。
【符号の説明】
10…シート体供給装置 11…シート体配置部位 12、12a、12b…写真感光材料 14…吸着盤 16…排出口 18…搬送手段 20…シャッター手段 22…シート体挿入口 24…シート体装填口 26、28、28a…開閉蓋 32…駆動手段 64…自動現像装置 66…搬送ローラ対 70…シャッター板 72…把手 74…モータ 78a、78b…ラック 86…回転軸 88a、88b…ピニオン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート体配置部位に積層されているシート
    体の最上層のシート体を取り出すための枚葉手段と、前
    記取り出されたシート体を排出口まで搬送するための搬
    送手段と、前記排出口を開閉自在なシャッター手段と、
    装置外のシート体を前記排出口に直接導入させるための
    シート体挿入口とを備えることを特徴とするシート体供
    給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート体供給装置において
    、シャッター手段は、排出口を開閉するシャッター板と
    、前記シャッター板に取着または一体構造とされ、シャ
    ッター板を変位させるための把手と、前記シャッター板
    を変位させるための駆動源と、前記駆動源による駆動力
    を前記シャッター板に伝達する伝達手段とを備えること
    を特徴とするシート体供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61193951U (ja) * 1985-05-28 1986-12-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61193951U (ja) * 1985-05-28 1986-12-03

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