JP2872366B2 - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JP2872366B2
JP2872366B2 JP19329290A JP19329290A JP2872366B2 JP 2872366 B2 JP2872366 B2 JP 2872366B2 JP 19329290 A JP19329290 A JP 19329290A JP 19329290 A JP19329290 A JP 19329290A JP 2872366 B2 JP2872366 B2 JP 2872366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シート給送装置、特に多数枚の感光性フィ
ルム、コート紙等を1枚ずつ送り出すために積層状態で
収納するマガジンに関する。
従来の技術と課題 従来、複写機やプリンタの分野で、マガジン内に積層
されている多数枚のシートを最上部のものから1枚ずつ
ピックアップして給送する装置が種々知られている。と
ころで、マガジンから送り出されるシートは、マガジン
の装置へのセット状態に位置ずれが生じていたり、給送
途中で斜行が生じることを考慮して、少なくとも給送後
の処理位置(例えば、画像露光位置)の直前で、給送方
向と直交する方向(以下、幅方向と記す)に姿勢を矯正
する必要がある。装置の小型化のため、マガジンと画像
露光位置との間を短く設定すると、シートは略前半部分
がマガジンから引き出された状態で、換言すれば、シー
トの略後半部分がマガジン内に残った状態で幅方向に姿
勢を矯正されることとなる。しかし、このような斜行補
正ないしは位置規制に際しては、シートの後端がマガジ
ンの側壁部に当接し、姿勢の矯正が十分に行なわれない
という問題点が発生する。
そこで、本発明の課題は、シートの姿勢矯正を正確に
行なうことができるシート給送装置を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明係るシート給送装
置は以下の構成からなる: A.マガジン内で積層されているシートの側部を位置規制
する第1及び第2のリブ、第1のリブはシート給送方向
の先端側に設置され、第2のリブはシート給送方向の後
端側に設置されている; B.マガジン内で積層されているシートの側部を位置規制
することのない凹部、この凹部は第1及び第2のリブの
中間部分に設置されている; C.マガジン内で積層されている最上部のシートの先端側
を持ち上げ、該シートをその側部と平行な方向に送り出
すピックアップ手段、このピックアップ手段はシートを
その先端側が第1のリブから離間するまで該シートを持
ち上げて送り出す; D.前記ピックアップ手段で送り出されたシートの斜行を
補正する補正手段、この補正手段はピックアップ手段が
送り出されたシートに対する拘束を解除し、かつ、該シ
ートの後端側が前記凹部と対向している間に斜行を補正
する。
以上の構成からなるシート給送装置において、マガジ
ンに積層されているシートはピックアップ手段によって
最上部のものから1枚ずつ先端側を持ち上げられて給送
され、該シートの先端側がマガジンから引き出された状
態で幅方向に斜行を補正される。この斜行補正時におい
て、シートの後端側は第1及び第2のリブの中間部分で
ある凹部と対向しており、斜行補正動作でシートの後端
側が幅方向に振れたとしても、該後端側がマガジンの側
壁部に当接することはなく、シートの姿勢矯正が正確に
行なわれることになる。
実施例 以下、本発明に係るシート給送装置の実施例を添付図
面に基づいて説明する。
第1図に、本発明に係るシート給送装置を含むプリン
タ装置の全体構成を示す。このプリンタ装置10は、内部
を暗箱状態に形成された本体11内に、主に電装ボックス
12、フィルムマガジン13、フィルム給送装置14、フィル
ム搬送部15、光学ユニット16、副走査ユニット18及びレ
シーブマガジン19がそれぞれ図示のように配設されてい
る。
マガジン13は、電装ボックス12の直像に交換自在に装
填され、未露光の感光性フィルム20を積層して収納した
もので、上面を遮光性のシート状カバー41(第2図参
照)で必要に応じて自動的に開口部を形成したり、遮蔽
したりするように構成されている。
前記マガジン13上には、この中に収納された感光性フ
ィルム20を1枚ずつ給送するためのバキューム方式のフ
ィルム給送装置14が設けられている。この給送装置14
は、真空吸着盤21を有する吸着盤保持ユニット22がアー
ム23の先端に取り付けられ、真空吸着盤21が水平の姿勢
を保ちながら支軸24を中心に矢印で示すように揺動し、
最上部のフィルム20を吸着してフィルム搬送部15の入口
部に接離可能に設置された搬送用ローラ対25a,25bの間
に送り込むように構成されている。
フィルム搬送部15の搬送用ローラ対25a,25bの上ロー
ラ25aは下ローラ25bに対して接離可能に支軸28を中心に
揺動し、その開放状態において真空吸着盤21でピックア
ップされた1枚のフィルム20の先端が挿入され、次いで
圧接状態においてくわえ込んだフィルム20を搬送ガイド
板29上に送るようになっている。ストッパ32は支軸33を
支点として揺動可能に設置され、支軸33の端部に連結さ
れたソレノイド34(第3図参照)がオフ状態にあると
き、搬送部15から退避している。ソレノイド34がオンさ
れるとストッパ32が搬送部15に進入し、搬送ガイド板29
上を送られてきたフィルム20はこのストッパ32に当接
し、位置規制されて一時停止する。また、フィルム20の
搬送不良は、フィルム検出用のセンサSE1とタイマとの
組合わせで検出される。
副走査ユニット18は弾性部材で被覆された回転自在な
上側のニップローラ35a,35bと第1図反時計回り方向に
回転駆動される副走査ドラム36からなる。前記フィルム
20はストッパ32を開放することにより、副走査ドラム36
錠を移動し、このとき光学ユニット16から副走査ドラム
36の軸方向に主走査されるレーザビームにて画像露光さ
れる。このようにして露光されたフィルム20は、レシー
ブマガジン19内に排出される。そして、レシーブマガジ
ン19内に収容された露光後のフィルム20は、レシーブマ
ガジン19を遮光状態としてレシーブマガジン19ごとプリ
ンタ装置10外へ取り出され、その後現象処理されること
となる。なお、レシーブマガジン19の位置に現像装置を
内蔵させておき、露光後のフィルム20を逐次現像してプ
リンタ装置10外へと排出するようにしてもよい。
一方、本プリンタ装置10に隣接してホスト装置1が設
置されている。プリントすべき画像情報はこのホスト装
置1から1画像分ずつプリンタ装置10に通信される。
ここで、マガジン13の構成、特にカバー巻取り装置に
ついて第2図を参照して説明する。
感光性フィルム20を積層状態で収容するマガジン13
は、遮光性プラスチック製の箱体をなし、上面には鍔部
13aがフランジ状に設けられている。この鍔部13aには粘
着テープが貼り付けられている。マガジン13の上面には
遮光性のシート状カバー41が鍔部13aに粘着テープによ
り繰り返し剥離あるいは貼着されるように設けられてい
る。
マガジン13は、枠状のマガジン載置台39上に鍔部13a
が載置された状態で装置本体11内に装填される。なお、
マガジン13のシート状カバー41を鍔部13a上に確実に貼
着するために、鍔部13aを載置するマガジン載置台39の
載置部39aの上面にはクッション材が設けられている。
このマガジン載置台39は前後部に設けた2本の基台40,4
0上に一体的に固定されている。また、この基台40,40は
マガジン装着部のドア(図示せず)を開けることによ
り、装置本体11内より第2図中右斜め下方に引出し可能
となっている。従って、装置本体11内へのマガジン13の
装填は基台40,40を引き出すことによって行なわれる。
カバー巻取り部は、マガジン13のカバー41を巻き取っ
て剥離及び巻き戻して貼着するためのもので、マガジン
13及びマガジン載置台39を下方及び両側部で取り囲む支
持フレーム42に巻取り軸17を回転可能に設置すると共
に、巻取りモータ(図示せず)及びギヤ機構43a,43bが
設置されている。支持フレーム42は、巻取り軸17がマガ
ジン13の鍔部13a上を水平移動するように、支持フレー
ム42に設けられたピニオン47,47が基台40,40上に掛け渡
されたラック保持板45,45上のラック45a,45bと係合して
いる。
カバー41の巻取り時には、巻取りモータにて回転駆動
されるギヤ44がギヤ機構43aに係合し、巻取り軸17が矢
印w方向へ回転する。この回転によって予め先端部分が
巻取り軸17に係止されたカバー41が巻取り軸17の周囲に
順次巻き取られ、支持フレーム42がラック45a,45a上で
矢印b方向に移動する。これによって、カバー41がマガ
ジン13の鍔部13a上から剥離され、内部に収容されてい
るフィルム20を取り出すのに必要な開口部を形成する。
一方、カバー41を巻き戻す際には、ギヤ44をギヤ機構
43bに係合させ、巻取りモータを逆転させる。これにて
ピニオン47が矢印rw方向に回転駆動され、支持フレーム
42が矢印b′方向に移動する。このとき、巻取り軸17は
フリー状態であり、巻取り軸17は鍔部13a上を矢印rw方
向に従動回転し、その外周に巻き取られているカバー41
を順次鍔部13a上に貼り付けていく。このとき、載置部3
9aの上面にクッション材61が設けられているため、載置
部39aと巻取り軸17の間でマガジン13のカバー41と鍔部1
3aは十分に密着されて確実な遮蔽が行なわれている。
次に、フィルム給送装置14、特にフィルム20を給送方
向Aに対して幅方向に位置規制する側部規制板50,50の
構成と作用について、第3図、第4図を参照して説明す
る。
前記マガジン13はその中に積層されているフィルム20
の先端が第3図中B点に位置するようにセットされる。
真空吸着盤21は幅方向に3箇所設置され、最上部のフィ
ルム20の先端部分を吸着可能に設置されている。また、
左右の吸着盤21に隣接して左右一対の側部規制板50,55
が設置されている。この側部規制板50,55はガイドブロ
ック51,56に水平方向に固定したフィルム捌き爪52,57の
先端にフィルム20を挾み込むように垂直方向に取り付け
られ、奥方の側部規制板55には弾性を有するプラスチッ
クフィルム59が内側に貼着されている。
搬送ガイド板29の下方にはフレーム60が給送方向Aに
直交する方向に設置され、前記ガイドブロック51,56は
このフレーム60上の突片60a,60b,60c,60dに設けたガイ
ドロッド61,62にフィルム20の幅方向にスライド自在に
装着されている。また、ガイドロッド61,62と平行にフ
レーム60の全長にわたってタイミングベルト63がプーリ
64a,64bに張り渡され、ガイドブロック51はベルト63の
上側に、ガイドブロック56はベルト63の下側に固定され
ている。フレーム60の奥方にはパルスモータ65が設置さ
れ、その出力軸に固定されたウォーム66と噛合するウォ
ームホイール67はプーリ64aと共に支軸68に固定されて
いる。従って、パルスモータ65を正転させるとタイミン
グベルト63が第4図中矢印c方向に回転し、ガイドブロ
ック51,56が捌き爪52,57、側部規制板50,55と共に内方
に移動する。一方、パルスモータ65を逆転させるとタイ
ミングベルト63が矢印cとは逆方向に回転し、ガイドブ
ロック51,56が捌き爪52,57、側部規制板50,55と共に外
方に移動する。
側部規制板50,55の移動量はパルスモータ65へ印加す
る駆動パルス数によって制御される。そのため、捌き爪
57にはスリット58aを有する突片58が奥方に突設される
と共に、この突片58及びスリット58aを検出するための
フォトセンサSE2,SE3がフレーム60に取り付けられてい
る。フォトセンサSE2はパルスモータ65が逆転されてい
るときに突片58の先端を検出する。この検出信号によっ
てパルスモータ65の逆転がオフされ、側部規制板50,55
がホームポジション(第3図、第4図中点線で示す)に
セットされることとなる。フォトセンサSE3は突片58の
スリット58aを検出するためのもので、この検出信号に
よって側部規制板50,55が規制位置(第3図、第4図中
実線で示す)にセットされる。
フィルム20の幅規制時において、側部規制板50はフィ
ルム20の一側部に対応する規制位置C(第3図参照)に
セットされる。一方、いまひとつの側部規制板55はフィ
ルム20の他側部よりも3mm程外方にセットされ、内側に
貼着されたプラスチックフィルム59がフィルム20を弾性
的に押圧し、フィルム20を側部規制板50を基準として幅
方向に位置規制する。これは、フィルム20の幅寸法に一
定の公差が存在し、この公差を吸収してフィルム20の給
送位置を正確に規制するためである。
ここで、フィルム給送動作の概略を説明すると、ま
ず、真空吸着盤21が下降し、マガジン13内のフィルム20
の表面に吸着する。その後真空吸着盤21が上昇し、吸着
されたフィルム20の先端部が持ち上げられる。この持ち
上げ途中において、フィルム20の左右端部が捌き爪52,5
7に下方から当接し、フィルム20の左右端部が若干下方
に湾曲した状態で捌き爪52,57をいわば乗り越える。仮
に、最上部のフィルム20の裏面に密着して複数枚のフィ
ルム20が同時に持ち上げられたとしても、2枚目以降の
フィルム20は捌き爪52,57を乗り越える際に剥がれてマ
ガジン13内へ落下することとなる。
このようにして捌かれた1枚のフィルム20の先端部
は、上ローラ25aが上方へ退避した状態の下ローラ25b上
に位置し、ここで真空吸着盤21による吸着が解除され
る。その後、上ローラ25aが下降することにより、フィ
ルム20は下ローラ25b及び上ローラ25aに先端部をくわえ
込まれ、ガイド板29上を副走査ユニット18へ向かって搬
送される。
その後、所定時間の間にフィルム20がフィルムセンサ
SE1の検出点に到達してフィルムセンサSE1をオンする
と、上ローラ25aが再び上昇する。下ローラ25bに対する
回転駆動は継続され、フィルム20はほとど拘束されない
状態で下ローラ25bのみから搬送力を受け、先端がスト
ッパ32で規制されることから斜行が補正される。同時
に、フィルム20がガイド板29上を搬送中はフィルム20の
両側より若干外方に退避していた側部規制板50,55が規
定位置まで移動し(第3図、第4図中実線位置)、フィ
ルム20の給送位置を規制する。
ところで、フィルム20の先端がストッパ32で規制され
た状態で斜行補正されるとき、ないしは側部規制板50,5
5にて位置規制されるとき、フィルム20は、第7図、第
8図に示すように、前半部分がマガジン13から引き出さ
れ、後半部分は未だマガジン13内に残されたままであ
る。マガジン13が基準センターラインLに対して角度θ
だけずれた位置(ラインL′)にセットされた場合、フ
ィルム20は必然的に実線位置に矯正される。マガジン13
の内側壁にはフィルム20を位置決めすると共に側壁の強
度を補強するため、フロントリブ71、リアリブ72、サイ
ドリブ73a,73bが形成されている。サイドリブ73a,73bは
給送方向Aに沿って側壁部の先端部と後端部に位置し、
その中間部分は凹部74とされている。
従って、フィルム20が第7図中実線位置へ斜行補正な
いしは位置規制されたとき、フィルム20の後端は凹部74
に位置し、姿勢矯正が何ら阻害されることはない。従来
では、マガジン13の側壁部は二点鎖線位置まで張り出し
ていたが、これではフィルム20の後端が側壁部に当接
し、姿勢矯正処理が不十分となる。
第9図、第10図はマガジンの他の実施例を示す。
このマガジン13はサイドリブ73a,73bの中間部分の凹
部74に背の低いサイドリブ737cを設けると共に、後部サ
イドリブ73bに斜面73b′を形成したものである。フィル
ム20は搬送不良が生じると搬送ローラ対25a,25bを逆転
させてマガジン13内へ戻される。傾斜面73b′はこのフ
ィルム戻し時においてフィルム20の後端をガイドし、フ
ィルム20がマガジン13内へ入りやすくする。また、凹部
74に設けたサイドリブ73cはマガジン13の強度を補強す
るためのもので、背が低く設定されていることにより、
フィルム20の斜行補正、位置規制に支障を来すことはな
い。
次に、以上の如く構成されているプリンタ装置10の動
作を第11図、第12図のフローチャートを参照して説明す
る。
第11図はプリント処理を示し、ここではホスト装置1
から通信されるプリント処理信号にて開始される。但
し、プリンタ装置10の図示しない操作パネル上のプリン
トスイッチをオンして実行することも可能である。
まず、ステップS1では初期動作として、光学ユニット
16及び副走査ユニット18を立ち上がらせる。併せて、各
種パラメータを初期化する。ステップS2ではマガジン13
から最上部のフィルム20を取り出す処理を行なう。即
ち、真空吸着盤21を下降させてフィルム20を吸着すると
共に持ち上げ、フィルム20の先端部を搬送用ローラ対25
a,25bにて挾み込む。ステップS3では搬送用ローラ対25
a,25bを正転駆動し、フィルム20をストッパ32まで搬送
し、斜行補正及び幅方向の位置規制を行なう。この処理
については第12図のフローチャートを参照して詳述す
る。
ステップS4ではフィルム20を副走査ドラム36上で搬送
しつつ光学ユニット16から変調されたレーザビームを照
射し、フィルム20上に画像を形成し、さらにフィルム20
をレシーブマガジン19へ収納する。ステップS5では1枚
のフィルム20に対する処理を終了させる。
第12図は前記ステップS3で実行されるフィルム搬送処
理のサブルーチンを示す。
ここでの処理は、フィルム20の先端部が搬送用ローラ
対25a,25bに挾着されている状態から開始される。な
お、このとき側部規制板50,55はフィルム規制位置から5
mm程外方に退避している(退避はステップS2で行なわれ
る)。
まず、ステップS11でソレノイド34をオンしてストッ
パ32を搬送路に進入させる。続いて、ステップS12で搬
送モータをオンして搬送用下ローラ25bを正転させる。
これによって、フィルム20がガイド板29上を矢印A方向
に搬送され始める。同時に、ステップS13でタイマをオ
ンさせ、ステップS14でタイマに設定されている所定時
間内にフィルムセンサSE1がオンしたか否か、即ち、フ
ィルム20が正常にフィルムセンサSE1の検出点まで搬送
されたか否かを判断する。所定時間内にフィルムセンサ
SE1がオンすればフィルム20が正常に送られているもの
と判断し、ステップS15でタイマをクリアし、ステップS
16で搬送用上ローラ25aを上昇させる。これにて、フィ
ルム20は先端がストッパ32に当接した状態で搬送用下ロ
ーラ25bのみから矢印A方向の搬送力を受け、もし斜行
していれば補正される。
次に、ステップS17でパルスモータ65を正転駆動し、
側部規制板50,55を退避位置から内方へ移動させる。こ
の移動は第3図に示した突片58のスリット58aがフォト
センサSE3にて検出されるまで行なわれ、側部規制板50,
55がフィルム両端部の規制位置まで移動することとな
る。これにて、フィルム20が幅方向に位置を規制され
る。このとき、フィルム20の後端はマガジン13内の凹部
74に位置し、斜行補正、位置規制が十分に行なわれるこ
とは前述のとおりである。
以上の処理を確実に行なうため、ステップS18で装置
を0.5秒待機させる。次に、ステップS19で搬送用上ロー
ラ25aを下降させてフィルム20を把み直すと共に、ステ
ップS20でストッパ32を搬送路外へと退避させる。同時
に、ステップS21でパルスモータ65を逆転させ、側部規
制板50,55を5mm程外方へ退避させる。以後、フィルム20
は前記ステップS4での画像露光処理を施される。このと
き、側部規制板50,55は若干外方へ退避しているため、
画像露光中のフィルム20の側部がこすられてバンディン
グが発生するおそれはい。
一方、前記ステップS14で所定時間中にフィルムセン
サSE1がオンしない場合には、フィルム20は正常に搬送
されていないので、この場合にはステップS22でタイム
アウトの判断がなされ、ステップS24で搬送モータをオ
フすると共に、ステップS25で副走査ドラム駆動モータ
をオフする。これにて、フィルム搬送系が停止する。同
時に、この場合は露光前におけるフィルム搬送不良であ
るので、ステップS26でその旨を表示するための搬送不
良フラグを「1」にセットし、プリンタ装置10の表示パ
ネルに露光前のフィルム搬送が不良であることを表示
し、このサブルーチンを終了する。
ここでフィルム搬送不良の発生が検出されると、図示
しない他のサブルーチンにより搬送用ローラ対25a,25b
を逆転させ、フィルム20をマガジン13内へ戻す処理を実
行する。
なお、本発明に係るシート給送装置は以上の実施例に
限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更することができる。また、シート給送装置に関しても
種々の構成、制御形態を採用することができる。
特に、フィルム20は種々のサイズが存在し、マガジン
13はサイズごとに専用のものが用いられる。従って、側
部規制板50,55、捌き爪52,57はフィルムサイズに対応し
た規制位置及び退避位置へパルスモータ65にて移動され
る。フィルム20のサイズに関しては、マガジン13が本体
11に装填される際に自動的に検出する手段を設ければよ
い。但し、オペレータが図示しない操作パネル上でサイ
ズを入力するようにしてもよい。
フィルム20のピックアップ手段としては真空吸着盤以
外の手段を採用することもできる。
さらに、マガジン13に収納されるシートに関しては感
光性フィルムのみならず、複写紙、特にコート紙であっ
てもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、マガ
ジンの側壁部にシート側部を位置規制するリブをシート
給送方向の先端側と後端側とに設け、このリブとリブの
中間部分をシート側部を位置規制することのない凹部と
したため、シートの略前半部分がマガジンから引き出さ
れたときにフィムルの斜行補正、位置規制が行なわれた
場合、マガジン内に残されているフィルムの後端がマガ
ジンの側壁部に当接することはなく、フィルムの姿勢矯
正が正確に行なわれる。従って、マガジンのセットにそ
れ程神経質になる必要がなく、給送されたフィルムの処
理(例えば、画像露光処理)が正確に行なわれることと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート給送装置を含むプリンタ装
置の全体構成図、第2図はマガジンのセット状態及びカ
バーの巻取り状態を示す斜視図、第3図は給送装置の平
面図、第4図は給送装置の正面図である。第5図はマガ
ジンの平面図、第6図は第5図のVI−VI断面図である。
第7図はフィルムの姿勢矯正処理を説明するための平面
図、第8図は第7図の正面図である。第9図はマガジン
の他の例を示す平面図、第10図は第9図の正面図であ
る。第11図、第12図はプリンタ装置の制御手順の一部を
示すフローチャート図である。 12……マガジン、14……フィルム給送装置、20……フィ
ルム、21……真空吸着盤、50,55……側部規制板、73a,7
3b……リブ、74……凹部。
フロントページの続き (72)発明者 武井 一 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 佐野 誉 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マガジン内に積層されている多数枚のシー
    トを、最上部のシートから順次1枚ずつシートの側部と
    平行な方向に給送するシート給送装置において、以下の
    構成からなる: マガジン内で積層されているシートの側部を位置規制す
    る第1及び第2のリブ、第1のリブはシート給送方向の
    先端側に設置され、第2のリブはシート給送方向の後端
    側に設置されている; マガジン内で積層されているシートの側部を位置規制す
    ることのない凹部、この凹部は第1及び第2のリブの中
    間部分に設置されている; マガジン内で積層されている最上部のシートの先端側を
    持ち上げ、該シートをその側部と平行な方向に送り出す
    ピックアップ手段、このピックアップ手段はシートをそ
    の先端側が第1のリブから離間するまで該シートを持ち
    上げて送り出す; 前記ピックアップ手段で送り出されたシートの斜行を補
    正する補正手段、この補正手段はピックアップ手段が送
    り出されたシートに対する拘束を解除し、かつ、該シー
    トの後端側が前記凹部と対向している間に斜行を補正す
    る。
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