JPH04250213A - 土木用ネットの敷設方法 - Google Patents

土木用ネットの敷設方法

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JPH04250213A
JPH04250213A JP2530891A JP2530891A JPH04250213A JP H04250213 A JPH04250213 A JP H04250213A JP 2530891 A JP2530891 A JP 2530891A JP 2530891 A JP2530891 A JP 2530891A JP H04250213 A JPH04250213 A JP H04250213A
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JP
Japan
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net
civil engineering
netting
water surface
soft ground
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JP2530891A
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Joji Hinobayashi
譲二 日野林
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水面下の軟弱地盤に土木
用ネットを敷設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、海岸等の埋立工事においては
、海底の軟弱地盤を強化するため、図5に示すように土
木用ネット1を引船2等で水面に引き出して海底3の軟
弱地盤に敷設する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
敷設方法では、土木用ネット1を引船2で引き出すとき
に土木用ネット1が図5に示すように自重でたわむため
水の抵抗が増大し、場合によってはネット1が海底3の
ヘドロと絡み合って大きい抵抗力が作用するため、土木
用ネット1の引き出しが途中から困難になったり、土木
用ネット1が破れたりする問題があった。
【0004】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、土木用ネットを破らない
で水面に容易に引き出すことができる敷設方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の敷設方法は、浮子を多数連結して成るネット
防沈具の上に土木用ネットを重ねて軟弱地盤上の水面に
引き出した後、ネット防沈具を取り除くことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明の敷設方法によれば、土木用ネットがネ
ット防沈具に載って水面に浮いたまま引き出されるので
、水面下で水の抵抗を殆ど受けず、しかも軟弱地盤と接
触することもないので、土木用ネットの引き出し作業が
極めて容易になり、土木用ネットが破れる心配もなくな
る。そして、土木用ネットを引き出してからネット防沈
具を取り除くと、土木用ネットが自重で沈降して軟弱地
盤の表面に敷設される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は本発明敷設方法の一実施例の説明図
、図2は土木用ネットを引き出すところを示す平面図、
図3はネット防沈具の部分斜視図である。
【0009】図において、1は土木用ネット、2は引船
、3は海底の軟弱地盤、4は水面、5はネット防沈具、
6は海岸に設置した繰出機を示しており、この繰出機6
の上下のロールから土木用ネット1とネット防沈具5が
繰出される。
【0010】土木用ネット1としては、従来から敷網用
として多用されている高強度の合成樹脂ネットや樹脂を
含浸した合成繊維ネット等が使用され、網目の大きさが
5〜50mm程度でネット幅が5〜10m程度のものが
好適に使用される。
【0011】一方、ネット防沈具5は、ネット幅より長
い浮子5aを数m間隔で並べて各浮子5aの両端を2本
のロープ5b,5bにより梯子状に連結したのもので、
各ロープ5bの先端は、牽引ロープ5cの付いた棒体5
dに固定されている。上記の浮子5aは両端が閉塞した
筒状ないし枕状のもので、弗素コーティングやシリコン
コーティングを施した気密性の布地で作製されている。 各浮子5aは両端にフック5eが設けられ、このフック
5eをロープ5bに固定された連結金具5fに着脱自在
に係合することによってロープ5bに取付けられている
。また、各浮子5aの一端にはバルブ5gが設けられ、
このバルブ5gを通じて空気を出し入れすると浮力を増
減調節できるようになっている。
【0012】この実施例の敷設方法では、まず、上記の
土木用ネット1とネット防沈具5を繰出機6の上下のロ
ールから繰出して、ネット防沈具5の牽引ロープ5cを
引船2につなぐと共に、土木用ネット1の先端をネット
防沈具5先端の棒体5dに着脱自在に仮固定し、土木用
ネット1をネット防沈具5の上に重ねた状態で引船2に
より水面4に引き出す。そして、ネット防沈具5の各浮
子5aのバルブ5gを開いて空気を抜き、ネット防沈具
5を取り除いて土木用ネット1を自重で沈降させ、海底
の軟弱地盤3表面に敷設する。
【0013】このように土木用ネット1をネット防沈具
5に重ねて引き出すと、土木用ネット1がネット防沈具
5の浮子5aの浮力で水面4に浮かぶため、水面下で水
の抵抗を殆ど受けなくなり、しかも海底の軟弱地盤3と
絡み合うこともなくなるので、土木用ネット1の引き出
し作業が容易になり、従来のように土木用ネット1が水
の抵抗や海底の軟弱地盤3との絡み合いによって途中か
ら引き出し困難になったり、土木用ネットが破れたりす
る心配はなくなる。そして上記のように浮子5aの空気
を抜いてネット防沈具5を取り除くと、浮子5aの浮力
が小さくなるためネット防沈具5の除去作業を簡単に行
うことができる。
【0014】上記の実施例では繰出機6を用いて土木用
ネット1とネット防沈具5を繰出すようにしているが、
このような繰出機6を使用しないで、巻回した土木用ネ
ット1とネット防沈具5を手で巻き戻しながら繰出して
もよい。また、ネット防沈具もこの実施例のものに限定
されるものではなく、浮子の種類や連結構造が異なる種
々のネット防沈具を使用することができる。
【0015】図4はそのような浮子の種類や連結構造が
異なるネット防沈具の他の例を示す平面図であって、こ
のものは、発泡スチロール等の高発泡倍率の樹脂発泡体
よりなる短尺筒状の浮子5hをロープ5iに挿通し、こ
の浮子5hを挿通したロープ5iを数m間隔で平行に並
べて両側の2本のロープ5b,5bに連結することより
、梯子状のネット防沈具としたものである。その他の構
成は前記実施例のものと同様であるので、同一部材に同
一符号を付して説明を省略する。このようなネット防沈
具を用いる場合も、土木用ネット1を水面4に浮かせた
まま引き出せるので本発明の目的を達成できるが、前記
実施例のネット防沈具5のように浮力調節を行えないの
で、土木用ネット1を引き出した後のネット防沈具を取
り除く作業がやや面倒になる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の土木用ネットの敷設方法によれば、土木用ネットを水
面に引き出すときに土木用ネットが大きい水の抵抗を受
けたり水面下の軟弱地盤と絡み合うことがなくなるので
、土木用ネットを破ることなく容易に引き出すことがで
き、作業性が大幅に向上するといった顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の土木用ネットの敷設方法の一実施例を
示す説明図。
【図2】同実施例の土木用ネットを引き出すところを示
す平面図。
【図3】同実施例に用いるネット防沈具の部分斜視図。
【図4】ネット防沈具の他の例を示す部分平面図。
【図5】従来の土木用ネットの敷設方法を示す説明図。
【符号の説明】
1  土木用ネット 3  軟弱地盤 4  水面 5  ネット防沈具 5a  浮子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮子を多数連結して成るネット防沈具の上
    に土木用ネットを重ねて軟弱地盤上の水面に引き出した
    後、ネット防沈具を取り除くことを特徴とする土木用ネ
    ットの敷設方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429370B1 (ko) * 2001-05-16 2004-04-28 최귀봉 토목섬유를 이용한 호안 제체 축조를 위한 수중과 지상단위 재하재 및 이를 이용한 축조방법
KR100719069B1 (ko) * 2006-10-18 2007-05-16 주식회사 세일종합기술공사 저면매트 부설방법 및 이를 이용한 저면매트 부설설비

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429370B1 (ko) * 2001-05-16 2004-04-28 최귀봉 토목섬유를 이용한 호안 제체 축조를 위한 수중과 지상단위 재하재 및 이를 이용한 축조방법
KR100719069B1 (ko) * 2006-10-18 2007-05-16 주식회사 세일종합기술공사 저면매트 부설방법 및 이를 이용한 저면매트 부설설비

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JP2799525B2 (ja) 1998-09-17

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