JP2559128Y2 - 防護ネット - Google Patents

防護ネット

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JP2559128Y2
JP2559128Y2 JP1992036908U JP3690892U JP2559128Y2 JP 2559128 Y2 JP2559128 Y2 JP 2559128Y2 JP 1992036908 U JP1992036908 U JP 1992036908U JP 3690892 U JP3690892 U JP 3690892U JP 2559128 Y2 JP2559128 Y2 JP 2559128Y2
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進 山田
和彦 原野
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出光エンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は防護ネットに係り、特に
海底工事等に伴う潜水作業を行う際に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、例えば磁気探査工事、海底設置用機
器等の設置,点検補修工事、海底油田の開発や海底パイ
プラインの設置工事等、海中および海底で行われる潜水
作業が増えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、世界各地の
海で鮫等に襲われる事故が発生しており、上記潜水作業
時にも鮫等に襲われる事故がつきものである。鮫よけ用
の対策としては、潜水作業者が充分注意をはらって作業
を行うしかなかった。しかし、魚網を沈めて作業区域を
囲うことが考えられるが、魚網では鮫等に噛み切られて
しまう恐れがあり、安全は保証されないという問題があ
った。また、魚網では重量が軽いので潮流の影響を受け
やすく、特に潜水作業が深い海で行われる場合、魚網が
流されてしまい所定の位置に固定するのが困難である。
そのため、一旦所定の位置に固定した後、別の位置で作
業するためにその位置に移動させる作業も、時間と手間
とがかかるものである。さらに、鉄製等の避難用の檻を
海底に沈めて置き、鮫等が現れた際はすぐに檻に逃げ込
むことも考えられるが、これだと常に鮫等に注意をはら
わなければならず、作業性が悪く、いずれにしても、こ
れらの問題を解決できる防護ネットの開発が望まれてい
る。
【0004】ここに本考案の目的は、安全性が確保され
るとともに所定の位置に容易に設置でき、かつ、移動が
容易な防護ネットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、第1の考案は、
作業船に設けられた巻上げ機により前記作業船に巻上げ
可能とされるとともに海中で使用される防護ネットであ
って、下端部が海底に接地するとともに作業区域の全周
囲を囲いかつ金属製とされたネット本体と、このネット
本体を装着するとともに海中に支持しかつ海面に浮かべ
られる支持手段とを備えてとを備えて構成したものであ
る。
【0006】第2の考案は、防護ネットの支持手段をフ
ロータとして構成したものである。
【0007】第3の考案は、防護ネットのネット本体を
複数の小ネットを組み合わせて構成したものとした。
【0008】第4の考案は、防護ネットにおけるネット
本体の下部に、この下部と前記フロータとを接続すると
ともに、前記ネット本体を巻き上げおよび降下させる昇
降ロープを設けて構成したものである。
【0009】
【作用】このような第1の考案では、金属製のネット本
体が、その下端部を海底に接地するとともに、支持手段
に装着され、かつ、海中に支持される。ネット本体は金
属製なので、丈夫であり鮫等に襲われても安全であると
ともに、重量が重いので潮流に影響されず、所定の位置
に容易に設置できる。また、ネット本体をその下部が海
底から離れるように巻き上げれば、ネット本体は支持手
段に装着されているので、曳航しやすく、従って、容易
に移動でき、これらによって前記目的が達成される。
【0010】第2の考案では、ネット本体はフロータに
装着されて海中に支持される。ネット本体はフロータに
装着されているので、フロータを曳航すれば防護ネット
全体が容易に移動できる。
【0011】第3の考案では、複数の小ネットを組み合
わせて防護ネットのネット本体を構成する。複数の小ネ
ットを適宜組み合わせるので、防護ネットを長さ方向,
深さ方向ともに短縮,延長することができ、防護ネット
の大きさを使用目的に応じて自在に変えられる。
【0012】第4の考案では、ネット本体とフロータと
は昇降ロープで接続され、ネット本体は昇降ロープによ
って巻き上げおよび降下させられる。そのため、ネット
本体を巻き上げられれば小さくまとまり、かつ、ネット
本体はフロータに装着されているので、曳航しやすく、
従って、容易に移動される。
【0013】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図面に基づいて
説明する。図1,2には、本実施例の防護ネットが使用
された海底工事用の作業船の全体側面と全体平面とが示
されている。これらの図に示すように、防護ネット1は
作業船10の周囲に張りめぐらされており、防護ネット1
が張りめぐらされた部分が、例えばパイプ等を海底中に
埋設する作業区域Eとされている。
【0014】防護ネット1は、海面に浮かぶ支持手段で
あるフロータ2と、このフロータ2に装着されるととも
に、下端部が海底Sに接地するネット本体3とを備えて
構成されている。そして、図2に示すように全体平面が
略砲弾状に形成されている。このネット本体3の船尾側
10A は他の周囲部より間隔が広くなっており、この部分
が潜水作業時に出入りする出入り口部2Aとされている。
【0015】フロータ2は図3に示すように、多数の浮
子20と、この浮子20同士を連結する連結ロープ21と、連
結された多数の浮子20の全長にわたって被せられたカバ
ー23等で構成されている。そして、フロータ2全体で防
護ネット1を支持できる浮力を有している。本実施例で
の多数の浮子20は発砲スチロール製とされており、一つ
の浮子20の大きさは、例えば直径が60mm,長さが1m程
度の大きさに形成されている。
【0016】また、多数の浮子20のうち船首側10B と船
尾側10A との一部の浮子20B ,20Aは、なだらかなカー
ブを描く屈曲形状とされている。このような浮子20等の
中心部には、例えば塩化ビニール等パイプで形成された
保護部材22が固定されており、この保護部材22内に連結
ロープ21が挿入されている。
【0017】カバー23は例えばポリエステルターポリン
製とされており、図4にも示すように、浮子20の下方で
2枚の連結板24で挟み込まれるとともに、下部には長手
方向に連続する補強ベルト25が固着されている。カバー
23の補強ベルト25が固着された部分には、ベルト25とと
もに所定のピッチで取り付け穴23A が明けられており、
この取り付け穴23A には、ネット本体3のチェーン31が
取り付け可能となっている。
【0018】ネット本体3は、金属製の例えば直径5mm
程度の大きさのチェーン31で格子状の網を組んだものと
なっており、格子の大きさは、鮫等が侵入できないよう
なこの場合50Cm程度の大きさとされている。また、ネッ
ト本体3全体を、同一の金属例えば錆止め加工された鉄
製としてもよいし、もし防護ネット1を磁気探査工事に
使用する際は、ネット本体3自身が磁性を帯びていると
探査に支障をきたすので、本体3の例えば半分から下を
ステンレス製としてもよい。このような格子の接合は図
6に示すように、交差するチェーン31を重ね合わせこれ
らをボルト,ナット26で連結した後、ナットを溶接止め
しナットの緩みを防止している。
【0019】また、ネット本体3は図1および図3,5
に示すように、複数の小ネットつまり、フロータ2に着
脱自在とされる上部のネット3A(以下Aネットという)
と、このAネット3Aの下部に接続可能とされる中央部の
ネット3B(以下Bネットという)と、このBネット3Bの
下部に接続可能とされるとともに、下端部が海底Sに接
地する下部のネット3C(以下Cネットという)とを備え
て構成されており、これらの各ネット3A,3B,3Cを適宜
組み合わせて形成されている。
【0020】Aネット3Aは、前述のようにフロータ2に
着脱自在とされる上部のネットであり、製作時や取扱い
時等の諸条件を考えて最適の大きさ、例えば幅が5m,
長さ(深さ)が10m程度の、平面長方形に形成されてい
る。このAネット3Aの上端部のチェーン31は、まず図
3,4に示すように、シャックル4に引っかけられ、シ
ャックル4のねじピン4Aが、前記カバー23の下部の取り
付け穴23A に挿通された後、シャックル4のねじ部にね
じ込まれることによって連結され、Aネット3Aがフロー
タ2に吊り下げられた状態で装着されるようになってい
る。なお、シャックル4は格子ごとに設けられている。
【0021】Bネット3Bは、前述のようにAネット3Aの
下部に接続されるものであり、Aネット3Aと同様製作時
や取扱い時等の諸条件を考えて最適の大きさ、例えばA
ネット3Aと同じ大きさ、つまり幅が5m,長さが10m程
度の、平面長方形に形成されている。
【0022】図5に示すように、Cネット3Cは、前述の
ようにBネット3BまたはAネット3Aの下部に継ぎ足しさ
れるとともに、下端部が海底Sに接地する下部のネット
であり、各ネット3A,3B同様最適の大きさ、例えば幅が
5m,長さが10m程度の平面長方形に形成されている。
Cネット3Cの底部のチェーン32は、各ネット3A,3B,3C
を形成するチェーン31の径より例えば2倍程度の大きさ
の、直径10mm程度の大きさとされている。これらのチェ
ーン32,31の接合は図示されていないが、他所で使用さ
れるシャックル4より大きな、つまりチェーン32に係合
する大きさのシャックルが使用されて接合される。この
ような底部のチェーン32は、ネット本体3のシンカーの
役割りを兼ね、ネット本体3を所定の位置に固定できる
ようになっている。
【0023】このような各ネット3A,3B,3Cは、図3,
5に示すように、ねじタイプのシャックル4を格子ごと
に配置し、左右に隣合うネット3A,3Aおよび上下に隣合
うネット3A,3B,と3B,3C等とを、作業区域Eの水深に
応じて、特にBネット3Bの数を増減してシャックル4で
連結することによって接続される。
【0024】図1,3,5に示すように、Cネット3Cの
下部には昇降ロープ5が取り付けられている。この昇降
ロープ5は、ネット本体3ひいては防護ネット1を巻き
上げるものであり、海水にも強い例えばポリプロピレン
製とされている。昇降ロープ5の一端は、Cネット3Cの
底部のチェーン32に、このチェーン32と係合可能なシャ
ックル7を介して取り付けられるとともに、他端は、各
ネット3A,3B,3Cの両端に固着されたガイドリング6に
挿通されて、船上に設置された巻上げ機11に連結されて
いる。
【0025】また、Cネット3Cの下部には、図5に示す
ように、底部のチェーン32にシャックル7を介してネッ
トまとめロープ27が取り付けられており、このロープ27
は例えば5m程度の長さとされ、シャックル7から左右
に延びて形成されている。そして、ロープ27の両端は、
シャックル4を介してCネット3Cの適宜の部分のチェー
ン31に仮止めされている。
【0026】巻上げ機11は、図1,7に示すようにモー
タ付きのものとされており、昇降ロープ5に対応させて
複数個設置されている。また船縁には、昇降ロープ5の
巻き上げ等により、船縁が傷まないようにガイドローラ
等を用いたブラケット12が設けられている。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。作業船
10が潜水作業区域Eに停泊した後、船上に置かれた防護
ネット1を、モータ駆動による巻上げ機11によってCネ
ット3Cから順次海中に降ろし、Cネット3Cの下部を海底
に接地させ、モータ駆動を停止する。ネット本体3の長
さは、予め潜水作業区域Eの水深に対応できるように、
A,B,Cの各ネット3A,3B,3Cを組み合わせてあるの
で、Cネット3Cの下部が海底に接地した時、フロータ2
はネット本体3を支持して海面に浮かぶ。
【0028】作業船10からパイプ等必要な資材を海底に
降ろし、作業員は防護ネット1の出入り口2Aから潜り、
防護ネット1内でパイプの埋設等必要な作業を行う。
【0029】作業終了等により帰港したい場合、あるい
は潜水作業区域Eを移動したい場合は、巻上げ機11によ
って昇降ロープ5を巻き上げて、Cネット3Cから順次引
き上げる。この際、まとめロープ27は仮止めを解除して
おく。Cネット3C,Bネット3B,Aネット3Aが水面下、
例えば5m位まで引き上げられた後、ネットまとめロー
プ27をフロータ2に巻き付けシャックル4を介して結び
付け、ネット本体3を一まとめにする。次いで、作業船
10によって防護ネット1を曳航し、帰港あるいは潜水作
業区域Eを移動する。作業区域Eの移動の場合は、所定
の作業区域Eに作業船10が到達した後、前述した作業手
順によって防護ネット1を設置し、作業を行う。
【0030】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、本実施例の防護ネット1はネッ
ト本体3が金属製のチェーン31で形成され、しかも下部
は海底Sに接地しており、全体が堅牢にできているの
で、鮫等の襲撃にも充分に耐えられ、また、喰い千切ら
れる恐れもなく、従って、安全に作業を行うことができ
る。その結果、磁気探査工事、海底設置用機器等の設
置、点検補修工事、海底油田の開発や海底パイプライン
の設置工事等、海中および海底で行うあらゆる潜水作業
に利用できるという効果が生ずる。
【0031】また、防護ネット1はネット本体3が金属
製のチェーン31で形成されているので全体が重く、潮流
に流されたりしない。防護ネット1を所定の位置に設置
するには船から降ろすだけでよく、従って、防護ネット
1の設置が容易に行える。さらに、巻き上げ機11によっ
てCネット3Cを巻き上げ、その下部を海底Sから離せ
ば、ネット本体3はフロータ2に支持されて浮いている
ので、防護ネット1を作業船10で引っ張れば容易に曳航
できる。従って、潜水作業区域Eを容易に移動すること
ができる。
【0032】さらにまた、ネット本体3はA,B,Cの
各ネット3A,3B,3Cを組み合わせ、接続すれば形成でき
るので、ネット本体3の大きさを自在に調整できる。従
って、潜水作業区域Sの広さや作業船10の大きさ等に柔
軟に対応でき、利用価値の大きな防護ネット1とするこ
とができる。また、各ネット3A,3B,3Cの接続も市販の
シャックル4を使用し、隣合うチェーン31同士を繋ぐだ
けで行え、ネット本体3の組み立てが簡単に行えるとい
う効果もある。また、このようにシャックル4を使用し
てチェーン31同士を接合できるので、異種材質間の接合
も容易にできる。従って、使用目的に応じてネット本体
3の材質を変えることができる。
【0033】さらに、Cネット3Cの下端のチェーン32
は、他の部分のチェーン31よりも直径の大きな部材を使
用しており、重くなっているのでシンカーの役目も兼
ね、従って、防護ネット1を海底に確実に固定できる。
【0034】また、防護ネット1はフロータ2とネット
本体3とを着脱自在としてあるので、例えばフロータ2
の浮子20が破損した場合でも、フロータ2を取り出して
その浮子20を修理または交換すればよく、管理が容易で
ある。ネット本体3に関しても、各ネット3A,3B,3Cを
組み合わせ、接続すれば形成できるので、一部のネット
が岩等に引っ掛かり破損しても、そのネットだけを修理
または交換すればよく、修理または交換が容易である。
【0035】図8,9には、本考案の第2実施例が示さ
れている。本実施例は、前記第1実施例におけるフロー
タ2を作業船10としたものである。すなわち、本実施例
では作業船10が支持手段となっており、従って、防護ネ
ット50は作業船10とネット本体3等で構成されている。
ネット本体3は、昇降ロープ5を作業船10の巻き上げ機
である台船ピット51に巻き付けて取り付けられており、
つまり、ネット本体3は作業船10から直接海中に支持さ
れている。台船ピット51はモータあるいは手動により回
転自在とされている。出入り口50A は、作業船10から張
り出された枠52によって形成されており、この出入り口
50A にはタラップ53が取り付けられている。なお、ネッ
ト本体3の構造等は前記第1実施例における構造等と同
一であり、従って、同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
【0036】このような本実施例においては、作業区域
Eで台船ピット51によりネット本体3を海中に降ろし、
前記第1実施例と同様な作業を行う。また、フロータ2
による効果を除いた他の効果を奏することができる他、
フロータ2を使用しないので、その費用およびフロータ
2とネット本体3との取り付け作業等が不要となり、経
費節減となるという効果を付加できる。
【0037】なお、本考案は前述の各実施例に限定され
るものではなく、次に示すような変形例を含むものであ
る。すなわち、前記第1実施例ではフロータ2の浮子20
を発砲スチロール製のものとしたが、これに限らず、要
はネット本体3を支持して浮くことができればよく、例
えば丈夫な浮袋や、球形の浮子、鋼管製の浮子あるいは
オイルホース等を使用してもよいことは当然である。ま
た、発砲スチロール製の浮子20も実施例の大きさにする
必要はない。
【0038】また、前記第1実施例では巻き上げ機11は
モータ駆動されるものとしたが、これに限らず、例えば
手動で巻き上げるものとしてもよい。
【0039】さらに、前記各実施例では、防護ネット
1,50を海底工事用として使用したが、これに限らず、
例えば第1実施例の防護ネット1を牡蠣や海苔等の養殖
用に使用し、あるいは、防護ネット1の内側に魚がぶつ
かっても傷等がつかないような保護部材を取り付けて、
はまち等の魚の養殖に使用する生け簀として使用しても
よい。また、第1実施例の防護ネット1をオイルフェン
スとして使用してもよい。
【0040】その他、本考案の実施の際の具体的な構造
および形状等は、本考案の目的を達成できる範囲であれ
ば他の構造等でもよい。
【0041】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の防護ネ
ットによれば、金属製なので安全性が確保されるととも
、作業船に設けられた巻上げ機により巻き上げ可能な
ので、所定の位置に容易に移動かつ設置できるという効
果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る防護ネットが作業船
に使用された際の全体側面図である。
【図2】図1における全体平面図である。
【図3】本実施例に係る防護ネットの上部および中央部
の詳細図である。
【図4】3におけるIV−IV線断面図である
【図5】本実施例の防護ネット下部の詳細図である。
【図6】3におけるA部詳細図である。
【図7】本実施例の防護ネットを巻き上げた状態図であ
る。
【図8】本考案の第2実施例に係る防護ネットが作業船
に使用された際の全体斜視図である。
【図9】図8における正面図である。
【符号の説明】 1,50 防護ネット 2 フロータ(支持手段) 3 ネット本体 3A 上部ネット(小ネット) 3B 中央部ネット(小ネット) 3C 下部ネット(小ネット) 5 昇降ロープ 10 作業船(支持手段) 20 浮子 31,32 チェーン E 作業区域

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業船に設けられた巻上げ機により前記
    作業船に巻上げ可能とされるとともに海中で使用される
    防護ネットであって、下端部が海底に接地するとともに
    作業区域の全周囲を囲いかつ金属製とされたネット本体
    と、このネット本体を装着するとともに海中に支持しか
    つ海面に浮かべられる支持手段とを備えて構成したこと
    を特徴とする防護ネット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の防護ネットにおいて、前
    記支持手段はフロータとされていることを特徴とする防
    護ネット。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれかに記載の防
    護ネットにおいて、前記ネット本体は複数の小ネットを
    組み合わせて構成したことを特徴とする防護ネット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の防
    護ネットにおいて、前記ネット本体の下部にはこの下部
    と前記フロータとを接続するとともに、前記ネット本体
    を巻き上げおよび降下させる昇降ロープが設けられてい
    ることを特徴とする防護ネット。
JP1992036908U 1992-06-01 1992-06-01 防護ネット Expired - Lifetime JP2559128Y2 (ja)

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