JPH04249692A - パイプカップリングヒンジ - Google Patents

パイプカップリングヒンジ

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JPH04249692A
JPH04249692A JP3124040A JP12404091A JPH04249692A JP H04249692 A JPH04249692 A JP H04249692A JP 3124040 A JP3124040 A JP 3124040A JP 12404091 A JP12404091 A JP 12404091A JP H04249692 A JPH04249692 A JP H04249692A
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hinge
hook
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segment
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Josef Palatchy
ジョウゼフ・パラチイ
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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アーチ状部分からなる
タイプのパイプカップリングに係るもので、上記アーチ
状部分が連結されると、二本の隣接するパイプ端を囲繞
・連結する円形ケーシングとなるパイプカップリングに
関するものである。この種のカップリングは、本発明者
の米国特許出願番号第０７／３５４，２９８号（出願日
１９８９年５月１９日）、米国特許第４，９１５，４１
８号（発行日１９９０年４月１０日）に開示されている
。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上記タ
イプのカップリングは、各セグメントの両端にある径方
向外方に延びる突出物を有する半円形またはアーチ形セ
グメントの一対からなるのが典型である。上記セグメン
トは対応する突起物同士がオーバーラップし、そのオー
バーラップした突出物の一対がボルトとナットまたは同
様の機械的締結要素で固定されるように設けられている
。上記特許に開示されたカップリングでは、２つの隣接
するセグメントの端部は、フック・ループヒンジ構造に
よって連結される。これにより、作業現場等で必要とあ
らばいつでも２つのセグメントを別々に保管すること、
取り扱うこと、組み立てることができるし、場合によっ
ては予め組み立てておくこともできる。セグメントを組
み立てる際には、これらセグメントをそのヒンジを中心
にして回して開き、隣接パイプ端上に一方のセグメント
を置くと共に他方のセグメントを上記一方のセグメント
に整合・係合させる。これにより、ヒンジの付いていな
いオーバーラップした突出部（ラグ）で、セグメントを
ボルト締めできる。この構造は、同様のフック・ループ
ヒンジとボルト接続される一対の突出部により、端と端
が固定される多数のアーチ方部分から成るより大きなカ
ップリングにも適用することができる。
【０００３】カップリングセグメントは、従来Ｕ字形断
面形状をもって形成され、リング状のゴム状材料のよう
な適当なガスケットが、Ｕ字形セグメントで形成された
内部溝に挿入され、隣接するパイプ端を囲繞・シールす
る。従来、セグメントのＵ字形断面を形成する脚部内部
エッジは、カップリング内にパイプを維持するために、
パイプ端近傍に設けられた溝に滑り込ませるように形成
されている。
【０００４】上述のタイプの構造では、製品の製造工場
または作業現場等で、素早く最少限の労働で必要に応じ
てセグメント同士を迅速にヒンジ連結できるようなヒン
ジ構造を提供することが望ましい。特に作業現場では、
セグメントが予め組み立てられていない場合は作業員が
迅速にセグメントを組み立てることができ、またパイプ
に設置するときに不注意に取り扱ったり、色々な角度で
操作しても作業者は組立てられたままであるセグメント
をたよりにすることができるのが望ましい。すなわち、
カップリングは水平に対して色々な角度で配されること
のあるパイプの回りに設けられるのが一般的なので、セ
ングメントが開いているときの色々な角度でのカップリ
ングの動きに拘わらず、ヒンジ連結を保つことを保障す
ることが望ましい。従って、本発明は、セグメントを迅
速に手で組み立てることができると共に、スクリュード
ライバーのような適当な手動工具で故意に分離しない限
り、不注意や粗雑な扱いにもかかわらず、ヒンジ連結さ
れたセグメントが離れないような改良ヒンジ構造に関す
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく考
案された本発明によれば、比較的狭いバンド状のアーチ
壁部を有するアーチ状パイプカップリングセグメントの
隣接端同士をヒンジ結合するためのパイプカップリング
ヒンジであって、上記セグメント同士がそれら隣接端部
において整列されて互いに接続されほぼ円形のケーシン
グを形成し、該ケーシングが一対のパイプの隣接端部を
囲繞・結合し、一つのセグメントの一端がヒンジループ
を有し、隣接するセグメントの対応端が上記ループに係
合するヒンジフックを有し、上記セグメント同士をヒン
ジ結合するタイプのパイプカップリングヒンジにおいて
、上記ヒンジループがほぼＵ字形状を呈すると共に、間
隙を有する一対のサイドレッグを備え、該サイドレッグ
がセグメント壁部と一体的であると共に、該セグメント
壁部の径方向外方に延び、上記ヒンジループが一体的な
基部を備え、該基部が上記セグメント壁部の外方に隔て
られたほぼ直線状のヒンジ軸を形成し、該ヒンジ軸が上
記ケーシング軸にほぼ平行であり、故に上記ヒンジルー
プとサイドレッグと基部とセグメント壁部とにより区画
形成される細長いほぼ長方形のスロット状の開口部が形
成され、上記フックが、ほぼＵ字形状を呈すると共に、
そのセグメント端部に一体的な固定脚部と自由脚部と基
部とを有して、ループ開口部を通って上記軸にフィット
すると共に上記軸にオーバーラップし、上記フックが断
面においてほぼ長方形であると共にぼぼ中実であり、且
つ寸法において上記ループ開口部より少し小さく、した
がって上記ヒンジが上記ループ開口部に対しルースであ
り、上記パイプカップリングヒンジが外方に延びるバン
プを備え、該バンプがその一側において上記フック基部
の外部に形成され、したがって上記バンプが上記ループ
を形成するサイドレッグの一つの近くに位置され、上記
パイプカップリングヒンジが凹部を備え、該凹部が上記
一つのサイドレッグ近傍の上記軸に形成されると共に、
上記軸によってオーバーラップされる上記セグメント壁
部に向かって開いており、上記フックが上記ループ開口
部に対して十分ルースであり、したがって、上記セグン
メトの一方が他方に対し且つ上記ケーシング軸に対し手
動で移動可能であり、よって上記フックのコーナー部が
上記軸の凹部にフィットして上記バンプを上記ループを
通して外すこと（クリアすること）ができ、上記フック
を上記ループとの係合から外すことができ、上記バンプ
が、上記フックが上記ループに対し移動されるとき上記
ループを区画形成する上記隣接セグメント壁部に通常係
合するのに十分な高さを有し、且つ、そうでなければ、
特に上記セグメントが軸方向整列状態にあるときには上
記フックが上記ループから離れるのを防止し、したがっ
て、上記セグメントを別々に保存・取扱うことができる
と共に、必要とあらば、例えば作業現場において上記フ
ック及びそのループを係合させることにより組立てるこ
ともでき、あるいは、上記セグメントを予め組立ててお
き上記カップリングを１つのユニットとして取扱うこと
もできることを特徴とするパイプカップリングヒンジが
提供される。
【０００６】
【発明の概要】本発明は、１つのセグメントの端部に形
成されたＵ字形ループと、これに対応する反対側のセグ
メント端に一体的に形成されたフックとによって隣接端
でヒンジ連結されるアーチ状セグメントからなるカップ
リングを提供するものである。上記ループは、対応する
断面形状を有するフックがゆるめに（ルースに）挿入さ
れる細長く比較的狭い開口部を形成する。上記フックは
、ループ開口部からフックが偶然はずれるのを防止する
バンプ（突出部）を有する。しかし、フックはカップリ
ングの軸及びループ開口部に対して手動で曲げることが
できるので、その両エッジはセグメントの対応する隣接
端壁表面とループに形成される僅かな窪みにフィット（
係合）する。従って、その開口部の内での比較的ルース
なフックが捩れると、上記バンプから外れ、フックを取
り外すことができる。しかし、リング状のワッシャがそ
のフックに隣接するループの回りに挿入され、ワッシャ
ーまたはリングが手で引き抜かれないかぎり、フックの
捩れやはずれる動きを防止している。このようにセグメ
ントは、ループ内にフックを挿入することによって連結
することができ、リングを手動で取り外し、ループに対
してフックを故意に捩ったり回して取外そうとしない限
り連結されている。
【０００７】本発明の一つの目的は、作業現場または工
場でカップリングセグメンとを迅速に手で組立てること
ができ、色々な角度や種々の場所でカップリングを取り
扱っても締付けリングをスクリュードライバー等によっ
て故意に取り除いたり、部品を取り外すためにヒンジを
故意に手動操作しない限り、カップリングセグメントの
分解を防止する簡単で安価なヒンジ構造を提供すること
である。
【０００８】本発明の他の目的は、素早く手で組み立て
ることができ、逆に必要な時にのみ手で分解することが
できる安価なカップリングセグメントヒンジ連結を提供
することである。
【０００９】本発明の他の目的は、パイプ端同士をカッ
プリングすると共にシールするタイプのパイプカップリ
ング用ヒンジ構造を提供することである。この場合、ヒ
ンジは必要に応じて素早く組立て・分解でき、カップリ
ングを形成するセグメントは、作業現場での組立てのた
めに、工具を用いずに別個に保管・取扱いができ、ある
いは、必要とあらば予め組立てておくこともできる。
【００１０】本発明の上述されたあるいはされなかった
目的および利点は、添付の図面がその一部を成す以下の
説明から明らかになる。
【００１１】
【実施例】図２に示すように、カップリング１０はパイ
プ１１と１２の隣接端を連結するのに用いられる。それ
ぞれのパイプは、その端の近傍に、溝１３を有している
。溝を有するパイプ端を連結に用いるこのタイプカップ
リングは、従来からある。
【００１２】このカップリングは、上部アーチ状若しく
は半円状のセグメント１５および下部アーチ状もしくは
半円状のセグメント１６よりなる。これらセグメント同
士が組合されると、円形リング状カップリングハウジン
グが形成される。セグメントは内方に向いた脚部１９を
有する外壁若しくは基部を備えるほぼ均一なＵ字断面を
有している。上記脚部の内周エッジは、パイプ端の溝１
３の中にインターロックするためのキー２０を形成する
。一般に断面がＵ字形のゴム状ガスケット２２が、カッ
プリング内に配置される。ガスケット脚部の自由縁（エ
ッジ）（図２を参照）は、パイプ端部に接してシールさ
れる。
【００１３】図３及び図４に示されるように、下部セグ
メント１６は径方向に延び、断面Ｕ字形のラグ（突起）
（ｌｕｇ　）２５を有している。このラグは基部２６と
これと一体的な上方に延びる脚部２７とを有している。 ボルト孔２８が基部２６に設けられている。
【００１４】上部セグメント１５は、逆Ｕ字形ラグ３０
を有している。このラグは基部３１とこれと一体的な下
方に延びる脚部３２とを有している。細長くて径方向外
方に開くノッチ３３が基部に形成されている。
【００１５】２つのラグは、それらの脚部がエッジとエ
ッジで接触してオーバーラップするように配置されてい
る。したがって、ボルト３４はそのシャフト部３５が下
部ラグ２５のボルト孔２８を通って上部ラグ３０のノッ
チ３３に至るように設けられる。適当なナット３６が、
ボルトを所定の位置に固定し２つのラグをしっかりと保
持する。上部ラグに開放ノッチ（開放端を有するノッチ
）３３が形成されているので、２つのラグを分解するに
は、ボルトを緩めて上部ラグの径方向外方に押し出せば
よい。反対に、ボルトがノッチ３３を通って径方向内方
に押されると、ラッグ同士が固定される。
【００１６】２つのセグメントは互いに向き合う隣接端
でヒンジ結合される。このヒンジは、図面では水平方向
に設置されたＵ字形ループ４０を有してるい。このルー
プは、上部セグメントの壁部と一体化された間隙を有す
るサイドレッグ４１と、これらレッグ４１を互いに接続
する基部４２とを有する。この基部はヒンジ軸を形成す
る。
【００１７】凹部（窪み）若しくはノッチ４３が、サイ
ドレッグ４１の一方の軸に形成されている。同様に、反
対側のレッグでは、上部セグメントの壁部１８に凹部若
しくはノッチ４４が形成されている（図７および図８を
参照）。さらに、一体的に設けられたストップフランジ
４５が軸下端に形成されている（図３および図５を参照
）。
【００１８】下部セグンメト１６には、ループサイドレ
ッグ４１、基部若しくは軸４２、および上部セグメント
の壁部によって区画形成される開口部を通ってフィット
する逆Ｕ字形フック４８を有している。軸４２の上に取
り付けられる（フィットする）下方わん曲先端部若しく
はフランジ４９がフックに設けられている。
【００１９】フックはバンプ（ｂｕｍｐ）若しくは突起
５０を有し、このバンプ５０はフック上部表面に沿って
凹部４３が軸に形成されている部分の近くに設けられて
いる。 下部セグメント壁部に一体的であるフック固定脚部（フ
ックに固定された脚部）５１は、軸の下縁に沿って延び
る従属ストップフランジ４５に係合し留めるように設け
られている。
【００２０】フックは一般にＵ字形ヒンジループ４０に
よって形成された長方形開口部に対応すべく、断面が長
方形である。しかし、フックはループ開口部より幅およ
び長さにおいて僅かに小さい。従って、フックはヒンジ
ループ中では、比較的ルースになっている。ヒンジルー
プが、カップリングの軸に対して軸方向に動かないよう
にするために、フックの側面とループを区画形成してい
るサイドレッグ４１の一方の隣接面との間に、スプリッ
トスペーサリング５３（図５，図６および図８を参照）
を配置する。このスペーサリングは、弾性的に可撓性の
あるスムースなプラスチック材料からなるフラットでＣ
字状スプリット若しくはオープンワッシャ状のプレート
として形成されるのが望ましい。従って、スペーサは、
軸の回りのスペーサを押しつけるための開口部またはス
プリット５４を有している。リング内に開口部を区画形
成している内周縁（エッジ）は、従属ストップフランジ
４５にもフィットして、軸４２にきちんとフィットする
ように形成されている。好ましくは、隣接軸部分にきっ
ちりフィットするように、リングの両エッジにはスプリ
ットのところで、内方向に延びるタブ５５と５６が設け
られる。
【００２１】スペーサリング５３は、拡大された外方に
拡がる突起部５７を有しているが、これは円形ノブのよ
うに形成されてもよい。この突起部はループのサイドレ
ッグ４１に係合する（図５を参照）。
【００２２】作業に当って、これら２つのセグメントは
、作業現場で組み立てられるであろう２つの別々のユニ
ットとして保管・取り扱うことができる。また、これら
セグメントは製造プラント若しくは作業中のどんな段階
においても作業における使用に対応して予め組立ててお
くことができる。組立ての際には、フックをループに通
して挿入する。よって上部セグメントが水平に保たれる
と、下部セグメントは下方にぶらさがったようになり、
上方に回動されて一対のパイプの隣接端を囲繞する準備
ができたことになる。重要なことは、フック上面にある
突起またはバンプ５０が上部セグメントの隣接壁部に係
合して、２つのセグメントの角度的分離を制限すること
である。更にバンプ若しくは突起５０は、カップリング
が保持された角度に係わらず、この２のつセグメントが
オープンカップリングの操作中に分離するのを防止する
。ループ内の所望の位置にフックを保持するために、ス
ペーサリング５３がフックの一方に挿入される。 僅かに弾力のあるスペーサリングは手動で所望の場所に
押し込まれる。逆に、スクリュードライバーまたはその
他の簡単なハンドツールで引き出す（取外す）ことがで
きる。
【００２３】図９に概略図示したように、ヒンジループ
４０に開けられた開口部からフックを挿入または取外す
ためには、フックをねじるか回転すればよい。よって、
フックの一端のコーナー部分（図９に点線で示した部分
）は、フックの反対側のコーナー部分が上部セグメント
壁の凹部４４に入っているときに、ノッチの凹部４３に
入る。これによりバンプ５０がクリアされ、ループ４０
の開口部を通る動きが可能になる。２つのセグメントを
相手に対しねじることにより、フックがカップリングの
軸に対してある角度をなして傾斜される。フックが通常
の軸方向に整列した位置に戻ると、両コーナーはそれぞ
れの凹部から外れ、バンプ５０はフックがループから外
れるのを防ぐ。
【００２４】この簡単なフック構造により、ユーザーが
スペーサリングを故意に外さない限り、また２つのセグ
メントを互いに捩らない限り、フックはループから切り
離されることはない。これにより、カップリングを片手
で扱うことが可能となる。すなわち、作業者は片手のみ
を用いて隣接する一対のパイプ端の上にカップリングを
配置し、これら２つのセグメントをパイプ端の回りで閉
じることができる。従って、作業者は、もう一方の手で
ボルトを上部ラグノッチ内の所定の位置に差し込みナッ
トを締めて、カップリングを所定の位置にしっかりと固
定することができる。
【００２５】図示されたカップリングは、２つのセグメ
ントからなるものであるが、大型カップリングが要求さ
れる場合には３つ以上のセグメントを用いてもよい。従
って、カップリングは、上で説明したものと同様のフッ
クとループの組合せ・構造を用いて各セグメントを次の
セグメントに連結することにより、３つまたは４つある
いはそれ以上のセグメントのチェーンから構成されても
よい。一端のセグメントには、下部セグメントラグ２５
と同様のラグを設け、他端のセグメントには上に説明し
たものと同様の上部セグメントラグ３９を設ければよい
。２つのオーバーラップしたラグを通る一本のボルトが
、隣接パイプ端の回りの適所でカップリングをロックす
る。
【００２６】本発明は、特許請求の範囲内でさらに発展
させることができる。従って、前述の説明は、厳密に制
限した意味ではなく、本発明の実施可能な具体例として
説明されているものとして読まれるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】組立てられたカップリングの立面図である。
【図２】カップリングの図１の矢印２−２方向の断面図
で、２本のパイプの隣接端にカップリングを装着し双方
を連結したところを示す。
【図３】組立てられたカップリングを一部断面図で示す
立面図である。
【図４】一部断面立面図でカップリングセグメントがヒ
ンジ部分で開いているところを示す。
【図５】図１の矢印５−５方向の一部断面正面立面図で
ある。
【図６】スペーサリングの立面図である。
【図７】カップリング上部セグメントの平面図である。
【図８】分解したヒンジ部品を示す一部断面部分図であ
る。
【図９】分解のためにヒンジループに対し、フックを曲
げた又は捩った場合を示す概略図である。
【符合の説明】１０　　カップリング １１，１２　　パイプ １３　　溝 １５，１６　　半円形セグメント １８　　壁 １９　　脚部 ２０　　キー ２２　　ガスケット ２５　　ラグ ２６　　基部 ２７　　脚部 ２８　　ボルト孔 ３０　　逆Ｕ字形ラグ ３１　　基部 ３２　　脚部 ３３　　ノッチ ３４　　ボルト ３５　　シャフト部 ３６　　ナット ３９　　ラグ ４０　　Ｕ字形ループ ４１　　サイドレッグ（側脚部） ４２　　基部（軸） ４３，４４　　ノッチ（窪み部） ４５　　ストップフランジ ４８　　逆Ｕ字形フック ４９　　フランジ ５０　　バンプ（突起） ５１　　フック固定レッグ ５３　　スペーサリング ５４　　スプリット ５５，５６　　タブ ５７　　突起部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　比較的狭いバンド状のアーチ壁部を有
    するアーチ状パイプカップリングセグメントの隣接端同
    士をヒンジ結合するためのパイプカップリングヒンジで
    あって、上記セグメント同士がそれら隣接端部において
    整列されて互いに接続されほぼ円形のケーシングを形成
    し、該ケーシングが一対のパイプの隣接端部を囲繞・結
    合し、一つのセグメントの一端がヒンジループを有し、
    隣接するセグメントの対応端が上記ループに係合するヒ
    ンジフックを有し、上記セグメント同士をヒンジ結合す
    るタイプのパイプカップリングヒンジにおいて、上記ヒ
    ンジループがほぼＵ字形状を呈すると共に、間隙を有す
    る一対のサイドレッグを備え、該サイドレッグがセグメ
    ント壁部と一体的であると共に、該セグメント壁部の径
    方向外方に延び、上記ヒンジループが一体的な基部を備
    え、該基部が上記セグメント壁部の外方に隔てられたほ
    ぼ直線状のヒンジ軸を形成し、該ヒンジ軸が上記ケーシ
    ング軸にほぼ平行であり、故に上記ヒンジループとサイ
    ドレッグと基部とセグメント壁部とにより区画形成され
    る細長いほぼ長方形のスロット状の開口部が形成され、
    上記フックが、ほぼＵ字形状を呈すると共に、そのセグ
    メント端部に一体的な固定脚部と自由脚部と基部とを有
    して、ループ開口部を通って上記軸にフィットすると共
    に上記軸にオーバーラップし、上記フックが断面におい
    てほぼ長方形であると共にぼぼ中実であり、且つ寸法に
    おいて上記ループ開口部より少し小さく、したがって上
    記ヒンジが上記ループ開口部に対しルースであり、上記
    パイプカップリングヒンジが外方に延びるバンプを備え
    、該バンプがその一側において上記フック基部の外部に
    形成され、したがって上記バンプが上記ループを形成す
    るサイドレッグの一つの近くに位置され、上記パイプカ
    ップリングヒンジが凹部を備え、該凹部が上記一つのサ
    イドレッグ近傍の上記軸に形成されると共に、上記軸に
    よってオーバーラップされる上記セグメント壁部に向か
    って開いており、上記フックが上記ループ開口部に対し
    て十分ルースであり、したがって、上記セグンメトの一
    方が他方に対し且つ上記ケーシング軸に対し手動で移動
    可能であり、よって上記フックのコーナー部が上記軸の
    凹部にフィットして上記バンプを上記ループを通して外
    すこと（クリアすること）ができ、上記フックを上記ル
    ープとの係合から外すことができ、上記バンプが、上記
    フックが上記ループに対し移動されるとき上記ループを
    区画形成する上記隣接セグメント壁部に通常係合するの
    に十分な高さを有し、且つ、そうでなければ、特に上記
    セグメントが軸方向整列状態にあるときには上記フック
    が上記ループから離れるのを防止し、したがって、上記
    セグメントを別々に保存・取扱うことができると共に、
    必要とあらば、例えば作業現場において上記フック及び
    そのループを係合させることにより組立てることもでき
    、あるいは、上記セグメントを予め組立てておき上記カ
    ップリングを１つのユニットとして取扱うこともできる
    ことを特徴とするパイプカップリングヒンジ。
  2. 【請求項２】上記軸によりオーバーラップされた上記セ
    グメント壁部であって上記ループの他方のサイドレッグ
    に隣接する上記セグメント壁部に第２の凹部が形成され
    、これら２つの凹部が上記長方形ループ開口部の互いに
    隣接する対向コーナー部近傍で互いに整列し、上記フッ
    クの上記対向コーナー部が最初に述べた凹部にフィット
    すると同時に上記セグメント壁部の上記第２の凹部にフ
    ィットする請求項１記載のパイプカップリングヒンジ。
  3. 【請求項３】上記セグメントの対向端に形成された径方
    向外方向に延びる一体化締結ラグを備え、該締結ラグは
    通常オーバーラップされており、レリース可能な締付ボ
    ルト手段がそれらを通って上記ヒンジ係合されたセグメ
    ントを固く締結し上記パイプ端部の回りにカップリング
    を形成する請求項２記載のパイプカップリングヒンジ。
  4. 【請求項４】上記セグメントがヒンジ運動を制限すべく
    所定の距離だけ離されてヒンジ結合される場合、上記基
    部が係合するエッジとは反対の上記軸のエッジが上記フ
    ック固定レッグに係合するためのストップショルダとし
    て形成され、それによって上記カップリングセグメント
    をヒンジ結合した状態で分離すれば一対の隣接パイプ端
    上に一方のセグメントが位置され、一方、上記セグメン
    トが一つのユニットとして連結されれば、他方のセグメ
    ントはヒンジ結合状態でそのカップリング位置に回動し
    上記パイプ端同士を囲繞しカップリングする請求項２記
    載のパイプカップリングヒンジ。
  5. 【請求項５】上記セグメントの対向端に形成された径方
    向外方に延びる一体化締付ラグを備え、該締付ラグは通
    常オーバーラップされており、上記ラグの一方はボルト
    がルースに挿入されるボルト孔を有し、他方のラグは、
    ノッチを通して上記ボルトを収容すると共に、該ノッチ
    の径方向外方向にそれを動かすことによって上記ボルト
    を外すための径方向外方に開いたノッチを有し、上記セ
    グメントが上記カップリング位置に整列されるとき上記
    ラグをレリース可能に固定するためのナットを上記ボル
    トに設けた請求項４記載のパイプカップリングヒンジ。
  6. 【請求項６】一つのループサイドレッグと上記フックの
    隣接面との間の軸の回りにフィットするフラットなスプ
    リットリングを備え、通常該リングが上記カップリング
    の軸方向に角度を有する方向で上記フックの動きを上記
    開口部内で制限する請求項１記載のパイプカップリング
    ヒンジ。
  7. 【請求項７】上記ループレッグと係合すべく、上記隣接
    ループレッグに最も近いリング表面に形成された側面に
    延びる突起を備える請求項６記載のパイプカップリング
    ヒンジ。
  8. 【請求項８】上記リングが概ねＣ字形状を呈し、その内
    部エッジが上記ループ基部をしっかり囲繞し係合すべく
    、上記ループ基部の横断面形状にほぼ一致するように形
    成された請求項７記載のパイプカップリングヒンジ。
  9. 【請求項９】上記リングが比較的スムースで弾性的に可
    撓なプラスチック材料からなり、それによって上記リン
    グを上記軸を覆って上記軸上のその位置に挿入すること
    ができ、必要とあらば手動でそこから引き抜くことがで
    きる請求項８記載のパイプカップリングヒンジ。
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