JPH04248358A - ステップモータ - Google Patents

ステップモータ

Info

Publication number
JPH04248358A
JPH04248358A JP775591A JP775591A JPH04248358A JP H04248358 A JPH04248358 A JP H04248358A JP 775591 A JP775591 A JP 775591A JP 775591 A JP775591 A JP 775591A JP H04248358 A JPH04248358 A JP H04248358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic poles
stator
step motor
cogging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP775591A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Torisawa
鳥沢 章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP775591A priority Critical patent/JPH04248358A/ja
Publication of JPH04248358A publication Critical patent/JPH04248358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラのレンズ鏡筒内等
に組み込まれて用いられるのに好適なステップモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の小型機器に用いられる
小型ステップモータは図9に示す構造を有しているもの
で、円筒面に4極に着磁された永久磁石ロータ21と、
その周囲をとり囲むように配置されたそれぞれコイル2
3a,23bを有する一対のステータ22a,22bに
よって構成され、各々のステータ22a,22bのロー
タ21との対向面はロータ軸から90°の範囲で開口し
、また、2つのステータ22a,22bと狭い方の間は
45°の角度で対向している。
【0003】このようなステッピングモータではコギン
グによるロータの静止位置が8ヶ所できる内半分の4ヶ
所がコギングが弱く、残りの4ヶ所がコギングが強く、
両者が交互に存在していた。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】このような従来の
ステップモータは、コイル23a,23bを励磁した時
のロータ21の静止位置と、コギングによるロータ21
の静止位置はほぼ一致している。しかしながら、コイル
23a,23bを励磁してロータ21を所定のステップ
数だけ回転させてロータ21の回転を停止させる時に、
ロータ21の回転方向に関する振動によって、正規の静
止位置でない前後のコギングによる静止位置へ移動して
しまうことが多い。このためにロータ21を停止させる
時は、ロータ21の振動が十分に停止した後で、コイル
23a,23bの励磁を切る必要があった。
【0005】その原因は、ロータ23a,23bのコギ
ングトルクのアンバランスにあった。コギングによる8
ヶ所の静止位置は、図9、図10のように、2種類に大
別される。図10はロータ21の4つの磁極が、ステー
タ磁極と同じように対向しているのに対して、図9はロ
ータ21の4つの磁極のうち1つの磁極は、ステータ磁
極と対向していない。このために、コギングによる静止
力が図9の場合は図10の場合より小さくなってしまう
【0006】本発明の目的は上記欠点を解決しようとす
るもので、励磁遮断後のロータの移動の原因である、コ
ギングトルクのアンバランスを解消させるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成する為
の本発明によれば、円筒面に着磁された複数の磁極を有
するロータ、ロータの円筒面を囲むように配置された少
なくとも2対のステータおよび励磁コイルによって構成
されたステツプモータにおいて前記1対のステータはロ
ータとの対向面の大きさの異なる2つの磁極によって構
成され、該2つの磁極の対向面の大きさは上記ロータの
コギングによる静止力がどの位置においても同様となる
ように形成される。
【0008】
【実施例】1.  以下本発明の一実施例を図面を参照
して説明する。図1において、1は円筒型の永久磁石ロ
ータで円筒面に例えば4極に着磁されている。2a,2
bは、高透磁率材で2対設けられたコの字形状のステー
タで、3a,3bはステータ2a,2bに巻回された励
磁コイルである。ステータ2a,2bのロータ1との対
向面は磁極4a,4b、4c,4dとなっている。ステ
ータ磁極4b,4dは、ステータ磁極4a,4cより磁
極のロータ1に対する開口面が大きくなっている。そし
てステータ磁極4bと4dとの間はロータ軸から略90
度ぐらい拡げている。これはロータ1のコギングによる
静止位置で、ロータ21の4つの磁極のうち1つの磁極
がステータ磁極と対向していない状態において、ステー
タ磁極4b,4dにはロータ21の1つの磁極のみなら
ず隣接する磁極も対向するようになっている。
【0009】図2,図3はロータ1の静止位置における
磁束の分布の状態を示したものである。図2は、ロータ
1の4つの磁極が全てステータ磁極4a,4b,4c,
4dと対向した場合で、ロータ1から発生した磁束はス
テータ2a,2bの一方のステータ磁極4b,4dと、
他方のステータ磁極4a,4cとの間でループを形成す
る磁束だけであり、これに対して、図3の場合は、一方
のステータ磁極4b,4dの中だけでロータ1からの発
生した磁束が閉じている磁束と他方のステータ磁極4a
,4cとの間でループを形成する磁束が混在している。 一方のステータ磁極4b,4d内だけで閉じたループを
形成する磁束は、磁路が短いのでこの静止位置でのコギ
ングトルクの大きさは、図2のロータの静止位置でのコ
ギングトルクの大きさは同じ程度の大きさになる。
【0010】ここでいう静止位置でのコギングトルクの
大きさとは、静止位置からロータを動かそうとした時に
発生するトルクのことである。
【0011】次に上記構成のステップモータの動作を図
4乃至図7も参照して説明する。
【0012】最初ステータ2a,2bの磁極4a,4b
,4c,4dは図4のような極性となるように励磁コイ
ル3a,3bにより励磁されている。このような状態か
らロータ1を反時計方向へ回転させるためには、図5の
ようにコイル3bの電流を反転させ、ステータ磁極の極
性を反転させる。するとロータ1は、図4の状態から4
5°だけ反時計方向に回転する。次に、コイル3aの電
流を反転させると、図6のようにステータ2aの磁極が
反転し、ロータ1はさらに45°だけ反時計方向に回転
する。次に、コイル3bの電流を反転させ図7のように
ステータ磁極の極性を反転させるとロータ1は、45°
だけ反時計方向に回転する。次に、コイル3aのコイル
電流を反転させ、図4のように、ステータ2aの磁極を
反転させるとロータ1はさらに45°反時計方向に回転
する。
【0013】この4ステップでロータ1は180°回転
し初めと同じ状態に戻る。その後は、このサイクルを繰
り返すことによりロータ1は回転を続ける。ロータ1は
8ステップで360°回転し、1回転する。2.  次
に本発明の他の実施例を図8を参照して説明するが、図
1と同一部分には同一符号を符しその具体的説明は省略
する。ステータ2a,2bは複数の薄い磁性体で構成さ
れており、その中の1部のステータ板2a1,2b1だ
けロータ1との対向面が大きく形成されており、ステー
タ2a1が他のステータ2aより内側に突き出ている。 このようなステータの構成は、ロータ1の磁極が強い時
に有効である。
【0014】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば円筒
面に着磁された複数の磁極を有するロータ、ロータの円
筒面を囲むように配置された少なくとも2対のステータ
および励磁コイルによって構成されたステツプモータに
おいて前記1対のステータはロータとの対向面の大きさ
の異なる2つの磁極によって構成され、該2つの磁極の
対向面の大きさは上記ロータのコギングによる静止力が
どの位置においても同様となるように形成されるためバ
ランスのとれたコギングトルクにすることができ、動作
の安定したステップモータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すステップモータの構成
図である。
【図2】図1のロータ磁極とステータ磁極が対向した状
態のロータの静止位置での磁束分布図である。
【図3】図1のロータ磁極とステータ磁極とが完全には
対向していない状態のロータの静止位置での磁束分布図
である。
【図4】図1に示すステップモータの動作説明図である
【図5】図4に示すステップモータのロータを反時計方
向に45度回転させた際の図である。
【図6】図5に示すロータを45度更に反時計方向に回
転させた際の図である。
【図7】図6に示すロータを更に45度反時計方向に回
転させた際の図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すステップモータの構
成図である。
【図9】従来のステップモータの構成図である。
【図10】ロータ磁極とステータ磁極とを対向させた状
態の図10に示すステップモータの構成図である。
【符号の説明】
1  ロータ 2a,2b  ステータ 3a,3b  励磁コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  円筒面に着磁された複数の磁極を有す
    るロータ、ロータの円筒面を囲むように配置された少な
    くとも2対のステータおよび励磁コイルによって構成さ
    れたステツプモータにおいて前記1対のステータはロー
    タとの対向面の大きさの異なる2つの磁極によって構成
    され、該2つの磁極の対向面の大きさは上記ロータのコ
    ギングによる静止力がどの位置においても同様となるよ
    うに形成されることを特徴とするステツプモータ。
JP775591A 1991-01-25 1991-01-25 ステップモータ Pending JPH04248358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP775591A JPH04248358A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ステップモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP775591A JPH04248358A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ステップモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248358A true JPH04248358A (ja) 1992-09-03

Family

ID=11674513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP775591A Pending JPH04248358A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 ステップモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04248358A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007044155A1 (en) * 2005-10-06 2007-04-19 Borgwarner Inc. Dc motor with asymmetrical poles

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007044155A1 (en) * 2005-10-06 2007-04-19 Borgwarner Inc. Dc motor with asymmetrical poles
US8084913B2 (en) 2005-10-06 2011-12-27 Borgwarner Inc. DC motor with asymmetrical poles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07131968A (ja) 永久磁石式ステッピングモータ
JP2003134788A (ja) 永久磁石式回転電機
JPH0479741A (ja) 永久磁石回転子
US6897579B2 (en) Motor
JPH04248359A (ja) ステツプモータ
JPH04248358A (ja) ステップモータ
JPH1094202A (ja) 永久磁石モータとロータ着磁器
JPS59165950A (ja) 小型ステツピングモ−タ
JPH06121504A (ja) Pm形バーニヤモータ
JPH083187Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0251352A (ja) ステッピングモータ
JPH0398449A (ja) 回転電機
JP4154957B2 (ja) マグネット内装型ロータおよびそれを用いたブラシレスモータ
JPH0398445A (ja) 回転電機
JP3037340B2 (ja) 永久磁石形2相ステッピングモータ
JPH0649104Y2 (ja) キヤリツジ駆動用ステツプモ−タ
JP3153341B2 (ja) ステップモータおよび該ステップモータを用いたカメラ
JPS62163553A (ja) 10相永久磁石形ステツピングモ−タ
JPH03139150A (ja) ステッピングモータ
JPH0398446A (ja) 回転電機
JP3045935B2 (ja) 永久磁石型ステッピングモータ
JP2599668Y2 (ja) アウタロータ型有限角トルカ
JPH01259748A (ja) ステッピングモータ
JPH01255462A (ja) モータ
JP2576295Y2 (ja) ステッピングモータ