JPH04247368A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH04247368A
JPH04247368A JP3142791A JP3142791A JPH04247368A JP H04247368 A JPH04247368 A JP H04247368A JP 3142791 A JP3142791 A JP 3142791A JP 3142791 A JP3142791 A JP 3142791A JP H04247368 A JPH04247368 A JP H04247368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
magnetic
magnetic head
dust
slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP3142791A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Ito
伸彦 伊藤
Katsuhiko Mukai
勝彦 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置においては、可
動部のこすれ等により生じた塵埃等が磁気ディスク表面
に付着する場合がある。また、媒体可換式の磁気ディス
ク装置においては、このような塵埃等のほかに媒体可換
時に装置及びHDA(ハードディスクアッセンブリ)内
部が外気にさらされるため、外部から塵埃等が侵入し、
この塵埃等が磁気ディスク表面に付着する場合がある。
【0003】この場合、従来の磁気ディスクの高速回転
に伴う空気流により磁気ヘッドを浮上させるためのスラ
イダを設けた磁気ヘッドを有する磁気ディスク装置では
、磁気ディスクの高速回転によって生じる空気流により
この塵埃等を吹き飛ばすことにより除去している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この空気流を
利用した塵埃等の除去方法では、粘性を有する塵埃等の
除去は十分には行なうことができず、この塵埃等がディ
スク面に付着した場合にはデータの記録再生が適切に行
なわれないことがある。
【0005】即ち、このような磁気ヘッドを有する磁気
ディスク装置はデータの記録再生時、磁気ヘッドは図5
に示すような状態で図面に対して垂直方向にある磁気デ
ィスク1の半径方向に移動する。同図において1は磁気
ディスク、2は磁気ヘッド、3は情報の記録再生を行な
う磁気コア(以下コアという)、4は後述するスライダ
を示している。
【0006】ここで、磁気ヘッド2はデータの記録再生
のため同図に示すようにコア3が磁気ディスク1表面に
近づくように傾いた状態となっている。この状態で、高
速回転している磁気ディスク1の上方を磁気ヘッド2が
移動する際、この磁気ヘッド2に磁気ディスク1に付着
した塵埃等が衝突する場合がある。
【0007】この場合、この衝突する塵埃等のうち、そ
の大きさが図5に示すコア3が設けられていない浮き上
がった側のスライダ4の端部と磁気ディスク1との空隙
の間隔Lよりも大きいものは、このスライダ4の端部に
衝突し、その衝突の際の衝撃によりはじき飛ばされる。 はじき飛ばされた塵埃等は高速の空気流により、磁気デ
ィスク1の記録面上から除去される。
【0008】また、この空隙の間隔Lよりも小さい塵埃
等はスライダ4により削り取られる。この削り取られた
塵埃等は、空気流によりコア3が設けられた側の空隙を
通って磁気ディスク1の記録面上から除去される。この
際、この塵埃等がスライダ4の下面に位置する図示しな
いコア3の磁界発生部に付着したり、図示しないコア3
のギャップ内に侵入することがある。この場合、磁気デ
ィスク1に対する磁化等が良好に行なわれず、データの
記録再生が適切に行なわれないことがある。
【0009】そこで、本発明はディスク面に付着した塵
埃等をコアに悪影響を及ぼすことなく除去できる磁気デ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は磁気ディスクの
高速回転に伴う空気流により磁気ヘッドを浮上させるス
ライダを設けた磁気ヘッドを有する磁気ディスク装置に
おいて、磁気ディスクが1回転する間に上記磁気ヘッド
を磁気ディスクの半径方向にスライダの幅以下の距離を
進む速度で磁気ディスク上を移動させる手段を備えるよ
うにした。
【0011】
【作用】このことにより、コアに悪影響を及ぼすことな
く磁気ディスク上の記録領域の全域にわたって磁気ディ
スクに付着した塵埃等を除去することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例による磁気ディ
スク装置のヘッド及び磁気ディスクの作動を示したもの
である。同図において、図5と同一符号は同一または相
当部分を示しており、今、磁気ディスク1は矢印X方向
に高速回転し、磁気ヘッド2はデータの記録再生のため
に矢印Y方向に移動するものとする。
【0014】コア3はこの磁気ヘッド2の4つ側面のう
ち、磁気ヘッド2を保持するヘッドアクチュエータ5(
以下アクチュエータという)の対向側面の、磁気ヘッド
2の移動方向に対して反対側の端部近傍に、磁気ヘッド
2及びスライダ4aに嵌合されて設けられている。
【0015】スライダ4a,4bは磁気ディスク1の複
数のトラック分の幅Wを有しており、磁気ヘッド2の下
面で、磁気ヘッド2の移動方向に垂直な両側部に設けら
れている。
【0016】図2は、本発明の一実施例にかかる磁気デ
ィスク装置の制御系の一例を示している。
【0017】制御部6は、この磁気ディスク装置の動作
を制御するものであり、ホストインタフェース回路7は
、制御部6とホスト装置(例えば、パーソナルコンピュ
ータなど)との間で種々のデータをやりとりするための
ものであり、データ記録再生回路8は、磁気ヘッド2を
用いて磁気ディスク1にデータを記録再生するためのも
のである。
【0018】ヘッドアクチュエータ駆動部9は、制御部
6から出力される制御信号S1に対応した駆動信号によ
りアクチュエータ5を作動させるものである。パルスエ
ンコーダ10は、アクチュエータ5の移動を検出するも
のであり、その検出信号S2は制御部6に加えられる。 制御部6は、このパルスエンコーダ10からの検出信号
S2に基づいて、アクチュエータ5の移動を検出し、磁
気ヘッド2の位置を検出する。
【0019】スピンドルモータ駆動部11は、制御部6
から出力される駆動信号S3に応じて、磁気ディスク1
を回転駆動するスピンドルモータ12を駆動するもので
ある。速度センサ13は、スピンドルモータ12の回転
速度を検出するものであり、その検出信号は、制御部6
に加えられている。表示部14は、この磁気ディスク装
置の動作状態などを表示するためのものである。
【0020】次に、このように構成された磁気ディスク
装置の動作について説明する。なお、磁気ヘッド2の移
動方向は磁気ディスク1の外方から中心に向けて移動す
るものとする。
【0021】電源がオンとなると、スピンドルモータ駆
動部11は制御部6から出力される駆動信号S3に応じ
てスピンドルモータ12を回転させ、これにより磁気デ
ィスク1は回転を始める。制御部6は速度センサ13に
より磁気ディスク1の回転速度を検出し、磁気ディスク
1が一定の回転速度で回転するように制御する。
【0022】その後、制御部6はデータの記録再生動作
に先立ち、ヘッドアクチュエータ駆動部9に駆動信号S
1を出力し、アクチュエータ5を作動させる。アクチュ
エータ5は、磁気ヘッド2を磁気ヘッド2の位置を表わ
す図3のaに示す所定の待機位置から、同図のbで示す
破線で囲まれた磁気ディスク1上のデータ記録領域の近
傍に移動させる。
【0023】これにより、磁気ヘッド2のコア3が嵌合
されていない側のスライダ4bが磁気ディスク1のデー
タ記録領域の一番外側のトラックに接近することになる
。なお、この移動の際、磁気ヘッド2は磁気ディスク1
の表面の空気流によって、磁気ディスク1の表面から一
定高さに浮上する。
【0024】制御部6はパルスエンコーダ10からの検
出信号により、磁気ヘッド2が図3のbに示す位置に到
達したことを検出したならば、磁気ディスクが1回転す
る間に、磁気ヘッド2をスライダ4a,4bの幅W以下
の距離だけ進む速度で移動させる。
【0025】この速度で磁気ヘッド2が移動すると、コ
ア3が嵌合されていない側のスライダ4bは磁気ディス
クが1回転する間に、磁気ディスク1の一番外側のトラ
ックを含む複数のトラックの上を移動する。その後、磁
気ヘッド2は図3のcに示すような位置を通過し徐々に
磁気ディスク1の中心に向け移動していく。
【0026】この際、磁気ヘッド2は空気流により図5
に示すようにコア3が磁気ディスク1の表面に近づくよ
うに傾いた状態で移動する。この状態で磁気ヘッド2が
移動する際、磁気ディスク1に付着した塵埃等は、この
磁気ヘッド2のコア3が嵌合されていない側のスライダ
4bに衝突する。
【0027】この場合、この塵埃等のうち、その大きさ
が図5に示す浮き上がった側のスライダ4の端部と磁気
ディスク1との空隙の間隔Lよりも大きいものは、コア
3が嵌合されていない側のスライダ4bの浮き上がって
いる側の端部に衝突し、その衝突の際の衝撃によりはじ
き飛ばされる。はじき飛ばされた塵埃等は高速の空気流
により、磁気ディスク1の記録面上から除去される。
【0028】また、この空隙の間隔Lよりも小さい塵埃
等はこのスライダ4bにより削り取られる。この削り取
られた塵埃等は高速の空気流により、スライダ4bの浮
き上がった側と反対側の端部と磁気ディスク1とが形成
する空隙を通って磁気ディスク1の記録面上から除去さ
れる。この際、このスライダ4bにはコア3が設けられ
ていないことから、この塵埃等はコア3には何も影響を
与えない。
【0029】一方、コア3が嵌合された側のスライダ4
aは、上記のスライダ4bにより塵埃等が取り除かれた
磁気ディスク1上を移動してくるため、コア3は塵埃等
による影響は何も受けることはない。
【0030】したがって、このような速度で磁気ヘッド
2を磁気ディスク1上の記録領域の全域にわたって移動
させることにより、コア3に悪影響を及ぼすことなく磁
気ディスク1上の塵埃等を除去することができる。
【0031】なお、磁気ヘッド2の移動方向が逆の場合
でも、上記のような移動速度で磁気ヘッド2を移動させ
ることにより、同様に磁気ディスク1上の塵埃等を除去
することができる。この場合、コア3の取付位置は当然
上記の実施例の場合と逆になる。
【0032】これまでの本発明の実施例の説明において
は、磁気ヘッド2を一定の速度で移動させる場合につい
て説明したが、本発明はこれに限らず磁気ヘッド2を磁
気ディスク1の半径方向にスライダ4の幅W以下の一定
距離進めて停止させ、磁気ディスクが1回転した後、再
び磁気ヘッド2をスライダ4の幅W以下の一定距離進め
て停止させるものとしても良い。
【0033】また、図4に示すようにコア3が設けられ
ていないスライダ4bの下面に格子上の溝を設けること
により、スライダ4b下面と塵埃等との摩擦を大きくす
ることができるため、磁気ディスク1上に付着した塵埃
等をより効果的に削りとることができる。
【0034】さらに、磁気ディスク1の回転速度を下げ
ることにより空気流の流速を下げ、磁気ヘッド2の浮上
する高さを低くする。これにより、スライダ4と磁気デ
ィスク1との空隙の間隔がより狭くなり、磁気ディスク
1上の塵埃等の除去をより効果的に行なうことができる
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コアに悪
影響を及ぼすことなく磁気ディスク上の記録領域の全域
にわたって磁気ディスクに付着した塵埃等を除去するこ
とができるため、適切なデータの記録再生を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による磁気ディスク装置のヘ
ッド及び磁気ディスクの作動を示した図。
【図2】本発明の一実施例にかかる磁気ディスク装置の
制御系の一例を示した図。
【図3】磁気ヘッドの移動を示す図。
【図4】格子上の溝が設けられたスライダを有した磁気
ヘッドの斜視図。
【図5】磁気ディスク上方を移動する際の磁気ヘッドの
状態を示す図。
【符号の説明】
1  磁気ディスク 2  磁気ヘッド 3  コア 4  スライダ 5  ヘッドアクチュエータ 6  制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気ディスクの高速回転に伴う空気流
    により磁気ヘッドを浮上させるためのスライダを設けた
    磁気ヘッドを有する磁気ディスク装置において、  磁
    気ディスクが1回転する間に上記磁気ヘッドを磁気ディ
    スクの半径方向にスライダの幅以下の距離を進む速度で
    ディスク上を移動させる手段を備えたことを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】  磁気ディスクの高速回転に伴う空気流
    により磁気ヘッドを浮上させるためのスライダを設けた
    磁気ヘッドを有する磁気ディスク装置において、  上
    記磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向にスライダの幅
    以下の一定距離進めて停止させ、磁気ディスクが1回転
    した後、再び磁気ヘッドをスライダの幅以下の一定距離
    進めて停止させる動作を繰り返す手段を備えたことを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】  磁気ヘッドの移動方向に位置するスラ
    イダの下面に格子上の溝を設けたことを特徴とする請求
    項1及び2記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】  磁気ディスクの回転数を下げることに
    より磁気ヘッドの浮上幅を小さくしたことを特徴とする
    請求項1及び2記載の磁気ディスク装置。
JP3142791A 1991-02-01 1991-02-01 磁気ディスク装置 Pending JPH04247368A (ja)

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