JPH04247271A - 振動ふるい装置の制御方法 - Google Patents

振動ふるい装置の制御方法

Info

Publication number
JPH04247271A
JPH04247271A JP3234891A JP3234891A JPH04247271A JP H04247271 A JPH04247271 A JP H04247271A JP 3234891 A JP3234891 A JP 3234891A JP 3234891 A JP3234891 A JP 3234891A JP H04247271 A JPH04247271 A JP H04247271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sieve
vibrating
vibration
net
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3234891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3141403B2 (ja
Inventor
Takeyoshi Nonaka
野中 丈義
Teruo Horiuchi
堀内 輝男
Toshiro Sekine
敏郎 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP3234891A priority Critical patent/JP3141403B2/ja
Publication of JPH04247271A publication Critical patent/JPH04247271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141403B2 publication Critical patent/JP3141403B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ふるい装置の制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のふるい装置として
、地上又は建屋の一部にばねにより支持される枠体にふ
るい網を張架させ、このふるい網を枠体に支持された1
個以上のふるい網振動用駆動部とこのふるい網振動用駆
動部とふるい網を連結する連結手段により振動させ、ふ
るい精度を高めかつ枠体に固定された材料移送用振動電
動機の振動によりふるい材料を移送させるものがある。 この装置においては、ふるい材料の移送用振動、すなわ
ち比較的振動数が小さく、振巾が大の振動に、網を直接
振動させる小振巾、高振動数の振動を重ね合わせること
により、微粉体でも目詰りなくうまくふるい分けられる
のであるが、以下に述べる欠点がある。すなわち、枠体
に張設されたふるい網の各部分の緊張度は異なるため、
ふるい網と連結手段を介して連結されるふるい網振動用
駆動部とふるい網を含む振動系の共振周波数のふるい網
の各部分で異なる。このためふるい網振動用駆動部が複
数配設される場合には配設される場所によって共振周波
数を調節しないと、ふるい網をうまく振動させることが
できず、効率よくふるい精度をあげられない。更にふる
い材料の量や状態によってもふるい網の状態は変化する
が、その変化に対応することができない。又、共振状態
を利用することなく充分な振動力をふるい網に与えられ
るようにふるい網振動用駆動部を大型化すると装置全体
が大型化しコストを高くしてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題点
に鑑みてなされ、ふるい網の張り具合、ふるい材料の量
や状態に応じられるように種々の振動条件でふるい網を
振動させることができる振動ふるい装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記目的はふるい網を
張架させた枠体を傾斜させること及び/又は振動させる
ことにより前記ふるい網上で材料を移送させるようにし
、前記ふるい網に対しほぼ垂直方向に延び、かつ該ふる
い網に取りつけられるロッド状部材に振動力を与えるふ
るい網振動用駆動部を少なくとも1個、備えた振動ふる
い装置の制御方法において、前記ふるい網振動用駆動部
の駆動周波数を所定の周波数f0 から第1の一定の時
間ΔT毎に一定の周波数Δfづつ階段状に上昇させ、該
上昇の開始時から所定時間T1 後に第2の一定の時間
T0 は駆動停止とする周期Tを繰り返すように制御す
ることを特徴とする振動ふるい装置の制御方法、によっ
て達成される。
【0005】
【作用】ふるい網を張架させた枠体を傾斜させること及
び/又は振動させることによりふるい網上の材料は移送
され、ふるい網はふるい網振動用駆動部により振動力を
与えられるためふるい網上の材料は移送されながらふる
い分けられる。又、ふるい網振動用駆動部の駆動周波数
を所定の範囲内で所定のモードでデジタル的に周期的に
変化させることにより、ふるい網振動用駆動部を含む振
動系を周期的に各部で共振状態とし、ふるい網上の材料
に対し、大きな加速度の振動を与える。よって、高いふ
るい分け効率を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例による振動ふるい装置
について図面を参照して説明する。
【0007】図1は本発明の実施例による振動ふるい装
置を示すが、全体として1で示され、トラフ2内にはふ
るい網3が張設されている。図1においてトラフ2の右
端部にはふるい上材料排出口4及びふるい下材料排出口
5が形成されており、左端部にはふるい材料供給口6が
形成されている。トラフ2の底壁部には振動駆動部取付
板7が一体的に形成され、これの後端部に公知の一対の
振動電動機8a、8bが固定されている。
【0008】トラフ2は前後左右対となった支柱9a、
9b、10a、10bに防振ばね11、11、11、1
1を介して支持されている。又トラフ2の底壁部には本
発明に係るふるい網振動駆動部12が本実施例では図3
で明示されるように5個(先端のボルト34でその各位
置を示す)取付けられている。トラフ2の左端部に形成
されるふるい上材料供給口6の直上方には電磁振動フィ
ーダ14が配設されており、これにはホッパ13からふ
るい材料が供給されるようになっている。又ホッパ13
及び電磁振動フィーダ14は架台15上に配設されてい
る。
【0009】次に本発明に係るふるい網振動駆動部12
の詳細について説明する。本実施例では、これは図3に
示すように5箇所に配置されているが、いずれも同一の
構成であるので図5に示す1個のふるい網振動駆動部1
2について説明する。これは図4に示すようなカップ状
のケーシング21を備えており、この上端部は図6に示
すようにトラフ2の底壁部2aに例えば溶接により固定
された一対のアングル部材23a、23bにボルト19
、19により固定されている。ケーシング21の底壁部
には図4に示すように固定側電磁石28がコイル29を
巻装させて固定されており、又これに空隙をおいて可動
コア27が一対のばね30により支持されている。この
可動コア27の中央部にロッド26の下端部が固定され
ており、これは図5に示すようにトラフ2の底壁部に形
成された開口24を挿通しており、上端部にふるい網取
付部としての増径部32が一体的に形成されており、こ
れを囲むようにコップ形状の金属で成る傘部材31が固
定されており、これはロッド26のトラフ2の底壁部2
aから突出する部分及びこの上端部に一体的に形成され
ている増径部32に向ってふるい下が落ちてくるのをカ
バーするように配置されている。又この傘部材31の上
方にふるい網3を介在させて対向してふるい網取付部材
33がボルト34により増径部32に固定されている。 すなわち増径部32には図示せずともねじ孔が形成され
ており、取付部材33に形成したボルト挿通用孔にボル
ト34を挿通させ、ボルト34のねじ部を増径部32に
形成したねじ孔に螺着締付けることにより、ロッド26
の先端部はふるい網3に対し挟持固定されるように構成
されている。又トラフ2の底壁部2aに形成される開口
24の周縁部には筒状の突起部25が一体的に形成され
ており、これをロッド26が貫通しているのであるが、
この上端部と増径部32との間に筒状のゴムでなる被覆
部材35がその上端部及び下端部において増径部と突起
部25とに弾性的に止着されている。
【0010】以上のようにしてロッド26はふるい下材
料から全く被覆された状態となっている。次にふるい網
3のトラフ2に対する張設取付構造について特に図5を
参照して説明する。
【0011】ふるい網3の両側縁部にはV字型に屈曲し
た取付部材42a、42bを取付ており一対の保持部材
90a、90bがトラフ2の長手方向に沿って延在して
おり、その上端部41a、41bはトラフ2の内壁に弾
性的に圧接している。図5に示すように取付部材42a
、42bは保持部材90の下端部に係合しており、保持
部材90a、90bの垂直板部に形成した孔にボルト4
3a、43bが挿通しており、これは更にトラフ2の側
壁部2bの開口を挿通していて、そのボルト43a、4
3bのねじ部をばね44a、44bのばね受部材45a
、45bの開口を挿通させた上でナット46a、46b
を螺着締付けることによりばね44a、44bの圧縮力
に応じたテンションでふるい網3がトラフ2内に緊張し
て取付られるようになっている。
【0012】以上のように本発明の実施例による振動ふ
るい装置は機械的に構成されるのであるが、本発明によ
れば更に図3に示すように各ふるい網振動駆動部12の
コイル29にバイブレータ駆動回路100が接続されて
おり、また後述する該駆動回路100の各出力を調整す
るための設定器101がこれに接続されている。バイブ
レータ駆動回路100は図7に示すような電圧は一定で
あるが周波数fが周期的に変化する電流を発生し、これ
が各ふるい網振動駆動部12のコイル29に供給される
のであるが、図7に明示されるように各コイル29に加
えられる電流は時間Tの周期で変化し、初期において周
波数f0 の交流電流を発生しているが、これが所定の
時間ΔT、例えば0.02秒毎に階段的にΔf、例えば
0.2Hz毎、上昇する電流となり、これが各ふるい網
振動駆動部12のコイル29に伝達されるのであるが、
このようにしてΔT毎にΔfづつ上昇することにより、
時間(T−T0 )後にはf1 Hzだけf0 Hzよ
り上昇する。f0 Hzは例えば100Hzでありf1
 Hzは40Hzである。従って時間(T−T0 )の
間に40Hz上昇したことになる。この最大の周波数1
40Hzも所定時間ΔTだけ継続すると電圧がほぼ零又
は零となり周波数fも零となる。この時間がT0 の時
間で、周期Tはこの休止期間T0 を含むが、このよう
な周期的な周波数変化を周期T時間毎に繰り返す回路構
成となっている。
【0013】更に本実施例によれば図7に示すようにT
の周期毎に周波数を変化させるのであるがこの周期Tの
休止期間T0 を除く電圧は図8に示すように、すべて
一定であるが、これを図8でF’として示す。すなわち
電圧の大きさとしては一定の時間巾のパルス状に変化し
ている。そして本実施例によればより大きな周期、例え
ば20時間毎に(これを図8においてはMとする)パル
スF’よりも更に長い時間巾で更に高い電圧のパルスP
をバイブレータ駆動回路100より発生するようにして
いる。
【0014】以上のようなT、ΔT、Δf、T0 、f
0 、f1 等は設定器101において調節可能となっ
ている。
【0015】本発明の実施例による振動ふるい装置は以
上のように構成されるが、次にその作用について説明す
る。
【0016】図1において一対の振動電動機8a、8b
に通電すると、公知のように不平衡重錘は同期して回転
し、これらの合成力による直線振動力でトラフは矢印a
で示す方向に直線振動をする。又各ふるい網振動駆動部
12にも通電されているものとする。図1においてホッ
パ13からふるい材料が電磁振動フィーダ14によって
、トラフ2のふるい材料供給口6に供給される。トラフ
2は矢印a方向に直線振動しているので、供給口6から
供給されたふるい分け材料はある層厚を成して振動で図
1において右方へと移送される。この途上においてふる
い網3上でふるい上とふるい下とに分けられるのである
が、ふるい網には本実施例によれば5個のふるい網振動
駆動部12が固定されており、図4に示すように、今コ
イル29には上述するような交流が通電されているので
可動コア27との間に交番吸引力が発生し、これにより
ロッド26は上下方向に振動する。従ってその先端部で
固定されているふるい網3を振動させる。なおこのふる
い網振動駆動部12のコイルに通電される交流の周波数
fは充分高いものとしておりふるい網3はこれに応じて
高い周波数で振動することにより衝撃的な力を与えてお
り、この上のふるい材料は効率よく、目詰まりを生ずる
ことなくふるい上とふるい下とにシャープにふるい分け
られる。よって図1においてトラフ2の右方へと運ばれ
るふるい上材料はふるい上材料排出口4から外方へ排出
されかつふるい下材料はふるい下材料排出口5から外部
へと排出される。
【0017】以上のようにしてふるい網3上で材料がふ
るい分けられるのであるが、ふるい下材料はトラフ2の
底壁部2a上に落下する。そしてこの底壁部上を直線振
動により移送されるのであるが、この途上においてトラ
フの底壁部2aは図5に明示されるように開口の周縁部
に筒状の突起部25が形成されているので、この周囲を
移送され、この筒状の突起部25内に侵入することはな
い。すなわちふるい網振動駆動部12のケーシング21
内に侵入することはない。更に本実施例によればロッド
26の上端部の増径部32と突起部25との間に筒状の
ゴムでなる被覆部材35が止着されているので完全にふ
るい下材料がふるい網振動駆動部12のケーシング21
内に入ることが防止される。更に増径部32を覆うよう
に傘部材31が取付けられているのでふるい下材料は突
起部25を避けるようにして、トラフ2の底壁部2aに
落下するので、なおさらふるい網振動駆動部12のケー
シング21内への侵入を防止させているのみならず、ゴ
ムでなる被覆部材35の寿命を長くする(直接ふるい下
材料がかゝることがないので)。又ふるい網3とトラフ
2の底壁部2aとは相対的な振動を行なうのであるが、
これは筒状部材31はゴムでなるので、このたわみによ
り吸収されてロッド26の振動には何ら弊害を及ぼすこ
とはない。
【0018】本発明の実施例による振動ふるい装置は以
上のような作用を行なうのであるが、次にこのふるい網
3の交換操作について説明する。
【0019】新しいふるい網と交換する場合は上方から
ボルト34を弛めることにより簡単に全てのふるい網駆
動部12からふるい網3は取除くことができる。この上
でふるい網3の両縁部において取付部42a、42bと
係合している保持部材90a、90bを挿通しているボ
ルト43a、43bに螺着しているナット46a、46
bを弛め外すことにより、簡単にふるい網3は取除くこ
とができる。ついで新しいふるい網の両縁部には取付部
42a、42bと同様な取付部が設けられているので、
これに保持部材90a、90bの下端部を図5に示すよ
うに係合させた上、ボルト43a、43bにばね44a
、44bを介在させてナット46a、46bを締付ける
ことにより新しいふるい網がトラフ2内に所定のテンシ
ョンで緊張させて取付けることができる。ついで各取付
部材33を介在させてボルト34を増径部32のねじ孔
に螺着締付けることにより各ふるい網駆動部12のロッ
ド26の先端部が新しいふるい網3に固定されることが
できる。なお本実施例によればふるい網振動駆動部12
のケーシング21はボルト19により図6に示すように
一対の取付部材23a、23bを介してトラフの底壁部
2aに固定されているので、これを取付けたまゝでふる
い網を交換させることができ、そのふるい網の交換作用
は従来より大巾に簡略化される。
【0020】次に本発明の実施例のふるい網振動駆動部
12の作用につき詳述する。ふるい網3に対してはふる
い網振動駆動部12のロッド26が結合されている。図
7及び図8に示すような電流が各ふるい網振動駆動部1
2に通電されるのであるが、これにより図8に示すよう
なパルスPを除く期間においては図7に示すような周期
Tでコイルの通電電流の周波数が変化する。これにより
各ふるい網3の取り付け部分(図3参照)においては、
各ロッド26の取付位置(図3で34で附示)における
ふるい網3のテンションや、その上で移送中の材料の載
置重量等が異なるため共振周波数はそれぞれの部分で異
なるものであるが、これが図7で示すf0 からf1 
だけ上昇する階段的な周波数変化により、この駆動ロッ
ド26の振動は、ふるい網3の振動がf1 だけの上昇
中において共振周波数を通過するように構成されている
ので、この共振周波数において、このふるい網部分は大
きな振巾で振動する。従ってここを通過しているふるい
材料は効率よくふるい分けられる。
【0021】以上のようにして図3に示すふるい網3の
ほぼ全域にわたって各部の共振周波数を有効に利用して
全体としてふるい分け効率を大巾に向上させることがで
きる。
【0022】また本実施例によれば設定器101により
各パラメータを変化させることができるのであるが、こ
れはふるい網3を交換した時に、そのテンションが変化
し、またこの上に供給されるふるい材料の比重や、その
特性によっては各部における共振周波数も変化するので
、この設定器101のパラメータの調節によりふるい網
3のほぼ全域にわたって、その各部の共振周波数を有効
に利用するように調節することができる。
【0023】更に本実施例によれば図8に示すように長
い周期M毎に大きな電圧で大きな時間巾でPのパルスを
発生するので、各ふるい網振動駆動部12のコイル29
に通電されると大きな振巾を行ない、これにより大きな
振巾で衝撃的な力を受けるので特にふるい材料として微
粉材料をふるい分けている時には目詰りをふるい網3に
対し生じ易いのであるが、上述のようなふるい分け効率
であるので短時間では目詰りを生じないが、長時間では
目詰りを生ずる恐れがあるので周期M毎のPなるパルス
により目詰りを生じていた、あるいは目詰りを生じんと
しているふるい材料は衝撃的にふるい上、ふるい下とし
てふるい網3から離脱させられる。よって本ふるい網3
は長期にわたって高いふるい分け効率を保証することが
できる。
【0024】以上、本発明の実施例について説明したが
、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0025】例えば以上の実施例ではトラフを振動させ
るのに一対の振動電動機が用いられたが、この加振駆動
部はこれに限ることなく電磁石駆動部を用いてもよい。 あるいは枠体を下向き傾斜として材料移送用駆動部を省
略してもよい。
【0026】又以上の実施例ではふるい網振動駆動部は
5箇所設けたが、勿論1箇所であってもよく、あるいは
更に多数のふるい振動駆動部を配設するようにしてもよ
い。
【0027】また以上の実施例ではΔf、ΔT、T0 
等を可変とし、調節可能としたが、この調節範囲を例え
ば次のように定めるようしてもよい。すなわちあるテン
ションで張架させたふるい網にある大きさの衝撃力を各
部に加え、その自由振動の減衰状態を例えばふるい網に
貼着したストレンゲージの伸縮を読むことにより、その
共振周波数は基本周波数のもののみならず2次、3次・
・・・・高次にわたって複数個ある場合、これらの周波
数をコンピュータでフーリエ級数で分解して求め、フー
リエ級数の各項、すなわちω=ω0 T、2ω0 T、
3ω0 T・・・・・nω0 Tのうちどの周波数成分
が大きな振動をするか解析し、これを含むような範囲内
、あるいはステップの大きさで上記ΔT、Δf、T0 
等を調節するようにしてもよい。
【0028】また以上の実施例では一段のふるい網3で
一つのふるい上と一つのふるい下とに分離するようにし
たが更に多段のふるい網、例えば上下に2段に配設し、
この各々にあるいは共通に上述のようなロッドの先端部
を結合させるふるい網振動駆動部を設け、これらを上記
実施例のように制御するようにしてもよい。
【0029】また上記実施例におけるΔfは0.2Hz
としたがこのΔfをΔT毎に発生するのにコンピュータ
内のクロックパルス発生機の出力を用いることができる
が、一般にこの周波数は非常に高いのでこれを分周する
ことにより、より低い周波数を得るようにして、このタ
イミングでバイブレータのコイルに通電するようにして
もよい。
【0030】また場合によっては図9に示すように例え
ば実施例のようにふるい網3に5箇所でふるい網振動駆
動部12を結合している場合には、この各ふるい網振動
駆動部12に対し上述のような構成のバイブレータ駆動
回路100a、100b、100c、100d及び10
0eをそれぞれ独立して結合し、これらに実施例のよう
に各設定器101a、101b、101c、101d及
び101eを接続してふるい網の各部におけるふるい網
振動駆動部12の駆動電流の各ディメンジョン(f0、
Δf、ΔTなど)を調節するようにしてもよい。
【0031】勿論、このうち、あるふるい網振動駆動部
12に対しては図7に示すような周波数変化を行なうこ
となく、従来と同様に一定周波数の交流を通電するよう
にしてもよい。更に図8に示すように周期M毎に目詰り
防止用のPなるパルスを発生させたのであるが、この高
さも各ふるい網振動駆動部12に対して、変えるように
し、最も目詰りを生じ易い位置に対しては、このパルス
Pの高さを大なるようにしてもよい。あるいは、このパ
ルスPは発生しないようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の振動ふるい装
置の制御方法によればふるい材料、特に微粉のふるい材
料に対して従来よりはるかに高いふるい分け効率を与え
ることができる。またふるい網振動駆動部に通電する交
流の電流の周波数をΔf毎及びΔT時間毎にステップ的
に変化させているのでマイコン中クロックパルス発生器
を利用して、デジタル的に安定に制御することができる
。またその長さや高さの調節も非常に簡単に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による振動ふるい装置の側面図
である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同実施例におけるふるい網振動駆動部の要部の
拡大断面図である。
【図5】図3における[5]−[5]線方向拡大断面図
である。
【図6】図5における[6]−[6]線方向断面図であ
る。
【図7】同実施例におけるふるい網振動駆動部に通電す
る電流の周波数の波形を示すグラフである。
【図8】図8は同ふるい網振動駆動部に流す電圧の時間
的変化を示すグラフである。
【図9】変形例の振動ふるい装置におけるふるい網振動
駆動部の配置並びに、これに対する駆動回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
3      ふるい網 12    ふるい網振動駆動部 26    ロッド 29    コイル 100  バイブレータ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ふるい網を張架させた枠体を傾斜させ
    ること及び/又は振動させることにより前記ふるい網上
    で材料を移送させるようにし、前記ふるい網に対しほぼ
    垂直方向に延び、かつ該ふるい網に取りつけられるロッ
    ド状部材に振動力を与えるふるい網振動用駆動部を少な
    くとも1個、備えた振動ふるい装置の制御方法において
    、前記ふるい網振動用駆動部の駆動周波数を所定の周波
    数f0から第1の一定の時間ΔT毎に一定の周波数Δf
    づつ階段状に上昇させ、該上昇の開始時から所定時間T
    1 後に第2の一定の時間T0 は駆動停止とする周期
    Tを繰り返すように制御することを特徴とする振動ふる
    い装置の制御方法。
  2. 【請求項2】  前記周期Tより充分に長い第2の周期
    Mで前記ふるい網振動用駆動部の駆動力を前記周期Tに
    おけるよりも第3の一定時間T2 だけ充分に大きい駆
    動力とするように制御するようにした請求項1に記載の
    振動ふるい装置の制御方法。
  3. 【請求項3】  前記f0 、ΔT、Δf、T1 、T
    0の大きさは調節可能である請求項1に記載の振動ふる
    い装置の制御方法。
  4. 【請求項4】  前記M及びT2 の大きさは調節可能
    である請求項2に記載の振動ふるい装置の制御方法。
JP3234891A 1991-01-31 1991-01-31 振動ふるい装置の制御方法 Expired - Fee Related JP3141403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234891A JP3141403B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 振動ふるい装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234891A JP3141403B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 振動ふるい装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04247271A true JPH04247271A (ja) 1992-09-03
JP3141403B2 JP3141403B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=12356457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3234891A Expired - Fee Related JP3141403B2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 振動ふるい装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141403B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161757A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jfe Steel Kk 振動篩の異常検知方法および装置
JP2013063402A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Sinfonia Technology Co Ltd 振動搬送機
CN112076974A (zh) * 2020-10-20 2020-12-15 李际海 一种化工物料筛选机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6128507B2 (ja) * 2012-05-30 2017-05-17 キョーラクテクノ株式会社 エアコン室外機用日除けカバー
JP6067281B2 (ja) * 2012-08-21 2017-01-25 ユーザー株式会社 エアコン室外機用断熱ボード

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161757A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Jfe Steel Kk 振動篩の異常検知方法および装置
JP2013063402A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Sinfonia Technology Co Ltd 振動搬送機
CN112076974A (zh) * 2020-10-20 2020-12-15 李际海 一种化工物料筛选机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3141403B2 (ja) 2001-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2266164C2 (ru) Машина для грохочения (варианты), способ грохочения (варианты) и способ устранения закупоривания грохота
US5199574A (en) Vibrating screen separator
GB2395923A (en) Sieving apparatus
AU2002248453A1 (en) Screening machine
JP2926967B2 (ja) 振動ふるい装置
JPH04247271A (ja) 振動ふるい装置の制御方法
JPH04247272A (ja) 振動ふるい装置の制御方法
JP3836962B2 (ja) 超音波発振器付振動ふるい機
US2077678A (en) Screening apparatus
JP3049760B2 (ja) 振動ふるい装置におけるふるい網の目詰り防止方法及びその装置
JPH02198675A (ja) ふるい分け装置
JPH08267012A (ja) 振動ふるい方法および装置
JP2003230866A (ja) 振動篩装置
RU74085U1 (ru) Виброимпульсный грохот
EA004354B1 (ru) Устройство для электростатического разделения подаваемой смеси из двух типов частиц (варианты) и способ для его осуществления
JPH0299174A (ja) 振動ふるい装置
JPH05123654A (ja) 振動ふるい機用ふるい網
JPH04260479A (ja) 振動ふるい機用ふるい網
JP3431080B2 (ja) 物質分離装置とその交換キット
JP3147431B2 (ja) 振動ふるい装置
CN108722855B (zh) 一种直排筛用双振动筛选设备
JPH084154Y2 (ja) 振動ふるいの目詰り防止装置
JP2001054763A (ja) 省エネ型振動篩機
SU917864A1 (ru) Сито дл грохотов
RU2014159C1 (ru) Грохот

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees