JPH04260479A - 振動ふるい機用ふるい網 - Google Patents

振動ふるい機用ふるい網

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JPH04260479A
JPH04260479A JP4109491A JP4109491A JPH04260479A JP H04260479 A JPH04260479 A JP H04260479A JP 4109491 A JP4109491 A JP 4109491A JP 4109491 A JP4109491 A JP 4109491A JP H04260479 A JPH04260479 A JP H04260479A
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JP
Japan
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sieve
net
screen
sieve net
vibrating
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Application number
JP4109491A
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English (en)
Inventor
Takeyoshi Nonaka
野中 丈義
Masahiro Ikeda
政廣 池田
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ふるい機用ふるい網
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】特開平2−99174号
公報にはふるい網を張架させたトラフを振動させること
により、上記ふるい網上で材料を移送させるようにし、
上記ふるい網に対しほぼ垂直方向に延びるロッド状部材
に振動力を与えるふるい網振動用駆動部を複数個トラフ
の両縁部に張架させて固定した取付板に取付けている。 上記ロッド状部材の下端部はふるい網に固定されており
、駆動部を駆動させるとロッド状部材はその軸方向に振
動し、その下端部に取付けられたふるい網を振動させて
、このふるい網上の材料のふるい分け効率を向上させる
ものであるが、ふるい網を新しいふるい網と交換する場
合には取付板のみならず、これに固定されているふるい
網振動用駆動部のロッド状部材の下端部とふるい網とを
固定させている手段であるボルト等を取除かなければな
らない。ふるい網振動用駆動部は複数個設けられている
ので、これらすべてを取除かねばならず、この上でふる
い網を新しいものと交換することになるのであるが、そ
の交換作業は上述したように非常に面倒である。
【0003】本出願人は上記問題に鑑みて、ふるい網に
垂直方向に延びるロッド状部材に振動を与えてふるい分
け効率を向上させながら、なおかつふるい網の交換を従
来より大巾に容易とすることのできる振動ふるい装置を
提供することを目的として、ふるい網を張架させた枠体
を傾斜させること及び/又は振動させることにより前記
ふるい網上で材料を移送させるようにし、前記ふるい網
に対しほゞ垂直方向に延びるロッド状部材に振動力を与
えるふるい網振動用駆動部を少なくとも1個、前記枠体
に支持させた振動ふるい装置において、前記ロッド状部
材を前記枠体の底壁部に形成した開口に挿通させ、その
先端部を前記ふるい網に固定させ、下端部は前記枠体の
底壁部に固定したケーシング内で弾性部材を介して該ケ
ーシングに結合され、該ケーシング内に前記ロッド状部
材をその軸方向に振動させる加振機構を配設させたこと
を特徴とする振動ふるい装置を提案した(特願平2−2
99498号)。
【0004】然るに上記特開平2−99174号公報に
記載の振動ふるい機におけるふるい網においても、又該
振動ふるい機を改良するために、本出願人が提案した上
記の振動ふるい機用のふるい網においても、ふるい網を
振動させるためのロッド状部材の下端部又は上端部はふ
るい網に固定しなければならないが、このためにふるい
網に、このロッド状部材の先端部を挿通させるための丸
孔を形成しなければならない。然るにこのようなふるい
網を張架させる枠体に設けたテンション機構によりその
巾方向に所望の張力を与えるように張設する場合に、上
記丸孔を通る巾方向の線上においては所望の張力をかけ
ることができないのみならず、場合によってはこの丸孔
の周縁において破損もしくは亀裂を生ずることが多かっ
た。これでは所望のふるい効率が得られないばかりでな
く、場合によってはふるい上材料もふるい下材料として
下方に落下するおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、例えばふるい網に対し、ロッド状部材で
直接これを振動させることにより、ふるい効率を向上さ
せているような振動ふるい機において用いる場合にも所
望の張力を与えて枠体に張架させることができ、またふ
るい上材料がふるい下材料となるようなことがない振動
ふるい機用ふるい網を提供することを目的とする。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、網面に
形成された円形の開口とほぼ同一径の中心孔を有する金
属製の環状部材を前記開口に整列して前記網面の上面又
は下面に接着させたことを特徴とする振動ふるい機用ふ
るい網、によって達成される。
【0007】
【作用】ふるい網に形成した円形の開口に整列して該開
口とほぼ同じ径の中心孔を有する金属製の環状部材をこ
のふるい網の上面または下面に接着させたので、このよ
うなふるい網を枠体にその網の例えば巾方向に所望のテ
ンションを得るように張力をかけた場合に他の網面はも
ちろんのこと、上記開口を通る該ふるい網の巾方向の線
上においても、所望のテンションになるよう張設される
ことができ、またふるい網が金属線でなる場合はもちろ
んのこと、ナイロンのような金属より強度の小さい材質
でなるふるい網に対しても、所望のテンションをかけた
ときに、ふるい網の、例えばこのふるい網のロッド状部
材を挿通させるための孔近辺において亀裂を生ずること
がなく、従ってこのふるい網をふるい網を直接振動させ
る型式の振動ふるい機に適用した場合、ふるい上材料が
ふるい下材料となることなく、またふるい網全面にわた
って所望の張力をかけて張設されるので、従来よりふる
い分け効率を大巾に向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例による振動ふるい装置
について図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の実施例による振動ふるい装
置を示すが、全体として1で示され、トラフ2内にはふ
るい網3が張設されている。図1においてトラフ2の右
端部にはふるい上材料排出口4及びふるい下材料排出口
5が形成されており、左端部にはふるい材料供給口6が
形成されている。トラフ2の底壁部には振動駆動部取付
板7が一体的に形成され、これの後端部に公知の一対の
振動電動機8a、8bが固定されている。
【0010】トラフ2は前後左右対となった支柱9a、
9b、10a、10bに防振ばね11、11、11、1
1を介して支持されている。又トラフ2の底壁部にはふ
るい網振動駆動部12が本実施例では図3で明示される
ように5個取付けられている。トラフ2の左端部に形成
されるふるい上材料供給口6の直上方には電磁振動フィ
ーダ14が配設されており、これにはホッパ13からふ
るい材料が供給されるようになっている。又ホッパ13
及び電磁振動フィーダ14は架台15上に配設されてい
る。
【0011】次にふるい網振動駆動部12の詳細につい
て説明する。本実施例では、これは図3に示すように5
箇所に配置されているが、いずれも同一の構成であるの
で図5に示す1個のふるい網振動駆動部12について説
明する。これは図4に示すようなカップ状のケーシング
21を備えており、この上端部は図6に示すようにトラ
フ2の底壁部2aに例えば溶接により固定された一対の
アングル部材23a、23bにボルト19、19により
固定されている。ケーシング21の底壁部には図4に示
すように固定側電磁石28がコイル29を巻装させて固
定されており、又これに空隙をおいて可動コア27が一
対のばね30により支持されている。この可動コア27
の中央部にロッド26の下端部が固定されており、これ
は図5に示すようにトラフ2の底壁部に形成された開口
24を挿通しており、上端部にふるい網取付部としての
増径部32が一体的に形成されており、これを囲むよう
にコップ形状の金属で成る傘部材31が固定されており
、これはロッド26のトラフ2の底壁部2aから突出す
る部分及びこの上端部に一体的に形成されている増径部
32に向ってふるい下が落ちてくるのをカバーするよう
に配置されている。又この傘部材31の上方にふるい網
3を介在させて対向してふるい網取付部材33がボルト
34により増径部32に固定されている。すなわち増径
部32には図示せずともねじ孔が形成されており、取付
部材33に形成したボルト挿通用孔にボルト34を挿通
させ、ボルト34のねじ部を増径部32に形成したねじ
孔に螺着締付けることにより、ロッド26の先端部はふ
るい網3に対し挟持固定されるように構成されている。 なお、本実施例によれば環状部材100が後述するよう
にふるい網3の下面に固定され、この下方に及びふるい
網3の上面にガスケットリングGを介在させている。
【0012】又トラフ2の底壁部2aに形成される開口
24の周縁部には筒状の突起部25が一体的に形成され
ており、これをロッド26が貫通しているのであるが、
この上端部と増径部32との間に筒状のゴムでなる被覆
部材35がその上端部及び下端部において増径部と突起
部25とに弾性的に止着されている。
【0013】以上のようにしてロッド26はふるい下材
料から全く被覆された状態となっている。次にふるい網
3のトラフ2に対する張設取付構造について特に図5を
参照して説明する。
【0014】ふるい網3の両側縁部にはV字型に屈曲し
た取付部材42a、42bを取付ており一対の保持部材
90a、90bがトラフ2の長手方向に沿って延在して
おり、その上端部41a、41bはトラフ2の内壁に弾
性的に圧接している。図5に示すように取付部材42a
、42bは保持部材90の下端部に係合しており、保持
部材90a、90bの垂直板部に形成した孔にボルト4
3a、43bが挿通しており、これは更にトラフ2の側
壁部2bの開口を挿通していて、そのボルト43a、4
3bのねじ部をばね44a、44bのばね受部材45a
、45bの開口を挿通させた上でナット46a、46b
を螺着締付けることによりばね44a、44bの圧縮力
に応じたテンションでふるい網3がトラフ2内に緊張し
て取付られるようになっている。
【0015】次に、図7を参照して本発明に係るふるい
網3の詳細について説明する。
【0016】本実施例のふるい網3は上網と下網とを重
ねてなり、それぞれその網目は380メッシュ及び38
メッシュと、その網目は非常に小さく、また目開きは3
6.8ミクロンメータ及び468ミクロンメータであり
材質はそれぞれナイロンでなる。それらの線径は0.0
30ミリメータ及び0.200ミリメータであり、微粉
のふるい分けに用いられるものである。ふるい網3の外
形は長さLが1620ミリメータ及びその巾Wは550
ミリメータである。これに対し図示したようなふるい網
振動駆動部12が取りつけられるのであるが、この取付
位置において、ふるい網3には14ミリ径の開口3aが
形成されており、これに対し同じく14ミリ径の中心孔
100aを有する0.5ミリ厚のステンレスでなる環状
部材100がふるい網3の下面にふるい網開口3a及び
その中心孔100aを整列させて上方から接着剤を網目
に通すことにより、環状部材100の上面全体にわたる
ようにし、環状部材100をふるい網3の下面に接着さ
せるようにしている。
【0017】本発明の実施例による振動ふるい装置は以
上のように構成されるが、次にその作用について説明す
る。
【0018】図1において一対の振動電動機8a、8b
に通電すると、公知のように不平衡重錘は同期して回転
し、これらの合成力による直線振動力でトラフは矢印a
で示す方向に直線振動をする。又各ふるい網振動駆動部
12にも通電されているものとする。図1においてホッ
パ13からふるい材料が電磁振動フィーダ14によって
、トラフ2のふるい材料供給口6に供給される。トラフ
2は矢印a方向に直線振動しているので、供給口6から
供給されたふるい分け材料はある層厚を成して振動で図
1において右方へと移送される。この途上においてふる
い網3上でふるい上とふるい下とに分けられるのである
が、ふるい網には本実施例によれば5個のふるい網振動
駆動部12が固定されており、図4に示すように、今コ
イル29には交流が通電されているので可動コア27と
の間に交番吸引力が発生し、これによりロッド26は上
下方向に振動する。従ってその先端部で固定されている
ふるい網3を振動させる。なおこの駆動部12のコイル
に通電される交流の周波数は充分高いものとしておりふ
るい網3はこれに応じて高い周波数で振動することによ
り衝撃的な力を与えており、この上のふるい材料は効率
よく、目詰まりを生ずることなくふるい上とふるい下と
にシャープにふるい分けられる。よって図1においてト
ラフ2の右方へと運ばれるふるい上材料はふるい上材料
排出口4から外方へ排出されかつふるい下材料はふるい
下材料排出口5から外部へと排出される。
【0019】以上のようにしてふるい網3上で材料がふ
るい分けられるのであるが、ふるい下材料はトラフ2の
底壁部2a上に落下する。そしてこの底壁部上を直線振
動により移送されるのであるが、この途上においてトラ
フの底壁部2aは図5に明示されるように開口の周縁部
に筒状の突起部25が形成されているので、この周囲を
移送され、この筒状の突起部25内に侵入することはな
い。すなわち振動駆動部12のケーシング21内に侵入
することはない。更に本実施例によればロッド26の上
端部の増径部32と突起部25との間に筒状のゴムでな
る被覆部材35が止着されているので完全にふるい下材
料が駆動部12のケーシング21内に入ることが防止さ
れる。更に増径部32を覆うように傘部材31が取付け
られているのでふるい下材料は突起部25を避けるよう
にして、トラフ2の底壁部2aに落下するので、なおさ
ら駆動部12のケーシング21内への侵入を防止させて
いるのみならず、ゴムでなる被覆部材35の寿命を長く
する(直接ふるい下材料がかゝることがないので)。又
ふるい網3とトラフ2の底壁部2aとは相対的な振動を
行なうのであるが、これは筒状部材31はゴムでなるの
で、このたわみにより吸収されてロッド26の振動には
何ら弊害を及ぼすことはない。
【0020】本発明の実施例による振動ふるい装置は以
上のような作用を行なうのであるが、次にこのふるい網
3の交換操作について説明する。
【0021】新しいふるい網と交換する場合は上方から
ボルト34を弛めることにより簡単に全てのふるい網駆
動部12からふるい網3は取除くことができる。この上
でふるい網3の両縁部において取付部42a、42bと
係合している保持部材90a、90bを挿通しているボ
ルト43a、43bに螺着しているナット46a、46
bを弛め外すことにより、簡単にふるい網3は取除くこ
とができる。ついで新しいふるい網の両縁部には取付部
42a、42bと同様な取付部が設けられているので、
これに保持部材90a、90bの下端部を図5に示すよ
うに係合させた上、ボルト43a、43bにばね44a
、44bを介在させてナット46a、46bを締付ける
ことにより新しいふるい網3がトラフ2内に所定のテン
ションで緊張させて取付けることができる。なお、この
とき本実施例のふるい網3には開口3aが形成され、こ
れに整列して下面側に環状部材100が接着されている
ので、緊張時に開口3aのところで亀裂を生じたり、こ
の開口3aを含む巾方向の線上では均一なテンションを
かけることができないということはない。ついでガスケ
ットG、Gや各取付部材33を介在させてボルト34を
増径部32のねじ孔に螺着締付けることにより各ふるい
網駆動部12のロッド26の先端部が新しいふるい網3
に固定されることができる。なお本実施例によれば駆動
部12のケーシング21はボルト19により図6に示す
ように一対の取付部材23a、23bを介してトラフの
底壁部2aに固定されているので、これを取付けたまゝ
でふるい網を交換させることができ、そのふるい網の交
換作用は従来より大巾に簡略化される。
【0022】以上、本発明の実施例について説明したが
、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0023】例えば以上の実施例ではトラフを振動させ
るのに一対の振動電動機が用いられたが、この加振駆動
部はこれに限ることなく電磁石駆動部を用いてもよい。
【0024】又以上の実施例ではふるい網振動駆動部と
して電磁石を用いたが、勿論これに限ることなく他の振
動駆動部、例えば小型の振動電動機を一対用いるように
してもよく、あるいは圧縮空気による鋼玉の回転による
振動力を利用してもよい。あるいは単に枠体を下向きに
傾斜させるだけでもよい。
【0025】又以上の実施例では振動駆動部は5箇所設
けたが、勿論1箇所であってもよく、あるいは更に多数
のふるい振動駆動部を配設するようにしてもよい。
【0026】又以上の実施例では長方形状のふるい網に
対し、その短辺方向、すなわちふるい材料の移送方向に
対し、垂直の方向に枠体の側壁部で所定のテンションを
かけ、張設するようにしたが、これに代えて長手方向、
すなわち移送方向において実施例と同様な形状のふるい
網を実施例と同様な張設手段により、所望のテンション
で張設させるようにしてもよい。
【0027】又以上の実施例ではふるい網がナイロンで
なり、上網と下網とからなるが、通常のふるい網の如く
、一枚のナイロンでなるふるい網は勿論のこと、金属で
なるふるい網にも本発明は適用可能である。
【0028】又以上の実施例ではふるい網の形状として
長さL及び巾Wを上記のように設定し、またふるい網の
開口の位置は5箇所とし、この径の大きさも上記実施例
のような寸法に設定したが、勿論これらの寸法比及び開
口の位置及び数も同実施例の図示した例に限定されるこ
となく、更に多数の開口を形成してもよいし、あるいは
1箇所、例えばふるい網の中心部に丸孔を形成するよう
にしてもよい。
【0029】又、ふるい網3がナイロンに代え、金属線
でなる場合は接着剤であってもよいが、ろう付材を上面
からふるい網目を通って浸透させることにより、ふるい
網3の下面に対し、環状部材100を接着(ろう付固定
)させるようにしてもよい。
【0030】又以上の実施例では、ふるい網3の下面に
ふるい網の開口3aと環状部材100の中心孔100a
を整列させて、ふるい網3の下面に接着剤により固定さ
せるようにしたが、これに代えて、ふるい網3の上面に
実施例と同様に開口3a及び中心孔100aを整列させ
て、ふるい網3の下面より、接着剤を浸透させるかろう
材を浸透させることにより環状部材100を接着固定さ
せるようにしてもよい。
【0031】又上記実施例のような、ふるい網振動駆動
部12の取り付けに対しては、ふるい網3の上面又は下
面のいずれか一方に環状部材100を接着させるだけで
充分であるが、場合によってはふるい網3の両面に環状
部材100を接着させるようにしてもよい。
【0032】又以上の実施例では、ふるい網3の交換を
容易にするために本出願人が先に提案したロッド状部材
が下方に延びる場合について適用したが、これに代えて
、これより更に先に提案したロッド状部材がふるい網よ
り上方に延びる構成の振動ふるい装置にも本発明は適用
可能である。
【0033】又以上の実施例及び変形例ではふるい網の
開口に整列して、環状部材100を接着する手段として
接着剤かろう材によるろう付を説明したが、もちろんこ
れに限定されることなく、従来公知の種々の接着方法が
あるのである。例えば点溶接によって(この場合にはふ
るい網は金属)環状部材100をふるい網に取りつける
ようにしてもよい。
【0034】又本願明細書では環状部材を金属製とした
が、金属と同等な強度、及び上記実施例と同様な効果を
奏する剛性のある環状部材をも本願発明は含むものとす
る。
【0035】又以上の実施例では本願発明のふるい網の
ふるい面を直接振動駆動するためにロッド状部材をふる
い網に固定させる機種の振動ふるい機に適用したが、も
ちろんこの機種に限定されることなく、例えば環状部材
に直接バイブレータを取りつけるような構成の振動ふる
い機にも本発明のふるい網は適用可能である。その他の
振動ふるい機であって、要するにこのふるい網をその巾
方向、又は長手方向において所望のテンションで調節す
る場合には、すべて本発明は適用可能である。
【0036】又以上の実施例では一段ふるい、すなわち
一種類のふるい上とふるい下とにふるい分ける場合を設
定したが、更に多種類のふるい上材料及びふるい下材料
、例えば二段ふるいにも本発明は適用可能であり、この
場合には一方のふるい網のみに対し本発明の構成を適用
するようにしてもよいし、上下ふるい網に整列して開口
を形成し、これに整列するようにロッド状部材を挿通さ
せて、それぞれのふるい網に対し、該ロッド状部材を固
定するようにし、該ロッド状部材の下端部又は上端部を
振動駆動部に結合するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上、述べたように本発明の振動ふるい
機用ふるい網によれば、例えばこのふるい網に、上方又
は下方に延びるロッド状部材の先端部を固定させ、該ロ
ッド状部材を振動させることにより、ふるい分け効率を
向上させるような振動ふるい機に用いる場合には、ロッ
ド状部材の先端部とふるい網との取り付けを確実にする
のみならず、この振動ふるい機の使用に際しては、例え
ばその巾方向に、あるテンションをもって調節しなけれ
ばならないが、このとき従来見られていたような、ふる
い網に形成した開口を通る幅方向の線上にはテンション
がかけられなかったり、亀裂が生じ、該ふるい網の使用
を不可としていたのが防止され、ふるい網を常に適正な
テンションで調節させることができ、かつ、上記のよう
なロッド状部材の取り付けにおいて長期の使用に耐える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による振動ふるい装置の側面図
である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同実施例におけるふるい網振動駆動部の要部の
拡大断面図である。
【図5】図3における[5]−[5]線方向拡大断面図
である。
【図6】図5における[6]−[6]線方向断面図であ
る。
【図7】同実施例におけるふるい網の要部の拡大断面図
である。
【符号の説明】
1        振動ふるい装置 3        ふるい網 3a      開口 100    環状部材 100a  中心孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 網面に形成された円形の開口とほぼ同一径の中心孔を有
    する金属製の環状部材を前記開口に整列して前記網面の
    上面又は下面に接着させたことを特徴とする振動ふるい
    機用ふるい網。
JP4109491A 1991-02-13 1991-02-13 振動ふるい機用ふるい網 Pending JPH04260479A (ja)

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JP4109491A JPH04260479A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 振動ふるい機用ふるい網

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JP4109491A JPH04260479A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 振動ふるい機用ふるい網

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004080614A1 (ja) * 2003-03-14 2004-09-23 Yasuo Fujii 選別装置
JP2007307441A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Murata Mfg Co Ltd 振動式篩い装置

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JP2007307441A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Murata Mfg Co Ltd 振動式篩い装置

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