JPH0424623B2 - - Google Patents
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- JPH0424623B2 JPH0424623B2 JP58109434A JP10943483A JPH0424623B2 JP H0424623 B2 JPH0424623 B2 JP H0424623B2 JP 58109434 A JP58109434 A JP 58109434A JP 10943483 A JP10943483 A JP 10943483A JP H0424623 B2 JPH0424623 B2 JP H0424623B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B29/00—Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously
- F25B29/006—Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously of the sorption type system
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、直火式二重効用吸収冷温水機、特
に高温発生器からの排ガスの温度が所定値以下に
なつた場合、低温発生器に供給される溶液量を減
少させ高温発生器内の溶液温度を上昇させること
により前記排ガスの温度を所定値以上に上昇せし
めるようにしてなる直火式二重効用吸収冷温水機
に関する。
に高温発生器からの排ガスの温度が所定値以下に
なつた場合、低温発生器に供給される溶液量を減
少させ高温発生器内の溶液温度を上昇させること
により前記排ガスの温度を所定値以上に上昇せし
めるようにしてなる直火式二重効用吸収冷温水機
に関する。
高温発生器からの燃焼排ガスの温度を制御しな
い場合、高温発生器から排出されるガスの温度が
低下し、排ガス中に含有されている酸の露点以下
となつて煙管中に酸が結露し、煙管を腐蝕した
り、スノスマツトと称するイオウ分が析出し煙管
に付着する等種々の問題が生ずる。このような問
題を解決する為の手段として高温発生器の排出ガ
スの温度を検知し、この排出ガスの温度が計画値
以下のとき稀溶液のバイパス量を増加して高温発
生器へ稀溶液の供給量を減少させることにより排
ガスの温度を調整するようにした吸収冷凍機は公
知である(実用新案出願公開昭和55年第9146号公
報参照)。しかしながら、高温発生機の排出ガス
の温度が所定値以下になつた場合、低温発生器に
供給される溶液の量を減少させることにより上記
排ガスの温度を所定値以上の温度にすることは知
られていなかつた。
い場合、高温発生器から排出されるガスの温度が
低下し、排ガス中に含有されている酸の露点以下
となつて煙管中に酸が結露し、煙管を腐蝕した
り、スノスマツトと称するイオウ分が析出し煙管
に付着する等種々の問題が生ずる。このような問
題を解決する為の手段として高温発生器の排出ガ
スの温度を検知し、この排出ガスの温度が計画値
以下のとき稀溶液のバイパス量を増加して高温発
生器へ稀溶液の供給量を減少させることにより排
ガスの温度を調整するようにした吸収冷凍機は公
知である(実用新案出願公開昭和55年第9146号公
報参照)。しかしながら、高温発生機の排出ガス
の温度が所定値以下になつた場合、低温発生器に
供給される溶液の量を減少させることにより上記
排ガスの温度を所定値以上の温度にすることは知
られていなかつた。
本発明は、直火式二重効用吸収冷温水機におい
て、高温発生器の加熱炉からの排ガスの温度が所
定値以下に低下したとき、低温発生器に導入され
る溶液の量を減少させ高温発生器の溶液の温度を
上昇させることにより高温発生器からの前記排ガ
ス温度を所定値以上に上昇させて、排ガス温度が
所定値以下に低下することにより生ずる種々の問
題を解決することである。
て、高温発生器の加熱炉からの排ガスの温度が所
定値以下に低下したとき、低温発生器に導入され
る溶液の量を減少させ高温発生器の溶液の温度を
上昇させることにより高温発生器からの前記排ガ
ス温度を所定値以上に上昇させて、排ガス温度が
所定値以下に低下することにより生ずる種々の問
題を解決することである。
本発明は、吸収器、蒸発器、凝縮器、低温発生
器及び直火式高温発生器を主要構成要素とする直
火式二重効用吸収冷温水機において、高温発生器
の排ガス温度が所定の値以下に低下した場合、高
温発生器の排ガ温度検出器で検出された信号に応
じて低温発生器に供給される溶液量を減少させる
ように制御する手段を設けてなる直火式二重効用
吸収冷温水機である。
器及び直火式高温発生器を主要構成要素とする直
火式二重効用吸収冷温水機において、高温発生器
の排ガス温度が所定の値以下に低下した場合、高
温発生器の排ガ温度検出器で検出された信号に応
じて低温発生器に供給される溶液量を減少させる
ように制御する手段を設けてなる直火式二重効用
吸収冷温水機である。
この発明を図面に基いて更に詳しく説明する。
第1図乃至第3図は、本発明の一実施の態様を
示す系統図であつて、主要部の記号を説明すると
Aは吸収器、Cは凝縮器、Eは蒸発器、GLは低
温発生器、GHは高温発生器、XHは第1熱交換
器、XLは第2熱交換器、2は排ガス管上に設け
た排ガス温度検出器、17,27は低温発生器に
導入される溶液量を調節するための弁、P,PL,
PHは吸収器溶液を高温発生器又は低温発生器に
送るポンプ、6は冷水管5の出口に設けられた冷
水温度検出器、4は加熱炉1へ燃料を供給する為
の管3に設けられた燃料制御弁を示す。
示す系統図であつて、主要部の記号を説明すると
Aは吸収器、Cは凝縮器、Eは蒸発器、GLは低
温発生器、GHは高温発生器、XHは第1熱交換
器、XLは第2熱交換器、2は排ガス管上に設け
た排ガス温度検出器、17,27は低温発生器に
導入される溶液量を調節するための弁、P,PL,
PHは吸収器溶液を高温発生器又は低温発生器に
送るポンプ、6は冷水管5の出口に設けられた冷
水温度検出器、4は加熱炉1へ燃料を供給する為
の管3に設けられた燃料制御弁を示す。
先ず第1図に基いて本発明の一実施の態様を説
明すると、吸収器Aの希溶液はポンプPにより吸
収器から管11で引出され、第2熱交換器XL及
び第1熱交換器XHを経て加熱炉1で加熱されて
いる高温発生器GHに導かれ、高温発生器で濃縮
された溶液は高温発生器から管12で引出され第
1熱交換器XH及び管13を経て低温発生器GL
に導かれ、この低温発生器中で更に濃縮された後
低温発生器から管14で引出され第2熱交換器
XL及び管15を経て吸収器Aに導入される。こ
の例においては、管13と14の間に低温発生器
GLに導入される溶液の1部が低温発生器GLをバ
イパス出来るようバイパス用管16が設けられ、
この管16上に流量調節バルブ17が設けられて
いる。そして高温発生器の排ガス管上に設けられ
ている排ガスの温度検出器により、排ガスの温度
を検出し、排ガスの温度が所定の温度より低い温
度となつた場合には、その信号を流量調節弁17
に伝達し、該バルブを開き、管13から14に溶
液をバイパスさせ、又はバイパス量を増大させる
ことにより、低温発生器への溶液の供給量を減少
させる。このようにして低温発生器への溶液の供
給量が減少する結果、低温発生器内の溶液量が減
少し、その水位が低くなる為、管18を経て高温
発生器から引き出され、低温発生器中で溶液と熱
交換する熱交換面積が減少し(散布式の場合に
は、低温発生器に導入される溶液量が少くなる為
熱伝達率が悪化し)高温発生器から管18を経て
引出さる冷媒蒸気が凝縮しにくくなり、該管中の
冷媒圧力が上昇する為、高温発生器内の冷媒蒸気
の圧力も上昇し、その結果高温発生器の溶液温度
が上昇し高温発生器から排出される排ガスの温度
も上昇することになる。
明すると、吸収器Aの希溶液はポンプPにより吸
収器から管11で引出され、第2熱交換器XL及
び第1熱交換器XHを経て加熱炉1で加熱されて
いる高温発生器GHに導かれ、高温発生器で濃縮
された溶液は高温発生器から管12で引出され第
1熱交換器XH及び管13を経て低温発生器GL
に導かれ、この低温発生器中で更に濃縮された後
低温発生器から管14で引出され第2熱交換器
XL及び管15を経て吸収器Aに導入される。こ
の例においては、管13と14の間に低温発生器
GLに導入される溶液の1部が低温発生器GLをバ
イパス出来るようバイパス用管16が設けられ、
この管16上に流量調節バルブ17が設けられて
いる。そして高温発生器の排ガス管上に設けられ
ている排ガスの温度検出器により、排ガスの温度
を検出し、排ガスの温度が所定の温度より低い温
度となつた場合には、その信号を流量調節弁17
に伝達し、該バルブを開き、管13から14に溶
液をバイパスさせ、又はバイパス量を増大させる
ことにより、低温発生器への溶液の供給量を減少
させる。このようにして低温発生器への溶液の供
給量が減少する結果、低温発生器内の溶液量が減
少し、その水位が低くなる為、管18を経て高温
発生器から引き出され、低温発生器中で溶液と熱
交換する熱交換面積が減少し(散布式の場合に
は、低温発生器に導入される溶液量が少くなる為
熱伝達率が悪化し)高温発生器から管18を経て
引出さる冷媒蒸気が凝縮しにくくなり、該管中の
冷媒圧力が上昇する為、高温発生器内の冷媒蒸気
の圧力も上昇し、その結果高温発生器の溶液温度
が上昇し高温発生器から排出される排ガスの温度
も上昇することになる。
また、高温発生器から低温発生器へ溶液の流れ
は両発生器間の圧力差に依存しているが、例えば
冷却水の温度が低いなどの原因で高温発生器の圧
力が低下し高温発生器内の溶液流量が少なくなる
と高温発生器内の溶液濃度が増大し、従つて高温
発生器出口濃度も大となり、結晶が析出する危険
があるが、このような場合にも排ガス温度が低下
するので、この排ガス温度に基いて前に述べたよ
うに高温発生器の圧力を所定値以上に上昇させる
ようにすることができるので、溶液中への結晶の
析出も防止できる。
は両発生器間の圧力差に依存しているが、例えば
冷却水の温度が低いなどの原因で高温発生器の圧
力が低下し高温発生器内の溶液流量が少なくなる
と高温発生器内の溶液濃度が増大し、従つて高温
発生器出口濃度も大となり、結晶が析出する危険
があるが、このような場合にも排ガス温度が低下
するので、この排ガス温度に基いて前に述べたよ
うに高温発生器の圧力を所定値以上に上昇させる
ようにすることができるので、溶液中への結晶の
析出も防止できる。
次に、第2図に基いて本発明の他の実施の態様
について説明する。第2図に示されている直火二
重効用吸収冷温水機は、吸収器における希溶液の
一部を低温発生器に供給する方式のものである。
吸収器Aから希溶液の一部はポンプPHより管1
2より引き出され第1熱交換器XHを経て、加熱
炉1で加熱されている高温発生器GHに導入され
高温発生器で濃縮された後管22により引出され
第1熱交換器を経て、管25より引出されている
低温発生器GLからの濃溶液と共に管26を経て
吸収器に導入される。一方吸収器における希溶液
の他の一部はポンプPLにより管23より引出さ
れ、流量調節弁27、第2熱交換希XL及び管2
4を経て低温発生器GLに導入され、こゝで濃縮
された後管25により引出され、第2熱交換器を
経て、高温発生器からの溶液と共に管26を経て
吸収器に導入される。この第2図に示される例に
おいては、高温発生器の排ガス管上に設けられて
いる排ガス温度検出器により排ガスの温度を検出
し、排ガスの温度が所定の温度より低い温度とな
つた場合には、その信号を低温発生器への溶液の
導入管上にある流量調節弁27に伝達し、弁の開
度を調節することにより吸収器Aから低温発生器
GLへ導入される溶液の量を減少させる。その結
果低温発生器中の溶液の量が減少し、その水位が
下がる為、前に説明したのと同じ理由で管28中
の冷媒圧力が上昇しその結果高温発生器中の溶液
温度が上昇し、排ガスの温度も所定値以上に上昇
する。
について説明する。第2図に示されている直火二
重効用吸収冷温水機は、吸収器における希溶液の
一部を低温発生器に供給する方式のものである。
吸収器Aから希溶液の一部はポンプPHより管1
2より引き出され第1熱交換器XHを経て、加熱
炉1で加熱されている高温発生器GHに導入され
高温発生器で濃縮された後管22により引出され
第1熱交換器を経て、管25より引出されている
低温発生器GLからの濃溶液と共に管26を経て
吸収器に導入される。一方吸収器における希溶液
の他の一部はポンプPLにより管23より引出さ
れ、流量調節弁27、第2熱交換希XL及び管2
4を経て低温発生器GLに導入され、こゝで濃縮
された後管25により引出され、第2熱交換器を
経て、高温発生器からの溶液と共に管26を経て
吸収器に導入される。この第2図に示される例に
おいては、高温発生器の排ガス管上に設けられて
いる排ガス温度検出器により排ガスの温度を検出
し、排ガスの温度が所定の温度より低い温度とな
つた場合には、その信号を低温発生器への溶液の
導入管上にある流量調節弁27に伝達し、弁の開
度を調節することにより吸収器Aから低温発生器
GLへ導入される溶液の量を減少させる。その結
果低温発生器中の溶液の量が減少し、その水位が
下がる為、前に説明したのと同じ理由で管28中
の冷媒圧力が上昇しその結果高温発生器中の溶液
温度が上昇し、排ガスの温度も所定値以上に上昇
する。
なお、上記説明における排ガス温度検出器から
の信号を調節弁27に伝達して低温発生器へ導入
される液量を調節する代りに、排ガス検出器から
の信号をポンプPLに伝達してポンプPLの回転数
を制御することにより低温発生器に導入される溶
液量を減少させてもよい。
の信号を調節弁27に伝達して低温発生器へ導入
される液量を調節する代りに、排ガス検出器から
の信号をポンプPLに伝達してポンプPLの回転数
を制御することにより低温発生器に導入される溶
液量を減少させてもよい。
以上説明した本発明の2つの実施の態様におい
て引用した第1図及び第2図においては、直火式
二重効用吸収冷温水器における負荷の変動を冷水
出口に設けた温度検出器6により検出しその信号
を高温発生器GHへの燃料供給管3に設けた弁4
に伝達しこの弁の開度を調節することにより負荷
に応じて高温発生器の加熱量を調節する従来から
行われている方式を示しているが、通常の運転時
には冷温水器の負価に応じて高温発生器の加熱量
を調節する外、低温発生器への溶液導入量をも調
節し、高温発生器の排ガス排出管からの排ガス温
度が所定値以下になつた場合には、この温度に応
じて低温発生器への溶液導入量を調節するように
することも可能である。
て引用した第1図及び第2図においては、直火式
二重効用吸収冷温水器における負荷の変動を冷水
出口に設けた温度検出器6により検出しその信号
を高温発生器GHへの燃料供給管3に設けた弁4
に伝達しこの弁の開度を調節することにより負荷
に応じて高温発生器の加熱量を調節する従来から
行われている方式を示しているが、通常の運転時
には冷温水器の負価に応じて高温発生器の加熱量
を調節する外、低温発生器への溶液導入量をも調
節し、高温発生器の排ガス排出管からの排ガス温
度が所定値以下になつた場合には、この温度に応
じて低温発生器への溶液導入量を調節するように
することも可能である。
以下このような方式の直火二重効用吸収冷温水
機の実施の態様を第3図に基いて説明する。
機の実施の態様を第3図に基いて説明する。
第3図に示した装置において、吸収器、蒸発
器、凝縮器、低温発生器及び直火式高温発生器及
び溶液管等の配管並びに制御機構は、冷水温度検
出器6からの信号を吸収器から低温発生器への溶
液導入量を調節する弁27又はポンプPLに伝達
し、負荷に応じて低温発生器への溶液量を調節す
るようにした点を除いて全く同じである。第3図
に示した方式においては、通常の運転時には、冷
水出口に設けた温度検出器6により値の負荷を検
出し、該信号を高温発生器の燃料供給調節弁4に
伝達して負荷に応じて燃料供給量即ち高温発生器
の加熱量を調節する外、該信号を制御機構29を
介して吸収器Aから低温発生器への溶液調節弁7
又はポンプPLに伝達し低温発生器への溶液導入
量を調節する。即ち冷水の出口温度が高いとき即
ち冷温水器の負荷が大きいときには低温発生器に
導入される溶液量が大となるように調節し、又冷
水の出口温度が低いときには該溶液量が小となる
ように調節する。そして若し排ガス温度が所定値
以下に下つた場合には、その温度を排ガス温度検
出器2で検出し、該信号を制御機構を介して溶液
流量制御弁7又はポンプPLに伝達して冷水出口
温度検出器で検出された温度(負荷)の信号を無
視して低温発生器に導入される溶液量を減少させ
ることにより、前の両実施の態様で説明したよう
に高温発生器の温度を上昇させ、排ガスの温度を
上昇させるように制御する。即ち、温度検出器2
で検出された排ガスの温度が所値以下になつたと
きには、制御機構29により冷水出口の冷水の温
度検出器で検出された温度の信号を遮断し、溶液
流量制御弁27又はポンプPLは排煙温度検出器
からの信号に基いて独立に作動する。
器、凝縮器、低温発生器及び直火式高温発生器及
び溶液管等の配管並びに制御機構は、冷水温度検
出器6からの信号を吸収器から低温発生器への溶
液導入量を調節する弁27又はポンプPLに伝達
し、負荷に応じて低温発生器への溶液量を調節す
るようにした点を除いて全く同じである。第3図
に示した方式においては、通常の運転時には、冷
水出口に設けた温度検出器6により値の負荷を検
出し、該信号を高温発生器の燃料供給調節弁4に
伝達して負荷に応じて燃料供給量即ち高温発生器
の加熱量を調節する外、該信号を制御機構29を
介して吸収器Aから低温発生器への溶液調節弁7
又はポンプPLに伝達し低温発生器への溶液導入
量を調節する。即ち冷水の出口温度が高いとき即
ち冷温水器の負荷が大きいときには低温発生器に
導入される溶液量が大となるように調節し、又冷
水の出口温度が低いときには該溶液量が小となる
ように調節する。そして若し排ガス温度が所定値
以下に下つた場合には、その温度を排ガス温度検
出器2で検出し、該信号を制御機構を介して溶液
流量制御弁7又はポンプPLに伝達して冷水出口
温度検出器で検出された温度(負荷)の信号を無
視して低温発生器に導入される溶液量を減少させ
ることにより、前の両実施の態様で説明したよう
に高温発生器の温度を上昇させ、排ガスの温度を
上昇させるように制御する。即ち、温度検出器2
で検出された排ガスの温度が所値以下になつたと
きには、制御機構29により冷水出口の冷水の温
度検出器で検出された温度の信号を遮断し、溶液
流量制御弁27又はポンプPLは排煙温度検出器
からの信号に基いて独立に作動する。
このようにすることにより、排ガス温度を所定
値以上に保ちながら、冷水温度又は冷水負荷信号
により低温発生器への溶液の導入量をも調節出来
るので冷温水器を効率的に運転することが可能と
なる。
値以上に保ちながら、冷水温度又は冷水負荷信号
により低温発生器への溶液の導入量をも調節出来
るので冷温水器を効率的に運転することが可能と
なる。
以上の各実施の態様においては、排ガスの温度
検出器を排ガス管上に設けているが、高温発生器
中の溶液温度を検出することにより、又は高温発
生器中の冷媒蒸気温度或いは圧力を検出すること
により排ガスの温度を間接的に知ることができる
ので、高温発生器中の排ガス温度を直接検出する
代りに、高温発生器中の溶液温度、冷媒蒸気温度
又は圧力を検出するようにしてもよい。
検出器を排ガス管上に設けているが、高温発生器
中の溶液温度を検出することにより、又は高温発
生器中の冷媒蒸気温度或いは圧力を検出すること
により排ガスの温度を間接的に知ることができる
ので、高温発生器中の排ガス温度を直接検出する
代りに、高温発生器中の溶液温度、冷媒蒸気温度
又は圧力を検出するようにしてもよい。
本発明は、高温発生器における排ガスの温度が
所定値以下になつたとき、低温発生器に導入され
る溶液量を減少させることにより、高温発生器の
圧力を上昇させこれに伴つて高温発生器の溶液温
度を上昇させることにより排ガス温度を上昇せし
めるため、その効率が極めてよく、排ガス温度の
低下による酸の結露あるいはスノースマツトの付
着による弊害を有効に防止しうるものである、こ
の発明の特有の効果を従来知られている排ガス温
度が所定値以下になつた場合、高温発生器に導入
する溶液の量を制御する場合に比較して述べる
と、高温発生器に導入する溶液量を減少させる場
合、この溶液量を減少させ過ぎると高温発生器中
の煙管部が露出する危険があり好ましくないばか
りでなく、他の条件が同じであるとすれば流量を
減少させたことによる温度上昇の効果が本発明方
法に比し少ない。即ち高温発生器へ導入する溶液
の量を減少させた場合、高温発生器内の圧力増加
も多少期待できるとしても溶液の温度を上昇させ
る効果は溶液の濃度の増加に依存しているものと
考えられるが、例えば溶液の濃度が2%増大した
としてもこれに伴なう溶液の温度上昇は4℃位の
ものである。これに対し、本願発明においては、
排ガスの温度が所値以上に低下した場合、低温発
生器への溶液流入量を減少せしめる結果前に述べ
たように高温発生器中の圧力を上昇せしめること
となり(この結果蒸気の飽和温度が上昇する)こ
れに伴つて高温発生器内の溶液温度が上昇し、し
たがつて排ガス温度が上昇することになるが、例
えば低温発生器への溶液量を1/2とした場合、低
温発生器における伝熱度が悪化する為高温発生器
の飽和温度は約10℃上昇し、また低温発生器中の
溶液濃度が約2%増大するため該溶液の温度が約
4℃上昇し、この影響でも高温発生器から低温発
生器に熱交換の為に導かれている冷媒蒸気の温度
が約4℃上昇することになりこの温度上昇による
圧力の増加と相まつて、高温発生器の温度は約20
℃上昇することとなり従つて排ガスの温度を効率
良く迅速に所定値以上に上昇させることが可能で
ある。
所定値以下になつたとき、低温発生器に導入され
る溶液量を減少させることにより、高温発生器の
圧力を上昇させこれに伴つて高温発生器の溶液温
度を上昇させることにより排ガス温度を上昇せし
めるため、その効率が極めてよく、排ガス温度の
低下による酸の結露あるいはスノースマツトの付
着による弊害を有効に防止しうるものである、こ
の発明の特有の効果を従来知られている排ガス温
度が所定値以下になつた場合、高温発生器に導入
する溶液の量を制御する場合に比較して述べる
と、高温発生器に導入する溶液量を減少させる場
合、この溶液量を減少させ過ぎると高温発生器中
の煙管部が露出する危険があり好ましくないばか
りでなく、他の条件が同じであるとすれば流量を
減少させたことによる温度上昇の効果が本発明方
法に比し少ない。即ち高温発生器へ導入する溶液
の量を減少させた場合、高温発生器内の圧力増加
も多少期待できるとしても溶液の温度を上昇させ
る効果は溶液の濃度の増加に依存しているものと
考えられるが、例えば溶液の濃度が2%増大した
としてもこれに伴なう溶液の温度上昇は4℃位の
ものである。これに対し、本願発明においては、
排ガスの温度が所値以上に低下した場合、低温発
生器への溶液流入量を減少せしめる結果前に述べ
たように高温発生器中の圧力を上昇せしめること
となり(この結果蒸気の飽和温度が上昇する)こ
れに伴つて高温発生器内の溶液温度が上昇し、し
たがつて排ガス温度が上昇することになるが、例
えば低温発生器への溶液量を1/2とした場合、低
温発生器における伝熱度が悪化する為高温発生器
の飽和温度は約10℃上昇し、また低温発生器中の
溶液濃度が約2%増大するため該溶液の温度が約
4℃上昇し、この影響でも高温発生器から低温発
生器に熱交換の為に導かれている冷媒蒸気の温度
が約4℃上昇することになりこの温度上昇による
圧力の増加と相まつて、高温発生器の温度は約20
℃上昇することとなり従つて排ガスの温度を効率
良く迅速に所定値以上に上昇させることが可能で
ある。
第1図〜第3図は夫々本発明の実施の態様を示
すフローシートである。 A……吸収器、E……蒸発器、C……凝縮器、
GL……低温発生器、GH……高温発生器、XH…
…第1熱交換器、XL……第2熱交換器、17,
27……低温蒸発器への溶液導入量調節弁、2…
…排ガス温度検知器、4……燃料調節弁、6……
冷水出口温度検出器、PL……吸収器溶液を低温
発生器へ送るポンプ、PH……吸収器溶液を高温
発生器へ送るポンプ、29……制御機構。
すフローシートである。 A……吸収器、E……蒸発器、C……凝縮器、
GL……低温発生器、GH……高温発生器、XH…
…第1熱交換器、XL……第2熱交換器、17,
27……低温蒸発器への溶液導入量調節弁、2…
…排ガス温度検知器、4……燃料調節弁、6……
冷水出口温度検出器、PL……吸収器溶液を低温
発生器へ送るポンプ、PH……吸収器溶液を高温
発生器へ送るポンプ、29……制御機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸収器、蒸発器、凝縮器、低温発生器及び直
火式高温発生器を主要構成要素とする直火式二重
効用吸収冷温水器において、高温発生器の排ガス
温度が所定以下に低下した場合、高温発生器の排
ガス温度検出器で検出された信号に応じて低温発
生器に導入させる溶液量を減少させるように制御
する装置を設けたことを特徴とする直火式二重効
用吸収冷温水機。 2 低温発生器に導入される溶液量制御装置が低
温発生器への溶液流入管に設けた制御弁である特
許請求の範囲1記載の直火式二重効用吸収冷温水
機。 3 低温発生器に導入される溶液量制御装置が低
温発生器への溶液をバイパスさせる管に設けられ
た制御弁である特許請求の範囲1記載の直火式二
重効用吸収冷温水機。 4 低温発生器に導入される溶液量制御装置を通
常の運転時には冷水出口温度検出器からの信号で
制御し、高温発生器の排ガスの温度が所定値以下
となつた場合には、前記信号を無視して排ガス温
度検出器からの信号で低温発生器に導入される溶
液量制御装置を制御するようにした特許請求の範
囲1記載の直火式二重効用吸収冷温水機。 5 高温発生器の排ガス温度検出が、高温発生器
中に設けられた溶液温度検出器、蒸気圧力検出器
又は蒸気温度検出器である特許請求の範囲1、
2、3又は4記載の直火式二重効用吸収冷温水
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10943483A JPS602862A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 直火式二重効用吸収冷温水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10943483A JPS602862A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 直火式二重効用吸収冷温水機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS602862A JPS602862A (ja) | 1985-01-09 |
JPH0424623B2 true JPH0424623B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=14510144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10943483A Granted JPS602862A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 直火式二重効用吸収冷温水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602862A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005233557A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍システムおよびその運転方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237653A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-18 | 三洋電機株式会社 | 二重効用吸収冷凍機 |
JPH0646122B2 (ja) * | 1985-09-20 | 1994-06-15 | 川重冷熱工業株式会社 | 二重効用吸収冷凍機の制御方法 |
KR100523022B1 (ko) * | 1998-05-13 | 2005-12-26 | 엘지전자 주식회사 | 흡수식 시스템의 고압방지 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687762A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-16 | Ebara Mfg | Method of preventing crystallization in water cooling and heating machine |
JPS56108064A (en) * | 1980-01-28 | 1981-08-27 | Osaka Gas Co Ltd | Double effect absorption type refrigerator |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5591464U (ja) * | 1978-12-20 | 1980-06-24 |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP10943483A patent/JPS602862A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5687762A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-16 | Ebara Mfg | Method of preventing crystallization in water cooling and heating machine |
JPS56108064A (en) * | 1980-01-28 | 1981-08-27 | Osaka Gas Co Ltd | Double effect absorption type refrigerator |
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---|---|---|---|---|
JP2005233557A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 冷凍システムおよびその運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS602862A (ja) | 1985-01-09 |
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