JPS6269075A - 二重効用吸収冷温水機の制御方法 - Google Patents

二重効用吸収冷温水機の制御方法

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JPS6269075A
JPS6269075A JP20966585A JP20966585A JPS6269075A JP S6269075 A JPS6269075 A JP S6269075A JP 20966585 A JP20966585 A JP 20966585A JP 20966585 A JP20966585 A JP 20966585A JP S6269075 A JPS6269075 A JP S6269075A
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chiller
absorption
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高畠 修藏
金谷 利彦
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Kawaju Reinetsu Kogyo KK
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Kawaju Reinetsu Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸収冷温水機の制御方法に関し、詳しくは、冷
暖切換管路に設けられた開度調整弁の開度を増減するよ
うにした制御方法に関する。
〔従来技術〕
臭化リチウム水溶液が蒸発や凝縮を繰り返す間に発生す
る熱の授受により冷水や温水を得ることができるように
なっている吸収冷温水機においては、加熱源を備えた再
生器を有するものがある。
このような吸収冷温水機では、臭化リチウムの稀吸収液
から多量の蒸気と濃度の高い吸収液が得られるので、吸
収冷温水機の性能の向上を図ることができる。
ところで、加熱器における燃焼度は、得られた冷水また
は温水の温度に応じて制御されるようになっていて、負
荷が高ければ再生器における加熱が強められ、再生器を
介して排気される排ガス温度は高くなる。一方、負荷が
低いと加熱器での燃焼度が弱められるので、再生器を流
過する排ガス温度も低下する。加熱源で使用される燃料
に含まれる硫黄分などが少ない場合には問題とならない
が、かなりの量の硫黄分などが含まれていると、亜硫酸
ガスおよび未燃分などを伴った排ガスが再生器を流過す
ることになる。燃焼ガスの露点温蓮は燃料に含有される
硫黄量などにより異なることはよく知られており、例え
ば1重量%の硫黄分を含む燃料では約140℃で結露し
、それより含有率が低くければ露点温度も低くなる。し
たがって、硫黄分などの多い燃料を使用すれば、負荷が
低(て再生器の収熱面および排気ガス温度が下ったとき
再生器の収熱面で結露し易くなる。その露に亜硫酸ガス
が溶けると希硫酸となり、鉄系金属で製作されている再
生器が短時間で腐蝕する問題がある。また、その結露に
未燃炭素分などが付着して排ガス通路が狭められ、加熱
のための送風機の性能低下が余儀なくされ、燃焼異常を
誘発して未燃炭素の発生が急増する問題なども生じる。
このような事態を回避するために、従来は再生器におけ
る加熱用燃料として、硫黄分の少ない良質の重油や灯油
、さらには都市ガスなどといったものが使用され、燃料
費が嵩む問題でその改善が望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、加熱源において硫黄分などの排ガスの露点を降下させ
る成分の多い燃料を使用しても、再生器での結露による
腐蝕や未燃炭素分などの付着を回避し、安価な燃料で稼
働させることができる吸収冷温水機の制御方法を提供す
ることである。
〔発明の構成〕
本発明の吸収冷温水機の制御方法の特徴とするところは
、冷暖切換管路に設けられた開度調整弁の開度を増減す
ることにより、前記再生器内の圧力を高めて吸収液およ
び収熱面の温度を高め、再生器における収熱面での結露
による障害を防止できるようにしたことである。
〔作  用〕
圧力センサまたは温度センサなとで、排気ガスが露点温
度になったことを検出すると、冷暖切換管路に設けられ
た開度調整弁の開度が減少される。
加熱源における燃焼度は冷水または温水の取出し温度が
変わらない限り維持されるので、気液分離器内の蒸気圧
力の上昇に応じて吸収液温度が高められることで収熱面
の温度も上昇し、再生器の排ガス温度が上昇される。し
たがって、再生器における収熱面の温度が排ガスの露点
温度以上に保持され、収熱面での腐蝕などや未燃炭素な
どの付着量の増加による障害が回避される。
〔実施例] 以下に本発明を、それが適用される一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図は本発明の制御方法が通用される吸収冷温水機の
一例の全体系統図で、真空容器1a、1bに吸収器2、
低温再生器3、凝縮器4、蒸発器5がそれぞれ形成され
、これらに加えて加熱源6を備えた高温再生器7が設け
られている。さらに、その高温再生器で加熱された気液
混合状態の吸収液から蒸気と濃吸収液を分離する気液分
離器8が、低温再生器3との間に設けられている。高温
再生器7においては加熱源6で燃料が焚かれるので、そ
の排ガスが排気筒9から排出されるようになっている。
このような高温再生器7内に温度センサ12が取付けら
れ、排ガスまたは収熱面の温度が使用燃料の硫黄含有率
に基づく露点温度になったことを検出できるようになっ
ている。
上述の構成に加えて、冷暖切換管路21には、気液分離
器8における蒸気圧力または高温再生器内の溶液温度を
保持するための開度調整弁22が備えられ、上述した温
度センサ12または圧力センサ17からの信号でその開
度が調整されるようになっている。なお、上述した開度
調節弁22に機械的な開度調整機能を持たせておいても
よい。
本実施例における図中の25は吸収器2内の稀吸収液2
6を加熱する熱交換器、27は管路13を流過する吸収
液を加熱する熱交換器である。各熱交換器の加熱側には
、低温再生器3からの吸収液および気液分離器8からの
濃吸収液が供給され、熱交換器25.27で放熱した後
の吸収液が、吸収器2内で散布されるようになっている
。28および29は吸収液体ポンプ、30は冷媒ポンプ
である。
このような構成の吸収冷温水機においては、以下のよう
な稼働状態において、所定の制御がなされ、高温再生器
7における収熱面での結露による障害が防止される。
暖房サイクルにおいて、吸収冷温水機の負荷が大きいと
、燃料に硫黄分の多い油が用いられていても、加熱源6
における燃焼度が高いので、高温再生器の収熱面および
排ガス温度が高く排ガスが高温再生器7の収熱面などで
結露することはない。
一方、負荷が小さくなると、高温再生器7における加熱
源6の燃焼度が低下され、高温再生器の収熱面および排
ガス温度も下がる。高温再生器7に設けられた温度セン
サ12が露点温度になったことを検出すると、その検出
信号に応じて、冷暖切換管路21に設けられている流量
調整弁22の開度が小さくされ、高温再生器7または気
液分離器8の濃度、温度および圧力が高められるので収
熱面の温度が高められ、排ガス温度も上昇し、排ガスが
結露しない例えば140℃以上の温度に維持される。
このような制御が負荷の減少した場合に適宜行なわれる
と、硫黄分などの多い燃料であっても高温再生器を流過
する排ガスの結露が回避され、安価な燃料を使用しても
、腐蝕などによ゛るトラブルを防止することができる。
なお、吸収冷温水機としては図示の例に限らず、燃料を
燃焼させるような加熱源を有する再生器を備えたもので
あれば、例示以外の吸収ヒートポンプを含む吸収冷温水
機についても、本発明を適用することができることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明は以上詳細に説明したように、冷暖切換管路から
蒸発器に導出される蒸気に差圧をつけて、気液分離器内
の圧力を増減するようにしたので、加熱源の排ガスおよ
び再生器の収熱面を露点温度以下に低下するのを防止す
ることができる。したがって、再生器を流過する排ガス
の結露が回避され、その収熱面での腐蝕などや結露によ
る未燃炭素分などの付着による障害が防止される効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される吸収冷温水機の一実施例系
統図である。 2−吸収器、4−凝縮器、5−蒸発器、6−加熱源、7
−高温再生器、12−・温度センサ、17−圧力センサ
、21・−冷暖切換管路、22−開度調整弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸収器、凝縮器、蒸発器に加えて、加熱源を備え
    た再生器を有する吸収冷温水機において、冷暖切換管路
    に設けられた開度調整弁の開度を増減することにより、
    前記再生器内の圧力を高めて吸収液および収熱面の温度
    を高め、再生器における収熱面での結露による障害を防
    止できるようにしたことを特徴とする吸収冷温水機の制
    御方法。
JP20966585A 1985-09-20 1985-09-20 二重効用吸収冷温水機の制御方法 Expired - Lifetime JPH0646124B2 (ja)

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JPS6269075A true JPS6269075A (ja) 1987-03-30
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JP (1) JPH0646124B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04203860A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Ebara Corp 吸収冷温水装置とその運転方法
KR20230012691A (ko) * 2021-07-16 2023-01-26 엘지전자 주식회사 스피커 어셈블리

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04203860A (ja) * 1990-11-30 1992-07-24 Ebara Corp 吸収冷温水装置とその運転方法
KR20230012691A (ko) * 2021-07-16 2023-01-26 엘지전자 주식회사 스피커 어셈블리

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