JPH0424502Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0424502Y2
JPH0424502Y2 JP1986052205U JP5220586U JPH0424502Y2 JP H0424502 Y2 JPH0424502 Y2 JP H0424502Y2 JP 1986052205 U JP1986052205 U JP 1986052205U JP 5220586 U JP5220586 U JP 5220586U JP H0424502 Y2 JPH0424502 Y2 JP H0424502Y2
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JP
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cassette
spindle
cassette holder
spring
latch
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JP1986052205U
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JPS61170149U (ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
    • G11B15/67547Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder
    • G11B15/67549Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder with servo control

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カセツト内に配置された記録担体用
の記録/再生装置にあつて、少なくとも1個の主
壁と2個の側壁とから成るカセツト保持器を具
え、該保持器が第1終端位置と、少なくとも前記
主壁に部分的に直角に延在する移動通路に沿つて
前記側壁に平行な方向の第2終端位置との間にて
移動し得るように案内され、一方の第1終端位置
を装填位置とし、この位置では主壁が前記カセツ
ト保持器の主壁に平行に延在するカセツトをカセ
ツト保持器内に挿入でき、かつ前記装填位置では
装入されたカセツトの主壁が前記保持器の主壁に
対向して位置付けられ、他方の第2終端位置を動
作位置とし、少なくとも1個の作動ばねを前記保
持器に作用させて、該保持器を第1終端位置から
第2終端位置へと動かして、該保持器を前記第2
終端位置にて少なくとも1個の止め部材に押当
て、前記保持器を釈放自在のラツチング装置によ
つて前記作動ばねのばね力に抗して第1終端位置
にラツチし得るようにした記録/再生装置に関す
るものである。
斯種装置についてはドイツ国出願公告第
1207653号に開示されている。この従来装置にお
けるカセツト保持器は溝状のものであり、これは
2つの側壁によつて相互連結される2つの主壁を
具えている。斯かるカセツト保持器は第1終端位
置に対応する装填位置と、前記第2終端位置に対
応する動作位置との間にて、2つの作動ばねによ
つて前記保持器の側壁に平行で、しかも該保持器
の主壁に垂直の移動通路に沿つて可動自在であ
り、前記ばねは2つとも引張ばねであり、これら
のばねはカセツト保持器の主壁に垂直に延在して
いると共に、カセツト保持器とシヤシーとに取付
けられている。また、引張ばねはカセツト保持器
の主壁に垂直の方向に占められる空所、従つて記
録/再生装置の高さを最小とするために比較的短
くなつており、このことは2つの引張ばねのばね
特性が比較的急峻であることを意味するため、作
動ばねの張力状態と、ゆるんだ状態、即ち装填位
置と動作位置にてカセツト保持器にそれぞれ及ぶ
力が著しく相違することになる。カセツト保持器
をその動作位置からその装填位置へと動かす場
合、作動ばねが及ぼす力がこの場合非常に大き
く、この力を克服する必要があり、これには十分
な労力が必要であり、これがため従来装置のよう
にカセツト保持器を手動でその装填位置にカセツ
トする場合には不都合である。
前記力の差を最小とするために、長目、従つて
ばね特性が平坦となる引張ばねを使用することも
できるが、このような長いばねの使用は占積空所
が大きくなり、従つて装置の高さが不所望に増大
することなる。
本考案の目的は上述した諸問題を軽減し、高さ
を簡単に最小とし、かつカセツト保持器が2つの
終端位置の間にて移動する際に、カセツト保持器
に少なくとも1個の作動ばねが及ぼす力の差を最
小とするように適切に構成配置した上述した種類
の記録/再生装置を提供することにある。
この目的達成のため、本考案によれば、前記カ
セツト保持器の側壁に垂直に延在する少なくとも
1個のスピンドルを前記保持器に回転するように
取付けると共に、該スピンドルによつて少なくと
も1個のギヤホイールを支持せしめ、該ギヤホイ
ールを前記カセツト保持器の移動通路と同一形状
を有する歯付部分と噛合させ、かつ前記作動ばね
を円筒状のら旋ばねとし、該ばねに予め張力を与
えて前記スピンドルのまわりに巻回し、該ばねの
一端を前記カセツト保持器に作用させると共に、
前記ばねの他端を前記スピンドルに作用させ、前
記ラツチング装置の釈放後、前記ばねがその予張
力の影響下にて前記スピンドル及び該スピンドル
におけるギヤホイールを駆動させ、該ギヤホイー
ルが前記歯付部分と噛合して、前記カセツト保持
器を前記第1終端位置から前記第2終端位置へと
動かすようにしたことを特徴とする。
斯くして簡単に所望な結果が得られ、装置の構
成がコンパクトとなり、従つて高さも低くなる。
その理由は、カセツト保持器の側壁に垂直で、し
かもその保持器の主壁に平行に延在するスピンド
ル及びこのスピンドルのまわりに嵌合させたら旋
ばね並びに斯かるスピンドルに取付けた少なくと
も1個のギヤホイールを、カセツト保持器の主壁
に対し垂直の方向に追加の空所を必要としないで
カセツト保持器に配置し得るからである。さら
に、斯様な構成とすることによつて、カセツト保
持器をら旋ばねが及ぼす予張力(プレテンシヨ
ン)に抗して動かす場合に、比較的ごく僅かな力
でそのばね力に打勝つことができる。その理由
は、スピンドルに配置するら旋ばねの巻回数は多
数であり、その長さも比較的長いため、このら旋
ばねは平坦なばね特性を呈するからであり、この
ためにカセツト保持器が一方の終端位置にある場
合と、他方の終端位置にある場合にそれぞれら旋
ばねがカセツト保持器に及ぼす作動力の差が小さ
くなると云う利点が得られる。ら旋ばねの予張力
に抗してカセツト保持器を手動で動かす場合、わ
ずかの力でカセツト保持器を首尾良く、しかも円
滑に動かすことができ、この操作をモータによつ
て行う場合には電力消費量の低いモータで行うこ
とができる。
前記ドイツ国出願公告第1207653号に記載され
ている装置から既知のように、カセツト保持器を
その装填位置からその動作位置へと予張力ら旋ば
ねで動かし、手動又はモータによりカセツト保持
器を逆に動かしたり、これとは逆にカセツト保持
器をその動作位置からその装填位置へと予張力ら
旋ばねで動かし、逆の動作を手動又はモータによ
つて行うことができることは明らかである。カセ
ツト保持器が、その装填位置から保持器の主壁に
ほぼ平行な方向で、しかもその主壁にほぼ直角に
保持器の動作位置まで延在するほぼL−字状の移
動通路に沿つて保持器の側壁に平行に移動し得る
ように案内される装置にとつては、カセツト保持
器におけるこの保持器の移動通路と同じL−字状
の歯付部分とギヤホイールが共働する際にら旋ば
ねがカセツト保持器に及ぼす作動力が、相対的に
直角の2方向に移動する瞬時方向に常時殆ど一様
に作用するため、斯かるカセツト保持器の移動方
向に無関係に常に高効率が得られると云う利点も
得られる。このような利点は例えば引張ばねによ
つては達成することができない。その理由は、こ
れらのばねはカセツト保持器を異なる方向に移動
させる際に、このカセツト保持器に大きさの異な
る成分の力を及ぼし、このために効率が低下する
からである。
カセツト保持器がL−字状の移動通路に沿つて
移動し得るようにそのカセツト保持器を案内する
こと自体は例えばドイツ国公開公報第3238510号
から既知であるが、斯かるカセツト保持器をその
装填位置から動作位置及びその逆への移動はモー
タによつて作動機構を介して行なわれることに留
意すべきである。
なお、この点に関し、カセツト保持器にスピン
ドルを設け、このスピンドルをカセツト保持器の
側壁に垂直に延在させ、かつ斯かるスピンドルに
回転方向にロツクされる2個のギヤホイールを設
け、これらのギヤホイールを歯付部分と共働させ
るようにした装置はドイツ国公開公報第3014073
号から既知であることにも留意すべきである。ス
ピンドルは斯かるカセツト保持器に対してその長
手方向軸線に対し垂直の方向に移動し得るように
カセツト保持器に回転自在に取付けられ、かつそ
のスピンドルはモータによつて2つの回転方向に
駆動させることができる。スピンドルはカセツト
を保持器に挿入したり、又は保持器からカセツト
を取出すためにカセツト保持器に配置する装置を
駆動し、カセツト保持器も別のモータによつて2
方向に移動させることができる。しかし本考案に
よる装置では、スピンドルをカセツト保持器に回
転自在に取付けるだけであり、このスピンドルを
その上に配置したら旋ばねによつて一回転方向に
駆動させてカセツト保持器を一方向に移動させる
ことができる。カセツト保持器の他方向への移動
は、モータによつてスピンドルを他の回転方向に
回転させ、ら旋ばねに張力を与えることによつて
行う。従つて、本考案による装置はスピンドルを
カセツト保持器に取付ける点と、このスピンドル
をモータによつて駆動させると共にそのスピンド
ルを用いてら旋ばねに張力を与える点の2点から
して従来の装置とは相違している。前述したよう
に、本考案によればカセツト保持器を一方向に動
かすら旋ばねを設けることによつて、カセツト保
持器を一方向に動かすモータの電力消費量を低減
させることができる。
スピンドルには例えば僅か1個のギヤホイール
を設けて、これを歯付部分と噛合させることがで
きる。しかし、カセツト保持器に回転自在に取付
けられるスピンドルか、カセツト保持器の各側壁
付近にてギヤホイールを担持し、これらのギヤホ
イールがカセツト保持器の移動通路と同一形状を
有する歯付部分と噛合するようにするのが有利で
あることを確かめた。このようにすれば、カセツ
ト保持器の移動中にそれが傾かないようにするた
めの別の手段を必要とせず、従つて装置の構成が
簡単となる。
カセツト保持器を装置に取付ける際には、前記
少なくとも1個のギヤホイールを関連する歯付部
分に噛合させる前にスピンドルを回転させること
によつてら旋ばねに予め張力を与える必要があ
り、これはギヤホイールを手動又はモータによつ
て回転させることにより行うことができる。ばね
に予張力を与えた後には、ギヤホイールが歯付部
分と噛合しない限りスピンドルが前記予張力を与
えたばねによつて回転しないようにする必要があ
り、これはギヤホイールを手で抑制することによ
つて行うことができる。しかし、カセツト保持器
を組立てる他の作業中にギヤホイールを誤つて離
してしまい、このためにばねがゆるんでしまい、
再び予張力を与えなければならないことがある。
これがため、予め張力を与えたら旋ばねによりス
ピンドルが回転しないようにするために、カセツ
ト保持器にラツチを設け、このラツチをスピンド
ルにおける止め部材と共働させると共に、ラツチ
をその阻止位置と釈放位置との間にて可動自在と
し、ラツチが阻止位置にある場合には前記ら旋ば
ねの予張力によつて前記止め部材を前記ラツチに
押当て、かつ前記ラツチが釈放位置にある場合に
は前記ラツチが前記止め部材から外れるようにす
るのが有利であることを確かめた。斯かるラツチ
は、前記少なくとも1個のギヤホイールが関連す
る歯付部分と噛合しない際に、予張力を与えてあ
るら旋ばねによつてスピンドルが誤つて回転する
のを防止する確実な手段である。ギヤホイールが
歯付部分と噛合する際に、ラツチはその阻止位置
から釈放位置にセツトされ、その後ラツチはこの
際自由になつているら旋ばねのばね力に抗してカ
セツト保持器をその第1終端位置に抑止する。前
記少なくとも1個のギヤホイールが関連する歯付
部分と噛合した後には、ラツチを手動又は自動的
に釈放位置にセツトさせることができる。
止め部材はスピンドルにおける半径方向の突出
部で構成することができる。この止め部材はギヤ
ホイールにおける偏心ピンで構成することもで
き、このピンはスピンドルに平行に延在させると
共に、ギヤホイールを介してスピンドルに連結さ
せる。しかし、前記ラツチがその阻止位置にて前
記スピンドルにおける前記少なくとも1個のギヤ
ホイールの歯ギヤツプに掛合し、かつ前記止め部
材が前記少なくとも1個のギヤホイールの前記歯
ギヤツプに隣接する歯から成り、この歯が前記ら
旋ばねの予張力によつてラツチに押当てられるよ
うにするのが有利であることを確かめた。このよ
うにすれば、別個の止め部材を省くことができ
る。
以下図面につき本考案を説明する。
第1図はテープ形態の磁化可能記録担体(以後
磁気テープと称する)にビデオ信号及びオーデイ
オ信号を記録及び記録担体に記録されているこれ
らの信号を再生する記録/再生装置1を示す。磁
気テープは第1図に略図的に示す長方形のカセツ
ト2内に配置され、このカセツトは2つの並置リ
ールハブを具えており、これらのリールハブ間に
は磁気テープが延在している。カセツト2は記
録/再生装置1のハウジングの前壁3にあけた開
口4を経て矢印5で示す方向から装置1内に手動
で挿入することができる。カセツト2を装置1内
に挿入する際には、このカセツトを後に詳述する
構成の可動カセツト保持器内にすべり込ませる。
装置1内へのカセツトの完全な挿入後、このカセ
ツトはカセツト保持器によつてカセツト主壁に対
して部分的に垂直の方向の第2図に示した動作位
置に下げられる。「記録」、「正規の順方向再生」、
「正規の逆方向再生」、「高速早送り」、「高速逆戻
し」、「静止再生」等の如き種々の動作モードで始
動させるために、装置1は前壁3に第1組の作動
ボタン6を具えている。装置1をプリプログラミ
ングしたり、例えば時刻をセツトするために他の
データを入れたりするために、装置1は前壁3に
第2組の作動ボタン7を具えている。装置1は前
壁3に2つの表示ユニツト8及び9も具えてお
り、これらユニツトの表示素子は各々例えば7セ
グメントから成り、各表示ユニツトは使用テープ
の長さを測定するカウンタの計数位置を表示した
り、時刻を表示するのに用いられる。
前述したように、装置1内に挿入されたカツト
2は動作位置に下げられる。この場合には第2図
に示すように2つの巻取スピンドル14及び15
が、2個並置された回転自在のリールハブ10及
び11と共働し、この際これらのリーフハブ間に
は一点鎖線13にて部分的に示す通路に沿つて磁
気テープ12がカセツト2の内側に延在してお
り、各リーフハブには磁気テープがその瞬時の移
送方向に応じて矢印10a及び11aで示すよう
に反対方向に巻回されているため、巻取スピンド
ル14及び15に同軸的に取付けられる2個のリ
ールハブ10及び11をスピンドルによつて回転
させることができる。2個の巻取スピンドル14
及び15を駆動させるために、第2図に略図的に
示してある駆動機構16を設け、この駆動機構の
被動ホイール18は駆動ホイール17により反対
の回転方向にモータ駆動されるものとすることが
でき、この被動ホイール18によりその回転方向
に応じて、巻取スピンドル14及び15に連結さ
れる2個のターンテーブル19及び20のいずれ
か一方を選択的に駆動させる。
カセツト2がその動作位置に下がる際にカセツ
トの前部21におけるカセツトカバー(図示せ
ず)が開かれ、これによりカセツト前部21にお
けるカセツト開口が露出し、4個のテープガイド
22,23,24及び25と、圧力ローラ26
(これらはこの際一点鎖線にて示す休止位置にあ
る)はカセツト2の2つの凹所に入り、一点鎖線
13にて示す磁気テープ12の走行通路の裏側に
掛合する。カセツトがその動作位置に完全に下り
た後には各テープガイド22,23,24及び2
5を第2図に実線にて示すそれらの動作位置に動
かすことができ、また圧力ローラ26をキヤプス
タン27の直ぐ近くの中間位置(第2図では図示
せず)に動かすことができる。この場合に磁気テ
ープはカセツト2からその前部21におけるカセ
ツト開口を経て引出される。上記中間位置から圧
力ローラ26を第2図に示したその動作位置に動
かすことができ、この位置にて圧力ローラは磁気
テープ12をキヤプスタン27に押当てる。カセ
ツトカバーを開き、テープガイド及び圧力ローラ
を動かし、圧力ローラをキヤプスタンに押当てる
機構は本考案には関係ないため、これらは図面の
明瞭化のために図示してない。また、これらの機
構については既存の斯種記録/再生装置から一般
に既知である。
テープガイド22,23,24及び25と圧力
ローラ26の動作位置では、磁気テープ12が第
2図に実線にて示すような通路に沿つて延在す
る。磁気テープはリールハブ10からカセツト内
に位置する2つのテープガイドと、テープ張力セ
ンサ28と、可動テープガイド22,25及び2
3と、磁気テープに記録されたすべての信号を消
去するための固定磁気ヘツド29と、ドラム状走
査ユニツト30、即ち磁気テープの長手方向に対
して傾斜している隣接トラツクに、及びこれらの
トラツクからテレビジヨン信号を記録及び再生す
る回転自在の磁気ヘツドと、固定のテープガイド
31と、磁気テープの長手方向に延在するオーデ
イオトラツクのオーデイオ信号を消去するための
固定磁気ヘツド32と、オーデイオトラツクにオ
ーデイオ信号を記録及びオーデイオトラツクから
オーデイオ信号を再生すると共に、磁気テープの
長手方向に延在し、かつオーデイオトラツクに平
行な同期トラツクに同期信号を記録したり、斯か
る同期トラツクから同期信号を再生するための固
定磁気ヘツド33と、圧力ローラ26によつて磁
気テープ12が押当てられるキヤプスタン27
と、可動テープガイド24と、固定テープガイド
34と、カセツト内に位置する2個の別のテープ
ガイドとを経てリールハブ11へと延在する。磁
気テープが上記通路に沿つて延在する場合には、
カセツト保持器は勿論動作位置にあり、オーデイ
オ信号及びビデオ信号を既知の方法にて記録又は
再生することができる。
既に述べたように、装置1は手で挿入したカセ
ツト2をその動作位置に動かすための可動カセツ
ト保持器を具えている。第3〜5図に示すよう
に、カセツト保持器35はほぼ溝状をしており、
これは2つの主壁と2つの側壁とから成り、2つ
の側壁36と37である。巻取スピンドル14及
び15とは反対側の主壁は2つの側壁36と37
とを相互連結する上側主壁38である。巻取スピ
ンドル14及び15に対向する下側主壁は2つの
底部39と40とから成り、これらの底部は側壁
36及び37に対して傾斜させると共に互いに向
かい合わせる。カセツト保持器35はプラスチツ
クにより1つの部品として形成する。カセツト保
持器は種々の方法で構成し得ることは明らかであ
り、例えばカセツト保持器の下側壁を連結したも
ので構成し、これに巻取スピンドルを通す開口を
あけ、かつ2つの側壁を設け、これらの側壁を前
記下側壁から上向きに延在させて、上側主壁をな
くすこともできる。
カセツト保持器35は、本例では第3図に示し
たカセツト装填位置である第1終端位置と、第5
図に示した動作位置である第2終端位置との間に
て、その保持器の主壁38,39及び40に対し
少なくとも部分的に直角に延在する移動通路に沿
つて保持器の側壁36及び37に平行な方向に移
動し得るように案内される。カセツト保持器の移
動通路はL−字状であり、その保持器は第3図に
示した装填位置から保持器の主壁に平行な方向
に、ついでその主壁に対して垂直に移動して第5
図に示した動作位置へと移動し得るように案内さ
れる。カセツト保持器35を斯かるL−字状の移
動通路に沿つて案内するために、カセツト保持器
35と装置1における2個の固定案内プレート4
1及び42との間に案内手段43を設ける。案内
プレート41,42は側壁36及び37に平行に
延在させる。案内手段43は各案内プレート41
及び42にL−字状の移動通路を規定する2つの
L−字状の案内溝44,45及び46,47を具
えている。さらに、案内手段43は2つのガイド
ピン48,49及び50,51を各側壁36及び
37に具えており、これらのピンの遊端は案内溝
44,45及び46,47にそれぞれ掛合させ
る。カセツト保持器を装置1に取付ける際に、カ
セツト保持器35のガイドピン48,49,50
及び51を案内溝44,45,46及び47に挿
入し易くするために、各案内溝は前壁3に対向す
る案内溝の端部に傾斜部分52,53,54及び
55をそれぞれ具えており、これらの傾斜部分は
案内プレート41及び42の端部にまで延在し、
これらの傾斜部分の解放端には、カセツト保持器
の取付中に案内ピンを頂部から簡単に挿入するこ
とができる。
カセツト保持器35は、この保持器を装填位置
から動作位置へと移動させる作動ばね56及び上
記保持器を動作位置から装填位置へと動かす駆動
手段57と共働する。
作動ばね56は円筒状のら旋ばねとし、これを
カセツト保持器35の側壁36及び37に垂直に
延在するスピンドル58上に配置し、上記ばねの
巻回方向は第3,5及び6図に示すように反時計
方向とする。ばね58の巻回ターンからスピンド
ル58の横方向に出ている第4図のら旋ばね56
の左側端部59はカセツト保持器35の上側壁3
8に作用し、下側からこの上側壁に当接する。第
4図のら旋ばね56の右側端60はスピンドル5
8に作用し、この右側端はスピンドル58に溶接
する。第6図に示すように、スピンドル58は側
壁36及び37における軸受凹所61及び62内
にスナツプ嵌めする。これらの凹所は前壁3の方
を部分的に開いて、スピンドル58をカセツト保
持器35に回転自在に支持せしめる。カセツト保
持器35の側壁36及び37付近にてギヤホイー
ル63及び64をそれぞれスピンドル58に固着
する。各ギヤホイール63及び64は歯付部分6
5及び66と噛合し、これらの歯付部分はカセツ
ト保持器35の移動通路と同じL−字状をしてお
り、またこれらの歯付部分はそれぞれ案内プレー
ト41及び42に固着するL−字状部材67及び
68にそれぞれ設ける。ら旋ばね56に予め与え
た張力によつてスピンドル58及びこのスピンド
ルに取付けたギヤホイール63及び64は第3図
に示すように時計方向に回転する。この結果、ギ
ヤホイール63及び64が歯付部分65及び66
と噛合し、これによりカセツト保持器35をその
装填位置から作動位置へと動かす。しかし、ギヤ
ホイールが歯付部分と噛合して、カセツト保持器
を動かせるのはラツチング装置の釈放後だけであ
り、このラツチング装置は後に詳述するように、
カセツト保持をら旋ばねが及ぼすばね力に抗して
装填位置にラツチする。
前記駆動手段57は例えば減速ギヤのような、
一点鎖線にて図示してある動力伝達部70を介し
てウオーム71を駆動させる可逆モータ69を具
えている。ウオーム71は枢軸73に取付けられ
たウオームホイール72を駆動する。枢軸73は
案内プレート42に回動自在に取付ける。さら
に、枢軸73は側壁37から突出している作動ピ
ン75と共働する作動レバー74を支承する。こ
のようにして、駆動手段57の作動レバー74は
作動ピン75を介してカセツト保持器35に作用
する。カセツト保持器がその装填位置にある場合
には、作動ピン75がら旋ばね56の影響下で作
動レバー74に押当てられ、斯かるら旋ばね56
は前述したようにカセツト保持器をその装填位置
から動かそうとするも、ラツチングレバー74も
戻り止めウオームギヤ71,72を介して抑止さ
れる。従つて、本例の駆動手段57はら旋ばね5
6のばね力に抗してカセツト保持器をその装填位
置にラツチする前述した釈放自在のラツチング装
置を構成する。カセツト保持器をその装填位置に
保持するのに、例えば手動又は電磁作動ラツチの
ような、別の釈放自在のラツチング装置を使用し
得ることは明らかである。
カセツト保持器35が第3及び4図に示した装
填位置にある場合には、主壁がカセツト保持器の
上側壁38及び底壁部分39,40に平行に延在
すると共に短側壁がカセツト保持器の側壁36及
び37に平行に延在するカセツト2をカセツト保
持器に矢印5で示す方向に手動で挿入することが
できる。このカセツト2の挿入は、カセツト2の
前壁21が底壁部分39及び40から上壁38の
方へと突出している2つの衝合部材76及び77
に当接するまでとすることができる。接着又は超
音波溶接によつて上壁38に固着した2つの金属
板ばね78及び79は装填されたカセツト2に頂
部から圧力をかけ、カセツト保持器の装填位置に
て装填カセツトの下側主壁をカセツト保持器の底
壁部分39及び40に押当てる。この状態を第3
及び4図に示してあるが、便宜上カセツト2を一
点鎖線にて示してある。
カセツト2がカセツト保持器35内に完全に挿
入された後には、駆動手段57のモータ69が始
動して、この駆動手段により構成されるラツチン
グ装置を釈放させる。この釈放は作動ボタン6の
内の1つのボタンを作動させるか、又は完全に挿
入されたカセツトが作動させるマイクロスイツチ
又は光バリヤスイツチの如きセンサスイツチを介
して自動的に行うことができる。モータ69の回
転方向は、そのモータが作動レバー74を第3図
で見て時計方向に駆動させるような方向に選択す
ることは明らかである。この結果、作動ピン7
5、従つてカセツト保持器35の全体が釈放され
てら旋ばね56によつて動かされる。予め張力を
かけてあるばね56は、その予張力(プレテンシ
ヨン)の影響下でスピンドル58と2個のギヤホ
イール63及び64を第3図で見て時計方向に駆
動させるため、ギヤホイール63及び64が歯付
分65及び66と噛合し、これによりカセツト保
持器35が移動し、この保持器は第3及び4図に
示した装填位置からL−字状の移動通路に沿つて
第5図に示した動作位置へと案内され、作動ピン
75を作動レバー74に当接させる。これにより
カセツト保持器35の移動動作が均一となり、こ
の動作はモータ被動の作動レバー74の動器によ
つて規定され、この場合の作動力はら旋ばね56
によつて与えられる。カセツト保持器35の動作
位置では、この保持器の2つの底壁部分39及び
40が4つの止め部材80に押当り、これらの止
め部材は動作位置を規定し、ら旋ばね56がカセ
ツト保持器を止め部材80に押当てる。カセツト
保持器をその動作位置に保持する際には、同じく
動作位置に持たらされるカセツト2が4個の位置
決め止め部材81によつて支持され、板ばね78
及び79がカセツト2を止め部材81に押当て
る。カセツト保持器が一旦その動作位置に達し、
それがら旋ばね56によつて保持されると、モー
タ79が短期間さらに駆動されるため、作動レバ
ー74は第5図に示したように作動ピン75から
離れる。ついでモータ69は例えば第5図に示し
た作動レバー74の終端位置にてそのレバーによ
り作動させる終了スイツチ(図示せず)によつて
スイツチオフされる。
カセツト保持器35をその作動位置から装填位
置に戻すためには、例えば作動ボタン6の内の他
の1個のボタンを作動させてモータを上述した方
向とは反対の方向に駆動させて、作動レバーを第
5図で見て反時計方向に駆動させて、カセツト保
持器を作動ピン75によりら旋ばね56が及ぼす
ばね力に抗してL−字状の移動通路に沿つて装填
位置へと動かす。カセツト保持器が第3図に示し
たその装填位置に達すると、モータ69は例えば
終了スイツチによつてスイツチ・オフされ、その
スイツチは第3図に示した作動レバー74の端部
位置にてこのレバーによつて作動させるか、又は
カセツト保持器によつて作動させる。従つて、カ
セツト保持器35の装填位置はラツチング装置と
して作用する駆動手段57により作動レバー74
を介して規定される。
第3〜6図から明らかなように、スピンドルは
そのまわりのら旋ばね及びそのスピンドルに固着
した2個のギヤホイールと共に追加の空所を殆ど
占めず、このために記録/再生装置の構成がコン
パクトになり、しかも高さも最小となり、これは
特に本例におけるような前方装填形の装置の場合
には望ましいことである。特に、第4図から明ら
かなように、スピンドルに巻装する比較的長いら
旋ばねの巻回数は多数であり、このばねは平坦な
ばね特性を呈するものとするのが好適であり、こ
のようにすれば装填位置にてカセツト保持器に及
ぶ力と、作動位置にてカセツトに及ぶ力との差が
最小となると云う利点が得られる。またこれによ
り、カセツト保持器を動作位置からら旋ばねのば
ね力に抗して装填位置に動かす場合に、ばね力よ
りも僅かに高い力を加えるだけで良いため、この
動作を電力消費量の比較的低いモータによつて行
うことができると云う利点が得られ、ら旋ばねに
よつて与えられる作動力は歯付部分と噛合するギ
ヤホイールを介して作用するため、L−字状通路
を辿るカセツト保持器の移動方向に関係なく、ら
旋ばねの作動力は常に斯かる保持器の瞬時移動方
向に作用するため、高効率となると云う利点が得
られる。ギヤホイールをスピンドルの両端に配置
して、ギヤホイールを歯付部分と噛合させるため
に、カセツト保持器がその移動中に傾くことは不
可能である。従つて、歯付部分と噛合するギヤホ
イールはカセツト保持器移動機能以外に、このカ
セツト保持器に対する案内機能も果たす。
本例の装置には約300回の巻回数のら旋ばねを
用いるのが有利であることを確かめた。斯かるら
旋ばねに予め適当な張力を与えるためには、この
ばね力をカセツト保持器に取付けた後に、スピン
ドルをそのばねの巻回方向に約30回回転させる。
この回転は例えば2個のギヤホイールの一方を手
動またはモータによて回転させることによつて行
うことができる。カセツト保持器を装填位置から
動作位置に動かす際に、スピンドルはギヤホイー
ルと一緒に約3回転し、このことはら旋ばねの予
張力が約10%しか低減しないことを意味する。
ら旋ばね56には、ギヤホイール63及び64
を歯付部分65及び66と噛合させる前、即ちカ
セツト保持器35を装置に取付ける前に予め張力
を与える必要があることは明らかである。前述し
たように、ら旋ばねに予め張力を与えるにはスピ
ンドル58をら旋ばねの巻回方向、即ち第6図で
見て反時計方向に回転させることによつて行う。
ら旋ばね56に予め張力を与えた後には、ギヤホ
イール63及び64が歯付部分65及び66と噛
合する前に、そのばねがゆるまないように注意す
る必要がある。第6図に拡大図示してあるよう
に、本例装置はカセツト保持器35にラツチ83
を具えており、このラツチは第6図に示した阻止
位置と第3,4及び5図に示した釈放位置との間
にて可動自在であり、斯かるラッチをスピンドル
58における止め部材82と共働させて、ら旋ば
ね56によるスピンドル58の回転を阻止する。
カセツト保持器35と一体のラツチ83は側壁3
7に配置されるレバーを具えており、このレバー
はラツチと一体のヒンジ84のまわりを前記側壁
に平行な方向に回動可能であり、止め部材82は
ラツチ83の阻止位置にてら旋ばね56によつて
レバーの遊端に押当てられ、ラツチ83も側壁3
7から突出している止め部材85に当接する。ラ
ツチ83は、その釈放位置では止め部材82の移
動通路の外側に位置するため、ラツチ83は止め
部材82を釈放する。第6図に示すように、ラツ
チ83がその阻止位置にある場合には、ラツチの
遊端がスピンドル58におけるギヤホイール64
の歯ギヤツプ86に掛合し、止め部材82は前記
ギヤホイール64の歯ギヤツプ86に隣接する歯
によつて形成され、斯かる止め部材82はら旋ば
ね56の影響下でラツチ83の遊端に作用する。
ら旋ばね56に、そのばねの巻回方向にギヤホ
イール64を回転させることによつて予め張力を
与えた後には、例えば手動又は機械的にラツチ8
3をその釈放位置から阻止位置へとセツトさせ、
阻止位置ではラツチ83を止め部材85に当接さ
せ、かつこの位置ではら旋ばねの影響下でラツチ
を抑止せしめる。このようにすれば、ら旋ばね5
6が誤つてゆるむことがない。ギヤホイール63
及び64を歯付部分65及び66と噛合させて、
駆動手段57を取付けた後にカセツト保持器35
を装置に取付けて、そのカセツト保持器を第3図
に示す位置に持たらす際には、ラツチ83を例え
ば手動により阻止位置から釈放位置へとセツト
し、その後ラツチを不作動とし、かつカセツト保
持器をラツチング装置として作用する駆動手段に
よつて装填位置に抑止させる。
ラツチはギヤホイールが歯付部分と噛合しない
場合に、予じめ張力が与えられているら旋ばねの
影響下でスピンドル及びギヤホイールを間違つて
回転させるのを防止するための簡単で、しかも確
実な手段である。ギヤホイールの1つの歯はラツ
チと共働する止め部材として用いられるため、構
成が簡単となり、スピンドルをギヤホイールの歯
の数に対応する複数の位置にラツチさせることが
できる。
本考案は上述した例のみに限定されるものでな
く、幾多の変更を加え得ること勿論である。例え
ば、カセツト保持器はその主壁に垂直の方向にの
み動かせるように案内させることもできる。カセ
ツト保持器が最初はその装填位置からその保持器
の主壁にほぼ平行な方向に動けるように案内され
るカセツト保持器の場合には、このカセツト保持
器の作動動作の少なくとも一部が、その保持器の
主壁に垂直な方向に僅かの移動成分を含むように
することができる。カセツト保持器は相互連結し
ない2個のu−字状のカセツト支持体をもつて構
成することもでき、これらの各カセツト支持体は
案内プレートに案内させ、u−字状支持体の相互
連結部分に対応する壁部はカセツト保持器の横壁
部を形成し、u−字状支持体のリムに対応する壁
部はカセツト保持器の主壁部を形成するようにす
る。カセツト保持器には例えば2個のスピンドル
を設け、その各スピンドルのまわりに少なくとも
1個のら旋ばねを配置することができる。さら
に、スピンドルが支承するギヤホイールは僅か1
個とし、これを歯付部分に噛合させると共に、そ
のギヤホイールをカセツト保持器の2つの側壁の
中間に位置させ、またら旋ばねを前記ギヤホイー
ルの両側にてスピンドルに配置することもでき
る。スピンドルに作用するら旋ばねの端部は前記
ばねの巻回ターンからそのスピンドルに平行な方
向に出して、それをスピンドル上にクランプされ
るデイスクの孔に通すことができる。ら旋ばねが
誤つてゆるんでしまうのを防止するラツチは、カ
セツト保持器に可動自在に案内されるスライダを
もつて構成することもできる。前述した装置で
は、ギヤホイールが歯付部分と噛合した後、即ち
カセツト保持器を装置の前壁に向けて僅かに動か
すとラツチも自動的に釈放されるため、歯付部分
と噛合するギヤホイールがら旋ばねの予張力に抗
して僅かに回転し、ラツチを駆動させ、ラツチが
ギヤホイールの歯から外れて動き、このラツチと
一体のヒンジのばね作用の影響下にてラツチをそ
の釈放位置に抑止させる。本考案による装置はテ
ープ形態の記録担体を包含するカセツト用の装置
であるが、本考案による手段はデイスク状記録担
体を包含しているカセツトと共働させるべく構成
される装置にも適用し得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオ信号及びオーデイオ信号用の記
録/再生装置の一例を縮小して示す斜視図;第2
図は第1図の装置の一部を多少拡大して示す平面
図;第3図はカセツト保持器がその装填位置にあ
る場合における本考案による記録/再生装置の一
部を切欠して示す断面図;第4図は第3図の−
線上での断面図;第5図カセツト保持器がその
動作位置にある場合における第3図と同様な断面
図;第6図はカセツト保持器の一部を第3図の場
合に較べて3倍に拡大して示す側面図である。 1……記録/再生装置、2……カセツト、35
……カセツト保持器、36,37……カセツト保
持器の側壁、38……保持器の上側主壁、39,
40……保持器の下側主壁、41,42……案内
プレート、43……案内手段、44,45,4
6,47……案内溝、48,49,50,51…
…ガイドピン、52,53,54,55……傾斜
部分、56……ら旋ばね、57……駆動手段、5
8……スピンドル、59……ばねの左側端部、6
0……ばねの右側端部、61,62……軸受凹
所、63,64……ギヤホイール、65,66…
…歯付部分、67,68……L−字状部材、69
……可逆モータ、70……動力伝達部、71……
ウオーム、72……ウオームホイール、73……
枢軸、74……作動レバー、75……作動ピン、
76,77……衝合部材、78,79……板ば
ね、80,81,82,85……止め部材、83
……ラツチ、84……ヒンジ、86……歯ギヤツ
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カセツト内に配置された記録担体用の記録/
    再生装置にあつて、少なくとも1個の主壁と2
    個の側壁とから成るカセツト保持器を具え、該
    保持器が第1終端位置と、少なくとも前記主壁
    に部分的に直角に延在する移動通路に沿つて前
    記側壁に平行な方向の第2終端位置との間にて
    移動し得るように案内され、一方の第1終端位
    置を装填位置とし、この位置では主壁が前記カ
    セツト保持器の主壁に平行に延在するカセツト
    をカセツト保持器内に装入でき、かつ前記装填
    位置では挿入されたカセツトの主壁が前記保持
    器の主壁に対向して位置付けられ、他方の第2
    終端位置を動作位置とし、少なくとも1個の作
    動ばねを前記保持器に作用させて、該保持器を
    第1終端位置から第2終端位置へと動かして、
    該保持器を前記第2終端位置にて少なくとも1
    個の止め部材に押当て、前記保持器を釈放自在
    のラツチング装置によつて前記作動ばねのばね
    力に抗して第1終端位置にラツチし得るように
    した記録/再生装置において、前記カセツト保
    持器35の側壁36,37に垂直に延在する少
    なくとも1個のスピンドル58を前記保持器に
    回転するように取付けると共に、該スピンドル
    によつて少なくとも1個のギヤホイール63,
    64を支持せしめ、該ギヤホイールを前記カセ
    ツト保持器の移動通過と同一形状を有する歯付
    部分65,66と噛合させ、かつ前記作動ばね
    56を円筒状のら旋ばねとし、該ばねに予め張
    力を与えて前記スピンドル58のまわりに巻回
    し、該ばねの一端59を前記カセツト保持器3
    5に作用させると共に、前記ばねの他端60を
    前記スピンドル58に作用させ、前記ラツチン
    グ装置57の釈放後、前記ばねがその予張力の
    影響下にて前記スピンドル58及び該スピンド
    ルにおけるギヤホイール63,64を駆動さ
    せ、該ギヤホールが前記歯付部分65,66と
    噛合して、前記カセツト保持器35を前記第1
    終端位置から前記第2終端位置へと動かすよう
    にしたことを特徴とする記録/再生装置。 2 前記カセツト保持器35に回転自在に取付け
    られる前記スピンドル58が、前記カセツト保
    持器35の各側壁36,37付近にてギヤホイ
    ール63,64を担持し、該ギヤネイールが前
    記カセツト保持器35の移動通路と同一形状を
    有する歯付部分65,66と噛合するようにし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の記録/再生装置。 3 予め張力を与えたら旋ばね56によりスピン
    ドル58が回転しないようにするために、前記
    カセツト保持器35にラツチ83を設け、該ラ
    ツチを前記スピンドル58における止め部材8
    2と共動させると共に、該ラツチを阻止位置と
    釈放位置との間にて可動自在とし、前記ラツチ
    が阻止位置にある場合には前記ら旋ばね56の
    予張力によて前記止め部材82を前記ラツチに
    押当て、かつ前記ラツチが釈放位置にある場合
    には前記ラツチが前記止め部材82から外れる
    ようにしたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1又は2項のいずれか一項に記載の記
    録/再生装置。 4 前記ラツチ83がその阻止位置にて前記スピ
    ンドル58における前記少なくとも1個のギヤ
    ホイール64の歯ギヤツプ86に掛合し、かつ
    前記止め部材82が前記少なくとも1個のギヤ
    ホイール64の前記歯ギヤツプに隣接する歯か
    ら成り、この歯が前記ら旋ばね56の予張力に
    よつてラツチ83に押当てられるようにしたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項
    に記載の記録/再生装置。
JP1986052205U 1985-04-10 1986-04-09 Expired JPH0424502Y2 (ja)

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