JPH0424495Y2 - - Google Patents

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JPH0424495Y2
JPH0424495Y2 JP1985018247U JP1824785U JPH0424495Y2 JP H0424495 Y2 JPH0424495 Y2 JP H0424495Y2 JP 1985018247 U JP1985018247 U JP 1985018247U JP 1824785 U JP1824785 U JP 1824785U JP H0424495 Y2 JPH0424495 Y2 JP H0424495Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ホツプアツプ方式(トツプローデイ
ング方式)のVTRに於いて、イジエクト機能を
備えたローデイング機構に関する。
(ロ) 従来の技術 1/2インチVTR(例えばVHS方式等)は、ロー
デイングブロツクによりカセツトよりテープを引
き出し、これをシリンダに巻き付けるローデイン
グ機構を備えていることは、よく知られている。
このローデイング機構は、ローデイングモータ
でローデイングリングを回動せしめて、このロー
デイングリングに連結されたローデイングブロツ
クをガイド溝に沿つて移動せしめる。このローデ
イングブロツクの移動によりテープはカセツトよ
り引き出されシリンダに巻き付けられる。尚、当
然のことながら、カセツト装着時には、このロー
デイングブロツクはカセツト切欠内に位置してい
る。
そして、この1/2インチVTRではローデイング
モータの回転力を利用してカセツトのイジエクト
を行うことが考えられている。このことは、例え
ば特開昭57−86163号の第48図に示されている。
尚、この例のVTRは一般にベータ方式と呼ばれ
るものである。
通常このイジエクト動作は、カセツト装着時よ
りさらにローデイングモータをアンローデイング
方向(第2の方向)に僅かに回転させることによ
つて行なつている。この時ローデイングリングも
回動する。そして、これに連れてローデイングブ
ロツクも移動する。
このため、イジエクト動作時にローデイングブ
ロツクが移動してカセツト切欠内面に接触する虞
れがある。
上記欠点を取り除くために、実開昭59−142933
号に於いて、イジエクト時のローデイングリング
のオーバーストロークを吸収して、ローデイング
ブロツクの移動を防止する構成が示されている。
このローデイング機構の要部を第5図に示す。
この機構は長孔4とバネ5によつてイジエクト時
のオーバーストロークを吸収している。尚、スラ
イダ2とバネ3はローデイングブロツク6をロー
デイング完了(ストツパー部)位置まで移動せし
めた時のローデイングリング1のオーバーストロ
ークを吸収するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、この構成では、イジエクト時のオーバ
ーストローク吸収のためにバネ5が必要となると
共に、組み立て時にこのバネ5を取り付ける工程
が必要となる。
しかし、このバネ5を取り除くとローデイング
ブロツク6の位置が不安定となり、カセツト装着
時、ローデイングブロツク6がカセツト切欠内に
位置しない虞れがある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、イジエクト時のオーバーストロークをバネを
使わずに吸収するローデイング機構を提案するも
のである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、一端が第1回転軸によりローデイン
グに軸支されると共に他端が第2回転軸によりロ
ーデイングブロツクに軸支される連結手段と、イ
ジエクト時に前記第1、第2回転軸を結ぶ線がロ
ーデイングリングのほぼ回動中心方向に向くと共
にこのイジエクト時にローデイングブロツクがほ
ぼローデイングリングの回動半径方向に移動する
ように形成されたガイド溝とを、備えるローデイ
ング機構である。
(ホ) 作用 本考案は上記の様な構成なので、イジエクト時
にローデイングブロツクに伝えられる移動量は、
ローデイングリングの回動半径方向の移動量なの
で、ローデイングブロツクは僅かに移動するのみ
である。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第3図を参照しつつ、所謂8mm
VTRに実施した本考案の一例を説明する。
第3図に於いて、10は基台である。20は基
台10上に設けられたローデイングモータ、21
はゴムベルト、22はウオームギヤ、23はウオ
ームギヤ22に噛合するギヤ、24は基台10下
部に貫通する回転軸、25は基台10下部に設け
られたギヤ、26はギヤ25に噛合するギヤ、2
7はギヤ26に一体に設けられたレバー、28は
ピンである。
30,40はローデイングリングであり2枚重
なつて基台10下部に設けられている。下側に位
置するローデイングリング30は、ギヤ26と噛
合すると共に、ローデイングブロツク50と連結
されている。又、上側のローデイングリング40
には、下側のローデイングリング30の回転がギ
ヤ(図示せず)を介して逆方向に伝えられる。
又、このローデイングリング40はローデイング
ブロツク60に連結されている。つまり、ローデ
イングリング30,40は連動して互いに反対方
向に回転する。51,61は傾斜ポスト、52,
62は垂直ポストである。
70はカセツト、71はポスト51,52,6
1,62により引き出されるテープ、72はカセ
ツト切欠である。
80,81はローデイングブロツク50,60
の移動を案内するガイド溝、82,83はローデ
イングブロツクの位置決めを行うストツパー部で
ある。
90,91はリール台、110はテープ71が
巻回されるガイドシリンダである。
100はイジエクトレバー、101,102は
長孔、103,104はイジエクトレバー100
のスライド方向を決めるピン、105はイジエク
トレバー100をA方向に付勢するバネである。
第1図はローデイングリング30,40とロー
デイングブロツク50,60の関係を示す図であ
る。第1図に於いて、200,210はローデイ
ングリング30,40とローデイングブロツク5
0,60を連結する連結部材であり、カセツト装
着時の位置を示し、200′,210′はイジエク
ト完了時の位置を示す。201はローデイングリ
ング30に軸支される第1回転軸、202はロー
デイングブロツク50に軸支される第2回転軸、
211はローデイングリング40に軸支される第
1回転軸、212はローデイングブロツク60に
軸支される第2回転軸である。
220はローデイングリング30,40の仮想
回動中心である。
第2図はイジエクト完了時の側断面図である。
第2図の34は夫々第1回転軸201と第
2回転軸202の軸心である。
上記VTRの動作を説明する。まずカセツトを
VTRに装着した時は、第3図に示した様になつ
ている。
そして、ローデイング時には、ローデイングモ
ータ20が回転する。この回転力はゴムベルト2
1ウオームギヤ22ギヤ23回転軸24ギヤ25
を介してギヤ26に伝えられ、ギヤ26は反時計
方向(B方向)に回転する。そして、このギヤ2
6に噛合した下部ローデイングリング30は時計
方向(C方向)に回動する。このローデイングリ
ング30に連結されたローデイングブロツク50
はガイド80に沿つて移動する。尚、下部ローデ
イングリング30の回転力を図示省略したギヤに
よつて反対方向に受ける上部ローデイングリング
40は反時計方向(D方向)に回転しローデイン
グブロツク60はガイド溝81に沿つて移動す
る。このローデイングガイド50,60の移動に
よりテープ71がカセツト70より引き出されガ
イドシリンダ110に巻き付けられる。そして、
このローデイングガイド50,60はストツパー
部82,83によつて位置決めされる。尚、上記
ローデイングのため移動又は回動する方向を第1
の方向と呼ぶ。
アンローデイング時には、ローデイングモータ
20が逆回転するため、各部は第1の方向とは反
対の第2の方向(アンローデイング方向)に回動
又は移動して、第3図の元の状態に戻る。尚、こ
の時リール台91には弛んだテープ7を巻き取た
めに回転力が付与される。
次に本考案の要旨であるイジエクト時について
説明する。イジエクトをする場合、第3図の状態
からローデイングモータ20が逆方向(第2の方
向)に回転して、各部を第2の方向に回動又は移
動させる。するとギヤ26の回動に連動してレバ
ー27のピン28がイジエクトレバー100をE
方向に押圧移動せしめてカセツトイジエクトのロ
ツクを外す(ロツクのための機構は図示省略し
た)。
この時、ローデイング30,40も第2の方向
に回動する。しかし、第3図に示す様にカセツト
装着時のローデイングブロツク50,60の位置
のガイド溝80,81はローデイングリング3
0,40の半径方向に延びている。このため、第
1図に示すローデイングブロツク60は回転軸2
12と211を結ぶ線l2が、回転軸212と回動
中心220を結ぶ線l1を通過するまで、ローデイ
ングブロツク60は第3図F方向に少許移動する
が、通過した後は、反対方向に少許移動して第3
図の位置に戻る。
このように、本実施例では、線l1に対して、イ
ジエクト動作開始時の第1回転軸211の位置と
イジエクト完了時の第1回転軸211の位置が対
称になるようにしてローデイングブロツク60の
移動を小さくしている。尚、ローデイングブロツ
ク50も同様に作動する。
尚、上記実施例ではローデイングリング30,
40で直接連結部材200,210を軸支してい
る。しかし、実際は、第4図に示す様にローデイ
ング完了時のオーバストロークを吸収するためス
ライダ300を介して連結される。尚、第4図は
下部ローデイングリング30とローデイングブロ
ツク50を基台裏面から見た図であり、301,
302はスライダ300に設けられた長孔、3
1,32はローデイング30に設けられたピン、
303はスライダ300をG方向に付勢するバネ
である。
まず、カセツト装着時には、バネ303の引つ
張る力によりスライダ300がG方向に付勢させ
ており、第2回転軸202を中心に連結部材20
0は第4図に示すように実線の位置にある。
次にイジエクト時には、第3図で示すローデイ
ングモータ20によつて、ローデイングリング3
0が第4図の時計方向(つまり、第2の方向)に
回動する。それによつて、連結部材200は第2
回転軸202を中心に反時計方向に回動し、破線
で示すように連結部材200′の位置になる。し
かし、ローデイングブロツク50は、ローデイン
グリング30の半径方向に延びているガイド溝8
1の先端付近に位置決めされており、ほとんど動
かない。
(ト) 考案の効果 上記の如く本考案によればイジエクト動作時
に、ローデイングブロツクが少ししか動かず有用
である。
即ち、ローデイングリングがカセツト装着位置
からイジエクト位置まで回動する場合におけるロ
ーデイングブロツクの変位量を考えると、ローデ
イングリングがカセツト装着位置からイジエクト
位置へ移動する行程の半分の行程まで回動したと
き(本願図面の第1図において、第1回転軸21
1が線l1上に位置したとき)、変位量がもつとも
大きくなるが、この変位量は、たとえば、カセツ
ト装着位置において第1回動軸211が線l1上に
位置する状態から、ローデイングリングをイジエ
クト位置まで回動させる構成とした場合のローデ
イングブロツクの変位量(この場合の変位量は、
ローデイングリングがカセツト装着位置からイジ
エクト位置まで回動する全行程にわたつて単調に
増加する)の略半分となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例に係り、
第1図はVTRの平面図、第2図は連結部材を示
す図、第3図は側断面図である。第4図は本考案
の他の実施例を示す図である。第5図は従来例を
示す図である。 20……ローデイングモータ、30,40……
ローデイングリング、50,60……ローデイン
グブロツク、70……カセツト、71……テー
プ、80,81……ガイド溝(ガイド手段)、1
00……イジエクトレバー(イジエクト手段)、
200,210……連結部材(連結手段)、20
1,211……第1回転軸、202,212……
第2回転軸、220……ローデイングリングの回
動中心、B,C,D……第1の方向、l3……第1
回転軸201の軸心、l4……第2回転軸202の
軸心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ローデイングモータにより回動するローデイン
    グと、 カセツトよりテープを引き出すローデイングブ
    ロツクと、 このローデイングブロツクの移動を案内するガ
    イド手段と、 一端が第1回転軸により前記ローデイングリン
    グに軸支されると共に他端が第2回転軸により前
    記ローデイングブロツクに軸支される連結手段
    と、 前記カセツトのイジエクトを行うイジエクト手
    段とを備え、 前記ローデイングリングをカセツト装着時より
    第1の方向に回動させることにより前記ローデイ
    ングブロツクをカセツト装着位置より前記ガイド
    手段にそつてローデイング完了位置まで移動させ
    ると共に、 カセツト装着時より前記ローデイングリングを
    第2の方向に僅かに回動せしめることにより前記
    イジエクト手段を作動せしめるローデイング機構
    であつて、 前記イジエクト時に前記ローデイングリングに
    軸支された前記第1回転軸が前記第2回転軸を中
    心に回動し、前記連結部材が前記カセツト装着時
    とは異なる位置に位置決めする手段を備えるロー
    デイング機構。
JP1985018247U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0424495Y2 (ja)

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JPS61136350U JPS61136350U (ja) 1986-08-25
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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081719B2 (ja) * 1989-12-13 1996-01-10 三菱電機株式会社 テープローディング機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58220266A (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 Victor Co Of Japan Ltd テ−プ自動装填装置
JPS61148662A (ja) * 1984-12-21 1986-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プロ−デイング装置

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JPS59142933U (ja) * 1983-03-15 1984-09-25 三洋電機株式会社 磁気録画再生装置

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