JPH0424440Y2 - - Google Patents

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JPH0424440Y2
JPH0424440Y2 JP1986165261U JP16526186U JPH0424440Y2 JP H0424440 Y2 JPH0424440 Y2 JP H0424440Y2 JP 1986165261 U JP1986165261 U JP 1986165261U JP 16526186 U JP16526186 U JP 16526186U JP H0424440 Y2 JPH0424440 Y2 JP H0424440Y2
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JP
Japan
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temperature
temperature compensation
measuring body
signal
feedback loop
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JP1986165261U
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、PH計等のセンサーに特性の異なる温
度補償用測定体が使用でき、使用される測定体の
特性に応じた温度補償が行える分析装置に関す
る。
<従来の技術> 従来、PH計では温度補償用のサーミスタが組込
まれており、例えばこのサーミスタで検出された
温度に関連した信号をメモリに記憶されたサーミ
スタ固有の温度特性のデータテーブルを使つて温
度換算し、これに基づき測定信号に対し温度補償
を行う方式がとられている。
このような分析装置に組込まれるサーミスタは
互換性を保つ為にJIS(日本工業規格)に規定され
たものが使用され、このサーミスタの特性に合せ
てた温度補償が行なわれる。この為、JISで規定
されたもの以外のサーミスタを分析装置に組込ん
で使用することは出来なかつた。
一方、サーミスタはPH計センサに組込まれて使
用され、消耗品であり、ユーザーに供給し続ける
必要がある。供給性の上ではセカンドソースを確
保しておく必要があるが、このような制限が付加
されると、サーミスタの入手が困難となり、価格
が嵩む。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案の解決しようとする技術的課題は、前記
センサーに規格品以外の、特性の異なる温度補償
用測定体が使用でき、その測定体の温度特性に合
つた温度換算が行え、これに基づき測定信号の温
度補償が行えるようにすることにある。
<問題点を解決するための手段> 本考案の構成は、 被測定体の物理的特性を測定するセンサーと、 このセンサーに組込まれた温度補償用測定体
と、 この温度補償用測定体の種類に応じて接続され
る識別用抵抗と、 各温度補償用測定体の温度特性に対応する温度
喚算テーブルを記憶したメモリと、 演算処理部と、 前記温度測定体の種類を識別する識別回路とを
具備し、 前記識別回路は、 温度補償用測定体抵抗を含む帰還ループと一定
抵抗を含む帰還ループとがスイツチで切り換えら
れ、この帰還ループと基準電位間に前記識別用抵
抗が接続される演算増幅器と、 この演算増幅器からの出力が前記切換状態に応
じて与えられ、前記温度補償用測定体抵抗を含む
帰還ループが接続されている期間、この温度補償
用測定体抵抗で検出された温度信号をA/D変換
して前記演算処理部に出力し、前記一定抵抗を含
む帰還ループが接続されている期間、前記温度補
償用測定体の種類に応じた状態信号を前記演算処
理部に出力する信号変換/状態信号発生回路とを
含む構成にある。
<作用> 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、
前記センサーに例えば互換性のある温度補償用測
定体が組込まれる場合、前記識別抵抗を前記セン
サーに入れず、これと特性の異なる温度補償用測
定体を使用する場合、前記識別抵抗を入れる。こ
の識別抵抗に発生する電圧の違いより前記センサ
ーに組込まれた温度補償用測定体の種類を判別
し、例えばメモリに予め記憶させたデータテーブ
ルより所定のテーブルを選び前記温度補償用測定
体固有の温度特性に合せて温度換算を行い、これ
に基づき測定信号の温度補償を行う。
<実施例> 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図は本考案実施例装置の基本構成を示すブロツ
ク線図である。図中、1はPH計センサーで、この
センサーには、ガラス膜を挾んで内側の溶液と外
側の測定液のPH値の差に関連した起電力を与える
ガラス電極GE、内部液に浸漬され一定の電位を
与える比較電極RE、センサーの温度を検出する
温度補償用測定体Rt、この温度補償用測定体Rt
の−のリードと比較電極REのリード間に、温度
補償用測定体Rtの種類に応じて接続される識別
抵抗RBとが含まれる。
2はアナログ測定回路でリードL1,L2を介し
ガラス電極GE、比較電極REからの電位が与えら
れている。3はA/D変換器、4は識別抵抗RB
の接続状態に応じて発生する電圧の違いによりセ
ンサー1に組込まれた温度補償用測定体Rtの種
類を判別する識別回路、5は各種の演算処理が行
われる演算処理部、6はメモリである。
第2図は識別回路4の構成を示す回路図であ
る。OP1は非反転入力端子が一定電圧VKに接続
され、反転入力端子が抵抗R1を介しコモンに接
続され、出力端より温度補償用測定体Rt、或は
抵抗R2を介し帰還が掛けられた演算増幅器であ
る。温度補償用測定体Rt、抵抗R2の選択はアナ
ログスイツチSW1を切換えて行い、このスイツチ
は演算処理部5からの切換信号により切換えられ
る。
OP2はアナログスイツチSW1のオン抵抗の影響
を除く為に設けられたバツフアで、スイツチSW1
に連動するスイツチSW2を介し演算増幅器OP1
出力が与えられている。
4aは信号変換/状態信号発生回路で、識別モ
ードのときバツフアOP2の出力に基づき温度補償
用測定体Rtの種類に応じた状態信号S1,S2を発
生し、温度換算モードのとき温度信号をA/D変
換(Sd)し、これらを演算処理部5に与える。
尚、識別抵抗RBは温度補償用測定体Rtの−の
リードL3とコモンに落された比較電極REのリー
ドL2との間に接続されている為、リード数を増
やすことなく、抵抗R1に並列にコモンとの間に
接続された形になつている。
このような構成で、温度補償用測定体Rtが例
えば互換性のあるサーミスタである場合、識別抵
抗RBがセンサー1に入れられず、これと特性の
異なる温度補償用測定体Rtが組込まれる場合、
識別抵抗RBが入れられる。
識別モードのとき、信号処理部5からの切換信
号によりスイツチSW1,SW2は第2図と反対側に
切換える。演算増幅器OP1の出力VOは、識別抵
抗RBが接続されていない状態(センサー1に組
込まれた温度補償用測定体Rtが互換性のある場
合)では、 VO=VK+(VK/R1)・R2 ……(1) で、識別抵抗RBが接続されていない状態(特性
の異なる温度補償用測定体Rtの場合)では、 VO=VK+{VK/(R1//RB)}・R2 =VK+{(R1+RB)/(R1・RB)} ・VK・R2 ……(2) となり、接続状態に応じ異なつた電圧が発生す
る。信号変換/状態信号発生回路4aではこの電
圧の違いを読み、温度補償用測定体Rtの種類に
応じた状態信号S1・S2を発生する。演算処理部5
では与えられた状態信号に基づき、メモリ6に予
め記憶させたデータテーブルより所定のテーブル
を選択する。
この後、信号処理部5より切換信号がスイツチ
SW1,SW2に与えられ、温度換算モードとされ
る。これにより、演算増幅器OP1の出力VOには、 VO=VK+(VK/R1)・Rt ……(3) なる温度に関連した電圧が現れ、この電圧を前記
データテーブルに基づき温度換算し、換算温度信
号に基づき、センサー1で検出された測定信号に
温度補償を施す。
<考案の効果> 本考案によれば、前記センサーに温度特性の異
なる温度補償用測定体を組込むことができ、温度
補償用測定体に安価で入手し易いものが使用でき
る。また、複数の温度補償用測定体に対する温度
換算はソフト上で処理できる為、コストアツプ要
因とはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置の基本構成を示すブ
ロツク線図、第2図は第1図の本考案実施例装置
の部分の回路図である。 1……センサ、Rt……温度補償用測定体、4
……識別回路、4a……信号変換/状態信号発生
回路、5……信号処理部、6……メモリ、RB
…識別抵抗、S1,S2……状態信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被測定体の物理的特性を測定するセンサーと、 このセンサーに組込まれた温度補償用測定体
    と、 この温度補償用測定体の種類に応じて接続され
    る識別用抵抗と、 各温度補償用測定体の温度特性に対応する温度
    喚算テーブルを記憶したメモリと、 演算処理部と、 前記温度測定体の種類を識別する識別回路とを
    具備し、 前記識別回路は、 温度補償用測定体抵抗を含む帰還ループと一定
    抵抗を含む帰還ループとがスイツチで切り換えら
    れ、この帰還ループと基準電位間に前記識別用抵
    抗が接続される演算増幅器と、 この演算増幅器からの出力が前記切換状態に応
    じて与えられ、前記温度補償用測定体抵抗を含む
    帰還ループが接続されている期間、この温度補償
    用測定体抵抗で検出された温度信号をA/D変換
    して前記演算処理部に出力し、前記一定抵抗を含
    む帰還ループが接続されている期間、前記温度補
    償用測定体の種類に応じた状態信号を前記演算処
    理部に出力する信号変換/状態信号発生回路とを
    含み、 前記温度補償用測定体の種類に応じた状態信号
    に基づき、前記メモリに記憶させた喚算テーブル
    からその種類に対応したテーブルを選択し、選択
    されたテーブルを用いて温度喚算を行い、喚算温
    度信号に基づき前記センサーで検出された測定信
    号に温度補償を施すことを特徴とする温度補償用
    測定体付分析装置。
JP1986165261U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0424440Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6370074U JPS6370074U (ja) 1988-05-11
JPH0424440Y2 true JPH0424440Y2 (ja) 1992-06-09

Family

ID=31095139

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JP1986165261U Expired JPH0424440Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61187645A (ja) * 1985-02-15 1986-08-21 Fuji Electric Co Ltd 固定化酵素膜利用計測装置の温度補償装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61187645A (ja) * 1985-02-15 1986-08-21 Fuji Electric Co Ltd 固定化酵素膜利用計測装置の温度補償装置

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JPS6370074U (ja) 1988-05-11

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