JPS5831077Y2 - 熱電温度測定装置 - Google Patents
熱電温度測定装置Info
- Publication number
- JPS5831077Y2 JPS5831077Y2 JP8061078U JP8061078U JPS5831077Y2 JP S5831077 Y2 JPS5831077 Y2 JP S5831077Y2 JP 8061078 U JP8061078 U JP 8061078U JP 8061078 U JP8061078 U JP 8061078U JP S5831077 Y2 JPS5831077 Y2 JP S5831077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermocouple
- temperature
- calibration
- sensing element
- signal source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱電対を用いた温度測定装置に関するもので
あって、詳しくは、校正用の入力端子を有するこの種装
置において、精度良く冷接点補償および校正が行なえる
ようにしたものである。
あって、詳しくは、校正用の入力端子を有するこの種装
置において、精度良く冷接点補償および校正が行なえる
ようにしたものである。
図面は、本考案の一実施例を示す回路図であって、Te
aは測定用の熱電対、TCbは補償用の熱電対、Elは
校正用基準信号源、IN1〜■N3は入力端子、Cは冷
接点補償回路、01,02は出力端子である。
aは測定用の熱電対、TCbは補償用の熱電対、Elは
校正用基準信号源、IN1〜■N3は入力端子、Cは冷
接点補償回路、01,02は出力端子である。
熱電対Teaおよび校正用基準信号源(以下基準信号源
と略す)Elは、測定時と校正時に応じてそれぞれ選択
的に入力端子IN1〜IN3を介して器内に接続される
。
と略す)Elは、測定時と校正時に応じてそれぞれ選択
的に入力端子IN1〜IN3を介して器内に接続される
。
すなわち、熱電対Teaは、入力端子の周辺温度を冷接
点温度としている。
点温度としている。
冷接点補償回路Cは、熱電対Teaの冷接点温度のO′
Cからの偏差を補償するものであり、器内に配置されて
いる。
Cからの偏差を補償するものであり、器内に配置されて
いる。
冷接点補償回路Cは、3個の抵抗R1〜R3,測定時と
校正時に応じて選択的に接続される感温素子(測温抵抗
体)Rtと基準抵抗Rs +直流電源E2等でブリッジ
回路として構成されている。
校正時に応じて選択的に接続される感温素子(測温抵抗
体)Rtと基準抵抗Rs +直流電源E2等でブリッジ
回路として構成されている。
ここで、抵抗R1〜R3の値は、感温素子Rtの抵抗値
が周囲温度に応じて変化したとき、その電位変化が冷接
点温度変化による熱電対TCaO熱起電力の変化と等し
くなるように選定されている。
が周囲温度に応じて変化したとき、その電位変化が冷接
点温度変化による熱電対TCaO熱起電力の変化と等し
くなるように選定されている。
また、基準抵抗R8(7)値は、たとえば感温素子Rt
の23℃の状態における抵抗値に選定されている。
の23℃の状態における抵抗値に選定されている。
熱電対TCbは、熱電対TCaと同じ特性を有するもの
であって、冷接点補償回路Cの感温素子Rt近傍の温度
を測定するようにして器内に配置されている。
であって、冷接点補償回路Cの感温素子Rt近傍の温度
を測定するようにして器内に配置されている。
これらの接続について説明する。
器内において、入力端子INlと出力端子01は直接接
続され、入力端子IN3と出力端子02は冷接点補償回
路Cを介して接続されている。
続され、入力端子IN3と出力端子02は冷接点補償回
路Cを介して接続されている。
そして、入力端子I N2 p I N 3間には、
熱電対TCbが外部から接続される熱電対TCaの熱起
電力に対して差動的になるようにして接続されている。
熱電対TCbが外部から接続される熱電対TCaの熱起
電力に対して差動的になるようにして接続されている。
なお、出力端子Q1y o2には測定回路が接続される
が図示しない。
が図示しない。
一方、外部からは、測定時には熱電対Teaが器内側の
熱電対TCbO熱起電力に対して差動的になるようにし
て入力端子IN1.IN2間に接続され、校正時には基
準信号源E1が入力端子IN1.IN3間に接続される
。
熱電対TCbO熱起電力に対して差動的になるようにし
て入力端子IN1.IN2間に接続され、校正時には基
準信号源E1が入力端子IN1.IN3間に接続される
。
なお、これら熱電対Teaおよび基準信号源Elは、測
定時および校正時に応じて選択的に接続されるものであ
る。
定時および校正時に応じて選択的に接続されるものであ
る。
また、冷接点補償回路Cにおける感温素子Rtおよび基
準抵抗Rsも、前述のように、測定時および校正時に応
じて切換接続される。
準抵抗Rsも、前述のように、測定時および校正時に応
じて切換接続される。
このような回路の動作について説明する。
測定時において、熱電対TCaとTCbは各熱起電力が
差動的になるように直列接続され、さらに、冷接点補償
回路Cが直列接続されることになる。
差動的になるように直列接続され、さらに、冷接点補償
回路Cが直列接続されることになる。
ここで、熱電対Teaの温接点の温度をtl、入力端子
IN1〜IN3の温度をt2(tx>t2)、感温素子
Rt近傍の温度をt3(t3>t2)とすると、熱電対
Teaは温度差t1−t2に対応した熱起電力eaを発
生し、熱電対TCbは温度差t3−t2に対応した熱起
電力ebを発生する。
IN1〜IN3の温度をt2(tx>t2)、感温素子
Rt近傍の温度をt3(t3>t2)とすると、熱電対
Teaは温度差t1−t2に対応した熱起電力eaを発
生し、熱電対TCbは温度差t3−t2に対応した熱起
電力ebを発生する。
一方、冷接点補償回路Cは、O′Cを基準として温度t
3に対応した熱起電力に相当する補償信号ecを発生す
る。
3に対応した熱起電力に相当する補償信号ecを発生す
る。
これにより、出力端子01.02間に送出される出力信
号e。
号e。
は、eo=ea−eb+eo (
すとなり、温度で表わすと、 (tl−t2)−(t3−t2)+(t3−0℃)=(
11−0℃)(2) となる。
すとなり、温度で表わすと、 (tl−t2)−(t3−t2)+(t3−0℃)=(
11−0℃)(2) となる。
したがって、入力端子IN1〜■N3の温度t2と感温
素子Rt近傍の温度t3との差の影響を受けることなく
、0℃を基準としたtlに対応した熱起電力信号を得る
ことができる。
素子Rt近傍の温度t3との差の影響を受けることなく
、0℃を基準としたtlに対応した熱起電力信号を得る
ことができる。
次に、校正時において、熱電対Teaを入力端子■N2
から取り外すとともに、基準信号源E1を入力端子lN
15 IN3間に接続し、所定の基準信号を加える。
から取り外すとともに、基準信号源E1を入力端子lN
15 IN3間に接続し、所定の基準信号を加える。
このとき、冷接点補償回路Cを構成するブリッジ回路に
は基準抵抗Rsが接続されるので、その出力信号におけ
る器内の温度の影響は実用上無視できる。
は基準抵抗Rsが接続されるので、その出力信号におけ
る器内の温度の影響は実用上無視できる。
また、熱電対TCbは信号系統から開放されているので
、その熱起電力が校正動作に悪影響を及ぼすことはな(
、精度良く校正を行なうことができる。
、その熱起電力が校正動作に悪影響を及ぼすことはな(
、精度良く校正を行なうことができる。
これらから明らかなように、本考案によれば、精度良く
冷接点補償および校正が行なえる熱電温度測定装置が実
現できる。
冷接点補償および校正が行なえる熱電温度測定装置が実
現できる。
なお、本実施例では、感温素子として測温抵抗体を用い
る例について示したが、これに限るものではない。
る例について示したが、これに限るものではない。
図面は本考案の一実施例を示す回路図である。
Tea・・・・・・測定用熱電対、TCb・・・・・・
補償用熱電対、El・・・・・・校正用基準信号源、I
Nl・In2゜In3・・・・・・入力端子、C・・・
・・・冷接点補償回路、01102・・・・・・出力端
子。
補償用熱電対、El・・・・・・校正用基準信号源、I
Nl・In2゜In3・・・・・・入力端子、C・・・
・・・冷接点補償回路、01102・・・・・・出力端
子。
Claims (1)
- 測定用熱電対および校正用基準信号源を選択的に器内に
接続するための第1〜第3の入力端子と、第1〜第3の
抵抗および選択的に接続される感温素子または基準抵抗
で構成されたブリッジ回路よりなり器内に配置された冷
接点補償回路と、感温素子近傍の温度を測定するように
器内に配置された測定用熱電対と同種の補償用熱電対と
、冷接点補償回路の出力を取り出すための第1.第2の
出力端子とを具備し、測定用熱電対または校正用基準信
号源の一端が接続される第1の入力端子は直接第1の出
力端子に接続され、測定用熱電対の他端が接続される第
2の入力端子と校正用基準信号源の曲端が接続される第
3の入力端子間には補償用熱電対が測定用熱電対の熱起
電力に対して差動的になるように接続され、第3の入力
端子にはブリッジ回路の第1の抵抗と感温素子または基
準抵抗との接続点が接続され、第2の出力端子にはブリ
ッジ回路の第2の抵抗と第3の抵抗との接続点が接続さ
れたことを特徴とする熱電温度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8061078U JPS5831077Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 熱電温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8061078U JPS5831077Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 熱電温度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54181989U JPS54181989U (ja) | 1979-12-22 |
JPS5831077Y2 true JPS5831077Y2 (ja) | 1983-07-09 |
Family
ID=28999673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8061078U Expired JPS5831077Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 熱電温度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831077Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP8061078U patent/JPS5831077Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54181989U (ja) | 1979-12-22 |
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