JPS6236126Y2 - - Google Patents

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JPS6236126Y2
JPS6236126Y2 JP2573179U JP2573179U JPS6236126Y2 JP S6236126 Y2 JPS6236126 Y2 JP S6236126Y2 JP 2573179 U JP2573179 U JP 2573179U JP 2573179 U JP2573179 U JP 2573179U JP S6236126 Y2 JPS6236126 Y2 JP S6236126Y2
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JP
Japan
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resistor
resistance value
resistance
input terminal
temperature detector
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JP2573179U
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JPS55125544U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、相対湿度計に関するものであつて、
詳しくは、湿球温度と乾球温度とをそれぞれ測温
抵抗体で測定してこれらの出力信号に基づいて相
対湿度を検出するように構成された装置におい
て、測温抵抗体と受信計器との間のリード線抵抗
の影響をなくするとともに多点測定の場合におけ
る測定点切換スイツチの接触抵抗の影響を軽減す
るようにした新規な相対湿度計を実現したもので
ある。
第1図は、従来のこの種の装置の一例を示す構
成説明図であつて、多点測定を行なう装置の1系
統について示したものである。図面において、R
TDは乾球温度を測定する測温抵抗体、RTWは湿球
温度を測定する測温抵抗体、RVRは受信計器、
T1〜T4は受信計器RVRの入力端子、L1〜L4は測
温抵抗体RTD,RTWを受信計器RVRの所定の端
子T1〜T4に接続するリード線、r1〜r4はそれぞれ
リード線L1〜L4のリード線抵抗、VRD,VRWはリ
ード線抵抗を補償するための補償抵抗、SWD1
SWW1は測定点の切換スイツチ、SWD2,SWW2
スイツチ、RSD,RSWは標準抵抗、EBは直流電
源、RBは抵抗、HAは湿度演算器、OHは湿度信
号の出力端子である。これら部品は、測温抵抗体
TDを含む乾球ブリツジ回路を構成するととも
に、湿度演算器HAで第(1)式で示すような演算が
行なわれるように構成されている。
H∝E−EDO/E−EWO (1) EDO,EWO:定数 しかし、第1図の装置によれば、測温抵抗体R
TD,RTWの抵抗値変化を検出するのにあたつて、
電圧を印加するように構成されているので、リー
ド線抵抗r1〜r4や測定点切換スイツチSWD1
SWW1の接触抵抗の影響を受けることになる。ま
た、より精度の高い測定を行なうためには、測温
抵抗体RTDのリード線抵抗の和r1+r2と測温抵抗
体RTWのリード線抵抗の和r3+r4とをそれぞれ所
定の値に調整しなければならない。たとえば、測
温抵抗体RTDのリード線抵抗の和r1+r2を調整す
るのにあたつては、RTDの両端を短絡するととも
にスイツチSWD2を開離して標準抵抗RSDを回路
中に接続し、抵抗VRDを調整して出力電圧ED
所定値になるように設定しなければならず、相当
の工数を要するものである。
本考案は、これらの欠点を解決するものであつ
て、以下、図面を用いて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す構成説明図で
あつて、第1図と同等部分には同一符号を付して
いる。第2図において、Iは定電流源、SW1
SW4は切換スイツチ、A1〜A3は演算増幅器、R1
〜R11は抵抗、OTは温度信号の出力端子である。
ここで、湿球温度を測定する第1の測温抵抗体R
TW1〜RTWoと乾球温度を測定する第2の測温抵抗
体RTD1〜RTDoとは直列に接続されている。これ
ら直列接続された測温抵抗体回路の一端aは第1
のリード線L11〜Lo1を介して端子T11〜To1に接
続されるとともに第2のリード線L12〜Lo2を介
して端子T12〜To2に接続され、接続中点bは第
3のリード線L13〜Lo3を介して端子T13〜To3
接続され、他端cは第4のリード線L14〜Lo4
介して端子T14〜To4に接続されている。受信計
器RVRにおいて、定電流源IはスイツチSW1
介して端子T11〜To1に接続されている。第1の
演算増幅器A1の反転入力端子には抵抗R1および
スイツチSW2を介して端子T11〜To1が接続され
るとともに抵抗R2を介してその出力端子が接続
され、非反転入力端子には抵抗R3およびスイツ
チSW4を介して端子T13〜To3が接続されてい
る。第2の演算増幅器A2の反転入力端子には抵
抗R4およびスイツチSW4を介して端子T13〜To3
に接続されるとともに抵抗R5を介してその出力
端子が接続され、非反転入力端子には抵抗R6
よびスイツチSW3を介して端子T12〜To3が接続
されるとともに抵抗R7を介して共通電位点が接
続されている。第3の演算増幅器A3の反転入力
端子には抵抗R8を介して共通電位点が接続され
るとともに抵抗R9を介してその出力端子が接続
され、非反転入力端子には抵抗R10を介して第1
の演算増幅器A1の出力端子が接続されるととも
に抵抗R11を介して第2の演算増幅器A2の出力端
子が接続されている。なお、この第3の演算増幅
器A3の出力端子は、温度信号の出力端子OTに接
続されるとともに湿度演算器HAの一方の入力端
子に接続されている。湿度演算器HAの他方の入
力端子には第2の演算増幅器A2の出力端子が接
続され、その出力端子は湿度信号の出力端子OH
に接続されている。このような構成において、各
演算増幅器A1〜A3のゲインは任意であるが、A1
とA2のゲインは等しくしておく。また、本実施
例では、抵抗R1〜R11のうちR3以外はすべて等し
い抵抗値Rを有するものとし、R3はR/2を有
するものとする。
このように構成された装置の動作について説明
する。なお、以下の説明では、n個の測定点のう
ちの第1番目を測定するものとする。
測定状態における測温抵抗体RTW1,RTD1の抵
抗値をRW1,RD1、定電流源Iの出力電流値をI
すると、第1の演算増幅器A1の出力電圧e1は、 e1=2I(RD1+r14) −I(r11+RW1+RD1+r14) =I(RD1−RW1)+I(r14−r11) (2) となる。ここで、一般に、r11とr14は等しいの
で、 e1=I(RD1−RW1) (3) となる。一方、第2の演算増幅器A2の出力電圧
e2は、 e2=I(RW1+RD1+r14) −I(RD1+r14) =I・RW1 (4) となる。したがつて、第3の演算増幅器A3の出
力電圧e3は、 e3=e1+e2 =I・RD1 (5) となる。これにより、第(4)式および第(5)式で表わ
される出力電圧e2,e3の比を湿度演算器HAで演
算することにより、前述第(1)式と同様な相対湿度
に関連した出力信号が得られる。なお、相対湿度
の演算にあたつて、出力電圧e2,e3が温度に対し
て非直線性を示す場合には、公知の直線化手段を
用いて直線化した後湿度演算器HAに印加すれば
よい。
このように構成することにより、測温抵抗体の
リード線抵抗の影響を演算増幅器の演算処理によ
り除去することができる。
また、測温抵抗体回路から出力される信号を高
い入力インピーダンスを有する演算増幅器で演算
処理しているので、複数の測温抵抗体回路を切換
スイツチで選択して多点測定を行なう場合におけ
る接触抵抗の影響を大幅に軽減できる。すなわ
ち、切換スイツチSW2の接触抵抗は演算抵抗R1
に直列に接続され、切換スイツチSW3の接触抵抗
は演算抵抗R6に直列に接続され、切換スイツチ
SW4の接触抵抗は演算抵抗R3およびR4に直列に
接続されている。ここで、これら各切換スイツチ
SW2〜SW4の抵抗値は、機械的スイツチの場合に
は数10mΩ〜数100mΩ、半導体スイツチの場合
には数Ω〜数10mΩであり、演算抵抗としてこれ
ら接触抵抗に比べて充分大きな抵抗値(例えば
500kΩ以上)を有するものを用いることによ
り、接触抵抗の影響を実用上無視することができ
る。
なお、第2図の実施例では多点測定を行う装置
の例を示したが、本考案は1か所のみの測定にも
有効である。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な
操作で精度の高い相対湿度測定が行なえる相対湿
度計が実現でき、その実用的な効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の一例を示す構成説明図、
第2図は本考案の一実施例を示す構成説明図であ
る。 RTW1〜RTWo……湿球測温抵抗体、RTD1〜RT
Do……乾球測温抵抗体、A1〜A3……演算増幅
器、HA……湿度演算器、I……定電流源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定電流源と、 湿球温度を測定する第1の測温抵抗体と乾球温
    度を測定する第2の測温抵抗体とが直列に接続さ
    れ、一端には第1のリード線を介して定電流源が
    接続され、他端には第4のリード線を介して共通
    電位点が接続された測温抵抗体回路と、 反転入力端子には抵抗値Rを有する第1の抵抗
    および第1のリード線を介して前記測温抵抗体回
    路の一端が接続されるとともに抵抗値Rを有する
    第2の抵抗を介して出力端子が接続され、非反転
    入力端子には抵抗値R/2を有する第3の抵抗お
    よび第3のリード線を介して前記測温抵抗体回路
    の接続中点が接続された第1の演算増幅器と、 反転入力端子には抵抗値Rを有する第4の抵抗
    および第3のリード線を介して前記測温抵抗体回
    路の接続中点が接続されるとともに抵抗値Rを有
    する第5の抵抗を介して出力端子が接続され、非
    反転入力端子には抵抗値Rを有する第6の抵抗お
    よび第2のリード線を介して前記測温抵抗体回路
    の一端が接続されるとともに抵抗値Rを有する第
    7の抵抗を介して共通電位点が接続された第2の
    演算増幅器と、 反転入力端子には抵抗値Rを有する第8の抵抗
    を介して共通電位点が接続されるとともに抵抗値
    Rを有する第9の抵抗を介して出力端子が接続さ
    れ、非反転入力端子には抵抗値Rを有する第10の
    抵抗を介して第1の演算増幅器の出力端子が接続
    されるとともに抵抗値Rを有する第11の抵抗を介
    して第2の演算増幅器の出力端子が接続された第
    3の演算増幅器と、 これら第2、第3の演算増幅器の出力の比を演
    算して相対湿度信号を出力する湿度演算器、 とで構成されたことを特徴とする相対湿度計。
JP2573179U 1979-02-28 1979-02-28 Expired JPS6236126Y2 (ja)

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JP2573179U JPS6236126Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS55125544U JPS55125544U (ja) 1980-09-05
JPS6236126Y2 true JPS6236126Y2 (ja) 1987-09-14

Family

ID=28866651

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