JPH04244243A - 醸造用原料穀物の加水方法 - Google Patents
醸造用原料穀物の加水方法Info
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- JPH04244243A JPH04244243A JP3031520A JP3152091A JPH04244243A JP H04244243 A JPH04244243 A JP H04244243A JP 3031520 A JP3031520 A JP 3031520A JP 3152091 A JP3152091 A JP 3152091A JP H04244243 A JPH04244243 A JP H04244243A
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- Japan
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- Pending
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Landscapes
- Alcoholic Beverages (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、醸造用原料穀物に加水
する方法に関する。特に清酒製造に使用されている精白
米を蒸煮又は焙炒する前処理としての加水方法に関する
。
する方法に関する。特に清酒製造に使用されている精白
米を蒸煮又は焙炒する前処理としての加水方法に関する
。
【０００２】
【従来の技術】清酒製造においては、一般に洗米後の精
白米を浸漬した後、水切りを行い、浸漬時間を調節する
ことで吸水後の原料穀物の水分含量を調節している。ま
た、麦焼酎製造においては、所定量の精麦に一定量の水
を一度に散水し、吸水時に原料を撹拌して水分含量を一
定にし、バラツキが生じるのを防いでいる。
白米を浸漬した後、水切りを行い、浸漬時間を調節する
ことで吸水後の原料穀物の水分含量を調節している。ま
た、麦焼酎製造においては、所定量の精麦に一定量の水
を一度に散水し、吸水時に原料を撹拌して水分含量を一
定にし、バラツキが生じるのを防いでいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前者の浸漬時間を限定
する方法は、浸漬前の原料及び浸漬水の温度によって水
分含量に差を生じ、タンクごとでバラツキを生じる難点
があった。また清酒製造原料の場合、精白米の水分含量
により吸水率が異なるため、浸漬時間を決定することが
容易でなかった。後者の方法は、水洗浄した後吸水させ
る必要のある穀物の場合、不可能である。すなわち、洗
浄後の穀物の水分含量にバラツキが生じるために散水量
を算出することができないのである。また、限定散水す
る場合は、原料堆積層の下部が過剰に吸水しやすくなる
ため、常に撹拌する必要があり、精白米では割れの問題
が生じる難点もあった。
する方法は、浸漬前の原料及び浸漬水の温度によって水
分含量に差を生じ、タンクごとでバラツキを生じる難点
があった。また清酒製造原料の場合、精白米の水分含量
により吸水率が異なるため、浸漬時間を決定することが
容易でなかった。後者の方法は、水洗浄した後吸水させ
る必要のある穀物の場合、不可能である。すなわち、洗
浄後の穀物の水分含量にバラツキが生じるために散水量
を算出することができないのである。また、限定散水す
る場合は、原料堆積層の下部が過剰に吸水しやすくなる
ため、常に撹拌する必要があり、精白米では割れの問題
が生じる難点もあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記難点を本発明では、
吸水後の原料穀物の水分含量を所定量にする方法におい
て、加水中の穀物の重量を加水装置の重量と共に重量セ
ンサにより測定して加水量を調節することにより解決し
た。
吸水後の原料穀物の水分含量を所定量にする方法におい
て、加水中の穀物の重量を加水装置の重量と共に重量セ
ンサにより測定して加水量を調節することにより解決し
た。
【０００５】この原料穀物の加水方法において、加水量
の調節は、加水装置と原料穀物の全重量を重量センサに
より測定し、その重量センサの出力値から容器の重量を
差し引いた重量により加水量を調節するのが好ましい。
の調節は、加水装置と原料穀物の全重量を重量センサに
より測定し、その重量センサの出力値から容器の重量を
差し引いた重量により加水量を調節するのが好ましい。
【０００６】
【作用】加水装置と原料穀物の全重量を重量センサによ
り測定し、容器の重量を差し引いた重量により加水量を
調節することにより、水分含量のバラツキがなくなるし
、重量センサの出力値により加水ポンプ等を電気的に制
御することで、自動化が可能となる。
り測定し、容器の重量を差し引いた重量により加水量を
調節することにより、水分含量のバラツキがなくなるし
、重量センサの出力値により加水ポンプ等を電気的に制
御することで、自動化が可能となる。
【０００７】
【実施例】以下に示す■〜■の工程（図２にそのフロー
図を示す）により、水分含量１３．６％の清酒製造用の
７０％精白米１００．０ｋｇを加水して水分含量２８．
０％（２０ｋｇ加水）とする実験を行った。■原料を洗
米した後、図１に示したようなロードセル１を設置して
ある浸漬ドラム２に投入した。■水温１２℃の浸漬水を
給水パイプ３，給水口７より多孔板４の下面まで浸漬ド
ラム２に満たし、ドラムを回転させ、１０分間浸漬を行
う。■ドラムを元の位置にもどし、排出バルブ５を開い
て水切りを３０分間行った。水切り後の原料の重量をロ
ードセル１により測定すると、１１９．１ｋｇであった
。■排出バルブ５を閉じ、ドラム内上方の散水パイプ６
より０．９ｋｇの水を散水し、ゆるやかに浸漬ドラム２
を回転させた。３０分毎に浸漬ドラムを１回転させ、２
時間吸水させた。■５点のサンプリング（１００．０ｇ
）により水分含量を測定した。その結果、水分含量は２
７．９，２７．８，２８．１，２８．１，２８．０％で
あり、バラツキは皆無に近くなった。
図を示す）により、水分含量１３．６％の清酒製造用の
７０％精白米１００．０ｋｇを加水して水分含量２８．
０％（２０ｋｇ加水）とする実験を行った。■原料を洗
米した後、図１に示したようなロードセル１を設置して
ある浸漬ドラム２に投入した。■水温１２℃の浸漬水を
給水パイプ３，給水口７より多孔板４の下面まで浸漬ド
ラム２に満たし、ドラムを回転させ、１０分間浸漬を行
う。■ドラムを元の位置にもどし、排出バルブ５を開い
て水切りを３０分間行った。水切り後の原料の重量をロ
ードセル１により測定すると、１１９．１ｋｇであった
。■排出バルブ５を閉じ、ドラム内上方の散水パイプ６
より０．９ｋｇの水を散水し、ゆるやかに浸漬ドラム２
を回転させた。３０分毎に浸漬ドラムを１回転させ、２
時間吸水させた。■５点のサンプリング（１００．０ｇ
）により水分含量を測定した。その結果、水分含量は２
７．９，２７．８，２８．１，２８．１，２８．０％で
あり、バラツキは皆無に近くなった。
【０００８】
【発明の効果】本発明によると、加水後の水分含量が一
定であるため、後工程の蒸煮又は焙炒が容易であり、原
料処理後の性状がバラツキを生じない。そこで、品質の
よい安定した醸造製品が得られることとなった。また、
自動化が可能となり省力化に寄与する効果も得られた。
定であるため、後工程の蒸煮又は焙炒が容易であり、原
料処理後の性状がバラツキを生じない。そこで、品質の
よい安定した醸造製品が得られることとなった。また、
自動化が可能となり省力化に寄与する効果も得られた。
【図１】本発明の方法に使用する原料穀物加水装置の概
略図である。
略図である。
【図２】本発明の方法を示すフロー図である。
１ ロードセル
２ 浸漬ドラム
３ 給水パイプ
４ 多孔板
５ 排出バルブ
６ 散水パイプ
７ 給水口
Claims (1)
- 【請求項１】 吸水後の原料穀物の水分含量を所定量
にする方法において、加水中の穀物の重量を加水装置の
重量と共に重量センサにより測定して加水量を調節する
ことを特徴とする原料穀物の加水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031520A JPH04244243A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 醸造用原料穀物の加水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3031520A JPH04244243A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 醸造用原料穀物の加水方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244243A true JPH04244243A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12333471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3031520A Pending JPH04244243A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 醸造用原料穀物の加水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04244243A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104607262A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-13 | 安徽天利粮油集团股份有限公司 | 一种大米浸泡清洗装置 |
| CN109655142A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-04-19 | 铁岭旭日农业技术开发有限公司 | 谷物测产系统 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3031520A patent/JPH04244243A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104607262A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-13 | 安徽天利粮油集团股份有限公司 | 一种大米浸泡清洗装置 |
| CN109655142A (zh) * | 2019-02-25 | 2019-04-19 | 铁岭旭日农业技术开发有限公司 | 谷物测产系统 |
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