JP2012240016A - 炊飯用洗米機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炊飯用洗米機は、給水部により水量調節可能な洗米タンク(3)と、洗米タンク(3)に受けた米を給水攪拌する洗米工程、この洗米処理した米に間欠散水するざるあげ浸漬工程、およびこのざるあげ浸漬処理した米に炊飯用水加減をする水加減工程までの一連の処理を行う制御部とを備えて構成され、上記給水部は、洗米タンク(3)の上部高さ位置に配置した配水管(26)と、この配水管(26)から下降して洗米タンク(3)にその下部から給水可能に連通する下部給水管(27)とからなる給水系を形成し、かつ、配水管(26)には、流量を計測する流量センサ(25)を設け、この流量センサ(25)の計測値に応じて動作する開閉弁(28)を下部給水管(27)に設けたものである。
【選択図】図3
Description
上記炊飯用洗米機は、水加減処理した米を洗米タンク(3)から炊飯装置(5)に投下する際に送気管(27a)からエアを注入することにより、洗米タンク(3)に移行するエアの流れによって下部給水管(27)内の残留水が洗米タンク(3)に送出される。
上記炊飯用洗米機は、ざるあげ浸漬工程において撹拌体(17)を回転動作させることにより、米が攪拌されて水切りが促進される。
図1および図2は、それぞれ、実施例に示す洗米炊飯機の全体正面図、全体側面図である。
この洗米炊飯機は、貯米タンク2と洗米タンク3からなる洗米機を可動支持し、その下方に複数の炊飯装置5,5を配置して構成される。洗米機は、支持機枠1の上部に横移動可能に貯米タンク2が設けられ、この貯米タンク2の下部に給排水部を付帯した洗米タンク3を一体に接続して構成され、炊飯装置5は、洗米タンク3の下方に間隔をおいて複数配置され、炊飯釜6、釜加熱用バーナ7と引出式の架台10等から構成され、炊飯設定に従い、貯米タンク2による計量処理から、洗米タンク3による洗米、水加減、投下の各処理を経て、炊飯装置5による炊飯処理までを一連に行う。
洗米炊飯機の構成について詳細に説明すると、貯米タンク2は、その上面に米投入口18を開口し、この米投入口18を投入蓋19で開閉する。貯米タンク2の下半分はホッパ状に構成されていて、このホッパ下端部に計量器12(図3)が取り付けられている。計量器12はモータ12a駆動の定量繰出弁によって構成され、貯米タンク2から一定量ずつ流下した米が充填された計量器12を炊飯計画量に必要な回転数だけ回転させることで、炊飯計画量の米を貯米タンク2から洗米タンク3に供給する。
洗米タンク3は、図3の洗米タンク部の縦断側面図に示すように、天井部に前記計量器12から供給される米を受ける漏斗状の受け部13を備え、中間部に円筒状の胴部3bと、下部にホッパ状部3cを持つ構成である、洗米タンク3のホッパ状部3cの下方にジャケット部31を接続し、ホッパ状部3cとジャケット部31との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つフィルタ15を設けている。
洗米タンク3には、下端のジャケット部31に下部給水管27と送気管27aとを近接して水と空気を供給し、また、下部給水管27は、図5の給水部の平面図に示すように、洗米タンク3の上部の高さ位置に配置した配水管26から下降して配置する一方、切替弁35によって分岐して複数のノズル29a,29aから上部給水する上部給水管29を設ける。配水管26には、流量を計測する流量センサ25を設け、この流量センサ25の計測値に応じて動作する開閉弁28を下部給水管27に、同様の開閉弁33を上部給水管29に設ける。
なお、図13の送気管を下部給水管に差した例の内部構成を表す側面図(a)および平面図(b)に示すように、送気管27aのエア注入口を下部給水管27に設け、水加減処理した米を洗米タンク3から炊飯釜6に投下する際に下部給水管27にエアを注入することにより、下部給水管27を通って洗米タンク3に移行するエアの流れによって下部給水管27内の残留水が洗米タンク3に送出されるので、供給された全加減水を水加減処理された米と共に投下することができる。
洗米タンク3の下部側方には排水箱39が設けられ、排水口40を有した排水箱39は、上部が洗米タンク3の上部側面に開口するオーバーフロー管41と連結管36で接続され、内側部が前記ジャケット部31に連通するジャケット配水管42と接続されている。ジャケット配水管42からの排水は排水弁44(図3では便宜上、水位弁54と一体的に図示している。)の開閉で行われ、水位弁54で洗米タンク3内の水位を調整する。
次に、操作表示部である操作パネル11は、図6の表示蓋75を閉じた状態(a)に示すように、上部には工程表示画面71と予約スイッチ78、スイッチ群79、スタートスイッチ80及びヘルプスイッチ81が配置され、下部には液晶表示画面72を備えている。工程表示画面71には米の計量、洗米及び浸しからなる予備工程と、釜の準備、浸し、点火、炊飯、むらし、炊き上りからなる炊飯工程をそれぞれ表示し、現在どの工程を実行中であるかを工程別に設けたLEDを点灯して識別できるようにし、正常な運転席状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
上記構成の洗米炊飯機の制御システムは、図7のブロック図に示すように、操作パネル11の各種指示スイッチのほかに、流量センサ25、水温センサTの信号を制御部Cに入力し、出力側には、設定内容と運転状況を表示する操作パネル11の表示画面72、炊飯米量を計量する計量バルブ12、洗米タンク3に給水する給水ポンプ26aと給水切替弁35、回転によって洗米する攪拌体17、洗米タンク3から洗米を排出投下する排米弁22、投下された米をバーナ7によって炊飯する炊飯装置5を接続し、これら各機器を入力信号応じて制御可能に制御部Cを構成する。
ざる上げ浸漬工程(S3)は、攪拌体17を停止して洗浄水を排水した上で、設定時間毎に散水する。
水切工程(S4)は、散水を排水した上で、攪拌体17を短時間回転する。
水加減工程(S5)は、攪拌体17を停止し、下部給水管27から水加減のための所要水量を供給する。
米水供給工程(S6)は、排米弁22を開き、攪拌体17を短時間回転しつつ、送気管27aからエアを短時間噴出する。
上記一連の工程において、浸漬散水は、水加減の精度を確保するために、流量センサ25により所定量(例えば160cc)の水を掛けるように制御することにより、所定時間の給水制御の場合より、散水量を安定化することができる。
米は洗米時も吸水していて、図9の吸水経過特性図に示すように、特に吸水初期は吸水速度が速いため、洗米時間が大きく異なると、米の吸水量の違い(重量の違い)から、加える水の量が同じだと適正な水加減が確保できないので、標準と較べて洗米時間の短さに応じて水加減の水量を増やすようにして、洗米モード、急速洗米、無洗米の時の水加減量をそれぞれ調整する。
具体的には、米が吸水し難い外気温が低い日(時期)は水量を多めに補正し、米が給水し易い外気温が高い日(時期)は水量を少なめに補正する。
水切りにおいては、図11のタイミングチャートに示すように、所定時間(たとえば30秒間)Cについて撹拌羽根17を回して水を切り、その後に水加減の水を投入することにより、ざる上げ中の定期的な散水の影響を排除できるとともに、投入前の待機時間を短縮することができる。
米水供給工程では、水加減処理した米を洗米タンク3から炊飯装置5に投下する際に下部給水管27にエアを注入することにより、下部給水管27を通って洗米タンク3に移行するエアの流れによって下部給水管27内の残留水が洗米タンク3に送出されて所要水量の水加減の状態で炊飯工程に移行されることから、炊飯処理における所要の炊飯条件を実質的に確保することができる。
17 撹拌羽根(攪拌体)
25 流量センサ
26 配水管
27 下部給水管
27a 送気管
28 開閉弁
29 上部給水管
29a ノズル
31 ジャケット部
33 開閉弁
35 給水切替弁
C 制御部
Claims (4)
- 洗米タンク(3)と、
洗米タンク(3)の上部高さ位置に配置した配水管(26)と、
配水管(26)から下降して洗米タンク(3)にその下部から給水可能に連通する下部給水管(27)とからなる給水系を形成し、
配水管(26)には、流量を計測する流量センサ(25)を設け、この流量センサ(25)の計測値に応じて動作する開閉弁(28)を下部給水管(27)に設けたことを特徴とする炊飯用洗米機。 - 前記洗米タンク(3)には、その上部から給水する上部給水管(29)を前記配水管(26)から切替弁(35)により分岐し、かつ、前記流量センサ(25)の計測値に応じて動作する開閉弁(33)を上部給水管(29)に設け、
洗米タンク(3)に受けた米を給水攪拌する洗米工程、この洗米処理した米に散水するざるあげ浸漬工程、該ざるあげ浸漬工程した米に炊飯用水を供給する水加減工程までの一連の処理を行う制御部(C)を設け、
ざるあげ浸漬工程用の散水を上部給水管(29)から行い、洗米工程用の給水と水加減用工程用の水を下部給水管(27)から行うことを特徴とする請求項1記載の炊飯用洗米機。 - 前記洗米タンク(3)には、下部給水管(27)の近傍に送気管(27a)を設け、洗米工程時はエアを常時供給し、水加減工程を経て水と米を洗米タンク(3)から排出するときに、一時的にエアを供給することを特徴とする請求項2に記載の炊飯用洗米機。
- 前記洗米タンク(3)には、回転動作する撹拌体(17)を設け、ざるあげ浸漬工程から水加減工程に入るときに撹拌体(17)を回転させることを特徴とする請求項2または請求項3の炊飯用洗米機。
Priority Applications (1)
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JP2011114764A JP2012240016A (ja) | 2011-05-23 | 2011-05-23 | 炊飯用洗米機 |
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JP2011114764A Pending JP2012240016A (ja) | 2011-05-23 | 2011-05-23 | 炊飯用洗米機 |
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- 2011-05-23 JP JP2011114764A patent/JP2012240016A/ja active Pending
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