JPH0424251Y2 - - Google Patents

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JPH0424251Y2
JPH0424251Y2 JP1985140976U JP14097685U JPH0424251Y2 JP H0424251 Y2 JPH0424251 Y2 JP H0424251Y2 JP 1985140976 U JP1985140976 U JP 1985140976U JP 14097685 U JP14097685 U JP 14097685U JP H0424251 Y2 JPH0424251 Y2 JP H0424251Y2
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filament
core
ignition
wick
cotton cloth
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は石油などの液体燃料を燃焼させる液体
燃料燃焼措置の芯に関するものである。
<従来技術> 液体燃料燃焼装置では、第5図乃至第7図の如
く芯内筒1と芯外筒2との間に介装された芯3を
上下動させて点火装置4により着火させていた。
点火装置4にはヒータ可動式とヒータ固定式のも
のがあり、ヒータ可動式点火装置4では、第5図
の如く最良の着火ポイントは芯上端3aよりA寸
法(約1〜2mm)下がつた位置にあり、芯3とフ
イラメント5の距離はB寸法(約1〜3mm)とさ
れている。
他方ヒータ固定式点火装置は、第6図の如く芯
外筒2の上端に固定され、その最良の着火ポイン
トは芯上端3aと点火ヒータ4のフイラメント5
が同一高さにあり、また芯3とフイラメント5の
距離がD(約0.5〜3mm)である。
上記燃焼装置に用いられる芯3は何れも第7図
の如く、綿布から成る吸上部6の上端にガラス繊
維から成る耐熱部7を縫合した一般的なものであ
る。ところが、この耐熱部7の先端は第7図に示
す如くガラス繊維がヒゲ8となつて多数突出して
いるため、このヒゲ8が点火装置4のフイラメン
ト5に当接しフイラメント5が変形したり、切断
するという問題点がある。
本考案はこのような欠点に気付いたため、第8
図に示す如く、点火装置に対応する芯の着火部9
の表面をガラス布10で被覆して上記ヒゲ8の突
出を押えることにより、フイラメント5の変形、
切断を防止することを試みた。
ところがこのような芯はガラス布10でヒゲ8
が押えられヒゲ8が突出していないため当初はフ
イラメント5を変形切断することはないが、芯の
上部に付着したタール分を除去するための空焼き
処理を繰り返えすと、ガラス布10を構成するガ
ラス繊維が切れ、その先端がヒゲ状に突出するた
め今度は、それによりフイラメント5が変形、切
断することになつた。
<目的> 本考案は上述の欠点を除去するために成された
もので、着火部の表面を綿布で被覆したものであ
る。
<実施例> 第1図a,bは本考案の一実施例を示す芯11
であつて、点火装置に対応する芯上端が凹状に切
欠12され、この切欠12の芯上端部が着火部1
3と成つたものである。この着火部13の表面に
は0.1mm〜0.2mmの厚さの綿布14が縫合あるいは
ホツチキスにより断面コ字状に被着されている。
上記綿布14は例えばガーゼのように格子状に
織られたもので、目の大きさは0.1mm2〜2.5mm2
度、開口率は5%〜80%程度である。
従つて、ガラス繊維の束ねた耐熱部7、特に着
火部13から不規則に突出するヒゲは上記綿布1
4により押えられフイラメントに影響を与える程
突出していない。
前記芯11は、第2図に示す如く芯内筒1と芯
外筒2との間に介装され、該芯11は周知構造の
芯昇降装置(図示せず)により上下動自在とされ
る。そして点火装置4はヒータ固定式のもので、
第3図の如く上開放コ字形ヒータ台15の上端間
にフイラメント5が張設され、ヒータ台15は前
記芯外筒2に固定されている。
安定最大燃焼の芯露出長を約10mmと設定した場
合、現行のレバー式芯上下機構にて芯11を上下
させると、第2図の如く当初14mm(図中F)まで
芯11を上げたのちに10mm(図中G)の設定位置
を得る方式となつている。
したがつて芯11が約14mm(図中F)から約10
mm(図中G)まで下がる間に着火のタイミングを
設定する必要がある。芯11が10mm(図中E)に
セツトされた後に通電することは不必要であり、
また安定最大燃焼中にフイラメントが通電状態に
なるため好ましくない。
したがつて着火タイミングは芯11の高さが約
14〜12mm(F〜H)程度の間に設定する必要があ
る。しかしヒータ固定式点火装置の場合、ヒータ
の製造、設計、使用条件等によりフイラメント5
の高さが約9〜10mm(図中E)が限度である。す
なわち芯11の高さが14〜12mm(F〜H)の時フ
イラメントの高さが9〜10mm(図中E)にて通電
してもフイラメント5の上方に芯11の壁が位置
し、燃焼ガス、酸素との混合がうまくいかなくて
着火しないという欠点がある。
このため着火条件として、フイラメント5に近
接する部分のみ芯11の高さを約8〜11mm(フイ
ラメント高さ9〜10mmに対して芯上端の高さを約
±1mm)程度に設定する必要がある。この条件を
満たす方法としてフイラメント5に近接する芯上
端の一部に前記切欠12が形成される。この切欠
12は横幅は約10mm(図中M)とされ、その深さ
Jはフイラメント5の同一高さとなるよう約5mm
とされる。
すなわち芯11の高さが約14mmに対して約5mm
(図中J)の深さの切欠12を設け、着火部13
のみ芯11の高さとフイラメント5の高さをほぼ
同一(約9〜10mm)にし、また芯11の切欠12
とフイラメントの水平距離も調整約0.5〜3mm
(図中K)に調整することにより最良の着火ポイ
ントが得られる。
而して、上記芯11の着火部13は綿布14で
覆われているため耐熱部6のヒゲの突出が防止さ
れるが、綿布14の目が適当な開口となつている
ため、フイラメント5の発する熱が着火部13に
放射されるのを妨げることはなく着火性能が劣化
することはない。
このため、フイラメント5が芯11によつて、
変形したり切断したりすることがないばかりでな
く、着火性能もよくなる。
通常の使用状態においては、着火部13の温度
は燃焼時でも、下部より石油の補給があるため
120℃〜130℃程度にしかならず、耐熱性が150℃
以上の綿布14は焼けてなくなつてしまうことが
なく、従つて繰り返えし使用してもヒゲが突出す
ることがない。
又、燃焼装置を長期間使用して、芯上端にター
ル分が溜まり、空焼きが必要になつて空焼きを実
施した場合には、芯11の上端の温度が300℃を
越えるため、綿布15は焼けてなくなつてしま
い、綿布14によつて押えられていた着火部13
のガラス繊維がヒゲとして突出するはずである
が、空焼き時の温度が高いため、綿布14が焼損
する際それらも焼けてなくなつてしまい、ヒゲが
突出するようなことはない。
それ故、空焼きを行つても第8図の芯の如くフ
イラメントに有害な作用を行うヒゲが発生せず、
長期間使用してもフイラメントを変形あるいは切
断することがない。
<他の実施例> (1) 第4図の如く、芯上端に切欠を設けないで、
その着火部9の表面を内周面から外周面にかけて
綿布10で被覆してもよい。
<効果> 本考案によれば器具の使用当初は、有害な芯の
ヒゲを綿布でおさえ、その役目が終わつた時点で
は、空焼きのときに綿布を焼ききつてしまうた
め、長期間に亘つて使用してもフイラメントを変
形したり、切断したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b:本考案の芯の斜視図及び要部断
面図、第2図:本考案の芯を用いた燃焼装置の要
部断面図、第3図:第2図の要部側面図、第4
図:他の実施例の斜視図、第5図:従来のヒータ
可動式点火装置の要部断面図、第6図:同じくヒ
ータ固定式点火装置の要部断面図、第7図:従来
の芯の斜視図、第8図:芯の一例を示す斜視図。 11……芯、13……着火部、14……綿布。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部をガラス繊維製とした芯において、点火装
    置に対応する着火部を薄い綿布で被覆したことを
    特徴とする芯。
JP1985140976U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0424251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985140976U JPH0424251Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985140976U JPH0424251Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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Publication Number Publication Date
JPS6252710U JPS6252710U (ja) 1987-04-02
JPH0424251Y2 true JPH0424251Y2 (ja) 1992-06-08

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JP1985140976U Expired JPH0424251Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51128338U (ja) * 1975-04-14 1976-10-16

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Publication number Publication date
JPS6252710U (ja) 1987-04-02

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