JPH0212410Y2 - - Google Patents

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JPH0212410Y2
JPH0212410Y2 JP1983180357U JP18035783U JPH0212410Y2 JP H0212410 Y2 JPH0212410 Y2 JP H0212410Y2 JP 1983180357 U JP1983180357 U JP 1983180357U JP 18035783 U JP18035783 U JP 18035783U JP H0212410 Y2 JPH0212410 Y2 JP H0212410Y2
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wick
core
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heat
weft
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JP1983180357U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、燃焼器具用芯の耐熱燃焼部の補強
と共に着火性能を高め、かつ該耐熱燃焼部の不純
物を除去して長期使用に耐え、しかも燃焼性能の
優れた燃焼器具用芯に関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種の燃焼器具用芯で、硝子繊維と石
綿繊維との混紡からなる糸を撚り合わせたものを
緯糸又は経糸として燃焼器具用芯としたものが知
られている(実開昭51−96633号公報、実公昭39
−29794号公報参照) 又燃焼器具用芯に設けられた導電材を点火電極
の一方の電極として燃焼器具用芯としたものが知
られている(実開昭55−100878号公報参照)。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで前者の燃焼器具用芯は、金属線が芯の
腰折れを阻止して腰を強くしたものであるが金属
線が他の経糸又は緯糸と同じように表面の同一面
上に表れて点火の迅速を行うために電気通電用に
使用することはできないものである。
又後者の燃焼器具用芯は点火電極の一方の電極
てして点火を行うものであるが、芯を構成するた
めの経糸又は緯糸に用いることはできず、取付け
る為に複雑な工作を行わなくてはできない等の欠
点があつた。
この考案は上記の問題点を解決したものであ
り、燃料の吸上げ効率が良く、芯を昇降させて火
力の調節を円滑に行うことができると共に芯の空
焚クリーニング時に於ける耐熱芯部の焼損を防止
して長期に亘りむらがない均一な燃焼を持続させ
ることができ、更に耐摩耗性や、引張強度が強く
長期使用に耐えられる製品を安価に提供できる使
用便利な燃焼器具用芯を得ることを目的としもの
である。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するためのこの考案の燃焼器
具用芯は、耐熱芯部1に燃料吸上芯部2を接続し
た燃焼器具用芯3に於いて耐熱芯部1は硝子繊維
又は炭素繊維等の耐熱繊維を一定太さの緯糸4,
4として反復折り返して2層の緯糸層5,5を形
成し、該緯糸層5,5間に補強用中芯6を介在さ
せると共に通電発熱用金属細線を経糸7,7…と
して補強用中芯6を介在させた2層の緯糸層5,
5を前記経糸7,7…が緯糸層5,5の表面より
も内部に喰い込んだ状態にて編綴し、且つ経糸
7,7…の両端に接続端子部8,8を形成したも
のである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明する
と、1は耐熱芯部であり、耐熱芯部1に燃料吸上
芯部2を接続した燃焼器具用芯3に於いて耐熱芯
部1は硝子繊維又は炭素繊維等の耐熱繊維を一定
太さの緯糸4,4として反復折り返して2層の緯
糸層5,5を形成し、該緯糸層5,5間に補強用
中芯6を介在させると共に通電発熱用金属細線を
経糸7,7…として補強用中芯6を介在させた2
層の緯糸層5,5を前記経糸7,7…が緯糸層
5,5の表面よりも内部に喰い込んだ状態にて編
綴し、且つ経糸7,7…の両端に接続端子部8,
8を形成したものである。
なお第2図は耐熱芯部1を生産する工法を参考
までに図示したもので経編機にて、緯糸4,4を
配糸するに際し、耐熱芯部1の一枚分の巾W1
二倍巾Wに糸振り巾を設定し、各一枚分の巾W1
の緯糸4,4間に夫々の補強用中芯6を挿入しつ
つ三者一体になるよう編針にて補強用中芯6を突
き破りながら連続の長尺Lに編綴した後、分割線
Xより二分割すると共に耐熱芯部1の固有単位長
さL1毎に裁断するものである。
又第5図は放電着火用として用いる場合を図示
したもので、燃焼器具の芯内筒9と芯外筒10間
にこの考案の燃焼器具用芯を昇降自在に装着し、
燃焼着火時には耐熱芯部1の上端部を火皿部11
より露出させる。このとき最上段の通電発熱用金
属細線で形成した経糸7も火皿部11より若干上
部へ露出させて位置せしめるように設ける。しか
して放電着火装置Aの放電陽極12の先端を最上
段の経糸7に臨ましめ、通電発熱用金属細線で形
成した経糸7を陰極として器体にアースして印加
放電させれば容易に着火させることができるもの
である。この際のアース機構は常時アースでなく
着火操作時のみのアースとする。
又第6図、第7図は着火を促進する手段として
経糸7,7…に通電させると共に経糸7,7…が
発熱して燃料の気化を促進し、火回りを迅速とす
る場合を図示したもので、燃焼器具用芯3に設け
た接続端子部8,8と芯外筒10に設けた接続外
端子部13,13に接離自在になるように設け燃
焼器具用芯3の最上昇位置にて接続端子部8,8
と接続端子部13,13が接続して各通電発熱用
金属細線で形成した経糸7,7…に通電回路Bの
操作に基づき通電された電流により発熱せしめる
ようにしたものである。
14は補強テープ、15は縫着等の接続部であ
る。
《考案の作用効果》 この考案によれば次のような作用効果が得られ
るものである。
(1) 耐熱芯部2の編綴用の経糸7,7…を通電発
熱用金属細線としたから耐摩耗性や引張強度が
強くなり長期使用時にも摩耗による糸切れのた
め緯糸4,4がバラける等の欠点を防止し、又
摩耗性にも優れているから長時間の燃焼や空焼
きクリーニング時の高温時にも変化なく使用で
きるから長期使用にも耐え得るものである。
(2) 通電発熱用金属細線を経糸7,7…として編
綴したから熱伝導率がよく燃焼時の気化を促進
し熱効率を高めることができる。
(3) 有機、無機質繊維の編綴糸と異なり通電発熱
用金属細線を経糸7,7…として用いて編綴し
ているから編綴部が嵩張らず編綴目に透間が生
せず密集した編綴芯が得られ転倒時の漏油を減
少させることができる。
(4) 通電発熱用金属細線で経糸7,7…として編
綴したから耐伸縮性に優れているので使用時の
引きつれ、燃焼後の芯経の変化等を防止でき
る。
(5) 筒状成型時に従来の綴り糸にあつては接着剤
等を塗布してホツレ止めとしていたが、この考
案ではホツレ止め加工が不要になつて毛細管の
遮断による燃焼ムラを防止し、しかも余分の工
数、材料を省きコスト低減化に寄与できる。
(6) 通電発熱用金属細線にて経糸7,7…として
編綴したから放電着火時の陰極として用いられ
るほか、印加放電と同時に通電加熱して予熱さ
せて燃料の気化を促進して着火させられるから
着火時間をより短縮できると共に火回りを早め
ることができる。
(7) 経糸7,7…とした金属線に通電せしめて抵
抗発熱線として用いることもできるから燃焼初
期の気化を促進させる効果のほか、空焼クリー
ニング時に通電発熱させて耐熱芯部1の編綴部
に浸透しているタール等の焼成除去が適確に行
うことができ、燃料吸上機能の劣化による燃焼
不良の欠点なく長期使用が可能になる。
(8) 金属線の経糸7,7…が緯糸層5,5の表面
よりも内部に喰い込んだ状態にて編綴したこと
によつて芯内筒9と芯外筒10の壁面に金属細
線を用いた経糸7,7…が直接接触して通電時
に支障を来し通電発熱又は通電ができない等で
着火不能になるようなことがない。
(9) 金属線の経糸7,7…で編綴した緯糸層5,
5間には補強用中芯6を介在させたので長期の
使用に際しても形態が保持され、緯糸層5,5
の表面よりも内部に喰い込んだ状態にて編綴し
た経糸7,7…が緯糸層5,5の表面よりも突
出した状態となることがなく安全に使用できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠斜視図、第2図は耐熱芯部の
製作工程の一例を示した一部切欠平面図、第3図
は耐熱芯部の一部切欠平面図、第4図は第3図に
於けるA−A線拡大断面図、第5図は放電着火を
行う場合の一部切欠説明図、第6図は通電予熱を
行う場合の一部切欠説明図、第7図は器具に装着
した場合の一部切欠説明図、第8図は第7図に於
ける一部拡大縦断面図である。 1……耐熱芯部、2……燃料吸上芯部、3……
燃焼器具用芯、4……緯糸、5……緯糸層、6…
…補強用中芯、7……経糸、8……接続端子部、
9……芯内筒、10……芯外筒、11……火皿
部、12……放電陽極、13……接続外端子部、
14……補強テープ、15……接続部、A……放
電着火装置、B……通電回路W1…巾、W……二
倍巾、L……長尺、L1……単位長さ、X……分
割線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱芯部1に燃料吸上芯部2を接続した燃焼器
    具用芯3に於いて耐熱芯部1は硝子繊維又は炭素
    繊維等の耐熱繊維を一定太さの緯糸4,4として
    反復折り返して2層の緯糸層5,5を形成し、該
    緯糸層5,5間に補強用中芯6を介在させると共
    に通電発熱用金属細線を経糸7,7…として補強
    用中芯6を介在させた2層の緯糸層5,5を前記
    経糸7,7…が緯糸層5,5の表面よりも内部に
    喰い込んだ状態にて編綴し、且つ経糸7,7…の
    両端に接続端子部8,8を形成したことを特徴と
    する燃焼器具用芯。
JP18035783U 1983-11-21 1983-11-21 燃焼器具用芯 Granted JPS6086715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18035783U JPS6086715U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 燃焼器具用芯

Applications Claiming Priority (1)

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JP18035783U JPS6086715U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 燃焼器具用芯

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Publication Number Publication Date
JPS6086715U JPS6086715U (ja) 1985-06-14
JPH0212410Y2 true JPH0212410Y2 (ja) 1990-04-09

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ID=30391079

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JP18035783U Granted JPS6086715U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 燃焼器具用芯

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831864U (ja) * 1971-08-21 1973-04-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196633U (ja) * 1975-02-01 1976-08-03
JPS55100878U (ja) * 1978-12-27 1980-07-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4831864U (ja) * 1971-08-21 1973-04-18

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JPS6086715U (ja) 1985-06-14

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