JPH04242209A - 光学部品固定方法 - Google Patents

光学部品固定方法

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Publication number
JPH04242209A
JPH04242209A JP3015007A JP1500791A JPH04242209A JP H04242209 A JPH04242209 A JP H04242209A JP 3015007 A JP3015007 A JP 3015007A JP 1500791 A JP1500791 A JP 1500791A JP H04242209 A JPH04242209 A JP H04242209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
optical
reflecting prism
optical component
prism
Prior art date
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Pending
Application number
JP3015007A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Inuzuka
犬塚 英雄
Masaaki Sofue
祖父江 雅章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3015007A priority Critical patent/JPH04242209A/ja
Publication of JPH04242209A publication Critical patent/JPH04242209A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ素子から
出力されたレーザビームを対物レンズに導いて微小スポ
ットに絞った状態で記録媒体に集束するとともに、記録
媒体からの反射光を同一の対物レンズを介して入射する
光ピックアップ装置の光学部品固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置や光磁気ディス
ク装置などの記憶装置(以下、光ディスク装置と総称す
る)では、データを記録/再生するための光ピックアッ
プ装置を備えている。
【0003】この光ピックアップ装置では、光源として
用いている半導体レーザ素子の出力光を平行なレーザビ
ームに変換し、そのレーザビームを対物レンズに導いて
微小スポットに絞った状態で記録媒体に集束するととも
に、記録媒体からの反射光を同一の対物レンズを介して
入射し、その入射光を光学的に処理して受光素子に導き
、再生信号を得るとともに、フォーカシング誤差信号や
トラッキング誤差信号を得ている。
【0004】さて、光ピックアップ装置を使って、記憶
媒体に集束するレーザビームのスポット径を1μm程度
の微小径に絞るには、光ピックアップ装置の光学系の性
能が、いわゆる、回折限界性能を有している必要がある
。このように、光学系が回折限界性能を有しているため
には、光学系の構成部品である光学部品の光学面の波面
収差を非常に小さくする必要がある。
【0005】一方、光ピックアップ装置の各光学部品を
筺体や保持部材ベース部材などに固定するときには、筺
体内部が狭いことから、通常は、接着剤を用いて固定す
るようにしている。
【0006】例えば、図5に示すように、光軸を90度
偏向する反射プリズムPは、所定位置に位置決めされて
、その全面に接着剤Gが塗布された斜面Paが筺体Aに
取り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来方法では、次のような不都合を生じていた。
【0008】すなわち、接着剤Gは硬化時に収縮や膨張
を起こし、また、その膨張係数が反射プリズムPや筺体
Aと異なるために、反射プリズムPが変形し、その結果
、反射プリズムPの光学面がうねりあるいは繞む。その
ために、反射プリズムPの反射面の波面収差が増大し、
光ピックアップ装置の光学系の性能の低下の原因となっ
ていた。
【0009】また、装置の小型化のために、反射プリズ
ムPも極力小さく形成されており、接着面からはみ出し
た接着剤Gが光学面に回り込み、反射特性が悪化すると
いう不都合も生じていた。
【0010】なお、このような不都合を解消するものと
しては、特開昭63−269323号公報に開示されて
いるものがある。しかしながら、この従来装置では、プ
リズムと基台の接着を複数の散点状に配置した接着剤に
より行っており、このような接着方法は、接着剤が粘性
を有していることから非常に困難であり、作業性が非常
に悪いという不都合を生じる。
【0011】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、光学面の波面収差の悪化を防止できる光
学部品の固定方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、略三角プリズ
ム状の光学部品の互いに直角に交差する2つの面の少な
くとも一方に、その交差する稜線から反対側の稜線まで
の一部分の範囲に接着剤を塗布し、保持部材に固定する
ようにしたものである。
【0013】
【作用】したがって、光学部品の厚みの大きい領域にの
み接着剤が塗布されているので、接着剤の膨張/収縮に
より生じる光学面の歪みなどを大幅に低減することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例にかかる光ピッ
クアップ装置の光学系の一例を示している。なお、この
光ピックアップ装置は、トラッキングエラー検出方法と
してプッシュプル法を用い、フォーカシングエラー検出
方法としてナイフエッジ法を用いるものである。
【0016】同図において、半導体レーザ素子1から出
力された信号光は、カップリングレンズ2によって平行
光に変換され、ビームスプリッタ3に入射し、ビームス
プリッタ3を透過して、反射プリズム4に導かれ、対物
レンズ5の光軸方向に折曲げられ、対物レンズ5により
集光されて、光ディスク6の記録面に結像される。
【0017】光ディスク6からの反射光は、対物レンズ
5を透過して略平行光に変換された後に反射プリズム4
により反射されてビームスプリッタ3に入射され、その
一部または全部がビームスプリッタ3で反射される。
【0018】このようにして、ビームスプリッタ3によ
り反射された光ディスク6からの反射光は、レンズ7に
よって集束され、その光束のほぼ半分は、ナイフエッジ
を構成する分割鏡8により反射されて、トラッキング方
向に受光面が二分割されている、トラッキングエラー検
出用の受光素子9に入射される。
【0019】また、レンズ7により集束される光束の残
りの部分は、分割鏡8の稜線8aと平行な分割線で受光
面が二分割されている、フォーカシングエラー検出用の
受光素子10に入射される。
【0020】そして、受光素子9の分割された2つの受
光面から出力される受光信号の差に基づいてトラッキン
グ誤差信号が得られ、受光素子10の分割された2つの
受光面から出力される受光信号の差に基づいてフォーカ
シング誤差信号が得られる。また、受光素子9および受
光素子10の受光信号の総和に基づいて、光ディスク6
からの再生信号を得る。
【0021】また、対物レンズ5には、対物レンズ5を
トラッキング方向およびフォーカシング方向に移動する
ための対物レンズ移動機構11が付設されており、図示
しないサーボ制御部により、トラッキング誤差信号また
はフォーカシング誤差信号が0になる方向に対物レンズ
移動機構11が制御される。
【0022】図2は、反射プリズム4の固定態様を示し
ている。
【0023】図において、反射プリズム4の直角に交差
する2つの面4a,4bのうち、筺体11に固定される
面4aには、その交差する稜線4cから距離LBの部分
に接着剤12が塗布され、この接着剤12の作用により
、反射プリズム4が筺体11に固定されている。
【0024】また、反射プリズム4の接着剤12が塗布
されている部分から、反射プリズム4の反対側の稜線4
dの方向には、稜線4d側の先端部を逃がすとともに、
流れた接着剤12を溜めるための穴13が形成されてい
る。
【0025】このようにして、反射プリズム4の厚さの
大きい部分のみに接着剤12を塗布しているので、接着
剤12の膨張/収縮による反射プリズム4の変形が小さ
く抑えられ、その結果、反射プリズム4の光学面におけ
る波面収差が増大することを抑制することができる。
【0026】本発明者等の実験によれば、反射プリズム
4の稜線4cから稜線4dまでの距離LAと、接着剤1
2が塗布されている部分の稜線4cからの距離LBと、
光学面の波面収差との関係が図3のグラフのように得ら
れた。
【0027】すなわち、距離LBが距離LAのほぼ1/
2程度までの範囲では、面4aの全面に接着剤12を塗
布した場合よりも、格段に波面収差を低減することがで
きる。
【0028】したがって、反射プリズム4を固定するに
十分な強度を得ることができる面積で、かつ、稜線4c
から面4aの1/2程度にまでの範囲に接着剤12を塗
布することで、反射プリズム4の光学面の波面収差を抑
制することができる。
【0029】また、面4aから流れた接着剤12は、穴
14に溜まるので、接着剤12が反射プリズム4の光学
面に付着するような事態を防止することができる。
【0030】ところで、上述した実施例では、反射プリ
ズム4の底面側を固定しているが、側面側を固定した場
合でも、本発明を適用でき、その一例を図4(a)に示
す。
【0031】この場合、反射プリズム4の直立している
側の面4bのうち、稜線4cを含む一部に接着剤12を
塗布し、筺体11の壁14に押し付けることで、反射プ
リズム4を固定している。また、壁14には、接着剤1
2が塗布されていない部分を逃がすための凹部15が形
成されており、面4aに対向している筺体11には、面
4aよりも大きい範囲に凹部16が形成されている。
【0032】したがって、面4bより流れた接着剤12
は、凹部16に溜まるので、反射プリズム4の光学面に
接着剤12が付着することを防止できる。
【0033】なお、この場合、凹部16を貫通する孔を
形成し、ここから治具を挿入して、接着作業時に反射プ
リズム4の位置決めを行うようにすることもできる。
【0034】図4(b)は、本発明の他の実施例を示し
ている。
【0035】この実施例では、反射プリズム4の面4a
,4bに、ともに接着剤12を塗布して、筺体11の壁
14の立ち上がり部に、反射プリズム4を固定している
【0036】また、この場合、反射プリズム4の稜線4
cの直角部と、筺体11の壁14の立ち上がり部の直角
部との精度上の問題により、互いに沿わない場合がある
ので、図4(c)に示すように、反射プリズム4の稜線
4cに面取り4caを形成したり、あるいは、図4(d
)に示すように、筺体11の壁14の立ち上がり部に逃
げ部17を形成して、反射プリズム4の位置精度を向上
するようにするとよい。
【0037】ところで、上述した実施例では、反射プリ
ズム4を固定する際に本発明にかかる方法を適用したが
、それ以外の同等の形状の光学部品、例えば、分割鏡8
などを固定する際にも、本発明にかかる固定方法を適用
することもできる。
【0038】また、本発明は、上述した形式以外の光学
系を備えた光ピックアップ装置についても、同様にして
適用することができる。
【0039】また、接着剤としては、2液混合型エポキ
シ系接着剤、または、紫外線硬化型接着剤などを用いる
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
略三角プリズム状の光学部品の互いに直角に交差する2
つの面の少なくとも一方に、その交差する稜線から反対
側の稜線までの一部分の範囲に接着剤を塗布し、保持部
材に固定するようにしたので、光学部品の厚みの大きい
領域にのみ接着剤が塗布されているので、接着剤の膨張
/収縮により生じる光学面の歪みなどを大幅に低減する
ことができ、波面収差を抑制することができるという効
果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる光ピックアップ装置
の光学系を示す概略構成図。
【図2】反射プリズムの固定態様の一例を示す概略部分
断面図。
【図3】接着面の広さと波面収差との関係を例示したグ
ラフ図。
【図4】反射プリズムの固定態様の他の例を示す概略部
分断面図。
【図5】反射プリズムの固定態様の従来例を示す概略部
分断面図。
【符号の説明】
4  反射プリズム 4a,4b  面 4c,4d  稜線 11  筺体 12  接着剤 14  壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体レーザ素子から出力されたレー
    ザビームを対物レンズに導いて微小スポットに絞った状
    態で記録媒体に集束するとともに、記録媒体からの反射
    光を同一の対物レンズを介して入射する光ピックアップ
    装置の光学部品固定方法において、略三角プリズム状の
    光学部品の互いに直角に交差する2つの面の少なくとも
    一方に、その交差する稜線から反対側の稜線までの一部
    分の範囲に接着剤を塗布し、保持部材に固定することを
    特徴とする光学部品固定方法。
JP3015007A 1991-01-16 1991-01-16 光学部品固定方法 Pending JPH04242209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3015007A JPH04242209A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 光学部品固定方法

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JP3015007A JPH04242209A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 光学部品固定方法

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Publication Number Publication Date
JPH04242209A true JPH04242209A (ja) 1992-08-28

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ID=11876837

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JP3015007A Pending JPH04242209A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 光学部品固定方法

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JP (1) JPH04242209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286875A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hitachi Cable Ltd 光部品実装構造及び光モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286875A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hitachi Cable Ltd 光部品実装構造及び光モジュール

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