JPH0424216Y2 - - Google Patents

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JPH0424216Y2
JPH0424216Y2 JP1985169634U JP16963485U JPH0424216Y2 JP H0424216 Y2 JPH0424216 Y2 JP H0424216Y2 JP 1985169634 U JP1985169634 U JP 1985169634U JP 16963485 U JP16963485 U JP 16963485U JP H0424216 Y2 JPH0424216 Y2 JP H0424216Y2
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hot water
lever
shaft
valve
operating lever
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、先止式ガス湯沸器のレバー式給湯
栓に関する。
〔従来の技術〕
従来の単一レバー操作式湯水混合栓として、単
一のレバーハンドルに連なる軸上に湯及び水の量
を調整する摺動弁と湯水を混合する回転弁を備え
たものがある(特公昭38−11485号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の湯水混合栓は同一軸上に摺動弁と回
転弁を備える場合であり、弁筐の上下に間隔をお
いて備える湯栓と湯量調整弁に上記単一のレバー
操作は適用できず、この場合には別々の機能に分
けていたので操作が煩雑で誤操作も多く、その操
作性の点で問題があつた。
そこで、この考案は弁筐の上下に配設した湯栓
と湯量調整弁を1つの操作レバーを引き、押し及
び回転させるだけで出湯、出湯停止及び湯量調整
弁の各操作が的確に行いうる操作性にすぐれた先
止式ガス湯沸器のレバー式給湯栓を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、1つの操作レバー1を弁筐Bの回
転軸3と共動する回転台12に支軸5を支点とし
て前後へ一定角度起倒可能に設けて該操作レバー
1と前記回転軸3に挿設した摺動軸2を共動して
軸方向へ摺動可能に設けるとともに該摺動軸2と
湯栓V1を梃子杆4で連設し、かつ操作レバー1
を回転軸3、回転台12とともに左右へ一定角度
回転可能に設け、該回転軸3に湯量調整弁V2
共動回動可能に連設し、該操作レバー1を手前に
引いて傾倒状としたときと後へ押して起立状とし
たときは操作レバー1と共動して直線的に進退移
動する摺動軸2に連設した梃子杆4及び該梃子杆
4と連設した弁軸6を介して湯栓V1を開閉して
出湯と出湯停止が行いうるよう設けるとともに、
左右へ回転させたときは操作レバー1と共動して
回転する回転軸3に連設した湯量調整弁V2を回
動せしめて出湯温度の調節が行いうるよう設けた
ことを特徴とする先止式ガス湯沸器のレバー式給
湯栓である。
〔作用〕
この考案は上記構成としたから、1つの操作レ
バー1を支軸5を支点として手前に一定の角度だ
け引いて傾倒状としたときは摺動軸2が操作レバ
ー1と共動して一定のストロークだけ直線的に図
示(第1図及び第3図、以下同じ)左方へ移動
し、該摺動軸2に一端を枢支し他端には弁軸6を
枢支した梃子杆4を図示反時計方向は回転して弁
軸6を図示右方へ一定のストロークだけ直線的に
移動せしめ、該弁軸6に備えた湯栓V1を開放し
蛇口接続口7から出湯する(第3図参照)。次に、
傾倒状にある操作レバー1を支軸5を支点として
一定の角度だけ押し戻して起立状とすると、摺動
軸2が操作レバー1と共動して一定のストローク
だけ直線的に図示右方へ移動し、梃子杆4を図示
時計方向へ一定の角度だけ回転して弁軸6を図示
左方へ一定のストロークだけ直線的に移動せしめ
湯栓V1を閉止し出湯を停止する(第1図参照)。
さらに、上記出湯時において操作レバー1を左右
へ一定の角度だけ回転させると、操作レバー1と
共動して回転する回転軸3に連設した湯量調整弁
V2が回動し、例えば、熱湯と冷水の混合比率が
変換されて出湯温度の調節が行いうるものであ
る。この出湯温度の調整は、上記出湯停止時にお
いて操作レバー1を左右へ一定の角度だけ回転さ
せて出湯前に所望温度に予め設定することもでき
る。
〔実施例〕
以下この考案による先止式ガス湯沸器のレバー
式給湯栓の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
図面において、1は1つの操作レバーで、枠台
Aに取付板8を介して固定せる弁筐Bに止めネジ
9により固設したベースプレート10上に滑り板
11を介在して回転自由に備えた回転台12にそ
の基端部に止めネジ13により固定したカムレバ
ー14を介して支軸5で枢支せしめて回転台12
に対し操作レバー1が支軸5を支点として前後へ
一定の角度傾倒できるように設けられている。
上記ベースプレート10と回転台12は回転台
12にカシメ等によつて一体結合せる回転軸3を
ベースプレート10の挿通孔15を介して弁筐B
の取付孔16に遊挿して、回転台12と支軸5に
より一体的に枢設されている操作レバー1が該回
転軸3を中心として回転台12とともに左右へ一
定の角度範囲自由に回転変位でき、かつ、ベース
プレート10の挿通孔15を弁筐Bの取付孔16
より小径として、回転軸3をこれに適合させるこ
とにより形成される段部17により回転軸3が抜
脱するのを防いでいる。2は上記回転軸3の中心
に摺動自由に挿設して操作レバー1と関連させた
摺動軸で、該摺動軸2の一端に挿通固定せるピン
18を操作レバー1と一体のカムレバー14に穿
つた長孔19に遊挿せしめ、かつ、ピン18の両
端は回転台12の側板12aに穿つた遊動孔12
bに遊嵌して摺動軸2が操作レバー1の支軸5を
支点として前後への起倒動作と共動して直線的に
進退移動するようになつている。
上記摺動軸2は回転軸3の中心に挿通され、該
回転軸3を軸受けとして同一軸心を保つて設けら
れているが、摺動軸2と回転軸3は互いに無関係
に摺動と回転が行われるようになつている。4は
梃子杆で、その略中心を支軸20で枢支して揺動
自由となつており、その一端を上記摺動軸2の他
端とピン21を介して連結し、他端は後述の湯栓
V1の弁軸6に支軸22で連結せしめて、操作レ
バー1の前後への起倒動作で湯栓V1の開閉が摺
動軸2、梃子杆4及び弁軸6を介して的確に行い
うるようになつている。なお、摺動軸2の他端と
ピン21の関係は摺動軸2の他端に穿つたリング
状の溝2aの一側にピン21を係合せしめて軸方
向には固定で、回転方向には自由となつている。
V1は湯栓でセラミツク栓を用いている。
すなわち、出湯開口23を有する弁板24にス
ライド弁25を吻合状に重設し、該スライド弁2
5を弁軸6に若干の遊びをもたせて取付け、弁軸
6が一定のストローク直線的に進退移動すること
によりスライド弁25で弁板24の出湯開口23
を開閉せしめる構造となつており、弁管Bの給湯
路26の出口近くに装備されている。また、V2
は湯量調整弁で、給湯路26の入口近くに回動自
由に挿設され、上記回転軸3と歯車状の連結カム
27を介して一体的に連結され回転軸3と共動し
て回転するようになつている。なお、この湯量調
整弁としは、例えば、第4図に示したようにコツ
ク体28に熱湯調節孔29と冷水調節孔30及び
混合湯流出孔31を穿ち、弁筐B側にはこれらに
対応する熱湯導入口32と冷水導入口33及び出
湯導出口34を穿ち、該熱湯調節孔29と冷水調
節孔30と、熱湯導入口32と冷水導入口33と
の重合開口面積を大小に変化させることによりコ
ツク体28の混合室35で混合される熱湯と冷水
の混合比率を変換し出湯導出口34から流出する
出湯温度の調節がせきるミキシング型の調整弁と
なし、この調温範囲として実施例では第2図及び
第5図のa−bの角度範囲(略110°)とし、aか
らbに至るに従い低温となるよう熱湯調節孔29
及び冷水調節孔30又は熱湯導入口32及び冷水
導入口33にいずれかの形状を例えばダルマ形な
どとして対処するものである。なお、実施例の湯
量調整弁V2においては、操作レバー1を上記調
温範囲を越えた出水の位置、例えば、第2図及び
第5図のb−cの角度範囲(略40°)に位置させ
たときは熱湯調節孔29は閉止され冷水調節孔3
0だけが開口して水だけをこの出水範囲において
流量調節を行い乍ら蛇口から流出できる構造とな
つている。図中、36は器体外殻、37は操作レ
バー1の基端部を被覆した伸縮自在な蛇腹状カバ
ー、38は操作レバー1の調温角度位置を決める
ストツパーである。また、第2図においてS1及び
S2はベースプレート10に一定の間隔を存して固
定した電源スイツチ及びフアン能力切替スイツチ
で、回転台12に備えたスイツチ作動板(図示せ
ず)により調温範囲においてはともにオンとな
し、出水範囲ではその必要性がないためともにオ
フされるようになつている。
そこで、出湯時は、操作レバー1を支軸5を支
点として手前に一定の角度だけ引いて傾倒状とす
ると、該操作レバー1とピン18、長孔19及び
カムレバー14を介して連結されている摺動軸2
が一定のストロークだけ直線的に図示(第1図及
び第3図、以下同じ)左方へ移動へ、該摺動軸2
とピン21でその一端を連結した梃子杆4を支軸
20を中心として図示反時計方向へ一定の角度だ
け回転し、該梃子杆4の他端にピン22で連結さ
れている弁軸6を図示右方へ一定のストロークだ
け直線的に移動せしめ、該弁軸6に一定の遊びを
存して取付けられているスライド弁25を図示右
方へスライドして弁板24の出湯開口23を開放
し、蛇口接続口7に接続せる蛇口(図示せず)か
ら出湯せしめるのである(第3図実線の位置参
照)。次に出湯停止時は、傾倒状にある操作レバ
ー1を支軸5を支点とし一定の角度だけ押し戻し
て起立状とすると、該操作レバー1とピン18、
長孔19及びカムレバー14を介して連結されて
いる摺動軸2が一定のストロークだけ直線的に図
示右方へ移動し、該摺動軸2とピン21で連結さ
れている梃子杆4を支軸20を中心として図示時
計方向へ一定の角度だけ回転し、該梃子杆4とピ
ン22で連結されている弁軸6を図示左方へ一定
のストロークだけ直線的に移動せしめ、該弁軸6
に取付けられているスライド弁25を図示左方へ
スライドして弁板24の出湯開口23を閉止し蛇
口からの出湯を停止する(第1図実線の位置参
照)。さらに、調温は出湯時における傾倒状にあ
る操作レバー1を左右へ一定角度だけ回転させる
と、該操作レバー1とカムレバー14、支軸5、
回転台12を介して一体に連設されている回転軸
3が回転し、該回転軸3と歯車状の連結カム27
で一体に連結されているコツク体28を回動し、
弁筐B側の熱湯導入口32と冷水導入口33に対
するコツク体28側の熱湯調節孔29と冷水調節
孔30の重合開口面積を大小に変化させ混合室3
5における熱湯と冷水の混合比率を変換し、常時
開口している混合湯流出孔31及び出湯導出口3
4から流出する出湯温度の調節が行えるものであ
る。この調温範囲は、第2図及び第5図a−bの
角度範囲(略110°)でaからbに至るに従い低温
となるように設定するのがよい。また、この調温
は出湯停止時において起立状にある操作レバー1
を左右へ一定の角度だけ回転させ、前述の理によ
り出湯前においても所望温度に予め設定すること
も可能である。さらには、操作レバー1を出水の
位置まで回転すると、熱湯調節孔29は閉止さ
れ、冷水調節孔30だけ開口していて水だけの流
出が可能であり、第2図及び第5図のb−cの角
度範囲(略40°)でその流出量の調節が行えるも
のである。
なお、上記出湯及び出湯停止時に、例えば、水
流スイツチをオン、オフさせてイグナイターを起
動、停止せしめることにより1つの操作レバー1
を引き、押しするだけで点火及び出湯と消火及び
出湯停止が行いうるものである。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したように、弁筐の上下に
備えた湯栓と湯温調整弁を1つの操作レバーを引
き、押し及び回転させるだけで、出湯、出湯停止
及び湯温調整の各操作が的確に行いうる構造とし
たからその操作が簡単で誤操作はなく、しかも、
コンパクトにできて機能的にもすぐれ、かつ、デ
ザイン的のも斬新なものとすることができるので
狭いスペースの洗面所、流し台などに適用して有
益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による先止式ガス湯沸器のレ
バー式給湯栓の一実施例を示した出湯停止時の切
断側面図、第2図は要部だけの正面図、第3図は
出湯時の切断側面図、第4図は湯量調整弁の切断
正面図、第5図は操作レバーの回転範囲を示した
線図である。 1……操作レバー、2……摺動軸、3……回転
軸、4……梃子杆、5……支軸、V1……湯栓、
V2……湯量調整弁、12……回転台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバー1を弁筐Bの回転軸3と共動する回
    転台12に支軸5を支点として前後へ一定角度起
    倒可能に設けて該操作レバー1と前記回転軸3に
    挿設した摺動軸2を共動して軸方向へ摺動可能に
    設けるとともに該摺動軸2と湯栓V1を梃子杆4
    を介して連設し、かつ操作レバー1を回転軸3、
    回転台12とともに左右へ一定角度回転可能に設
    け、該回転軸3に湯量調整弁V2を共動回動可能
    に連設し、該操作レバー1を引いたときと押した
    ときは操作レバー1と共動して進退する摺動軸2
    に連設した梃子杆4を介して湯栓V1を開閉して
    出湯と出湯停止を可能ならしめ、回転させたとき
    は操作レバー1と共動して回転する回転軸3に連
    設した湯量調整弁V2を回動して出湯温度の調節
    を可能としたことを特徴とする先止式ガス湯沸器
    のレバー式給湯栓。
JP1985169634U 1985-11-01 1985-11-01 Expired JPH0424216Y2 (ja)

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JP1985169634U JPH0424216Y2 (ja) 1985-11-01 1985-11-01

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Publication Number Publication Date
JPS6277373U JPS6277373U (ja) 1987-05-18
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