JPH04242151A - 液体の混合比検出装置 - Google Patents

液体の混合比検出装置

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JPH04242151A
JPH04242151A JP283691A JP283691A JPH04242151A JP H04242151 A JPH04242151 A JP H04242151A JP 283691 A JP283691 A JP 283691A JP 283691 A JP283691 A JP 283691A JP H04242151 A JPH04242151 A JP H04242151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
liquid
fuel
brazing
inlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP283691A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ishikawa
聡 石川
Shogo Kawashiri
河尻 章吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication of JPH04242151A publication Critical patent/JPH04242151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2種以上の透光性の
液体が混合した被測定液体の混合比を、光の屈折率の差
を利用して測定する液体混合比検出装置に係わり、とく
にガソリンとアルコールとの混合燃料を使用するエンジ
ンに装着するのに適した液体(燃料)の混合比検出装置
の安全性の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】液体の混合比検出装置として、被測定液
体に一部表面を接触させたガラス(プリズム)に、その
近傍に配置した発光素子で発光させた光を、前記一部表
面以外から入射させて該一部表面で反射させ、該発光素
子と対向的に配置した受光素子で受光し、その光量でガ
ソリンとアルコールとの混合燃料などの混合比を検出す
る方式のものが開発されている。
【0003】この燃料などの混合比検出装置では、ガソ
リン、アルコールは共に引火性、溶解性の強い液体であ
るため、安全性の観点から被測定液体の漏れ防止が重要
であるとともに、該液体に常時接触した状態で、プラス
チック、ゴムなど腐食されやすい材料を用いることは不
適当である。さらに耐振耐久性が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、、
混合燃料の測定室を形成する測定室ハウジングと、この
ハウジングに接続される燃料パイプとの接続が、位置精
度良く正確に設定できるとともに、強固でかつ機密性良
く連結でき、これにより安全性と耐久性に優れ、歩留り
の高い製品が得られる混合比センサの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、こ
の発明の液体の混合比検出装置は、2種以上の透光性の
液体が混合した被測定液体に接触した反射面を有するプ
リズム、該プリズムに光を照射する発光素子、および前
記反射面での反射光を検知する受光素子を組み合わせた
光学式液体混合比センサと、射出成形により樹脂製のセ
ンサボティ内に一体に埋設されるとともに、被測定液体
の測定室を形成するハウジングとを組み合わせた液体の
混合比検出装置において、前記ハウジングは、円筒状を
呈するハウジング本体に、筒壁に被測定液体の流入口お
よび流出口を開け、これら流入口周囲および流出口周囲
の外面を平面とし、該平面に流入口および流出口に連な
る溝または凹所を設け、これら流入口および流出口のそ
れぞれに、鍔付端部を有する燃料パイプを、該鍔が前記
平面に当接するよう差し込み、ろう付けにより固着する
構成を採用した。
【0006】
【実施例】第1図はこの発明の一実施例であるガソリン
−アルコール混合燃料の混合比検出装置100を示し、
混合燃料が流れるエンジンの燃料供給路200に装着さ
れ、燃料混合比を検出する。混合比検出装置100は、
図示上面がセンサ回路基板の設置室301となっている
樹脂製のセンサボディ300内に、光学式液体混合比セ
ンサであるセンサユニット1と、被測定液体の測定室を
形成する金属製ハウジング2とを射出成形により一体的
にモールドしてなる。
【0007】センサユニット1は、前記ハウジング2の
図示上部に、その下部が嵌め込まれた円筒状主体金具3
と、該主体金具3の先端(図示下端)部に融着ガラス4
1で融着されたプリズム4と、主体金具3内に嵌め込ま
れ、発光素子および受光素子を保持している樹脂製の円
柱状ホルダ5とからなる。
【0008】ハウジング2は、ステンレス製で有底円筒
状を呈するハウジング本体20を有する。本体20は、
円錐台状に下方に膨出した底21と、円筒状の胴22と
からなる。胴22の下部には、燃料の流入口23と流出
口24とが開けられ、前記燃料パイプ201、202の
差込み用開口(穴)となっている。また胴22の上部外
周には、周溝25が設けられている。ハウジング2の内
部は前記流入口23からガソリンとアルコールとの混合
燃料が流入し、前記流出口24から流出する燃料溜(測
定室)Cとなっている。
【0009】ハウジング本体20と燃料パイプ201、
202との接合はつぎのようになされている。流入口2
3および流出口24の開口している胴22の外面は、平
面26および平面27となっており、この平面26およ
び平面27には、前記流入口23および流出口24に連
なる溝28および溝29がそれぞれ形成されている。こ
の実施例では溝28、29は底面から軸方向に形成され
ているが、方向および形成位置は任意に選択できる。ま
た溝のかわりに、流入口23または流出口24に接して
設けた凹みないし傾斜面など凹所であっていもよい。
【0010】燃料パイプ201、202には、それぞれ
の先端部に鍔203、204が、バーリング加工または
切削加工により形成されている。各パイプ201、20
2は、それぞれの先端が前記流入口23、流出口24に
差し込まれて嵌合し嵌合面2aを形成する。前記鍔20
3、204はそれぞれ平面26、27に当接して接合面
2bを形成する。
【0011】燃料パイプ201、202と前記金属製ハ
ウジング本体20との接合が、位置精度良く正確になさ
れ、かつ高い機密性を有するよう強固でないと、接合部
に隙間ができたり、樹脂の射出成型においてモールド樹
脂の流れに偏りができ、製品の歩留りが低下する。この
接合部の隙間は経時的にモールド樹脂が混合燃料に侵さ
れ、燃料漏れに到る危険がある。
【0012】この発明では、鍔203、204と平面2
6、27があるので、パイプ201、202はハウジン
グ本体20に対し正確に位置決めされて、たとえば真直
角にろう付でき、ろう材Rは嵌合面2aおよび接合面2
bにスムーズに流れて強固で機密性の高いろう付けがな
される。これにより、樹脂の射出成型時に加わる外力に
も充分たえるハウジング2が得られる。接合面2bのろ
う付けは必須要件ではないが、強度増大のためなされる
ことが望ましい。溝28、29は、ろう付け工程におい
てろう溜として利用でき、またろう材が前記嵌合面2a
および接合面2bに確実に流れていることを視認できる
ので、ろう付け不良品の検査が簡単にできる。
【0013】主体金具3は、内周縁状に形成された下端
部31と、やや径小で前記ハウジング本体の胴22に嵌
め込まれた下部32と、径大の上部33とからなってい
る。下端部31の内周は、径小のプリズム融着壁35と
なっており、下部32が前記ハウジング2の上部に嵌め
込まれたとき下端面は前記燃料溜Cに面する。
【0014】プリズム4は、この実施例では円柱状の光
学ガラスからなり、前記プリズム融着壁36との間に環
状融着ガラス41により融着され、主体金具33に固着
されている。この融着は融着ガラスと光学ガラスの融点
の差を利用してなされ、この融着ガラス41は混合燃料
の一次シールともなっている。この構成により、プリズ
ム4は主体金具の下部32に位置し、該下部32の内周
壁とプリズム外周壁との間には環状の空間43が形成さ
れる。
【0015】素子ホルダ5は、この実施例では上下に2
分割された下側ホルダ6および上側ホルダ7からなり、
主体金具のかしめにより一体に締結されている。下側ホ
ルダ6は、前記環状空間43に差し込まれた筒部61と
、その上端に設けられフランジ部62とからなる。胴部
61の内周には、軸方向に素子基板を差込むためのI字
状溝63、64が対向して平行的に形成されている。 上側ホルダ7は、下面に凹所71が設けられた円板状を
呈し、前記I字状溝63、64に対応する位置には多数
のテーパー付小穴73が開けられリードピン取り出し口
となっている。
【0016】前記I字状溝63、64には、それぞれ発
光素子51、受光素子52が固着されるとともに、これ
ら素子のリードがプリントされたセラミック製帯板状基
板53、54が嵌め込まれている。これら基板53、5
4の上端は前記凹所71内へ突き出ており、この部分で
リードピン55がろう付けされている。リードピン55
は、前記小穴73を挿通して上部に取り出されており、
凹所71および小穴73内はエポキシ樹脂が充填されて
いる。
【0017】測定室ハウジングに形成する平面は、流入
口または流出口の回りのみ形成してもよく、これらに連
なる溝はこれら開口の縁に形成したテーパー付切り欠き
であってもよい。また射出成形によるセンサボディ内へ
のモールドは、ハウジングのみなされ、センサユニット
は、ハウジングまたはセンサボディに固着されていても
よい。
【0018】
【発明の効果】この発明の燃料の混合比検出装置は、測
定室を形成するハウジング本体と燃料パイプとが位置精
度よく正確に接合できるとともに、ろう付けが機密かつ
強固にできる。よって、接合部からの燃料漏れや、モー
ルド成型時のモールド樹脂の圧力による変形、モールド
樹脂の偏在などが防止でき、これにより安全性と耐久性
に優れ、かつ歩留りの高い製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料混合比センサの縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】測定室ハウジングの斜視図である。
【符号の説明】
100  燃料の混合比検出装置 1  センサユニット 2  測定室ハウジング 20  ハウジング本体 3  円筒状主体金具 4  プリズム 41  融着ガラス 5  円柱状ホルダ 201、202  燃料パイプ 203、204  鍔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2種以上の透光性の液体が混合した被
    測定液体に接触した反射面を有するプリズム、該プリズ
    ムに光を照射する発光素子、および前記反射面での反射
    光を検知する受光素子を組み合わせた光学式液体混合比
    センサと、射出成形により樹脂製のセンサボティ内に一
    体に埋設されるとともに、被測定液体の測定室を形成す
    るハウジングとを組み合わせた液体の混合比検出装置に
    おいて、前記ハウジングは、円筒状を呈するハウジング
    本体の筒壁に、被測定液体の流入口および流出口を開け
    、これら流入口周囲および流出口周囲の外面を平面とし
    、該平面に流入口および流出口に連なる溝または凹所を
    設け、これら流入口および流出口のそれぞれに、鍔付端
    部を有する燃料パイプを、該鍔が前記平面に当接するよ
    う差し込み、ろう付けにより固着してなることを特徴と
    する液体の混合比検出装置。
JP283691A 1991-01-14 1991-01-14 液体の混合比検出装置 Pending JPH04242151A (ja)

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