JPH0424183A - チェンジ装置の組付方法及びその組付構造 - Google Patents

チェンジ装置の組付方法及びその組付構造

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JPH0424183A
JPH0424183A JP2129488A JP12948890A JPH0424183A JP H0424183 A JPH0424183 A JP H0424183A JP 2129488 A JP2129488 A JP 2129488A JP 12948890 A JP12948890 A JP 12948890A JP H0424183 A JPH0424183 A JP H0424183A
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assembling
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Masamichi Kogai
小飼 雅道
Hiroaki Maenishi
前西 博昭
Takaharu Takano
高野 隆治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チェンジ装置の組付方法及びその組付構造に
関し、特にチェンジ装置をヒートインシュレータを介し
て簡単に位置決めして組付は得るチェンジ装置の組付方
法及びその組付構造に関する。
〔従来技術〕
従来、チェンジ装置を車体に組付ける組付技術として、
予めチェンジ装置の連結ロンドをトランスミッションに
連結し、エンジンを車体に組付けるときに、作業者が車
体の下方からチェンジ装置の取付は用の複数のボルトを
車体のシャフトトンネルの土壁部に形成されたボルト孔
に挿通させて位置決めし、その後ボルトをナツトで締結
してチェンジ装置を車体に組付ける方法が広く採用され
ていた。
しかしながら、従来のチェンジ装置の組付方法において
は、作業者がチェンジ装置を支持しながら複数のボルト
をボルト孔に挿通させなければならず、多大な労力を要
するうえ組付作業の能率が低下するという問題があった
。そこで、最近では、チェンジ装置をエンジンやサスペ
ンションなどとともにパレット上に位置決めしてセツテ
ィングし、そのパレット上の所定位置に車体を移送して
チェンジ装置を自動的に組付ける技術が採用されつつあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記のようにパレットを用いてチェンジ装置を組付ける
場合に、チェンジ装置をトランスミツシランに連結した
だけでは位置決めすることができず、またチェンジ装置
の下方に位置するパレット上には、排気系の触媒コンバ
ータやヒートインシュレータが配設されるため、位置決
め用の治具を設けることが出来ないという問題がある。
本発明の目的は、チェンジ装置を簡単且つ正確に位置決
めして車体に組付は得るチェンジ装置の組付方法及びそ
の組付構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項に係るチェンジ装置の組付方法は、車体のシ
ャフトトンネルの土壁部を貫通させて配設されるチェン
ジ装置を車体に位置決めして組付ける方法において、上
記シャフトトンネルの下側の内部に配設されるヒートイ
ンシュレータに対してチェンジ装置を位置決めし、次に
ヒートインシュレータを車体に対して位置決めし、ヒー
トインシュレータとチェンジ装置とを車体に組付けるも
のである。
第2請求項に係るチェンジ装置の組付構造は、車体のシ
ャフトトンネルの上壁部を貫通させて配設されるチェン
ジ装置を車体に位置決めして組付ける組付構造において
、チェンジ装置の下端部に被位置決め部を設け、上記シ
ャフトトンネルの下側の内部に配設されるヒートインシ
ュレータの上側において車幅方向に延びる補強フレーム
を設け、補強フレームの両端部にヒートインシュレータ
の締結部とともに車体に共締めされる締結部を設けると
ともに補強フレームの上端部にチェンジ装置の被位置決
め部が係合される係合部を設け、上記締結部を介してヒ
ートインシュレータに補強フレームを位置決めするとと
もに被位置決め部を係合部に係合させてチェンジ装置と
補強フレームを位置決めした状態でヒートインシュレー
タとチェンジ装置とを車体に位置決めして組付けるよう
にしたものである。
〔作用〕
第1請求項に係るチェンジ装置の組付方法においては、
チェンジ装置を車体に組付けるときには、先ず、シャフ
トトンネルの下側の内部に配設されるヒートインシュレ
ータに対してチェンジ装置を位置決めし、次にヒートイ
ンシュレータを車体に対して位置決めし、その状態でヒ
ートインシュレータとチェンジ装置とを車体に組付ける
。このように、ヒートインシュレータに対してチェンジ
装置を位置決めするので、チェンジ装置を位置決めする
ための治具を設ける必要がない。また、ヒートインシュ
レータはチェンジ装置の下方に配設されるので、チェン
ジ装置をヒートインシュレータに対して簡単に位置決め
することが出来、従ってチェンジ装置をヒートインシュ
レータを介して車体に対して位置決めし組付けることが
出来る。
第2請求項に係るチェンジ装置の組付構造においては、
チェンジ装置を車体に組付けるときには、補強フレーム
をその両端部の締結部を介してヒートインシュレータの
上側に位置決めして設けるとともに、チェンジ装置の下
端部の被位置決め部を補強フレームの上端部の係合部に
係合させることにより、補強フレームにチェンジ装置を
位置決めする。その状態でヒートインシュレータと補強
フレームを車体の所定位置に位置決めすると、チェンジ
装置は車体に対して位置決めされ、その後ヒートインシ
ュレータとチェンジ装置とが車体に組付けられる。
このように、補強フレームを設け、チェンジ装置の下端
部に被位置決め部を設け、補強フレームの上端部にチェ
ンジ装置の被位置決め部が係合する係合部を設けた簡単
な構造によって、チェンジ装置を車体に対して正確に位
置決めして組付けることが出来る。
〔発明の効果〕
第1請求項に係るチェンジ装置の組付方法によれば、以
上〔作用〕の項で説明したように、チェンジ装置の下方
に配設されるヒートインシュレータに対してチェンジ装
置を位置決めするので、位置決め用の治具を設ける必要
がなく簡単にチェンジ装置を車体に対して位置決めして
組付けることが出来る。
第2請求項に係るチェンジ装置の組付構造によれば、チ
ェンジ装置の下端部に被位置決め部を設け、補強フレー
ムの上端部にチェンジ装置の被位置決め部が係合する係
合部を設けた簡単な構造によって、チェンジ装置を車体
に対して正確に位置決めして組付けることが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は、自動車組立ラインのサプラインLにおける
チェンジ装置cO組付方法及びその組付構造に本発明を
適用したものである。
先ず、サプラインLに移動自在に設けられたパレットP
について第1図・第2図を参照しながら説明する。但し
、車体Bの前後左右を基準として前後左右を定義して説
明する。
上記パレットPは、エンジン1やサスペンションなどの
足回り部品を位置決めしてセツティングするためのもの
で、平面視略長方形の枠状に構成され、パレットPの前
部には、エンジン1やフロントサスペンション(図示路
)などのフロント側の足回り部品をセツティングするた
めのサブパレット2が設けられ、パレットPの前後方向
の途中部には、排気管3に介設された第1触媒4及び第
2触媒5などをセツティングするためのサブパレット6
が設けられ、パレットPの後部には、リアサスペンショ
ンなどのリア側の足回り部品をセツティングするための
サブパレット7が設けられ、各サブパレット2・6・7
は夫々の左端部と右端部でパレットPの所定位置に固定
されている。
次に、上記サブパレット2・6への各部品のセツティン
グについて第1図〜第6図を参照しながら説明する。但
し、チェンジ装fCの組付けに関係する部品のセツティ
ングについて説明し、それ以外の部品及びサブパレット
7にセツティングされる部品についての説明は省略する
上記サブパレット2には、フレーム8を支持するための
複数の受は台9が設けられ、前輪駆動用のエンジン1が
セツティングされたフレーム8は、前側の受は台9に設
けられた位置決めピン10とサブパレット2の後部に設
けられた位置決め部材11のビン部11aで位置決めさ
れて受は台9に支持されている。
上記サブパレット6の前部には、第1触媒4を支持する
ための受は台12が設けられ、サブパレット6の後部に
は、第2触媒5に外装されるヒートインシュレータ20
を支持するためのセツティング台13が設けられ、第3
図・第4図に示すようにセツティング台13の前部と後
端部には、夫々左右1対の支持部材14・15が設けら
れ、支持部材14の後側には、第2触媒5を支持するた
めの受は台16が設けられ、受は台16の後側には、ヒ
ートインシュレータ20を車体Bに位置決めするための
左右1対の位置決め部材17が設けられている。
エンジン1から後方に延設される排気管3の途中部は、
第1触媒4と第2触媒5を夫々受は台12・16にセツ
ティングすることにより支持され、排気管3の後部はサ
ブパレット7に設けられた受は台に支持される。尚、第
1図・第2図に示すように、サブパレット2とサブパレ
ット7には、メインラインから移送される車体Bをパレ
ットPの所定位置に位置決めするための位置決め部材1
8が設けられている。
次に、第2触媒5に外装されるヒートインシュレータ2
0について第3図〜第6図を参照しながら説明する。
ヒートインシュレータ20は前後方向に第2触媒5より
も少し長く、その左右方向の途中部は上方に凸状の湾曲
部21をなし、その右部と左部は前後方向に延びるフラ
ンジ部22をなしている。
尚、湾曲部21の前部と後部は段付き状に形成されてい
る。
第4図に示すように、左右のフランジ部22の前部と後
端部の湾曲部21側には、夫々支持部材14・15のピ
ン部14a・15aが挿通する挿通孔23・24が形成
され、左右のフランジ部22の前後方向の途中部の湾曲
部21側には、夫々位置決め部材17のピン部17aが
挿通ずる挿通孔25が形成され、各挿通孔23・24よ
り外側のフランジ部22の端部は締結部26をなし、各
締結部26には夫々締結孔27が形成されている。
次に、ヒートインシュレータ20の前部に外装される補
強フレーム30について説明する。
補強フレーム30は帯状の鋼材からなり、第5図・第6
図に示すように、その左右方向の途中部は、ヒートイン
シュレータ20の湾曲部21よりも上方に凸状の湾曲部
31をなし、補強フレーム30の右部と左部のフランジ
部32には、夫々ヒートインシュレータ20の挿通孔2
3と締結孔27に対応する挿通孔33と締結孔34が形
成され、湾曲部31の上端部には、第6図に示すように
左右方向に細長い係合孔35が形成されている。
補強フレーム30は、左右の挿通孔33と締結孔34を
夫々ヒートインシュレータ20の挿通孔23と締結孔2
7に合致させた状態でヒートインシュレータ20に溶接
接合されている。
次に、チェンジレバCについて説明すると、第3図・第
5図に示すように、チェンジレバ−41の下側には、チ
ェンジ装置ICを車体Bのシャフトトンネル60の上壁
部61に固定するためのベース板42が設けられ、ベー
ス板42の4つの隅部にはボルト孔42aが形成され、
各ボルト孔42aに対応するベース板42の下面にはナ
ンド43が固着されている。
ベース板42の後部下面の右部と左部には夫hブラケッ
ト44・45が固着され、ブラケット45の下端には、
補強フレーム30に形成された係合孔35に保合可能な
被位置決め部46を有する位置決め部材47が固着され
ている。尚、符号48・49は夫々エンジン1のトラン
スミッションに連結される連結ロンド、符号5oはベー
ス板42に固着されたハウジング部材である。
ここで、チェンジ装置Cが組付けられる車体Bのシャフ
トトンネル60について説明する。
第3図に示すように、シャフトトンネル6oの土壁部6
1には、チェンジ装置Cのチェンジレバ−41及びハウ
ジング部材5oが下方より貫通可能な開口部62が形成
され、開口部62の周辺部にはベース板42の各ボルト
孔42aに対応して挿通孔63が形成されている。
第5図・第7図に示すように、シャフトトンネル60の
左右の側壁部64の近傍のフロア65には、ヒートイン
シュレータ20の各締結孔27と各挿通孔25に夫々対
応する締結孔66と挿通孔67が形成され、各締結孔6
6に対応するフロア65の上面にはナツト68が固着さ
れている。
次に、チェンジ装置Cの車体Bの組付方法について説明
する。
上記のように、サプラインLの所定位置に停止したパレ
ットPにエンジンl、排気管3、第1触媒4及び第2触
媒5などをセツティングした後、補強フレーム30が装
着されたヒートインシュレータ20をセツティング台1
3に配設する。このとき、ヒートインシュレータ20と
補強フレーム30の左右の挿通孔23・33に支持部材
14のピン部14aを挿通させるとともに、ヒートイン
シュレータ20の左右の挿通孔24に支持部材15のピ
ン部15aを挿通させることにより、ヒートインシュレ
ータ20はパレットPに対して位置決めされ、ピン部1
4a・15aに形成された鍔部14b・15bで支持さ
れる。このようにヒートインジャレータ20をセツティ
ングした状態では、左右の位置決め用ピン部材17のピ
ン部17aは、ヒートインシュレータ20の対応する挿
通孔25を挿通している。
次に、チェンジ装置Cの連結ロンド48・49をトラン
スミッションに連結する。この状態では、チェンジ装置
Cのベース板42はヒートインシュレ〜り20の前部の
上方に位置している。
次に、第6図に示すように、チェンジ装fcの位置決め
部材47の被位置決め部46を補強フレーム30の係合
孔35に嵌入係合させる。このように被位置決め部46
を係合孔35に係合させることにより、チェンジ装置C
は上下前後左右方向に拘束され、ヒートインシュレータ
20に対して位置決めされる。
次に、メインラインから車体Bがオーバヘッド式の搬送
機によりパレットPの上方の所定位置に移送され、その
後、車体BはパレットP側に下降する。このとき、先ず
車体Bは、車体Bの前部と後部に形成された挿通孔(図
示路)にパレッl−Pの前後の位置決め部材18が挿通
することによりパレットPに対して位置決めされる。そ
の状態で更に車体Bが下降すると、チェンジ装置Cのチ
ャンジレバー41及びハウジング部材50がシャフトト
ンネル61の開口部62を通過するとともに位置決め部
材17のピン部17aが車体Bの挿通孔67を挿通して
、ヒートインシュレータ2oが車体Bに対して位置決め
され、更に車体Bは少し下降した後停止する。この状態
では、チェンジ装置Cのベース板42は、シャフトトン
ネル60の土壁部61の下面に当接し、ベース板42の
各ボルト孔42aは上壁部61の挿通孔63に合致して
いる。
次に、第5図に示すようにサプラインLに設けられたロ
ボット(図示路)により、ボルト70が下方からナツト
68に締結されてヒートインシュレータ20が車体Bに
組付けられ、またボルト71が上方よりナツト43に締
結されてチェンジ装置Cがシャフトトンネル60に組付
けられる。その後、開口部62を覆うカバ一部材72が
土壁部61に装着される。このようにチェンジ装置Cの
下方に配設されるヒートインシュレータ2oに対してチ
ェンジ装置Cを位置決めするので、位置決め用の治具を
設けることなく簡単にチェンジ装置Cを車体Bに対して
位置決めして組付けることが出来る。加えて、チェンジ
装WCの下端部に被位置決め部46を設け、補強フレー
ム30に係合孔35を設けた簡単な構造で、チェンジ装
置Cを車体Bに対して正確に位置決めして組付けること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すもので、第1図
はパレットの平面図、第2図は同側面図、第3図はヒー
トインシュレータとチェンジ装置の側面図、第4図はセ
ツティング台の平面図、第5図は第3図V−V線断面図
、第6図はチェンジ装置の被位置決め部と補強フレーム
の係合部を示す斜視図、第7図は第3図■−■線断面図
である。 B・・車体、 C・・チェンジ装置、 20・・ヒート
インシュレータ、  26・・締結部、27・34・・
締結孔、 30・・補強フレーム、35・・係合孔、 
46・・被位置決め部、60・・シャフトトンネル、 
 61・・土壁部。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社 第 図 第 図 46:被位置決め部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のシャフトトンネルの上壁部を貫通させて配
    設されるチェンジ装置を車体に位置決めして組付ける方
    法において、 上記シャフトトンネルの下側の内部に配設されるヒート
    インシュレータに対してチェンジ装置を位置決めし、次
    にヒートインシュレータを車体に対して位置決めし、ヒ
    ートインシュレータとチェンジ装置とを車体に組付ける
    ことを特徴とするチェンジ装置の組付方法。(2)車体
    のシャフトトンネルの上壁部を貫通させて配設されるチ
    ェンジ装置を車体に位置決めして組付ける組付構造にお
    いて、 チェンジ装置の下端部に被位置決め部を設け、上記シャ
    フトトンネルの下側の内部に配設されるヒートインシュ
    レータの上側において車幅方向に延びる補強フレームを
    設け、 補強フレームの両端部にヒートインシュレータの締結部
    とともに車体に共締めされる締結部を設けるとともに補
    強フレームの上端部にチェンジ装置の被位置決め部が係
    合される係合部を設け、上記締結部を介してヒートイン
    シュレータに補強フレームを位置決めするとともに被位
    置決め部と係合部を介してチェンジ装置と補強フレーム
    を位置決めした状態でヒートインシュレータとチェンジ
    装置とを車体に位置決めして組付けるようにしたことを
    特徴とするチェンジ装置の組付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116002304A (zh) * 2023-01-10 2023-04-25 黄石市中城自动化科技有限公司 一种托盘转挂系统及转挂托盘
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