JPH04241766A - フユーエルデリバリパイプ - Google Patents
フユーエルデリバリパイプInfo
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- JPH04241766A JPH04241766A JP3012551A JP1255191A JPH04241766A JP H04241766 A JPH04241766 A JP H04241766A JP 3012551 A JP3012551 A JP 3012551A JP 1255191 A JP1255191 A JP 1255191A JP H04241766 A JPH04241766 A JP H04241766A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/46—Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
- F02M69/462—Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down
- F02M69/465—Arrangement of fuel conduits, e.g. with valves for maintaining pressure in the pipes after the engine being shut-down of fuel rails
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射式自動車用エ
ンジンの燃料加圧ポンプから送給された燃料をエンジン
の各吸気通路あるいは各気筒に燃料インジエクタ(噴射
ノズル)を介して供給するためのフユーエルデリバリパ
イプの改良に関する。
ンジンの燃料加圧ポンプから送給された燃料をエンジン
の各吸気通路あるいは各気筒に燃料インジエクタ(噴射
ノズル)を介して供給するためのフユーエルデリバリパ
イプの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射方式のV形6気筒又は8気筒エ
ンジンの片側の3気筒又は4気筒に向けて燃料を噴射す
るためのフユーエルデリバリパイプの典型的な構造は、
例えば実開昭62−152073号「燃料噴射弁の固定
支持装置」に記載されている。同種のフユーエルデリバ
リパイプは、特開昭63−158583号「内燃機関の
燃料供給装置」、実開平2−14464号「内燃機関の
燃料噴射装置」等にも記載されている。この型式のフユ
ーエルデリバリパイプは、ソケット(ハウジング)の胴
体中央部分に連通管が接続されており、ボトムフロータ
イプと呼ばれている。ボトムフロータイプのフユーエル
デリバリパイプのソケットは、一般に鍛造品又は鋳造品
で作られ、その断面はかなり複雑な形状に形成されてい
る。
ンジンの片側の3気筒又は4気筒に向けて燃料を噴射す
るためのフユーエルデリバリパイプの典型的な構造は、
例えば実開昭62−152073号「燃料噴射弁の固定
支持装置」に記載されている。同種のフユーエルデリバ
リパイプは、特開昭63−158583号「内燃機関の
燃料供給装置」、実開平2−14464号「内燃機関の
燃料噴射装置」等にも記載されている。この型式のフユ
ーエルデリバリパイプは、ソケット(ハウジング)の胴
体中央部分に連通管が接続されており、ボトムフロータ
イプと呼ばれている。ボトムフロータイプのフユーエル
デリバリパイプのソケットは、一般に鍛造品又は鋳造品
で作られ、その断面はかなり複雑な形状に形成されてい
る。
【0003】図8は、従来のボトムフロータイプのフユ
ーエルデリバリパイプの代表的な構造を表わしている。 このフユーエルデリバリパイプ90は燃料インジエクタ
の導入軸(筒状部分)を受け入れる3個の円筒状ソケッ
ト91が連通管92を介して相互に内部で連通するよう
に接続され、一定の間隔をあけて配設されている。これ
らのソケット91は、一般に冷間鍛造又は熱間鍛造ある
いは鋳造品を切削加工して作られ、内周面の一部は燃料
インジエクタ側のOリングを受け入れて完全な液密を達
成できるように極めて高い真円度と平滑度を有するバニ
シング加工等が施されている。
ーエルデリバリパイプの代表的な構造を表わしている。 このフユーエルデリバリパイプ90は燃料インジエクタ
の導入軸(筒状部分)を受け入れる3個の円筒状ソケッ
ト91が連通管92を介して相互に内部で連通するよう
に接続され、一定の間隔をあけて配設されている。これ
らのソケット91は、一般に冷間鍛造又は熱間鍛造ある
いは鋳造品を切削加工して作られ、内周面の一部は燃料
インジエクタ側のOリングを受け入れて完全な液密を達
成できるように極めて高い真円度と平滑度を有するバニ
シング加工等が施されている。
【0004】図9に断面で示すように、各ソケットの筒
壁93には、中心軸線と直交する方向でかつ直径中心位
置又は少し偏心した位置を貫通する1対の開口94が穿
設され、この開口に連通管92の接続端部を嵌合し、ろ
う付けや溶接により固定している。筒壁93の上端には
外側左右にそれぞれボルト孔を有するつば部95が設け
られ、燃料インジエクタを固定するキャップがねじで締
め付けられるようになっている。ソケット91の内部に
は、燃料インジエクタの導入軸の外周に取り付けられた
Oリングを受け入れるための滑らかな内周面96,97
と、上端側のテーパ状拡開部98と、下端側の段付き状
に縮径された開口部99とが形成されている。連通管9
2内を送られてきた燃料は、開口94からソケット内部
へと流入し、内部に装着される燃料インジエクタへと供
給される。
壁93には、中心軸線と直交する方向でかつ直径中心位
置又は少し偏心した位置を貫通する1対の開口94が穿
設され、この開口に連通管92の接続端部を嵌合し、ろ
う付けや溶接により固定している。筒壁93の上端には
外側左右にそれぞれボルト孔を有するつば部95が設け
られ、燃料インジエクタを固定するキャップがねじで締
め付けられるようになっている。ソケット91の内部に
は、燃料インジエクタの導入軸の外周に取り付けられた
Oリングを受け入れるための滑らかな内周面96,97
と、上端側のテーパ状拡開部98と、下端側の段付き状
に縮径された開口部99とが形成されている。連通管9
2内を送られてきた燃料は、開口94からソケット内部
へと流入し、内部に装着される燃料インジエクタへと供
給される。
【0005】図9から理解されるように、複雑な形状を
したソケットの切削加工には多数の工程を必要とし、内
周面96,97にはバニシング加工などの精密加工が要
求されるため、全体としてフユーエルデリバリパイプの
製造に多くの時間を必要とし、検査の複雑化、歩留まり
の低下、コスト高などを招いていた。
したソケットの切削加工には多数の工程を必要とし、内
周面96,97にはバニシング加工などの精密加工が要
求されるため、全体としてフユーエルデリバリパイプの
製造に多くの時間を必要とし、検査の複雑化、歩留まり
の低下、コスト高などを招いていた。
【0006】他の製造方法として、アルミダイカストを
利用して製造されたフユーエルデリバリパイプもあるが
、全体を成形した後で表面処理を行なうため表面処理が
不均一になりやすいこと、成形用の型に抜き勾配を必要
とするため肉厚が大きくなって重量が増加すること、内
部の巣等の欠陥を発見することが困難であり品質の保証
が得られないこと、設計変更に対処しにくいこと等の欠
点があった。
利用して製造されたフユーエルデリバリパイプもあるが
、全体を成形した後で表面処理を行なうため表面処理が
不均一になりやすいこと、成形用の型に抜き勾配を必要
とするため肉厚が大きくなって重量が増加すること、内
部の巣等の欠陥を発見することが困難であり品質の保証
が得られないこと、設計変更に対処しにくいこと等の欠
点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フユ
ーエルデリバリパイプの加工工数を減少させてコストの
低減を図ることにある。本発明の他の目的は、ソケット
と連通管の接続作業を容易にしてフユーエルデリバリパ
イプの製造工程を簡略化しコストの低減を図ることにあ
る。
ーエルデリバリパイプの加工工数を減少させてコストの
低減を図ることにある。本発明の他の目的は、ソケット
と連通管の接続作業を容易にしてフユーエルデリバリパ
イプの製造工程を簡略化しコストの低減を図ることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の前述した目的は
、燃料噴射弁を受け入れる複数の円筒形中空ソケットと
、ソケット相互間を連結する連通管とで構成される内燃
機関用のフユーエルデリバリパイプにおいて、前記ソケ
ットが鋼板のプレス成形で作られ、その胴体部分中央に
連通管を受け入れる1対の貫通孔が穿設されており、前
記ソケットの上端側に前記貫通孔の周囲の壁面よりも大
きな内径の段付き部が形成され、この段付き部が燃料噴
射弁の外周に保持されるOリングを受け入れてシールす
るようになっているフユーエルデリバリパイプによって
達成される。
、燃料噴射弁を受け入れる複数の円筒形中空ソケットと
、ソケット相互間を連結する連通管とで構成される内燃
機関用のフユーエルデリバリパイプにおいて、前記ソケ
ットが鋼板のプレス成形で作られ、その胴体部分中央に
連通管を受け入れる1対の貫通孔が穿設されており、前
記ソケットの上端側に前記貫通孔の周囲の壁面よりも大
きな内径の段付き部が形成され、この段付き部が燃料噴
射弁の外周に保持されるOリングを受け入れてシールす
るようになっているフユーエルデリバリパイプによって
達成される。
【0009】かかる構成に基づき、本発明のフユーエル
デリバリパイプでは、ソケットがプレス成形による単純
な工程で一体成形され、胴体部分中央の開口もプレス加
工であけられるので、機械加工が大幅に削減され、工数
が大幅に低減して、コストが低減される。
デリバリパイプでは、ソケットがプレス成形による単純
な工程で一体成形され、胴体部分中央の開口もプレス加
工であけられるので、機械加工が大幅に削減され、工数
が大幅に低減して、コストが低減される。
【0010】本発明の好適な実施例によれば、ソケット
の貫通孔の外側に連通管の先端を受け止める段付き部が
プレス成形により形成される。これにより、ソケットと
連通管の接続作業がきわめて容易になり、接続位置がず
れる心配がなくなって、位置決めが正確になり、フユー
エルデリバリパイプの品質が向上する。
の貫通孔の外側に連通管の先端を受け止める段付き部が
プレス成形により形成される。これにより、ソケットと
連通管の接続作業がきわめて容易になり、接続位置がず
れる心配がなくなって、位置決めが正確になり、フユー
エルデリバリパイプの品質が向上する。
【0011】周知の如く、ソケットの胴体部分中央の1
対の貫通孔はソケットの中心軸線と同一線上にある場合
とオフセットしている場合とがあり、特にオフセットし
ている場合については、貫通孔周囲に段付き部を設ける
ことによる位置決め効果が著しい。以下、添付図面の実
施例を参照しながら本発明についてさらに詳述する。
対の貫通孔はソケットの中心軸線と同一線上にある場合
とオフセットしている場合とがあり、特にオフセットし
ている場合については、貫通孔周囲に段付き部を設ける
ことによる位置決め効果が著しい。以下、添付図面の実
施例を参照しながら本発明についてさらに詳述する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明によるフユーエルデリバリパ
イプ10の全体を表わしており、このフユーエルデリバ
リパイプ10はV形6気筒エンジンの片側の3気筒に対
して燃料を供給する目的で使われる。フユーエルデリバ
リパイプ10は、所定の間隔に配置された3個の中空ソ
ケット21A,21B,21Cと、ソケット間を接続す
る円形パイプの連通管22,23と、両端に固着された
継手部材25,26と、これらの継手部材に固着され燃
料の入口側及び出口側に配置された入口パイプ27及び
出口パイプ28と、フユーエルデリバリパイプ10をエ
ンジンに固定するためのブラケット29とで構成されて
いる。各ソケットは鋼板からのプレス成形によって作ら
れる。
イプ10の全体を表わしており、このフユーエルデリバ
リパイプ10はV形6気筒エンジンの片側の3気筒に対
して燃料を供給する目的で使われる。フユーエルデリバ
リパイプ10は、所定の間隔に配置された3個の中空ソ
ケット21A,21B,21Cと、ソケット間を接続す
る円形パイプの連通管22,23と、両端に固着された
継手部材25,26と、これらの継手部材に固着され燃
料の入口側及び出口側に配置された入口パイプ27及び
出口パイプ28と、フユーエルデリバリパイプ10をエ
ンジンに固定するためのブラケット29とで構成されて
いる。各ソケットは鋼板からのプレス成形によって作ら
れる。
【0013】図2は、連通管22,23の長手方向に沿
って切断したソケット21B部分の断面を表わしており
、ソケットの上端から左右に突出するつば部31の下面
にはタップ付きブロック32がろう付けされている。 ソケット21Bの胴体部分中央には1対の貫通孔34が
穿設され、その中に連通管22,23が挿入され、その
外周がろう付けされている。
って切断したソケット21B部分の断面を表わしており
、ソケットの上端から左右に突出するつば部31の下面
にはタップ付きブロック32がろう付けされている。 ソケット21Bの胴体部分中央には1対の貫通孔34が
穿設され、その中に連通管22,23が挿入され、その
外周がろう付けされている。
【0014】ソケット21Bの内部には、燃料インジエ
クタの導入軸の外周に取り付けられたOリングを受け入
れるための滑らかな内周面35,36と、貫通孔34の
周囲の壁面37と、下端側の段付き状に縮径された開口
部38とが形成されている。特に注目すべきことは、ソ
ケット上端側の滑らかな内周面35が貫通孔34の周囲
の壁面37よりも大きな内径の段付き部として形成され
ていることである。後述するように、この段付き形状に
よって、貫通孔34はプレス加工によってあけられるこ
とが可能になっている。
クタの導入軸の外周に取り付けられたOリングを受け入
れるための滑らかな内周面35,36と、貫通孔34の
周囲の壁面37と、下端側の段付き状に縮径された開口
部38とが形成されている。特に注目すべきことは、ソ
ケット上端側の滑らかな内周面35が貫通孔34の周囲
の壁面37よりも大きな内径の段付き部として形成され
ていることである。後述するように、この段付き形状に
よって、貫通孔34はプレス加工によってあけられるこ
とが可能になっている。
【0015】貫通孔34の内径は連通管の外径Dに概ね
一致した寸法、すなわち、わずかに小さな寸法かわずか
に大きな寸法、あるいは同一寸法とする。また、ソケッ
ト上端側の滑らかな内周面35の内径Pと、貫通孔34
の周囲の壁面の内径Qとの寸法差は、例えば5〜50μ
m程度に設定することが望ましい。
一致した寸法、すなわち、わずかに小さな寸法かわずか
に大きな寸法、あるいは同一寸法とする。また、ソケッ
ト上端側の滑らかな内周面35の内径Pと、貫通孔34
の周囲の壁面の内径Qとの寸法差は、例えば5〜50μ
m程度に設定することが望ましい。
【0016】図3は、連通管を横断する方向に切断した
ソケット部分の縦断面図であり、内部の段付き形状が明
瞭に表わされている。
ソケット部分の縦断面図であり、内部の段付き形状が明
瞭に表わされている。
【0017】図4は、ソケット21Bの胴体部分中央の
1対の貫通孔34を形成する方法を表わしており、プレ
ス成形された素材の上方から外径寸法Qの心金41を降
下させ、一方素材の側方から連通管の外径Dと概ね等し
い外径寸法を有する円筒形のパンチ43を心金41の中
央に設けられている穴42の中へと押し込むことによっ
て、1対の貫通孔34を1ストロークで形成する。
1対の貫通孔34を形成する方法を表わしており、プレ
ス成形された素材の上方から外径寸法Qの心金41を降
下させ、一方素材の側方から連通管の外径Dと概ね等し
い外径寸法を有する円筒形のパンチ43を心金41の中
央に設けられている穴42の中へと押し込むことによっ
て、1対の貫通孔34を1ストロークで形成する。
【0018】1対の貫通孔34が形成されると、パンチ
43が元の方向に引き戻され、一方心金41は上方へと
引き上げられる。このとき、本発明のフユーエルデリバ
リパイプでは、Oリングの当たり面となる内周面35が
壁面37よりも大きな外径となっているので、心金41
が上昇する際に内周面35に接触する可能性が激減し、
内周面35が傷付けられるのが防止され、シール面とし
て保護されることになる。図4の方法で形成された1対
の貫通孔34にそれぞれ連通管22,23を挿入してろ
う付けすることにより、図2の構造が得られることにな
る。
43が元の方向に引き戻され、一方心金41は上方へと
引き上げられる。このとき、本発明のフユーエルデリバ
リパイプでは、Oリングの当たり面となる内周面35が
壁面37よりも大きな外径となっているので、心金41
が上昇する際に内周面35に接触する可能性が激減し、
内周面35が傷付けられるのが防止され、シール面とし
て保護されることになる。図4の方法で形成された1対
の貫通孔34にそれぞれ連通管22,23を挿入してろ
う付けすることにより、図2の構造が得られることにな
る。
【0019】図5乃至図7は、本発明によるフユーエル
デリバリパイプの他の実施例を表わしている。図5は、
心金41とパンチ43(図4)を用いて貫通孔34を形
成した後に、貫通孔34の外側に連通管の先端を受け止
めるための段付き部を形成する手法を表わしている。貫
通孔34が形成された状態でパンチ43を引き出し、続
いてパンチ43よりも大きな外径Sを有する第2のパン
チ51を突入させると、貫通孔34の外側に外径Sの段
付き部54が形成される。従って、図6に示すように、
この段付き部54の中に外径Sの連通管61,62を挿
入すれば、所定の位置でストップし、連通管の挿入位置
が自動的に定められることになる。かくして、ソケット
と連通管の接続作業がきわめて容易になり、フユーエル
デリバリパイプの製造工程が簡略化されることになる。
デリバリパイプの他の実施例を表わしている。図5は、
心金41とパンチ43(図4)を用いて貫通孔34を形
成した後に、貫通孔34の外側に連通管の先端を受け止
めるための段付き部を形成する手法を表わしている。貫
通孔34が形成された状態でパンチ43を引き出し、続
いてパンチ43よりも大きな外径Sを有する第2のパン
チ51を突入させると、貫通孔34の外側に外径Sの段
付き部54が形成される。従って、図6に示すように、
この段付き部54の中に外径Sの連通管61,62を挿
入すれば、所定の位置でストップし、連通管の挿入位置
が自動的に定められることになる。かくして、ソケット
と連通管の接続作業がきわめて容易になり、フユーエル
デリバリパイプの製造工程が簡略化されることになる。
【0020】図7は、連通管71,72の中心軸線73
がソケットの中心軸線80と交差せず、オフセットして
いる例を表わしている。この場合でも、ソケットの胴体
中央部分の1対の貫通孔70の外側に段付き部74が形
成されて、連通管71,72との接続が容易になってい
る。フユーエルデリバリパイプにおいては、ソケット内
部で気流を回転させる目的から連通管とソケットとがオ
フセットしていることが多い。図6に示したソケットと
連通管の接続方法は、図7に示すようなオフセットタイ
プについても同様に適用することができることになる。
がソケットの中心軸線80と交差せず、オフセットして
いる例を表わしている。この場合でも、ソケットの胴体
中央部分の1対の貫通孔70の外側に段付き部74が形
成されて、連通管71,72との接続が容易になってい
る。フユーエルデリバリパイプにおいては、ソケット内
部で気流を回転させる目的から連通管とソケットとがオ
フセットしていることが多い。図6に示したソケットと
連通管の接続方法は、図7に示すようなオフセットタイ
プについても同様に適用することができることになる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明のフユ
ーエルデリバリパイプによれば、ソケットがプレス加工
により極めて短時間で加工されるので、フユーエルデリ
バリパイプ全体の加工工数が著しく減少し、てコストが
大幅に低減されることになる。さらに、ソケットの貫通
孔外側に段付き部を設けることにより、ソケットと連通
管の接続作業が容易になってフユーエルデリバリパイプ
の製造工程が簡略化される等、その技術的価値には極め
て顕著なものがある。
ーエルデリバリパイプによれば、ソケットがプレス加工
により極めて短時間で加工されるので、フユーエルデリ
バリパイプ全体の加工工数が著しく減少し、てコストが
大幅に低減されることになる。さらに、ソケットの貫通
孔外側に段付き部を設けることにより、ソケットと連通
管の接続作業が容易になってフユーエルデリバリパイプ
の製造工程が簡略化される等、その技術的価値には極め
て顕著なものがある。
【図1】本発明によるフユーエルデリバリパイプの全体
を表わす平面図である。
を表わす平面図である。
【図2】図1の線X−Xに沿うソケット部分の縦断面図
である。
である。
【図3】図1の線Y−Yに沿うソケット部分の縦断面図
である。
である。
【図4】本発明によるフユーエルデリバリパイプのソケ
ット中央部分の穴あけ工程を表わす概略縦断面図である
。
ット中央部分の穴あけ工程を表わす概略縦断面図である
。
【図5】本発明の他の実施例によるソケット中央部分の
段付き加工を表わす概略縦断面図である。
段付き加工を表わす概略縦断面図である。
【図6】図5の実施例によるソケット中央部分の水平断
面図である。
面図である。
【図7】図6に類似した変形例を表わすソケット中央部
分の水平断面図である。
分の水平断面図である。
【図8】従来のフユーエルデリバリパイプの全体を表わ
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】図8の従来例におけるソケット部分の構造を表
わす縦断面図である。
わす縦断面図である。
10 フユーエルデリバリパイプ
21A,21B,21C ソケット
22,23,61,62,71,72 連通管34,
70 貫通孔 35 段付き部
36 平滑面37 壁面
38 開口部41
心金
43,51 パンチ 54,74 段付き部
70 貫通孔 35 段付き部
36 平滑面37 壁面
38 開口部41
心金
43,51 パンチ 54,74 段付き部
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料噴射弁を受け入れる複数の円筒形
中空ソケットと、ソケット相互間を連結する連通管とで
構成される内燃機関用のフユーエルデリバリパイプにお
いて、前記ソケットが鋼板のプレス成形で作られ、その
胴体部分中央に連通管を受け入れる1対の貫通孔が穿設
されており、前記ソケットの上端側に前記貫通孔の周囲
の壁面よりも大きな内径の段付き部が形成され、この段
付き部が燃料噴射弁の外周に保持されるOリングを受け
入れてシールするようになっていることを特徴とするフ
ユーエルデリバリパイプ。 - 【請求項2】 前記ソケットの前記貫通孔の外側に連
通管の先端を受け止める段付き部が形成されている請求
項1記載のフユーエルデリバリパイプ。 - 【請求項3】 前記1対の貫通孔の中心軸線が当該ソ
ケットの中心軸線に対しオフセットしている請求項1又
は2記載のフユーエルデリバリパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012551A JPH04241766A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | フユーエルデリバリパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012551A JPH04241766A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | フユーエルデリバリパイプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241766A true JPH04241766A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11808470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3012551A Pending JPH04241766A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | フユーエルデリバリパイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04241766A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239824A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | フユーエルデリバリパイプ |
JP2017025727A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | 愛三工業株式会社 | 燃料供給ユニット |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3012551A patent/JPH04241766A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239824A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd | フユーエルデリバリパイプ |
JP2017025727A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | 愛三工業株式会社 | 燃料供給ユニット |
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