JPH04241268A - 磁気ディスク及び磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク及び磁気ディスク装置

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JPH04241268A
JPH04241268A JP3003187A JP318791A JPH04241268A JP H04241268 A JPH04241268 A JP H04241268A JP 3003187 A JP3003187 A JP 3003187A JP 318791 A JP318791 A JP 318791A JP H04241268 A JPH04241268 A JP H04241268A
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magnetic disk
servo
spare
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司 吉浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを記録再生する磁
気ディスク及び磁気ディスク装置に関するものであり、
さらに詳しくは、予備サーボセクタと予備トラックを備
えた特別なフォーマットをもつ磁気ディスクと、これを
用いて、改善されたトラックアクセス性能とデータ保護
機能を実現する磁気ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は多量のデータを記憶
しうるだけでなく、ランダムアクセス式に高速にデータ
にアクセスできることから、データストレージシステム
として広く普及してきた。しかもテープ装置と異なって
、データはディスク板の表面の多数の同心円上のデータ
記録トラック群に記録されるから、高速アクセスを容易
に実現できるという特徴をもっている。
【0003】円板状のアルミニウムあるいはガラスの基
盤に磁性材料を被膜したハードディスクを使って、これ
をその軸方向に多数枚スタックしたディスクアセンブリ
と、そのディスクの各々の面に一つずつ磁気ヘッドを、
多数個組み立てて構成したヘッドキャリッジと、このヘ
ッドキャリッジをディスクの半径方向に出し入れするこ
とでトラックアクセスを実現する位置決め装置を含んだ
ハードディスク装置がもっとも広く知られている。この
ハードディスク装置ではそのスタックしたディスクの特
定の一面を、データ書き込みに使う代わりに、ヘッドキ
ャリッジの位置決めに必要なサーボ信号パターンを記録
しておくために用いる。このサーボ信号パターンを再生
しながら、選択されたトラックにヘッドを位置決めする
。これをサーボ面サーボ方式あるいは、デディケーテッ
ドサーボ方式と呼ぶ。このような方式のハードディスク
装置では、データ信号記録面とサーボ信号パターン記録
面がそれぞれ独立して存在するから、データ信号記録面
のデータ記録トラックやデータセクタのフォーマットを
自由に構成できる。さらにフォーマットに関係なくヘッ
ドを任意のトラックに高速に位置決めできる。これは例
えば、USP3,731,177に開示されている。
【0004】これに対して、前述のように多数のディス
クをスタックしたハードディスク装置と違って、ディス
クの枚数が二枚とか、一枚のときは、そのうち一面をサ
ーボ信号パターンのために使ってしまうのは効率がわる
いから、サーボ面サーボ方式は採用し難い。とくに、デ
ィスク枚数が一枚しかないハードディスク装置では、サ
ーボ面サーボ方式に代わってデータセクタとデータセク
タの間にサーボ信号パターンを挿入(ごく狭い幅のサー
ボセクタを挿入)するデータ面サーボ方式が広く使われ
るようになった。これはセクタサーボ方式とかエンベデ
ッドサーボ方式とも呼ばれる。つまりこの方式は、ヘッ
ドの位置決めに必要なサーボ信号パターンをデータ信号
記録面に離散的に散在させるハイブリッド方式といえる
【0005】ポリエチレンテレフタレートなどのような
フレキシブル媒体に磁性膜を着膜した磁気ディスクを用
いた、フレキシブル磁気ディスク装置は交換型の磁気デ
ィスク装置のなかで最も広く普及したシステムである。 この場合もディスク枚数の少ないハードディスク装置と
良く似た問題がある。最近、このフレキシブルの磁気デ
ィスクも10メガバイト以上に大容量化する試みが行わ
れ、特にトラック密度が高くなり、トラックピッチが細
かくなってきたため、精度の高いサーボ位置決めが必要
になってきている。そのため、このような大容量フレキ
シブル磁気ディスクでもセクタサーボ方式を採用するよ
うになった。これは例えば特開昭63−173282号
公報に詳しく開示されている。
【0006】このセクタサーボ方式では、サーボセクタ
がデータセクタの間に離散的にはさまれているため、サ
ーボ信号パターンはヘッドがどの位置にあっても、一定
のサンプリング時間(離散時間)毎にしか検出されない
。従ってトラックアクセス時にはヘッドがどのトラック
を横切っているかわからなくなる。そこで、特開昭54
−45113号公報に開示されているように、サーボ信
号パターンの中に絶対トラック番号を書き込んでおく方
法が知られている。しかしこの方法はサーボ信号パター
ンが長くなり、サーボセクタの長さが長くなりすぎてデ
ータの占める率が悪くなるという欠点があり、また磁性
膜の欠陥にも弱いと言う欠点もある。さらにまた絶対ト
ラック番号を解読するデコーダが複雑であると言う欠点
もある。
【0007】そこでUSP4,032,984に開示さ
れているように、全トラックを多数の小トラック群に細
分割し、小トラック群の中では各トラックを区別できる
ような信号パターンあるいは番号をサーボ信号パターン
の中に書き込んでおいて、この小トラック群を繰り返す
ように構成するセクターサーボ方式が知られている。こ
のようにするとサーボセクタの長さも短くでき、データ
占有率がよくなる。また複雑なデコーダは不要となる。
【0008】このようにデータ記録トラックを多数の周
期的な小トラック群に分割するようなサーボ信号パター
ンを含んだサーボセクタを有するセクタサーボ方式のデ
ィスク装置では、トラックアクセス時に磁気ヘッドがサ
ーボセクタを通過したとき、サーボ信号パターンから、
小トラック群のどこを通過したか検出することはできる
が、どの小トラック群を通過したかは検出できない。し
かし、サーボセクタからサーボセクタまでの時間、すな
わちサンプリング時間を短縮し、最高トラックアクセス
スピードを適当に制限し、小トラック群のトラック数を
多くすれば、アクセス開始トラック位置がわかっていれ
ば、トラックアクセス中、サンプル時間毎に、どの小ト
ラック群を通過するか推測することは難しくはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ある小トラ
ック群中のトラックにアクセスする際に、誤って、隣の
小トラック群の同じ番号あるいは同種のトラックに、磁
気ヘッドが位置決めされるシークエラーがある確率で起
きる。このエラーは磁気ヘッドが位置決めされ、データ
セクタの先頭の識別領域の中のトラック番号を読みだし
、これを照合するまではわからないが、照合の結果、エ
ラーが確認されれば再アクセスが実行される。一方、デ
ータ記録トラック群の最外周あるいは最内周にある小ト
ラック群にアクセスするときはその外側に何もないので
、このようなシークエラーを起こしたり、あるいは磁気
ヘッドがオーバーシュートしただけでも、場所を認識す
る手段を失ってしまう。従って通常のサーボがかけられ
なくなる。このように場所がわからなくなった状態から
抜け出すには、通常のアクセス制御シーケンスでは無理
であり、別に特別な再アクセス試行制御シーケンスが必
要になる。こうした制御シーケンスはマイクロプロセサ
のプログラムとして準備しておかなくてはならないが、
もしそのような状態になったら、当然のことながらアク
セス速度がかなり遅くなってしまう。
【0010】こうした課題は交換型のフレキシブル磁気
ディスク装置、とくに大容量フレキシブル磁気ディスク
装置では顕著である。フレキシブル磁気ディスクはその
フレキシブル媒体が温度、湿度によって伸縮するという
問題があり、またディスク交換にともなうトラックの偏
心は避けられないという問題があるので、ディスクの回
転と共にトラックの位置は大きくうねる。大容量フレキ
シブル磁気ディスクはトラック密度が高く、トラックピ
ッチも小さいから隣接の小トラック群に位置決めされて
しまうことが充分有り得る。またトラックアクセス中に
オーバーシュートや、トラックうねりなどによって、磁
気ヘッドが一時的に隣の小トラック群にはみ出すことは
さらに高い確率で有り得る。
【0011】さらにまた近年、磁気ディスク、特に交換
型のディスクにおいて、データ記録トラックに書き込ま
れたデータの保護が重要な要件になってきているのに対
し、たとえば従来までのフレキシブル磁気ディスクの標
準フォーマットには、特別のデータ保護手段は考慮され
ていない。したがって、このディスク自体でデータ保護
をするためには、変則的な方法をやむを得ず採用するこ
とが多かった。ふつうは通常のディスクオペレーティン
グシステムのファイル管理では取り扱わない変則的なフ
ォーマットを用いて、ファイルの複製が簡単にはできな
いようにしたりしてデータの保護を実現していたが、こ
のような変則的な方法は必ずしもディスクの使い方とし
て保証されていないことが多い。
【0012】さらにまた、従来のフレキシブル磁気ディ
スクのようなディスクのファイルの機密の保護はシステ
ム側のソフトウエアに任されており、ディスク自体には
保護手段がなかった。
【0013】本発明はこのような欠点を解消しするため
になされたものであって、その第1の目的とするところ
は、シークエラーやオーバーシュートによってデータ記
録トラック群の最外周あるいは最内周のそとに磁気ヘッ
ドが飛び出したときでも、すぐ場所を認識する手段を失
ってしまって、通常のサーボがかけられない状態になる
ことの少ない磁気ディスク及び磁気ディスク装置を提供
することである。
【0014】第2の目的とするところは、データ記録ト
ラック群の最外周あるいは最内周にある小トラック群に
アクセスするときでも、特別の再アクセスのシーケンス
を用いなくとも磁気ヘッドを目的のデータ記録トラック
に再位置決めでき、アクセス速度が遅くなるようなこと
のない磁気ディスク及び磁気ディスク装置を提供するこ
とである。
【0015】第3の目的とするところは、ディスク交換
にともなうトラック偏心や、温度、湿度による媒体の伸
縮によって、ディスクの回転と共に大きくトラックがう
ねっても、高トラック密度で大容量の、かつ良好なトラ
ックアクセス性能を実現するのに最適なサーボセクタフ
ォーマット、トラックフォーマットを備えたセクタサー
ボ方式の大容量フレキシブルの磁気ディスク及び磁気デ
ィスク装置を提供することである。
【0016】第4の目的とするところは、特には交換型
のディスクにおいて、データ記録トラックに書き込まれ
たデータの保護をより完全に実現する磁気ディスク及び
磁気ディスク装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに本発明の磁気ディスクは、データ記録面に多数のデ
ータ記録トラック群を形成し、磁気ヘッドの位置決めの
ために同じくそのデータ記録面の所々に離散的にサーボ
セクタを形成した、いわゆるセクタサーボ方式を採用し
、これらのサーボセクタの中にはサーボセクタを検出さ
せるためのサーボマークと、サーボ信号パターンが含ま
れていて、このサーボ信号パターンに含まれる少なくと
もN種類(Nは整数)の磁化反転パターンによって、前
記の複数のデータ記録トラックをN種類に区別できるよ
うにし、繰り返し周期N本からなる小トラック群に細分
割できるようにし、データ記録トラック群の外周側ある
いは内周側のそとには、データ記録トラック群の端の小
トラック群に磁気ヘッドを位置決めするとき、オーバシ
ュートしても、速やかに磁気ヘッドの位置が認識できる
ように、予備サーボセクタを用意し、さらに同じく前記
データ記録トラック群の外周側あるいは内周側のそとに
は、実質的にはデータ領域として用いない複数の予備ト
ラックを用意し、データ記録トラックの端の小トラック
群にアクセスするとき、あやまってさらにその外の予備
トラックに位置決めされても、予備トラックの識別領域
の中のトラック番号をチェックして、速やかに再アクセ
ス実行ができるように構成される。
【0018】また、本発明の磁気ディスク装置は、上述
の磁気ディスクを記録再生する装置であって、上述のサ
ーボセクタの中のサーボマークを検出しサーボセクタを
認識するサーボマーク検出手段と、サーボ信号パターン
に含まれる少なくともN種類の磁化反転パターンのうち
少なくともどれか2種類の波形をホールドするホールド
手段と、このホールド手段から得られる上記磁化反転パ
ターンの波形同志を比較して、磁気ヘッドが小トラック
群の中のどこに位置するかを判定する位置判別手段と、
トラックアクセス時に、選択されたデータ記録トラック
を中心に最大でプラスマイナスN/2トラックピッチの
範囲で位置決め能力をもつ磁気ヘッドの位置決め装置と
、誤って予備トラックに位置決めされたとき、予備トラ
ックの各セクタの識別領域の中のトラック番号を読み出
して照合して、シークエラーを判定し、再アクセスを指
令するコントローラとを含んで構成される。
【0019】さらにまた、本発明の磁気ディスク装置は
、上述の磁気ディスクを記録再生する装置であって、上
述の予備トラックにアクセスするための命令と、この磁
気ディスク自体あるいはそのデータ記録トラックに書き
込まれたデータファイルの保護に関する情報を記録する
セクタを読み出す命令とを備え、この磁気ディスク自体
あるいはそのデータ記録トラックに書き込まれたデータ
ファイルを操作するのに際して、この予備トラックへア
クセスする命令を実行し、さらにファイルの保護に関す
る情報を記録するセクタを読み出す命令を実行し、ディ
スク自体あるいはデータファイルへのアクセスもしくは
データファイルの操作を制限するよう構成される。
【0020】
【作用】本発明は以上に記述したように構成することに
より、まず、シークエラーやオーバーシュートによって
データ記録トラック群の最外周あるいは最内周のそとに
磁気ヘッドが飛び出したときでも、予備サーボセクタ用
意されているので、場所がわからなくなって通常のサー
ボがかけられなくなるというような異常な事態におちい
ることはきわめて少なくなる。
【0021】次に、データ記録トラック群の最外周ある
いは最内周にある小トラック群にアクセスするときでも
、データ記録トラック群のそとに予備トラックが用意さ
れているので、オーバシュートやシークエラーによって
予備トラックに磁気ヘッドがかかったとしても、特別の
再アクセス試行の制御シーケンスを用いなくとも磁気ヘ
ッドを目的のデータ記録トラックに再位置決めでき、格
別にアクセス速度が遅くなるようなことをふせぐことが
できる。
【0022】さらに以上によって、ディスク交換にとも
なうトラック偏心や、温度、湿度によるフレキシブル媒
体の伸縮で、トラックがディスクの回転と共に大きくう
ねりやすいフレキシブル磁気ディスク及びフレキシブル
磁気ディスク装置であってもトラック密度を高くできる
ので、大容量化を実現することが可能で、また同時に良
好なトラックアクセス性能を実現することができる。
【0023】さらにまた、データ領域としては用いない
複数の予備トラックに、ディスク自体またはディスク上
のデータファイルの保護に関する情報を記録するセクタ
を備えれば、特に交換型のディスクの場合には、より完
全なデータの保護が実現できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気ディスク及び
磁気ディスク装置について、図面を参照しながら具体的
に説明する。図1は本発明の一実施例の磁気ディスクの
データ記録面上のフォーマットを説明する図であって、
とくにデータ記録面の所々に配置したサーボセクタ近傍
のフォーマットを説明する図である。1はディスク板で
あって、円板状のアルミニウムあるいはガラス基盤もし
くはポリエチレンテレフタレートのような円板状の樹脂
フィルム媒体の表面に磁性体を着膜したものである。磁
気ヘッドによって書き込まれたフォーマットの磁気パタ
ーンは直接見ることはできないが、図1は見えるものと
して描いている。2はこの磁気ディスク1のデータ記録
面に形成された多数の同心円状のデータ記録トラックで
ある。3はこれらデータ記録トラックからなるデータ記
録トラック群、4は磁気ヘッドを選択されたデータ記録
トラックに位置決めさせるためにデータ領域のなかに所
々に離散的に配置したサーボセクタ、5はデータセクタ
である。サーボセクタ4の中にはサーボセクタを検出さ
せるためのサーボマーク6と、データ記録トラックをN
種類(Nは整数)に区別し、繰り返し周期N本からなる
小トラック群7に細分割するための、少なくともN種類
の磁化反転パターン8、9、10、11からなるサーボ
信号パターンを含む。ただし、ここでNは整数で、この
実施例ではNの数は4である。
【0025】12は、前記のデータ記録トラック群の外
周側あるいは内周側のそとに設けられた予備サーボセク
タであり、データ記録トラック群の端部のトラックに磁
気ヘッドを位置決めしようとする際に、例えばオーバシ
ュートした場合何も無いと磁気ヘッドの位置がわからな
くなるので、データ記録トラック群の外周側あるいは内
周側のそとに設けたものである。これがあれば少々磁気
ヘッドが外にはみ出しても、速やかにその位置が認識で
きる。予備サーボセクタ12は、多ければ多いほど良い
が、トラックの本数にして、少なくとも後述の予備トラ
ックの本数以上にするのが望ましい。この実施例では8
本分用意している。
【0026】13は、さらに同じく、データ記録トラッ
ク群の外周側あるいは内周側のそとに設けられた複数本
の予備トラックであり、データ記録トラックの端部の小
トラック群にアクセスしようとする際、誤ってその外周
側あるいは内周側のそとに位置決めされても、速やかに
シークエラーを検出できるようにするためのものである
。データ記録トラックの外周側あるいは内周側のそとに
、上述の予備サーボセクタを用意しておけば、一応磁気
ヘッドを位置決めしてトラッキングすることは可能であ
る。しかし、データセクタがなければ、正しいトラック
にアクセスできたか照合する手段がない。そこで速やか
にシークエラーを検出して、正しいトラックへ再アクセ
ス実行できるように、実質的にはデータ領域としては用
いない複数本の予備トラック13を設けておく。この本
数はある程度必要であるが、シークエラーは隣接の小ト
ラック群に誤って位置決めされることが殆どであるから
、少なくとも小トラック群のトラックの本数分は用意す
るのが望ましい。この実施例ではN=4本分、つまり1
小トラック群分だけ用意されている。前述の予備サーボ
セクタは、この予備トラックのさらに外側まで配置され
ていることが望ましい。14はデータ記録トラックある
いは予備トラックの各データセクタの先頭の識別領域を
示し、位置決めされたトラックが正しいトラックである
かを照合するためのコード、例えばトラック番号が記録
されている。
【0027】図2は図1に示す本発明の一実施例の磁気
ディスクの小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図で
ある。実際のトラックは円弧状であるがこの図では直線
で描いている。サーボセクタ4にはDCイレーズ(直流
消去)領域15、サーボマーク6、4つの磁化反転パタ
ーン8、9、10、11からなるサーボ信号パターンを
含む。小トラック群7は、4本のデータ記録トラック2
1、22、23、24からなるが、それぞれのデータ記
録トラック21、22、23、24は、サーボ信号パタ
ーンの磁化反転パターン8と9の間、9と10の間、1
0と11の間、11と8の間に存在する。
【0028】図3は図2に示す本発明の一実施例の磁気
ディスクの小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図の
中のAに磁気ヘッドがあったときの再生波形図であって
、16はサーボマークの再生波形、18は磁化反転パタ
ーン8の再生波形、19は磁化反転パターン9の再生波
形である。磁気ヘッドはデータ記録トラック21よりや
や上の方のAの位置にオフトラックしているので、磁化
反転パターン8の再生波形18の振幅の方が、磁化反転
パターン9の再生波形19の振幅より大きい。
【0029】図4は図2に示す本発明の一実施例の磁気
ディスクの小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図の
中のBに磁気ヘッドがあったときの再生波形図であって
、20は磁化反転パターン10の再生波形である。磁気
ヘッドはちょうどデータ記録トラック22のAの位置に
オントラックしているので、磁化反転パターン9の再生
波形19の振幅と、磁化反転パターン10の再生波形2
0の振幅とは等しくなる。換言すれば、磁気ヘッドをデ
ータ記録トラック22に位置決めトラッキングさせるた
めには、サーボ信号パターンの磁化反転パターン9と1
0の再生波形19と20が等しくなるように磁気ヘッド
をコントロールすれば良い。同様に、磁気ヘッドをデー
タ記録トラック21に位置決めトラッキングさせるため
には、サーボ信号パターンの磁化反転パターン8と9の
再生波形18と19の振幅が等しくなるように磁気ヘッ
ドをコントロールすれば良いし、データ記録トラック2
3に位置決めトラッキングさせるためには、サーボ信号
パターンの磁化反転パターン10と11の再生波形の振
幅が等しくなるように磁気ヘッドをコントロールすれば
良いし、データ記録トラック23に位置決めトラッキン
グさせるためには、サーボ信号パターンの磁化反転パタ
ーン11と8の再生波形の振幅が等しくなるように磁気
ヘッドをコントロールすれば良い。
【0030】以上からわかるように、小トラック群にN
本のデータ記録トラックがあれば、これを区別するため
に、少なくともN種類の磁化反転パターンがサーボ信号
パターンの中にあれば良い。但し、磁化反転パターンの
種類、あるいはNは3より大きいことが望ましい。磁化
反転パターンの数がもし2種類しかなかっとしたら、デ
ータ記録トラックの位置はその磁化反転パターンの間に
あるので、両者の区別がつきにくいし、ヘッドの移動す
る方向の判別も難しい。もし磁化反転パターンが最低3
種類あれば、それをPa、Pb、Pcとすれば、例えば
第1トラックをPaとPbの間に、第2トラックをPb
とPcの間に、第3トラックをPcとPaの間に配置す
れば良く、磁気ヘッドの移動の方向も容易に判別できる
。図1、図2に示す本発明の実施例のサーボ信号パター
ンは、4種類の磁気反転パターンを含んでいるが、必ず
しも4種類に限定されることはなく3種類以上であれば
良いことは言うまでもない。
【0031】図5は本発明の一実施例の磁気ディスク装
置のブロック図である。図中31は本発明の磁気ディス
クでこの実施例では簡単化するため一枚としている。3
2は磁気ディスク31を回転させるためのスピンドルモ
ータ、33は磁気ヘッドである。34は磁気ヘッド33
を載せたキャリッジで、これは位置決め装置35によっ
てその位置が制御される。36は位置決め装置35の中
にあって上記の磁気ヘッド33およびキャリッジ34を
移動させる位置決め機構のVCM(ボイスコイルモータ
)である。37は同じく位置決め装置35の中にあって
、上記の磁気ヘッド33およびキャリッジ34の移動を
検出する位置エンコーダで、これに基づいて磁気ヘッド
を移動させトラック間のアクセスを行う。38は位置決
め制御回路であって、上記の位置エンコーダ37や後述
の位置判別回路やコントローラからの信号を得て、上記
VCMに駆動電流を流す。この位置決め制御回路は、マ
イクロプロセサやVCM駆動回路などを含む。
【0032】41は磁気ヘッド33の再生信号を増幅す
る増幅器である。42は再生信号の中からサーボセクタ
を検出するために、サーボセクタの中のサーボマークを
検出するためのサーボマーク検出回路である。サーボマ
ーク検出回路42は同時にサーボ信号パターンの磁化反
転パターンのうち、少なくともどれか2種類の波形をホ
ールドするためのタイミング信号を生成する。43はこ
のタイミング信号によって制御され、サーボ信号パター
ンの磁化反転パターンのうち、少なくともどれか2種類
の波形をホールドするためのホールド回路である。通常
は、磁化反転パターンの波形は特定の周波数のバースト
パターン波形であり、これを全波整流してその波高値を
サンプルホールドする。図2に示した本発明の実施例で
は、磁化反転パターン8、9、10、11のうち、同時
にはどれか2種類しかホールドできない。残りの2つの
ホールド値は零である。44はこのホールド回路43か
ら得られた磁化反転パターンの波形の波高値同士を比較
して、磁気ヘッドが小トラック群の中のどこに位置する
かを判定する位置判別回路である。この位置判別回路か
ら得られたトラックに対するヘッドの相対位置信号は前
記の位置決め制御回路にインプットされる。
【0033】ここで、上記の位置決め装置35は位置エ
ンコーダ37を用いることができればこれによって、磁
気ヘッドを磁気ディスクの端から端まで、位置制御する
ことができるが、これは磁気ディスクに対してではなく
、あくまで位置エンコーダあるいは位置エンコーダ取り
付け部材に対してである。交換型のフレキシブル磁気デ
ィスクの場合は、装着時の偏心や温度、湿度によるディ
スク自体の歪みによって、かなり大きなトラックうねり
を発生する。このような磁気ディスクのトラックに対し
ては、上記の位置決め装置35は選択されたデータ記録
トラックを中心として最大でプラスマイナスN/2トラ
ックピッチの範囲で位置決めする能力を持つ。その理由
は、データ記録トラックはサーボ信号パターンがN種類
のため、Nトラック繰り返しであって、前記の位置判別
回路44から得られるトラックに対するヘッドの相対位
置信号はNトラック繰り返しの信号であるから、相対位
置認識としては最大でNトラックピッチの範囲しかない
ことになる。選択されたデータ記録トラックを中心に考
えれば最大でプラスマイナスN/2トラックピッチとい
うことになる。トラックうねりがプラスマイナスN/2
トラックピッチ以内であれば、トラックアクセス時に、
上記位置エンコーダを用いて磁気ヘッドを移動させ、し
かる後に位置判別回路44から得られるトラックに対す
るヘッド位置信号によって、相対的な位置決め制御をす
ることができる。トラックうねりが大きくなると、誤っ
て隣の小トラック群に位置決めされる確率は高くなる。
【0034】45は記録データの再生チャンネル回路で
あり、フィルタ、パルス弁別器、PLL(フェーズロッ
クドループ)回路、コードデコーダなどからなる公知の
回路である。46はコントローラ回路であり、もっぱら
、磁気ディスクのデータ記録トラックのデータセクタへ
のデータの書き込み、読みだしを管理するが、トラック
アクセスの際に、誤って予備トラックに位置決めされた
とき、予備トラックの各セクタの識別領域の中のトラッ
ク番号を読み出して照合して、シークエラーを判定し、
再アクセスを位置決め制御回路38に指令する役割も果
たす。
【0035】図6は本発明の磁気ディスク及び磁気ディ
スク装置における、磁気ディスク自体乃至そのデータフ
ァイルの保護に関するフローチャートの一実施例である
。特に図6は磁気ディスク自体もしくはその中のデータ
ファイルへのアクセスの制限に関するフローチャートで
あり、図中、61は予備トラックへアクセスするのに先
だってまずデータ記録トラックの最端の小トラック群に
トラックアクセスする命令である。62は、少なくとも
1トラックの刻みで、目標とする予備トラックへ磁気ヘ
ッドを移動させる命令である。このように予備トラック
に2段階でアクセスするのは予備トラックのそとに磁気
ヘッドが飛び出してしまうのを防ぐためである。63は
目標の予備トラック、セクタかを照合するステップであ
り、識別領域を読んでコントローラで照合する。目標ト
ラック、セクタを見つけたら、保護情報を読みだし、ス
テップ65でパスワードと照合する。もし照合されれば
、ステップ66でディスクのアクセスを許可し、あるい
はデータファイルのオープンを許可して終了する。もし
照合の結果、合わなければステップ67でシステムにそ
の旨のメッセージを送って終了する。なおまた、ファイ
ルの複製の防止、すなわちコピープロテクトについても
ここでは詳述しないが、同じように予備トラックを利用
することにより自由にかつ容易にできることは言うまで
もない。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上に記述したような構成によ
り以下に示すような効果を得ることができる。まず、シ
ークエラーやオーバーシュートによってデータ記録トラ
ック群の最外周あるいは最内周のそとに磁気ヘッドが飛
び出したときでも、予備サーボセクタ用意されているの
で、場所がわからなくなるようなことは非常に少なくな
る。したがって、通常のトラッキングサーボがかけられ
なくなるというような異常な事態におちいることはきわ
めて少なくなるという優れた効果がある。
【0037】次に、データ記録トラック群の最外周ある
いは最内周にある小トラック群にアクセスするときでも
、データ記録トラック群のそとに予備トラックが用意さ
れているので、オーバシュートやシークエラーによって
予備トラックに磁気ヘッドがかかったとしても、特別の
再アクセス試行の制御シーケンスを用いなくとも磁気ヘ
ッドを目的のデータ記録トラックに再位置決めでき、最
外周の小トラック群にアクセスするときでも、格別にア
クセス速度が遅くなるようなことがなくなるという効果
がある。
【0038】さらに以上によって、ディスク交換にとも
なうトラック偏心や、温度、湿度によるフレキシブル媒
体の伸縮で、トラックがディスクの回転と共に大きくう
ねりやすいフレキシブル磁気ディスク及びフレキシブル
磁気ディスク装置であってもトラック密度を高くできる
ので、大容量化を実現することが可能で、また同時に、
良好なトラックアクセス性能を実現することができると
いう効果がある。
【0039】さらにまた、データ領域としては用いない
複数の予備トラックに、ディスク自体またはディスク上
のデータファイルの保護に関する情報を記録するセクタ
を備えれば、特に交換型のディスクの場合には、より完
全なデータの保護が実現できるという効果が期待できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスクのデータ記録
面上のフォーマットの説明図。
【図2】図1に示す本発明の一実施例の磁気ディスクの
小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図。
【図3】図2に示す本発明の一実施例の磁気ディスクの
小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図の中のAに磁
気ヘッドがあるときの再生波形図。
【図4】図2に示す本発明の一実施例の磁気ディスクの
小トラック群のサーボセクタ近傍の拡大図の中のBに磁
気ヘッドがあるときの再生波形図。
【図5】本発明の一実施例の磁気ディスク装置のブロッ
ク図。
【図6】本発明の磁気ディスク及び磁気ディスク装置の
、一実施例における磁気ディスク自体乃至そのデータフ
ァイルの保護に関するフローチャート。
【符号の説明】
1    ディスク板            2  
  データ記録トラック 3    データ記録トラック群 4    サーボセクタ 5    データセクタ 6    サーボマーク 7    小トラック群 8、9、10、11  サーボ信号パターン12  予
備サーボセクタ 13  予備トラック 14  識別領域 31  磁気ディスク 32  スピンドルモータ 33  磁気ヘッド 35  位置決め装置 36  位置決め機構のVCM 37  位置エンコーダ 38  位置決め制御回路 42  サーボマーク検出回路 43  ホールド回路 44  位置判別回路 46  コントローラ回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データ記録面に形成した多数のデータ
    記録トラック群と、磁気ヘッドの位置決めのために同じ
    くそのデータ記録面の所々に離散的に設けられたサーボ
    セクタとを含むセクタサーボ方式の磁気ディスクであっ
    て、これらサーボセクタには、サーボセクタを検出させ
    るためのサーボマークと、前記複数のデータ記録トラッ
    クをN種類(Nは整数)に種別化し、繰り返し周期N本
    からなる小トラック群に細分割するための、少なくとも
    N種類の磁化反転パターンを含むサーボ信号パターンを
    具備し、前記データ記録トラック群の外周側あるいは内
    周側のそとには、データ記録トラック群の端の小トラッ
    ク群に前記磁気ヘッドを位置決めする際、オーバシュー
    トしても速やかに磁気ヘッドの位置が認識できるような
    、予備サーボセクタを具備し、さらに同じく前記データ
    記録トラック群の外周側あるいは内周側のそとには、デ
    ータ記録トラックの端の小トラック群にアクセスする際
    、誤ってその外周側あるいは内周側のそとに位置決めさ
    れても、速やかにシークエラーを検出して再アクセス実
    行できるような、実質的にはデータ領域として用いない
    複数の予備トラックを具備することを特徴とする磁気デ
    ィスク。
  2. 【請求項2】  予備トラックは、データ記録トラック
    群の外周側あるいは内周側のそとに、N本具備し、予備
    サーボセクタは、前記データ記録トラック群の外周側あ
    るいは内周側のそとに、トラックの本数でN本以上具備
    することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  3. 【請求項3】  予備トラックは、データ記録トラック
    群の外周側及び内周側の両方にそれぞれN本だけ具備し
    、予備サーボセクタは、前記データ記録トラック群の外
    周側及び内周側の両方にそれぞれN本よりも多く具備し
    、かつ整数Nは3以上であることを特徴とする請求項1
    記載の磁気ディスク。
  4. 【請求項4】  複数の予備トラックには、磁気ディス
    クあるいはそのデータ記録トラックに書き込まれたデー
    タファイルの保護に関する情報を記録する少なくとも1
    つのセクタを具備することを特徴とする請求項1記載の
    磁気ディスク。
  5. 【請求項5】  請求項1の磁気ディスクを記録再生す
    る磁気ディスク装置であって、サーボマークを検出しサ
    ーボセクタを認識するサーボマーク検出手段と、サーボ
    信号パターンに含まれる少なくともN種類の磁化反転パ
    ターンのうち少なくともどれか2種類の波形をホールド
    するホールド手段と、このホールド手段から得られる上
    記磁化反転パターンの波形同志を比較して、磁気ヘッド
    が小トラック群の中のどこに位置するかを判定する位置
    判別手段と、トラックアクセス時に、選択されたデータ
    記録トラックを中心に最大でプラスマイナスN/2トラ
    ックピッチの範囲で位置決め能力をもつ磁気ヘッドの位
    置決め装置と、誤って予備トラックに位置決めされたと
    き、予備トラックの各セクタの識別領域の中のトラック
    番号を読み出して照合して、シークエラーを判定し、再
    アクセスを指令するコントローラとを具備することを特
    徴とする磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】  請求項4の磁気ディスクを記録再生す
    る磁気ディスク装置であって、予備トラックにアクセス
    するための命令を具備し、この磁気ディスク自体あるい
    はそのデータ記録トラックに書き込まれたデータファイ
    ルを操作するのに際して、上記予備トラックアクセス命
    令を実行し、この磁気ディスク自体あるいはそのデータ
    記録トラックに書き込まれたデータファイルの保護に関
    する情報を記録するセクタを読み出す命令を具備し、上
    記磁気ディスク自体あるいはそのデータファイルへのア
    クセスもしくはデータファイルの操作に制約をあたえる
    構成を具備することを特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】  予備トラックにアクセスするための命
    令は、データ記録トラック群の最端の小トラック群に磁
    気ヘッドをアクセスさせる命令と、この磁気ヘッドをす
    くなくとも1トラックずつ移動させる命令を含んで構成
    されることを特徴とする請求項6記載の磁気ディスク装
    置。
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