JPH0424124B2 - - Google Patents

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JPH0424124B2
JPH0424124B2 JP13782586A JP13782586A JPH0424124B2 JP H0424124 B2 JPH0424124 B2 JP H0424124B2 JP 13782586 A JP13782586 A JP 13782586A JP 13782586 A JP13782586 A JP 13782586A JP H0424124 B2 JPH0424124 B2 JP H0424124B2
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JP
Japan
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swift
horizontal
wheel
shaft
front wheel
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JP13782586A
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English (en)
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JPS62292222A (ja
Inventor
Satoshi Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUBISHI KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
MATSUBISHI KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は線材の伸縮加工、引抜き加工を行なう
際、伸縮加工装置、引抜き加工装置に線材を供給
する線材のサプライスタンドに関するものであ
る。
〔従来技術〕
コイル状に巻取られた線材、例えば鋼棒(バー
インコイル)引抜加工して種々の磨き伸鋼等を生
産する場合に、引抜き装置に線材を供給するため
の供給装置として種々のサプライスタンドが用い
れている。その一例として特開昭5−28564号公
報に開示された「線材のサプライスタンド」があ
る。
上記線材のサプライスタンドは、基盤上に水平
面から約45゜傾斜して装着され、且つ駆動機構に
より回転された支軸と、該支軸にアームを介して
装着された2基のスイフトを具備しており、該22
基のスイフトの内一方のスイフトが垂直のとき他
方のスイフトが水平となるように配置して構成さ
れ、一方の垂直なスイフトに装填されたコイルを
巻き戻して伸線加工装置に供給しながら、他方の
水平なスイフトはコイルハンガー等から予備コイ
ルの供給をうけ、前記垂直なスイフトのコイルの
伸縮加工が終了すれば、支軸を回転させてそれま
で水平及び垂直であつた2基のスイフトをそれぞ
れ水平及び垂直に交替させ、垂直になつたスイフ
トに装填されている新しいコイルを伸縮線加工装
置に該コイルがなくなるまで供給するようにした
ものであつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の線材のサプライスタン
ドは、2基のスイフトの姿勢を交互に変えながら
使用できる利点はあるものの、垂直姿勢にあるス
イフトが下方からアームによつて支持され、該ア
ームが水平面に対して45゜の傾斜角をもつて配置
された支軸に取付けられ、更に支軸が基盤上に組
付けられた駆動機構によつて駆動される構造とな
つているため、基盤下面から垂直及び水平姿勢の
スイフトまでの高さが高くなり、引抜き装置の線
材取込高さに合わせてスイフトを設定しようとす
れば基盤下面は通常床面より低い位置に設置しな
ければならないという欠点を有していた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、基
盤上に配置したスイフトを傾斜動してスイフト軸
を垂直及び水平のいずれの姿勢に保持できると共
に、垂直姿勢におけるスイフトの基盤から高さを
極度に低く抑えることができる線材のサプライス
タンドを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明のサプライス
タンドは、枠体の前端及び後端の両側に前輪及び
後輪を設けると共に後端の中央部分に上方に向け
て立設されたススイフトを設けた構造傾動体と、
前記前輪と係合して該前輪を水平方向に走行させ
る水平軌条と、前記後輪と係合し該後輪を後上り
走行させる後上り軌条と、前記傾動体を前記水平
軌条及び後上り軌条に沿つて前後に駆動させる駆
動手段とで構成した。
〔作用〕
上記の如く構成することにより、駆動手段によ
り傾動体を後方に移動させると、前輪は水平軌条
に沿つて水平後方にに移動するが、後輪は、後上
り軌条にそつて上昇後方に移動する。このため傾
動体は後方移動が進むにつれて後方上りに傾動す
るからスイフトは次第に傾斜し水平姿勢となる。
この状態でスイフトにコイルを装填し、上記と反
対に傾動体を移動させることによりスイフトは再
び垂直姿勢となる。この時後輪が後方に進むに伴
い高い位置をしめ、前方に進むに伴い低い位置を
しめるから、スイフトの高さは水平と垂直で殆ど
変化しないので、線材のサプライスタンドを通常
の床面に設置できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図は本発明に係る線材のサプラ
イスタンドの構造を示す図で、第1図は側断面
図、第2図は平面図である。
図において、1は基盤であり、該基盤1は前後
部に配置された横部材2a,2bと両側部に配置
された縦部材3a,3bから構成された矩形状の
枠体である。縦部材3a,3bは共に断面コ字状
の鋼材からなり、前記基盤1の両側部に配置する
に際しては縦部材3a,3bのそれぞれの断面コ
字状の開放側が内側に向かつて対向するように組
付けられる。縦部材3a,3bは更に後に説明す
るように軌条としての機能も有しており、前記コ
字型断面の下部フランジ上面及び上部フランジ下
面は後述のように前輪が接して走行することがで
きる。
基盤1の前部には鎖車従動軸5が配置され、該
鎖車従動軸5の両側にはそれぞれ従動鎖車6a,
6bが固着されている。鎖車従動軸5のの両端は
前記基盤1の縦部材3a,3bに設けた軸受7
a,7bにより支持されている。
基盤1の後部には鎖車駆動軸8が配置され、該
鎖車駆動軸8の両側には、それぞれ歯数の等しい
駆動鎖車9a,9bが固着されている。鎖車駆動
軸8の両端は前記基盤1の縦部材3a,3bに設
けられた軸受10a,10bにより軸支されてい
る。
11は前記鎖車駆動軸8に固着された従動歯車
であり、該従動歯車11は減速機12の出力軸に
固着された駆動歯車13と噛合する。減速機12
の入力軸は正逆転可能なモーター14に直結され
ている。なお、前記減速機12やモーター14は
基盤1上に組付けられる。
15a,15bはそれぞれ四半円弧状に湾曲形
成された後に詳述する後上り軌条であり、断面コ
字状の鋼材でできている。該後上り軌条15a,
15bは、前記縦部材3a,3bのそれぞれの上
部にコ字断面の開放側を内側に向けて対向配置さ
せている。この場合、後上り軌条15a,15b
は前方に位置する部分が最も低く、後方に進むに
従い次第に高くなるような姿勢で配置されてい
る。後上り軌条15a,15bの上端はコ字断面
の溝を蓋16a,16bで塞いでいる。なお、1
7a,17bは前記後上り軌条15a,15bを
支持する支持部材である。
18は前記基盤1内に配置された傾動枠体であ
り、該傾動枠体18は両側に配置された2個の縦
部材19a,19bと、該縦部材19a,19b
と直交する横部材20a,20bとから構成され
た矩形状の枠体である。傾動枠体18の前端には
前輪軸21が配置され、該前輪軸21の両端には
それぞれ前輪22a,22bが遊嵌されている。
該前輪22a,22bはそれぞれ前記縦部材3
a,3bのコ字型断面の溝内に配置され、該前輪
22a,22bの外径はそれぞれ縦部材3a,3
bのコ字断面の溝幅より若干小さく形成されてお
り、前輪22a,22bが縦部材3a,3bのコ
字断面の上部及び下部の間を走行できるようにな
つている。23は前記前輪軸21を傾動枠体18
に固着するための前輪支持部材である。
傾動枠体18の後部上方には該傾動枠体18の
後輪軸24が配置され、該後輪軸24の両端には
それぞれ後輪25a,25bが遊嵌されている。
該後輪25a,25bはそれぞれ前記後上り軌条
15a,15bの最も低いい位置において断面コ
字状の溝内に配置されている。後輪25a,25
bの外径は該断面コ字状の溝の幅より若干小さく
形成されており、後輪25a,25bは後上り軌
条15a,15bの該断面コ字状の溝の両溝面の
いずれかに接し四半円弧状の軌跡を描いて走行で
きるようになつている。なお、26は後輪軸24
を傾動枠体18に固着するための後輪支持部材で
ある。
上記のように傾動枠体18は、前輪22a,2
2b及び後輪25a,25bによつて縦方向に走
行可能に構成され、該傾動枠体18は基盤1の枠
内にあつて、その高さは基盤1と略等しく形成さ
れている。
27a,27bははそれぞれ前記モーター14
の駆動力によつて前輪軸21を前後方向に移動さ
せるための鎖であり、鎖27aは駆動鎖車9aと
従動鎖車6a間にループ状に掛け渡されるが該ル
ープ状の鎖27aの一部に前輪軸21が連結され
ている。28a,28bは前輪軸21と鎖27a
を連結するための連結金具であり、該金具28
a,28bはそれぞれ前輪軸21の前方、後方に
固着される。鎖27bも同様に駆動鎖車9bと従
動鎖車6b間にループ状に掛け渡され、連結金具
28c,28dによりループ状の鎖27bの一部
に前輪軸21が連結される。
傾動枠体18の後端中央部には、スイフト取付
部材27を介してスイフト軸28が上方に向け前
記傾動枠体18の枠面に対して垂直に取付られ
る。該スイフト軸28には、該スイフト軸28を
回転軸として回転可能なスイフト29が装着され
る。
スイフト29は、下部フランジ30、上部フラ
ンジ31、外筒32、ローラー33等から構成さ
れる。下部フランジ30は円板状をなし中央部に
円孔を有し、該円孔には前記スイフト軸28の下
方に組付けられたスラスト軸受34の外輪が挿嵌
される。円板状の上部フランジ31の中心部は軸
受35を介してスイフト軸28の上端に取付けら
れる。外筒32の上端、下端はそれぞれ上部フラ
ンジ31の下面及び下部フラジ30の上面に組付
けられる。複数個のローラー33の上端は軸受3
6を介して上部フランジ31に取付られ、下端は
スラスト軸受37を介して下部フランジ30に取
付けられる。この場合、複数個のローラー33は
スイフト軸28を軸とする円錐面に沿うよう傾斜
させ、周方向に等ピツチで取付けられる。38は
上部フランジ31の上面を覆うように下部フラン
ジ30に取付けされた格子状のプロテクターであ
り、39は前記上部フランジ31を切除して設け
た切欠部である。
以上のように構成されるスイフト29はスイフ
ト軸28として一体的に回転可能である。
次に、上記したように垂直姿勢で保持されたス
イフト29を水平姿勢に傾動するには、モーター
14を起動し、減速機12、駆動歯車13及び従
動歯車11を介して歯数の等しい駆動鎖車9a,
9bを矢印A方向に回転し、鎖27a,27bを
介して傾動枠体18に固着された前輪軸21を後
方に移動させる。この移動に伴い前輪22a,2
2bは縦部材3a,3bを軌条として真直ぐに後
方に移動するが、傾動枠体18の後輪25a,2
5bが後上り軌条15a,15bに沿つて上方へ
移動するため、傾動枠体18は後方上りの傾斜を
し、最終的にはスイフト29の姿勢が水平となる
まで傾動する。傾動後は図示しない制動装置で制
動する。一点鎖線で示した22c,25c,29
a,30aはそれれぞれ前記スイフト29が傾動
を終えて水平姿勢を保つたときの前輪22b、後
輪25b、スイフト29の下部フランジ30の位
置を示したものである。なお、上記水平姿勢を保
つたスイフト29を垂直姿勢に戻すにはモーター
14を反転させて鎖27a,27bを介して前輪
軸21を前方に移動させることにより行なう。
なお、上記実施例では後上り軌条15a,15
bはそれぞれ四半円弧状に湾曲形成された後上り
軌条としたが、該後上り軌条15a,15bは後
上り軌条であれば、四半円弧状の湾曲形状に限定
されるものではない。
伸線サプライスタンドは上記のように、スイフ
ト29を傾動してその姿勢を垂直、水平のいずれ
にも保持できるため、コイルハンガー等からコイ
ル装填時にはスイフト29を水平に保持して、供
給作業を行ない、引抜き装置への線材送給時には
スイフト29を垂直に保持して送給するから、ス
イフト29へのコイル装填が容易で、しかも引抜
き装置への線材送給が確実にできる。なお、スイ
フト29を水平に保つてコイイルハンガー等から
コイルの装填をする場合、上部フランジ31の切
欠部39を上方に配置しておくのが望ましい。こ
れによりコイル供給後、ワイヤーロープ等の吊具
を引き抜くのが容易になる。
また、前記実施例において、スイフト29が水
平、垂直姿勢にあるときにそれ以上前輪軸21が
不具合な方向へ走行しないように適正位置にスト
ツパーを設けて置けば、前記制動装置は必ずしも
必要なものではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る線材のサプラ
イスタンドは、駆動手段により傾動体を後方に移
動させると、前輪は水平軌条に沿つて水平後方に
移動するが、後輪は後上り軌条にそつて上昇後方
に移動し、傾動体は後方移動が進むにつれて後方
上りに傾動するからスイフトは次第に傾斜し水平
姿勢となり、反対方向に傾動体を前方に移動させ
ることによりスイフトは再び垂直姿勢となるよう
に構成されているので、傾動体の後輪が後方に進
無に伴いに高い位置をしめ、前方に進無に伴い低
い位置をしめるからスイフトの高さは水平姿勢と
垂直姿勢で殆んど変化せず線材のサプライスタン
ドを通常の床面に設置できるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る線材のサプラ
イスタンドの構造を示す図で、第1図は側断面
図、第2図は平面図である。 図中、1……基盤、3a,3b……縦部材、6
a,6b……従動鎖車、9a,9bb……駆動鎖
車、14……モーター、15a,15b……後上
り軌条、18……傾動枠体、22a,22b……
前輪、25a,25b……後輪、27a,27b
……鎖、28……スイフト軸、30……下部フラ
ンジ、31……上部フランジ、33……ローラ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 枠体の前端及び後端の両側に前輪及び後輪を
    設けると共に後端の中央部分に上方に向けて立設
    されたスイフトを設けた構造傾動体と、前記前輪
    と係合して該前輪を水平方向に走行させる水平軌
    条と、前記後輪と係合し該後輪を後上り走行させ
    る後上り軌条と、前記傾動体を前記水平軌条及び
    後上り軌条に沿つて前後に駆動させる駆動手段と
    を具備することを特徴とする線材のサプライスタ
    ンド。
JP13782586A 1986-06-13 1986-06-13 線材のサプライスタンド Granted JPS62292222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13782586A JPS62292222A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 線材のサプライスタンド

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JP13782586A JPS62292222A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 線材のサプライスタンド

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Publication Number Publication Date
JPS62292222A JPS62292222A (ja) 1987-12-18
JPH0424124B2 true JPH0424124B2 (ja) 1992-04-24

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JP13782586A Granted JPS62292222A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 線材のサプライスタンド

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