JPH04237770A - 外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置 - Google Patents
外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置Info
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- JPH04237770A JPH04237770A JP2278091A JP2278091A JPH04237770A JP H04237770 A JPH04237770 A JP H04237770A JP 2278091 A JP2278091 A JP 2278091A JP 2278091 A JP2278091 A JP 2278091A JP H04237770 A JPH04237770 A JP H04237770A
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- JP
- Japan
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- exterior wall
- wall material
- wire
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- lifting
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- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 238000009435 building construction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建築物の外壁材（
ＰＣ板）施工時において、外壁材を略々水平状態で吊り
揚げてから、略々垂直状態に姿勢変換する外壁材の吊り
揚げ方法と、それに用いる姿勢変換装置に関する。
ＰＣ板）施工時において、外壁材を略々水平状態で吊り
揚げてから、略々垂直状態に姿勢変換する外壁材の吊り
揚げ方法と、それに用いる姿勢変換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】高層建築物において、外壁材であるＰＣ
板を施工する際、従来は、図５（ａ）及び（ｂ）に示す
ように、トラックに平積みされたＰＣ板１を平吊りして
一旦仮置きし、縦吊り用の吊り環３５にワイヤＷを付け
直しから、ＰＣ板１を揚重機により吊り揚げていた。
板を施工する際、従来は、図５（ａ）及び（ｂ）に示す
ように、トラックに平積みされたＰＣ板１を平吊りして
一旦仮置きし、縦吊り用の吊り環３５にワイヤＷを付け
直しから、ＰＣ板１を揚重機により吊り揚げていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、玉
掛けし直したり、仮置場を必要とし、ＰＣ板の吊り揚げ
に時間がかかるものとなっており、また、ＰＣ板の吊り
揚げ姿勢が略々垂直状態のままなので、吊り揚げ時、風
による影響の問題も有していた。
掛けし直したり、仮置場を必要とし、ＰＣ板の吊り揚げ
に時間がかかるものとなっており、また、ＰＣ板の吊り
揚げ姿勢が略々垂直状態のままなので、吊り揚げ時、風
による影響の問題も有していた。
【０００４】本発明は、前記事情に鑑み案出されたもの
であって、本発明の目的はトラックに平積みされた外壁
材をそのまま略々水平状態で吊り揚げられ、玉掛けのし
直しや仮置場を不要とするとともに、風による影響も回
避して安全性が図れ、所定高さの取り付け位置で外壁材
の姿勢を略々垂直状態に変換して、作業の省力化、時間
の短縮化が図れるようにした外壁材の吊り揚げ方法と、
その姿勢変換装置を提供するにある。
であって、本発明の目的はトラックに平積みされた外壁
材をそのまま略々水平状態で吊り揚げられ、玉掛けのし
直しや仮置場を不要とするとともに、風による影響も回
避して安全性が図れ、所定高さの取り付け位置で外壁材
の姿勢を略々垂直状態に変換して、作業の省力化、時間
の短縮化が図れるようにした外壁材の吊り揚げ方法と、
その姿勢変換装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る方法は、外壁材の両端部に連結されたワイ
ヤを揚重機のフック側に連結し、フック側においてこの
ワイヤを移動させ外壁材を略々水平状態に支持して所定
高さの取り付け位置まで吊り揚げ、その後、フック側に
おいて前記ワイヤを移動させ外壁材の吊り揚げ姿勢を略
々垂直状態に変換することを特徴とする。
本発明に係る方法は、外壁材の両端部に連結されたワイ
ヤを揚重機のフック側に連結し、フック側においてこの
ワイヤを移動させ外壁材を略々水平状態に支持して所定
高さの取り付け位置まで吊り揚げ、その後、フック側に
おいて前記ワイヤを移動させ外壁材の吊り揚げ姿勢を略
々垂直状態に変換することを特徴とする。
【０００６】また、本発明に係る装置は、外壁材の両端
部を吊り環を介して保持するワイヤと、このワイヤを掛
装するプーリと、このプーリを回転駆動する駆動装置と
を備えることを特徴とする。
部を吊り環を介して保持するワイヤと、このワイヤを掛
装するプーリと、このプーリを回転駆動する駆動装置と
を備えることを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従
って説明する。図１は本発明に係る姿勢変換装置による
外壁材（ＰＣ板）の略々水平吊り揚げ状態の斜視図、図
２は姿勢変換装置の内部機構の斜視図を示す。
って説明する。図１は本発明に係る姿勢変換装置による
外壁材（ＰＣ板）の略々水平吊り揚げ状態の斜視図、図
２は姿勢変換装置の内部機構の斜視図を示す。
【０００８】１は外壁材をなすＰＣ板、５は揚重機のフ
ック、１０は姿勢変換装置であり、姿勢変換装置１０は
、そのボックス１１の上面四隅部をワイヤ１３を介して
前記フック５に吊り下げ支持されている。
ック、１０は姿勢変換装置であり、姿勢変換装置１０は
、そのボックス１１の上面四隅部をワイヤ１３を介して
前記フック５に吊り下げ支持されている。
【０００９】そして、ボックス１１内には駆動装置１５
が組み込まれており、１７は回転軸、１９はプーリ、２
１はピニオン、２３はラック、２５はスプリング、２７
は形状記憶合金、２９はヒータ、３１はバッテリである
。即ち、回転軸１７には、両端部にプーリ１９，１９が
一体に設けられるとともに、中央部にピニオン２１が一
体に設けられている。
が組み込まれており、１７は回転軸、１９はプーリ、２
１はピニオン、２３はラック、２５はスプリング、２７
は形状記憶合金、２９はヒータ、３１はバッテリである
。即ち、回転軸１７には、両端部にプーリ１９，１９が
一体に設けられるとともに、中央部にピニオン２１が一
体に設けられている。
【００１０】ピニオン２１には、上下一対のラック２３
，２３が噛み合って配設され、図示例では、上方ラック
２３の左端部と下方ラック２３の右端部とに引張コイル
スプリング２５，２５が夫々接続されるとともに、上方
ラック２３の右端部と下方ラック２３の左端部とに形状
記憶合金２７，２７が夫々接続されている。
，２３が噛み合って配設され、図示例では、上方ラック
２３の左端部と下方ラック２３の右端部とに引張コイル
スプリング２５，２５が夫々接続されるとともに、上方
ラック２３の右端部と下方ラック２３の左端部とに形状
記憶合金２７，２７が夫々接続されている。
【００１１】この形状記憶合金２７は、所定温度未満で
は、図２及び図３（ａ）に示す如く一直線状態を維持し
、所定温度以上においては、図３（ｂ）に示す如く引張
コイルスプリング形状に変形して、ラック２３を前記ス
プリング２５の付勢に抗し引っ張って水平移動させるも
のである。
は、図２及び図３（ａ）に示す如く一直線状態を維持し
、所定温度以上においては、図３（ｂ）に示す如く引張
コイルスプリング形状に変形して、ラック２３を前記ス
プリング２５の付勢に抗し引っ張って水平移動させるも
のである。
【００１２】更に、前記形状記憶合金２７はヒータ２９
により囲まれており、ヒータ２９はバッテリ３１に接続
されている。このバッテリ３１は、図示せぬリモコンス
イッチの遠隔操作により無線信号でＯＮ／ＯＦＦ動作が
行なわれる。そして、前記プーリ１９にはワイヤ３３が
掛装され、ワイヤ３３は、その一端がＰＣ板１の一端部
の吊り環３５に連結され、その他端がＰＣ板１の他端寄
りの平坦面箇所の吊り環３７に連結されている。
により囲まれており、ヒータ２９はバッテリ３１に接続
されている。このバッテリ３１は、図示せぬリモコンス
イッチの遠隔操作により無線信号でＯＮ／ＯＦＦ動作が
行なわれる。そして、前記プーリ１９にはワイヤ３３が
掛装され、ワイヤ３３は、その一端がＰＣ板１の一端部
の吊り環３５に連結され、その他端がＰＣ板１の他端寄
りの平坦面箇所の吊り環３７に連結されている。
【００１３】以上の構成からなる姿勢変換装置１０を高
層建築物施工現場において、図示せぬ揚重機のフック５
にワイヤ１３を介して吊り下げた状態で、以下の如く作
業を行なう。
層建築物施工現場において、図示せぬ揚重機のフック５
にワイヤ１３を介して吊り下げた状態で、以下の如く作
業を行なう。
【００１４】先ず、図示せぬトラックに平積みされたＰ
Ｃ板１を図２及び図４（ａ）に示す通り、その両端部の
吊り環３５，３７を夫々介し一対のワイヤ３３，３３に
より略々水平状態のまま吊り揚げる。
Ｃ板１を図２及び図４（ａ）に示す通り、その両端部の
吊り環３５，３７を夫々介し一対のワイヤ３３，３３に
より略々水平状態のまま吊り揚げる。
【００１５】そして、この略々水平状態の姿勢を保持し
たままＰＣ板１を所定高さの取り付け位置まで吊り揚げ
てから、図４（ｂ）に示す通り、姿勢変換装置１０の作
動によりＰＣ板１の姿勢を略々垂直状態に変換する。
たままＰＣ板１を所定高さの取り付け位置まで吊り揚げ
てから、図４（ｂ）に示す通り、姿勢変換装置１０の作
動によりＰＣ板１の姿勢を略々垂直状態に変換する。
【００１６】即ち、遠隔操作によりバッテリ３１をＯＮ
にして、両形状記憶合金２７，２７を各ヒータ２９，２
９により加熱することで、両形状記憶合金２７，２７が
、図３（ｂ）に示す通り、引張コイルスプリング形状に
変形して、両ラック２３，２３を各スプリング２５，２
５の付勢に抗し互いに反対方向に引っ張って水平移動さ
せ、これにより両プーリ１９，１９を回転して、各ワイ
ヤ３３，３３を介して図４（ｂ）の如くＰＣ板１の姿勢
を略々垂直状態に変換する。そして、ＰＣ板１を建築物
に取り付け固定する。
にして、両形状記憶合金２７，２７を各ヒータ２９，２
９により加熱することで、両形状記憶合金２７，２７が
、図３（ｂ）に示す通り、引張コイルスプリング形状に
変形して、両ラック２３，２３を各スプリング２５，２
５の付勢に抗し互いに反対方向に引っ張って水平移動さ
せ、これにより両プーリ１９，１９を回転して、各ワイ
ヤ３３，３３を介して図４（ｂ）の如くＰＣ板１の姿勢
を略々垂直状態に変換する。そして、ＰＣ板１を建築物
に取り付け固定する。
【００１７】以上の通り、トラックに平積みされた状態
のままＰＣ板１を吊り揚げて作業が行なえるので、従来
の如き玉掛けのし直しや仮置場が不要となり、しかも、
ＰＣ板１の略々水平状態での吊り揚げ作業が行なえるの
で、風による影響を回避して安全な作業が行なえ、以上
により作業の省力化、時間の短縮化を達成できる。
のままＰＣ板１を吊り揚げて作業が行なえるので、従来
の如き玉掛けのし直しや仮置場が不要となり、しかも、
ＰＣ板１の略々水平状態での吊り揚げ作業が行なえるの
で、風による影響を回避して安全な作業が行なえ、以上
により作業の省力化、時間の短縮化を達成できる。
【００１８】尚、姿勢変換装置の具体的な細部構成につ
いては、実施例の他に適宜変更可能であることは勿論で
ある。
いては、実施例の他に適宜変更可能であることは勿論で
ある。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明に係る外壁材の吊り
揚げ方法及び吊り揚げ姿勢変換装置によれば、揚重機に
より外壁材を略々水平状態のまま吊り揚げてから、外壁
材の姿勢を略々垂直状態に自動変換することができるた
め、従来の如き玉掛けのし直しや仮置場が不要になると
ともに、風による影響を回避することができ、従って吊
り揚げ作業の省力化、安全化を達成することができると
ともに、作業時間の短縮化を達成することができる。
揚げ方法及び吊り揚げ姿勢変換装置によれば、揚重機に
より外壁材を略々水平状態のまま吊り揚げてから、外壁
材の姿勢を略々垂直状態に自動変換することができるた
め、従来の如き玉掛けのし直しや仮置場が不要になると
ともに、風による影響を回避することができ、従って吊
り揚げ作業の省力化、安全化を達成することができると
ともに、作業時間の短縮化を達成することができる。
【図１】本発明に係る姿勢変換装置による外壁材の略々
水平吊り揚げ状態を示す斜視図である。
水平吊り揚げ状態を示す斜視図である。
【図２】姿勢変換装置の内部機構を示す斜視図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）はその駆動装置の動作を説明
する各正面図である。
する各正面図である。
【図４】（ａ）及び（ｂ）はその駆動装置の動作を説明
する各正面図である。
する各正面図である。
【図５】（ａ）及び（ｂ）は本発明に係る吊り揚げ方法
を説明する斜視図と側面図である。
を説明する斜視図と側面図である。
１ 外壁材（ＰＣ板）
５ 揚重機のフック
１０ 姿勢変換装置
１５ 駆動装置
１７ 回転軸
１９ プーリ
２１ ピニオン
２３ ラック
２５ スプリング
２７ 形状記憶合金
２９ ヒータ
３１ バッテリ
３３ ワイヤ
３５ 吊り環
３７ 吊り環
Claims (3)
- 【請求項１】 外壁材の両端部に連結されたワイヤを
揚重機のフック側に連結し、フック側においてこのワイ
ヤを移動させ外壁材を略々水平状態に支持して所定高さ
の取り付け位置まで吊り揚げ、その後、フック側におい
て前記ワイヤを移動させ外壁材の吊り揚げ姿勢を略々垂
直状態に変換すること、を特徴とする外壁材の吊り揚げ
方法。 - 【請求項２】 外壁材の両端部を吊り環を介して保持
するワイヤと、このワイヤを掛装するプーリと、このプ
ーリを回転駆動する駆動装置とを備えることを特徴とす
る外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置。 - 【請求項３】 前記駆動装置は、前記プーリと同軸に
設けたピニオンと、このピニオンに噛み合うラックと、
このラックに接続した形状記憶合金と、この形状記憶合
金を加熱するヒータとから構成されることを特徴とする
請求項２記載の吊り揚げ姿勢変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022780A JPH0823219B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3022780A JPH0823219B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04237770A true JPH04237770A (ja) | 1992-08-26 |
| JPH0823219B2 JPH0823219B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12092187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3022780A Expired - Lifetime JPH0823219B2 (ja) | 1991-01-22 | 1991-01-22 | 外壁材の吊り揚げ姿勢変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823219B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2439133A (en) * | 2006-06-13 | 2007-12-19 | William Robert Graham | Lifting and rotating mechanism |
| CN103213900A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-07-24 | 上海魔立方新型房屋有限公司 | 可自动平衡吊挂点载荷之活动式吊载具 |
| CN110950228A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-03 | 无锡住信建筑构件有限公司 | 一种预制楼梯吊具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02176075A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-09 | Taisei Corp | 建築版の吊込工法及びその装置 |
-
1991
- 1991-01-22 JP JP3022780A patent/JPH0823219B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02176075A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-09 | Taisei Corp | 建築版の吊込工法及びその装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2439133A (en) * | 2006-06-13 | 2007-12-19 | William Robert Graham | Lifting and rotating mechanism |
| CN103213900A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-07-24 | 上海魔立方新型房屋有限公司 | 可自动平衡吊挂点载荷之活动式吊载具 |
| CN110950228A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-03 | 无锡住信建筑构件有限公司 | 一种预制楼梯吊具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0823219B2 (ja) | 1996-03-06 |
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